JPH10285942A - 圧電トランスの制御回路及び制御方法 - Google Patents
圧電トランスの制御回路及び制御方法Info
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- JPH10285942A JPH10285942A JP9260424A JP26042497A JPH10285942A JP H10285942 A JPH10285942 A JP H10285942A JP 9260424 A JP9260424 A JP 9260424A JP 26042497 A JP26042497 A JP 26042497A JP H10285942 A JPH10285942 A JP H10285942A
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Classifications
-
- Y02B20/202—
Landscapes
- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
- Generation Of Surge Voltage And Current (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 入力電圧の変化に関らず、負荷電流を所定値
に制御し、圧電トランスを高効率で駆動可能な圧電トラ
ンスの制御回路及び制御方法の提供。 【解決手段】 入力電圧が上昇した場合、圧電トランス
1を駆動する正弦波電圧(の振幅)が大きくなるため整
流回路9にて整流した検出電圧Vtiも大きくなる。する
と、検出電圧Vtiと基準電圧Vref2とを比較する誤差増
幅回路10の出力電圧は上昇する。誤差増幅回路10の
出力電圧が上昇すると、電圧制御発振回路11は、出力
する発振信号のデューティー比を小さくする。駆動回路
7では、発振信号のデューティー比が小さくなるに従っ
て、出力する矩形波に含まれる基本波の振幅を小さく
し、圧電トランス1の駆動電圧を小さくする。
に制御し、圧電トランスを高効率で駆動可能な圧電トラ
ンスの制御回路及び制御方法の提供。 【解決手段】 入力電圧が上昇した場合、圧電トランス
1を駆動する正弦波電圧(の振幅)が大きくなるため整
流回路9にて整流した検出電圧Vtiも大きくなる。する
と、検出電圧Vtiと基準電圧Vref2とを比較する誤差増
幅回路10の出力電圧は上昇する。誤差増幅回路10の
出力電圧が上昇すると、電圧制御発振回路11は、出力
する発振信号のデューティー比を小さくする。駆動回路
7では、発振信号のデューティー比が小さくなるに従っ
て、出力する矩形波に含まれる基本波の振幅を小さく
し、圧電トランス1の駆動電圧を小さくする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、冷陰極管
の駆動装置に使用して好適な圧電トランスの制御回路及
び制御方法に関する。
の駆動装置に使用して好適な圧電トランスの制御回路及
び制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、持ち運びの容易なノート型パーソ
ナルコンピュータ等には、その表示装置として液晶表示
器が広く用いられている。この液晶表示装置の内部に
は、液晶表示パネルを背照すべく、所謂バックライトと
して冷陰極管が備えられており、その冷陰極管を点灯さ
せるには、電池等の直流低電圧から点灯開始時1000
Vrms以上、定常点灯時500Vrms程度の交流高
電圧への変換が可能な昇圧インバータが必要とされる。
従来、この昇圧インバータの昇圧用トランスとして、巻
線トランスが使われていたが、最近では機械エネルギー
を介して電気変換することによって昇圧を行う圧電トラ
ンスが使用されるようになりつつある。この圧電トラン
スは、出力負荷(負荷抵抗)の大きさによって昇圧比が
大きく変化するという一般には好ましくない特性を有し
ているが、一方でこの負荷抵抗への依存性が冷陰極管の
インバータ電源の特性として適しているため、液晶表示
器の薄型化、高効率化の要求に応える小型高圧電源とし
て注目されている。このような圧電トランスの制御回路
の一例を、図1を参照して説明する。
ナルコンピュータ等には、その表示装置として液晶表示
器が広く用いられている。この液晶表示装置の内部に
は、液晶表示パネルを背照すべく、所謂バックライトと
して冷陰極管が備えられており、その冷陰極管を点灯さ
せるには、電池等の直流低電圧から点灯開始時1000
Vrms以上、定常点灯時500Vrms程度の交流高
電圧への変換が可能な昇圧インバータが必要とされる。
従来、この昇圧インバータの昇圧用トランスとして、巻
線トランスが使われていたが、最近では機械エネルギー
を介して電気変換することによって昇圧を行う圧電トラ
ンスが使用されるようになりつつある。この圧電トラン
スは、出力負荷(負荷抵抗)の大きさによって昇圧比が
大きく変化するという一般には好ましくない特性を有し
ているが、一方でこの負荷抵抗への依存性が冷陰極管の
インバータ電源の特性として適しているため、液晶表示
器の薄型化、高効率化の要求に応える小型高圧電源とし
て注目されている。このような圧電トランスの制御回路
の一例を、図1を参照して説明する。
【0003】図1は、従来例としての圧電トランスの制
御回路のブロック構成図である。
御回路のブロック構成図である。
【0004】図中、101は圧電トランス、102は圧
電トランス101の出力側に接続された冷陰極管等の負
荷、103は負荷に流れる電流を検出するための検出用
抵抗Rdet、104は検出用抵抗103に生じた交流電
圧を直流電圧に変換する整流回路、105は整流回路1
04にて整流後の電圧(以下、負荷電流検出電圧)Vri
と基準電圧Vrefとを比較し、比較結果である差を増幅
する誤差増幅回路、106は誤差増幅回路105の出力
電圧に応じた発振周波数の信号(以下、発振信号)を出
力する電圧制御発振回路、そして107は電圧制御発振
回路106の発振信号と入力電圧Vi(直流)に基づい
て圧電トランス101を駆動する駆動回路である。
電トランス101の出力側に接続された冷陰極管等の負
荷、103は負荷に流れる電流を検出するための検出用
抵抗Rdet、104は検出用抵抗103に生じた交流電
圧を直流電圧に変換する整流回路、105は整流回路1
04にて整流後の電圧(以下、負荷電流検出電圧)Vri
と基準電圧Vrefとを比較し、比較結果である差を増幅
する誤差増幅回路、106は誤差増幅回路105の出力
電圧に応じた発振周波数の信号(以下、発振信号)を出
力する電圧制御発振回路、そして107は電圧制御発振
回路106の発振信号と入力電圧Vi(直流)に基づい
て圧電トランス101を駆動する駆動回路である。
【0005】図2は、従来例としての駆動回路の内部構
成の一例を示す図である。
成の一例を示す図である。
【0006】図中、107aは入力電圧Viを電圧制御
発振回路106からの発振信号に応じてスイッチングす
ることにより交流電圧を発生するFET(電界効果トラ
ンジスタ)等のトランジスタ、107bはその交流電圧
を圧電トランス101に印加する巻線トランスである。
この巻線トランス107bは、2次側の誘導成分と圧電
トランス101の容量成分とによるフィルタ効果を有す
るため、トランジスタ107aのスイッチングによって
生じた矩形波電圧は、巻線トランス107bの2次側で
は正弦波となって圧電トランスに印加される。その正弦
波電圧によって圧電トランス101は駆動され、圧電ト
ランス101の出力側には交流の高電圧が発生する。
発振回路106からの発振信号に応じてスイッチングす
ることにより交流電圧を発生するFET(電界効果トラ
ンジスタ)等のトランジスタ、107bはその交流電圧
を圧電トランス101に印加する巻線トランスである。
この巻線トランス107bは、2次側の誘導成分と圧電
トランス101の容量成分とによるフィルタ効果を有す
るため、トランジスタ107aのスイッチングによって
生じた矩形波電圧は、巻線トランス107bの2次側で
は正弦波となって圧電トランスに印加される。その正弦
波電圧によって圧電トランス101は駆動され、圧電ト
ランス101の出力側には交流の高電圧が発生する。
【0007】次に、上記の構成を備える制御回路の動作
について図3を参照して説明する。
について図3を参照して説明する。
【0008】図3は、圧電トランスの出力電圧及び負荷
電流についての周波数特性の一例を説明する図である。
電流についての周波数特性の一例を説明する図である。
【0009】圧電トランス101は、同図(上側)に示
す如く圧電トランス101が有する共振周波数を頂上と
する山形の共振周波数特性を有し、圧電トランス101
の出力電圧によって負荷102に流れる電流も同様な山
形の特性となることが一般的に知られている。尚、同図
(下側)では、負荷電流を負荷電流検出電圧Vriで表わ
している(特性曲線A)。この特性において、右側(右
下がり)の部分を使った制御について説明する。当該制
御回路への電源を投入すると、電圧制御発振回路106
は初期周波数faで発振を開始する。その際、負荷10
2には電流が流れていないため、検出抵抗103に発生
する電圧は零である。従って、誤差増幅回路105は、
負荷電流検出電圧Vriと基準電圧Vrefとを比較した結
果である負の電圧を電圧制御発振回路106に出力す
る。そして、電圧制御回路106はその電圧に応じて発
振信号の発振周波数を低周波側にシフトさせるため、周
波数が低周波側にシフトしていくに従って圧電トランス
101の出力電圧は上昇し、負荷電流(負荷電流検出電
圧Vri)も増加し始める。そして、負荷電流(負荷電流
検出電圧Vri)と基準電圧Vrefとが同じになったとこ
ろで周波数が安定する(fb)。このような動作を行う
制御回路において、もし、圧電トランス101の共振周
波数が温度変化や経時変化によって変化しても、その変
化に応じて電圧制御発振回路106の発振周波数がシフ
トするため、常に負荷電流を略一定に保つことができ
る。
す如く圧電トランス101が有する共振周波数を頂上と
する山形の共振周波数特性を有し、圧電トランス101
の出力電圧によって負荷102に流れる電流も同様な山
形の特性となることが一般的に知られている。尚、同図
(下側)では、負荷電流を負荷電流検出電圧Vriで表わ
している(特性曲線A)。この特性において、右側(右
下がり)の部分を使った制御について説明する。当該制
御回路への電源を投入すると、電圧制御発振回路106
は初期周波数faで発振を開始する。その際、負荷10
2には電流が流れていないため、検出抵抗103に発生
する電圧は零である。従って、誤差増幅回路105は、
負荷電流検出電圧Vriと基準電圧Vrefとを比較した結
果である負の電圧を電圧制御発振回路106に出力す
る。そして、電圧制御回路106はその電圧に応じて発
振信号の発振周波数を低周波側にシフトさせるため、周
波数が低周波側にシフトしていくに従って圧電トランス
101の出力電圧は上昇し、負荷電流(負荷電流検出電
圧Vri)も増加し始める。そして、負荷電流(負荷電流
検出電圧Vri)と基準電圧Vrefとが同じになったとこ
ろで周波数が安定する(fb)。このような動作を行う
制御回路において、もし、圧電トランス101の共振周
波数が温度変化や経時変化によって変化しても、その変
化に応じて電圧制御発振回路106の発振周波数がシフ
トするため、常に負荷電流を略一定に保つことができ
る。
【0010】従って、図1の制御回路によれば、負荷電
流検出電圧Vriを基準電圧Vrefにすべく周波数制御が
行われ、その周波数制御によって負荷電流が所定値に保
持されるようになる。
流検出電圧Vriを基準電圧Vrefにすべく周波数制御が
行われ、その周波数制御によって負荷電流が所定値に保
持されるようになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のような圧電トランスの制御回路において、入力電
圧Viが大きくなると、圧電トランス101を駆動する
電圧が増加することによって圧電トランス101の出力
電圧も上昇する(図3中の特性曲線B)。出力電圧が上
昇すると、それに伴って圧電トランス101の出力側に
接続された負荷電流も増加するため、基準電圧Vrefに
比べて負荷電流検出電圧Vriが大きくなり、結果として
発振信号の周波数が高周波方向のfcにシフトしてしま
う。逆に、入力電圧が小さくなった場合は、負荷電流が
減少するため発振信号の周波数が低周波側にシフトして
しまう。一般に、圧電トランスの入出力の変換効率は、
圧電トランスの共振周波数付近で駆動する場合が最も効
率が良く、高周波側に周波数がずれるほど効率が低下す
るという特性を持っている。従って、当該制御回路は、
入力電圧Viが変化しても負荷電流を所定値に保持する
という望ましい機能を有してはいるが、入力電圧Viの
変動によって圧電トランスの駆動周波数が変動してしま
うため、結果として変換効率が低下してしまうという問
題がある。
来例のような圧電トランスの制御回路において、入力電
圧Viが大きくなると、圧電トランス101を駆動する
電圧が増加することによって圧電トランス101の出力
電圧も上昇する(図3中の特性曲線B)。出力電圧が上
昇すると、それに伴って圧電トランス101の出力側に
接続された負荷電流も増加するため、基準電圧Vrefに
比べて負荷電流検出電圧Vriが大きくなり、結果として
発振信号の周波数が高周波方向のfcにシフトしてしま
う。逆に、入力電圧が小さくなった場合は、負荷電流が
減少するため発振信号の周波数が低周波側にシフトして
しまう。一般に、圧電トランスの入出力の変換効率は、
圧電トランスの共振周波数付近で駆動する場合が最も効
率が良く、高周波側に周波数がずれるほど効率が低下す
るという特性を持っている。従って、当該制御回路は、
入力電圧Viが変化しても負荷電流を所定値に保持する
という望ましい機能を有してはいるが、入力電圧Viの
変動によって圧電トランスの駆動周波数が変動してしま
うため、結果として変換効率が低下してしまうという問
題がある。
【0012】そこで本発明は、入力電圧の変化に関ら
ず、負荷電流を所定値に制御し、圧電トランスを高効率
で駆動可能な圧電トランスの制御回路及び制御方法の提
供を目的とする。
ず、負荷電流を所定値に制御し、圧電トランスを高効率
で駆動可能な圧電トランスの制御回路及び制御方法の提
供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の圧電トランスの制御回路は、以下の構成を
特徴とする。
め、本発明の圧電トランスの制御回路は、以下の構成を
特徴とする。
【0014】即ち、直流の入力電圧を駆動回路にてスイ
ッチングして交流電圧を発生し、その交流電圧によって
圧電トランスを駆動して交流高電圧を得る圧電トランス
の制御回路であって、前記圧電トランスの駆動電圧の大
きさを検出する駆動電圧検出手段と、その駆動電圧検出
手段の出力と第1の所定値とを比較し、その結果を出力
する駆動電圧誤差出力手段と、その駆動電圧誤差出力手
段の出力に応じて、前記入力電圧をスイッチングする発
振信号を出力する発振手段と、を備えることを特徴と
し、好ましくは前記発振信号が、矩形波であって、前記
発振手段が、該矩形波のデューティ比を調整することを
特徴とする。
ッチングして交流電圧を発生し、その交流電圧によって
圧電トランスを駆動して交流高電圧を得る圧電トランス
の制御回路であって、前記圧電トランスの駆動電圧の大
きさを検出する駆動電圧検出手段と、その駆動電圧検出
手段の出力と第1の所定値とを比較し、その結果を出力
する駆動電圧誤差出力手段と、その駆動電圧誤差出力手
段の出力に応じて、前記入力電圧をスイッチングする発
振信号を出力する発振手段と、を備えることを特徴と
し、好ましくは前記発振信号が、矩形波であって、前記
発振手段が、該矩形波のデューティ比を調整することを
特徴とする。
【0015】好ましくは、更に、前記圧電トランスに接
続された負荷に流れる電流の大きさを検出する負荷電流
検出手段と、その負荷電流検出手段の出力と第2の所定
値とを比較し、その結果を出力する負荷電流誤差出力手
段と、を備えており、前記発振手段が、前記負荷電流誤
差出力手段の出力に応じて前記発振信号の周波数を調整
する周波数調整手段と、前記駆動電圧誤差出力手段の出
力に応じて前記発振信号のデューティ比を調整するデュ
ーティ比調整手段と、を含むとよい。
続された負荷に流れる電流の大きさを検出する負荷電流
検出手段と、その負荷電流検出手段の出力と第2の所定
値とを比較し、その結果を出力する負荷電流誤差出力手
段と、を備えており、前記発振手段が、前記負荷電流誤
差出力手段の出力に応じて前記発振信号の周波数を調整
する周波数調整手段と、前記駆動電圧誤差出力手段の出
力に応じて前記発振信号のデューティ比を調整するデュ
ーティ比調整手段と、を含むとよい。
【0016】これにより、入力電圧の変化に関らず、負
荷電流を第2の所定値に制御し、且つ圧電トランスの駆
動電圧を第1の所定値に制御する。
荷電流を第2の所定値に制御し、且つ圧電トランスの駆
動電圧を第1の所定値に制御する。
【0017】または、上記の目的を達成するため、本発
明の圧電トランスの制御方法は、以下の構成を特徴とす
る。
明の圧電トランスの制御方法は、以下の構成を特徴とす
る。
【0018】即ち、直流の入力電圧をスイッチングして
交流電圧を発生し、その交流電圧によって圧電トランス
を駆動して交流高電圧を得る圧電トランスの制御方法で
あって、前記圧電トランスの駆動電圧の大きさを検出す
る駆動電圧検出工程と、その検出した駆動電圧と第1の
所定値とを比較する第1の比較工程と、その比較結果に
応じて、前記入力電圧をスイッチングする発振信号を生
成する発振工程と、を有することを特徴とする。これに
より、入力電圧の変化に関らず、駆動電圧を第1の所定
値に制御する。
交流電圧を発生し、その交流電圧によって圧電トランス
を駆動して交流高電圧を得る圧電トランスの制御方法で
あって、前記圧電トランスの駆動電圧の大きさを検出す
る駆動電圧検出工程と、その検出した駆動電圧と第1の
所定値とを比較する第1の比較工程と、その比較結果に
応じて、前記入力電圧をスイッチングする発振信号を生
成する発振工程と、を有することを特徴とする。これに
より、入力電圧の変化に関らず、駆動電圧を第1の所定
値に制御する。
【0019】好ましくは、更に、前記圧電トランスに接
続された負荷に流れる電流の大きさを検出する負荷電流
検出工程と、その検出した負荷電流と第2の所定値とを
比較する第2の比較工程と、を有しており、前記発振工
程は、前記第1の比較工程における比較結果に応じて前
記発振信号の周波数を調整する周波数調整工程と、前記
第2の比較工程における比較結果に応じて前記発振信号
のデューティ比を調整するデューティ比調整工程と、を
含むとよい。これにより、入力電圧の変化に関らず、負
荷電流を第2の所定値に制御し、且つ圧電トランスの駆
動電圧を第1の所定値に制御する。
続された負荷に流れる電流の大きさを検出する負荷電流
検出工程と、その検出した負荷電流と第2の所定値とを
比較する第2の比較工程と、を有しており、前記発振工
程は、前記第1の比較工程における比較結果に応じて前
記発振信号の周波数を調整する周波数調整工程と、前記
第2の比較工程における比較結果に応じて前記発振信号
のデューティ比を調整するデューティ比調整工程と、を
含むとよい。これにより、入力電圧の変化に関らず、負
荷電流を第2の所定値に制御し、且つ圧電トランスの駆
動電圧を第1の所定値に制御する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る圧電トランス
の制御回路の一実施形態を図面を参照して説明する。
の制御回路の一実施形態を図面を参照して説明する。
【0021】[第1の実施形態]図4は、本発明の第1
の実施形態としての圧電トランスの制御回路のブロック
構成図である。
の実施形態としての圧電トランスの制御回路のブロック
構成図である。
【0022】図中、1は圧電トランス、2は圧電トラン
ス1の出力側に接続された冷陰極管等の負荷、3は負荷
に流れる電流を検出するための検出用抵抗Rdet、4は
検出用抵抗3に生じた交流電圧を直流電圧に変換する整
流回路、5は整流回路4の出力電圧(負荷電流検出電
圧)Vriと基準電圧Vref1とを比較してその差を増幅す
る誤差増幅回路、7は前述の図2と同様な構成を有する
駆動回路である。また、8a,8bは圧電トランス1の
駆動電圧の大きさを検出するための検出抵抗、9は検出
用抵抗8aに生じた交流電圧を直流電圧に変換する整流
回路、10は整流回路9の出力電圧Vtiと基準電圧Vre
f2とを比較してその差を増幅する誤差増幅回路である。
そして、11は誤差増幅回路5の出力電圧に応じた周波
数で、且つ誤差増幅回路10の出力電圧に応じたデュー
ティ比の発振信号を出力する電圧制御発振回路である。
ス1の出力側に接続された冷陰極管等の負荷、3は負荷
に流れる電流を検出するための検出用抵抗Rdet、4は
検出用抵抗3に生じた交流電圧を直流電圧に変換する整
流回路、5は整流回路4の出力電圧(負荷電流検出電
圧)Vriと基準電圧Vref1とを比較してその差を増幅す
る誤差増幅回路、7は前述の図2と同様な構成を有する
駆動回路である。また、8a,8bは圧電トランス1の
駆動電圧の大きさを検出するための検出抵抗、9は検出
用抵抗8aに生じた交流電圧を直流電圧に変換する整流
回路、10は整流回路9の出力電圧Vtiと基準電圧Vre
f2とを比較してその差を増幅する誤差増幅回路である。
そして、11は誤差増幅回路5の出力電圧に応じた周波
数で、且つ誤差増幅回路10の出力電圧に応じたデュー
ティ比の発振信号を出力する電圧制御発振回路である。
【0023】次に、図4の制御回路における電圧制御発
振回路11の動作を説明する。
振回路11の動作を説明する。
【0024】図5は、本発明の第1の実施形態としての
電圧制御発振回路の内部構成を示す図である。
電圧制御発振回路の内部構成を示す図である。
【0025】図中、電圧制御発振回路11は、三角波発
振回路11aと電圧比較回路11bとを備えている。三
角波発振回路11aは、誤差増幅回路5の出力電圧に応
じた周波数の三角波を発振信号として出力する。また、
電圧比較回路11bは、三角波発振回路11aから出力
される三角波と誤差増幅回路10の出力電圧とを比較し
た結果に基づいて所謂PWM(パルス幅変調)を行い、
矩形波を出力する。従って、誤差増幅回路10の電圧が
上昇するほどデューティ比の小さな発振信号が駆動回路
7に出力される。
振回路11aと電圧比較回路11bとを備えている。三
角波発振回路11aは、誤差増幅回路5の出力電圧に応
じた周波数の三角波を発振信号として出力する。また、
電圧比較回路11bは、三角波発振回路11aから出力
される三角波と誤差増幅回路10の出力電圧とを比較し
た結果に基づいて所謂PWM(パルス幅変調)を行い、
矩形波を出力する。従って、誤差増幅回路10の電圧が
上昇するほどデューティ比の小さな発振信号が駆動回路
7に出力される。
【0026】図4の制御回路において、今、入力電圧V
iとしてDC5Vが印加されており、この状態において
圧電トランス1の駆動電圧としての整流回路9の出力電
圧Vtiと基準電圧Vref2とが一致し、その結果、電圧制
御発振回路11からは40%のデューティ比の発振信号
が出力されていると仮定する。その場合、駆動回路7
は、該40%のデューティ比の発振信号に基づいて圧電
トランス1を駆動することになる。
iとしてDC5Vが印加されており、この状態において
圧電トランス1の駆動電圧としての整流回路9の出力電
圧Vtiと基準電圧Vref2とが一致し、その結果、電圧制
御発振回路11からは40%のデューティ比の発振信号
が出力されていると仮定する。その場合、駆動回路7
は、該40%のデューティ比の発振信号に基づいて圧電
トランス1を駆動することになる。
【0027】この状態から、入力電圧Viが7Vに上昇
したと仮定する。入力電圧Viの上昇により圧電トラン
ス1を駆動する正弦波電圧(の振幅)が大きくなり、圧
電トランス1の入力側に接続された駆動電圧検出抵抗8
a,8b及び整流回路9によって得られる検出電圧Vti
も大きくなる。すると、誤差増幅回路10の出力電圧は
上昇し、電圧制御発振回路11は出力する発振信号のデ
ューティ比を小さくする方向に動作する。そして、駆動
回路7では、発振信号のデューティ比が小さくなるに従
って、トランジスタ107aのスイッチングによって生
じる矩形波電圧のデューティ比も小さくなるため、巻線
トランス107bの2次側に得られる正弦波の振幅も小
さくなる。即ち、圧電トランス1の駆動電圧が小さくな
る方向に動く。反対に入力電圧Viが5Vから下降した
場合は、デューティ比を大きくして圧電トランス1の駆
動電圧を大きくする。このような制御を行うことによ
り、入力電圧Viが変化した場合であっても、負荷電流
を所定値に制御し、且つ駆動電圧を所定値に制御するこ
とができる。従って、圧電トランス1を高効率で駆動で
きるような所定の駆動電圧が常に得られるようになる。
したと仮定する。入力電圧Viの上昇により圧電トラン
ス1を駆動する正弦波電圧(の振幅)が大きくなり、圧
電トランス1の入力側に接続された駆動電圧検出抵抗8
a,8b及び整流回路9によって得られる検出電圧Vti
も大きくなる。すると、誤差増幅回路10の出力電圧は
上昇し、電圧制御発振回路11は出力する発振信号のデ
ューティ比を小さくする方向に動作する。そして、駆動
回路7では、発振信号のデューティ比が小さくなるに従
って、トランジスタ107aのスイッチングによって生
じる矩形波電圧のデューティ比も小さくなるため、巻線
トランス107bの2次側に得られる正弦波の振幅も小
さくなる。即ち、圧電トランス1の駆動電圧が小さくな
る方向に動く。反対に入力電圧Viが5Vから下降した
場合は、デューティ比を大きくして圧電トランス1の駆
動電圧を大きくする。このような制御を行うことによ
り、入力電圧Viが変化した場合であっても、負荷電流
を所定値に制御し、且つ駆動電圧を所定値に制御するこ
とができる。従って、圧電トランス1を高効率で駆動で
きるような所定の駆動電圧が常に得られるようになる。
【0028】<第1の実施形態の変形例>図6は、本発
明の第1の実施形態の変形例としての電圧制御発振回路
の内部構成を示す図である。
明の第1の実施形態の変形例としての電圧制御発振回路
の内部構成を示す図である。
【0029】図中、11cは誤差増幅回路5の出力電圧
に応じた周波数の鋸波を出力する鋸波発振回路、11b
は鋸波発振回路11cから出力される鋸波と誤差増幅回
路10の出力電圧とを比較した結果に基づいて所謂PW
M(パルス幅変調)を行って矩形波を出力する電圧比較
回路を備える。この電圧制御発振回路の動作及び当該回
路を備える圧電トランスの制御回路の動作については、
図4に示した電圧制御発振回路10と略同様であるので
説明は省略する。
に応じた周波数の鋸波を出力する鋸波発振回路、11b
は鋸波発振回路11cから出力される鋸波と誤差増幅回
路10の出力電圧とを比較した結果に基づいて所謂PW
M(パルス幅変調)を行って矩形波を出力する電圧比較
回路を備える。この電圧制御発振回路の動作及び当該回
路を備える圧電トランスの制御回路の動作については、
図4に示した電圧制御発振回路10と略同様であるので
説明は省略する。
【0030】[第2の実施形態]次に、第2の実施形態
として、駆動回路7にスイッチング用のトランジスタを
使用した所謂ハーフブリッジ型、フルブリッジ型の駆動
回路の場合を説明する。ハーフブリッジ型、フルブリッ
ジ型の回路構成については一般的なため、詳細な説明は
省略するが、図7及び図8に駆動回路の概要を示す。
として、駆動回路7にスイッチング用のトランジスタを
使用した所謂ハーフブリッジ型、フルブリッジ型の駆動
回路の場合を説明する。ハーフブリッジ型、フルブリッ
ジ型の回路構成については一般的なため、詳細な説明は
省略するが、図7及び図8に駆動回路の概要を示す。
【0031】図7は、本発明の第2の実施形態としての
ハーフブリッジ型駆動回路の内部構成を示す図である。
ハーフブリッジ型駆動回路の内部構成を示す図である。
【0032】図中、駆動回路7Aには、FET(電界効
果トランジスタ)等のトランジスタ7a,7b(本実施
形態においては、7aをP型トランジスタ、7bをN型
トランジスタとする)が同図の如くハーフブリッジ型に
構成されている。後述の電圧制御発振回路11Aから
は、2種類の発振信号がハイサイド側とローサイド側と
にそれぞれ入力され、トランジスタ7a,7bが交互に
オン/オフを繰り返す。従って、入力電圧Viは、駆動
回路7Aのスイッチング動作によって発振信号に応じた
波高値Viを有する矩形波に変換される。そして、この
矩形波は、チョークコイル10aにて高調波成分が除去
され、正弦波の圧電トランス1の駆動電圧となる。
果トランジスタ)等のトランジスタ7a,7b(本実施
形態においては、7aをP型トランジスタ、7bをN型
トランジスタとする)が同図の如くハーフブリッジ型に
構成されている。後述の電圧制御発振回路11Aから
は、2種類の発振信号がハイサイド側とローサイド側と
にそれぞれ入力され、トランジスタ7a,7bが交互に
オン/オフを繰り返す。従って、入力電圧Viは、駆動
回路7Aのスイッチング動作によって発振信号に応じた
波高値Viを有する矩形波に変換される。そして、この
矩形波は、チョークコイル10aにて高調波成分が除去
され、正弦波の圧電トランス1の駆動電圧となる。
【0033】図8は、本発明の第2の実施形態としての
フルブリッジ型駆動回路の内部構成のを示す図である。
フルブリッジ型駆動回路の内部構成のを示す図である。
【0034】図中、駆動回路7Bには、FET(電界効
果トランジスタ)等のトランジスタ7a〜7d(本実施
形態では、7a,7cをP型トランジスタ、7b,7d
をN型トランジスタとする)が同図の如くフルブリッジ
型に構成されている。また、12は発振信号を反転する
NOT回路(インバータ)、10b,10cはチョーク
コイルである。フルブリッジ型の駆動回路7Bのスイッ
チングは、後述の電圧制御発振回路11Aからの2種類
の発振信号がハイサイド側とローサイド側とにそれぞれ
入力され、トランジスタ7a,7dとトランジスタ7
b,7dとが交互にオン/オフを繰り返すことにより行
われる。入力電圧Viが、駆動回路7Bのスイッチング
動作によって発振信号に応じた波高値Viを有する矩形
波に変換され、チョークコイル10b,10cにて正弦
波に変換されることはハーフブリッジ型の場合と同様で
あるが、フルブリッジ型の場合はその回路構成によりハ
ーフブリッジ型の駆動電圧の2倍の大きさとなることは
言うまでもない。
果トランジスタ)等のトランジスタ7a〜7d(本実施
形態では、7a,7cをP型トランジスタ、7b,7d
をN型トランジスタとする)が同図の如くフルブリッジ
型に構成されている。また、12は発振信号を反転する
NOT回路(インバータ)、10b,10cはチョーク
コイルである。フルブリッジ型の駆動回路7Bのスイッ
チングは、後述の電圧制御発振回路11Aからの2種類
の発振信号がハイサイド側とローサイド側とにそれぞれ
入力され、トランジスタ7a,7dとトランジスタ7
b,7dとが交互にオン/オフを繰り返すことにより行
われる。入力電圧Viが、駆動回路7Bのスイッチング
動作によって発振信号に応じた波高値Viを有する矩形
波に変換され、チョークコイル10b,10cにて正弦
波に変換されることはハーフブリッジ型の場合と同様で
あるが、フルブリッジ型の場合はその回路構成によりハ
ーフブリッジ型の駆動電圧の2倍の大きさとなることは
言うまでもない。
【0035】ここで、上記のブリッジ回路のハイサイド
側及びローサイド側の入力端子にどのような発振信号を
入力するべきかについて本願発明者らによる実験結果
(図12から図14)を交えて説明する。
側及びローサイド側の入力端子にどのような発振信号を
入力するべきかについて本願発明者らによる実験結果
(図12から図14)を交えて説明する。
【0036】<ハイサイド側及びローサイド側の発振信
号のデューティ比を制御する場合>はじめに、ハイサイ
ド側及びローサイド側の発振信号のデューティ比を制御
する場合、即ち、前述の図5の電圧制御発振回路11に
よりハイサイド側とローサイド側とにパルス幅変調され
た共通の発振信号が入力された場合の回路特性を図12
に示す。
号のデューティ比を制御する場合>はじめに、ハイサイ
ド側及びローサイド側の発振信号のデューティ比を制御
する場合、即ち、前述の図5の電圧制御発振回路11に
よりハイサイド側とローサイド側とにパルス幅変調され
た共通の発振信号が入力された場合の回路特性を図12
に示す。
【0037】図12に示すように、デューティ比の制御
を行わない(制御無し:図1の電圧制御発振回路106
に相当)場合は、駆動回路7への入力電圧Viが大きく
なるに従って、電圧制御発振回路11から出力される発
振信号の周波数は高くなることが判る。一方、パルス幅
変調によるデューティ比の制御が行われた場合(制御有
り)、駆動回路7への入力電圧Viが大きくなるに従っ
て、電圧制御発振回路11から出力される発振信号の周
波数は低くなることが判る。これは、検出した圧電トラ
ンス1の駆動電圧と実際に圧電トランスに入力される電
圧(エネルギ)との間にはズレがあり、検出した駆動電
圧の増加分ほど実際に入力される電圧は増加していない
ため、結果として駆動電圧が小さくなったことによると
考えられる。
を行わない(制御無し:図1の電圧制御発振回路106
に相当)場合は、駆動回路7への入力電圧Viが大きく
なるに従って、電圧制御発振回路11から出力される発
振信号の周波数は高くなることが判る。一方、パルス幅
変調によるデューティ比の制御が行われた場合(制御有
り)、駆動回路7への入力電圧Viが大きくなるに従っ
て、電圧制御発振回路11から出力される発振信号の周
波数は低くなることが判る。これは、検出した圧電トラ
ンス1の駆動電圧と実際に圧電トランスに入力される電
圧(エネルギ)との間にはズレがあり、検出した駆動電
圧の増加分ほど実際に入力される電圧は増加していない
ため、結果として駆動電圧が小さくなったことによると
考えられる。
【0038】<ハイサイド側の発振信号のデューティ比
だけを制御する場合>次に、ハイサイド側の発振信号の
デューティ比だけを制御する場合の回路特性を図13に
示す。
だけを制御する場合>次に、ハイサイド側の発振信号の
デューティ比だけを制御する場合の回路特性を図13に
示す。
【0039】図13に示すように、パルス幅変調による
デューティ比の制御が行われた場合(制御有り)、駆動
回路7への入力電圧Viが大きくなるに従って、デュー
ティ比は小さくなり、周波数の変動を略無くすことがで
きる。
デューティ比の制御が行われた場合(制御有り)、駆動
回路7への入力電圧Viが大きくなるに従って、デュー
ティ比は小さくなり、周波数の変動を略無くすことがで
きる。
【0040】<ローサイド側の発振信号のデューティ比
だけを制御する場合>次に、ローサイド側の発振信号の
デューティ比だけを制御する場合を図14を参照して説
明する。
だけを制御する場合>次に、ローサイド側の発振信号の
デューティ比だけを制御する場合を図14を参照して説
明する。
【0041】図14に示すように、ローサイドのデュー
ティ比が小さくなると、駆動回路の出力がグランド(G
ND)電位である期間が減少するため、検出された圧電
トランス1の駆動電圧は上昇し、好ましい制御が行えな
い。
ティ比が小さくなると、駆動回路の出力がグランド(G
ND)電位である期間が減少するため、検出された圧電
トランス1の駆動電圧は上昇し、好ましい制御が行えな
い。
【0042】以上の結果からハーフブリッジ型、フルブ
リッジ型の駆動回路(図7、図8)を採用する場合は、
ハイサイド側の発振信号のデューティ比だけを制御する
構成を採用する。その場合の電圧制御発振回路を以下に
説明する。
リッジ型の駆動回路(図7、図8)を採用する場合は、
ハイサイド側の発振信号のデューティ比だけを制御する
構成を採用する。その場合の電圧制御発振回路を以下に
説明する。
【0043】図9は、本発明の第2の実施形態としての
電圧制御発振回路の内部構成を示す図である。
電圧制御発振回路の内部構成を示す図である。
【0044】図10は、本発明の第2の実施形態として
の電圧制御発振回路の動作を説明するタイムチャートで
ある。
の電圧制御発振回路の動作を説明するタイムチャートで
ある。
【0045】図9において、電圧制御発振回路11A
は、三角波発生回路11a、電圧比較回路11ba及び
11bb、1/2分周回路11d、そしてアンド(AN
D)回路11e,11fを備えている。三角波発生回路
11aは、誤差増幅回路5の出力信号に応じた周波数の
三角波を出力する。
は、三角波発生回路11a、電圧比較回路11ba及び
11bb、1/2分周回路11d、そしてアンド(AN
D)回路11e,11fを備えている。三角波発生回路
11aは、誤差増幅回路5の出力信号に応じた周波数の
三角波を出力する。
【0046】電圧比較回路11baは、三角波発生回路
11aから出力される三角波と誤差増幅回路10の出力
電圧とを比較した結果に基づいて、所謂パルス幅変調
(PWM)を行い、矩形波Aを出力する。一方、電圧比
較回路11bbは、三角波発生回路11aから出力され
る三角波と所定値である内部の基準電圧とを比較した結
果に基づいて、パルス幅変調を行い、矩形波Bを出力す
る。1/2分周回路11dは、電圧比較回路11bbの
出力する矩形波Bの立ち上がり点にて出力を反転するこ
とにより、矩形波Bの周波数の1/2の周波数の矩形波
Cを出力する。アンド回路11eは、矩形波Aと矩形波
Cの反転出力との論理積の反転出力を出力する(ハイサ
イド側発振信号1)。そしてアンド回路11fは、矩形
波Bと矩形波Cとの論理積を出力する(ローサイド側発
振信号2)。このような回路構成によれば、ハイサイド
側発振信号1のデューティ比だけを誤差増幅回路10の
出力電圧に応じて制御することができる。
11aから出力される三角波と誤差増幅回路10の出力
電圧とを比較した結果に基づいて、所謂パルス幅変調
(PWM)を行い、矩形波Aを出力する。一方、電圧比
較回路11bbは、三角波発生回路11aから出力され
る三角波と所定値である内部の基準電圧とを比較した結
果に基づいて、パルス幅変調を行い、矩形波Bを出力す
る。1/2分周回路11dは、電圧比較回路11bbの
出力する矩形波Bの立ち上がり点にて出力を反転するこ
とにより、矩形波Bの周波数の1/2の周波数の矩形波
Cを出力する。アンド回路11eは、矩形波Aと矩形波
Cの反転出力との論理積の反転出力を出力する(ハイサ
イド側発振信号1)。そしてアンド回路11fは、矩形
波Bと矩形波Cとの論理積を出力する(ローサイド側発
振信号2)。このような回路構成によれば、ハイサイド
側発振信号1のデューティ比だけを誤差増幅回路10の
出力電圧に応じて制御することができる。
【0047】<第2の実施形態の変形例>図11は、本
発明の第2の実施形態の変形例としての電圧制御発振回
路の内部構成を示す図である。同図は、三角波発生回路
11aの代わりに鋸波を発生する鋸波発生回路11cが
備えられているが、それ以外の構成及び動作は図9と略
同様であるので説明は省略する。
発明の第2の実施形態の変形例としての電圧制御発振回
路の内部構成を示す図である。同図は、三角波発生回路
11aの代わりに鋸波を発生する鋸波発生回路11cが
備えられているが、それ以外の構成及び動作は図9と略
同様であるので説明は省略する。
【0048】[第3の実施形態]本実施形態では、第1
の実施形態で説明した圧電トランスの制御回路に、負荷
2である冷陰極管の広範囲な調光機能を付加した場合に
ついて説明する。
の実施形態で説明した圧電トランスの制御回路に、負荷
2である冷陰極管の広範囲な調光機能を付加した場合に
ついて説明する。
【0049】図15は、本発明の第3の実施形態として
の圧電トランスの制御回路のブロック構成図である。同
図において、第1の実施形態にて説明した図4の制御回
路と同様な回路構成については、同一の参照番号を付
し、説明を省略する。
の圧電トランスの制御回路のブロック構成図である。同
図において、第1の実施形態にて説明した図4の制御回
路と同様な回路構成については、同一の参照番号を付
し、説明を省略する。
【0050】図15において、13は、パルス電源回路
であり、駆動回路7に供給するパルス状の電源電圧(以
下、パルス電圧)を入力電圧Viより生成し、且つ、そ
のパルス電圧のパルス幅またはパルス間隔を制御する。
であり、駆動回路7に供給するパルス状の電源電圧(以
下、パルス電圧)を入力電圧Viより生成し、且つ、そ
のパルス電圧のパルス幅またはパルス間隔を制御する。
【0051】駆動回路7は、パルス電源回路13からの
パルス電圧により、圧電トランス1を駆動する駆動電圧
を間欠的に出力する。圧電トランス1は、該間欠的な駆
動電圧によって駆動されるため、結果として圧電トラン
ス1の出力側には、間欠的な高電圧が発生する。このと
き、パルス電源回路13において駆動回路7に供給する
パルス電圧のパルス幅またはパルス間隔を変化させれ
ば、負荷2としての冷陰極管の点灯期間と消灯期間との
割合を変化させることができ、該冷陰極管の広範囲な調
光機能を実現することができる。
パルス電圧により、圧電トランス1を駆動する駆動電圧
を間欠的に出力する。圧電トランス1は、該間欠的な駆
動電圧によって駆動されるため、結果として圧電トラン
ス1の出力側には、間欠的な高電圧が発生する。このと
き、パルス電源回路13において駆動回路7に供給する
パルス電圧のパルス幅またはパルス間隔を変化させれ
ば、負荷2としての冷陰極管の点灯期間と消灯期間との
割合を変化させることができ、該冷陰極管の広範囲な調
光機能を実現することができる。
【0052】但し、図4の制御回路にパルス電源回路1
3を追加し、該回路により生成したパルス電圧を駆動回
路7に供給しただけでは、輝度は変えることはできな
い。その理由は、図4の制御回路は、前述したように、
誤差増幅回路5等による「負荷電流を所定値で略一定に
制御する機能」と、誤差増幅回路10等による「入力電
圧の変化には関らずに圧電トランスの駆動電圧を所定値
に制御する機能」とを備えるためである。ここで、その
理由について説明する。
3を追加し、該回路により生成したパルス電圧を駆動回
路7に供給しただけでは、輝度は変えることはできな
い。その理由は、図4の制御回路は、前述したように、
誤差増幅回路5等による「負荷電流を所定値で略一定に
制御する機能」と、誤差増幅回路10等による「入力電
圧の変化には関らずに圧電トランスの駆動電圧を所定値
に制御する機能」とを備えるためである。ここで、その
理由について説明する。
【0053】即ち、前者の機能についての問題を説明す
れば、冷陰極管を調光させるべくパルス電源回路13の
パルス電圧の状態を変化させた結果として、圧電トラン
ス1の間欠発振による冷陰極管の平均管電流(負荷電
流)を減少させたとする。このとき、負荷電流検出電圧
Vriは、基準電圧Vref1より小さくなるため、電圧制御
発振回路11の発振周波数は、低周波側にシフトする。
そして、発振周波数の低周波側へのシフトの結果とし
て、駆動回路7が管電流を増加させる方向に働くため、
結局、平均管電流が元の大きさに戻ってしまうという問
題が有る。
れば、冷陰極管を調光させるべくパルス電源回路13の
パルス電圧の状態を変化させた結果として、圧電トラン
ス1の間欠発振による冷陰極管の平均管電流(負荷電
流)を減少させたとする。このとき、負荷電流検出電圧
Vriは、基準電圧Vref1より小さくなるため、電圧制御
発振回路11の発振周波数は、低周波側にシフトする。
そして、発振周波数の低周波側へのシフトの結果とし
て、駆動回路7が管電流を増加させる方向に働くため、
結局、平均管電流が元の大きさに戻ってしまうという問
題が有る。
【0054】また、後者の機能についての問題を説明す
れば、駆動回路7を間欠的に駆動すると、誤差増幅回路
10等は、あたかも圧電トランス1の駆動電圧が小さく
なったときのような動作をするため、圧電トランス1の
駆動を高効率で保持するために行われているところの、
駆動電圧を所定値に制御する機能が正常に動作しなくな
ってしまうという問題が有る。
れば、駆動回路7を間欠的に駆動すると、誤差増幅回路
10等は、あたかも圧電トランス1の駆動電圧が小さく
なったときのような動作をするため、圧電トランス1の
駆動を高効率で保持するために行われているところの、
駆動電圧を所定値に制御する機能が正常に動作しなくな
ってしまうという問題が有る。
【0055】そこで、これらの問題点を解消するため、
本実施形態では、図15に示すように、整流回路4と誤
差増幅回路5との間にはサンプルホールド回路14を、
また、整流回路9と誤差増幅回路10との間にはサンプ
ルホールド回路15を挿入する。サンプルホールド回路
14及び15は、何れもパルス電源回路13が出力する
パルス電圧により制御される。サンプルホールド回路1
4及び15は、同図に示す如くそれぞれバッファ14
a,15a、充電用のコンデンサ14b,15bb、そ
してスイッチング素子14c,15cで構成される。
本実施形態では、図15に示すように、整流回路4と誤
差増幅回路5との間にはサンプルホールド回路14を、
また、整流回路9と誤差増幅回路10との間にはサンプ
ルホールド回路15を挿入する。サンプルホールド回路
14及び15は、何れもパルス電源回路13が出力する
パルス電圧により制御される。サンプルホールド回路1
4及び15は、同図に示す如くそれぞれバッファ14
a,15a、充電用のコンデンサ14b,15bb、そ
してスイッチング素子14c,15cで構成される。
【0056】次に、上記のような構成を備える制御回路
の動作について説明する。
の動作について説明する。
【0057】はじめに、冷陰極管の輝度を最大にする場
合は、パルス電源回路13の不図示の調整手段により、
出力するパルス電圧を連続的な直流電圧とする。このと
き、サンプルホールド回路14及び15では、スイッチ
ング素子14c及び15cは常に閉じた状態となる。従
って、サンプルホールド回路14及び15が当該制御回
路中に存在しない図4と同じ状態となる。
合は、パルス電源回路13の不図示の調整手段により、
出力するパルス電圧を連続的な直流電圧とする。このと
き、サンプルホールド回路14及び15では、スイッチ
ング素子14c及び15cは常に閉じた状態となる。従
って、サンプルホールド回路14及び15が当該制御回
路中に存在しない図4と同じ状態となる。
【0058】次に、輝度を下げる場合は、パルス電源回
路13の不図示の調整手段により、出力するパルス電圧
の状態を連続的な直流電圧からパルス状の電圧(パルス
電圧)に調整する。
路13の不図示の調整手段により、出力するパルス電圧
の状態を連続的な直流電圧からパルス状の電圧(パルス
電圧)に調整する。
【0059】ここで、このパルス状の電圧が駆動回路7
に供給され、圧電トランス1が間欠駆動されている場合
の動作について説明する。
に供給され、圧電トランス1が間欠駆動されている場合
の動作について説明する。
【0060】パルス電源回路13からのパルス電圧がオ
ンの期間(発振期間と称する)では、駆動回路7からの
駆動電圧によって圧電トランス1は駆動され、冷陰極管
には管電流が流れる。また、スイッチング素子14c及
び15cには、パルス電源回路13からのパルス電圧が
入力されるため、当該素子は閉じた状態となる。このと
き、整流回路4からの負荷電流検出電圧Vriは、コンデ
ンサ14bに充電されると共に、バッファ14aを介し
て誤差増幅回路5に出力される。従って、誤差増幅回路
5からは負荷電流検出電圧Vriと基準電圧Vref1との差
に応じた電圧が電圧制御発振回路11へ出力される。同
様に、整流回路9からの検出電圧Vtiは、コンデンサ1
5bに充電されると共に、バッファ15aを介して誤差
増幅回路10に出力される。従って、誤差増幅回路10
からは検出電圧Vtiと基準電圧Vref2との差に応じた電
圧が電圧制御発振回路11へ出力される。
ンの期間(発振期間と称する)では、駆動回路7からの
駆動電圧によって圧電トランス1は駆動され、冷陰極管
には管電流が流れる。また、スイッチング素子14c及
び15cには、パルス電源回路13からのパルス電圧が
入力されるため、当該素子は閉じた状態となる。このと
き、整流回路4からの負荷電流検出電圧Vriは、コンデ
ンサ14bに充電されると共に、バッファ14aを介し
て誤差増幅回路5に出力される。従って、誤差増幅回路
5からは負荷電流検出電圧Vriと基準電圧Vref1との差
に応じた電圧が電圧制御発振回路11へ出力される。同
様に、整流回路9からの検出電圧Vtiは、コンデンサ1
5bに充電されると共に、バッファ15aを介して誤差
増幅回路10に出力される。従って、誤差増幅回路10
からは検出電圧Vtiと基準電圧Vref2との差に応じた電
圧が電圧制御発振回路11へ出力される。
【0061】次に、パルス電源回路13からのパルス電
圧がオフの期間(休止期間と称する)では、圧電トラン
ス1が駆動されないため、冷陰極管には管電流が流れな
い。このとき、スイッチング素子14cは、パルス電源
回路13からのパルス電圧によって開いた状態となるた
め、サンプルホールド回路14は負荷電流検出電圧Vri
には影響されない。そして、サンプルホールド回路14
は、コンデンサ14bにスイッチング素子14cが閉じ
ている間に充電した電圧、即ち発振期間の負荷電流検出
電圧Vriをバッファ14aを介して誤差増幅回路5に出
力する。同様に、サンプルホールド回路15は、コンデ
ンサ15bにスイッチング素子15cが閉じている間に
充電した電圧、即ち発振期間の検出電圧Vtiをバッファ
15aを介して誤差増幅回路10に出力する。
圧がオフの期間(休止期間と称する)では、圧電トラン
ス1が駆動されないため、冷陰極管には管電流が流れな
い。このとき、スイッチング素子14cは、パルス電源
回路13からのパルス電圧によって開いた状態となるた
め、サンプルホールド回路14は負荷電流検出電圧Vri
には影響されない。そして、サンプルホールド回路14
は、コンデンサ14bにスイッチング素子14cが閉じ
ている間に充電した電圧、即ち発振期間の負荷電流検出
電圧Vriをバッファ14aを介して誤差増幅回路5に出
力する。同様に、サンプルホールド回路15は、コンデ
ンサ15bにスイッチング素子15cが閉じている間に
充電した電圧、即ち発振期間の検出電圧Vtiをバッファ
15aを介して誤差増幅回路10に出力する。
【0062】従って、休止期間においても、発振期間の
負荷電流検出電圧Vriにより充電された電圧を使用する
ことにより、負荷電流を所定値で略一定に制御すること
ができ、且つ発振期間の検出電圧Vtiにより充電された
電圧を使用することにより、休止期間においても、圧電
トランスの駆動電圧を所定値に制御することができる。
従って、発振期間における圧電トランス1の駆動状態が
保持されることになる。
負荷電流検出電圧Vriにより充電された電圧を使用する
ことにより、負荷電流を所定値で略一定に制御すること
ができ、且つ発振期間の検出電圧Vtiにより充電された
電圧を使用することにより、休止期間においても、圧電
トランスの駆動電圧を所定値に制御することができる。
従って、発振期間における圧電トランス1の駆動状態が
保持されることになる。
【0063】このように、本実施形態では、サンプルホ
ールド回路14及び15において、パルス電源回路13
の出力するパルス電圧に同期して、発振期間中の負荷電
流検出電圧Vri及び圧電トランス1の駆動電圧(検出電
圧Vti)をそれぞれサンプリングし、休止期間には負荷
電流検出電圧Vri及び圧電トランス1の駆動電圧を、そ
れぞれ発振期間中の電圧値にホールドすることにより、
「管電流を所定値で略一定に保つ機能」、「入力電圧の
変化に関らずに駆動電圧を略一定に保つ機能」、並びに
「冷陰極管の調光機能」をそれぞれ良好に実現すること
ができる。
ールド回路14及び15において、パルス電源回路13
の出力するパルス電圧に同期して、発振期間中の負荷電
流検出電圧Vri及び圧電トランス1の駆動電圧(検出電
圧Vti)をそれぞれサンプリングし、休止期間には負荷
電流検出電圧Vri及び圧電トランス1の駆動電圧を、そ
れぞれ発振期間中の電圧値にホールドすることにより、
「管電流を所定値で略一定に保つ機能」、「入力電圧の
変化に関らずに駆動電圧を略一定に保つ機能」、並びに
「冷陰極管の調光機能」をそれぞれ良好に実現すること
ができる。
【0064】また、上記の図15の制御回路では、パル
ス電源回路13により駆動回路7自体を間欠駆動した
が、駆動回路7が図7のようなハーフブリッジ回路の場
合には図16に示す回路によっても実現可能である。
ス電源回路13により駆動回路7自体を間欠駆動した
が、駆動回路7が図7のようなハーフブリッジ回路の場
合には図16に示す回路によっても実現可能である。
【0065】図16は、本発明の第3の実施形態の変形
例としての圧電トランスの制御回路のブロック構成図で
ある。この制御回路では、駆動回路7にハーフブリッジ
回路を採用し、そのハーフブリッジ回路に図7の如く入
力電圧Viを直接入力する。また、当該ハーフブリッジ
回路の駆動制御には、パルス発振回路16とAND回路
17とを使用する。
例としての圧電トランスの制御回路のブロック構成図で
ある。この制御回路では、駆動回路7にハーフブリッジ
回路を採用し、そのハーフブリッジ回路に図7の如く入
力電圧Viを直接入力する。また、当該ハーフブリッジ
回路の駆動制御には、パルス発振回路16とAND回路
17とを使用する。
【0066】即ち、電圧制御発振回路11からの発振信
号は、当該ハーフブリッジ回路のローサイド側のトラン
ジスタ7bに入力される。また、AND回路17では、
電圧制御発振回路11からの発振信号と、パルス発振回
路16からのパルス信号との論理積信号が生成され、そ
の信号は、当該ハーフブリッジ回路のハイサイド側のト
ランジスタ7aに入力される。トランジスタ7aは、入
力される信号によりスイッチングを行うため、結果とし
て圧電トランス1を間欠駆動させることができる。ま
た、サンプルホールド回路14及び15は、パルス発振
回路16からのパルス信号により制御される。それ以外
の回路構成は図15の場合と同様であり、2つのサンプ
ルホールド回路の動作自体も図15の場合と同様なた
め、説明は省略する。
号は、当該ハーフブリッジ回路のローサイド側のトラン
ジスタ7bに入力される。また、AND回路17では、
電圧制御発振回路11からの発振信号と、パルス発振回
路16からのパルス信号との論理積信号が生成され、そ
の信号は、当該ハーフブリッジ回路のハイサイド側のト
ランジスタ7aに入力される。トランジスタ7aは、入
力される信号によりスイッチングを行うため、結果とし
て圧電トランス1を間欠駆動させることができる。ま
た、サンプルホールド回路14及び15は、パルス発振
回路16からのパルス信号により制御される。それ以外
の回路構成は図15の場合と同様であり、2つのサンプ
ルホールド回路の動作自体も図15の場合と同様なた
め、説明は省略する。
【0067】また、上述した機能は、サンプルホールド
回路14及び15を図15及び図16とは異なる位置に
備えても実現できる。
回路14及び15を図15及び図16とは異なる位置に
備えても実現できる。
【0068】図17は、本発明の第3の実施形態の他の
変形例としての圧電トランスの制御回路のブロック構成
図である。この制御回路では、誤差増幅回路5と電圧制
御発振回路11との間にはサンプルホールド回路14
を、また、誤差増幅回路10と電圧制御発振回路11と
の間にサンプルホールド回路15を挿入している。そし
て、パルス電源回路13が出力するパルス電圧で2つの
サンプルホールド回路を動作させることは図15の場合
と同様である。尚、2つのサンプルホールド回路の動作
自体は図15の場合と同様なため、説明は省略する。
変形例としての圧電トランスの制御回路のブロック構成
図である。この制御回路では、誤差増幅回路5と電圧制
御発振回路11との間にはサンプルホールド回路14
を、また、誤差増幅回路10と電圧制御発振回路11と
の間にサンプルホールド回路15を挿入している。そし
て、パルス電源回路13が出力するパルス電圧で2つの
サンプルホールド回路を動作させることは図15の場合
と同様である。尚、2つのサンプルホールド回路の動作
自体は図15の場合と同様なため、説明は省略する。
【0069】尚、図17の回路についても図16と同様
に、ハーフブリッジ型の駆動回路7、そして、パルス電
源回路8の代わりにパルス発振回路16及びAND回路
17を採用しても良いことは言うまでも無い。
に、ハーフブリッジ型の駆動回路7、そして、パルス電
源回路8の代わりにパルス発振回路16及びAND回路
17を採用しても良いことは言うまでも無い。
【0070】尚、上述した各実施形態における圧電トラ
ンスの制御回路は、負荷としての冷陰極管の駆動は言う
に及ばず、その冷陰極管を備える表示装置に用いて好適
である。更に、そのような表示装置を備えるコンピュー
タ、携帯情報端末等の装置に使用すれば、装置の小型軽
量化を図ることができることは言うまでもない。
ンスの制御回路は、負荷としての冷陰極管の駆動は言う
に及ばず、その冷陰極管を備える表示装置に用いて好適
である。更に、そのような表示装置を備えるコンピュー
タ、携帯情報端末等の装置に使用すれば、装置の小型軽
量化を図ることができることは言うまでもない。
【0071】また、各実施形態の圧電トランスの制御回
路により、紫外線ランプを駆動すれば、そのランプが対
象物に照射する紫外線により、殺菌、脱臭、活性化によ
る組成分解等を行うことができる。即ち、該紫外線ラン
プを殺菌灯として使用する殺菌装置及び浄水装置、或
は、該紫外線ランプを触媒の励起用の光源として使用す
る脱臭装置等が提供できる。
路により、紫外線ランプを駆動すれば、そのランプが対
象物に照射する紫外線により、殺菌、脱臭、活性化によ
る組成分解等を行うことができる。即ち、該紫外線ラン
プを殺菌灯として使用する殺菌装置及び浄水装置、或
は、該紫外線ランプを触媒の励起用の光源として使用す
る脱臭装置等が提供できる。
【0072】更に、各実施形態の圧電トランスの制御回
路を、オゾン発生用素子の駆動用の高電圧発生装置や、
DC−DCコンバータに使用しても良い。
路を、オゾン発生用素子の駆動用の高電圧発生装置や、
DC−DCコンバータに使用しても良い。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入力電圧の変化に関らず、負荷電流を所定値に制御し、
圧電トランスを高効率で駆動可能な圧電トランスの制御
回路及び制御方法の提供が実現する。即ち、入力電圧が
変化した場合であっても、負荷電流を所定値に制御し、
且つ圧電トランスの駆動電圧を所定値に制御できるた
め、圧電トランスの発振周波数のシフトを防止して高効
率で駆動することができる。
入力電圧の変化に関らず、負荷電流を所定値に制御し、
圧電トランスを高効率で駆動可能な圧電トランスの制御
回路及び制御方法の提供が実現する。即ち、入力電圧が
変化した場合であっても、負荷電流を所定値に制御し、
且つ圧電トランスの駆動電圧を所定値に制御できるた
め、圧電トランスの発振周波数のシフトを防止して高効
率で駆動することができる。
【0074】
【図1】従来例としての圧電トランスの制御回路のブロ
ック構成図である。
ック構成図である。
【図2】従来例としての駆動回路の内部構成の一例を示
す図である。
す図である。
【図3】圧電トランスの出力電圧及び負荷電流について
の周波数特性の一例を説明する図である。
の周波数特性の一例を説明する図である。
【図4】本発明の第1の実施形態としての圧電トランス
の制御回路のブロック構成図である。
の制御回路のブロック構成図である。
【図5】本発明の第1の実施形態としての電圧制御発振
回路の内部構成を示す図である。
回路の内部構成を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施形態の変形例としての電圧
制御発振回路の内部構成を示す図である。
制御発振回路の内部構成を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施形態としてのハーフブリッ
ジ型駆動回路の内部構成を示す図である。
ジ型駆動回路の内部構成を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施形態としてのフルブリッジ
型駆動回路の内部構成のを示す図である。
型駆動回路の内部構成のを示す図である。
【図9】本発明の第2の実施形態としての電圧制御発振
回路の内部構成を示す図である。
回路の内部構成を示す図である。
【図10】本発明の第2の実施形態としての電圧制御発
振回路の動作を説明するタイムチャートである。
振回路の動作を説明するタイムチャートである。
【図11】本発明の第2の実施形態の変形例としての電
圧制御発振回路の内部構成を示す図である。
圧制御発振回路の内部構成を示す図である。
【図12】ハイサイド側及びローサイド側の発振信号の
デューティ比を制御する場合の実験結果を説明する図で
ある。
デューティ比を制御する場合の実験結果を説明する図で
ある。
【図13】ハイサイド側の発振信号のデューティ比だけ
を制御する場合の実験結果を説明する図である。
を制御する場合の実験結果を説明する図である。
【図14】ローサイド側の発振信号のデューティ比だけ
を制御する場合の実験結果を説明する図である。
を制御する場合の実験結果を説明する図である。
【図15】本発明の第3の実施形態としての圧電トラン
スの制御回路のブロック構成図である。
スの制御回路のブロック構成図である。
【図16】本発明の第3の実施形態の変形例としての圧
電トランスの制御回路のブロック構成図である。
電トランスの制御回路のブロック構成図である。
【図17】本発明の第3の実施形態の他の変形例として
の圧電トランスの制御回路のブロック構成図である。
の圧電トランスの制御回路のブロック構成図である。
1,101 圧電トランス 2,102 負荷 3,103 検出用抵抗Rdet 4,9,104 整流回路 5,10,105 誤差増幅回路 7,7A,7B,107 駆動回路 7a,7b,7c,7d トランジスタ 8a,8b 駆動電圧検出抵抗 10a,10b,10c チョークコイル 11,11A,106 電圧制御発振回路 11a 三角波発振回路 11ba,11bb 電圧比較回路 11c 鋸波発振回路 11d 1/2分周回路 11e,11f,17 アンド(AND)回路 12 NOT回路 13 パルス電源回路 14,15 サンプルホールド回路 14a,15a バッファ 14b,15b コンデンサ 14c,15c スイッチング素子 107a トランジスタ 107b 巻線トランス
Claims (21)
- 【請求項1】 直流の入力電圧を駆動回路にてスイッチ
ングして交流電圧を発生し、その交流電圧によって圧電
トランスを駆動して交流高電圧を得る圧電トランスの制
御回路であって、 前記圧電トランスの駆動電圧の大きさを検出する駆動電
圧検出手段と、 その駆動電圧検出手段の出力と第1の所定値とを比較
し、その結果を出力する駆動電圧誤差出力手段と、 その駆動電圧誤差出力手段の出力に応じて、前記入力電
圧をスイッチングする発振信号を出力する発振手段と、
を備えることを特徴とする圧電トランスの制御回路。 - 【請求項2】 前記発振信号は、矩形波であって、前記
発振手段が、該矩形波のデューティ比を調整することを
特徴とする請求項1記載の圧電トランスの制御回路。 - 【請求項3】 更に、前記圧電トランスに接続された負
荷に流れる電流の大きさを検出する負荷電流検出手段
と、 その負荷電流検出手段の出力と第2の所定値とを比較
し、その結果を出力する負荷電流誤差出力手段と、を備
えており、 前記発振手段が、前記負荷電流誤差出力手段の出力に応
じて前記発振信号の周波数を調整する周波数調整手段
と、前記駆動電圧誤差出力手段の出力に応じて前記発振
信号のデューティ比を調整するデューティ比調整手段
と、を含むことを特徴とする請求項2記載の圧電トラン
スの制御回路。 - 【請求項4】 前記周波数調整手段は、前記負荷電流誤
差出力手段の出力に応じて三角波を出力する三角波発振
回路であり、前記デューティ比調整手段は、前記三角波
発振回路から出力される三角波と前記駆動電圧誤差出力
手段の出力とを比較してデューティ比を調整し、前記矩
形波を出力する電圧比較回路であることを特徴とする請
求項3記載の圧電トランスの制御回路。 - 【請求項5】 前記周波数調整手段は、前記負荷電流誤
差出力手段の出力に応じて鋸波を出力する鋸波発振回路
であり、前記デューティ比調整手段は、前記鋸波発振回
路から出力される鋸波と前記駆動電圧誤差出力手段の出
力とを比較してデューティ比を調整し、前記矩形波を出
力する電圧比較回路であることを特徴とする請求項3記
載の圧電トランスの制御回路。 - 【請求項6】 前記圧電トランスを駆動する駆動回路が
ハーフブリッジ型またはフルブリッジ型である場合に、
前記デューティ比調整手段は、該ブリッジのハイサイド
側のデューティ比だけを調整することを特徴とする請求
項4または請求項5記載の圧電トランスの制御回路。 - 【請求項7】 更に、前記圧電トランスを間欠的に駆動
するパルス信号を生成し、そのパルス信号を前記圧電ト
ランスの駆動回路に供給する間欠発振手段と、 前記駆動電圧検出手段と前記駆動電圧誤差出力手段との
間に位置し、前記間欠発振手段からのパルス信号に従っ
て、前記駆動電圧検出手段の出力をサンプリングし、ホ
ールドする第1のサンプルホールド手段とを備え、該第
1のサンプルホールド手段は、前記間欠発振手段が発振
していないときに、発振していたときの前記駆動電圧検
出手段の出力に相当するところの、ホールドしている電
圧を、前記駆動電圧誤差出力手段に出力することを特徴
とする請求項3記載の圧電トランスの制御回路。 - 【請求項8】 更に、前記圧電トランスを間欠的に駆動
するパルス信号を生成し、そのパルス信号を前記圧電ト
ランスの駆動回路に供給する間欠発振手段と、 前記駆動電圧誤差出力手段と前記デューティ比調整手段
との間に位置し、前記間欠発振手段からのパルス信号に
従って、前記駆動電圧誤差出力手段の出力をサンプリン
グし、ホールドする第1のサンプルホールド手段とを備
え、該第1のサンプルホールド手段は、前記間欠発振手
段が発振していないときに、発振していたときの前記駆
動電圧誤差出力手段の出力に相当するところの、ホール
ドしている電圧を、前記デューティ比調整手段に出力す
ることを特徴とする請求項3記載の圧電トランスの制御
回路。 - 【請求項9】 更に、前記負荷電流検出手段と前記負荷
電流検出誤差出力手段との間に位置し、前記間欠発振手
段からのパルス信号に従って、前記負荷電流検出手段の
出力をサンプリングし、ホールドする第2のサンプルホ
ールド手段とを備え、該第2のサンプルホールド手段
は、前記間欠発振手段が発振していないときに、発振し
ていたときの前記負荷電流検出手段の出力に相当すると
ころの、ホールドしている電圧を、前記負荷電流検出誤
差出力手段に出力することを特徴とする請求項7または
請求項8記載の圧電トランスの制御回路。 - 【請求項10】 前記制御回路を、前記負荷としての冷
陰極管の駆動装置に使用することを特徴とする請求項1
記載の圧電トランスの制御回路。 - 【請求項11】 前記制御回路を、前記負荷としての紫
外線ランプの駆動装置に使用することを特徴とする請求
項1記載の圧電トランスの制御回路。 - 【請求項12】 請求項1記載の制御回路によって制御
される圧電トランスにより、負荷である冷陰極管を制御
することを特徴とする表示装置。 - 【請求項13】 請求項12記載の表示装置を、表示手
段として備えるコンピュータ。 - 【請求項14】 請求項12記載の表示装置を、表示手
段として備える携帯情報端末。 - 【請求項15】 請求項11記載の紫外線ランプを、触
媒の励起用の光源として備える脱臭装置。 - 【請求項16】 請求項11記載の紫外線ランプを、殺
菌灯として備える殺菌装置。 - 【請求項17】 請求項11記載の紫外線ランプを、殺
菌灯として備える浄水装置。 - 【請求項18】 前記制御回路を、前記負荷としてのオ
ゾン発生用素子の高電圧発生装置に使用することを特徴
とする請求項1記載の圧電トランスの制御回路。 - 【請求項19】 前記制御回路を、DC−DCコンバー
タに使用することを特徴とする請求項1記載の圧電トラ
ンスの制御回路。 - 【請求項20】 直流の入力電圧をスイッチングして交
流電圧を発生し、その交流電圧によって圧電トランスを
駆動して交流高電圧を得る圧電トランスの制御方法であ
って、 前記圧電トランスの駆動電圧の大きさを検出する駆動電
圧検出工程と、 その検出した駆動電圧と第1の所定値とを比較する第1
の比較工程と、 その比較結果に応じて、前記入力電圧をスイッチングす
る発振信号を生成する発振工程と、を有することを特徴
とする圧電トランスの制御方法。 - 【請求項21】 更に、前記圧電トランスに接続された
負荷に流れる電流の大きさを検出する負荷電流検出工程
と、 その検出した負荷電流と第2の所定値とを比較する第2
の比較工程と、を有しており、 前記発振工程は、前記第1の比較工程における比較結果
に応じて前記発振信号の周波数を調整する周波数調整工
程と、前記第2の比較工程における比較結果に応じて前
記発振信号のデューティ比を調整するデューティ比調整
工程と、を含むことを特徴とする請求項20記載の圧電
トランスの制御方法。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9260424A JPH10285942A (ja) | 1997-02-06 | 1997-09-25 | 圧電トランスの制御回路及び制御方法 |
EP98901085A EP1016206B1 (en) | 1997-02-06 | 1998-02-02 | Control circuit and method for piezoelectric transformer |
US09/355,844 US6198198B1 (en) | 1997-02-06 | 1998-02-02 | Control circuit and method for piezoelectric transformer |
KR1019997006962A KR100360931B1 (ko) | 1997-02-06 | 1998-02-02 | 압전 트랜스포머 제어 회로 및 방법 |
PCT/JP1998/000419 WO1998035434A1 (en) | 1997-02-06 | 1998-02-02 | Control circuit and method for piezoelectric transformer |
DE69808322T DE69808322T2 (de) | 1997-02-06 | 1998-02-02 | Steuerschaltung und -verfahren für einen piezoelektrischen transformator |
AT98901085T ATE225096T1 (de) | 1997-02-06 | 1998-02-02 | Steuerschaltung und -verfahren für einen piezoelektrischen transformator |
CN98802370A CN1118924C (zh) | 1997-02-06 | 1998-02-02 | 压电式变压器的控制电路及控制方法 |
TW087101377A TW463396B (en) | 1997-02-06 | 1998-02-04 | Control circuit and method for piezoelectric transformer |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2386897 | 1997-02-06 | ||
JP9-23868 | 1997-02-06 | ||
JP9260424A JPH10285942A (ja) | 1997-02-06 | 1997-09-25 | 圧電トランスの制御回路及び制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10285942A true JPH10285942A (ja) | 1998-10-23 |
Family
ID=26361303
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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