JP2008141896A - 保護継電器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、交流き電系統に適用され、時間協調を必要とせずに、保護区間外の事故による不要動作を抑制し、異相混触事故を検出することのできる保護継電器を提供することにある。
【解決手段】 送電設備2から受電された三相交流を直交する単相二組のA座電源及びB座電源に変換するき電変圧器3を用いた交流き電系統に適用される異相混触保護継電器1において、中点分圧されたA座電源の相電圧と中点分圧されたB座電源の相電圧との位相差及びスカラ差をそれぞれ演算し、この位相差が所定の位相差θk以内であり、かつこのスカラ差が所定の電圧値Vk1以下の場合、A座電源及びB座電源の異相混触事故と判定し、保護動作を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、交流き電系統に適用される保護継電器に関する。
交流き電系統は、三相交流を受電し、電気車が使用するために適した単相交流に変換する。このとき、三相交流からそのまま単相交流を使用すると、三相側に不平衡が生じる。そこで、三相交流を二組の単相交流に変換する三相−二相変換変圧器(き電用変圧器)が使用される。この変圧器は、二次側から90度の位相差をもつ二組の単相電圧を出力する。この二組の単相電圧の相互間(以下、「異相間」という。)の混触事故を検出するために、異相混触保護継電器がある。
例えば、異相混触保護継電器は、二組のそれぞれの単相電圧を中点分圧した電圧を計器用変圧器で取り込む。交流き電系統で、異相間の混触事故が発生した場合は、異相間電圧の電圧値が低下する。これを利用して、異相混触保護継電器は、異相間電圧が整定値以下の電圧値になった場合に、混触事故を検出する方式が開示されている(例えば、非特許文献1参照)。
持永芳文著,"電気鉄道工学",エース出版,1995年3月,p.122
しかしながら、先行技術文献の異相混触保護継電器では、不要動作する場合がある。具体的には、き電変圧器一次側の三相電源側に発生する保護区間外の短絡事故や地絡事故により、異相間電圧が低下した場合である。この不要動作を防ぐために、異相混触保護継電器は、き電変圧器の上位系統である三相電源側の保護継電器との時間協調が必要となる。このため、異相混触保護継電器は、動作が遅延することになる。
そこで、本発明の目的は、交流き電系統に適用され、時間協調を必要とせずに、保護区間外の事故による不要動作を抑制し、異相混触事故を検出することのできる保護継電器を提供することにある。
本発明の観点に従った保護継電器は、三相交流が供給され、第1の単相交流及び第2の単相交流からなる2組の単相交流を供給するき電用変圧器を用いた交流き電系統に適用され、前記2組の単相交流の混触を検出する保護継電器において、中点分圧された前記第1の単相交流の相電圧を検出する第1の電圧検出手段と、中点分圧された前記第2の単相交流の相電圧を検出する第2の電圧検出手段と、前記第1の電圧検出手段により検出された相電圧と前記第2の電圧検出検出手段により検出された相電圧との位相差を演算する位相差演算手段と、前記位相差演算手段により演算された位相差が予め定められた位相差以内であるか否かを判定する位相差判定手段と、前記第1の電圧検出手段により検出された相電圧と前記第2の電圧検出検出手段により検出された相電圧とのスカラ差を演算するスカラ差演算手段と、前記スカラ差演算手段により演算されたスカラ差が予め定められたスカラ量以下であるか否かを判定するスカラ差判定手段と、前記位相差判定手段の判定結果が位相差以内であり、前記スカラ差判定手段の判定結果がスカラ量以下である場合、混触と判定する混触判定手段とを備えた構成である。
本発明によれば、交流き電系統に適用され、時間協調を必要とせずに、保護区間外の事故による不要動作を抑制し、異相混触事故を検出することのできる保護継電器を提供することができる。
以下図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る異相混触保護継電器1の適用された電力系統の構成を示すブロック図である。
本電力系統は、電力会社の送電設備2と、送電設備2の下位系統側に接続されたき電変圧器3と、き電変圧器3のB座電源に接続された昇圧器4とからなる。計器用変圧器5は、き電変圧器3のA座電源の負荷側に設けられている。計器用変圧器6は、昇圧器4の負荷側に設けられている。
本電力系統は、送電設備2からの三相電源を受電し、き電変圧器3を介して、交流き電回路へ電力供給する。
き電変圧器3は、受電した三相電源を、A座電源及びB座電源に変換する。A座電源は、直交する2組の単相電源AT,AFからなる。B座電源は、直交する2組の単相電源BT,BFからなる。
昇圧器4は、B座電源を昇圧し、交流き電回路に電力を供給する。昇圧器4は、B座電源を、A座電源の電圧とほぼ同レベルになるように昇圧する。
次に、本実施形態に係る異相混触保護継電器1について説明する。
異相混触保護継電器1は、図1に示すように、交流き電回路に適用されている。
異相混触保護継電器1は、計器用変圧器5を介して、A座電源から中点分圧された二次電圧VA1,VA2を取り込んでいる。二次電圧VA1は、A座電源のAT側の二次電圧である。二次電圧VA2は、A座電源のAF側の二次電圧である。
異相混触保護継電器1は、計器用変圧器6を介して、B座電源から中点分圧された二次電圧VB1,VB2を取り込んでいる。二次電圧VB1は、B座電源のBT側の二次電圧である。二次電圧VB2は、B座電源のBF側の二次電圧である。
図2は、計器用変圧器5,6から異相混触保護継電器1に入力されるき電電圧の二次電圧VA1,VA2,VB1,VB2の定常時のベクトル図である。
二次電圧VA1は、二次電圧VB1と値が同等で直交している。二次電圧VA2は、二次電圧VB2と値が同等で直交している。二次電圧VA1,VB1,VA2,VB2の順にベクトルが隣接している。
位相差Δθ1は、二次電圧VA1,VB1間の位相差である。位相差Δθ2は、二次電圧VB1,VA2間の位相差である。位相差Δθ3は、二次電圧VA2,VB2間の位相差である。位相差Δθ4は、二次電圧VB2,VA1間の位相差である。位相差Δθ1,Δθ2,Δθ3,Δθ4は、それぞれ90°である。
位相電源相互間電圧V1は、二次電圧VA1,VB1間の電圧である。位相電源相互間電圧V2は、二次電圧VB1,VA2間の電圧である。位相電源相互間電圧V3は、二次電圧VA2,VB2間の電圧である。位相電源相互間電圧V4は、二次電圧VB2,VA1間の電圧である。
位相電源相互間電圧V1,V2,V3,V4は、A座電源及びB座電源の2組の直交する単相電源を対角線とする正方形となる。
異相混触保護継電器1は、計器用変圧器5及び計器用変圧器6から取り込まれた二次電圧VA1,VA2,VB1,VB2に基づいて、異相混触事故の判定を行う。
図3は、本実施形態に係る異相混触保護継電器1の構成を示すブロック図である。
異相混触保護継電器1は、演算部100と、アナログ/デジタル変換器(以下、「A/D変換器」という。)101A,101B,101C,101Dと、出力処理回路102とからなる。
A/D変換器101Aは、計器用変圧器5から入力されたA座電源の二次電圧VA1をアナログ値からデジタル値に変換する機器である。
A/D変換器101Bは、計器用変圧器5から入力されたA座電源の二次電圧VA2をアナログ値からデジタル値に変換する機器である。
A/D変換器101Cは、計器用変圧器6から入力されたB座電源の二次電圧VB1をアナログ値からデジタル値に変換する機器である。
A/D変換器101Dは、計器用変圧器6から入力されたB座電源の二次電圧VB2をアナログ値からデジタル値に変換する機器である。
演算部100は、A/D変換器101A,101B,101C,101Dから入力された二次電圧VA1,VA2,VB1,VB2のデジタルデータに基づいて、演算を行い、異相混触事故か否かの判定を行う。演算部100は、異相混触事故と判定した場合、出力回路102に動作信号SDを出力する。
出力処理回路102は、演算部100の演算結果が異相混触事故であると判定した場合、トリップ信号TPを出力する。トリップ信号TPは、予め決められた遮断器を開放する。これにより、異相混触保護継電器1の適用された電力系統を保護する。
図4は、本実施形態に係る演算部100の構成を示すブロック図である。
演算部100は、位相差演算部11A,11B,11C,11Dと、スカラ差電圧演算部12A,12B,12C,12Dと、位相差判定部13A,13B,13C,13Dと、スカラ差電圧判定部14A,14B,14C,14Dと、AND回路15A,15B,15C,15Dと、OR回路16とからなる。
位相差判定部13A,13B,13C,13Dは、予め位相θkがそれぞれに設定されている。
スカラ差電圧判定部14A,14B,14C,14Dは、予め電圧Vk1がそれぞれに設定されている。
位相θk及び電圧Vk1は、異相混触保護継電器1が異相混触事故を正しく検出し、かつ、異相混触事故以外では不要に異相混触保護継電器1が動作することのないようにするための値である。位相θk及び電圧Vk1により、隣接する電圧ベクトルに対する異相混触保護継電器1の動作域が決定される。位相θk及び電圧Vk1は、異相混触保護継電器1が適用される電力系統に基づいて求める。
位相差演算部11Aは、二次電圧VA1の位相θVA1と二次電圧VB1の位相θVB1との位相差Δθ1を演算する。位相差演算部11Bは、二次電圧VB1の位相θVB1と二次電圧VA2の位相θVA2との位相差Δθ2を演算する。位相差演算部11Cは、二次電圧VA2の位相θVA2と二次電圧VB2の位相θVB2との位相差Δθ3を演算する。位相差演算部11Dは、二次電圧VB2の位相θVB2と二次電圧VA1の位相θVA1との位相差Δθ4を演算する。
位相差判定部11Aは、位相差演算部11Aで演算した位相差Δθ1が位相θk以下の場合は、AND回路15Aに信号を出力する。位相差判定部11Bは、位相差演算部11Bで演算した位相差Δθ2が位相θk以下の場合は、AND回路15Bに信号を出力する。位相差判定部11Cは、位相差演算部11Cで演算した位相差Δθ3が位相θk以下の場合は、AND回路15Cに信号を出力する。位相差判定部11Dは、位相差演算部11Dで演算した位相差Δθ4が位相θk以下の場合は、AND回路15Dに信号を出力する。
スカラ差電圧演算部12Aは、二次電圧VA1と二次電圧VB1とのスカラ差電圧Δ|V1|を演算する。スカラ差電圧演算部12Bは、二次電圧VB1と二次電圧VA2とのスカラ差電圧Δ|V2|を演算する。スカラ差電圧演算部12Cは、二次電圧VA2と二次電圧VB2とのスカラ差電圧Δ|V3|を演算する。スカラ差電圧演算部12Dは、二次電圧VB2と二次電圧VA1とのスカラ差電圧Δ|V4|を演算する。
スカラ差電圧判定部14Aは、スカラ差電圧演算部12Aで演算したスカラ差電圧Δ|V1|がスカラ差電圧Vk1以下の場合は、AND回路15Aに信号を出力する。スカラ差電圧判定部14Bは、スカラ差電圧演算部12Bで演算したスカラ差電圧Δ|V2|がスカラ差電圧Vk1以下の場合は、AND回路15Bに信号を出力する。スカラ差電圧判定部14Cは、スカラ差電圧演算部12Cで演算したスカラ差電圧Δ|V3|がスカラ差電圧Vk1以下の場合は、AND回路15Cに信号を出力する。スカラ差電圧判定部14Dは、スカラ差電圧演算部12Dで演算したスカラ差電圧Δ|V4|がスカラ差電圧Vk1以下の場合は、AND回路15Dに信号を出力する。
AND回路15Aは、位相差判定部13Aからの信号を受信し、かつスカラ差電圧判定部14Aからの信号を受信した場合、OR回路16に信号を出力する。AND回路15Bは、位相差判定部13Bからの信号を受信し、かつスカラ差電圧判定部14Bからの信号を受信した場合、OR回路16に信号を出力する。AND回路15Cは、位相差判定部13Cからの信号を受信し、かつスカラ差電圧判定部14Cからの信号を受信した場合、OR回路16に信号を出力する。AND回路15Dは、位相差判定部13Dからの信号を受信し、かつスカラ差電圧判定部14Dからの信号を受信した場合、OR回路16に信号を出力する。
OR回路16は、AND回路15A,15B,15C,15Dのうち少なくとも1つから信号を受信した場合、動作信号SDを出力する。
上述のように構成された演算部100において、二次電圧VA1,VB1間の異相混触事故の判定方法について説明する。
演算部100は、二次電圧VA1,VA2の電圧ベクトルの位相差θ1を演算する。演算部100は、二次電圧VA1,VA2の電圧ベクトルから、電圧の実効値の大きさの差、つまりスカラ差電圧Δ|V1|を演算する。
演算部100は、演算された位相差θ1が位相θk以下であり、かつ、演算されたスカラ差電圧Δ|V1|が電圧Vk1以下であるときに、異相混触事故が発生したと判定する。演算部100は、異相混触事故が発生したと判定した場合、出力処理回路102に動作信号SDを出力する。
二次電圧VB1,VA2間、二次電圧VA2,VB2間、二次電圧VB2,VA1間に対しても、二次電圧VA1,VB1間と同様の判定方法を行う。
演算部100は、隣接する二次電圧VA1,VB1間、二次電圧VB1,VA2間、二次電圧VA2,VB2間、及び二次電圧VB2,VA1間の全てについて、異相混触事故が発生したか否かを判定する。演算部100は、保護区間内において、1つ又は2つ以上の異相混触事故が発生した場合に動作信号SDを出力し、保護出力をする。
図5は、本実施形態に係る異相混触保護継電器1に入力される二次電圧VA1,VB1間の特性図である。領域S1は、動作域を表している。
二次電圧VA1,VB1のそれぞれの電圧ベクトルが領域S1内にあることを比較判定し、異相混触事故を判定する。これにより、異相混触保護継電器1は、保護区間外の事故と異相混触事故とを判別することができる。
図6は、本実施形態に係る異相混触保護継電器1に入力される全ての隣接する二次電圧間の動作特性を示した特性図である。領域S1は、二次電圧VA1,VB1間の動作域を表している。領域S2は、二次電圧VB1,VA2間の動作域を表している。領域S3は、二次電圧VA2,VB2間の動作域を表している。領域S4は、二次電圧VB2,VA1間の動作域を表している。
図7,8を参照して、交流き電回路の異相混触事故時の電圧ベクトルと類似する三相電源側の二相短絡事故における異相混触保護継電器1の判定動作について説明する。
図7は、本実施形態に係る異相混触保護継電器に入力される三相電源側の二相短絡の発生時における二次電圧のベクトルを示すベクトル図である。
三相電源側で短絡事故が発生した場合には、三相側の事故時の電圧ベクトルの様相が、き電変圧器3により変換され、二次電圧VA1,VB1間及び二次電圧VA2,VB2間のそれぞれのベクトル差電圧|ΔV1|及びベクトル差電圧|ΔV3|が低下することになる。
図8は、本実施形態に係る異相混触保護継電器に入力される二次電圧VA1,VA2間の特性図における三相電源側の二相短絡事故時を示したベクトル図である。
この事故に対して、二次電圧VA1と二次電圧VB1のなす角である位相差Δθ1は、位相θk以下となるが、スカラ差電圧Δ|V1|は、電圧Vk1以下とはならない。よって、二次電圧VA1のベクトルは、二次電圧VB1のベクトルに対して、領域S1内には入らない。従って、異相混触保護継電器1は、動作しない。
図9,10を参照して、交流き電回路の異相混触事故における異相混触保護継電器1の判定動作について説明する。
図9は、第1の実施形態に係る異相混触保護継電器に入力されるA座電源とB座電源との混触の発生時における二次電圧のベクトルを示すベクトル図である。
交流き電回路のA座電源とB座電源との混触が発生した場合には、異相電圧が短絡するため、異相間電圧は小さくなる。また、各二次電圧は、系統及び機器のインピーダンスにより多少の差は発生するもののほぼ同じ大きさとなる。
図10は、第1の実施形態に係る異相混触保護継電器に入力される二次電圧VA1,VA2間の特性図における異相混触時を示したベクトル図である。
この事故に対して、二次電圧VA1と二次電圧VB1のなす角である位相差Δθ1は、位相θk以下となり、スカラ差電圧Δ|V1|も電圧Vk1以下となる。よって、二次電圧VA1のベクトルは、二次電圧VB1のベクトルに対して、領域S1内に入る。従って、異相混触保護継電器1は、動作する。
以上のようにして、異相混触保護継電器1は、異相混触事故が発生したと判定すると、トリップ信号TPを出力する。
本実施形態によれば、三相電源側などの事故では、異相混触保護継電器1は、隣接する電圧間の位相差およびスカラ差電圧の動作判定条件を満たさないことで不要動作を防止することができる。一方、異相混触が発生した場合には、異相混触保護継電器1は、隣接する電圧間の位相差およびスカラ差電圧の動作判定条件を満たすことで異相混触に対して正常に動作することができる。
また、き電変圧器の上流の三相電源側の保護継電器との時間協調の必要がなく、異相混触保護継電器1に時間協調を取らせる必要もなく、異相混触保護継電器1の迅速な保護動作ができる。
(第2の実施形態)
図11は、第2の実施形態に係る異相混触保護継電器1Aの構成を示すブロック図である。図3と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明を省略し、ここでは異なる部分について主に述べる。なお、以下の実施形態も同様にして重複した説明を省略する。
異相混触保護継電器1Aは、図3に示す異相混触保護継電器1において、演算部100を演算部100Aに代えた点以外は同じである。
図12は、本実施形態に係る異相混触保護継電器の演算部100Aの構成を示すブロック図である。なお、ここでは、二次電圧VA1,VB1間の入力に関わる部分だけを示し、他の隣接する二次電圧間についても同様に構成されているものとして、図示及び説明を省略する。
演算部100Aは、図4に示す演算部100において、AND回路15AをAND回路26Aに代え、実効値演算部21A,22Aと、不足電圧判定部23A,24Aと、AND回路27Aと、反転器28Aを追加した点以外は同じである。
実効値演算部21Aは、二次電圧VA1の実効値|VA1|を演算する。実効値演算部22Aは、二次電圧VB1の実効値|VB1|を演算する。
不足電圧判定部21A,22Aは、予め感度Vk2がそれぞれに設定されている。感度Vk2は、異相混触保護継電器1Aが適用される電力系統に基づいて求める。
不足電圧判定部23Aは、実効値演算部21Aで演算した実効値|VA1|が感度Vk2以下の場合は、AND回路27Aに信号を出力する。不足電圧判定部24Aは、実効値演算部22Aで演算した実効値|VB1|が感度Vk2以下の場合は、AND回路27Aに信号を出力する。
AND回路27Aは、不足電圧判定部23A,24Aの両方から信号を受信した場合、反転器28Aを介して、AND回路26Aに信号を出力する。これにより、動作信号SDの出力をロックする。
AND回路26Aは、位相差判定部13Aからの信号を受信し、かつスカラ差電圧判定部14Aからの信号を受信し、反転器28Aにより出力をロックされていない場合、OR回路16を介して、動作信号SDを出力する。
異相短絡事故発生時の交流入力電圧は、定格電圧よりも極端に低下することはない。一方、受電事故などの外部事故時の交流入力電圧は低下する。
本実施形態によれば、隣接する二次電圧がともに不足電圧である場合、トリップ信号TPの出力をロックすることで、異相混触保護継電器1Aの動作をより安定させることができる。
(第3の実施形態)
図13は、第3の実施形態に係る異相混触保護継電器1Bの構成を示すブロック図である。
異相混触保護継電器1Bは、図3に示す異相混触保護継電器1において、演算部100を演算部100Bに代えた点以外は同じである。
図14は、本実施形態に係る演算部100Bの構成を示すブロック図である。なお、ここでは、二次電圧VA1,VB1間の入力に関わる部分だけを示し、他の隣接する二次電圧間についても同様に構成されているものとして、図示及び説明を省略する。
演算部100Bは、図4に示す演算部100において、AND回路15AをAND回路36Aに代え、ベクトル差電圧演算部31Aと、ベクトル差電圧判定部32Aとを追加した点以外は同じである。
ベクトル差電圧演算部31Aは、二次電圧VA1と二次電圧VB1とのベクトル差電圧の実効値|ΔV1|を演算する。
ベクトル差電圧判定部32Aは、予め感度Vk3が設定されている。感度Vk3は、異相混触保護継電器1Bが適用される電力系統に基づいて求める。
ベクトル差電圧判定部32Aは、ベクトル差電圧演算部で演算したベクトル差電圧の実効値|ΔV1|が感度Vk3以下の場合は、AND回路36Aに信号を出力する。
AND回路36Aは、位相差判定部13Aからの信号、及びスカラ差電圧判定部14Aからの信号に加えて、ベクトル差電圧判定部32Aからの信号を受信した場合、OR回路16を介して、動作信号SDを出力する。
異相短絡事故発生時の交流入力電圧は、異相間電圧のベクトル差電圧|ΔV1|が低下する。
本実施形態によれば、隣接する二次電圧のベクトル差電圧が低下する条件を付加することで、異相混触保護継電器1Bの動作をより安定させることができる。
(第4の実施形態)
図15、本発明の第4の実施形態に係る異相混触保護継電器1Cの適用された電力系統の構成を示すブロック図である。
本電力系統の構成は、図1に示す電力系統に、計器用変流器7,8,9,10を設けたものである。
計器用変流器7は、き電変圧器3のA座電源のAT側に設けられている。計器用変流器8は、き電変圧器3のA座電源のAF側に設けられている。計器用変流器9は、き電変圧器3のB座電源のBT側に設けられている。計器用変流器10は、き電変圧器3のB座電源のBF側に設けられている。
図16は、第4の実施形態に係る異相混触保護継電器1Cの構成を示すブロック図である。
異相混触保護継電器1Cは、計器用変流器7,8を介して、A座電源のAT側及びAF側の総和の二次電流IAを取り込む。異相混触保護継電器1Cは、計器用変流器9,10を介して、B座電源のBT側及びBF側の総和の二次電流IBを取り込む。
異相混触保護継電器1Cは、図3に示す異相混触保護継電器1において、演算部100を演算部100Cに代え、A/D変換器102A,102Bを追加した点以外は同じである。
A/D変換器102Aは、計器用変流器から入力された二次電流IAをアナログ値からデジタル値に変換する機器である。
A/D変換器102Bは、計器用変流器から入力され二次電流IBをアナログ値からデジタル値に変換する機器である。
図17は、本実施形態に係る演算部100Cの構成を示すブロック図である。なお、ここでは、二次電圧VA1,VB1間の入力に関わる部分だけを示し、他の隣接する二次電圧間についても同様に構成されているものとして、図示及び説明を省略する。
演算部100C、図4に示す演算部100において、AND回路15AをAND回路46Aに代え、実効値演算部41A,41Bと、過電流判定部42A,42Bと、OR回路47Aとを追加した点以外は同じである。また、演算部100Cは、二次電流IA,IBがそれぞれ入力される。
実効値演算部41Aは、二次電流IAの実効値|IA|を演算する。実効値演算部41Bは、二次電流IBの実効値|IB|を演算する。
過電流判定部42A,42Bは、予め感度Ikが設定されている。感度Ikは、異相混触保護継電器1Cが適用される電力系統に基づいて求める。
過電流判定部42Aは、実効値演算部41Aで演算した実効値|IA|が感度Ik以上の場合は、OR回路47Aに信号を出力する。
過電流判定部42Bは、実効値演算部41Bで演算した実効値|IB|が感度Ik以上の場合は、OR回路47Aに信号を出力する。
OR回路47Aは、過電流判定部42A,42Bのうちいずれか少なくとも1つから信号を受信した場合、AND回路46Aに信号を出力する。
AND回路46Aは、位相差判定部13Aからの信号、及びスカラ差電圧判定部14Aからの信号に加えて、OR回路47Aからの信号を受信した場合、OR回路16を介して、動作信号SDを出力する。
異相短絡事故発生時の交流入力電流は、増加する。一方、外部事故時の交流入力電流は、定格程度である。
本実施形態によれば、単相A座電源の交流電流IA及び単相B座電源の交流電流IBのそれぞれの過電流の条件を付加することで、異相混触保護継電器1Cの動作をより安定させることができる。
なお、各実施形態において、異相混触保護を隣接する電圧間について判定し、それぞれ隣接する電圧間の異相混触事故の判定結果の論理和により動作出力を行う構成としたが、それぞれの隣接する電圧間の判定結果により混触相を選別し保護出力を行う構成としてもよい。
各実施形態において、異相混触保護継電器の機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアなどのいずれで実現してもよい。また、これらを任意に選択し、混在させてもよい。例えば、演算部などで用いられているOR回路、AND回路、又は反転器などの論理回路は、ハードウェア又はソフトウェアのいずれであっても実現することができる。また、過電流又は不足電圧などを判定するリレー要素として電磁型リレーを用いてもよい。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の第1の実施形態に係る異相混触保護継電器の適用された電力系統の構成を示すブロック図。 第1の実施形態に係る異相混触保護継電器に入力されるき電電圧の定常時を示すベクトル図。 第1の実施形態に係る異相混触保護継電器の構成を示すブロック図。 第1の実施形態に係る演算部の構成を示すブロック図。 第1の実施形態に係る異相混触保護継電器に入力される二次電圧VA1,VB1間の動作特性を示した特性図。 第1の実施形態に係る異相混触保護継電器に入力される全ての隣接する二次電圧間の動作特性を示した特性図。 第1の実施形態に係る異相混触保護継電器に入力される三相電源側の二相短絡の発生時における二次電圧のベクトルを示すベクトル図。 第1の実施形態に係る異相混触保護継電器に入力される二次電圧VA1,VA2間の特性図における三相電源側の二相短絡事故時を示したベクトル図。 第1の実施形態に係る異相混触保護継電器に入力されるA座電源とB座電源との混触の発生時における二次電圧のベクトルを示すベクトル図。 第1の実施形態に係る異相混触保護継電器に入力される二次電圧VA1,VA2間の特性図における異相混触時を示したベクトル図。 第2の実施形態に係る異相混触保護継電器の構成を示すブロック図。 第2の実施形態に係る異相混触保護継電器の演算部の構成を示すブロック図。 第3の実施形態に係る異相混触保護継電器の構成を示すブロック図。 第3の実施形態に係る異相混触保護継電器の演算部の構成を示すブロック図。 第4の実施形態に係る異相混触保護継電器の適用された電力系統の構成を示すブロック図。 第4の実施形態に係る異相混触保護継電器の構成を示すブロック図。 第4の実施形態に係る異相混触保護継電器の演算部の構成を示すブロック図。
符号の説明
1,1A,1B,1C…異相混触保護継電器、2…送電設備、3…き電変圧器、4…昇圧器、5,6…計器用変圧器、7,8,9,10…計器用変流器。

Claims (8)

  1. 三相交流が供給され、第1の単相交流及び第2の単相交流からなる2組の単相交流を供給するき電用変圧器を用いた交流き電系統に適用され、前記2組の単相交流の混触を検出する保護継電器において、
    中点分圧された前記第1の単相交流の相電圧を検出する第1の電圧検出手段と、
    中点分圧された前記第2の単相交流の相電圧を検出する第2の電圧検出手段と、
    前記第1の電圧検出手段により検出された相電圧と前記第2の電圧検出検出手段により検出された相電圧との位相差を演算する位相差演算手段と、
    前記位相差演算手段により演算された位相差が予め定められた位相差以内であるか否かを判定する位相差判定手段と、
    前記第1の電圧検出手段により検出された相電圧と前記第2の電圧検出検出手段により検出された相電圧とのスカラ差を演算するスカラ差演算手段と、
    前記スカラ差演算手段により演算されたスカラ差が予め定められたスカラ量以下であるか否かを判定するスカラ差判定手段と、
    前記位相差判定手段の判定結果が位相差以内であり、前記スカラ差判定手段の判定結果がスカラ量以下である場合、混触と判定する混触判定手段と
    を備えたことを特徴とする保護継電器。
  2. 前記第1の電圧検出手段により検出された相電圧が不足電圧であるか否かを判定する不足電圧判定手段とを有し、
    前記混触判定手段は、前記不足電圧判定手段の判定結果が不足電圧である場合、混触と判定しないこと
    を特徴とする請求項1に記載の保護継電器。
  3. 前記第1の電圧検出手段により検出された相電圧が不足電圧であるか否かを判定する第1の不足電圧判定手段と、
    前記第2の電圧検出手段により検出された相電圧が不足電圧であるか否かを判定する第2の不足電圧判定手段とを有し、
    前記混触判定手段は、前記第1の不足電圧判定手段の判定結果が不足電圧であり、前記第2の不足電圧判定手段の判定結果が不足電圧である場合、混触と判定しないこと
    を特徴とする請求項1に記載の保護継電器。
  4. 前記第1の電圧検出手段により検出された相電圧と前記第2の電圧検出手段により検出された相電圧とのベクトル差を演算するベクトル差電圧演算手段と、
    前記ベクトル差電圧演算手段により演算されたベクトル差のスカラ量が予め定められたスカラ量以下であるか否かを判定するベクトル差電圧判定手段とを有し、
    前記混触判定手段は、前記ベクトル差電圧判定手段の判定結果が否である場合、混触と判定しないこと
    を特徴とする請求項1に記載の保護継電器。
  5. 前記第1の単相交流の電流を検出する電流検出手段と、
    前記電流検出手段により検出された電流が過電流であるか否かを判定する過電流判定手段とを有し、
    前記混触判定手段は、前記過電流判定手段の判定結果が否である場合、混触と判定しないこと
    を特徴とする請求項1に記載の保護継電器。
  6. 前記第1の単相交流の電流を検出する第1の電流検出手段と、
    前記第1の電流検出手段により検出された電流が過電流であるか否かを判定する第1の過電流判定手段と、
    前記第2の単相交流の電流を検出する第2の電流検出手段と、
    前記第2の電流検出手段により検出された電流が過電流であるか否かを判定する第2の過電流判定手段とを有し、
    前記混触判定手段は、前記第1の過電流判定手段の判定結果が否であり、前記第2の過電流判定手段の判定結果が否である場合、混触と判定しないこと
    を特徴とする請求項1に記載の保護継電器。
  7. 三相交流が供給され、第1の単相交流及び第2の単相交流からなる2組の単相交流を供給するき電用変圧器を用いた交流き電系統に適用され、前記2組の単相交流の混触を検出する保護継電器において、
    中点分圧された前記第1の単相交流の第1の相電圧を検出する第1の電圧検出手段と、
    中点分圧された前記第1の単相交流の第2の相電圧を検出する第2の電圧検出手段と、
    中点分圧された前記第2の単相交流の第1の相電圧を検出する第3の電圧検出手段と、
    中点分圧された前記第2の単相交流の第2の相電圧を検出する第4の電圧検出手段と、
    前記第1の電圧検出手段により検出された相電圧と前記第3の電圧検出手段により検出された相電圧との位相差を演算する第1の位相差演算手段と、
    前記第1の位相差演算手段により演算された位相差が予め定められた位相差以下であるか否かを判定する第1の位相差判定手段と、
    前記第1の電圧検出手段により検出された相電圧と前記第3の電圧検出手段により検出された相電圧とのスカラ差を演算する第1のスカラ差演算手段と、
    前記第1のスカラ差演算手段により演算されたスカラ差が予め定められたスカラ量以下であるか否かを判定する第1のスカラ差判定手段と、
    前記第1の位相差判定手段の判定結果が位相差以内であり、前記第1のスカラ差判定手段の判定結果がスカラ量以下である場合、混触と判定する第1の混触判定手段と、
    前記第1の電圧検出手段により検出された相電圧と前記第4の電圧検出手段により検出された相電圧との位相差を演算する第2の位相差演算手段と、
    前記第2の位相差演算手段により演算された位相差が予め定められた位相差以下であるか否かを判定する第2の位相差判定手段と、
    前記第1の電圧検出手段により検出された相電圧と前記第4の電圧検出手段により検出された相電圧とのスカラ差を演算する第2のスカラ差演算手段と、
    前記第2のスカラ差演算手段により演算されたスカラ差が予め定められたスカラ量以下であるか否かを判定する第2のスカラ差判定手段と、
    前記第2の位相差判定手段の判定結果が位相差以内であり、前記第2のスカラ差判定手段の判定結果がスカラ量以下である場合、混触と判定する第2の混触判定手段と、
    前記第2の電圧検出手段により検出された相電圧と前記第3の電圧検出手段により検出された相電圧との位相差を演算する第3の位相差演算手段と、
    前記第3の位相差演算手段により演算された位相差が予め定められた位相差以下であるか否かを判定する第3の位相差判定手段と、
    前記第2の電圧検出手段により検出された相電圧と前記第3の電圧検出手段により検出された相電圧とのスカラ差を演算する第3のスカラ差演算手段と、
    前記第3のスカラ差演算手段により演算されたスカラ差が予め定められたスカラ量以下であるか否かを判定する第3のスカラ差判定手段と、
    前記第3の位相差判定手段の判定結果が位相差以内であり、前記第3のスカラ差判定手段の判定結果がスカラ量以下である場合、混触と判定する第3の混触判定手段と、
    前記第2の電圧検出手段により検出された相電圧と前記第4の電圧検出手段により検出された相電圧との位相差を演算する第4の位相差演算手段と、
    前記第4の位相差演算手段により演算された位相差が予め定められた位相差以下であるか否かを判定する第4の位相差判定手段と、
    前記第2の電圧検出手段により検出された相電圧と前記第4の電圧検出手段により検出された相電圧とのスカラ差を演算する第4のスカラ差演算手段と、
    前記第4のスカラ差演算手段により演算されたスカラ差が予め定められたスカラ量以下であるか否かを判定する第4のスカラ差判定手段と、
    前記第4の位相差判定手段の判定結果が位相差以内であり、前記第4のスカラ差判定手段の判定結果がスカラ量以下である場合、混触と判定する第4の混触判定手段と
    を備えたことを特徴とする保護継電器。
  8. 三相交流が供給され、第1の単相交流及び第2の単相交流からなる2組の単相交流を供給するき電用変圧器を用いた交流き電系統における前記2組の単相交流の混触を判定する装置の異相混触判定方法において、
    前記装置は、
    中点分圧された前記第1の単相交流の相電圧と中点分圧された前記第2の単相交流の相電圧との位相差が予め定められた位相差以内であるか否かを判定し、
    中点分圧された前記第1の単相交流の相電圧と中点分圧された前記第2の単相交流の相電圧とのスカラ差が予め定められたスカラ量以下であるか否かを判定し、
    前記判定の結果が位相差以内であり、前記判定の結果がスカラ量以下である場合、混触と判定すること
    を特徴とする異相混触判定方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011111137A (ja) * 2009-11-30 2011-06-09 Railway Technical Research Institute 交流atき電回路のき電保護装置及び方法
CN103576004A (zh) * 2013-10-24 2014-02-12 国网安徽省电力公司 计量异常分析系统中的电压缺相算法

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