JP4999469B2 - 光送信回路 - Google Patents
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Description
また、クリッピングが生じないように駆動電流Dを大きくする必要があるが、非常に大きい電流を流さなければならないため、回路規模が大きくなり過ぎて実用的ではない。
さらに、光送信回路に発光素子を含んでもよいし、また、この発光素子はLEDであることが望ましい。
また、本発明によれば、瞬時的な駆動電流に対するクリッピング電流の割合を所定値以下とすることで、発光素子の高速応答を実現し、消費電力を低減することができる。
この構成による光送信回路の動作を、図2の波形図を用いて詳細に説明する。
〔第1の実施形態〕
図3は、本発明の第1の実施形態に係る光送信回路の詳細な構成を説明する図である。この第1の実施形態に係る光送信回路では、図1に示した各機能ブロックがそれぞれ以下のように構成される。
図4は、本発明の第2の実施形態に係る光送信回路の詳細な構成を説明する図である。この第2の実施形態に係る光送信回路は、上記第1の実施形態に係る光送信回路と比べ、第2の発光素子駆動部4の構成が異なる。
図5は、本発明の第3の実施形態に係る光送信回路の詳細な構成を説明する図である。この第3の実施形態に係る光送信回路は、上記第1の実施形態に係る光送信回路と比べ、第1の発光素子駆動部2の構成が異なる。
図6は、本発明の第4の実施形態に係る光送信回路の詳細な構成を説明する図である。この第4の実施形態に係る光送信回路は、上記第1の実施形態に係る光送信回路と比べ、第1の発光素子駆動部2及び第2の発光素子駆動部4の構成が異なる。
第2の発光素子駆動部4は、上記第2の実施形態と同じ、トランジスタQ1と、抵抗R1及びR2と、容量C1及びC5とで構成される回路ブロックAに加え、トランジスタQ3と、抵抗R10及びR11と、容量C7とで構成される回路ブロックBを含んでいる。トランジスタQ3には、PNP型バイポーラトランジスタやPチャネル電界効果トランジスタ等が用いられる。
上述したように、発光素子5を駆動するには図2の波形(f)で示した駆動電流D3を用いることが理想的である。ところが、本発明者等の検証によって、立ち下がりのピーキング電流をある程度少なくしても実使用に耐え得ることが分かった。
第5〜第9の実施形態では、立ち下がりのピーキング電流を少なくして消費電力を低減させた光送信回路を説明する。
IPH= B1×(R5/R6)×(IH−IL)+IH ‥‥(1)
IPL=−B1×(R5/R6)×(IH−IL)+IL ‥‥(2)
a1=IPH−IH=IL−IPL
=B1×(R5/R6)×(IH−IL) ‥‥(3)
a2=−IPL ‥‥(4)
図10は、本発明の第5の実施形態に係る光送信回路の構成を示す図である。図10において、第5の実施形態に係る光送信回路は、ピーキング電流発生部3と、発光素子5と、発光素子駆動部7と、クリッピング発生部8と、信号解析部9とを備える。信号解析部9は、パルス幅検出部10及びパルス幅制御部11で構成される。ピーキング電流発生部3及び発光素子5は、上記第1〜第4の実施形態で説明した構成と同じである。以下、異なる構成の発光素子駆動部7、クリッピング発生部8、パルス幅検出部10、及びパルス幅制御部11を中心に、第5の実施形態に係る光送信回路を説明する。
図12は、本発明の第6の実施形態に係る光送信回路の構成を示す図である。図12において、第6の実施形態に係る光送信回路は、ピーキング電流発生部3と、発光素子5と、発光素子駆動部7と、クリッピング発生部8と、信号解析部9とを備える。信号解析部9は、振幅量検出部12及び振幅量制御部13で構成される。この第6の実施形態は、振幅量検出部12及び振幅量制御部13が、上記第5の実施形態の構成と異なる。以下、この異なる構成を中心に、第6の実施形態に係る光送信回路を説明する。
図14は、本発明の第7の実施形態に係る光送信回路の構成を示す図である。図14において、第7の実施形態に係る光送信回路は、ピーキング電流発生部3と、発光素子5と、発光素子駆動部7と、クリッピング発生部8と、信号解析部9とを備える。信号解析部9は、パルス幅検出部10、パルス幅制御部11、振幅量検出部12、振幅量制御部13、及び処理部14で構成される。この第7の実施形態は、上記第5の実施形態と第6の実施形態とを組み合わせた構成であり、処理部14の構成が異なる。以下、この異なる構成を中心に、第7の実施形態に係る光送信回路を説明する。
図15は、本発明の第8の実施形態に係る光送信回路の構成を示す図である。図15において、第8の実施形態に係る光送信回路は、ピーキング電流発生部3と、発光素子5と、発光素子駆動部7と、クリッピング発生部8と、信号解析部9とを備える。信号解析部9は、パルス幅検出部10、パルス幅制御部11、振幅量検出部12、振幅量制御部13、処理部14、受光素子15、増幅部16、信号検出部17、及び入力信号制御部18で構成される。この第8の実施形態は、受光素子15、増幅部16、信号検出部17、及び入力信号制御部18が、上記第7の実施形態の構成と異なる。以下、この異なる構成を中心に、第8の実施形態に係る光送信回路を説明する。
図17は、本発明の第9の実施形態に係る光送信回路の構成を示す図である。図17において、第9の実施形態に係る光送信回路は、ピーキング電流発生部19と、発光素子5と、発光素子駆動部7と、クリッピング発生部8と、信号解析部9とを備える。信号解析部9は、パルス幅検出部10、パルス幅制御部11、振幅量検出部12、振幅量制御部13、処理部14、受光素子15、増幅部16、及び信号検出部17で構成される。この第9の実施形態は、ピーキング電流発生部19が、上記第8の実施形態の構成と異なる。以下、この異なる構成を中心に、第9の実施形態に係る光送信回路を説明する。
2、4、7、193 発光素子駆動部
5、101 発光素子(LED)
6 直流電流供給部
8 クリッピング発生部
9 信号解析部
10 パルス幅検出部
11 パルス幅制御部
11a、13a、18a 比較部
12 振幅量検出部
13 振幅量制御部
14 処理部
15 受光素子
16 増幅部
17 信号検出部
18 入力信号制御部
18b 可変利得アンプ
19a 波形ピーキング部
19b 選択部
104 ディスチャージ回路
C1〜C8 容量
Q1〜Q6 トランジスタ
R1〜R20 抵抗
Claims (14)
- 入力するデジタル信号に従って発光素子を駆動する光送信回路であって、
前記デジタル信号の立ち上がり及び立ち下がりに同期したピーキング電流を発生させるピーキング電流発生部と、
前記デジタル信号の振幅に応じた信号振幅電流と前記ピーキング電流とを合成した駆動電流を生成し、当該駆動電流を用いて前記発光素子を駆動する発光素子駆動部と、
前記デジタル信号を解析し、前記デジタル信号のパルス幅及び振幅量の少なくとも1つに基づいた制御信号を設定する信号解析部と、
前記信号解析部が設定した制御信号に応じて、前記駆動電流の前記ピーキング電流をクリッピングさせるクリッピング発生部とを備える、光送信回路。 - 前記クリッピング発生部は、前記ピーキング電流量に対するクリッピング電流量の割合を所定値以下に設定することを特徴とする、請求項1に記載の光送信回路。
- 前記クリッピング発生部は、前記発光素子駆動部が生成する前記駆動電流のバイアス電流を制御することを特徴とする、請求項1に記載の光送信回路。
- 前記信号解析部は、
前記デジタル信号のパルス幅を検出するパルス幅検出部と、
前記検出されたパルス幅に応じた制御信号を設定するパルス幅制御部とを備える、請求項1に記載の光送信回路。 - 前記信号解析部は、
前記デジタル信号の振幅量を検出する振幅量検出部と、
前記検出された振幅量に応じた制御信号を設定する振幅量制御部とを備える、請求項1に記載の光送信回路。 - 前記信号解析部は、
前記デジタル信号のパルス幅を検出するパルス幅検出部と、
前記検出されたパルス幅に応じた信号を出力するパルス幅制御部と、
前記デジタル信号の振幅量を検出する振幅量検出部と、
前記検出された振幅量に応じた信号を出力する振幅量制御部と、
前記パルス幅制御部が出力する信号と前記振幅量制御部が出力する信号とを加算した信号を、制御信号として設定する処理部とを備える、請求項1に記載の光送信回路。 - 前記信号解析部は、
通信相手の装置から送信される光信号を受信する受光素子と、
前記受光素子で受信された信号を増幅する増幅部と、
前記増幅部で増幅された信号の振幅量を検出する信号検出部と、
前記信号検出部の検出結果に基づいて、前記パルス幅検出部に入力される前記デジタル信号の振幅量を制御する振幅量制御部とをさらに備える、請求項6に記載の光送信回路。 - 前記信号解析部は、
通信相手の装置から送信される光信号を受信する受光素子と、
前記受光素子で受信された信号を増幅する増幅部と、
前記増幅部で増幅された信号の振幅量を検出する信号検出部とをさらに備え、
前記ピーキング電流発生部は、前記信号検出部の検出結果に基づいて、発生させるピーキング電流の量を制御することを特徴とする、請求項6に記載の光送信回路。 - 前記ピーキング電流発生部は、直列接続された第1抵抗及び第2抵抗と、第1抵抗に並列接続された容量とで構成されることを特徴とする、請求項1に記載の光送信回路。
- 前記ピーキング電流発生部は、直列接続された第1抵抗及び第2抵抗と、第1抵抗に並列接続された容量とで構成されるブロックを複数有し、前記信号検出部の検出結果に基づいて複数ブロックのいずれか1つを選択的に切り替えることを特徴とする、請求項8に記載の光送信回路。
- 前記クリッピング発生部は、伝送速度500Mbps付近で前記発光素子を駆動する場合、前記所定値a2/a1を0<a2/a1≦0.8の条件で設定することを特徴とする、請求項11に記載の光送信回路。
- 前記発光素子を構成に含む、請求項1に記載の光送信回路。
- 前記発光素子がLEDであることを特徴とする、請求項1に記載の光送信回路。
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