JPH10223390A - 圧電トランスの制御回路 - Google Patents
圧電トランスの制御回路Info
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- JPH10223390A JPH10223390A JP9023870A JP2387097A JPH10223390A JP H10223390 A JPH10223390 A JP H10223390A JP 9023870 A JP9023870 A JP 9023870A JP 2387097 A JP2387097 A JP 2387097A JP H10223390 A JPH10223390 A JP H10223390A
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 21
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Classifications
-
- Y02B70/1441—
Landscapes
- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 負荷である冷陰極管の管電流を略一定に保つ
機能と、間欠発振による広範囲な輝度調整機能との両立
が可能であって、特に輝度調整による消灯・再点灯が可
能な圧電トランスの制御回路の提供。 【解決手段】 電圧制御発振回路6Aのストローブ端子
PがHighのとき、誤差増幅回路5の出力電圧に応じて管
電流を略一定にする周波数制御を行う。Lowのときは、
基準電圧(Vref2)に応じた上限周波数を出力する。パ
ルス電源回路8にて発振期間を0%にすると、検出電圧
Vri<Vref2となって電圧比較回路9はLowを出力する
ため、電圧制御発振回路6Aは上限周波数の発振信号を
出力する。発振期間を0%から大きくし、整流回路11
からの出力検出電圧がVref2より大きくなると上記の周
波数制御により冷陰極管は再点灯する。
機能と、間欠発振による広範囲な輝度調整機能との両立
が可能であって、特に輝度調整による消灯・再点灯が可
能な圧電トランスの制御回路の提供。 【解決手段】 電圧制御発振回路6Aのストローブ端子
PがHighのとき、誤差増幅回路5の出力電圧に応じて管
電流を略一定にする周波数制御を行う。Lowのときは、
基準電圧(Vref2)に応じた上限周波数を出力する。パ
ルス電源回路8にて発振期間を0%にすると、検出電圧
Vri<Vref2となって電圧比較回路9はLowを出力する
ため、電圧制御発振回路6Aは上限周波数の発振信号を
出力する。発振期間を0%から大きくし、整流回路11
からの出力検出電圧がVref2より大きくなると上記の周
波数制御により冷陰極管は再点灯する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷陰極管の駆動装
置に使用して好適な圧電トランスの制御回路に関する。
置に使用して好適な圧電トランスの制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、持ち運びの容易なノート型パーソ
ナルコンピュータ等には、その表示装置として液晶表示
器が広く用いられている。この液晶表示装置の内部に
は、液晶表示パネルを背照すべく、所謂バックライトと
して冷陰極管が備えられており、その冷陰極管を点灯さ
せるには、電池等の直流低電圧から点灯開始時1000
Vrms 以上、定常点灯時、500Vrms 程度の交流高電
圧への変換が可能な昇圧インバータが必要とされる。従
来、この昇圧インバータの昇圧用トランスとして、巻線
トランスが使われてきたが、最近では機械エネルギを介
して電気変換することにより昇圧を行う圧電トランスが
使用されるようになりつつある。この圧電トランスは、
出力負荷(負荷抵抗)の大きさによって昇圧比が大きく
変化するという一般には好ましくない特性を有している
が、一方でこの負荷抵抗への依存性が冷陰極管のインバ
ータ電源の特性に適しており、液晶表示器の薄型化、高
効率化の要求に応える小型高圧電源として注目されてい
る。このような圧電トランスの制御回路の一例を、図1
を参照して説明する。
ナルコンピュータ等には、その表示装置として液晶表示
器が広く用いられている。この液晶表示装置の内部に
は、液晶表示パネルを背照すべく、所謂バックライトと
して冷陰極管が備えられており、その冷陰極管を点灯さ
せるには、電池等の直流低電圧から点灯開始時1000
Vrms 以上、定常点灯時、500Vrms 程度の交流高電
圧への変換が可能な昇圧インバータが必要とされる。従
来、この昇圧インバータの昇圧用トランスとして、巻線
トランスが使われてきたが、最近では機械エネルギを介
して電気変換することにより昇圧を行う圧電トランスが
使用されるようになりつつある。この圧電トランスは、
出力負荷(負荷抵抗)の大きさによって昇圧比が大きく
変化するという一般には好ましくない特性を有している
が、一方でこの負荷抵抗への依存性が冷陰極管のインバ
ータ電源の特性に適しており、液晶表示器の薄型化、高
効率化の要求に応える小型高圧電源として注目されてい
る。このような圧電トランスの制御回路の一例を、図1
を参照して説明する。
【0003】図1は、従来例としての圧電トランスの制
御回路のブロック構成図である。
御回路のブロック構成図である。
【0004】図中、101は圧電トランス、102は圧
電トランス101の出力側に接続された冷陰極管等の負
荷、103は負荷に流れる電流を検出するための検出用
抵抗R det、104は検出用抵抗103に生じた交流電
圧を直流電圧に変換する整流回路、105は整流回路4
にて整流後の電圧Vriと基準電圧Vref とを比較し、そ
の比較結果である差を増幅する誤差増幅回路、106は
誤差増幅回路105の出力電圧に応じて発振信号を出力
する電圧制御発振回路、そして107は電圧制御発振回
路106の発振信号に応じて圧電トランス101を駆動
する駆動回路である。次に、上記の構成を備える制御回
路の動作について図2を用いて説明する。
電トランス101の出力側に接続された冷陰極管等の負
荷、103は負荷に流れる電流を検出するための検出用
抵抗R det、104は検出用抵抗103に生じた交流電
圧を直流電圧に変換する整流回路、105は整流回路4
にて整流後の電圧Vriと基準電圧Vref とを比較し、そ
の比較結果である差を増幅する誤差増幅回路、106は
誤差増幅回路105の出力電圧に応じて発振信号を出力
する電圧制御発振回路、そして107は電圧制御発振回
路106の発振信号に応じて圧電トランス101を駆動
する駆動回路である。次に、上記の構成を備える制御回
路の動作について図2を用いて説明する。
【0005】図2は、圧電トランスの出力電圧及び負荷
電流についての周波数特性の一例を説明する図である。
電流についての周波数特性の一例を説明する図である。
【0006】圧電トランス101は、同図(上側)に示
す如く圧電トランス101が有する共振周波数を頂上と
する山形の共振周波数特性を有し、圧電トランス101
の出力電圧によって負荷102に流れる電流も同様な山
形の特性となることが一般的に知られている。尚、同図
(下側)では、負荷電流を負荷電流検出電圧Vriで表わ
している。この特性において、右側(右下がり)の部分
を使った制御について説明する。当該制御回路への電源
を投入すると、電圧制御発振回路106は初期周波数f
aで発振を開始する。その際、負荷102には電流が流
れていないため、検出抵抗103に発生する電圧は零で
ある。従って、誤差増幅回路105は、負荷電流検出電
圧Vriと基準電圧Vrefとを比較した結果である負の電
圧を電圧制御増幅回路106に出力する。そして、電圧
制御回路106はその電圧に応じて発振信号の発振周波
数を低周波側にシフトさせるため、周波数が低周波側に
シフトしていくに従って圧電トランス101の出力電圧
は上昇し、負荷電流(負荷電流検出電圧Vri)も増加し
始める。そして、負荷電流(負荷電流検出電圧Vri)と
基準電圧Vrefとが同じになったところで周波数が安定
する(fb)。もし、温度変化や経時変化により共振周
波数が変化してもそれに応じて周波数がシフトして常に
負荷電流を略一定に保つことができる。
す如く圧電トランス101が有する共振周波数を頂上と
する山形の共振周波数特性を有し、圧電トランス101
の出力電圧によって負荷102に流れる電流も同様な山
形の特性となることが一般的に知られている。尚、同図
(下側)では、負荷電流を負荷電流検出電圧Vriで表わ
している。この特性において、右側(右下がり)の部分
を使った制御について説明する。当該制御回路への電源
を投入すると、電圧制御発振回路106は初期周波数f
aで発振を開始する。その際、負荷102には電流が流
れていないため、検出抵抗103に発生する電圧は零で
ある。従って、誤差増幅回路105は、負荷電流検出電
圧Vriと基準電圧Vrefとを比較した結果である負の電
圧を電圧制御増幅回路106に出力する。そして、電圧
制御回路106はその電圧に応じて発振信号の発振周波
数を低周波側にシフトさせるため、周波数が低周波側に
シフトしていくに従って圧電トランス101の出力電圧
は上昇し、負荷電流(負荷電流検出電圧Vri)も増加し
始める。そして、負荷電流(負荷電流検出電圧Vri)と
基準電圧Vrefとが同じになったところで周波数が安定
する(fb)。もし、温度変化や経時変化により共振周
波数が変化してもそれに応じて周波数がシフトして常に
負荷電流を略一定に保つことができる。
【0007】従って、図1の制御回路によれば、負荷電
流検出電圧Vriを基準電圧Vrefにすべく周波数制御が
行われ、その周波数制御によって負荷電流が所定値に保
持されるようになる。このような圧電トランスの制御回
路において負荷を冷陰極管とし、冷陰極管の点灯装置と
して使用すれば、冷陰極管の輝度はそれに流れる管電流
に比例するため、所定の輝度に保持できるという重要な
機能が達成できる。但し、冷陰極管の点灯装置では、所
定の輝度に保持する機能の他に、輝度を変える機能(調
光機能)が必要である。その手法の1つとして、例え
ば、本願出願人による先行する特願平8−228458
号においては、圧電トランスに間欠的なパルス電圧を印
加して駆動することにより、冷陰極管の平均管電流を調
整する手法を提案している。ここで、その手法の概要
を、図3及び図4を参照して説明する。
流検出電圧Vriを基準電圧Vrefにすべく周波数制御が
行われ、その周波数制御によって負荷電流が所定値に保
持されるようになる。このような圧電トランスの制御回
路において負荷を冷陰極管とし、冷陰極管の点灯装置と
して使用すれば、冷陰極管の輝度はそれに流れる管電流
に比例するため、所定の輝度に保持できるという重要な
機能が達成できる。但し、冷陰極管の点灯装置では、所
定の輝度に保持する機能の他に、輝度を変える機能(調
光機能)が必要である。その手法の1つとして、例え
ば、本願出願人による先行する特願平8−228458
号においては、圧電トランスに間欠的なパルス電圧を印
加して駆動することにより、冷陰極管の平均管電流を調
整する手法を提案している。ここで、その手法の概要
を、図3及び図4を参照して説明する。
【0008】図3は、従来例としての冷陰極管の輝度調
節が可能な圧電トランスの制御回路のブロック構成図で
ある。
節が可能な圧電トランスの制御回路のブロック構成図で
ある。
【0009】図4は、従来例としての冷陰極管の輝度調
節が可能な圧電トランスの制御回路の動作を説明する図
である。同図において、横軸はそれぞれ時間を示してお
り、縦軸はそれぞれ上から順に、パルス電源回路108
から駆動回路107に供給されるパルス電圧、発振回路
109から出力される発振信号、そして圧電トランス1
01の出力電圧を示している。
節が可能な圧電トランスの制御回路の動作を説明する図
である。同図において、横軸はそれぞれ時間を示してお
り、縦軸はそれぞれ上から順に、パルス電源回路108
から駆動回路107に供給されるパルス電圧、発振回路
109から出力される発振信号、そして圧電トランス1
01の出力電圧を示している。
【0010】輝度を小さくする場合は、パルス電源回路
108よりあるパルス間隔を持ったパルス電圧を駆動回
路107に供給する。ここで、パルス電源回路108よ
り駆動回路107に供給されるパルス電圧のHigh期
間(Thigh)は、発振回路109から得られる発振信号
の周期より十分大きいものとする(例えば、パルス電圧
の周波数が100kHzに対し、発振信号の周波数は数
百Hz程度とする)。図示の如く、パルス状の電源電圧
がLow期間(Tlow)であるときは、駆動回路107
は圧電トランス101を駆動できないため、出力電圧は
零である。一方、パルス電圧がHigh期間(Thigh)
のときは、駆動回路107に電圧が印加されて動作する
ため、圧電トランス101は駆動されて出力電圧が発生
する。この動作が繰り返されることにより、冷陰極管
(負荷2)に流れる管電流(負荷電流)の平均値が小さ
くなり、輝度を低下させることができる。この場合、パ
ルス電圧におけるHigh期間をさらに短く、またはL
ow期間を更に長くすれば、冷陰極管に流れる平均管電
流はより小さくなり、輝度は低下する。人間の視覚にと
っては、High期間における残像が残るためである。
108よりあるパルス間隔を持ったパルス電圧を駆動回
路107に供給する。ここで、パルス電源回路108よ
り駆動回路107に供給されるパルス電圧のHigh期
間(Thigh)は、発振回路109から得られる発振信号
の周期より十分大きいものとする(例えば、パルス電圧
の周波数が100kHzに対し、発振信号の周波数は数
百Hz程度とする)。図示の如く、パルス状の電源電圧
がLow期間(Tlow)であるときは、駆動回路107
は圧電トランス101を駆動できないため、出力電圧は
零である。一方、パルス電圧がHigh期間(Thigh)
のときは、駆動回路107に電圧が印加されて動作する
ため、圧電トランス101は駆動されて出力電圧が発生
する。この動作が繰り返されることにより、冷陰極管
(負荷2)に流れる管電流(負荷電流)の平均値が小さ
くなり、輝度を低下させることができる。この場合、パ
ルス電圧におけるHigh期間をさらに短く、またはL
ow期間を更に長くすれば、冷陰極管に流れる平均管電
流はより小さくなり、輝度は低下する。人間の視覚にと
っては、High期間における残像が残るためである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3の
手法を図1に示した圧電トランスの制御回路に組み込ん
で調光機能を付加しようとしても、調光機能は得られな
い。なぜならば、調光させるべく間欠発振によって平均
管電流を減少させると、負荷電流検出電圧Vriが基準電
圧Vrefより小さくなるため、電圧制御発振回路106
の発振周波数が低周波側にシフトし、駆動回路107が
管電流を増加させる方向に働き、結局平均管電流は変わ
らなくなってしまうためである。即ち、圧電トランスの
制御回路が持つ、「管電流を略一定に保つ機能」によ
り、「調光機能」が機能しなくなってしまうためであ
る。
手法を図1に示した圧電トランスの制御回路に組み込ん
で調光機能を付加しようとしても、調光機能は得られな
い。なぜならば、調光させるべく間欠発振によって平均
管電流を減少させると、負荷電流検出電圧Vriが基準電
圧Vrefより小さくなるため、電圧制御発振回路106
の発振周波数が低周波側にシフトし、駆動回路107が
管電流を増加させる方向に働き、結局平均管電流は変わ
らなくなってしまうためである。即ち、圧電トランスの
制御回路が持つ、「管電流を略一定に保つ機能」によ
り、「調光機能」が機能しなくなってしまうためであ
る。
【0012】そこで本発明は、負荷である冷陰極管の管
電流を略一定に保つ機能と、間欠発振による広範囲な輝
度調整機能との両立が可能であって、特に輝度調整によ
る消灯・再点灯が可能な圧電トランスの制御回路の提供
を目的とする。
電流を略一定に保つ機能と、間欠発振による広範囲な輝
度調整機能との両立が可能であって、特に輝度調整によ
る消灯・再点灯が可能な圧電トランスの制御回路の提供
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の圧電トランスの制御回路は、以下の構成を
特徴とする。
め、本発明の圧電トランスの制御回路は、以下の構成を
特徴とする。
【0014】即ち、制御電圧に応じて発振信号を生成す
る発振手段と、その発振手段からの発振信号に応じて発
生させた交流電圧により圧電トランスを駆動する駆動手
段と、前記圧電トランスの出力側に接続された負荷の負
荷電流を検出し、その負荷電流を略一定にすべく該発振
手段の発振周波数を制御する制御手段と、を備える圧電
トランスの制御回路であって、前記圧電トランスの負荷
電流が所定値より小さいときに、前記発振手段の発振周
波数を現在の発振周波数とは異なる所定周波数に掃引す
る掃引手段を備えることを特徴とする。
る発振手段と、その発振手段からの発振信号に応じて発
生させた交流電圧により圧電トランスを駆動する駆動手
段と、前記圧電トランスの出力側に接続された負荷の負
荷電流を検出し、その負荷電流を略一定にすべく該発振
手段の発振周波数を制御する制御手段と、を備える圧電
トランスの制御回路であって、前記圧電トランスの負荷
電流が所定値より小さいときに、前記発振手段の発振周
波数を現在の発振周波数とは異なる所定周波数に掃引す
る掃引手段を備えることを特徴とする。
【0015】例えば、前記現在の発振周波数とは異なる
所定周波数は、前記圧電トランスが複数有する共振特性
のうち、前記制御手段が使用している共振特性における
出力電圧が極小値を示す周波数であることを特徴とし、
好ましくは、前記制御手段が使用している共振特性のう
ち、その共振特性における出力電圧が極大値を採る周波
数よりも高周波数側の周波数特性を使用している場合に
おいて、前記出力電圧が極小値を示す周波数は、該高周
波数側の周波数とするとよい。これにより、例えば負荷
が冷陰極管であり、所定値が略ゼロの場合は、その冷陰
極管の再点灯を実現する。
所定周波数は、前記圧電トランスが複数有する共振特性
のうち、前記制御手段が使用している共振特性における
出力電圧が極小値を示す周波数であることを特徴とし、
好ましくは、前記制御手段が使用している共振特性のう
ち、その共振特性における出力電圧が極大値を採る周波
数よりも高周波数側の周波数特性を使用している場合に
おいて、前記出力電圧が極小値を示す周波数は、該高周
波数側の周波数とするとよい。これにより、例えば負荷
が冷陰極管であり、所定値が略ゼロの場合は、その冷陰
極管の再点灯を実現する。
【0016】また、好ましくは、前記圧電トランスを間
欠的に駆動するためのパルス信号を生成し、そのパルス
信号を前記駆動手段に供給する間欠発振手段を備え、そ
の間欠発振手段は、生成するパルス信号のデューティ比
の調整することにより、前記負荷電流を調整する調整手
段を含むとよい。
欠的に駆動するためのパルス信号を生成し、そのパルス
信号を前記駆動手段に供給する間欠発振手段を備え、そ
の間欠発振手段は、生成するパルス信号のデューティ比
の調整することにより、前記負荷電流を調整する調整手
段を含むとよい。
【0017】また、前記負荷電流が所定値より小さいか
否かの検出は、更に、前記圧電トランスの出力電圧を検
知する出力電圧検出手段、または前記圧電トランスの負
荷電流を検知する負荷電流検出手段、または前記間欠発
振手段の生成するパルス信号のデューティ比を検知する
デューティ比検出手段を備え、その出力に基づいて検出
するとよい。
否かの検出は、更に、前記圧電トランスの出力電圧を検
知する出力電圧検出手段、または前記圧電トランスの負
荷電流を検知する負荷電流検出手段、または前記間欠発
振手段の生成するパルス信号のデューティ比を検知する
デューティ比検出手段を備え、その出力に基づいて検出
するとよい。
【0018】好ましくは、更にサンプルホールド手段を
備え、そのサンプルホールド手段からの出力に基づい
て、前記発振手段の制御電圧を生成する制御電圧生成手
段と、を備えることを特徴とする。これにより、間欠発
振により駆動手段が間欠駆動されても、負荷電流の略一
定にする周波数制御を実現する。
備え、そのサンプルホールド手段からの出力に基づい
て、前記発振手段の制御電圧を生成する制御電圧生成手
段と、を備えることを特徴とする。これにより、間欠発
振により駆動手段が間欠駆動されても、負荷電流の略一
定にする周波数制御を実現する。
【0019】
[第1の実施形態]以下、本発明に係る圧電トランスの
制御回路の第1の実施形態を図面を参照して説明する。
制御回路の第1の実施形態を図面を参照して説明する。
【0020】図5は、本発明の第1の実施形態としての
圧電トランスの制御回路のブロック構成図である。
圧電トランスの制御回路のブロック構成図である。
【0021】図中、1は圧電トランス、2は圧電トラン
ス1の出力側に接続された冷陰極管等の負荷、3は負荷
に流れる電流を検出するための検出用抵抗R det、4は
検出用抵抗3に生じた交流電圧を直流電圧に変換する整
流回路、12は整流回路4の出力電圧(以下、負荷電流
検出電圧Vri)をパルス電源回路8からの信号に応じて
保持するサンプルホールド回路、5はサンプルホールド
回路12の出力電圧と基準電圧V refとを比較してその
差を増幅する誤差増幅回路、6は誤差増幅回路5の出力
電圧に応じて発振信号を出力する電圧制御発振回路、7
は電圧制御発振回路6の発振信号に応じて圧電トランス
1を駆動する駆動回路である。また、8はパルス電源回
路であり、冷陰極管(負荷2)の輝度を変化させるべく
駆動回路7に供給するパルス状の電源電圧を入力電圧V
iより生成し、且つそのパルス状の電源電圧におけるパ
ルス幅及び間隔を制御する。
ス1の出力側に接続された冷陰極管等の負荷、3は負荷
に流れる電流を検出するための検出用抵抗R det、4は
検出用抵抗3に生じた交流電圧を直流電圧に変換する整
流回路、12は整流回路4の出力電圧(以下、負荷電流
検出電圧Vri)をパルス電源回路8からの信号に応じて
保持するサンプルホールド回路、5はサンプルホールド
回路12の出力電圧と基準電圧V refとを比較してその
差を増幅する誤差増幅回路、6は誤差増幅回路5の出力
電圧に応じて発振信号を出力する電圧制御発振回路、7
は電圧制御発振回路6の発振信号に応じて圧電トランス
1を駆動する駆動回路である。また、8はパルス電源回
路であり、冷陰極管(負荷2)の輝度を変化させるべく
駆動回路7に供給するパルス状の電源電圧を入力電圧V
iより生成し、且つそのパルス状の電源電圧におけるパ
ルス幅及び間隔を制御する。
【0022】また、サンプルホールド回路12は、同図
に示す如くバッファ12a、充電用のコンデンサ2b、
スイッチング素子12cで構成される。
に示す如くバッファ12a、充電用のコンデンサ2b、
スイッチング素子12cで構成される。
【0023】図6は、本発明の第1の実施形態としての
パルス電源回路の構成を説明する図である。
パルス電源回路の構成を説明する図である。
【0024】図中、パルス電源回路8は、直流電圧であ
る入力電圧Viを、例えばMOS−FET(MOS型電
界効果トランジスタ)等のスイッチング素子8bにより
パルス発振回路8aから出力される信号に応じてオン/
オフさせることにより、駆動回路7へパルス電圧を出力
する。また、パルス発振回路8aから出力される信号
は、サンプルホールド回路12のスイッチング素子12
cにも供給されている。従って、パルス発振回路8aか
ら出力される信号によってスイッチング素子8bとスイ
ッチング素子12cとのスイッチング速度が制御される
ように構成されている。
る入力電圧Viを、例えばMOS−FET(MOS型電
界効果トランジスタ)等のスイッチング素子8bにより
パルス発振回路8aから出力される信号に応じてオン/
オフさせることにより、駆動回路7へパルス電圧を出力
する。また、パルス発振回路8aから出力される信号
は、サンプルホールド回路12のスイッチング素子12
cにも供給されている。従って、パルス発振回路8aか
ら出力される信号によってスイッチング素子8bとスイ
ッチング素子12cとのスイッチング速度が制御される
ように構成されている。
【0025】次に、上記のような構成を備える圧電トラ
ンスの制御回路の動作について説明する。
ンスの制御回路の動作について説明する。
【0026】はじめに、輝度を最大にする場合は、パル
ス電源回路8から供給されるパルス状の電源電圧は連続
的な直流電圧となり、サンプルホールド回路12ではス
イッチング素子12cは常に閉じた状態となる。従っ
て、サンプルホールド回路12が無い状態となって従来
技術で説明した回路と同様な制御であるので説明を省略
する。
ス電源回路8から供給されるパルス状の電源電圧は連続
的な直流電圧となり、サンプルホールド回路12ではス
イッチング素子12cは常に閉じた状態となる。従っ
て、サンプルホールド回路12が無い状態となって従来
技術で説明した回路と同様な制御であるので説明を省略
する。
【0027】次に、輝度を下げるべくパルス発振回路8
aが調整され、パルス電源回路8からパルス状の電源電
圧が駆動回路7に供給され、圧電トランス1が間欠駆動
されている場合の動作について説明する。
aが調整され、パルス電源回路8からパルス状の電源電
圧が駆動回路7に供給され、圧電トランス1が間欠駆動
されている場合の動作について説明する。
【0028】今、パルス電源回路8内部のスイッチング
素子8bが閉じて駆動回路4に電圧Viが供給されてい
る時、駆動回路7からの駆動電圧によって圧電トランス
1は駆動され、冷陰極管には管電流が流れる(発振期
間)。この時、サンプルホールド回路12内部のスイッ
チング素子12cの制御端子には、パルス電源回路内部
のパルス発振回路8aからの信号が入力されているの
で、パルス電源回路8内部のスイッチング素子8bと同
じく閉じており、検出抵抗3及び整流回路4により検出
された負荷電流検出電圧Vriは、コンデンサ12bに充
電されると共に、バッファ12aを介して誤差増幅回路
5に出力される。従って、誤差増幅回路5からは負荷電
流検出電圧Vriと基準電圧Vrefとの差に応じた電圧が
出力され、結果として圧電トランス1が駆動される。
素子8bが閉じて駆動回路4に電圧Viが供給されてい
る時、駆動回路7からの駆動電圧によって圧電トランス
1は駆動され、冷陰極管には管電流が流れる(発振期
間)。この時、サンプルホールド回路12内部のスイッ
チング素子12cの制御端子には、パルス電源回路内部
のパルス発振回路8aからの信号が入力されているの
で、パルス電源回路8内部のスイッチング素子8bと同
じく閉じており、検出抵抗3及び整流回路4により検出
された負荷電流検出電圧Vriは、コンデンサ12bに充
電されると共に、バッファ12aを介して誤差増幅回路
5に出力される。従って、誤差増幅回路5からは負荷電
流検出電圧Vriと基準電圧Vrefとの差に応じた電圧が
出力され、結果として圧電トランス1が駆動される。
【0029】次に、パルス電源回路8内部のスイッチン
グ素子8bが開き、駆動回路4に電圧が供給されていな
い時には、圧電トランス1が駆動されないため、冷陰極
管には管電流が流れない(休止期間)。この時、サンプ
ルホールド回路12内部のスイッチング素子12cは開
いているので、整流回路4からの負荷電流検出電圧Vri
には影響されず、サンプルホールド回路12内部の充電
コンデンサ12bにスイッチング素子12cが閉じてい
る間に充電されていた電圧、即ち点灯時の負荷電流検出
電圧Vriが誤差増幅回路5に出力される。
グ素子8bが開き、駆動回路4に電圧が供給されていな
い時には、圧電トランス1が駆動されないため、冷陰極
管には管電流が流れない(休止期間)。この時、サンプ
ルホールド回路12内部のスイッチング素子12cは開
いているので、整流回路4からの負荷電流検出電圧Vri
には影響されず、サンプルホールド回路12内部の充電
コンデンサ12bにスイッチング素子12cが閉じてい
る間に充電されていた電圧、即ち点灯時の負荷電流検出
電圧Vriが誤差増幅回路5に出力される。
【0030】従って、休止期間においても、発振期間の
負荷電流検出電圧Vriにより充電された電圧を使って発
振周波数の制御が可能となるため、発振期間における圧
電トランス1の駆動状態が保持されることになる。ま
た、冷陰極管の調光をするためにパルス発振回路8aを
調整してThigh もしくはTlow を変化させることによ
り、平均管電流を変化させることができるので、結果と
して冷陰極管の輝度を変えることも可能となる。
負荷電流検出電圧Vriにより充電された電圧を使って発
振周波数の制御が可能となるため、発振期間における圧
電トランス1の駆動状態が保持されることになる。ま
た、冷陰極管の調光をするためにパルス発振回路8aを
調整してThigh もしくはTlow を変化させることによ
り、平均管電流を変化させることができるので、結果と
して冷陰極管の輝度を変えることも可能となる。
【0031】以上説明した図5の制御回路によれば、冷
陰極管を調光すべく間欠的に圧電トランスを駆動した場
合において、発振期間の管電流に相当する電圧制御発振
回路への電圧をサンプルホールド回路の制御により保持
できるため、休止期間であっても該発振期間における駆
動回路の駆動状態を保持可能となり、且つ発振期間もし
くは休止期間の長さを変えることによって平均管電流を
調整できるため、冷陰極管の輝度の調整も可能となる。
陰極管を調光すべく間欠的に圧電トランスを駆動した場
合において、発振期間の管電流に相当する電圧制御発振
回路への電圧をサンプルホールド回路の制御により保持
できるため、休止期間であっても該発振期間における駆
動回路の駆動状態を保持可能となり、且つ発振期間もし
くは休止期間の長さを変えることによって平均管電流を
調整できるため、冷陰極管の輝度の調整も可能となる。
【0032】しかしながら、上述の手法によると、パル
ス電源回路8の発振期間(デューティ)を20%〜10
0%に調整することで、相対輝度を約10%〜100%
の範囲で変えることができるが、相対輝度を0%まで調
整することは不可能である。その理由について説明する
と、発振期間を0%、即ち圧電トランス1の駆動を停止
させると、管電流が零となるため、管電流を所定値に保
持しようとする電圧制御発振回路8の周波数制御によ
り、周波数が下限値(例えば、図2の山形の特性の左端
付近)まで掃引される。下限周波数では、共振周波数か
ら大きくずれているため、圧電トランス1は冷陰極管の
点灯開始に必要な高電圧を発生させることができず、再
点灯できなくなってしまう。また、再点灯しても共振特
性の左側では管電流を略一定にする周波数制御が正帰還
となるために正常な制御が行われない。つまり、輝度を
0%に調整した後、正常な動作に戻れないという問題が
生じる。そこでこの問題を改善した第2の実施形態を以
下に説明する。
ス電源回路8の発振期間(デューティ)を20%〜10
0%に調整することで、相対輝度を約10%〜100%
の範囲で変えることができるが、相対輝度を0%まで調
整することは不可能である。その理由について説明する
と、発振期間を0%、即ち圧電トランス1の駆動を停止
させると、管電流が零となるため、管電流を所定値に保
持しようとする電圧制御発振回路8の周波数制御によ
り、周波数が下限値(例えば、図2の山形の特性の左端
付近)まで掃引される。下限周波数では、共振周波数か
ら大きくずれているため、圧電トランス1は冷陰極管の
点灯開始に必要な高電圧を発生させることができず、再
点灯できなくなってしまう。また、再点灯しても共振特
性の左側では管電流を略一定にする周波数制御が正帰還
となるために正常な制御が行われない。つまり、輝度を
0%に調整した後、正常な動作に戻れないという問題が
生じる。そこでこの問題を改善した第2の実施形態を以
下に説明する。
【0033】[第2の実施形態]図7は、本発明の第2
の実施形態としての圧電トランスの制御回路のブロック
構成図であり、同図において、第1の実施形態(図5)
と同様な回路構成の部分については、同一の参照番号を
付して説明は省略する。
の実施形態としての圧電トランスの制御回路のブロック
構成図であり、同図において、第1の実施形態(図5)
と同様な回路構成の部分については、同一の参照番号を
付して説明は省略する。
【0034】10a,10bは、圧電トランスの出力電
圧を検出するための検出用抵抗である。11は、検出用
抵抗10bに生じた交流電圧を直流電圧に変換する整流
回路である。9は、整流回路11にて整流された圧電ト
ランス1の出力電圧を表わす出力検出電圧Vriと基準電
圧Vref2とを比較し、その比較結果に応じてHighま
たはLowの信号を出力する電圧比較回路である。電圧
制御発振回路6Aは、図5の電圧制御発振回路6と同
様、誤差増幅回路5の出力電圧に応じて駆動回路7に発
振信号を出力する電圧制御発振回路であるが、電圧制御
発振回路6Aが出力する発振信号の周波数を極限値にす
るストローブ端子Pが設けられている。以下、電圧制御
発振回路6Aの構成及び動作について説明する。
圧を検出するための検出用抵抗である。11は、検出用
抵抗10bに生じた交流電圧を直流電圧に変換する整流
回路である。9は、整流回路11にて整流された圧電ト
ランス1の出力電圧を表わす出力検出電圧Vriと基準電
圧Vref2とを比較し、その比較結果に応じてHighま
たはLowの信号を出力する電圧比較回路である。電圧
制御発振回路6Aは、図5の電圧制御発振回路6と同
様、誤差増幅回路5の出力電圧に応じて駆動回路7に発
振信号を出力する電圧制御発振回路であるが、電圧制御
発振回路6Aが出力する発振信号の周波数を極限値にす
るストローブ端子Pが設けられている。以下、電圧制御
発振回路6Aの構成及び動作について説明する。
【0035】図8は、本発明の第2の実施形態としての
電圧制御発振回路の構成を示す図である。
電圧制御発振回路の構成を示す図である。
【0036】図中、スイッチング素子6aには、誤差増
幅回路5の出力電圧と電圧比較回路9の基準電圧Vref2
とが入力されている。尚、基準電圧Vref2は、駆動回路
7への発振信号を上限周波数(極限値)に固定するため
に用いる。これらの入力は、ストローブ端子Pに入力さ
れる信号の状態に応じてスイッチング素子6aにより切
り換えられ、V/Fコンバータ6bに入力されて周波数
に変換される。ここで、上限周波数は、圧電トランス1
の共振特性の高周波数側で出力電圧が極小値(例えば、
図2のfa)を示す周波数にするのが望ましい。これ
は、一般に圧電トランスが整数倍毎に共振周波数を有す
るため、当該上限周波数より大きな周波数を採用すると
次の山型の共振特性の範囲に入ってしまい、正常な制御
ができなくなってしまうからである。
幅回路5の出力電圧と電圧比較回路9の基準電圧Vref2
とが入力されている。尚、基準電圧Vref2は、駆動回路
7への発振信号を上限周波数(極限値)に固定するため
に用いる。これらの入力は、ストローブ端子Pに入力さ
れる信号の状態に応じてスイッチング素子6aにより切
り換えられ、V/Fコンバータ6bに入力されて周波数
に変換される。ここで、上限周波数は、圧電トランス1
の共振特性の高周波数側で出力電圧が極小値(例えば、
図2のfa)を示す周波数にするのが望ましい。これ
は、一般に圧電トランスが整数倍毎に共振周波数を有す
るため、当該上限周波数より大きな周波数を採用すると
次の山型の共振特性の範囲に入ってしまい、正常な制御
ができなくなってしまうからである。
【0037】本実施形態において、電圧制御発振回路6
Aには、誤差増幅回路5の出力電圧が入力されており、
ストローブ端子Pに‘High’が入力されたときには
誤差増幅回路5の出力電圧に応じた周波数の信号を出力
し(通常動作)、‘Low’が入力されたときには基準
電圧Vref2に応じた周波数の信号を出力する。
Aには、誤差増幅回路5の出力電圧が入力されており、
ストローブ端子Pに‘High’が入力されたときには
誤差増幅回路5の出力電圧に応じた周波数の信号を出力
し(通常動作)、‘Low’が入力されたときには基準
電圧Vref2に応じた周波数の信号を出力する。
【0038】パルス電源回路8の発振期間が20%〜1
00%である場合において、検出抵抗10a,10b及
び整流回路11により検出された電圧Vriは基準値Vre
f2より大きいため、電圧比較回路9は‘High’を出
力し、電圧制御発振回路6Aは上記の通常動作を行う。
00%である場合において、検出抵抗10a,10b及
び整流回路11により検出された電圧Vriは基準値Vre
f2より大きいため、電圧比較回路9は‘High’を出
力し、電圧制御発振回路6Aは上記の通常動作を行う。
【0039】一方、発振期間を0%とすると圧電トラン
ス1は駆動されないため、圧電トランス1の出力電圧は
略零を示す。その際、整流回路11から出力される出力
検出電圧は、基準値Vref2より小さくなり、電圧比較回
路9は‘Low’を出力するため、電圧制御発振回路6
Aは上記の上限周波数の発振信号を出力する。
ス1は駆動されないため、圧電トランス1の出力電圧は
略零を示す。その際、整流回路11から出力される出力
検出電圧は、基準値Vref2より小さくなり、電圧比較回
路9は‘Low’を出力するため、電圧制御発振回路6
Aは上記の上限周波数の発振信号を出力する。
【0040】そこで、発振期間0%の状態から、パルス
電源回路8内のパルス発振回路8aを調整して発振期間
を伸ばしていくと、圧電トランス1の出力には出力電圧
が発生する。そして、圧電トランス1の出力電圧を表わ
す整流回路11からの出力検出電圧がVref2より大きく
なったとき、電圧制御発振回路6Aは上記の通常動作に
戻る。通常動作時には、管電流を所定値に制御する周波
数制御が行われるため、冷陰極管は再点灯が可能とな
る。
電源回路8内のパルス発振回路8aを調整して発振期間
を伸ばしていくと、圧電トランス1の出力には出力電圧
が発生する。そして、圧電トランス1の出力電圧を表わ
す整流回路11からの出力検出電圧がVref2より大きく
なったとき、電圧制御発振回路6Aは上記の通常動作に
戻る。通常動作時には、管電流を所定値に制御する周波
数制御が行われるため、冷陰極管は再点灯が可能とな
る。
【0041】<第2の実施形態の変形例>図9は、本発
明の第2の実施形態の変形例1としての圧電トランスの
制御回路のブロック構成図である。
明の第2の実施形態の変形例1としての圧電トランスの
制御回路のブロック構成図である。
【0042】同図において、前述の図7と異なる構成を
説明すれば、サンプルホールド回路12の出力を電圧比
較回路9に入力し、その電圧値が所定の基準Vref3より
小さければ消灯状態と判断し、電圧比較回路9が‘Lo
w’を出力するため、電圧制御発振回路6Aが上限周波
数の信号を出力する。一方、所定の基準Vref3より大き
いときには、電圧比較回路9が‘High’を出力する
ため、電圧制御発振回路6Aが通常動作を行う。それ以
外の部分は上述の第1及び第2の実施形態と同様なため
説明を省略する。
説明すれば、サンプルホールド回路12の出力を電圧比
較回路9に入力し、その電圧値が所定の基準Vref3より
小さければ消灯状態と判断し、電圧比較回路9が‘Lo
w’を出力するため、電圧制御発振回路6Aが上限周波
数の信号を出力する。一方、所定の基準Vref3より大き
いときには、電圧比較回路9が‘High’を出力する
ため、電圧制御発振回路6Aが通常動作を行う。それ以
外の部分は上述の第1及び第2の実施形態と同様なため
説明を省略する。
【0043】図10は、本発明の第2の実施形態の変形
例2としての圧電トランスの制御回路のブロック構成図
である。
例2としての圧電トランスの制御回路のブロック構成図
である。
【0044】同図において、前述の図7と異なる構成を
説明すれば、パルス電源回路8の出力するパルス電圧の
デューティ比と所定のデューティ比とを比較してHig
hまたはLowの信号を出力するパルス幅比較回路14
が備えられており、パルス電圧のデューティ比が所定の
デューティ比(例えば、5%以下)より小さくなったと
きには、パルス幅比較回路14が‘Low’を出力する
ため、電圧制御発振回路6Aが上限周波数の信号を出力
する。一方、所定のデューティ比より大きいときには、
パルス幅比較回路14が‘High’を出力するため、
電圧制御発振回路6Aが通常動作を行う。それ以外の部
分は上述の第1及び第2の実施形態と同様なため説明を
省略する。
説明すれば、パルス電源回路8の出力するパルス電圧の
デューティ比と所定のデューティ比とを比較してHig
hまたはLowの信号を出力するパルス幅比較回路14
が備えられており、パルス電圧のデューティ比が所定の
デューティ比(例えば、5%以下)より小さくなったと
きには、パルス幅比較回路14が‘Low’を出力する
ため、電圧制御発振回路6Aが上限周波数の信号を出力
する。一方、所定のデューティ比より大きいときには、
パルス幅比較回路14が‘High’を出力するため、
電圧制御発振回路6Aが通常動作を行う。それ以外の部
分は上述の第1及び第2の実施形態と同様なため説明を
省略する。
【0045】更に、本実施形態の変形例3として、前述
の図7における駆動回路7を、トランジスタにより構成
した所謂ブリッジ型の駆動回路とした場合について図1
1を参照して説明する。
の図7における駆動回路7を、トランジスタにより構成
した所謂ブリッジ型の駆動回路とした場合について図1
1を参照して説明する。
【0046】図11は、本発明の第2の実施形態の変形
例3としての圧電トランスの制御回路のブロック構成図
である。同図では、駆動回路7にハーフブリッジ型の回
路構成を示している。前述の図7の場合は、パルス電源
回路8により駆動回路7自体を間欠駆動させたが、本変
形例のようなブリッジ型駆動回路の場合には、パルス発
振回路13及びアンド(AND)回路15を使用する。
パルス発振回路13は、不図示の調整手段を備えてお
り、出力するパルス信号のデューティ比の調整が可能で
ある。
例3としての圧電トランスの制御回路のブロック構成図
である。同図では、駆動回路7にハーフブリッジ型の回
路構成を示している。前述の図7の場合は、パルス電源
回路8により駆動回路7自体を間欠駆動させたが、本変
形例のようなブリッジ型駆動回路の場合には、パルス発
振回路13及びアンド(AND)回路15を使用する。
パルス発振回路13は、不図示の調整手段を備えてお
り、出力するパルス信号のデューティ比の調整が可能で
ある。
【0047】変形例3において、駆動回路7は、ハーフ
ブリッジ型に接続されたP型トランジスタ(FET:電
界効果トランジスタ)7aとN型トランジスタ(FE
T)7bとで構成されされており、パルス発振回路13
が出力するパルス信号、電圧制御発振回路6Aの出力す
る発振信号、これらの信号のアンド回路15による論理
積信号を使用して2つのトランジスタ(7a,7b)が
交互にスイッチングを行う。この駆動回路7のスイッチ
ング動作により、圧電トランス1には入力電圧Viを振
幅とする駆動電圧(交流電圧)が間欠的に印加される。
また、パルス発振回路13が出力するパルス信号により
サンプルホールド回路12を制御する。前記の構成以外
は図7と同様なため、同一の参照番号を付して詳細な説
明は省略する。
ブリッジ型に接続されたP型トランジスタ(FET:電
界効果トランジスタ)7aとN型トランジスタ(FE
T)7bとで構成されされており、パルス発振回路13
が出力するパルス信号、電圧制御発振回路6Aの出力す
る発振信号、これらの信号のアンド回路15による論理
積信号を使用して2つのトランジスタ(7a,7b)が
交互にスイッチングを行う。この駆動回路7のスイッチ
ング動作により、圧電トランス1には入力電圧Viを振
幅とする駆動電圧(交流電圧)が間欠的に印加される。
また、パルス発振回路13が出力するパルス信号により
サンプルホールド回路12を制御する。前記の構成以外
は図7と同様なため、同一の参照番号を付して詳細な説
明は省略する。
【0048】尚、上述の変形例3では、図7の制御回路
に基づいて説明したが、図9,図10の制御回路につい
ても駆動回路7をハーフブリッジ型とし、パルス電源回
路8の代わりにパルス発振回路13及びアンド回路15
を使用してもよいことは言うまでもない。但し、図10
の変形例の場合は、パルス幅比較回路14にはパルス発
振回路13の出力するパルス信号が入力され、そのパル
ス信号のデューティ比と所定値(デューティ比)とを比
較することになる。また、駆動回路7をハーフブリッジ
型ではなく、フルブリッジ型に構成することも可能であ
ることは言うまでもない。
に基づいて説明したが、図9,図10の制御回路につい
ても駆動回路7をハーフブリッジ型とし、パルス電源回
路8の代わりにパルス発振回路13及びアンド回路15
を使用してもよいことは言うまでもない。但し、図10
の変形例の場合は、パルス幅比較回路14にはパルス発
振回路13の出力するパルス信号が入力され、そのパル
ス信号のデューティ比と所定値(デューティ比)とを比
較することになる。また、駆動回路7をハーフブリッジ
型ではなく、フルブリッジ型に構成することも可能であ
ることは言うまでもない。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
負荷である冷陰極管の管電流を略一定に保つ機能と、間
欠発振による広範囲な輝度調整機能との両立が可能であ
って、特に輝度調整による消灯・再点灯が可能な圧電ト
ランスの制御回路の提供が実現する。即ち、パルス電源
回路の発振期間が0%〜100%の範囲における輝度調
整が実現し、冷陰極管が消灯したことを検知した場合に
は電圧制御発振回路の発振周波数を上限値に設定した。
これにより、発振期間を調整して0%から大きくすれ
ば、管電流を所定値にする周波数制御が再び開始されて
冷陰極管は再点灯できるようになる。
負荷である冷陰極管の管電流を略一定に保つ機能と、間
欠発振による広範囲な輝度調整機能との両立が可能であ
って、特に輝度調整による消灯・再点灯が可能な圧電ト
ランスの制御回路の提供が実現する。即ち、パルス電源
回路の発振期間が0%〜100%の範囲における輝度調
整が実現し、冷陰極管が消灯したことを検知した場合に
は電圧制御発振回路の発振周波数を上限値に設定した。
これにより、発振期間を調整して0%から大きくすれ
ば、管電流を所定値にする周波数制御が再び開始されて
冷陰極管は再点灯できるようになる。
【0050】
【図1】従来例としての圧電トランスの制御回路のブロ
ック構成図である。
ック構成図である。
【図2】圧電トランスの出力電圧及び負荷電流について
の周波数特性の一例を説明する図である。
の周波数特性の一例を説明する図である。
【図3】従来例としての冷陰極管の輝度調節が可能な圧
電トランスの制御回路のブロック構成図である。
電トランスの制御回路のブロック構成図である。
【図4】従来例としての冷陰極管の輝度調節が可能な圧
電トランスの制御回路の動作を説明する図である。
電トランスの制御回路の動作を説明する図である。
【図5】本発明の第1の実施形態としての圧電トランス
の制御回路のブロック構成図である。
の制御回路のブロック構成図である。
【図6】本発明の第1の実施形態としてのパルス電源回
路の構成を説明する図である。
路の構成を説明する図である。
【図7】本発明の第2の実施形態としての圧電トランス
の制御回路のブロック構成図である。
の制御回路のブロック構成図である。
【図8】本発明の第2の実施形態としての電圧制御発振
回路の構成を示す図である。
回路の構成を示す図である。
【図9】本発明の第2の実施形態の変形例1としての圧
電トランスの制御回路のブロック構成図である。
電トランスの制御回路のブロック構成図である。
【図10】本発明の第2の実施形態の変形例2としての
圧電トランスの制御回路のブロック構成図である。
圧電トランスの制御回路のブロック構成図である。
【図11】本発明の第2の実施形態の変形例3としての
圧電トランスの制御回路のブロック構成図である。
圧電トランスの制御回路のブロック構成図である。
1,101 圧電トランス 2,102 負荷 3,10a,10b,103 検出用抵抗 4,104 整流回路 5,105 誤差増幅回路 6,6A,106 電圧制御発振回路 6a スイッチング素子 6b V/Fコンバータ 7,107 駆動回路 7a,7b トランジスタ 8a,13 パルス発振回路 8b,12c スイッチング素子 9 電圧比較回路 109 発振回路 12 サンプルホールド回路 12a バッファ 12b コンデンサ 14 パルス幅比較回路 15 AND回路
Claims (13)
- 【請求項1】 制御電圧に応じて発振信号を生成する発
振手段と、その発振手段からの発振信号に応じて発生さ
せた交流電圧により圧電トランスを駆動する駆動手段
と、前記圧電トランスの出力側に接続された負荷の負荷
電流を検出し、その負荷電流を略一定にすべく該発振手
段の発振周波数を制御する制御手段と、を備える圧電ト
ランスの制御回路であって、 前記圧電トランスの負荷電流が所定値より小さいとき
に、前記発振手段の発振周波数を現在の発振周波数とは
異なる所定周波数に掃引する掃引手段を備えることを特
徴とする圧電トランスの制御回路。 - 【請求項2】 前記現在の発振周波数とは異なる所定周
波数は、前記圧電トランスが複数有する共振特性のう
ち、前記制御手段が使用している共振特性における出力
電圧が極小値を示す周波数であることを特徴とする請求
項1記載の圧電トランスの制御回路。 - 【請求項3】 前記制御手段が使用している共振特性の
うち、その共振特性における出力電圧が極大値を採る周
波数よりも高周波数側の周波数特性を使用している場合
において、前記出力電圧が極小値を示す周波数は、該高
周波数側の周波数とすることを特徴とする請求項2記載
の圧電トランスの制御回路。 - 【請求項4】 更に、前記圧電トランスを間欠的に駆動
するためのパルス信号を生成し、そのパルス信号を前記
駆動手段に供給する間欠発振手段を備え、その間欠発振
手段は、生成するパルス信号のデューティ比の調整する
ことにより、前記負荷電流を調整する調整手段を含むこ
とを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の
圧電トランスの制御回路。 - 【請求項5】 前記間欠発振手段は、前記交流電圧の基
となる直流電圧からパルス電圧を発生するパルス電圧手
段であることを特徴とする請求項4記載の圧電トランス
の制御回路。 - 【請求項6】 前記駆動手段は、トランジスタをブリッ
ジ型に構成したブリッジ回路を含み、前記間欠発振手段
は、 パルス信号を生成するパルス発振手段と、 そのパルス発振手段からのパルス信号と前記発振手段か
らの発振信号とに基づいて論理積を算出する論理積算出
手段と、を備え、前記トランジスタのそれぞれを、前記
発振手段からの発振信号または前記論理積算出手段から
の出力信号により駆動することを特徴とする請求項4記
載の圧電トランスの制御回路。 - 【請求項7】 更に、前記圧電トランスの出力電圧を検
知する出力電圧検出手段を備え、その出力電圧検出手段
の出力に基づいて、前記負荷電流が所定値より小さいと
きを検出することを特徴とする請求項1乃至請求項6の
何れかに記載の圧電トランスの制御回路。 - 【請求項8】 更に、前記圧電トランスの負荷電流を検
知する負荷電流検出手段を備え、その負荷電流検出手段
の出力に基づいて、前記負荷電流が所定値より小さいと
きを検出することを特徴とする請求項1乃至請求項6の
何れかに記載の圧電トランスの制御回路。 - 【請求項9】 更に、前記間欠発振手段の生成するパル
ス信号のデューティ比を検知するデューティ比検出手段
を備え、そのデューティ比検出手段によって前記負荷電
流が所定値より小さいときを検出することを特徴とする
請求項1乃至請求項4の何れかに記載の圧電トランスの
制御回路。 - 【請求項10】 前記負荷電流の所定値は、略ゼロであ
ることを特徴とする請求項1乃至請求項9の何れかに記
載の圧電トランスの制御回路。 - 【請求項11】 前記負荷は冷陰極管であって、前記負
荷電流が略ゼロであるときは、冷陰極管が消灯したとき
であることを特徴とする請求項10記載の圧電トランス
の制御回路。 - 【請求項12】 更に、前記負荷電流検出手段の出力を
前記パルス電圧に同期してサンプリングし、ホールドす
るサンプルホールド手段と、 そのサンプルホールド手段からの出力に基づいて、前記
発振手段の制御電圧を生成する制御電圧生成手段と、を
備えることを特徴とする請求項8記載の圧電トランスの
制御回路。 - 【請求項13】 更に、前記圧電トランスの負荷電流を
検知する負荷電流検出手段と、 その負荷電流検出手段の出力を前記パルス電圧に同期し
てサンプリングし、ホールドするサンプルホールド手段
と、 そのサンプルホールド手段からの出力に基づいて、前記
発振手段の制御電圧を生成する制御電圧生成手段と、を
備えることを特徴とする請求項7または請求項9記載の
圧電トランスの制御回路。
Priority Applications (10)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9023870A JPH10223390A (ja) | 1997-02-06 | 1997-02-06 | 圧電トランスの制御回路 |
TW086112093A TW349278B (en) | 1996-08-29 | 1997-08-22 | Control circuit and method for piezoelectric transformer |
US09/242,929 US6239558B1 (en) | 1996-08-29 | 1997-08-26 | System for driving a cold-cathode fluorescent lamp connected to a piezoelectric transformer |
CNB971992606A CN1175554C (zh) | 1996-08-29 | 1997-08-26 | 压电变压器的控制电路及方法 |
KR1019997001612A KR100322513B1 (ko) | 1996-08-29 | 1997-08-26 | 압전 트랜스포머를 위한 제어 회로 및 방법 |
AT97935889T ATE199197T1 (de) | 1996-08-29 | 1997-08-26 | Steuerschaltung und -verfahren für piezoelektrischen transformator |
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DE69704082T DE69704082T2 (de) | 1996-08-29 | 1997-08-26 | Steuerschaltung und -verfahren für piezoelektrischen transformator |
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JP9023870A JPH10223390A (ja) | 1997-02-06 | 1997-02-06 | 圧電トランスの制御回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10223390A true JPH10223390A (ja) | 1998-08-21 |
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Family Applications (1)
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JP9023870A Pending JPH10223390A (ja) | 1996-08-29 | 1997-02-06 | 圧電トランスの制御回路 |
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Country | Link |
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JP (1) | JPH10223390A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000024115A1 (fr) * | 1998-10-21 | 2000-04-27 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Circuit d'excitation pour transformateur piezo-electrique |
JP2002043088A (ja) * | 2000-07-19 | 2002-02-08 | Advanced Display Inc | 放電灯の電流制御方法および放電灯点灯回路およびこの放電灯点灯回路を用いた液晶バックライト |
-
1997
- 1997-02-06 JP JP9023870A patent/JPH10223390A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000024115A1 (fr) * | 1998-10-21 | 2000-04-27 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Circuit d'excitation pour transformateur piezo-electrique |
US6407480B1 (en) | 1998-10-21 | 2002-06-18 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Circuit for driving piezoelectric transformer |
JP2002043088A (ja) * | 2000-07-19 | 2002-02-08 | Advanced Display Inc | 放電灯の電流制御方法および放電灯点灯回路およびこの放電灯点灯回路を用いた液晶バックライト |
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