JP2006311764A - ディジタル保護リレー - Google Patents
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Abstract
【解決手段】保護対象1を有する電力系統2から電気量低減手段CT1,CT2,・・・を介して入力された系統電気量が、整定値より所定量大きい場合に演算部34によってリレー機能を実行するディジタル保護リレー3において、前記演算部34が取り込んだ定常時の前記系統電気量を、メモリ35に前記整定値として格納することにより前記整定値を設定し、整定値設定後に入力される前記系統電気量が、前記メモリ35に設定された前記整定値より所定量大きい場合に前記演算部34によってリレー機能を実行することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
以下この発明の実施の形態1を図1および図2により説明する。図1はディジタル保護リレーの内部構成を過電流リレーの場合について例示する図、図2はディジタル保護リレーを正面から見た事例を示す図である。なお、各図中、同一符合は同一部分を示す。
電気量低減手段CT1,CT2の2次電流を電圧に変換する電圧変換部311,312と、この電圧変換部311,312によって電圧に変換された入力系統電気量に含まれるノイズや高調波成分などを除去するフィルター機能等を有する周知のアナログ入力回路(略称「AI回路」)321,322と、これらアナログ入力回路321,322の出力であるアナログ系統電気量をディジタル系統電気量に変換する周知のA/D変換部33と、このA/D変換部33の出力であるディジタル系統電気量を取り込みリレー機能を司る演算部34と、ディジタル保護リレーの整定値が書き込まれる(設定される)不揮発性メモリ35と、前記電力系統2の定常時に整定値の設定を指示するスイッチ等の整定値設定指示手段36と、整定項目表示部371および整定値表示部372を備えた整定表示部37とを有している。
以下、この発明の実施の形態2を、ディジタル式比率差動リレーの場合について、ディジタル比率差動リレーの内部構成の事例を示す図3によって説明する。なお、図3において、図1および図2と同一または相当部分には同一符号を付してある。
以下、この発明の実施の形態3を、ディジタル式比率差動リレーの場合について、ディジタル比率差動リレーの内部構成の事例を示す図5によって説明する。なお、図5において、図1、図2、および図3と同一または相当部分には同一符号を付してあり、この発明の実施の形態3の説明は、前述のこの発明の実施の形態1および2と異なる点を主体に説明し、他の説明は割愛する。
以下、この発明の実施の形態4を、ディジタル保護リレーの内部構成の事例を示す図7によって説明する。なお、図7において、図1〜図6と同一または相当部分には同一符号を付してあり、この発明の実施の形態4の説明は、前述のこの発明の実施の形態1〜3と異なる点を主体に説明し、他の説明は割愛する。
以下、この発明の実施の形態5を、ディジタル保護リレーの内部構成の事例を示す図8によって説明する。なお、図8において、図1〜図7と同一または相当部分には同一符号を付してあり、この発明の実施の形態5の説明は、前述のこの発明の実施の形態1〜4と異なる点を主体に説明し、他の説明は割愛する。
2 電力系統、
3 ディジタル保護リレー、
311 電圧変換部、
312 電圧変換部、
321 アナログ入力回路、
322 アナログ入力回路、
33 A/D変換部、
34 演算部、
341 整合整定手段、
342 整合整定手段、
343 切替スイッチ、
35 不揮発性メモリ、
36 整定値設定指示手段、
37 整定表示部、
371 整定項目表示部、
372 整定値表示部、
38 操作部、
381 書込釦、
382 運用釦、
383 選択釦、
384 選択釦、
385 選択釦、
386 選択釦、
39 位相補正部、
40 アラーム表示器、
41 アラーム出力、
CT1 電気量低減手段(計器用変流器)、
CT2 電気量低減手段(計器用変流器)、
CT3 電気量低減手段(計器用変流器)、
CT4 電気量低減手段(計器用変流器)。
Claims (8)
- 保護対象を有する電力系統から電気量低減手段を介して入力された系統電気量が、整定値より所定量大きい場合に演算部によってリレー機能を実行するディジタル保護リレーにおいて、前記演算部が取り込んだ定常時の前記系統電気量を、メモリに前記整定値として格納することにより前記整定値を設定し、整定値設定後に入力される前記系統電気量が、前記メモリに設定された前記整定値より所定量大きい場合に前記演算部によってリレー機能を実行することを特徴とするディジタル保護リレー。
- 請求項1に記載のディジタル保護リレーにおいて、整定値設定指示が行われると、前記演算部が取り込んだ定常時の前記系統電気量を、前記メモリに前記整定値として格納することを特徴とするディジタル保護リレー。
- 保護対象の両端の各電気量を電気量低減手段を介して入力し、前記電気量低減手段を介して入力した前記両端の各電気量の差が所定量大きい場合に演算部によってリレー機能を実行するディジタル保護リレーにおいて、定常時に前記演算部で前記差の処理をする両端の値が同じ大きさになるように整合整定値を前記演算部が前記電気量低減手段を介して取り込んだ前記両端の定常時電気量から導出し設定することを特徴とするディジタル保護リレー。
- 請求項3に記載のディジタル保護リレーにおいて、整定値設定指示が行われると、前記演算部が前記整合整定値を設定することを特徴とするディジタル保護リレー。
- 保護対象の両端の電気量を電気量低減手段を介して入力し、前記電気量低減手段を介して入力した前記両端の電気量の差が所定量大きい場合に演算部によってリレー機能を実行するディジタル保護リレーにおいて、定常時に前記演算部で前記差の処理をする両端の値の位相が同じ位相となるように前記演算部が位相補正することを特徴とするディジタル保護リレー。
- 請求項3または請求項4に記載のディジタル保護リレーにおいて、定常時に前記演算部で前記差の処理をする両端の値の位相が同じ位相となるように前記演算部が位相補正することを特徴とするディジタル保護リレー。
- 請求項1〜請求項4に記載のディジタル保護リレーにおいて、事前に準備された複数の整定値を有しこれら複数の整定値から人為的に選択された整定値を設定する機能を有し、この機能と前記演算部により整定値を設定する機能とが択一的に選択され、択一的に選択された機能による整定値を設定することを特徴とするディジタル保護リレー。
- 請求項1〜請求項7に記載のディジタル保護リレーにおいて、前記演算部が前記整定値が異常な整定値であると判断した場合、アラーム出力を出すことを特徴とするディジタル保護リレー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005133904A JP2006311764A (ja) | 2005-05-02 | 2005-05-02 | ディジタル保護リレー |
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JP2005133904A JP2006311764A (ja) | 2005-05-02 | 2005-05-02 | ディジタル保護リレー |
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JP2006311764A true JP2006311764A (ja) | 2006-11-09 |
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Family Applications (1)
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JP2005133904A Pending JP2006311764A (ja) | 2005-05-02 | 2005-05-02 | ディジタル保護リレー |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2005
- 2005-05-02 JP JP2005133904A patent/JP2006311764A/ja active Pending
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