JP2005269870A - 比率差動保護装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】計器用変流器の接続時の人為的なミスを防止し、電流タップ整定時の人為的なミス防止するとともに、設備費費用等を低減可能な比率差動保護装置を得る。
【解決手段】この発明に係る比率差動保護装置3は、発電機1の出力を変圧する変圧器2の二次側に設けられた第1の変流器4と、変圧器の一次側に設けられた第2の変流器5と、第1の変流器4および第2の変流器5が二次側で星形結線により接続され、変圧器2の定格容量と変圧比と角変位、第1の変流器の変流比、および第2の変流器の変流比のデータに基づいて電流タップを自動計算する処理部7を有する比較差動保護継電器6とを備える。比較差動保護継電器6は、処理部7が計算した結果に基づいて電流タップを整定する。
【選択図】図1
【解決手段】この発明に係る比率差動保護装置3は、発電機1の出力を変圧する変圧器2の二次側に設けられた第1の変流器4と、変圧器の一次側に設けられた第2の変流器5と、第1の変流器4および第2の変流器5が二次側で星形結線により接続され、変圧器2の定格容量と変圧比と角変位、第1の変流器の変流比、および第2の変流器の変流比のデータに基づいて電流タップを自動計算する処理部7を有する比較差動保護継電器6とを備える。比較差動保護継電器6は、処理部7が計算した結果に基づいて電流タップを整定する。
【選択図】図1
Description
この発明は、例えば、変圧器の故障を検出する比率差動保護装置に関するものである。
従来の比率差動保護装置には、発電機の電力を変圧する変圧器が設置された保護区間の二次側に設けられ計器用変流器と、保護区間の一次側に設けられた計器用変流器と、これらの計器用変流器の出力電流に基づいて変圧器の故障を検出する比率差動保護継電器とを備えているものがある(例えば、特許文献1参照)。
ここで、変圧器の二次側巻線は星形結線、一次側巻線は三角結線となっているため、変圧器の一次側と二次側とで位相が異なることとなる。したがって、二次側の計器用変流器の二次巻線を三角結線として変圧器の一次側と二次側の位相を合わせた上で比率差動保護継電器へ電流を入力するとともに、この電流値に基づき、設計者が手動により比率差動保護継電器の電流タップの整定を行っていた。
ここで、変圧器の二次側巻線は星形結線、一次側巻線は三角結線となっているため、変圧器の一次側と二次側とで位相が異なることとなる。したがって、二次側の計器用変流器の二次巻線を三角結線として変圧器の一次側と二次側の位相を合わせた上で比率差動保護継電器へ電流を入力するとともに、この電流値に基づき、設計者が手動により比率差動保護継電器の電流タップの整定を行っていた。
しかし、上記比率差動保護装置によれば、変圧器の仕様および計器用変流器の変流比を基に比率差動保護継電器の電流タップを手動で計算する必要があり、さらに変圧器の角変位によって生じる電流位相のずれを補正するように計器用変流器の二次側を三角形接続する必要がある。
したがって、計器用変流器を三角形接続する際にベクトル合成を行う必要があり、接続時に人為的なミスが発生するという問題があった。
また、三角形接続された計器用変流器の2次電流は、星形接続された場合と比較して√3倍になり、この点を考慮して電流タップを整定するため人為的な整定ミスが発生するとともに、計器用変流器の負担や電線の負担が大きくなるため容量の大きい装置、電線が必要となり設備費用等が高くなるという問題点があった。
したがって、計器用変流器を三角形接続する際にベクトル合成を行う必要があり、接続時に人為的なミスが発生するという問題があった。
また、三角形接続された計器用変流器の2次電流は、星形接続された場合と比較して√3倍になり、この点を考慮して電流タップを整定するため人為的な整定ミスが発生するとともに、計器用変流器の負担や電線の負担が大きくなるため容量の大きい装置、電線が必要となり設備費用等が高くなるという問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解決することを課題とするものであって、計器用変流器の接続時の人為的なミスを防止し、電流タップ整定時の人為的なミス防止するとともに、設備費費用等を低減可能な比率差動保護装置を得ることを目的とするものである。
この発明に係る比率差動保護装置は、発電機の出力を変圧する変圧器の二次側に設けられた第1の計器用変流器と、変圧器の一次側に設けられた第2の計器用変流器と、第1の計器用変流器および第2の計器用変流器が二次側で星形結線により接続され、変圧器の、定格容量、変圧比および角変位、第1の計器用変流器の変流比、並びに第2の計器用変流器の変流比のそれぞれのデータに基づいて電流タップを自動計算する処理部を有する比較差動保護継電器とを備え、比較差動保護継電器は、処理部が計算した結果に基づいて電流タップを整定することを特徴とする。
この発明に係る比率差動保護装置によれば、第1および第2の計器用変流器が二次側で星形結線により接続され、変圧器の、定格容量、変圧比および角変位、第1の計器用変流器の変流比、並びに第2の計器用変流器の変流比のそれぞれのデータに基づいて電流タップを自動計算する処理部を有する比較差動保護継電器とを備え、比較差動保護継電器は、処理部が計算した結果に基づいて電流タップを整定するので、第1および第2の計器用変流器の接続時の人為的なミスを防止し、電流タップ整定時の人為的なミス防止するとともに、設備費費用を低減させることができる効果がある。
以下、この発明の各実施の形態について図に基づいて説明するが、各図において、同一または相当部材、部位については同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1について、図に基づいて説明する。図1は、この発明の実施の形態1による比率差動保護装置を用いた電力系統図である。
この発明の実施の形態1について、図に基づいて説明する。図1は、この発明の実施の形態1による比率差動保護装置を用いた電力系統図である。
図1に示すように、発電を行う発電機1には、この発電機1の出力を変圧する主変圧器である変圧器2が直列に接続されている。この変圧器2の二次側巻線は星形結線、一次側巻線は三角結線となっている。この変圧器2は、比率差動保護装置3の保護区間に設けられており、この比率差動保護装置3により変圧器2の故障が検出されるようになっている。
この発明の実施の形態1による比率差動保護装置3は、変圧器2の二次側に設けられているとともに、二次側の電流を電流I1に変流する第1の計器用変流器4と、変圧器2の一次側に発電機1を介して設けられているとともに、この変圧器2の一次側の電流を電流I2に変流する第2の計器用変流器5と、電流I1および電流I2が入力され、電流タップを整定する比較差動保護継電器6とを備えている。
この発明の実施の形態1による比率差動保護装置3は、変圧器2の二次側に設けられているとともに、二次側の電流を電流I1に変流する第1の計器用変流器4と、変圧器2の一次側に発電機1を介して設けられているとともに、この変圧器2の一次側の電流を電流I2に変流する第2の計器用変流器5と、電流I1および電流I2が入力され、電流タップを整定する比較差動保護継電器6とを備えている。
比較差動保護継電器6は、第1の変流器4および第2の変流器5が二次側で星形結線により接続され、変圧器2の、定格容量、変圧比および角変位、第1の変流器4の変流比、並びに第2の変流器5の変流比のそれぞれのデータに基づいて電流タップを自動計算する処理部7を有する。
次に、図1に示した比率差動保護装置3の動作について説明する。
処理部7は、外部から入力された変圧器2の仕様である、定格容量、変圧比および角変位、第1の変流器4の変流比、並びに第2の変流器5の変流比のそれぞれのデータに基づいて、変圧器2の角変位を判別するとともに、電流I1および電流I2の位相と量とを計算して電流タップを算出する。
比較差動保護継電器6は、この処理部7が計算した結果に基づいて電流タップを整定する。
例えば、変圧器2に故障が発生した場合は、変圧器2から出力される電流値が変化するが発電機1側の電流は現状を維持する。したがって、第1の計器用変流器4により出力される電流I1と第2の計器用変流器5により出力される電流I2の比率が変化することとなる。比較差動保護継電器6は、入力されるこの電流I1と電流I2との比率と、整定した電流タップの比率とを比較することにより、変圧器2の故障を検出する。
処理部7は、外部から入力された変圧器2の仕様である、定格容量、変圧比および角変位、第1の変流器4の変流比、並びに第2の変流器5の変流比のそれぞれのデータに基づいて、変圧器2の角変位を判別するとともに、電流I1および電流I2の位相と量とを計算して電流タップを算出する。
比較差動保護継電器6は、この処理部7が計算した結果に基づいて電流タップを整定する。
例えば、変圧器2に故障が発生した場合は、変圧器2から出力される電流値が変化するが発電機1側の電流は現状を維持する。したがって、第1の計器用変流器4により出力される電流I1と第2の計器用変流器5により出力される電流I2の比率が変化することとなる。比較差動保護継電器6は、入力されるこの電流I1と電流I2との比率と、整定した電流タップの比率とを比較することにより、変圧器2の故障を検出する。
以上のように、この実施の形態1の比率差動保護装置3によれば、比較差動保護継電器6が、第1の計器用変流器4および第2の計器用変流器5が二次側で星形結線により接続されており、変圧器2の、定格容量、変圧比および角変位、第1の計器用変流器4の変流比、並びに第2の計器用変流器5の変流比のそれぞれのデータに基づいて電流タップを自動計算する処理部7を有し、この処理部7が計算した結果に基づいて電流タップを整定するので、第1および第2の計器用変流器4、5の接続時の人為的なミスを防止し、電流タップ整定時の人為的なミス防止するとともに、設備費費用を低減させることができる効果がある。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2による比率差動保護装置の構成は、変流電流の入力が3系統まで対応するようになっている点が実施の形態1と異なるものである。その他の構成については、実施の形態1と同様である。
この発明の実施の形態2による比率差動保護装置の構成は、変流電流の入力が3系統まで対応するようになっている点が実施の形態1と異なるものである。その他の構成については、実施の形態1と同様である。
図2は、この発明の実施の形態2による比率差動保護装置を用いた電力系統図である。図2に示すように、比率差動保護装置3aは、比較差動保護継電器6aと二次側で星形結線により接続された第3の計器用変流器9をさらに備えている。
第1の計器用変流器4と第3の計器用変流器9との間には、発電所の所内変圧器である変流器8が設けられており、第3の変流器9は、この変圧器8の一次側の電流を電流I3に変流するようになっている。
比較差動保護継電器6aの処理部7aは、変圧器2、8の、定格容量、変圧比および角変位、第1の変流器4の変流比、第2の変流器5の変流比、並びに第3の変流器9の変流比のそれぞれのデータに基づいて電流タップを自動計算するようになっている。
第1の計器用変流器4と第3の計器用変流器9との間には、発電所の所内変圧器である変流器8が設けられており、第3の変流器9は、この変圧器8の一次側の電流を電流I3に変流するようになっている。
比較差動保護継電器6aの処理部7aは、変圧器2、8の、定格容量、変圧比および角変位、第1の変流器4の変流比、第2の変流器5の変流比、並びに第3の変流器9の変流比のそれぞれのデータに基づいて電流タップを自動計算するようになっている。
次に、図2に示した比率差動保護装置3aの動作について説明する。
処理部7bは、外部から入力された変圧器2、8の仕様である、定格容量、変圧比および角変位、第1の変流器4の変流比、第2の変流器5の変流比、並びに第3の変流器9の変流比のそれぞれのデータに基づいて、変圧器2、8の角変位を判別するとともに、電流I1、電流I2および電流I3の位相と量とを計算して電流タップを算出する。
比較差動保護継電器6aは、処理部7aが計算した結果に基づいて電流タップを整定する。比較差動保護継電器6aは、入力される電流I1、電流I2および電流I3の比率と、整定した電流タップの比率とを比較することにより、変圧器2および変圧器8の故障を検出する。
処理部7bは、外部から入力された変圧器2、8の仕様である、定格容量、変圧比および角変位、第1の変流器4の変流比、第2の変流器5の変流比、並びに第3の変流器9の変流比のそれぞれのデータに基づいて、変圧器2、8の角変位を判別するとともに、電流I1、電流I2および電流I3の位相と量とを計算して電流タップを算出する。
比較差動保護継電器6aは、処理部7aが計算した結果に基づいて電流タップを整定する。比較差動保護継電器6aは、入力される電流I1、電流I2および電流I3の比率と、整定した電流タップの比率とを比較することにより、変圧器2および変圧器8の故障を検出する。
以上のように、この発明の実施の形態2によるに比率差動保護装置3aよれば、比較差動保護継電器6aと二次側で星形結線により接続された第3の計器用変流器9をさらに備え、処理部7aは、変圧器2、8の、定格容量、変圧比および角変位、第1の変流器4の変流比、第2の変流器5の変流比、並びに第3の変流器9の変流比のそれぞれのデータに基づいて電流タップを自動計算し3系統に対応できるので、一般的な発電所で使用される主変圧器、所内変圧器の系統に保護範囲を広げることができる。
なお、実施の形態2においては、2巻線の2台の変圧器2、8を保護する場合について説明したが、1台の3巻線の変圧器を保護する場合についても同様に適用可能である。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3による比率差動保護装置の構成は、2台の発電機が設置された電力系統に対応するようになっている点が実施の形態2と異なるものである。その他の構成については、実施の形態2と同様である。
この発明の実施の形態3による比率差動保護装置の構成は、2台の発電機が設置された電力系統に対応するようになっている点が実施の形態2と異なるものである。その他の構成については、実施の形態2と同様である。
図3は、この発明の実施の形態3による比率差動保護装置を用いた電力系統図である。
図3に示すように、2台の発電機1および発電機1aにより、合計出力を上げるようになっており、発電機1の回路と発電機1aの回路とは同一電圧になっている。
この発明の実施の形態3による比率差動保護装置3bは、この発電機1aを介して変圧器2の一次側に設けられ、比較差動保護継電器6bと二次側で星形結線により接続された第4の計器用変流器10をさらに備えている。
図3に示すように、2台の発電機1および発電機1aにより、合計出力を上げるようになっており、発電機1の回路と発電機1aの回路とは同一電圧になっている。
この発明の実施の形態3による比率差動保護装置3bは、この発電機1aを介して変圧器2の一次側に設けられ、比較差動保護継電器6bと二次側で星形結線により接続された第4の計器用変流器10をさらに備えている。
比較差動保護継電器6bは、第2の計器用変流器5により変流された電流が入力されるとともに、第4の計器用変流器10により変流された電流が入力される電流合成部11を有する。この電流合成部11は、第2の計器用変流器5および第4の計器用変流器10により変流されたこれらの電流を各々入力し、演算処理により電流I4に合成するようになっている。
比較差動保護継電器6bの処理部7bは、外部から入力された変圧器2、8の、定格容量、変圧比および角変位、第1の変流器4の変流比、第2の変流器5の変流比、第3の変流器9の変流比、並びに第4の変流器10の変流比のそれぞれのデータに基づいて電流タップを自動計算するようになっている。
比較差動保護継電器6bの処理部7bは、外部から入力された変圧器2、8の、定格容量、変圧比および角変位、第1の変流器4の変流比、第2の変流器5の変流比、第3の変流器9の変流比、並びに第4の変流器10の変流比のそれぞれのデータに基づいて電流タップを自動計算するようになっている。
次に、図3に示した比率差動保護装置3の動作について説明する。
処理部7bは、外部から入力された変圧器2、8の、定格容量、変圧比および角変位、第1の変流器4の変流比、第2の変流器5の変流比、第3の変流器9の変流比、並びに第4の変流器10の変流比のそれぞれのデータに基づいて、変圧器2、8の角変位を判別するとともに、電流I1、電流I3および電流I4の位相と量とを計算して電流タップを算出する。
比較差動保護継電器6bは、この処理部7bが計算した結果に基づいて電流タップを整定する。比較差動保護継電器6bは、入力される電流I1、電流I2および電流I4の比率と、整定した電流タップの比率とを比較することにより、変圧器2および変圧器8の故障を検出する。
処理部7bは、外部から入力された変圧器2、8の、定格容量、変圧比および角変位、第1の変流器4の変流比、第2の変流器5の変流比、第3の変流器9の変流比、並びに第4の変流器10の変流比のそれぞれのデータに基づいて、変圧器2、8の角変位を判別するとともに、電流I1、電流I3および電流I4の位相と量とを計算して電流タップを算出する。
比較差動保護継電器6bは、この処理部7bが計算した結果に基づいて電流タップを整定する。比較差動保護継電器6bは、入力される電流I1、電流I2および電流I4の比率と、整定した電流タップの比率とを比較することにより、変圧器2および変圧器8の故障を検出する。
以上のように、この発明の実施の形態3による比率差動保護装置によれば、比較差動保護継電器6bは、第2の計器用変流器5の電流と第4の計器用変流器の電流を電流I4に合成する電流合成部11を有するので、外部での結線合成を不要とし、結線ミス等の人為的なミスを低減することができる。
なお、この実施の形態3では、同一電圧の2台の発電機1、1aが設置されている場合について説明したが、二次電圧の等しい変圧器が2台設置されている場合についても、変圧器の2次側それぞれに設けられる計器用変流器の変流電流を電流合成部で合成することにより、同様に適用することができるのは勿論である。
1、1a 発電機、2 変圧器、3、3a、3b 比率差動保護装置、4 第1の変流器、5 第2の変流器、6、6a、6b 処理部、7、7a、7b 比較差動保護継電器、8 変圧器、9 第3の変流器、10 第4の変流器、11 電流合成部。
Claims (3)
- 発電機の出力を変圧する変圧器の二次側に設けられた第1の計器用変流器と、
前記変圧器の一次側に設けられた第2の計器用変流器と、
前記第1の計器用変流器および前記第2の計器用変流器が二次側で星形結線により接続され、前記変圧器の、定格容量、変圧比および角変位、前記第1の計器用変流器の変流比、並びに前記第2の計器用変流器の変流比のそれぞれのデータに基づいて電流タップを自動計算する処理部を有する比較差動保護継電器とを備え、
前記比較差動保護継電器は、前記処理部が計算した結果に基づいて前記電流タップを整定することを特徴とする比率差動保護装置。 - 前記比較差動保護継電器と二次側で星形結線により接続された第3の計器用変流器をさらに備え、
前記処理部は、それぞれの前記データ、前記第1の計器用変流器と前記第3の計器用変流器との間に設けられた変圧器の、定格容量、変圧比および角変位、並びに前記第3の計器用変流器の変流比のそれぞれのデータに基づいて前記電流タップを自動計算することを特徴とする請求項1に記載の比率差動保護装置。 - 前記第2の計器用変流器は、前記発電機を介して前記変圧器の一次側に設けられ、
前記発電機と同一電圧の他の発電機を介して前記変圧器の一次側に設けられ、前記比較差動保護継電器と二次側で星形結線により接続された第4の計器用変流器をさらに備え、
前記比較差動保護継電器は、前記第2の計器用変流器の電流と前記第4の計器用変流器の電流とを合成する電流合成部を有し、
前記処理部は、それぞれの前記データ、および前記第4の計器用変流器の変流比のデータに基づいて前記電流タップを自動計算することを特徴とする請求項1に記載の比率差動保護装置。
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