JPH10284783A - パルス波形整形回路及び該回路による発光素子駆動回路 - Google Patents

パルス波形整形回路及び該回路による発光素子駆動回路

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JPH10284783A
JPH10284783A JP9093612A JP9361297A JPH10284783A JP H10284783 A JPH10284783 A JP H10284783A JP 9093612 A JP9093612 A JP 9093612A JP 9361297 A JP9361297 A JP 9361297A JP H10284783 A JPH10284783 A JP H10284783A
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pulse
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signal
pulse signal
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JP9093612A
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Kiyotoshi Nobechi
清敏 野辺地
Satoru Matsuyama
哲 松山
Takaya Chiba
孝也 千葉
Makoto Miki
誠 三木
Shinsuke Fukui
紳介 福井
Kazuyoshi Shimizu
和義 清水
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パルス波形整形回路及び該回路による発光素
子駆動回路に関し、出力にオーバシュートやパターンジ
ッタの抑圧されたパルス信号が得られることを課題とす
る。 【解決手段】 入力のパルス信号を増幅するパルス増幅
回路と、入力のパルス信号のエッジに同期して所定のタ
イミングに微小パルス信号を生成する微小信号生成回路
とを備え、前記生成した微小パルス信号をパルス増幅回
路の出力のパルス信号に合成することによりパルス増幅
回路の出力のパルス信号に重畳するオーバシュート又は
アンダシュート成分を相殺する。更に、パルス増幅回路
の出力がハイインピーダンスとなった状態の出力電圧を
所定の電圧でクランプし、入力信号のデータパターンに
よらず該出力電圧の上昇(戻り)値を一定となし、これ
により出力信号のパターンジッタを抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパルス波形整形回路
及び該回路による発光素子駆動回路に関し、更に詳しく
は入力のパルス信号を所要の電力及び波形のパルス信号
に増幅整形するパルス波形整形回路及び該回路による発
光素子駆動回路に関する。近年、光通信では大量情報の
伝達を目的としてレーザダイオード(LD)をNRZ符
号によりパルス駆動するディジタル光通信が普及してい
る。この場合にLDでは閾値電流を超えた範囲では印加
した電流パルスに比例した光出力波形となるため、高品
質の光通信を行うには、矩形電流パルスに重畳するオー
バシュート(続くリンギング)成分やデータパターンの
相違に起因して生じるパターンジッタを十分に抑制する
必要がある。
【0002】
【従来の技術】図10,図11は従来技術を説明する図
(1),(2)で、図10(A)に従来の典型的なLD
駆動回路の構成を示す。図において、nMOS−FET
のT1,T2は差動対(電流スイッチ)をなしており、
共通のソース側を定電流源T3(駆動電流Ip を生成)
に接続すると共に、T1のドレインには負荷抵抗RL、
かつT2のドレインにはLDを夫々接続している。入力
信号DATAはバッファ回路BFにより平衡型の信号に
変換され、その反転信号がT1のゲートに、また正転信
号がT2のゲートに入力する。これによりDATA=1
(ハイレベル)の時はLDが発光し、DATA=0(ロ
ーレベル)の時はLDが消灯する。
【0003】図10(B)にLDの電流−光出力特性を
示す。LDでは閾値電流Ith以上の電流を流した時にレ
ーザ光出力が得られ、その後は駆動電流Ip にほぼ比例
した光出力が得られる。またLDの光出力特性(特に閾
値電流Ith)には温度依存性があり、温度上昇に伴い特
性(Ith)から特性(Ith´)に推移する。そこ
で、温度変動によらず常に同一パワーの光出力を得るた
めに、同図(A)のT4からなるバイアス電流制御回路
を設け、該T4は不図示の光出力モニタ回路(又はLD
の動作温度検出回路)からフィードバックされる光出力
一定制御信号APCに従って常時LDに閾値電流Ith/
Ith´付近のバイアス電流Ib /Ib ´を流す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図11は図10(A)
のLD駆動回路の動作タイミングチャートである。入力
信号DATAが「0」から「1」に転じると、T2はO
FFからONに転じ、該T2のドレイン電圧(即ち、L
Dのカソード電圧波形)は急速にローレベルに転じる。
ところで、一般にこの種の回路では回路の実装状態に応
じてT2の出力回路には浮遊容量やインダクタンス成分
が存在するため、これらがドレイン電圧の急峻な立ち下
がりに刺激されてLDカソード電圧波形の低部には図示
の様なアンダシュート(及び続くリンギング)成分が発
生する。この内、通常問題となるのは振幅の大きな最初
のアンダシュートであり、この振幅が大きいと、LD駆
動電流Ip に大きなオーバシュート電流が流れ、これに
伴いLDの光出力信号にもオーバシュート成分が表れ
る。その結果、光出力信号のパルスマスク(パルス波形
を規定する枠)を満足できず、光出力信号の品質が劣化
する。
【0005】従来は、図10(A)に示す如く、容量C
からなるハイパスフィルタ1をLDと並列に接続するこ
とにより、該LDに流れるはずの高周波電流成分(即
ち、オーバシュート電流成分)を容量C側にバイパスし
ていた。しかし、この方法はデータ伝送速度(即ち、差
動対の電流スイッチング速度)がオーバシュート信号成
分に比較して十分に低速の場合は良いが、もし伝送速度
を高速化した場合は、LD駆動電流Ip の立ち上がり及
び立ち下がりの高周波電流成分までもが容量C側に流れ
てしまい、光出力パルス波形が鈍ると言う不都合があっ
た。
【0006】また、一般にLDのインピーダンスは印加
電圧に応じて非線形に変化するものであり、このためT
2がOFFした時のLDのカソード電圧波形は図示の如
く非線形に上昇する。即ち、LD消灯直後の未だインピ
ーダンスが小さい区間ではLDのカソード電圧は速やか
に上昇し、その後はLDのインピーダンス増加に伴いL
Dのカソード電圧は緩やかに上昇する。従来は、このこ
とが光出力信号におけるパターンジッタの原因となって
いた。
【0007】具体的に言うと、入力データの変化パター
ンが高速「10101」の場合は、LDのカソード電圧
波形はDATA=0の区間が短いため高い電圧にまで上
昇する前に再度低レベルに駆動される。従って、この場
合のカソード電圧は比較的早めに所要値まで低下し、こ
の時の光出力パルスが得られるまでの遅延時間を△t1
とする。一方、入力データの変化パターンが低速「10
001」の場合は、LDのカソード電圧波形はDATA
=0の区間が長いために高い電圧にまで上昇した後に再
度低レベルに駆動される。従って、この場合のカソード
電圧は上記よりも遅れて所要値に低下することとなり、
この時の光出力パルスが得られるまでの遅延時間は△t
2 (>△t1 )となる。
【0008】このように、従来は、入力データの変化パ
ターンに応じてLDのカソード電圧に生じる電位差△V
が光出力信号にパターンジッタを生じさせる原因となっ
ていた。なお、従来はバイアス電流制御回路T4を備え
るが、該回路T4はLDを常時閾値電流Ith付近にバイ
アスすることによりLD本来の発振遅延(キャリア注入
からレーザ発振までの遅延時間)を一定にする作用は有
するものの、上記のパターンジッタを抑圧できるもので
はなかった。
【0009】本発明は上記従来技術の問題点に鑑み成さ
れたもので、その目的とする所は、出力にオーバシュー
ト(又はアンダシュート)やパターンジッタの十分に抑
圧されたパルス信号が得られるパルス波形整形回路及び
該回路による発光素子駆動回路を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題は例えば図1
(A)の構成により解決される。即ち、本発明(1)の
パルス波形整形回路は、入力のパルス信号を増幅するパ
ルス増幅回路と、前記入力のパルス信号のエッジに同期
して所定のタイミングに微小パルス信号を生成する微小
信号生成回路とを備え、前記生成した微小パルス信号を
前記パルス増幅回路の出力のパルス信号に合成すること
により、前記パルス増幅回路の出力のパルス信号に重畳
するオーバシュート成分又はアンダシュート成分を相殺
するものである。
【0011】なお、図1は一例を示すもので本発明はこ
れに限定されない。図1(B)において、パルス増幅回
路は入力のパルス信号を例えば反転増幅する。このパル
ス増幅回路には回路の実装状態に応じた浮遊容量やイン
ダクタンス成分が存在するため、このままでは出力の発
光素子駆動電圧波形の低部に図示のようなアンダシュー
ト成分が発生する。そこで、微小信号生成回路は前記入
力のパルス信号の立ち上がりエッジに同期して所定のタ
イミングに例えば正の微小パルス信号を生成し、かつこ
れをパルス増幅回路の出力に合成することで前記アンダ
シュート成分を相殺する。必要なら、前記アンダシュー
ト成分につづくリンギング成分を相殺することも同様に
考えられる。従って、本発明(1)によるパルス波形整
形回路の出力にはアンダシュート(又はオーバシュー
ト)成分の十分に抑圧されたパルス整形波形が得られ
る。
【0012】好ましくは、本発明(2)においては、上
記本発明(1)において、パルス増幅回路はパルス信号
の反転増幅回路からなり、かつ該パルス増幅回路の入力
と出力との間にパルス信号の微分回路を有する微小信号
生成回路を接続したものである。本発明(2)において
は、微小パルス信号は微分回路により容易に生成でき
る。この場合に、もし合成タイミングの合わせ込みが必
要な場合は遅延回路等を挿入すれば良い。
【0013】また好ましくは、本発明(3)において
は、上記本発明(1)において、パルス増幅回路は差動
対を有する電流スイッチ回路からなり、かつ該パルス増
幅回路の正転出力と反転出力との間にパルス信号の微分
回路を有する微小信号生成回路を接続したものである。
差動対からなるパルス増幅回路の正転出力と反転出力と
の間には互いにほぼ位相同期した正転信号と反転信号と
が得られる。その結果、一方の出力から他方(駆動段)
の出力信号を整形するための微小パルス信号を簡単な微
分回路等により容易に生成できる。
【0014】また本発明(4)の発光素子駆動回路は、
上記本発明(1)のパルス波形整形回路と、前記パルス
波形整形回路のパルス増幅回路の出力により駆動される
発光素子と、前記パルス増幅回路の出力がハイインピー
ダンスとなった状態の出力電圧を所定の電圧でクランプ
するクランプ回路とを備えるものである。図1(B)に
おいて、一般にLD等の発光素子のインピーダンスは印
加電圧に応じて変化する非線形性を有しており、非発光
駆動時のパルス増幅回路の出力電圧(発光素子カソード
電圧)は図示の如く時間経過と共に緩やかに上昇する。
このため、入力のパルス信号の信号パターンが高速「1
0101」の場合と低速「10001」の場合とで、L
Dが次に発光駆動される際の上昇(戻り)電圧に差分△
Vが生じ、これが光出力信号における所謂パターンジッ
タの原因となっていた。
【0015】この点、本発明(4)によれば、クランプ
回路はパルス増幅回路の出力がハイインピーダンスとな
った状態の出力電圧(戻り電圧)を所定の電圧CLでク
ランプするので、入力の信号パターンの高速/低速によ
らずその戻り電圧は、好ましくは一定のCLとなり、こ
れにより光出力信号のパターンジッタを十分に抑制でき
る。
【0016】また本発明(5)のパルス波形整形回路
は、入力のパルス信号を増幅するパルス増幅回路と、前
記パルス増幅回路の出力がハイインピーダンスとなった
状態の出力電圧を所定の電圧でクランプするクランプ回
路とを備えるものである。本発明(5)によれば、出力
信号のパターンジッタを十分に抑制することで良好なパ
ルス整形波形が得られる。
【0017】好ましくは、本発明(6)においては、上
記本発明(5)において、パルス増幅回路は差動対を有
する電流スイッチ回路からなり、かつ該パルス増幅回路
の正転出力と反転出力との間に一方の出力のレベルで他
方の出力のレベルをクランプ可能なレベルシフト回路を
接続したものである。差動対からなるパルス増幅回路の
正転出力と反転出力との間には互いにほぼ位相同期した
正転信号と反転信号とが得られる。その結果、一方の出
力から他方(駆動段)の出力信号を整形(レベルクラン
プ)するためのクランプレベルを簡単なレベルシフト回
路により容易に生成できる。
【0018】また本発明(7)の発光素子駆動回路は、
上記本発明(5)に記載のパルス波形整形回路と、前記
パルス波形整形回路のパルス増幅回路の出力により駆動
される発光素子とを備えるものである。上記本発明
(5)のパルス波形整形回路によるパターンジッタの十
分に抑制された出力信号で発光素子を駆動すれば高品質
の光信号を送信できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
好適なる複数の実施の形態を詳細に説明する。なお、全
図を通して同一符号は同一又は相当部分を示すものとす
る。図2は第1の実施の形態によるLD駆動回路の構成
を示す図で、LD駆動回路が単一のスイッチングトラン
ジスタT1を備えると共に、該T1の出力に表れるパル
ス駆動電流Ip のオーバシュート成分を相殺する場合を
示している。
【0020】図において、2は微分回路、3は遅延回路
である。nMOS−FETのT1のソース側を定電流源
T3(駆動電流Ip を生成) に接続し、かつ該T1のド
レイン側をLDに接続している。係る構成ではDATA
=1の時にLDが発光し、DATA=0の時にLDが消
灯する。また、バイアス電流制御回路の一部をなすT4
は、動作温度によらずLDに常に同一パワーの光出力を
得るために、入力の光出力一定制御信号APCに従って
常時LDに閾値電流Ith付近のバイアス電流Ib を流
す。
【0021】一例の微分回路2は、例えば容量Cから成
り、該容量Cはデータ信号が入力するT1のゲート端子
と、その反転出力信号が得られるドレイン端子との間に
接続されている。図3は第1の実施の形態によるLD駆
動回路の動作タイミングチャートで、入力信号DATA
の変化パターンが高速「10101」の場合を示してい
る。なお、LD駆動電流のオーバシュート成分を相殺す
ることに関してはDATAの変化パターンが低速「10
001」の場合も同様である。
【0022】図において、入力信号DATAが「0」か
ら「1」に転じると、T1はOFFからONに転じ、該
T1のドレイン電圧(LDカソード電圧波形)は急速に
ローレベルに転じる。この場合に回路の実装状態に応じ
てT1の出力回路に浮遊容量やインダクタンス成分が存
在すると、これらによる共振回路が上記ドレイン電圧の
急速な立ち下がりにより刺激されて振動を起こし、これ
がLDカソード電圧波形の低部に図示のようなアンダシ
ュート(及び続くリンギング)成分を重畳させる。この
内、通常問題となるのは、振幅の大きな最初のアンダシ
ュートであり、この振幅が大きいと、LD駆動電流Ip
に大きなオーバシュート成分が表れ、これに伴いLDの
光出力にもオーバシュートが表れる。その結果、光出力
信号のパルスマスク(パルス波形の規定枠)を満足でき
ず、光送信の品質が劣化してしまう。
【0023】しかし、本第1の実施の形態によれば、D
ATA=0の時は、T1はOFFしており、この区間に
微分回路2の容量Cには図示の極性の電荷が蓄積され
る。次にDATA=1になると、T1はONに転じ、こ
れによりLDのカソード電圧波形は急速にローレベルに
転じて所定のタイミングに最初のアンダシュート成分が
発生しようとするが、このタイミングに微分回路2の出
力の微分波形の正のピークを合わせ込むことで上記アン
ダシュート成分を相殺する。これをLD駆動電流Ip で
言うと、T1がLDよりオーバシュート電流成分を引き
込むタイミングに容量Cからこれに対応する大きさの微
分電流Id を供給することで、LD駆動電流Ip のオー
バシュート成分を相殺する。微分電流Id の大きさは容
量Cの大きさにより決定可能である。
【0024】従って、この場合のLD駆動電流Ip はオ
ーバシュート成分の十分に抑制された矩形パルス電流と
なり、よってLDからはパルスマスクを満足できる高品
質の光出力信号が得られる。なお、上記微分波形のピー
クをLDカソード電圧波形のアンダシュート成分に合わ
せ込む場合に、もし必要なら遅延回路(DL)3を挿入
する。この遅延回路3は、遅延時間が比較的大きい場合
は1又は2以上のゲート回路を直列接続することで実現
でき、また遅延時間が小さい場合は単に配線長を調整す
ることで容易に実現できる。
【0025】また、LD駆動電流Ip につき、上記オー
バシュート成分に続くリンギング成分(例えば第2のオ
ーバシュート成分)をも相殺したい場合には、上記同様
の微分回路2と、異なる遅延時間の遅延回路3とからな
る直列回路を上記と並列に設け、かつ第2のオーバシュ
ート成分の相殺タイミングと該オーバシュート成分の打
ち消し補償量とを合わせ込めば良い。
【0026】この点は、LD駆動電流Ip につき、上記
第1,第2のオーバシュート成分の間に発生するボイド
成分(リンギング成分中の第1のボトム成分)を相殺し
たい場合も同様である。但し、この場合はLD駆動電流
Ip の不足分(ボイド成分)を微分回路側に引き込むた
め、この微分回路は入力信号DATAの反転信号により
駆動される。
【0027】また、微分波形として、もし正極性のもの
だけを取り出したい場合は、図2の点線ブロックで示す
如く、容量CとLDカのソードとの間にダイオードDを
挿入し、かつ該ダイオードDのアノード側を抵抗Rを介
して+VDDによりバイアスすれば良い。負極性のものだ
けを取り出したい場合も同様に考えられる。また、微分
回路(ハイパスフィルタ)2も様々に構成できる。
【0028】以上、この第1の実施の形態につき述べた
様々な変形例は以下の各実施の形態にも適用可能なもの
である。図4は第2の実施の形態によるLD駆動回路の
構成を示す図で、LD駆動回路がT1,T2よりなる差
動対(電流スイッチ)を備えると共に、該T2の出力に
表れるパルス駆動電流Ip のオーバシュート成分を相殺
する場合を示している。
【0029】LD駆動回路の基本的な構成は図10
(A)と同様で良い。但し、本第2の実施の形態では、
差動対をなすT1とT2のドレイン間に例えば容量Cか
らなる微分回路2を設けている。差動対をなすT1,T
2の各ドレイン電圧は位相がπだけ反転しているので、
両端子間に微分回路2を設けることで、LD駆動電流I
p のオーバシュート成分を有効に抑圧できる。
【0030】図5は第2の実施の形態によるLD駆動回
路の動作タイミングチャートで、入力信号DATAの変
化パターンが高速「10101」の場合を示している。
なお、LD駆動電流のオーバシュート成分を相殺するこ
とに関してはDATAの変化パターンが低速「1000
1」の場合も同様である。図において、T1のドレイン
は抵抗負荷RLに接続するため、そのRL端子電圧波形
には立ち上がり立ち下がり共に比較的急峻なエッジのパ
ルス信号が得られる。従って、このRL端子電圧波形か
ら良好な微分波形を容易に生成できる。しかも、このR
L端子電圧波形には、LDに対するカソード電圧波形と
同様の条件で、既にバッファ回路BFやT1による遅延
が折り込まれているので、上記図2で述べた様な別段の
遅延回路3を設けなくても、オーバシュート成分を相殺
するためのタイミングの合わせ込みが比較的容易に得ら
れる。
【0031】図6は第3の実施の形態によるLD駆動回
路の構成を示す図で、上記第1の実施の形態の構成に加
え、更に光出力信号のパターンジッタを抑制する場合を
示している。LD駆動回路の基本的な構成は上記図2と
同様で良い。但し、本第3の実施の形態では、スイッチ
ングトランジスタT1のドレインに例えば抵抗RBとツ
ェナダイオードZDとの直列回路よりなる電圧クランプ
回路4を設けている。
【0032】図7は第3の実施の形態によるLD駆動回
路の動作タイミングチャートで、入力信号DATAの変
化パターンが低速「10001」の場合を示している。
なお、DATAの変化パターンが高速「10101」の
場合のLDカソード電圧波形を図の点線で示してある。
図において、DATA=0が1区間以上続くと、LDの
カソード電圧波形は、DATAの変化パターンが高速
「10101」の場合の戻り電圧(例えば4.3V)よ
りも更に上昇して+VDD(例えば+5V)に近づこうと
する。
【0033】しかし、本第3の実施の形態によれば、L
Dのカソード電圧が所定のクランプレベルCL(例えば
4.3V)よりも高く上昇しようとすると、該電圧は抵
抗RBでバイアスされたツェナダイオードZDにより該
クランプレベルCLにクランプされるため、それ以上に
は上昇できない。従って、図のt1のタイミングでは、
従来、入力信号の変化パターンにより生じていた様な電
位差△Vは生じておらず、よって続くDATA=1のタ
イミングにはカソード電圧波形の立ち下がりの遅れは生
じない。従って、光出力信号のパターンジッタを十分に
抑制できる。
【0034】図8は第4の実施の形態によるLD駆動回
路の構成を示す図で、上記第2の実施の形態の構成に加
え、更に光出力信号のパターンジッタを抑制する場合を
示している。LD駆動回路の基本的な構成は上記図4と
同様で良い。但し、本第4の実施の形態では、差動対を
なすT1とT2の各ドレイン間に図示の如く例えばダイ
オードDからなるクランプ回路5を設けている。なお、
このクランプ回路5は抵抗RLの端子電圧を所定レベル
上昇させるレベルシフト回路と考えても良い。
【0035】差動対をなすT1,T2の各ドレイン電圧
は位相がπだけ反転しているので、両端子間にクランプ
回路5を設けることで、RLの端子電圧によりLDのカ
ソード電圧を有効にクランプできる。図9は第4の実施
の形態によるLD駆動回路の動作タイミングチャート
で、入力信号DATAの変化パターンが低速「1000
1」の場合を示している。なお、DATAの変化パター
ンが高速「10101」の場合のLDカソード電圧波形
を図の点線で示してある。
【0036】入力信号のDATA=1の時はT1はOF
Fし、T2はONしている。この状態ではダイオードD
はバックバイアスされ、クランプ動作は行わない。次に
DATA=0になると、T1はONし、T2はOFFに
なる。これにより、ダイオードDのカソード電圧は(V
DD−Ip RL)にまで低下し、一方LDのカソード電圧
は+VDDに向かって非直線的に上昇する。しかし、この
LDのカソード電圧が所定の電圧CLを越えようとする
と、該電圧はダイオードDによりクランプされ、それ以
上は上昇できない。このクランプ電圧レベルCLは、好
ましくはDATAの変化パターンが高速「10101」
の場合のLDカソード電圧の戻り電圧(例えば4.3
V)と等しく選ぶ。これはLDを発光させない十分に高
い電圧でもある。この場合に、もし必要ならこのクラン
プ電圧レベルCLを調整するために、複数のダイオード
Dを直列に接続しても良い。
【0037】なお、図8の構成のクランプ回路5に代え
て、図6のクランプ回路4を設けても良い。またクラン
プ(レベルシフト)回路5、クランプ回路4は他にも様
々に構成できる。また、上記各実施の形態ではLD駆動
回路をnMOS−FETで構成したが、これに限らな
い。他のFET(pMOS−FET,ジャンクションF
ET等)やバイポーラトランジスタで構成する場合も本
発明を適用できることは言うまでも無い。
【0038】また、上記各実施の形態ではパルス波形整
形回路のLD駆動回路への適用例を述べたが、本発明に
よるパルス波形整形回路は、その出力にオーバシュート
(又はアンダシュート)やパターンジッタの十分に抑制
されたより一般的なパルス整形波形を生成するパルス波
形整形回路として用い得る。また、上記各実施の形態で
はLD駆動回路への適用例を述べたが、本発明によるパ
ルス波形整形回路は発光ダイオード(LED)の駆動に
も適用できる。但し、LEDでは最初から注入電流にほ
ぼ比例した光出力が得られるので、閾値電流Ith付近に
バイアスするためのT4の構成は必要無い。
【0039】また、上記本発明に好適なる複数の実施の
形態を述べたが、本発明思想を逸脱しない範囲内で、各
部の構成、制御、及びこれらの組合せの様々な変更が行
えることは言うまでも無い。
【0040】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、入力信
号に同期して生成した微小パルス信号をパルス増幅回路
の出力に合成することでオーバシュート(又はアンダシ
ュート)成分の十分に抑制されたパルス整形波形が得ら
れ、またパルス増幅回路の出力がハイインピーダンスと
なった状態の出力電圧を所定の電圧でクランプすること
により、パターンジッタの十分に抑制されたパルス整形
波形が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明する図である。
【図2】第1の実施の形態によるLD駆動回路の構成を
示す図である。
【図3】第1の実施の形態によるLD駆動回路の動作タ
イミングチャートである。
【図4】第2の実施の形態によるLD駆動回路の構成を
示す図である。
【図5】第2の実施の形態によるLD駆動回路の動作タ
イミングチャートである。
【図6】第3の実施の形態によるLD駆動回路の構成を
示す図である。
【図7】第3の実施の形態によるLD駆動回路の動作タ
イミングチャートである。
【図8】第4の実施の形態によるLD駆動回路の構成を
示す図である。
【図9】第4の実施の形態によるLD駆動回路の動作タ
イミングチャートである。
【図10】従来技術を説明する図(1)である。
【図11】従来技術を説明する図(2)である。
【符号の説明】
1 ハイパスフィルタ 2 微分回路 3 遅延回路 4 クランプ回路 5 クランプ回路(レベルシフト回路) BF バッファ回路 LD レーザダイオード ZD ツェナダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 10/06 (72)発明者 千葉 孝也 北海道札幌市中央区北一条西2丁目1番地 富士通北海道ディジタル・テクノロジ株 式会社内 (72)発明者 三木 誠 北海道札幌市中央区北一条西2丁目1番地 富士通北海道ディジタル・テクノロジ株 式会社内 (72)発明者 福井 紳介 北海道札幌市中央区北一条西2丁目1番地 富士通北海道ディジタル・テクノロジ株 式会社内 (72)発明者 清水 和義 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力のパルス信号を増幅するパルス増幅
    回路と、 前記入力のパルス信号のエッジに同期して所定のタイミ
    ングに微小パルス信号を生成する微小信号生成回路とを
    備え、 前記生成した微小パルス信号を前記パルス増幅回路の出
    力のパルス信号に合成することにより、前記パルス増幅
    回路の出力のパルス信号に重畳するオーバシュート成分
    又はアンダシュート成分を相殺することを特徴とするパ
    ルス波形整形回路。
  2. 【請求項2】 パルス増幅回路はパルス信号の反転増幅
    回路からなり、かつ該パルス増幅回路の入力と出力との
    間にパルス信号の微分回路を有する微小信号生成回路を
    接続したことを特徴とする請求項1に記載のパルス波形
    整形回路。
  3. 【請求項3】 パルス増幅回路は差動対を有する電流ス
    イッチ回路からなり、かつ該パルス増幅回路の正転出力
    と反転出力との間にパルス信号の微分回路を有する微小
    信号生成回路を接続したことを特徴とする請求項1に記
    載のパルス波形整形回路。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のパルス波形整形回路
    と、 前記パルス波形整形回路のパルス増幅回路の出力により
    駆動される発光素子と、 前記パルス増幅回路の出力がハイインピーダンスとなっ
    た状態の出力電圧を所定の電圧でクランプするクランプ
    回路とを備えることを特徴とする発光素子駆動回路。
  5. 【請求項5】 入力のパルス信号を増幅するパルス増幅
    回路と、 前記パルス増幅回路の出力がハイインピーダンスとなっ
    た状態の出力電圧を所定の電圧でクランプするクランプ
    回路とを備えることを特徴とするパルス波形整形回路。
  6. 【請求項6】 パルス増幅回路は差動対を有する電流ス
    イッチ回路からなり、かつ該パルス増幅回路の正転出力
    と反転出力との間に一方の出力のレベルで他方の出力の
    レベルをクランプ可能なレベルシフト回路を接続したこ
    とを特徴とする請求項5に記載のパルス波形整形回路。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載のパルス波形整形回路
    と、 前記パルス波形整形回路のパルス増幅回路の出力により
    駆動される発光素子とを備えることを特徴とする発光素
    子駆動回路。
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