JPH10287269A - 自動車のフロントサイドメンバ構造 - Google Patents

自動車のフロントサイドメンバ構造

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JPH10287269A JP9912697A JP9912697A JPH10287269A JP H10287269 A JPH10287269 A JP H10287269A JP 9912697 A JP9912697 A JP 9912697A JP 9912697 A JP9912697 A JP 9912697A JP H10287269 A JPH10287269 A JP H10287269A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車体との溶接長さ及び車体重量の増大を抑え
ながら、フロントサイドメンバに加わる各種入力を確実
に支持することができる自動車のフロントサイドメンバ
構造を提供する。 【解決手段】 フロントサイドメンバ1を、薄肉押出材
で形成された前側メンバ2と、厚肉押出材で形成された
後側メンバ3とを連結して形成すると共に、フロントサ
イドメンバ1の側面における両メンバ2、3の連結部5
に、該連結部5を覆うようにしてストラットハウジング
7の下端部8を接合したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は自動車のフロント
サイドメンバ構造、特にフロントサイドメンバを押出材
により形成する自動車のフロントサイドメンバ構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の押出材を利用したフロントサイド
メンバは、フロントサイドメンバ全体が一定厚さの厚肉
押出材で形成されている(類似技術として、特開平4−
228375号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、フロントサイドメンバが一
定厚さの厚肉押出材で形成されているため、フロントサ
イドメンバが曲がりにくく、フロントサイドメンバに加
わる入力が全てフロントサイドメンバ後端の車体溶接部
に集中する。そのため、そのような入力集中に耐え得る
ように、フロントサイドメンバと車体との溶接長さを拡
大したり、車体側構成部品の板厚を増したりする等の対
策が必要となり、溶接作業の困難化、車体重量の増加を
招いている。
【0004】この発明はこのような従来の技術に着目し
てなされたものであり、車体との溶接長さ及び車体重量
の増大を抑えながら、フロントサイドメンバに加わる各
種入力を確実に支持することができる自動車のフロント
サイドメンバ構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
フロントサイドメンバを、薄肉押出材で形成された前側
メンバと、厚肉押出材で形成された後側メンバとを連結
して形成すると共に、フロントサイドメンバの側面にお
ける両メンバの連結部に、該連結部を覆うようにしてス
トラットハウジングの下端部を接合したものである。
【0006】請求項1記載の発明によれば、フロントサ
イドメンバが、薄肉押出材で形成された前側メンバと、
厚肉押出材で形成された後側メンバとから形成されてい
るため、フロントサイドメンバが全体的に曲がり易い。
そのため、フロントサイドメンバに各種入力が加わった
場合に、フロントサイドメンバ全体が曲がり変形するこ
とで、入力を吸収することができる。フロントサイドメ
ンバが曲がろうとする際に、連結部を引き剥がそうとす
る力が加わるが、該連結部にストラットハウジングの下
端部が接合されているため、連結部に発生する引っ張り
力を、ストラットハウジングの下端部面内及びストラッ
トハウジング全体を介して、上部に位置するフードリッ
ジや上屋全体に力を分散でき、連結部における発生応力
を最小限に抑えることができる。従って、車体との溶接
長さや重量増大を抑えながら、フロントサイドメンバに
加わる各種入力を確実に支持することができる。更に、
フロントサイドメンバの前側メンバが薄肉押出材で形成
されているため、該前側メンバの塑性変形により、前面
衝突時の軸圧縮方向に加わるエネルギーを確実に吸収す
ることができる。
【0007】請求項2記載の発明は、ストラットハウジ
ングの下端部が、フロントサイドメンバの側面の上下中
心付近まで延設されている。
【0008】請求項2記載の発明によれば、フロントサ
イドメンバの連結部に発生する曲げモーメントによる引
っ張り力を、より確実にストラットハウジングに伝達し
て車体全体に分散させることができる。
【0009】請求項3記載の発明は、フロントサイドメ
ンバの上面における連結部に、該連結部を覆うようにし
てアッパレインフォースを接合すると共に、該アッパレ
インフォースをストラットハウジングに結合したもので
ある。
【0010】請求項3記載の発明によれば、フロントサ
イドメンバの連結部上面に発生する曲げモーメントによ
る引っ張り力を、アッパレインフォース及びストラット
ハウジングを介して、より一層車体全体へ分散させるこ
とができる。
【0011】請求項4記載の発明は、フロントサイドメ
ンバの下面における連結部に、該連結部を覆うようにし
てサスペンションブラケットを接合したものである。
【0012】請求項4記載の発明によれば、フロントサ
イドメンバの曲げモーメントによる連結部下面での圧縮
力による座屈を抑えることができると共に、サスペンシ
ョンへの下方向入力による連結部での発生応力も最小限
に抑えることができる。
【0013】請求項5記載の発明は、ストラットハウジ
ングの全長にわたって下端部をフロントサイドメンバの
側面に接合し、且つ該ストラットハウジングの下端部の
範囲内にサスペンションブラケットを接合したものであ
る。
【0014】請求項5記載の発明によれば、フロントサ
イドメンバの曲げモーメントに対する断面係数の分布が
連結部で大きくなるため、各種入力による連結部での発
生応力を小さくすることができる。
【0015】請求項6記載の発明は、フロントサイドメ
ンバの連結部を上下方向又は車幅方向で斜めにしたもの
である。
【0016】請求項6記載の発明によれば、連結部付近
における断面係数の分布が連続的に大きくなるため、各
種入力による連結部での発生応力をより一層小さくする
ことができる。
【0017】請求項7記載の発明は、フロントサイドメ
ンバの連結部を上下方向又は車幅方向でV状にしたもの
である。
【0018】請求項7記載の発明によれば、フロントサ
イドメンバへの曲げ入力だけでなく、前面衝突時の軸圧
縮においても、より一層確実に、前側メンバの塑性変形
によるエネルギー吸収を行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を図面に基づいて説明する。
【0020】図1〜図6はこの発明の第1実施形態を示
す図である。1がフロントサイドメンバで、車体の左右
両側に各々前後方向に沿った状態で配されている(尚、
図1では左側だけを代表して図示している)。このフロ
ントサイドメンバ1は、薄肉押出材で形成された断面変
則六角形の前側メンバ2と、厚肉押出材で形成された同
断面の後側メンバ3とを前後方向で連結して形成したも
のである。前側メンバ2は直線状となっており、後側メ
ンバ3はダッシュパネル4に沿った湾曲状をしている。
前側メンバ2と後側メンバ3とは連結部5において溶接
により確実に連結されている。この後側メンバ3の後端
はフロアサイドメンバ6に結合されている。尚、連結部
5に図示せぬインナジョイントを設けても良い。
【0021】7はストラットハウジングで、図示せぬフ
ロントサスペンションを支持するためのものである。こ
のストラットハウジング7の下端部8は垂直状態で、前
記フロントサイドメンバ1の側面における連結部5に、
該連結部5を覆うように溶接されている。下端部8はス
トラットハウジング7の全長にわたって形成されている
もので、且つフロントサイドメンバ1の側面の上下中心
付近まで延設された状態で溶接されている。そして、こ
のストラットハウジング7の上部はフードリッジ9に結
合されている。
【0022】10はアッパレインフォースで、フロント
サイドメンバ1の上面における連結部5に、該連結部5
を覆うようにして溶接されている。このアッパレインフ
ォース10はストラットハウジング7の下端部8と同じ
長さを有し、下端部8と同じ位置に取付けられている。
このアッパレインフォース10は断面クランク形状をし
ており、車体内側の下向きフランジ10aはフロントサ
イドメンバ1の側面に溶接され、車体外側の上向きフラ
ンジ10bはストラットハウジング7に溶接されてい
る。
【0023】11、12は各々サスペンションブラケッ
トで、前側のサスペンションブラケット11は、フロン
トサイドメンバ1の下面における連結部5に、該連結部
5を覆うようにして溶接され、後側のサスペンションブ
ラケット12はフロアサイドメンバ6の下面に溶接され
ている。前側のサスペンションブラケット11はアルミ
鋳物製で、フロントサイドメンバ1の側面に溶接される
フランジ11aも形成されている。そして、前後のサス
ペンションブラケット11、12間に図示せぬサスペン
ションメンバが取付けられる。尚、13は牽引係止部で
ある。
【0024】次に本実施形態を作用を説明する。尚、図
6は、フロントサイドメンバ1の前後にわたる上下方向
断面係数分布図(Z)、曲げモーメント図(BMD)、
曲げモーメントによる発生応力分布図(σ)、はりモデ
ルを各々示している。
【0025】この実施形態のフロントサイドメンバ1
は、薄肉の前側メンバ2と厚肉の後側メンバ3とを連結
しており、その連結部5に、ストラットハウジング7の
下端部8、アッパレインフォース10、サスペンション
ブラケット11を各々接合しているため、フロントサイ
ドメンバ1の曲げモーメントに対する断面係数の分布が
連結部5を境に後側で大きくなっている。
【0026】従って、フロントサイドメンバ1に対して
後述するような各種の入力が加わり、図5のように、フ
ロントサイドメンバ1全体に曲げモーメントMが生じた
場合、連結部5において前側メンバ2と後側メンバ3と
を引き剥がそうとする力が生じるが、連結部5にはスト
ラットハウジング7の下端部8が接合されているため、
連結部5に発生する引っ張り力を、ストラットハウジン
グ7の下端部8における面内、及びストラットハウジン
グ7全体を介して、上部に位置するフードリッジ9や上
屋全体に分散することができ、連結部5における発生応
力を最小限に抑えることができる。特に、ストラットハ
ウジング7の下端部8が、フロントサイドメンバ1の側
面の上下中心付近まで延設されているため、連結部5に
発生す引っ張り力の伝達がより一層確実になる。
【0027】アッパレインフォース10やサスペンショ
ンブラケット11も、連結部5での剥離を防止してい
る。すなわち、フロントサイドメンバ1の上面における
連結部5に、該連結部5を覆うようにしてアッパレイン
フォース10を接合すると共に、該アッパレインフォー
ス10をストラットハウジング7に結合しているため、
連結部5上面に発生する引っ張り力を、アッパレインフ
ォース10及びストラットハウジング7を介して、より
一層車体全体へ分散させることができる。そして、サス
ペンションブラケット11により連結部5の下面の圧縮
力による座屈を抑えると共に、サスペンションへの下方
向入力による連結部での発生応力も最小限に抑えること
ができる。
【0028】次に、曲げモーメント図(BMD)と曲げ
モーメントによる発生応力分布図(σ)について説明す
る。
【0029】前面衝突による軸心入力F1 が加わった場
合:フロントサイドメンバ1に対して軸心入力F1 が加
わった場合、後側メンバ3の湾曲部に曲げモーメントが
生じるが、後側メンバ3が厚肉で且つ左右には図示しな
いダッシュロアやアウトリガーが存在するため、曲げモ
ーメントの力は車体全体に分散される。前側メンバ2に
は曲げモーメントがほとんど生じないため、前側メンバ
2の軸方向塑性変形により、軸心入力F1 を効率良く吸
収することができる。
【0030】前面衝突によるオフセット入力F2 が加わ
った場合:フロントサイドメンバ1に対してオフセット
入力F2 が加わった場合、フロントサイドメンバ1は、
ダッシュパネル4までほぼ同程度の曲げモーメントが発
生する。従って、断面係数の大きい連結部5に発生する
応力は小さく、前側メンバ2の軸方向塑性変形により該
オフセット入力F2 を効率良く吸収することができる。
【0031】牽引入力F3 が加わった場合:牽引入力F
3 は下方向への入力になるため、ダッシュパネル4付近
を固定端とする片持ち梁となり、ダッシュパネル4側へ
いくほど曲げモーメントが大きくなる。しかしながら、
連結部5の断面係数が大きく、薄肉押出材で形成された
前側メンバ2の応力が大きくなるため、連結部5におけ
る前側メンバ2と後側メンバ3との力の伝達が確実にな
る。一方、前側メンバ2の応力の絶対値も小さく、塑性
変形も最小限に抑えることができる。
【0032】サスペンション突上げ力F4 が加わった場
合:サスペンション突上げ力F4 により、フロントサイ
ドメンバ1全体が曲がろうとし、連結部5に引き剥がそ
うとする力が加わっても、連結部5の上部に発生する引
っ張り力をストラットハウジング7の下端部8の面内及
びストラットハウジング7全体を介して、上部に位置す
るフードリッジ9や上屋全体に力を分散することがで
き、連結部5における発生応力を最小限に抑えることが
できる。
【0033】図7はこの発明の第2実施形態を示す図で
ある。この第2実施形態では、フロントサイドメンバ1
の連結部14を、上下方向(車幅方向でも可)で斜めに
したものである。具体的には、連結部14が後方へ向け
て漸次下がるように斜めにしたものである。
【0034】このようにしたことにより、連結部14付
近における断面係数の分布が連続的に大きくなるため、
各種入力による連結部14での発生応力をより一層小さ
くすることができる。その他の構成及び作用効果は先の
第1実施形態と同様につき、共通部分に同一符号を付
し、重複説明を省略する。
【0035】図8はこの発明の第3実施形態を示す図で
ある。この第3実施形態では、フロントサイドメンバ1
の連結部15を、上下方向(車幅方向でも可)で、前向
きの(後向きでも可)V状にしたものである。
【0036】このようにしたことにより、フロントサイ
ドメンバ1への曲げ入力だけでなく、前面衝突時の軸圧
縮においても、より一層確実に、前側メンバ2の塑性変
形によるエネルギー吸収を行うことができる。その他の
構成及び作用効果は先の第1実施形態と同様につき、共
通部分に同一符号を付し、重複説明を省略する。
【0037】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、フロント
サイドメンバが、薄肉押出材で形成された前側メンバ
と、厚肉押出材で形成された後側メンバとから形成され
ているため、フロントサイドメンバが全体的に曲がり易
い。そのため、フロントサイドメンバに各種入力が加わ
った場合に、フロントサイドメンバ全体が曲がり変形す
ることで、入力を吸収することができる。フロントサイ
ドメンバが曲がろうとする際に、連結部を引き剥がそう
とする力が加わるが、該連結部にストラットハウジング
の下端部が接合されているため、連結部に発生する引っ
張り力を、ストラットハウジングの下端部面内及びスト
ラットハウジング全体を介して、上部に位置するフード
リッジや上屋全体に力を分散でき、連結部における発生
応力を最小限に抑えることができる。従って、車体との
溶接長さや重量増大を抑えながら、フロントサイドメン
バに加わる各種入力を確実に支持することができる。更
に、フロントサイドメンバの前側メンバが薄肉押出材で
形成されているため、該前側メンバの塑性変形により、
前面衝突時の軸圧縮方向に加わるエネルギーを確実に吸
収することができる。
【0038】請求項2記載の発明によれば、フロントサ
イドメンバの連結部に発生する曲げモーメントによる引
っ張り力を、より確実にストラットハウジングに伝達し
て車体全体に分散させることができる。
【0039】請求項3記載の発明によれば、フロントサ
イドメンバの連結部上面に発生する曲げモーメントによ
る引っ張り力を、アッパレインフォース及びストラット
ハウジングを介して、より一層車体全体へ分散させるこ
とができる。
【0040】請求項4記載の発明によれば、フロントサ
イドメンバの曲げモーメントによる連結部下面での圧縮
力による座屈を抑えることができると共に、サスペンシ
ョンへの下方向入力による連結部での発生応力も最小限
に抑えることができる。
【0041】請求項5記載の発明によれば、フロントサ
イドメンバの曲げモーメントに対する断面係数の分布が
連結部で大きくなるため、各種入力による連結部での発
生応力を小さくすることができる。
【0042】請求項6記載の発明によれば、連結部付近
における断面係数の分布が連続的に大きくなるため、各
種入力による連結部での発生応力をより一層小さくする
ことができる。
【0043】請求項7記載の発明によれば、フロントサ
イドメンバへの曲げ入力だけでなく、前面衝突時の軸圧
縮においても、より一層確実に、前側メンバの塑性変形
によるエネルギー吸収を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係るフロントサイド
メンバ構造を示す分解斜視図。
【図2】図1中矢示SA−SA線に沿う断面図。
【図3】図1中矢示SB−SB線に沿う断面図。
【図4】フロントサイドメンバ構造を示す側面図。
【図5】曲げモーメントが発生した状態を示す図4の要
部拡大側面図。
【図6】連結部付近における断面係数分布、曲げモーメ
ント分布、応力分布、はりモデルを示す図。
【図7】第2実施形態に係るフロントサイドメンバ構造
の連結部付近の側面図及びその断面係数分布を示す図。
【図8】第3実施形態に係るフロントサイドメンバ構造
の連結部付近の側面図及びその断面係数分布を示す図。
【符号の説明】
1 フロントサイドメンバ 2 前側メンバ 3 後側メンバ 5、14、15 連結部 7 ストラットハウジング 8 下端部 10 アッパレインフォース 11 サスペンションブラケット

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントサイドメンバを、薄肉押出材で
    形成された前側メンバと、厚肉押出材で形成された後側
    メンバとを連結して形成すると共に、フロントサイドメ
    ンバの側面における両メンバの連結部に、該連結部を覆
    うようにしてストラットハウジングの下端部を接合した
    ことを特徴とする自動車のフロントサイドメンバ構造。
  2. 【請求項2】 ストラットハウジングの下端部が、フロ
    ントサイドメンバの側面の上下中心付近まで延設されて
    いる請求項1記載の自動車のフロントサイドメンバ構
    造。
  3. 【請求項3】 フロントサイドメンバの上面における連
    結部に、該連結部を覆うようにしてアッパレインフォー
    スを接合すると共に、該アッパレインフォースをストラ
    ットハウジングに結合した請求項1又は請求項2記載の
    自動車のフロントサイドメンバ構造。
  4. 【請求項4】 フロントサイドメンバの下面における連
    結部に、該連結部を覆うようにしてサスペンションブラ
    ケットを接合した請求項1〜3のいずれか1項に記載の
    自動車のフロントサイドメンバ構造。
  5. 【請求項5】 ストラットハウジングの全長にわたって
    下端部をフロントサイドメンバの側面に接合し、且つ該
    ストラットハウジングの下端部の範囲内にサスペンショ
    ンブラケットを接合した請求項4記載の自動車のフロン
    トサイドメンバ構造。
  6. 【請求項6】 フロントサイドメンバの連結部を上下方
    向又は車幅方向で斜めにした請求項1〜5のいずれか1
    項に記載の自動車のフロントサイドメンバ構造。
  7. 【請求項7】 フロントサイドメンバの連結部を上下方
    向又は車幅方向でV状にした請求項1〜5のいずれか1
    項に記載の自動車のフロントサイドメンバ構造。
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