JPH0350040Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0350040Y2 JPH0350040Y2 JP1983022099U JP2209983U JPH0350040Y2 JP H0350040 Y2 JPH0350040 Y2 JP H0350040Y2 JP 1983022099 U JP1983022099 U JP 1983022099U JP 2209983 U JP2209983 U JP 2209983U JP H0350040 Y2 JPH0350040 Y2 JP H0350040Y2
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- JP
- Japan
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- lid
- crown
- frame
- synthetic resin
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は瓶の口部等に嵌装する耐熱王冠に関
するものである。
するものである。
更に詳しくは酒類又はジユース類の如く、その
液体を加熱して充填するところの瓶の瓶口に、嵌
装する耐熱王冠に関するものである。
液体を加熱して充填するところの瓶の瓶口に、嵌
装する耐熱王冠に関するものである。
従来、上記の如き加熱液体の、瓶に対する充填
作業に際して、従来の瓶蓋、例えばポリエチレン
樹脂製の瓶蓋等は、その熱により若干変形し瓶口
に対する弾性による圧接が弱まつてしまう。この
考案はこのような問題を解決するためになされた
もので、その目的は上記の如き加熱液体の充填に
際して瓶口に対する弾性による圧接力の減退の少
い王冠を得ることであり、それとともに瓶詰商品
の、商品流通段階での不正な詰替えを防止し得
る、耐熱王冠を得ることである。
作業に際して、従来の瓶蓋、例えばポリエチレン
樹脂製の瓶蓋等は、その熱により若干変形し瓶口
に対する弾性による圧接が弱まつてしまう。この
考案はこのような問題を解決するためになされた
もので、その目的は上記の如き加熱液体の充填に
際して瓶口に対する弾性による圧接力の減退の少
い王冠を得ることであり、それとともに瓶詰商品
の、商品流通段階での不正な詰替えを防止し得
る、耐熱王冠を得ることである。
頂壁及び円筒部を有する合成樹脂製の蓋と、該
蓋の外周に嵌着され、該蓋の円筒部に縮径方向の
力を与える円筒状の合成樹脂製枠体とから成り、
該枠体は上記蓋を形成する合成樹脂の溶融温度よ
りも高く、かつ水の沸点よりも高い溶融温度を有
する合成樹脂により形成されており、該枠体の内
周面又は前記蓋の円筒部の外周面のいづれか一方
に周方向の突条が形成され、該いづれか一方の突
条により前記蓋及び枠体の両者が互いに圧接させ
られて王冠が形成されており、該王冠に、封印片
を介して周方向のプルリングが設けられているこ
とを特徴とする耐熱王冠である。
蓋の外周に嵌着され、該蓋の円筒部に縮径方向の
力を与える円筒状の合成樹脂製枠体とから成り、
該枠体は上記蓋を形成する合成樹脂の溶融温度よ
りも高く、かつ水の沸点よりも高い溶融温度を有
する合成樹脂により形成されており、該枠体の内
周面又は前記蓋の円筒部の外周面のいづれか一方
に周方向の突条が形成され、該いづれか一方の突
条により前記蓋及び枠体の両者が互いに圧接させ
られて王冠が形成されており、該王冠に、封印片
を介して周方向のプルリングが設けられているこ
とを特徴とする耐熱王冠である。
以下この考案の実施例について説明する。
第１図〜第５図において、３は合成樹脂の蓋で
あり、頂壁１と円筒部２から成つており、円筒部
２の内側に蓋突起４が設けられている。５は枠体
で、前記蓋３よりも溶融温度の高い合成樹脂で、
かつ水の沸点よりも高い溶融温度の合成樹脂で作
られている。６は突条、７は王冠を示す。又８は
プルリング、９は封印片である。
あり、頂壁１と円筒部２から成つており、円筒部
２の内側に蓋突起４が設けられている。５は枠体
で、前記蓋３よりも溶融温度の高い合成樹脂で、
かつ水の沸点よりも高い溶融温度の合成樹脂で作
られている。６は突条、７は王冠を示す。又８は
プルリング、９は封印片である。
なお図中１１は内突起、１２は瓶口、１３は瓶
突起、１４は瓶口の第二突起、１５は突設部、１
６は外突起を示す。そして前記蓋３は一例として
ポリエチレン樹脂により形成され、枠体５は一例
としてポリプロピレン樹脂により形成された。第
１図〜第６図に示すものは、この考案の第一の実
施例を示すもので、蓋３及び枠体５はそれぞれ第
１図及び第３図に示すように形成され、この両者
３，５を、第５図に示すように嵌合させて王冠７
を形成する。そして前記プルリング８は、枠体５
から突設したものと、蓋３の外周から突設したも
のとから重ね合わされて形成されており、この重
ね合わされたプルリング８をつまんで上方に引張
ることにより、前記蓋３とプルリング８間に設け
られている封印片９がきれ、このプルリング８を
なおも上方に引張ることにより王冠７は瓶口１２
から抜脱できるようになつている。
突起、１４は瓶口の第二突起、１５は突設部、１
６は外突起を示す。そして前記蓋３は一例として
ポリエチレン樹脂により形成され、枠体５は一例
としてポリプロピレン樹脂により形成された。第
１図〜第６図に示すものは、この考案の第一の実
施例を示すもので、蓋３及び枠体５はそれぞれ第
１図及び第３図に示すように形成され、この両者
３，５を、第５図に示すように嵌合させて王冠７
を形成する。そして前記プルリング８は、枠体５
から突設したものと、蓋３の外周から突設したも
のとから重ね合わされて形成されており、この重
ね合わされたプルリング８をつまんで上方に引張
ることにより、前記蓋３とプルリング８間に設け
られている封印片９がきれ、このプルリング８を
なおも上方に引張ることにより王冠７は瓶口１２
から抜脱できるようになつている。
なお枠体５の下端は、半径方向内方に向う内突
起１１が形成され、この上に蓋３の下端部を収容
させてある。又６は突条であり、一例として枠体
５の内側に設けられてあるが、これは蓋３の円筒
部２の外周に設けてもよく、どちらか一方に設け
ればよく、これによつて蓋３と枠体５とが固く圧
接し、密接するようになつている。
起１１が形成され、この上に蓋３の下端部を収容
させてある。又６は突条であり、一例として枠体
５の内側に設けられてあるが、これは蓋３の円筒
部２の外周に設けてもよく、どちらか一方に設け
ればよく、これによつて蓋３と枠体５とが固く圧
接し、密接するようになつている。
この王冠は前記の如く抜脱し、枠体５を、蓋３
の下方に抜き去り、枠体５を廃棄し、蓋３のみを
王冠として使用するのである。
の下方に抜き去り、枠体５を廃棄し、蓋３のみを
王冠として使用するのである。
なお枠体５のプルリング８と蓋３のプルリング
８は単に密接させただけでもよく、又は接着、溶
着等により付着させてもよい。そして前記封印片
９は、この場合蓋３に、即ち柔軟性の高い合成樹
脂により形成されていて、裂き切れ易く形成され
ていることになる。
８は単に密接させただけでもよく、又は接着、溶
着等により付着させてもよい。そして前記封印片
９は、この場合蓋３に、即ち柔軟性の高い合成樹
脂により形成されていて、裂き切れ易く形成され
ていることになる。
次に第７図〜第１０図に示すものは、この考案
の第二実施例を示すもので、蓋３の下端部から外
突起１６を設け、この上に、枠体５の下端部を収
容させて、王冠７を形成してある。
の第二実施例を示すもので、蓋３の下端部から外
突起１６を設け、この上に、枠体５の下端部を収
容させて、王冠７を形成してある。
又、プルリング８は枠体５にのみ設けてあり、
かつ枠体５の上部で内側に設けたものである。こ
の王冠７も、第７図に示すように形成された蓋３
と、第８図に示すように形成された枠体５を、第
１０図に示すように、両者３，５を固く密接嵌合
させて王冠７を形成するのである。この王冠７を
瓶口から抜脱する場合は前記同様にプルリング８
をつまみ、これを上方に引張ることにより、封印
片９を裂切り、ついでそのままなおも上方に引張
ることにより、枠体５を蓋３の外側から抜き去
り、これを廃棄し、次に残つた蓋３を、王冠とし
て用いるのである。
かつ枠体５の上部で内側に設けたものである。こ
の王冠７も、第７図に示すように形成された蓋３
と、第８図に示すように形成された枠体５を、第
１０図に示すように、両者３，５を固く密接嵌合
させて王冠７を形成するのである。この王冠７を
瓶口から抜脱する場合は前記同様にプルリング８
をつまみ、これを上方に引張ることにより、封印
片９を裂切り、ついでそのままなおも上方に引張
ることにより、枠体５を蓋３の外側から抜き去
り、これを廃棄し、次に残つた蓋３を、王冠とし
て用いるのである。
この考案は前記の如く構成されたことにより、
瓶内に、ジユース、又は酒類等の加熱液体を充填
し、この瓶の瓶口にこの耐熱王冠を打栓すると、
蓋３は瓶口を介してもたらされる前記加熱液体の
熱により若干変形し、その圧力が減少するように
させられるが、この場合、溶融温度が蓋３よりも
高く、かつ水の沸点よりも高い溶融温度を有する
合成樹脂製の枠体５が、前記蓋３の外側に突条に
よつて圧接嵌合させられているため、その突条の
断面積は小さく、従つて単位面積当たりの圧接力
は大きく形成されており、従つて蓋３の圧接力の
熱による減少にたいし、前記枠体５から部分的に
強く圧接力が補充される。このため減少した蓋３
の圧接力は前記枠体５により効果的に補充される
から、蓋３の加熱液体による密閉力の減少を実用
上無視し得る程度に抑制することができる。
瓶内に、ジユース、又は酒類等の加熱液体を充填
し、この瓶の瓶口にこの耐熱王冠を打栓すると、
蓋３は瓶口を介してもたらされる前記加熱液体の
熱により若干変形し、その圧力が減少するように
させられるが、この場合、溶融温度が蓋３よりも
高く、かつ水の沸点よりも高い溶融温度を有する
合成樹脂製の枠体５が、前記蓋３の外側に突条に
よつて圧接嵌合させられているため、その突条の
断面積は小さく、従つて単位面積当たりの圧接力
は大きく形成されており、従つて蓋３の圧接力の
熱による減少にたいし、前記枠体５から部分的に
強く圧接力が補充される。このため減少した蓋３
の圧接力は前記枠体５により効果的に補充される
から、蓋３の加熱液体による密閉力の減少を実用
上無視し得る程度に抑制することができる。
又、プルリング８と王冠７間に封印片９を設け
たことにより、瓶内容を不正に詰替えようとして
プルリング８を引張れば、封印片９は切れてしま
うから、これにより不正な詰替えを防止すること
もできる。
たことにより、瓶内容を不正に詰替えようとして
プルリング８を引張れば、封印片９は切れてしま
うから、これにより不正な詰替えを防止すること
もできる。
第１図〜第６図はこの考案の第一の実施例を示
すもので、第１図は耐熱王冠の、蓋の半断面図、
第２図は同平面図、第３図は耐熱王冠の枠体の半
断面図、第４図は同平面図、第５図は瓶口嵌着時
の耐熱王冠の半断面図、第６図は同王冠の平面
図、第７図〜第１０図はこの考案の第二の実施例
を示すもので、第７図は耐熱王冠の、蓋の半断面
図、第８図は同枠体の半断面図、第９図は同枠体
の平面図、第１０図は耐熱王冠の半断面図であ
る。 １……頂壁、２……円筒部、３……蓋、４……
蓋突起、５……枠体、７……王冠、８……プルリ
ング、９……封印片。
すもので、第１図は耐熱王冠の、蓋の半断面図、
第２図は同平面図、第３図は耐熱王冠の枠体の半
断面図、第４図は同平面図、第５図は瓶口嵌着時
の耐熱王冠の半断面図、第６図は同王冠の平面
図、第７図〜第１０図はこの考案の第二の実施例
を示すもので、第７図は耐熱王冠の、蓋の半断面
図、第８図は同枠体の半断面図、第９図は同枠体
の平面図、第１０図は耐熱王冠の半断面図であ
る。 １……頂壁、２……円筒部、３……蓋、４……
蓋突起、５……枠体、７……王冠、８……プルリ
ング、９……封印片。
Claims (1)
- 頂壁及び円筒部を有する合成樹脂製の蓋と、該
蓋の外周に嵌着され、該蓋の円筒部に縮径方向の
力を与える円筒状の合成樹脂製枠体とから成り、
該枠体は上記蓋を形成する合成樹脂の溶融温度よ
りも高く、かつ水の沸点よりも高い溶融温度を有
する合成樹脂により形成されており、該枠体の内
周面又は前記蓋の円筒部の外周面のいづれか一方
に周方向の突条が形成され、該いづれか一方の突
条により前記蓋及び枠体の両者が互いに圧接させ
られて王冠が形成されており、該王冠に、封印片
を介して周方向のプルリングが設けられているこ
とを特徴とする耐熱王冠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2209983U JPS59126960U (ja) | 1983-02-17 | 1983-02-17 | 耐熱王冠 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2209983U JPS59126960U (ja) | 1983-02-17 | 1983-02-17 | 耐熱王冠 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59126960U JPS59126960U (ja) | 1984-08-27 |
| JPH0350040Y2 true JPH0350040Y2 (ja) | 1991-10-25 |
Family
ID=30153211
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2209983U Granted JPS59126960U (ja) | 1983-02-17 | 1983-02-17 | 耐熱王冠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59126960U (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5551792A (en) * | 1978-10-06 | 1980-04-15 | Sumitomo Chemical Co | Ammonium nitrate composition for explosives |
| JPS5730280U (ja) * | 1980-07-25 | 1982-02-17 |
-
1983
- 1983-02-17 JP JP2209983U patent/JPS59126960U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5551792A (en) * | 1978-10-06 | 1980-04-15 | Sumitomo Chemical Co | Ammonium nitrate composition for explosives |
| JPS5730280U (ja) * | 1980-07-25 | 1982-02-17 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59126960U (ja) | 1984-08-27 |
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