JP6907167B2 - 高圧絶縁監視装置及び高圧絶縁監視方法 - Google Patents

高圧絶縁監視装置及び高圧絶縁監視方法 Download PDF

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本発明は、高圧配電線路の絶縁低下を検出する高圧絶縁監視装置及び高圧絶縁監視方法に関する。
高圧受電設備では、配電系統からの受電点に開閉器(区分開閉器)を設置し、その開閉器と地絡継電器とを組み合わせて地絡保護を行うことが一般的になっている。地絡継電器は、零相電圧及び零相電流の整定値を超える地絡事故が起きた場合に、開閉器による遮断動作を行う。また地絡継電器は、開閉器の定格遮断容量を守るための負荷電流値を開閉器内部の変流器(CT)から得ている。
地絡事故を検出する方法としては、開閉器内の零相電圧検出装置(ZPD)から取り出した零相電圧や、零相変流器(ZCT)から取り出した零相電流を利用する方法が用いられている(例えば、特許文献1参照)。なお、地絡事故時の絶縁抵抗値は0〜数十kΩとなり、100mA程度の零相電流の検出を行うことになる。
一方、地絡事故の原因が設備汚損によって徐々に劣化するものである場合には、事故前に絶縁抵抗が少しだけ低下している時期がある。これを検出する場合、数MΩ程度の高抵抗の検出、すなわち数mAの零相電流の検出が必要となる。ところが、零相電流は理想的にはゼロであるところ、負荷電流が大きくなると零相変流器(ZCT)には数mA程度の誤差が生じるため、数mAの零相電流を検出することは難しい。そこで出願人は、特許第5972097号(特許文献2)において、各相の負荷電流の影響による零相電流の誤差を補正する技術を提案した。これにより、高精度な絶縁低下検出を行うことが可能となった。
特開平6−284559号公報 特許第5972097号公報
しかしながら特許文献2の技術においては、零相変流器の特性(方程式の補正係数)を求める際に、各相の負荷電流の合成が零となる状態で三相負荷のバランスを変えて、各相の負荷電流と零相電流との関係を求めている。すなわち、特許文献2の技術においては三相分の負荷電流(CT出力)が必要である。一方で、短絡事故時には三相のうち二相が過電流となることから、過電流検出(短絡事故や地絡事故の検出)は少なくとも二相分の負荷電流で実現できる。このため現在の市場では、二相に合計2個の変流器(CT)だけを内蔵してコストダウンを図った開閉器が提供されている。
そこで本発明の目的は、二相分の変流器しか備えない開閉器であっても零相電流の誤差を補正し、高精度な絶縁低下検出を行うことが可能な高圧絶縁監視装置及び高圧絶縁監視方法を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明にかかる高圧絶縁監視装置の代表的な構成は、零相電流を検出する零相変流器と、三相のうち少なくとも二相の負荷電流を検出する変流器とを備えた開閉器に接続して高圧配電線路の絶縁低下を検出する高圧絶縁監視装置であって、変流器及び零相変流器の特性を用いて、負荷電流の影響による零相電流の誤差を抑えるように零相電流を補正する補正部を備え、補正部は、零相電流が相電流に対して無視できるほど小さいと仮定して、二相の変流器から得た負荷電流より零相電流の誤差を補正することを特徴とする。
上記構成の装置によれば、三相中の任意の二相の変流器の負荷電流を用いて、零相電流の負荷電流による影響をキャンセルすることができる。したがって、コストダウンのために二相分の変流器しか備えない開閉器であっても零相電流の誤差を補正し、高精度な絶縁低下検出を行うことが可能な高圧絶縁監視装置を提供することができる。
また、本発明にかかる高圧絶縁監視方法の代表的な構成は、零相電流を検出する零相変流器と三相のうち少なくとも二相の負荷電流を検出する変流器とを備えた開閉器に接続し、零相変流器によって高圧配電線路の零相電流を検出し、変流器によって高圧配電線路の少なくとも二相の負荷電流を検出し、変流器及び零相変流器の特性を用いて、負荷電流の影響による零相電流の誤差を抑えるように零相電流を補正してから、補正された零相電流に基づいて高抵抗の絶縁低下を検出する高圧絶縁監視方法であって、零相電流が相電流に対して無視できるほど小さいと仮定して、二相の変流器から得た負荷電流より零相電流の誤差を補正することを特徴とする。
上記構成の方法によれば、三相中の任意の二相の変流器の出力(負荷電流)を用いて、零相電流の負荷電流による影響をキャンセルすることができる。したがって、コストダウンのために二相分の変流器しか備えない開閉器であっても零相電流の誤差を補正し、高精度な絶縁低下検出を行うことが可能な高圧絶縁監視方法を提供することができる。なお、上述した高圧絶縁監視装置における技術的思想に対応する構成要素やその説明は、当該高圧絶縁監視方法にも適用可能である。
本発明に係る高圧絶縁監視装置又は高圧絶縁監視方法によれば、二相分の変流器しか備えない開閉器であっても零相電流の誤差を補正し、高精度な絶縁低下検出を行うことが可能な高圧絶縁監視装置及び高圧絶縁監視方法を提供することができる。
高圧絶縁監視装置の概略構成を示すブロック図である。 試験回路の構成を説明する図である。 誤差除去処理の実験結果を比較する図である。 V相電流の推定の実験結果を比較する図である。
[第1実施形態]
本発明にかかる高圧絶縁監視装置および高圧絶縁監視方法の第1実施形態について説明する。図1は高圧絶縁監視装置の概略構成を示すブロック図である。高圧絶縁監視装置10は、変電所から需要先に電気を供給する配電系統の高圧配電線路U相,V相,W相上に設けられた開閉器20(区分開閉器)と、地絡事故の発生に応じて開閉器20による遮断動作を行う地絡継電器30と、地絡事故発生などを報知する表示部50とを備えている。
開閉器20は、高圧配電線路の零相電圧を検出する零相電圧検出装置22(ZPD)と、高圧配電線路の零相電流を検出する零相変流器24(ZCT)と、高圧配電線路の各相の負荷電流を検出する変流器26(CT)とを有している。
以下の説明において、零相変流器24が検出した零相電流IZCTをZCT出力という。また、変流器26が検出した負荷電流をCT出力という。
本実施形態において変流器26は、三相の線路U相,V相,W相のうち二相の線路U相,W相のみに2つの変流器26U,26Wが取り付けられている。この開閉器20は、高圧受電設備における配電系統からの受電点に設けられている。なお、零相電圧検出装置22としては、例えば、各相の対地電圧を合成して零相電圧を検出するコンデンサ形零相電圧検出装置を用いることが可能である。
地絡継電器30は、零相電圧検出装置22により検出された零相電圧及び零相変流器24により検出された零相電流が、配電系統との保護協調の観点から設定されている零相電圧及び零相電流の整定値を超えるか否かを判断する。それらの零相電圧及び零相電流が整定値を超えたと判断した場合には、地絡事故が発生したと判定する。そして地絡継電器30は、零相電圧−零相電流の位相を判定して、電源側の地絡か、負荷側の地絡かを判定し、負荷側の地絡である場合に開閉器20による遮断動作を行う。これにより、高圧配電線路が開閉器20により遮断されることになる。
地絡継電器30は補正部36を有している。補正部36は、後述するように、変流器26及び零相変流器24の特性を用いて、負荷電流の影響によるZCT出力の誤差を抑えるようにZCT出力を補正する。特に本実施形態において、補正部36は、二相の変流器26U,26Wから得た負荷電流I,Iにより残りの一相の負荷電流Iを推定して、推定により得られた三相分の負荷電流が零相電流に与える誤差を求める。
表示部50は、地絡事故が発生したことを報知する表示や、地絡事故発生前の数MΩの絶縁低下が発生したことを報知する表示を行う。この表示部50としては、例えば、磁気反転表示器などを用いることが可能であり、他にも、LEDランプなどの表示灯やLEDディスプレイなどを用いることが可能である。なお、表示灯やLEDディスプレイなどを用いる場合には、例えば、太陽電池や充電池などの電源を設け、その電源から表示部50に電力を供給する。
次に、前述の補正部36による補正処理について説明する。最初に、三相分のCT出力を用いた誤差除去について説明し、次に二相分のCT出力を用いた誤差除去について説明する。
零相変流器24のZCT出力は実際に系統を流れる零相電流成分およびZCT個体差による誤差成分から次式(1)で表される。
Figure 0006907167
三相平衡状態の場合、本来はIZCT=0となる。したがって、三相平衡状態であるのに零相電流が発生した場合には(IZCT≠0)、その原因は負荷電流の影響となる。
発明者らのこれまでの検討結果より、ZCT個体差による誤差成分を各相CT出力から式(2)のように定義する。但し、個体差特性値は各相負荷電流がZCT出力に及ぼす影響を相ごとの変流器の特性のばらつきを加味して表した係数であり、個々の開閉器ごとに固有の定数である。
Figure 0006907167
式(1)(2)より、開閉器20の三相に変流器26が内蔵されている場合、系統を流れる零相電流成分IはCT出力とZCT出力から式(3)のように求められる。
Figure 0006907167
次に、二相分のCT出力を用いた誤差除去について説明する。開閉器20の二相にのみ変流器26が内蔵されている場合、式(3)から零相電流を求める事はできない。そこで、開閉器に内蔵された二相分のCT出力を用いて、ZCT出力から負荷電流の影響をキャンセルする為の補正係数を導出する。
各相の変流器26が理想的な特性を持ち、CT出力の高圧換算値が対応する相電流と完全に一致する場合、系統を流れる零相電流と各相の負荷電流には式(4)の関係が成り立つ。
Figure 0006907167
ここで、絶縁低下検出の対象となる1[MΩ]以上の絶縁低下を要因として発生する零相電流は数[mA]程度であり、一般的な高圧需要家での各相電流数[A]に対して無視できるほど小さい。従って、零相電流を0[mA]と置くことにより、式(4)から不明な相電流の推定値が求められる。例えば、UW二相にのみ変流器26が内蔵された開閉器20のV相電流は式(5)のように近似される。
Figure 0006907167
式(3)(5)より、開閉器20のUW二相にのみ変流器26が内蔵されている場合、系統を流れる零相電流は二相分のCT出力とZCT出力から式(6)のように求められる。式(6)は、式(3)と式(5)からIを消去したものである。
Figure 0006907167
この式(6)を用いれば、二相分のCT出力I,IとZCT出力IZCTから系統を流れる零相電流Iを求めることができる。
図2は試験回路の構成を説明する図である。開閉器20には、三相平衡電圧源60と三相負荷抵抗62を接続する。UW二相に変流器26U,26Wを備え、V相に変流器を持たないものとする。図2の試験構成では対地電流経路が無いため、零相電流Iは開閉器を流れず、電源や負荷抵抗の条件によらず零相電流Iは発生しない。従って、ZCT出力IZCTには負荷電流の影響による出力のみが現れる。
まず、開閉器20に内蔵された変流器26U,26Wの誤差を補正する。変流器26U,26Wに規定の電流が流れるよう三相平衡電圧源60から三相交流電圧を出力し、変流器26U,26Wの出力の高圧換算値が実際に変流器26U,26Wを流れる電流と一致するように、高圧換算のゲインとオフセット値を設定する。変流器26U,26Wの出力の高圧換算値Iu,Iwは以下式で表される。
Figure 0006907167
式(6)においてα’=α−α、α’=α−αと置き換える。零相電流Iは無視できるほど小さいと仮定することができるから、I’=0とする。すると式(6)は次の式(8)のように表現できる。
Figure 0006907167
各相負荷抵抗の比が異なる2つのパターンにおいて、三相平衡電圧源60から三相交流電圧を出力し、その際に得られたCT出力及びZCT出力の高圧換算値を取得する。
Figure 0006907167
取得した高圧換算値を用いて式(8)より導出した式(9)の四元連立方程式を解き、補正係数を求める。
上記のようにして求めた補正係数α’,α’を式(6)に代入すれば、ZCT出力であるIZCTを補正して、負荷電流の影響をキャンセルすることができる。すなわち、式(6)の左辺である「二相分のCT出力から算出した零相電流I’」を、系統を流れる零相電流成分Iとみなすことができる。
次に、本発明の方法の誤差量について検討する。二相分のCT出力を用いた誤差除去の精度は、零相電流を求める際に使用する相電流の一相分が推定値であることから、三相分のCT出力を用いる場合と比較して低下すると考えられる。式(3)(5)より、系統を流れる零相電流成分は式(10)のように表すこともできる。
Figure 0006907167
式(10)より、三相分のCT出力を用いて零相電流を求めた場合に対する、UW二相分のCT出力を用いて零相電流を求めた場合の誤差量は式(11)で表される。
Figure 0006907167
式(11)より、三相分のCT出力を用いた場合に対する二相分のCT出力を用いた処理結果の誤差量は、CTが内蔵されていない相の個体差特性値(定数)と各相CT出力の合成値の積となる。
図3は誤差除去処理の実験結果を比較する図である。図3(a)は三相分のCT出力を用いた誤差除去処理結果、図3(b)は二相分のCT出力を用いた誤差除去処理結果であり、図3(c)は三相と二相の誤差除去処理結果の差である。図3(a)〜(c)を参照すると、二相分のCT出力を用いた誤差除去処理結果は、三相分のCT出力を用いた場合とほぼ等しいことがわかる。
図4はV相電流の推定の実験結果を比較する図である。図4(a)はV相電流の実測値、図4(b)はV相電流の推定値、図4(c)はV相電流の実測値と推定値の差(ベクトル差分)である。V相電流が6.8〜9.0[A]程度であるところ、差は0.01〜0.08[A]であり、1/100以下のレベルである。このことから、本発明における推定は精度が高いことがわかる。
上記のようにして補正部36は、負荷電流の影響を受けたZCT出力を高精度な絶縁低下検出が可能となるレベルまで補正することができる。特に本発明においては、補正部36が、三相中の任意の二相の変流器のCT出力を用いて、ZCT出力の負荷電流による影響をキャンセルすることができる。したがって、コストダウンのために二相分の変流器しか備えない開閉器であってもZCT出力の誤差を補正し、高精度な絶縁低下検出を行うことが可能な高圧絶縁監視装置及び高圧絶縁監視方法を提供することができる。
最後に、前述の実施形態は例示であり、発明の範囲はそれらに限定されない。上記実施形態においてはV相の変流器を備えないと説明したが、変流器が不足する相はU相やW相であってもよい。また前述の実施形態は種々変更可能であり、例えば、前述の実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素が削除されても良く、さらに、異なる実施形態に係る構成要素が適宜組み合わされても良い。
本発明は、高圧配電線路の絶縁低下を検出する高圧絶縁監視装置及び高圧絶縁監視方法として利用することができる。
10…高圧絶縁監視装置、20…開閉器、22…零相電圧検出装置、24…零相変流器、26…変流器、30…地絡継電器、36…補正部、50…表示部、60…三相平衡電圧源、62…三相負荷抵抗

Claims (2)

  1. 零相電流を検出する零相変流器と、三相のうち少なくとも二相の負荷電流を検出する変流器とを備えた開閉器に接続して高圧配電線路の絶縁低下を検出する高圧絶縁監視装置であって、
    前記変流器及び前記零相変流器の特性を用いて、前記負荷電流の影響による前記零相電流の誤差を抑えるように前記零相電流を補正する補正部を備え、
    前記補正部は、
    零相電流が相電流に対して無視できるほど小さいと仮定して、二相の変流器から得た負荷電流より三相目の相電流を推定し、推定により得られた三相分の負荷電流を用いて零相電流の誤差を補正することを特徴とする高圧絶縁監視装置。
  2. 零相電流を検出する零相変流器と三相のうち少なくとも二相の負荷電流を検出する変流器とを備えた開閉器に接続し、
    前記零相変流器によって高圧配電線路の零相電流を検出し、
    前記変流器によって高圧配電線路の少なくとも二相の負荷電流を検出し、
    前記変流器及び前記零相変流器の特性を用いて、負荷電流の影響による零相電流の誤差を抑えるように零相電流を補正してから、補正された零相電流に基づいて高抵抗の絶縁低下を検出する高圧絶縁監視方法であって、
    零相電流が相電流に対して無視できるほど小さいと仮定して、二相の変流器から得た負荷電流より三相目の相電流を推定し、推定により得られた三相分の負荷電流を用いて零相電流の誤差を補正することを特徴とする高圧絶縁監視方法。
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