JPH10285781A - ディジタル形保護制御システム - Google Patents
ディジタル形保護制御システムInfo
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- JPH10285781A JPH10285781A JP9089182A JP8918297A JPH10285781A JP H10285781 A JPH10285781 A JP H10285781A JP 9089182 A JP9089182 A JP 9089182A JP 8918297 A JP8918297 A JP 8918297A JP H10285781 A JPH10285781 A JP H10285781A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ディジタル形保護制御システムを構成する複
数台の装置の間に伝送機能を追加して、システム全体の
マンマシンインタフェースの向上を図る。 【解決手段】 マンマシンインタフェース機能を司るマ
ンマシンパネル部(MMパネル部)と、所定の保護制御
機能を司る保護制御機能部と、保護制御機能とは明確に
分離されて保護制御機能部とMMパネル部との仲介を司
るマンマシン制御部(MM制御部)とを備え、全二重通
信のシリアルバスによる他装置とのデータ伝送およびそ
れに伴うデータ編集するための装置間I/F部7C,7
Dを各装置に具備し、各MM制御部と直結し、装置間I
/F部同士を専用の伝送路でもって接続することを基本
構成とする。
数台の装置の間に伝送機能を追加して、システム全体の
マンマシンインタフェースの向上を図る。 【解決手段】 マンマシンインタフェース機能を司るマ
ンマシンパネル部(MMパネル部)と、所定の保護制御
機能を司る保護制御機能部と、保護制御機能とは明確に
分離されて保護制御機能部とMMパネル部との仲介を司
るマンマシン制御部(MM制御部)とを備え、全二重通
信のシリアルバスによる他装置とのデータ伝送およびそ
れに伴うデータ編集するための装置間I/F部7C,7
Dを各装置に具備し、各MM制御部と直結し、装置間I
/F部同士を専用の伝送路でもって接続することを基本
構成とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディジタル保護
制御システムの運用・保守に係り、複数の装置のマンマ
シンインタフェースを司るMMパネル部にて装置毎の情
報だけではなくシステム上連係している他装置の情報を
も集約することにより、同一操作・表示の統合、連動設
定の自動化を図り、システム全体の運用・保守を確実か
つ容易に行うことを目的としたものである。
制御システムの運用・保守に係り、複数の装置のマンマ
シンインタフェースを司るMMパネル部にて装置毎の情
報だけではなくシステム上連係している他装置の情報を
も集約することにより、同一操作・表示の統合、連動設
定の自動化を図り、システム全体の運用・保守を確実か
つ容易に行うことを目的としたものである。
【0002】
【従来の技術】従来のディジタルリレー装置及びディジ
タル形保護制御システムを、電気共同研究第50巻第1
号「第二世代ディジタルリレー」(社団法人電気共同研
究会、平成6年4月25日発行)に基づいて説明する。
タル形保護制御システムを、電気共同研究第50巻第1
号「第二世代ディジタルリレー」(社団法人電気共同研
究会、平成6年4月25日発行)に基づいて説明する。
【0003】図8はディジタルリレー装置の代表的な構
成例を示したものであり、メインリレーと、メインリレ
ーとは別のハードウエアであるフェイルセーフリレーを
備え、それらをリレーRyを有するトリップ回路に接続
した直列二重化構成とすることにより一個の部品不良で
は誤動作に至らないように構成されている。
成例を示したものであり、メインリレーと、メインリレ
ーとは別のハードウエアであるフェイルセーフリレーを
備え、それらをリレーRyを有するトリップ回路に接続
した直列二重化構成とすることにより一個の部品不良で
は誤動作に至らないように構成されている。
【0004】図9はこれらメインリレー、フェイルセー
フリレーなどのディジタルリレーユニットのハードウエ
ア構造を示したもので、ディジタル化された系統の電気
量を用いてマイクロプロセッサで保護リレー演算を行
い、判定結果をトリップ信号として外部に出力する。
フリレーなどのディジタルリレーユニットのハードウエ
ア構造を示したもので、ディジタル化された系統の電気
量を用いてマイクロプロセッサで保護リレー演算を行
い、判定結果をトリップ信号として外部に出力する。
【0005】図9において、入力変換部(1)は補助P
T,補助CTを内蔵し、系統に接続されたPT,CTか
らの電流・電圧入力の絶縁を行うと共に、電子回路の処
理に適した電圧値レベルに変換する。アナログ/ディジ
タル変換部(2)では、入力変換部で適当な電圧値に変
換された系統の電圧・電流入力(アナログ量)を、一定
時間(サンプリング間隔)毎にサンプリングホールド回
路(S/H)でサンプリングし、マルチプレクサ(MP
X)で入力チャネルを順次切替えながらA/D変換器
(A/D)でディジタル量に変換し、演算処理部に出力
する。演算処理部(3)では、A/D変換された系統入
力のディジタル量を用いてマイクロプロセッサ(CP
U)により保護リレー演算を行い、その結果をもとにシ
ーケンス演算を行う。系統入力のディジタル量や演算結
果はRAMに、プログラムはROMに、保護リレーの整
定値は不揮発性RAMに格納される。ディジタル入出力
部(4)は、ディジタルリレーのトリップ指令や表示・
警報信号を出力する出力部(D/O)と、遮断器の補助
接点などの外部情報を取り込む入力部(D/I)があ
る。伝送部(5)において、信号伝送は通常シリアル伝
送のため、送信側にパラレルのデータをシリアルに変換
するP/S変換回路、受信側にシリアルのデータをパラ
レルに変換するS/P変換回路が設けられている。整定
・表示部(6)は、リレーの整定を行う整定部とリレー
の動作表示や不良表示を行う表示部で構成される。な
お、リレーユニットには、マイクロプロセッサ等の電子
回路や補助リレー回路等の制御電源を安定に供給するた
めの電源ユニット(図示せず)が設けられている。
T,補助CTを内蔵し、系統に接続されたPT,CTか
らの電流・電圧入力の絶縁を行うと共に、電子回路の処
理に適した電圧値レベルに変換する。アナログ/ディジ
タル変換部(2)では、入力変換部で適当な電圧値に変
換された系統の電圧・電流入力(アナログ量)を、一定
時間(サンプリング間隔)毎にサンプリングホールド回
路(S/H)でサンプリングし、マルチプレクサ(MP
X)で入力チャネルを順次切替えながらA/D変換器
(A/D)でディジタル量に変換し、演算処理部に出力
する。演算処理部(3)では、A/D変換された系統入
力のディジタル量を用いてマイクロプロセッサ(CP
U)により保護リレー演算を行い、その結果をもとにシ
ーケンス演算を行う。系統入力のディジタル量や演算結
果はRAMに、プログラムはROMに、保護リレーの整
定値は不揮発性RAMに格納される。ディジタル入出力
部(4)は、ディジタルリレーのトリップ指令や表示・
警報信号を出力する出力部(D/O)と、遮断器の補助
接点などの外部情報を取り込む入力部(D/I)があ
る。伝送部(5)において、信号伝送は通常シリアル伝
送のため、送信側にパラレルのデータをシリアルに変換
するP/S変換回路、受信側にシリアルのデータをパラ
レルに変換するS/P変換回路が設けられている。整定
・表示部(6)は、リレーの整定を行う整定部とリレー
の動作表示や不良表示を行う表示部で構成される。な
お、リレーユニットには、マイクロプロセッサ等の電子
回路や補助リレー回路等の制御電源を安定に供給するた
めの電源ユニット(図示せず)が設けられている。
【0006】図10は図8のリレー装置のマンマシンイ
ンターフェースの構成例を示したものであり、整定パネ
ル、表示パネル、オシロ出力端子および強制制御端子と
ディジタルリレーユニット内に実装される各インターフ
ェース回路から構成される。
ンターフェースの構成例を示したものであり、整定パネ
ル、表示パネル、オシロ出力端子および強制制御端子と
ディジタルリレーユニット内に実装される各インターフ
ェース回路から構成される。
【0007】図11は図8〜図10の従来のディジタル
リレー装置をマンマシンインターフェース機能を主体と
して概念的にまとめた図であり、従来のディジタル形保
護制御システムを示すブロック構成図である。図におい
て、保護制御システムを構成する装置1A,1Bは、人
間と保護制御機能との橋渡し役、すなわちマンマシンイ
ンタフェース機能を司るパネル状のマンマシンパネル部
(以下「MMパネル部」という)2A,2Bと、所定の
保護制御機能とは明確に分離されて保護制御機能部とM
Mパネル部との仲介を司るマンマシン制御部(以下「M
M制御部」という)3A,3Bと、保護制御システムの
主機能である保護制御機能を司る保護制御機能部4A,
4Bとを備えており、MMパネル部2A,2BとMM制
御部3A,3Bは伝送路5A,5Bにより、MM制御部
3A,3Bと保護制御機能部4A,4Bは伝送路6A,
6Bにより接続されている。
リレー装置をマンマシンインターフェース機能を主体と
して概念的にまとめた図であり、従来のディジタル形保
護制御システムを示すブロック構成図である。図におい
て、保護制御システムを構成する装置1A,1Bは、人
間と保護制御機能との橋渡し役、すなわちマンマシンイ
ンタフェース機能を司るパネル状のマンマシンパネル部
(以下「MMパネル部」という)2A,2Bと、所定の
保護制御機能とは明確に分離されて保護制御機能部とM
Mパネル部との仲介を司るマンマシン制御部(以下「M
M制御部」という)3A,3Bと、保護制御システムの
主機能である保護制御機能を司る保護制御機能部4A,
4Bとを備えており、MMパネル部2A,2BとMM制
御部3A,3Bは伝送路5A,5Bにより、MM制御部
3A,3Bと保護制御機能部4A,4Bは伝送路6A,
6Bにより接続されている。
【0008】図5はMMパネル部に表示されるテンキー
入力による整定画面の例、図6はMMパネル部に表示さ
れる釦選択による整定画面の例、図7は整定操作を示す
フローチャートであり、何れの図においても、50は整
定開始釦又は操作、51は整定項目釦又は操作、52は
テンキー釦,整定釦又は操作、53は書込釦又は操作、
54は運用開始釦又は操作を示している。図5および図
6において二重線で囲んだ四角形はタッチパネル釦を表
している。
入力による整定画面の例、図6はMMパネル部に表示さ
れる釦選択による整定画面の例、図7は整定操作を示す
フローチャートであり、何れの図においても、50は整
定開始釦又は操作、51は整定項目釦又は操作、52は
テンキー釦,整定釦又は操作、53は書込釦又は操作、
54は運用開始釦又は操作を示している。図5および図
6において二重線で囲んだ四角形はタッチパネル釦を表
している。
【0009】従来のディジタル形保護制御システム(図
11参照)において、MMパネル部2A,2Bは個々の
装置1A,1Bに独立に具備され、その結果、人間は保
護制御機能部4A,4Bの情報を装置1A,1BのMM
パネル部2A,2Bを介して個別に表示操作、整定操
作、設定等を行っていた。
11参照)において、MMパネル部2A,2Bは個々の
装置1A,1Bに独立に具備され、その結果、人間は保
護制御機能部4A,4Bの情報を装置1A,1BのMM
パネル部2A,2Bを介して個別に表示操作、整定操
作、設定等を行っていた。
【00010】ここで、整定とは、MMパネル部上で行
う保護制御機能の判定に用いる所定の演算定数の設定の
みならず、システム時計の日時データや自動点検のタイ
マ起動日時データおよびタイマ周期も含まれることにす
る。また、設定とは、MMパネル部上で基本的に単一操
作にて所定の設定を完了できることを指すこととする。
う保護制御機能の判定に用いる所定の演算定数の設定の
みならず、システム時計の日時データや自動点検のタイ
マ起動日時データおよびタイマ周期も含まれることにす
る。また、設定とは、MMパネル部上で基本的に単一操
作にて所定の設定を完了できることを指すこととする。
【0011】次に、代表的な動作について説明する。図
11のように構成された保護制御システムにおいて保護
制御機能の情報を表示する場合、まず人間が装置1Aの
MMパネル部2Aにより欲しい情報を表示する画面を選
択する。それによりMMパネル部2Aは伝送路5Aを通
じてMM制御部3Aへ向けて選択された画面の情報につ
いての送信要求を発行し、続いてMM制御部3Aは保護
制御機能部4Aの各部位へ向けて伝送路6Aを通じて該
当情報についての送信要求を発行する。その要求を受け
て保護制御機能部4Aの各部位は該当情報を伝送路6A
を通じてMM制御部3Aへ向けて送信し、MM制御部3
Aは保護制御機能部4Aからの各該当情報を受信収集
し、該当情報全てを伝送路5Aを通じてMMパネル部2
Aへ向けて送信する。MMパネル部2Aが受信した情報
を選択画面に表示することにより、装置1Aの保護制御
機能の情報はMMパネル部2Aにより表示され、人間は
欲しい情報を認識するに至る。
11のように構成された保護制御システムにおいて保護
制御機能の情報を表示する場合、まず人間が装置1Aの
MMパネル部2Aにより欲しい情報を表示する画面を選
択する。それによりMMパネル部2Aは伝送路5Aを通
じてMM制御部3Aへ向けて選択された画面の情報につ
いての送信要求を発行し、続いてMM制御部3Aは保護
制御機能部4Aの各部位へ向けて伝送路6Aを通じて該
当情報についての送信要求を発行する。その要求を受け
て保護制御機能部4Aの各部位は該当情報を伝送路6A
を通じてMM制御部3Aへ向けて送信し、MM制御部3
Aは保護制御機能部4Aからの各該当情報を受信収集
し、該当情報全てを伝送路5Aを通じてMMパネル部2
Aへ向けて送信する。MMパネル部2Aが受信した情報
を選択画面に表示することにより、装置1Aの保護制御
機能の情報はMMパネル部2Aにより表示され、人間は
欲しい情報を認識するに至る。
【0012】装置1Bの保護制御機能の情報についても
上記と同様である。
上記と同様である。
【0013】次に保護制御機能に対し整定操作を行う場
合、まず人間が装置1AのMMパネル部2Aで整定画面
を選択し、テンキー入力、あるいは釦選択による整定操
作を行う。テンキー入力及び釦選択による場合は運用開
始釦54により、MMパネル部2AはMM制御部3Aへ
向けて伝送路5Aを通じて新たな整定情報を送信する。
続いてMM制御部3Aは保護制御機能部4Aの該当部位
に向けて伝送路6Aを通じて整定情報を送信し、保護制
御機能に対し整定処理を行う。その処理が正常に完了し
たことを受けてMM制御部3Aは正常に整定処理を完了
したことを示す信号(以下、正常完了信号)を伝送路5
Aを通じてMMパネル部2Aへ向けて送信し、MMパネ
ル部2Aは正常完了信号の受信により整定操作が正常に
完了したことを表示で人間に知らせ、新たな整定で装置
1Aの保護制御機能が運用開始される。また、保護制御
機能に対する整定処理が不良であった場合、当該不良で
あることを受けてMM制御部3Aは整定処理が不良であ
ったことを示す信号(以下、不良信号)を伝送路5Aを
通じてMMパネル部2Aへ向けて送信し、MMパネル部
2Aは不良信号の受信により装置1Aの保護制御機能の
従来の整定情報を保持して、整定操作が不良であったこ
とを表示で人間に知らせ、再度の整定を促す。このよう
に人間は装置1Aの保護制御機能に対して整定操作を行
う。
合、まず人間が装置1AのMMパネル部2Aで整定画面
を選択し、テンキー入力、あるいは釦選択による整定操
作を行う。テンキー入力及び釦選択による場合は運用開
始釦54により、MMパネル部2AはMM制御部3Aへ
向けて伝送路5Aを通じて新たな整定情報を送信する。
続いてMM制御部3Aは保護制御機能部4Aの該当部位
に向けて伝送路6Aを通じて整定情報を送信し、保護制
御機能に対し整定処理を行う。その処理が正常に完了し
たことを受けてMM制御部3Aは正常に整定処理を完了
したことを示す信号(以下、正常完了信号)を伝送路5
Aを通じてMMパネル部2Aへ向けて送信し、MMパネ
ル部2Aは正常完了信号の受信により整定操作が正常に
完了したことを表示で人間に知らせ、新たな整定で装置
1Aの保護制御機能が運用開始される。また、保護制御
機能に対する整定処理が不良であった場合、当該不良で
あることを受けてMM制御部3Aは整定処理が不良であ
ったことを示す信号(以下、不良信号)を伝送路5Aを
通じてMMパネル部2Aへ向けて送信し、MMパネル部
2Aは不良信号の受信により装置1Aの保護制御機能の
従来の整定情報を保持して、整定操作が不良であったこ
とを表示で人間に知らせ、再度の整定を促す。このよう
に人間は装置1Aの保護制御機能に対して整定操作を行
う。
【0014】装置1Bの保護制御機能に対しても上記と
同様である。
同様である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来のディジタル形保
護制御機能システムにおいて、装置1Aと装置1Bが連
係して機能するような場合、例えば図11のように装置
1Aと装置1BのMMパネル部が2A,2Bのように独
立分離していると、下記のような不都合な点がある。
護制御機能システムにおいて、装置1Aと装置1Bが連
係して機能するような場合、例えば図11のように装置
1Aと装置1BのMMパネル部が2A,2Bのように独
立分離していると、下記のような不都合な点がある。
【0016】第1に、装置1A及び装置1Bの両方の保
護制御機能の情報を認識する場合に、同一のMMパネル
部により集約して一覧表示することが不可能であるこ
と。
護制御機能の情報を認識する場合に、同一のMMパネル
部により集約して一覧表示することが不可能であるこ
と。
【0017】第2に、装置1Aおよび装置1Bの両方の
保護制御機能に対して整定操作を行う場合に、同一のM
Mパネル部で集約して操作することが不可能であるこ
と。
保護制御機能に対して整定操作を行う場合に、同一のM
Mパネル部で集約して操作することが不可能であるこ
と。
【0018】第3に、両装置にまたがる連動整定の自動
処理が不可能であること。
処理が不可能であること。
【0019】第4に、両装置に共通の整定についての一
括操作が不可能であること。
括操作が不可能であること。
【0020】第5に、何れかの装置のMMパネル部が故
障した場合に、その装置の保護制御機能とのマンマシン
インタフェース機能の代替がないことである。
障した場合に、その装置の保護制御機能とのマンマシン
インタフェース機能の代替がないことである。
【0021】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、ディジタル形保護制御システ
ムを構成する複数台の装置の間に伝送機能を追加するこ
とにより、システム全体のマンマシンインタフェースを
何れのMMパネル部でも可能とすることを前提としてい
て、さらにMMパネル部の取扱方法を工夫することによ
り、システム全体の保護制御機能に対して用途に応じて
確実かつ容易な運用・保守を可能とし、ディジタル形保
護制御システム全体の信頼性を向上させることを目的と
する。
めになされたものであり、ディジタル形保護制御システ
ムを構成する複数台の装置の間に伝送機能を追加するこ
とにより、システム全体のマンマシンインタフェースを
何れのMMパネル部でも可能とすることを前提としてい
て、さらにMMパネル部の取扱方法を工夫することによ
り、システム全体の保護制御機能に対して用途に応じて
確実かつ容易な運用・保守を可能とし、ディジタル形保
護制御システム全体の信頼性を向上させることを目的と
する。
【0022】
【課題を解決するための手段】この発明のディジタル形
保護制御システムは、マンマシンインタフェース機能を
司るマンマシンパネル部(MMパネル部)と、所定の保
護制御機能を司る保護制御機能部と、保護制御機能とは
明確に分離されて保護制御機能部とMMパネル部との仲
介を司るマンマシン制御部(MM制御部)とを備えた装
置が複数台連係して機能するシステムであって、全二重
通信のシリアルバスによる他装置とのデータ伝送および
それに伴うデータ編集するための装置間I/F部を各装
置に具備し、各MM制御部と直結し、装置間I/F部同
士を専用の伝送路でもって接続することを基本構成とし
た。
保護制御システムは、マンマシンインタフェース機能を
司るマンマシンパネル部(MMパネル部)と、所定の保
護制御機能を司る保護制御機能部と、保護制御機能とは
明確に分離されて保護制御機能部とMMパネル部との仲
介を司るマンマシン制御部(MM制御部)とを備えた装
置が複数台連係して機能するシステムであって、全二重
通信のシリアルバスによる他装置とのデータ伝送および
それに伴うデータ編集するための装置間I/F部を各装
置に具備し、各MM制御部と直結し、装置間I/F部同
士を専用の伝送路でもって接続することを基本構成とし
た。
【0023】この発明に係る第1のディジタル形保護制
御システムは、上記のような基本構成の下に、MMパネ
ル部を各装置のうち1台(以下、主装置)に具備し、主
装置のMM制御部にて残りの他装置(以下、従装置)の
保護制御機能の情報に対しても主装置の保護制御機能の
情報と同様にハンドシェイク処理を実行することによ
り、主装置のMMパネルにてシステム全体のマンマシン
インタフェースをとるものである。
御システムは、上記のような基本構成の下に、MMパネ
ル部を各装置のうち1台(以下、主装置)に具備し、主
装置のMM制御部にて残りの他装置(以下、従装置)の
保護制御機能の情報に対しても主装置の保護制御機能の
情報と同様にハンドシェイク処理を実行することによ
り、主装置のMMパネルにてシステム全体のマンマシン
インタフェースをとるものである。
【0024】この発明に係る第2のディジタル形保護制
御システムは、上記のような基本構成の下に、MMパネ
ル部を複数装置に具備し、各装置のMM制御部にて夫々
他装置の保護制御機能の情報に対しても自装置の保護制
御機能の情報と同様にハンドシェイク処理を実行する。
御システムは、上記のような基本構成の下に、MMパネ
ル部を複数装置に具備し、各装置のMM制御部にて夫々
他装置の保護制御機能の情報に対しても自装置の保護制
御機能の情報と同様にハンドシェイク処理を実行する。
【0025】さらにこの場合、複数MMパネル部で同一
操作がかち合う先行装置操作あるいは自装置操作を優先
とする仲裁処理をも各装置のMM制御部にて実行するこ
とにより、システムを構成する複数台の装置のMMパネ
ル部の何れにおいても、システム全体のマンマシンイン
タフェースをとることができる。
操作がかち合う先行装置操作あるいは自装置操作を優先
とする仲裁処理をも各装置のMM制御部にて実行するこ
とにより、システムを構成する複数台の装置のMMパネ
ル部の何れにおいても、システム全体のマンマシンイン
タフェースをとることができる。
【0026】この発明に係る第3のディジタル形保護制
御システムは、上記のような基本構成の下に、MMパネ
ル部を各装置に具備し、各装置のMM制御部にて夫々他
装置の保護制御機能の情報に対しても自装置の保護制御
機能の情報と同様にハンドシェイク処理を実行し、さら
に複数MMパネル部で同一操作がかち合う際の自装置操
作を優先とする仲裁処理をも各装置のMM制御部にて実
行し、その上各装置のMMパネル部に複数のパネルのう
ち自パネルのみを有効とするスイッチ(以下、パネル選
択スイッチ)を具備することにより、システムを構成す
る複数台の装置のうち任意の1つの有効なMMパネル部
でのみシステム全体のマンマシンインタフェースをと
る。
御システムは、上記のような基本構成の下に、MMパネ
ル部を各装置に具備し、各装置のMM制御部にて夫々他
装置の保護制御機能の情報に対しても自装置の保護制御
機能の情報と同様にハンドシェイク処理を実行し、さら
に複数MMパネル部で同一操作がかち合う際の自装置操
作を優先とする仲裁処理をも各装置のMM制御部にて実
行し、その上各装置のMMパネル部に複数のパネルのう
ち自パネルのみを有効とするスイッチ(以下、パネル選
択スイッチ)を具備することにより、システムを構成す
る複数台の装置のうち任意の1つの有効なMMパネル部
でのみシステム全体のマンマシンインタフェースをと
る。
【0027】この発明に係る第4のディジタル形保護制
御システムは、上記のような基本構成の下に、MMパネ
ル部を各装置から取り去り着脱式の独立部分(以下、着
脱式MMパネル部)とし、各装置にはMMパネル部では
なく着脱式MMパネル部を各装置と着脱する部分(以
下、MM着脱部)を具備し、各装置のMM制御部にて夫
々他装置の保護制御機能の情報に対して自装置の保護制
御機能の情報と同様にハンドシェイク処理を実行するこ
とにより、システムを構成する複数台の装置のうち着脱
式MMパネル部が接続している装置でのみシステム全体
のマンマシンインタフェースをとるディジタル形保護制
御システムである。
御システムは、上記のような基本構成の下に、MMパネ
ル部を各装置から取り去り着脱式の独立部分(以下、着
脱式MMパネル部)とし、各装置にはMMパネル部では
なく着脱式MMパネル部を各装置と着脱する部分(以
下、MM着脱部)を具備し、各装置のMM制御部にて夫
々他装置の保護制御機能の情報に対して自装置の保護制
御機能の情報と同様にハンドシェイク処理を実行するこ
とにより、システムを構成する複数台の装置のうち着脱
式MMパネル部が接続している装置でのみシステム全体
のマンマシンインタフェースをとるディジタル形保護制
御システムである。
【0028】以上のように、この発明に係るディジタル
形保護制御システムは、システムを構成する各装置また
は1装置に具備されたMMパネル部にて必要に応じて各
装置の保護制御機能の情報を集約して表示・操作するこ
とが可能となり、操作性の向上及びヒューマンエラーを
低減すると共に、人間の確実な認識と操作による的確な
対処でもって保護制御システム全体の信頼性を向上させ
る。
形保護制御システムは、システムを構成する各装置また
は1装置に具備されたMMパネル部にて必要に応じて各
装置の保護制御機能の情報を集約して表示・操作するこ
とが可能となり、操作性の向上及びヒューマンエラーを
低減すると共に、人間の確実な認識と操作による的確な
対処でもって保護制御システム全体の信頼性を向上させ
る。
【0029】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1を図に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0030】図1は実施の形態1に係るディジタル形保
護制御システムの構成例を示すブロック図であり、この
システムでは、ディジタル形保護制御装置を構成する装
置として説明の簡略化のため主装置1Cと従装置1Dの
2台とした。主装置1CはMM(マンマシン)パネル部
2C、MM制御部3C、保護制御機能部4Cを備え、一
方、従装置1DはMM制御部3D、保護制御機能部4D
は備えているが、MMパネル部を具備しない。また、主
装置1C及び従装置1Dには装置間I/F(インターフ
ェース)部7C,7Dが設置されており、この装置間I
/F部7C,7D間は全二重通信のシリアルバスである
伝送路9CDにより接続されている。なお従来の技術で
説明したとおり、MMパネル部2Cは人間と保護制御機
能との橋渡し役であるマンマシンインタフェース機能を
司るパネルであり、MM制御部3C,3Dは所定の保護
制御機能とは明確に分離されて保護制御機能部とMMパ
ネル部との仲介を司る役割を果し、保護制御機能部4
D,4Cは保護制御システムの主機能である保護制御機
能を司る。また、伝送路5C,6C,8Cは夫々主装置
1Cの各部分を接続し、伝送路5D,6D,8Dは夫々
従装置1Dの各部分を接続している。
護制御システムの構成例を示すブロック図であり、この
システムでは、ディジタル形保護制御装置を構成する装
置として説明の簡略化のため主装置1Cと従装置1Dの
2台とした。主装置1CはMM(マンマシン)パネル部
2C、MM制御部3C、保護制御機能部4Cを備え、一
方、従装置1DはMM制御部3D、保護制御機能部4D
は備えているが、MMパネル部を具備しない。また、主
装置1C及び従装置1Dには装置間I/F(インターフ
ェース)部7C,7Dが設置されており、この装置間I
/F部7C,7D間は全二重通信のシリアルバスである
伝送路9CDにより接続されている。なお従来の技術で
説明したとおり、MMパネル部2Cは人間と保護制御機
能との橋渡し役であるマンマシンインタフェース機能を
司るパネルであり、MM制御部3C,3Dは所定の保護
制御機能とは明確に分離されて保護制御機能部とMMパ
ネル部との仲介を司る役割を果し、保護制御機能部4
D,4Cは保護制御システムの主機能である保護制御機
能を司る。また、伝送路5C,6C,8Cは夫々主装置
1Cの各部分を接続し、伝送路5D,6D,8Dは夫々
従装置1Dの各部分を接続している。
【0031】次に、実施の形態1に係るディジタル形保
護制御システム全体の保護制御機能の情報を表示する場
合の動作について説明する。
護制御システム全体の保護制御機能の情報を表示する場
合の動作について説明する。
【0032】従装置1Dにおいて、MM制御部3Dが定
周期に保護制御機能部4Dから伝送路6Dを通じて保護
制御機能の情報(以下、情報D)を読み出し、1周期前
に読み出した情報を上書きすると共に、情報Dを伝送路
8Dを通じて定周期に装置間I/F部7Dに向けて送信
する。装置間I/F部7Dは、情報Dを伝送方式に合わ
せてデータ変換し、主装置1Cとの他のデータ伝送との
協調をとりつつ、主装置1Cへ向けて伝送路9CDを通
じて周期的に送信している。主装置1Cにおいて、装置
間I/F部7Cは従装置1Dの装置間I/F部7Dから
伝送路9CDを通じて周期的に送信されている情報Dを
他のデータ伝送と協調をとりつつ受信し、元のデータに
変換し直し、MM制御部3Cへ向けて伝送路8Cを通じ
て定周期に情報Dを送信している。MM制御部3Cは定
周期に保護制御機能部4Cから伝送路6Cを通じて保護
制御機能の情報(以下、情報C)を読み出し、前回読み
出した情報を上書きすると共に、装置間I/F部7Cか
ら定周期に送信されてくる情報Dを受信して、1周期前
に受信した情報を上書きする。
周期に保護制御機能部4Dから伝送路6Dを通じて保護
制御機能の情報(以下、情報D)を読み出し、1周期前
に読み出した情報を上書きすると共に、情報Dを伝送路
8Dを通じて定周期に装置間I/F部7Dに向けて送信
する。装置間I/F部7Dは、情報Dを伝送方式に合わ
せてデータ変換し、主装置1Cとの他のデータ伝送との
協調をとりつつ、主装置1Cへ向けて伝送路9CDを通
じて周期的に送信している。主装置1Cにおいて、装置
間I/F部7Cは従装置1Dの装置間I/F部7Dから
伝送路9CDを通じて周期的に送信されている情報Dを
他のデータ伝送と協調をとりつつ受信し、元のデータに
変換し直し、MM制御部3Cへ向けて伝送路8Cを通じ
て定周期に情報Dを送信している。MM制御部3Cは定
周期に保護制御機能部4Cから伝送路6Cを通じて保護
制御機能の情報(以下、情報C)を読み出し、前回読み
出した情報を上書きすると共に、装置間I/F部7Cか
ら定周期に送信されてくる情報Dを受信して、1周期前
に受信した情報を上書きする。
【0033】装置1CのMMパネル部2Cにおいて、欲
しい情報を表示する画面を選択し、仮に今それを情報C
および情報Dとする。上記選択操作により、MMパネル
部2CはMM制御部3Cへ向けて選択された画面の情報
についての送信要求を発行する。その情報の中で定周期
で読み出されている情報Cおよび情報Dの場合、送信要
求を受けたMM制御部3Cは情報Cおよび情報DをMM
パネル部2Cへ向けて送信する。そして、MMパネル部
2Cが受信した情報Cおよび情報Dを選択画面に表示す
ることにより、主装置1Cに具備されたMMパネル部2
Cで、保護制御システムを構成する主装置1C、従装置
1Dの保護制御機能の情報を集約して表示することが可
能となる。
しい情報を表示する画面を選択し、仮に今それを情報C
および情報Dとする。上記選択操作により、MMパネル
部2CはMM制御部3Cへ向けて選択された画面の情報
についての送信要求を発行する。その情報の中で定周期
で読み出されている情報Cおよび情報Dの場合、送信要
求を受けたMM制御部3Cは情報Cおよび情報DをMM
パネル部2Cへ向けて送信する。そして、MMパネル部
2Cが受信した情報Cおよび情報Dを選択画面に表示す
ることにより、主装置1Cに具備されたMMパネル部2
Cで、保護制御システムを構成する主装置1C、従装置
1Dの保護制御機能の情報を集約して表示することが可
能となる。
【0034】なお、上記では説明の簡単化のため、従装
置を1台としたが、従装置は2台以上あっても基本的な
動きは上記と同様である。
置を1台としたが、従装置は2台以上あっても基本的な
動きは上記と同様である。
【0035】実施の形態2.以下、この発明の実施の形
態2を図に基づいて説明する。
態2を図に基づいて説明する。
【0036】この実施の形態2によるディジタル形保護
制御システムは、実施の形態1の構成と同様のシステム
(図1参照)を使用し、説明の簡略化のため主装置1C
と従装置1Dの2台とする。また、図5はMMパネル部
に表示されるテンキー入力による整定画面、図6はMM
パネル部に表示される釦選択による整定画面、図7は整
定操作を示すフローチャートである。
制御システムは、実施の形態1の構成と同様のシステム
(図1参照)を使用し、説明の簡略化のため主装置1C
と従装置1Dの2台とする。また、図5はMMパネル部
に表示されるテンキー入力による整定画面、図6はMM
パネル部に表示される釦選択による整定画面、図7は整
定操作を示すフローチャートである。
【0037】この実施の形態において、整定とは、MM
パネル部上で行う保護制御機能の判定に用いる所定の演
算定数の設定に限らず、システム時計の日時データや自
動点検のタイマ起動日時データ及びタイマ周期も含まれ
ることとする。また、設定とは、MMパネル部上で基本
的に単一操作にて所定の設定を完了できることを指すこ
ととする。
パネル部上で行う保護制御機能の判定に用いる所定の演
算定数の設定に限らず、システム時計の日時データや自
動点検のタイマ起動日時データ及びタイマ周期も含まれ
ることとする。また、設定とは、MMパネル部上で基本
的に単一操作にて所定の設定を完了できることを指すこ
ととする。
【0038】次に、実施の形態2による、上記ディジタ
ル形保護制御システム全体の保護制御機能に対して唯一
つの装置(主装置)から整定操作を行う場合の動作につ
いて説明する。
ル形保護制御システム全体の保護制御機能に対して唯一
つの装置(主装置)から整定操作を行う場合の動作につ
いて説明する。
【0039】主装置1CのMMパネル部2Cにおいて、
テンキー入力あるいは釦選択による整定画面を選択し、
図7のフローチャートに従って、整定開始50の操作を
行って整定中を表示する。整定開始50の操作の後、整
定項目選択51、テンキー入力又は整定釦選択52、及
び書込み53の操作を必要に応じて繰り返す。整定を終
了する際は運用開始54を行い、この運用開始54の操
作によりMMパネル部2CはMM制御部3Cへ向けて伝
送路5Cを通じて新たな整定情報を送信する。それを受
けて主装置1CのMM制御部3Cは、保護制御機能部4
Cの該当部位へ向けて伝送路6Cを通じて送信して、主
装置1Cの保護制御機能に対し整定更新を行う。それと
同時に、MM制御部3Cは装置間I/F部7Cへ向けて
伝送路8Cを通じて装置1Dの保護制御機能に関する新
整定情報(以下、情報S)を送信し、続いて装置間I/
F部7Cでは情報Sを伝送方式に合わせてデータ変換
し、従装置1Dとの他のデータ伝送との協調をとりつ
つ、従装置1Dへ向けて伝送路9CDを通じて送信す
る。ここで、全二重通信は双方向可能でしかも伝送信頼
度も高いため装置間I/Fとして適している。情報Sを
他のデータ伝送と協調をとりつつ受信した装置間I/F
部7Dは元のデータに変換し直し、MM制御部3Dへ向
けて伝送路8Dを通じて情報Sを送信する。それを受け
て従装置1DのMM制御部3Dは、保護制御機能部4D
の該当部位へ向けて伝送路6Dを通じて送信して、従装
置1Dの保護制御機能に対し整定更新を行う。従装置1
Dの整定更新が正常に完了したことを受けて、MM制御
部3Dは伝送路8D、装置間I/F部7D、伝送路9C
D、装置間I/F部7Cおよび伝送路8Cを介して、M
M制御部3Cへ向けて正常完了信号を送信する。これを
受信したMM制御部3Cは、併せて主装置1Cの整定更
新が正常に完了したことを受けて、MMパネル部2Cへ
向けて伝送路5Cを通じてシステム全体の整定に関する
正常完了信号を送信し、続いてMMパネル部2Cでは整
定操作が正常に完了したことにより整定中の表示を消
し、新たな整定で主装置1C及び従装置1Dの保護制御
機能が運用開始される。
テンキー入力あるいは釦選択による整定画面を選択し、
図7のフローチャートに従って、整定開始50の操作を
行って整定中を表示する。整定開始50の操作の後、整
定項目選択51、テンキー入力又は整定釦選択52、及
び書込み53の操作を必要に応じて繰り返す。整定を終
了する際は運用開始54を行い、この運用開始54の操
作によりMMパネル部2CはMM制御部3Cへ向けて伝
送路5Cを通じて新たな整定情報を送信する。それを受
けて主装置1CのMM制御部3Cは、保護制御機能部4
Cの該当部位へ向けて伝送路6Cを通じて送信して、主
装置1Cの保護制御機能に対し整定更新を行う。それと
同時に、MM制御部3Cは装置間I/F部7Cへ向けて
伝送路8Cを通じて装置1Dの保護制御機能に関する新
整定情報(以下、情報S)を送信し、続いて装置間I/
F部7Cでは情報Sを伝送方式に合わせてデータ変換
し、従装置1Dとの他のデータ伝送との協調をとりつ
つ、従装置1Dへ向けて伝送路9CDを通じて送信す
る。ここで、全二重通信は双方向可能でしかも伝送信頼
度も高いため装置間I/Fとして適している。情報Sを
他のデータ伝送と協調をとりつつ受信した装置間I/F
部7Dは元のデータに変換し直し、MM制御部3Dへ向
けて伝送路8Dを通じて情報Sを送信する。それを受け
て従装置1DのMM制御部3Dは、保護制御機能部4D
の該当部位へ向けて伝送路6Dを通じて送信して、従装
置1Dの保護制御機能に対し整定更新を行う。従装置1
Dの整定更新が正常に完了したことを受けて、MM制御
部3Dは伝送路8D、装置間I/F部7D、伝送路9C
D、装置間I/F部7Cおよび伝送路8Cを介して、M
M制御部3Cへ向けて正常完了信号を送信する。これを
受信したMM制御部3Cは、併せて主装置1Cの整定更
新が正常に完了したことを受けて、MMパネル部2Cへ
向けて伝送路5Cを通じてシステム全体の整定に関する
正常完了信号を送信し、続いてMMパネル部2Cでは整
定操作が正常に完了したことにより整定中の表示を消
し、新たな整定で主装置1C及び従装置1Dの保護制御
機能が運用開始される。
【0040】なお、上記では説明の簡単化のため、従装
置を1台としたが、従装置は2台以上あっても基本的な
動きは上記と同様である。
置を1台としたが、従装置は2台以上あっても基本的な
動きは上記と同様である。
【0041】実施の形態3.以下、この発明の実施の形
態3を図に基づいて説明する。
態3を図に基づいて説明する。
【0042】この実施の形態3によるディジタル形保護
制御システムは、図1の構成例と同様のシステムを使用
し、説明の簡略化のため主装置1Cと従装置1Dの2台
とする。図7はテンキー入力あるいは釦選択による整定
操作を示すフローチャートである。
制御システムは、図1の構成例と同様のシステムを使用
し、説明の簡略化のため主装置1Cと従装置1Dの2台
とする。図7はテンキー入力あるいは釦選択による整定
操作を示すフローチャートである。
【0043】次に、実施の形態3による、上記ディジタ
ル形保護制御システムを構成する各装置にまたがる連動
整定の自動処理を行う場合の動作について説明する。
ル形保護制御システムを構成する各装置にまたがる連動
整定の自動処理を行う場合の動作について説明する。
【0044】前述の実施の形態2のような整定操作にお
いて、仮に図5で整定項目「87S」、「87G」、
「87Gφ」および「比率特性」を主装置1Cの保護制
御機能に関する整定項目とし、整定項目「87S」と
「比率特性」の積を従装置1Dの保護制御機能に関する
整定項目とし、「87G」および「87Gφ」は同一整
定値をもつものとする。
いて、仮に図5で整定項目「87S」、「87G」、
「87Gφ」および「比率特性」を主装置1Cの保護制
御機能に関する整定項目とし、整定項目「87S」と
「比率特性」の積を従装置1Dの保護制御機能に関する
整定項目とし、「87G」および「87Gφ」は同一整
定値をもつものとする。
【0045】主装置1CのMMパネル部2Cにて「87
G」を60Aと整定すると、MM制御部3Cにて「87
G」の整定値を「87Gφ」に自動的にコピーする処理
を実行することにより、「87Gφ」の整定値も60A
と自動整定される。この逆も同様である。他方で、主装
置1CのMMパネル部2Cにて「87S」を600A、
「比率特性」を2と整定すると、それぞれ主装置1Cの
保護制御機能に関する整定を更新するだけでなく、MM
制御部3Cにて従装置1Dの保護制御機能に関する整定
である「87S」×「比率特性」を自動的に演算し、演
算結果を伝送路8C、装置間I/F部7C、伝送路9C
D、装置間I/F部7Dおよび伝送路8Dを介して、M
M制御部3Dへ向けて送信することにより、両装置にま
たがった連動整定をも可能となる。
G」を60Aと整定すると、MM制御部3Cにて「87
G」の整定値を「87Gφ」に自動的にコピーする処理
を実行することにより、「87Gφ」の整定値も60A
と自動整定される。この逆も同様である。他方で、主装
置1CのMMパネル部2Cにて「87S」を600A、
「比率特性」を2と整定すると、それぞれ主装置1Cの
保護制御機能に関する整定を更新するだけでなく、MM
制御部3Cにて従装置1Dの保護制御機能に関する整定
である「87S」×「比率特性」を自動的に演算し、演
算結果を伝送路8C、装置間I/F部7C、伝送路9C
D、装置間I/F部7Dおよび伝送路8Dを介して、M
M制御部3Dへ向けて送信することにより、両装置にま
たがった連動整定をも可能となる。
【0046】実施の形態4.以下、この発明の実施の形
態4を図に基づいて説明する。この実施の形態4は請求
項2の発明に係るものである。
態4を図に基づいて説明する。この実施の形態4は請求
項2の発明に係るものである。
【0047】図2は実施の形態4に係るディジタル形保
護制御システムの構成例を示すブロック図であり、説明
の簡略化のため上記システムを構成する装置は1Eと1
Fの2台とする。図において、装置1E及び1Fは、そ
れぞれMMパネル部2E,2F、MM制御部3E,3
F、保護制御機能部4E,4Fを備え、装置間I/F
(インターフェース)部7E,7Fが設置されている。
また、装置間I/F部7E,7F間は全二重通信のシリ
アルバスである伝送路9EFにより接続されており、装
置1E及び装置1Fの各部分は伝送路5E,6E,8
E,5F,6F,8Fにより接続されている。
護制御システムの構成例を示すブロック図であり、説明
の簡略化のため上記システムを構成する装置は1Eと1
Fの2台とする。図において、装置1E及び1Fは、そ
れぞれMMパネル部2E,2F、MM制御部3E,3
F、保護制御機能部4E,4Fを備え、装置間I/F
(インターフェース)部7E,7Fが設置されている。
また、装置間I/F部7E,7F間は全二重通信のシリ
アルバスである伝送路9EFにより接続されており、装
置1E及び装置1Fの各部分は伝送路5E,6E,8
E,5F,6F,8Fにより接続されている。
【0048】本実施の形態では、MMパネル部2E,2
Fが複数台に渡って配設され、MM制御部3E,3Fに
夫々仲裁処理10E、10Fが備わっていることが特徴
である。
Fが複数台に渡って配設され、MM制御部3E,3Fに
夫々仲裁処理10E、10Fが備わっていることが特徴
である。
【0049】なお、図5はMMパネル部に表示されるテ
ンキー入力による整定画面例であり、図6はMMパネル
部に表示される釦選択による整定画面例であり、図7は
テンキー入力あるいは釦選択による整定操作を示すフロ
ーチャートであり、何れの図においても同一操作を示す
画面表示釦とフローには同一符号を示す。
ンキー入力による整定画面例であり、図6はMMパネル
部に表示される釦選択による整定画面例であり、図7は
テンキー入力あるいは釦選択による整定操作を示すフロ
ーチャートであり、何れの図においても同一操作を示す
画面表示釦とフローには同一符号を示す。
【0050】次に、実施の形態4における、上記ディジ
タル形保護制御システムの任意の1つの装置の保護制御
機能に対し複数台の装置から同時に同一の整定操作を行
う場合の動作について説明する。
タル形保護制御システムの任意の1つの装置の保護制御
機能に対し複数台の装置から同時に同一の整定操作を行
う場合の動作について説明する。
【0051】まず、MM制御部3E,3Fに設置された
仲裁処理10E、10Fの事前処理動作について説明す
る。すなわち、事前処理として各装置は、自装置の「整
定操作中」を示す信号(以下、整定中フラグ81)と
「整定の対象である保護制御機能」(以下、整定対象フ
ラグ82)を示す信号を他装置へ向けて装置間I/F部
及び装置間伝送路を介して送信しておき、仲裁処理10
E、10Fは他装置から受信した夫々の整定中フラグ8
1および整定対象フラグ82を変化に応じて更新してお
く。
仲裁処理10E、10Fの事前処理動作について説明す
る。すなわち、事前処理として各装置は、自装置の「整
定操作中」を示す信号(以下、整定中フラグ81)と
「整定の対象である保護制御機能」(以下、整定対象フ
ラグ82)を示す信号を他装置へ向けて装置間I/F部
及び装置間伝送路を介して送信しておき、仲裁処理10
E、10Fは他装置から受信した夫々の整定中フラグ8
1および整定対象フラグ82を変化に応じて更新してお
く。
【0052】今、装置1FのMMパネル部2Fから装置
1Eの保護制御機能に関する整定を操作している最中
に、装置1EのMMパネル部2Eから同じ装置1Eの保
護制御機能に関する整定を操作しようとしていると仮定
する。
1Eの保護制御機能に関する整定を操作している最中
に、装置1EのMMパネル部2Eから同じ装置1Eの保
護制御機能に関する整定を操作しようとしていると仮定
する。
【0053】まず、装置1FのMMパネル部2Fでテン
キー入力あるいは釦選択による整定画面を選択し整定開
始50の操作を行うと、MM制御部3Fへ向けて伝送路
5Fを通じて整定開始50を送信し、それを受けてMM
制御部3Fは他装置の整定中フラグ81および整定対象
フラグ82の中に同一の保護制御機能に対する整定の有
無を確認する。仮定より両装置の操作はかち合っていな
いことから、仲裁処理10Fの結果としてMM制御部3
FはMMパネル部2Fへ向けて伝送路5Fを通じて整定
続行信号を送信する。それを受けてMMパネル部2Fで
は前記の実施の形態2および実施の形態3と同様な整定
操作を行い、MM制御部3Fではそれに呼応した整定処
理を行って、主装置1Eの保護制御機能は整定更新され
運用開始される。
キー入力あるいは釦選択による整定画面を選択し整定開
始50の操作を行うと、MM制御部3Fへ向けて伝送路
5Fを通じて整定開始50を送信し、それを受けてMM
制御部3Fは他装置の整定中フラグ81および整定対象
フラグ82の中に同一の保護制御機能に対する整定の有
無を確認する。仮定より両装置の操作はかち合っていな
いことから、仲裁処理10Fの結果としてMM制御部3
FはMMパネル部2Fへ向けて伝送路5Fを通じて整定
続行信号を送信する。それを受けてMMパネル部2Fで
は前記の実施の形態2および実施の形態3と同様な整定
操作を行い、MM制御部3Fではそれに呼応した整定処
理を行って、主装置1Eの保護制御機能は整定更新され
運用開始される。
【0054】他方で、上述の装置1FのMMパネル部2
Fからの整定操作中に、装置1EのMMパネル部2Eか
ら同じ装置1Eの保護制御機能に関して整定開始50の
操作を行うと、MM制御部3Eへ向けて伝送路5Eを通
じて整定開始50を送信し、それを受けてMM制御部3
Eは他装置の整定中フラグ81および整定対象フラグ8
2の中に同一の保護制御機能に対する整定の有無を確認
する。仮定より既に同一の整定操作が装置1Fにて行わ
れていることから、その時点で装置1EのMMパネル部
2Eでの整定処理は中止され、仲裁処理10Eの結果と
してMM制御部3EはMMパネル部2Eへ向けて伝送路
5Eを通じて他装置での先行整定中による整定ロック信
号を送信し、それを受けてMMパネル部2Eでは該当す
る保護制御機能についての整定操作をロックすると共
に、整定ロックについての説明を表示する。
Fからの整定操作中に、装置1EのMMパネル部2Eか
ら同じ装置1Eの保護制御機能に関して整定開始50の
操作を行うと、MM制御部3Eへ向けて伝送路5Eを通
じて整定開始50を送信し、それを受けてMM制御部3
Eは他装置の整定中フラグ81および整定対象フラグ8
2の中に同一の保護制御機能に対する整定の有無を確認
する。仮定より既に同一の整定操作が装置1Fにて行わ
れていることから、その時点で装置1EのMMパネル部
2Eでの整定処理は中止され、仲裁処理10Eの結果と
してMM制御部3EはMMパネル部2Eへ向けて伝送路
5Eを通じて他装置での先行整定中による整定ロック信
号を送信し、それを受けてMMパネル部2Eでは該当す
る保護制御機能についての整定操作をロックすると共
に、整定ロックについての説明を表示する。
【0055】もし伝送路9EF上の伝送遅延等による装
置1E,1Fの整定中フラグ81および整定対象フラグ
82のやりとりに行き違いが生じて、例えば両装置とも
装置1Eの保護制御機能についての整定を同時に操作可
能としてしまう局面では、仲裁処理10E,10Fは両
装置からの整定開始50がかち合った時点で自装置であ
る装置1Eの整定操作を優先し、装置1Fの整定操作は
直ちに中止する。そして、仲裁処理10Fの結果とし
て、MM制御部3FはMMパネル部2Fへ向けて伝送路
5Fを通じて他装置自体整定中による整定ロック信号を
送信し、それを受けてMMパネル部2Fでは該当する保
護制御機能についての整定操作をロックすると共に、整
定ロックについての説明を表示する。また、仲裁処理1
0Eの結果としてMM制御部3EはMMパネル部2Eへ
向けて伝送路5Eを通じて整定続行信号を送信する。こ
れより先は、先行操作した装置1FのMMパネル部2F
からの場合と同様である。
置1E,1Fの整定中フラグ81および整定対象フラグ
82のやりとりに行き違いが生じて、例えば両装置とも
装置1Eの保護制御機能についての整定を同時に操作可
能としてしまう局面では、仲裁処理10E,10Fは両
装置からの整定開始50がかち合った時点で自装置であ
る装置1Eの整定操作を優先し、装置1Fの整定操作は
直ちに中止する。そして、仲裁処理10Fの結果とし
て、MM制御部3FはMMパネル部2Fへ向けて伝送路
5Fを通じて他装置自体整定中による整定ロック信号を
送信し、それを受けてMMパネル部2Fでは該当する保
護制御機能についての整定操作をロックすると共に、整
定ロックについての説明を表示する。また、仲裁処理1
0Eの結果としてMM制御部3EはMMパネル部2Eへ
向けて伝送路5Eを通じて整定続行信号を送信する。こ
れより先は、先行操作した装置1FのMMパネル部2F
からの場合と同様である。
【0056】このように、装置1Eの保護制御機能に対
し装置1Eおよび装置1Fから同時に整定操作を行う場
合には、仲裁処理10E,10Fにより何れかの装置の
み整定操作が有効となり、保護制御システムを構成する
装置1Eおよび装置1Fの両方のMMパネル部によりシ
ステム全体のマンマシンインタフェースをとることが可
能となる。
し装置1Eおよび装置1Fから同時に整定操作を行う場
合には、仲裁処理10E,10Fにより何れかの装置の
み整定操作が有効となり、保護制御システムを構成する
装置1Eおよび装置1Fの両方のMMパネル部によりシ
ステム全体のマンマシンインタフェースをとることが可
能となる。
【0057】なお、上記では説明の簡単化のため、装置
を2台としたが、3台以上あっても基本的な動きは上記
同様である。
を2台としたが、3台以上あっても基本的な動きは上記
同様である。
【0058】実施の形態5.以下、この発明の実施の形
態5を図に基づいて説明する。
態5を図に基づいて説明する。
【0059】図3は実施の形態5に係るディジタル形保
護制御システムの構成例を示すブロック図であり、説明
の簡略化のため上記システムを構成する装置は1G,1
Hの2台とする。図において、装置1G及び1Hは、そ
れぞれMMパネル部2G,2H、MM制御部3G,3
H、保護制御機能部4G,4Hを備えており、装置1G
の装置間I/F部7Gと装置1Hの装置間I/F部7H
との間は全二重通信のシリアルバスである伝送路9GH
で接続されている。また、MM制御部3Gおよび3Hに
は夫々仲裁処理10G,10Hが備わっていて、実施の
形態4と同様の事前処理を行っている。また伝送路5
G,6G,8Gは夫々装置1Gの各部分を接続し、伝送
路5H,6H,8Hは夫々装置1Hの各部分を接続して
いる。
護制御システムの構成例を示すブロック図であり、説明
の簡略化のため上記システムを構成する装置は1G,1
Hの2台とする。図において、装置1G及び1Hは、そ
れぞれMMパネル部2G,2H、MM制御部3G,3
H、保護制御機能部4G,4Hを備えており、装置1G
の装置間I/F部7Gと装置1Hの装置間I/F部7H
との間は全二重通信のシリアルバスである伝送路9GH
で接続されている。また、MM制御部3Gおよび3Hに
は夫々仲裁処理10G,10Hが備わっていて、実施の
形態4と同様の事前処理を行っている。また伝送路5
G,6G,8Gは夫々装置1Gの各部分を接続し、伝送
路5H,6H,8Hは夫々装置1Hの各部分を接続して
いる。
【0060】本実施の形態では、MMパネル部1Gおよ
び1Hには夫々何れのMMパネル部を有効か二者択一す
るスイッチ(以下、パネル選択スイッチ)が付属してい
ることが特徴である。何れの装置のパネル選択スイッチ
も常時操作可能とする。
び1Hには夫々何れのMMパネル部を有効か二者択一す
るスイッチ(以下、パネル選択スイッチ)が付属してい
ることが特徴である。何れの装置のパネル選択スイッチ
も常時操作可能とする。
【0061】次に、実施の形態5における、上記パネル
選択スイッチにより唯一つの有効なMMパネル部からシ
ステム全体の保護制御機能に対し整定操作を行う場合の
動作について説明する。
選択スイッチにより唯一つの有効なMMパネル部からシ
ステム全体の保護制御機能に対し整定操作を行う場合の
動作について説明する。
【0062】装置1Hのパネル選択スイッチ11HをO
Nにすると、MMパネル部2Hを有効とすると共に、M
Mパネル部2H選択信号をMMパネル部2Hから伝送路
5Hを通じてMM制御部3Hへ送信し、整定中フラグ8
1を確認して何れの装置も整定中でない場合に、MMパ
ネル部2H選択信号をMM制御部3HからMM制御部3
Gへ向けて、伝送路8H、装置間I/F部7H、伝送路
9GH、装置間I/F部7Gおよび伝送路8Gを介して
送信される。それを受けてMM制御部3Gでは、それま
で有効であったMMパネル部2G選択信号に代わってM
Mパネル部2H選択信号を伝送路5Gを通じてMMパネ
ル部2Gへ向けて送信し、続けてMMパネル部2Gは無
効となり、よって、システム内で有効なMMパネル部は
唯一つとなる。
Nにすると、MMパネル部2Hを有効とすると共に、M
Mパネル部2H選択信号をMMパネル部2Hから伝送路
5Hを通じてMM制御部3Hへ送信し、整定中フラグ8
1を確認して何れの装置も整定中でない場合に、MMパ
ネル部2H選択信号をMM制御部3HからMM制御部3
Gへ向けて、伝送路8H、装置間I/F部7H、伝送路
9GH、装置間I/F部7Gおよび伝送路8Gを介して
送信される。それを受けてMM制御部3Gでは、それま
で有効であったMMパネル部2G選択信号に代わってM
Mパネル部2H選択信号を伝送路5Gを通じてMMパネ
ル部2Gへ向けて送信し、続けてMMパネル部2Gは無
効となり、よって、システム内で有効なMMパネル部は
唯一つとなる。
【0063】その他のマンマシンインタフェース機能に
ついては、実施の形態1、実施の形態2および実施の形
態3と同様である。
ついては、実施の形態1、実施の形態2および実施の形
態3と同様である。
【0064】なお、上記では説明の簡略化のため、装置
1G,1Hの2台としたが、3台以上あっても基本的な
動作は上記と同様である。
1G,1Hの2台としたが、3台以上あっても基本的な
動作は上記と同様である。
【0065】実施の形態6.以下、この発明の実施の形
態6を図に基づいて説明する。
態6を図に基づいて説明する。
【0066】図4は実施の形態5に係るディジタル形保
護制御システムの構成例を示すブロック図であり、説明
の簡略化のため上記システムを構成する装置は1J,1
Kの2台とする。図において、装置1J及び装置1K
は、それぞれMMパネル部の代わりにMM着脱部12
J,12Kを備えている。そして、着脱式MMパネル部
2Jは、伝送路13JでもってMM着脱部12Jと接続
するか、あるいは伝送路13KでもってMM着脱部12
Kと接続するかの何れか一方である。また、装置1J及
び1Kは、それぞれMM制御部3J,3K、保護制御機
能部4J,4Kを備えており、装置1Jの装置間I/F
部7Jと装置1Kの装置間I/F部7Kとの間は全二重
通信のシリアルバスである伝送路9JKで接続されてい
る。更に伝送路5J,6J,8Jは夫々装置1Jの各部
分を接続し、伝送路5K,6K,8Kは夫々装置1Kの
各部分を接続している。
護制御システムの構成例を示すブロック図であり、説明
の簡略化のため上記システムを構成する装置は1J,1
Kの2台とする。図において、装置1J及び装置1K
は、それぞれMMパネル部の代わりにMM着脱部12
J,12Kを備えている。そして、着脱式MMパネル部
2Jは、伝送路13JでもってMM着脱部12Jと接続
するか、あるいは伝送路13KでもってMM着脱部12
Kと接続するかの何れか一方である。また、装置1J及
び1Kは、それぞれMM制御部3J,3K、保護制御機
能部4J,4Kを備えており、装置1Jの装置間I/F
部7Jと装置1Kの装置間I/F部7Kとの間は全二重
通信のシリアルバスである伝送路9JKで接続されてい
る。更に伝送路5J,6J,8Jは夫々装置1Jの各部
分を接続し、伝送路5K,6K,8Kは夫々装置1Kの
各部分を接続している。
【0067】次に、実施の形態6の動作について説明す
る。この実施の形態6はディジタル形保護制御システム
においてMMパネル部を各装置から取り去り着脱式とし
て、着脱式MMパネル部が接続され、唯一マンマシンイ
ンタフェース機能の有効な装置からシステム全体の保護
制御機能に対し整定操作を行うものである。
る。この実施の形態6はディジタル形保護制御システム
においてMMパネル部を各装置から取り去り着脱式とし
て、着脱式MMパネル部が接続され、唯一マンマシンイ
ンタフェース機能の有効な装置からシステム全体の保護
制御機能に対し整定操作を行うものである。
【0068】いま仮に着脱式MMパネル部2Jが伝送路
13JでもってMM着脱部12Jと接続されている場
合、MM制御部3Jは伝送路5Jを通じてMM着脱部1
2Jが着脱式MMパネル部2Jと接続状態にあることを
認識し、2つのMMパネル部が有効となることは実施の
形態5と同様の処理により認められていない。その結
果、着脱式MMパネル部が接続される、唯一マンマシン
インタフェース機能の有効な装置からシステム全体の保
護制御機能に対し整定操作を行うことができる。
13JでもってMM着脱部12Jと接続されている場
合、MM制御部3Jは伝送路5Jを通じてMM着脱部1
2Jが着脱式MMパネル部2Jと接続状態にあることを
認識し、2つのMMパネル部が有効となることは実施の
形態5と同様の処理により認められていない。その結
果、着脱式MMパネル部が接続される、唯一マンマシン
インタフェース機能の有効な装置からシステム全体の保
護制御機能に対し整定操作を行うことができる。
【0069】その他のマンマシンインタフェース機能に
ついては、実施の形態1、実施の形態2又は実施の形態
3と同様である。
ついては、実施の形態1、実施の形態2又は実施の形態
3と同様である。
【0070】なお、上記では説明の簡略化のため、装置
1J,1Kの2台としたが、3台以上あっても基本的な
動作は上記と同様である。
1J,1Kの2台としたが、3台以上あっても基本的な
動作は上記と同様である。
【0071】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、ディジ
タル形保護制御システムにおいて、システムを構成する
各装置に全二重通信のシリアルバスによる他装置とのデ
ータ伝送およびそれに伴うデータ編集するための装置間
I/F部を具備し、各装置の装置間I/F部同士を専用
の伝送路で接続することにより、システム全体のマンマ
シンインタフェースを何れのMMパネル部でも可能とな
ったことが、以下の前提となる効果である。
タル形保護制御システムにおいて、システムを構成する
各装置に全二重通信のシリアルバスによる他装置とのデ
ータ伝送およびそれに伴うデータ編集するための装置間
I/F部を具備し、各装置の装置間I/F部同士を専用
の伝送路で接続することにより、システム全体のマンマ
シンインタフェースを何れのMMパネル部でも可能とな
ったことが、以下の前提となる効果である。
【0072】第1に、上記システムにおいて、MMパネ
ル部を主装置にのみ具備し、主装置のMM制御部にてシ
ステム全体の保護制御機能の情報に対してハンドシェイ
ク処理を実行することにより、1ケ所でシステム全体の
情報を集約して表示・操作することが可能となり、シス
テム全体の確実かつ容易な運用・保守を実現する等の効
果がある。これは、より一体的でより小規模の低コスト
システムに適している。
ル部を主装置にのみ具備し、主装置のMM制御部にてシ
ステム全体の保護制御機能の情報に対してハンドシェイ
ク処理を実行することにより、1ケ所でシステム全体の
情報を集約して表示・操作することが可能となり、シス
テム全体の確実かつ容易な運用・保守を実現する等の効
果がある。これは、より一体的でより小規模の低コスト
システムに適している。
【0073】第2に、上記システムにおいて、MMパネ
ル部を各装置に具備し、各装置のMM制御部にてシステ
ム全体の保護制御機能の情報に対してハンドシェイク処
理を実行し、複数のMMパネル部からの操作に対する仲
裁処理を実行することにより、各装置でシステム全体の
情報を集約して表示・操作することが可能となり、また
何れかのMMパネル部の故障にも対応が容易であり、シ
ステム全体の確実かつ容易な運用・保守を複眼的、多重
的に実現する等の効果がある。これは、より分散的でよ
り大規模のシステムに適している。
ル部を各装置に具備し、各装置のMM制御部にてシステ
ム全体の保護制御機能の情報に対してハンドシェイク処
理を実行し、複数のMMパネル部からの操作に対する仲
裁処理を実行することにより、各装置でシステム全体の
情報を集約して表示・操作することが可能となり、また
何れかのMMパネル部の故障にも対応が容易であり、シ
ステム全体の確実かつ容易な運用・保守を複眼的、多重
的に実現する等の効果がある。これは、より分散的でよ
り大規模のシステムに適している。
【0074】第3に、上記システムにおいて、MMパネ
ル部を各装置に具備するがスイッチで有効なMMパネル
部を1つ選択し、該当装置のMM制御部にてシステム全
体の保護制御機能の情報に対してハンドシェイク処理を
実行することにより、該当装置でシステム全体の情報を
集約して表示・操作することが可能となり、また何れか
のMMパネル部の故障にも対応が容易であり、システム
全体の確実かつ容易な運用・保守を適所に応じて実現す
る等の効果がある。これは、マンマシン関連の膨大なシ
ステムに適していて、それにおいてやや制限的なマンマ
シンインタフェースとすることにより、処理を軽減しシ
ステム全体の信頼度を向上させている。
ル部を各装置に具備するがスイッチで有効なMMパネル
部を1つ選択し、該当装置のMM制御部にてシステム全
体の保護制御機能の情報に対してハンドシェイク処理を
実行することにより、該当装置でシステム全体の情報を
集約して表示・操作することが可能となり、また何れか
のMMパネル部の故障にも対応が容易であり、システム
全体の確実かつ容易な運用・保守を適所に応じて実現す
る等の効果がある。これは、マンマシン関連の膨大なシ
ステムに適していて、それにおいてやや制限的なマンマ
シンインタフェースとすることにより、処理を軽減しシ
ステム全体の信頼度を向上させている。
【0075】第4に、上記システムにおいて、MMパネ
ル部の代わりにMM着脱部を各装置に具備し、着脱式M
Mパネル部をMM着脱部の何れかに接続して唯一有効な
マンマシンインタフェースとすることにより、該当装置
のMM制御部にてシステム全体の保護制御機能の情報に
対してハンドシェイク処理を実行することにより、該当
装置でシステム全体の情報を集約して表示・操作するこ
とが可能となり、システム全体の確実かつ容易な運用・
保守を必要な時にみ実現する等の効果がある。これは、
無人電気所等に据え付けられるシステムに適している。
ル部の代わりにMM着脱部を各装置に具備し、着脱式M
Mパネル部をMM着脱部の何れかに接続して唯一有効な
マンマシンインタフェースとすることにより、該当装置
のMM制御部にてシステム全体の保護制御機能の情報に
対してハンドシェイク処理を実行することにより、該当
装置でシステム全体の情報を集約して表示・操作するこ
とが可能となり、システム全体の確実かつ容易な運用・
保守を必要な時にみ実現する等の効果がある。これは、
無人電気所等に据え付けられるシステムに適している。
【0076】まとめとして、ディジタル形保護制御装置
を複数台で連係して機能させるシステムにおいて、シス
テム全体の保護制御機能に対する確実かつ容易な運用・
保守をするためのマンマシンインタフェースを前記のと
おりに幾通りもの形態を実現することにより、ユーザの
要望に適していて、しかも本来の保護制御機能は十分に
確保されたシステムを提供できるという、ディジタル形
保護制御システム全体の信頼度を向上させる効果があ
る。
を複数台で連係して機能させるシステムにおいて、シス
テム全体の保護制御機能に対する確実かつ容易な運用・
保守をするためのマンマシンインタフェースを前記のと
おりに幾通りもの形態を実現することにより、ユーザの
要望に適していて、しかも本来の保護制御機能は十分に
確保されたシステムを提供できるという、ディジタル形
保護制御システム全体の信頼度を向上させる効果があ
る。
【図1】 この発明の実施の形態1に係るディジタル形
保護制御システムを示すブロック構成図である。
保護制御システムを示すブロック構成図である。
【図2】 実施の形態4に係るディジタル形保護制御シ
ステムを示すブロック構成図である。
ステムを示すブロック構成図である。
【図3】 実施の形態5に係るディジタル形保護制御シ
ステムを示すブロック構成図である。
ステムを示すブロック構成図である。
【図4】 実施の形態6に係るディジタル形保護制御シ
ステムを示すブロック構成図である。
ステムを示すブロック構成図である。
【図5】 ディスプレイに表示されるテンキー入力によ
る整定画面例である。
る整定画面例である。
【図6】 ディスプレイに表示される釦選択による整定
画面例である。
画面例である。
【図7】 図5及び図6における整定操作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図8】 ディジタルリレー装置の代表的な構成例を示
した図である。
した図である。
【図9】 ディジタルリレーユニットのハードウエア構
造を示した図である。
造を示した図である。
【図10】 ディジタルリレー装置のマンマシンインタ
ーフェースの構成例を示した図である。
ーフェースの構成例を示した図である。
【図11】 従来のディジタル形保護制御システムを示
すブロック構成図である。
すブロック構成図である。
1A,1B,1C,1D,1E,1F,1G,1H,1
J,1K 装置、2A,2B,2C,2D,2E,2
F,2G,2H,2J MMパネル部、3A,3B,3
C,3D,3E,3F,3G,3H,3J,3K MM
制御部、4A,44B,4C,4D,4E,4F,4
G,4H,4J,4K 保護制御機能部、5A,5B,
5C,5D,5E,5F,5G,5H,5J,5K 伝
送路(MMパネル部〜MM制御部)、6A,6B,6
C,6D,6E,6F,6G,6H,6J,6K 伝送
路(MM制御部〜保護制御機能部)、7C,7D,7
E,7F,7G,7H,7J,7K 装置間I/F部、
8C,8D,8E,8F,8G,8H,8J,8K 伝
送路(MM制御部〜装置間I/F部)、9CD,9E
F,9GH,9JK 伝送路(装置間I/F部〜装置間
I/F部)、10E,10F,10G,10H 仲裁処
理、11G,11H パネル選択スイッチ、12J,1
2K MM着脱部、13J,13K 伝送路(MMパネ
ル部〜MM着脱部)、50 整定開始又は操作、51
整定項目選択又は操作、52 テンキー入力,整定釦選
択又は操作、53 書込み又は操作、54 運用開始又
は操作、81 整定中フラグ、82 整定対象フラグ。
J,1K 装置、2A,2B,2C,2D,2E,2
F,2G,2H,2J MMパネル部、3A,3B,3
C,3D,3E,3F,3G,3H,3J,3K MM
制御部、4A,44B,4C,4D,4E,4F,4
G,4H,4J,4K 保護制御機能部、5A,5B,
5C,5D,5E,5F,5G,5H,5J,5K 伝
送路(MMパネル部〜MM制御部)、6A,6B,6
C,6D,6E,6F,6G,6H,6J,6K 伝送
路(MM制御部〜保護制御機能部)、7C,7D,7
E,7F,7G,7H,7J,7K 装置間I/F部、
8C,8D,8E,8F,8G,8H,8J,8K 伝
送路(MM制御部〜装置間I/F部)、9CD,9E
F,9GH,9JK 伝送路(装置間I/F部〜装置間
I/F部)、10E,10F,10G,10H 仲裁処
理、11G,11H パネル選択スイッチ、12J,1
2K MM着脱部、13J,13K 伝送路(MMパネ
ル部〜MM着脱部)、50 整定開始又は操作、51
整定項目選択又は操作、52 テンキー入力,整定釦選
択又は操作、53 書込み又は操作、54 運用開始又
は操作、81 整定中フラグ、82 整定対象フラグ。
Claims (6)
- 【請求項1】 マンマシンインタフェース機能を司るマ
ンマシンパネル部(MMパネル部)と、所定の保護制御
機能を司る保護制御機能部と、保護制御機能とは明確に
分離されて保護制御機能部とMMパネル部との仲介を司
るマンマシン制御部(MM制御部)とを備えた装置が複
数台連係して機能するディジタル形保護制御システムで
あって、上記各装置には上記MM制御部に連結する、他
装置とのデータ伝送およびそれに伴うデータ編集するた
めの装置間インターフェース(I/F)部を有し、装置
間の上記I/F部同士を専用の伝送路により接続したこ
とを特徴とするディジタル形保護制御システム。 - 【請求項2】 MMパネル部を上記各装置のうち1台
(主装置)に具備し、主装置のMM制御部により残りの
他装置(従装置)のデータに対しても自己のデータと同
様にハンドシェイク処理を行うことにより、上記主装置
のMMパネル部によりシステム全体のマンマシンインタ
フェースをとることを特徴とする請求項1記載のディジ
タル形保護制御システム。 - 【請求項3】 MMパネル部を上記各装置のうち複数台
に具備し、上記各装置のMM制御部は、それぞれ自己の
データと同様に他の装置のデータに対してもハンドシェ
イク処理を行うことにより、上記複数装置のMMパネル
部によりシステム全体のマンマシンインタフェースをと
ることを特徴とする請求項1記載のディジタル形保護制
御システム。 - 【請求項4】 上記各装置のMM制御部が自己のデータ
と同様に他の装置のデータに対してハンドシェイク処理
を行う際に、同一操作がかち合う場合の先行装置操作あ
るいは自装置操作を優先する仲裁処理機能を備えたこと
を特徴とする請求項3記載のディジタル形保護制御シス
テム。 - 【請求項5】 上記各装置の夫々のMMパネル部のうち
有効なMMパネル部を1つだけ選択するスイッチを上記
各MMパネル部に具備することにより、1つの有効なM
Mパネル部にてシステム全体のマンマシンインタフェー
スをとることを特徴とする請求項3又は請求項4記載の
ディジタル形保護制御システム。 - 【請求項6】 各装置の何れか1つの装置のMM制御部
に着脱可能なMMパネル部を装着し有効とすることによ
り、1つの装着されたMMパネル部にてシステム全体の
マンマシンインタフェースをとることを特徴とする請求
項1記載のディジタル形保護制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9089182A JPH10285781A (ja) | 1997-04-08 | 1997-04-08 | ディジタル形保護制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9089182A JPH10285781A (ja) | 1997-04-08 | 1997-04-08 | ディジタル形保護制御システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10285781A true JPH10285781A (ja) | 1998-10-23 |
Family
ID=13963615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9089182A Pending JPH10285781A (ja) | 1997-04-08 | 1997-04-08 | ディジタル形保護制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10285781A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006311764A (ja) * | 2005-05-02 | 2006-11-09 | Mitsubishi Electric Corp | ディジタル保護リレー |
Citations (8)
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---|---|---|---|---|
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JPH0613966A (ja) * | 1992-03-09 | 1994-01-21 | Fujitsu Ltd | 移動無線端末装置 |
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JPH07244625A (ja) * | 1994-03-03 | 1995-09-19 | Toshiba Corp | ハンディターミナル |
JPH0923564A (ja) * | 1995-07-07 | 1997-01-21 | Hitachi Ltd | 保護リレー装置の来歴表示装置 |
-
1997
- 1997-04-08 JP JP9089182A patent/JPH10285781A/ja active Pending
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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