JP2005116549A - 半導体レーザ駆動回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】帰還ループの時定数を短くし、時定数の短い現象にも追随して、光出力を制御することが可能な半導体レーザ駆動回路を提供する。
【解決手段】半導体レーザ2に直列又は並列に接続された駆動トランジスタ4と、半導体レーザ2の光出力の一部を受光するフォトダイオード3を備えている。帰還トランジスタ5を、半導体レーザ2又は駆動トランジスタ4に直列又は並列に接続し、帰還トランジスタ5に流れる電流をフォトダイオード3で発生する電流により制御する構成とする。また、駆動トランジスタ4を差動増幅器により駆動制御し、差動増幅器に駆動信号とフォトダイオード3で発生する電流による制御信号を入力する構成とする。
【選択図】図1
【解決手段】半導体レーザ2に直列又は並列に接続された駆動トランジスタ4と、半導体レーザ2の光出力の一部を受光するフォトダイオード3を備えている。帰還トランジスタ5を、半導体レーザ2又は駆動トランジスタ4に直列又は並列に接続し、帰還トランジスタ5に流れる電流をフォトダイオード3で発生する電流により制御する構成とする。また、駆動トランジスタ4を差動増幅器により駆動制御し、差動増幅器に駆動信号とフォトダイオード3で発生する電流による制御信号を入力する構成とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、半導体レーザに直列又は並列に接続された駆動トランジスタと、半導体レーザの光出力の一部を受光するフォトダイオードを備えた半導体レーザ駆動回路に関する。
半導体レーザ(レーザダイオードとも称呼されている。以下、LDと略称する)を駆動するには、一般にバイアス変調方式が用いられ、変調電流とバイアス電流の2種類の電流が必要となる。図17はバイアス変調方式の概略を説明する図である。LDに流れる電流がしきい電流値Ith以下では、LEDモードで発光するがLD発振は起こさず、光出力は微小である。しかし、しきい電流値Ithを越えるとLDモードとなって発振し、供給電流に対して光出力は飛躍的に増大する。
なお、LDモードとLEDモードの違いは、出射光がコヒーレント光(光の位相が揃ったもの)かインコヒーレント光(そうでないもの)で区別される。通常、バイアス電流Ibは、しきい電流値Ithよりも僅かに大きな値に設定され、これに重畳する信号電流Isにより、必要な光出力信号Ps,Pbが得られる。しかし、しきい電流値Ithは、LDの温度が上昇すると点線で示すように変化し、このため、光出力信号の振幅、消光比等が変化し、波形変化も生じる。
このような特性を有するLDの光出力を制御する方法として、APC(Auto Power Control)回路が知られている。この回路は、LDの背面光をフォトダイオード(以下、PDと略称する)でモニタし、その出力に基づいてLDに供給する電流値を制御している。なお、LDはLDチップの2つの劈開面で挟まれる領域に対して、一方の壁開面(一般に前端面という)に数%〜数十%の低反射率の膜をコートし、他方の壁開面(一般に後端面という)に90%以上の高反射率の膜をコートし、この領域間をレーザ共振器として動作させている。後端面であっても、反射率は100%ではないので、LD光は後端面から洩れてくる。この後端面から洩れてくるLD光を背面光と言い、モニタ用としてPDで受光する。
LD駆動のAPC回路として、種々のものが提案されている。例えば、特許文献1では、図18に示すように、LD光の平均光出力とピーク光出力をモニタし、その結果をLD電流に帰還させる回路が開示されている。図中、11,12は駆動回路、13はLD、14は平均値検出回路、15はピーク値検出回路、16,17は増幅器、18,19は比較増幅器、20はPD、21,22,23は加算回路である。
この駆動回路は、入力信号電圧Vs及びバイアス電源Vbが加算回路21,22に入力されると、駆動回路11から信号電流Isが、駆動回路12からバイアス電流Ibが加算回路23にて加算され、LD13に入力される。LD13には、しきい電流値以上の入力電流で、LD発振による光出力Pを得ると共に、その背面光をPD20で受光する。この背面光の受光で、PD20に光電流が発生しモニタ信号が得られる。PD20で得られたモニタ信号から、平均値検出回路14でLD13の出力の平均値を検出し、ピーク値検出回路15でLD13の出力のピーク値を検出する。検出された平均値、ピーク値は、増幅器16,17で増幅され、比較増幅器18,19で基準値Ss,Sbと比較され、駆動回路11,12に帰還される。
また、特許文献2には、PDからのモニタ信号(電流)を電圧に変換して、「0」レベル(図17の光出力Pbに相当)のピークレベルPk(L)と、「1」レベル(図17の光出力Psに相当)のピークレベルPk(H)を検出することが開示されている。そして、Pk(H)により出力電圧とリファレンス電圧とを比較し、光出力パワーを一定に保つようにLD駆動回路に帰還させ、Pk(H)−Pk(L)の差を比較し、その電位差を一定に保つようにバイアス電流を制御することが開示されている。
また、特許文献3には、文献1と同様に光出力の平均値とピーク値を検出し、これをバイアス電流、変調電流に帰還させると共に、LDの温度特性も考慮した帰還回路が開示されている。
特開昭59−112670号公報
特開平10−144986号公報
特開平9−92916号公報
上述した先行技術において、LDの光出力の平均値を検出するには、APC回路中に積分回路が必要となる。平均値検出であるので、積分回路での時定数で決定される時間以上での応答は可能であるが、短時間の変化には追随することができない。一般に、最も問題となるバースト信号に対しては、積分回路では応答することができなくなる。さらに、LDの光出力の平均値を検出するピーク検出回路については、一般に、ダイオードを用いた平滑回路が用いられる。
この平滑回路は、例えば、信号を入力インピーダンスが高くて出力インピーダンスの小さいバッファアンプで受け、このバッファアンプの出力にダイオードを順方向接続する。そして、このダイオードのカソードとアースとの間に平滑コンデンサを挿入し、このダイオードの出力をバッファアンプで受けるものである。なお、通常の電源回路の平滑回路は、ピークホールド回路となっており、このピークホールド回路も一種の積分回路であり、時定数で決まる時間より短い変化に対しては応答することができない。
一方、LDは入力信号に対しビット/ビットで応答するものであるが、1ビット(1情報ビット)内であっても動的に変化することがある。例えば、LDにパルス信号を印加した場合に、印加開始からその光出力がコヒーレント光になるまでの時間は数十ps(周波数換算で数GHz程度)である。この数十psの時間内で、光出力は、いわゆる緩和振動(光信号として大きなオーバーシュート/アンダーシュートを誘起する)に至ることがあるが、上述した平均値検出、ピーク検出では対応することができない。尤も、現在入手可能なデバイスや回路で、数GHz(数十ps)での帰還を施すことは不可能である。
また、緩和振動に至らずとも、例えば、LDに比較的周期の長い信号(しかし、特許文献1〜3に開示の平均値検出回路、ピーク値検出回路の時定数よりは、はるかに短い時間の信号)を入力した場合、その光出力は当初値(信号立ち上がり時は緩和振動が誘起され、この緩和振動がおさまったときの値)から次第に減少する。これは、信号電流によりLD自身の温度が上昇し、発光効率が低下するからである。この現象の時定数は、数μs〜数ms程度であり、平均値検出回路、ピーク値検出回路の時定数(数十ms〜数s)よりもはるかに短い。
上述したように従来のAPC回路で、変調電流或いはバイアス電流の双方に帰還をかけることができるが、その帰還は、平均値検出或いはピーク値検出という積分値を元にした直流的帰還であるため、帰還ループの時定数は比較的長いものとなっていた。
本発明は、上述した実情に鑑みてなされたもので、帰還ループの時定数を短くし、時定数の短い現象にも追随して、光出力を制御することが可能な半導体レーザ駆動回路の提供を課題とする。
本発明は、上述した実情に鑑みてなされたもので、帰還ループの時定数を短くし、時定数の短い現象にも追随して、光出力を制御することが可能な半導体レーザ駆動回路の提供を課題とする。
本発明による半導体レーザ駆動回路は、半導体レーザに直列又は並列に接続された駆動トランジスタと、半導体レーザの光出力の一部を受光するフォトダイオードを備えている。帰還トランジスタを、半導体レーザ又は駆動トランジスタに直列又は並列に接続し、帰還トランジスタに流れる電流をフォトダイオードで発生する電流により制御する構成とする。また、駆動トランジスタを差動増幅器により駆動制御し、差動増幅器に駆動信号とフォトダイオードで発生する電流による制御信号を入力する構成とする。
本発明によれば、帰還ループ内に積分回路のようにコンデンサを含まないため、時定数を短くすることができる。この結果、比較的低速の伝送速度では、ビット/ビットでの帰還を実現することができ、低速伝送で顕著であったLDの自己発熱による出力の漸近的低下を抑制することができる。また、高速の電子デバイスを用いた場合には、LDの立ち上がり時に生じる緩和振動をも抑制することが可能となる。
図1〜図4により本発明による半導体レーザ駆動回路の概略について説明する。図1は第1の基本構成を説明する図、図2〜図4は図1の変形例を説明する図である。図中、1はLD駆動回路、2は半導体レーザ(LD2)、3はフォトダイオード(PD3)、4は駆動トランジスタ(Tr4)、5は帰還トランジスタ(Tr5)、6は電流源、7はバイアス電圧源、8は抵抗、9はフォトトランジスタ、10はAPC回路を示す。
図1は本発明による半導体レーザ駆動回路の一例を示す図で、この図1により本発明の基本構成とその動作を説明する。LD2を駆動するのに、伝送信号をLD駆動回路1に入力し、このLD駆動回路1の出力で駆動トランジスタ4(以下、Tr4と略称する)と帰還トランジスタ5(以下、Tr5と略称する)で構成される差動回路を駆動する。差動回路の一方のTr4に直列に負荷として半導体レーザ2(以下、LD2と略称する)を接続する。差動回路の他方のTr5には、直列接続されたフォトダイオード3(以下、PD3と略称する)と抵抗8の接続点の電圧が印加される。そして、例えば、Tr4とTr5の差動回路は定電流源6に接続され、抵抗8の他端はバイアス電圧源7に接続される。なお、PD3は、LD2の背面光を受光して光電流を発生するように構成されている。
この回路において、入力信号は、LD駆動回路1で振幅設定及びレベル設定が行なわれ、Tr4に入力されると、Tr4がONとなり、このTr4に電流が流れてLD2が発振し発光する。LD2の光出力の一部はPD3により受光され、PD3に光電流が流れ、この光電流は抵抗8に流れこみ、抵抗8の電位が上がる。これによりTr5の入力電圧が大きくなり、Tr5をONさせる。Tr5に電流が流れることにより、Tr4に流れる電流を減少させるように作用するためLD2の発光出力も減少する。
すなわち、Tr4→LD2→PD3→Tr5→Tr4の電流帰還作用が働き、全ての素子が安定するバイアス条件に設定される。安定条件にズレが生じた場合は、この帰還作用が働いて、安定条件に戻る。例えば、LD2自身の発熱等でLD温度が上がり、図17で示したようにしきい電流値が増加し、LD2の出力光が減少したとする。LD2の出力光が減少することにより、PD3の受光量が減って光電流が減少し、Tr5のバイアスが低下しTr5の電流が減少する。すると、Tr4の電流が増加し、LD2の出力光が増加するという帰還作用が働く。
この帰還回路の時定数(応答速度)は、各素子の動作速度により左右されるが、帰還ループ内にコンデンサ素子が接続されていないため、速い応答が可能となる。特に動作速度の速い素子(寄生容量の小さい素子)を用いた場合には、数nsレベルの速い応答速度の実現を可能にすることもできる。図1の例では、帰還回路の応答速度を決めるのは、主としてPD3自身がもつ接合容量と抵抗8とで構成されるCR回路となる。この場合、抵抗8を小さい値に設定すれば、PD3の接合容量の影響を回避することが可能であるが、PD3と抵抗8でTr5のバイアス電位を生成していくためには、あまり小さい値にすることはできない。小さい値とするには、Tr5のバイアス電位は外部のバイアス電圧源7を用いて設定することとなる。
図2は図1の差動回路の構成を差動増幅器で構成した例で、作動原理としては同一のものである。LD2は、差動増幅器に入力される信号によりONされ、LD2の光出力によりPD3に光電流が発生し、抵抗8の電位が変動する。この抵抗8の電位変動は差動増幅器の他方の端子に帰還され、安定条件で駆動される。例えば、LD2自身の発熱等でLD温度が上がり、LD2の出力光が減少したとする。LD2の出力光が減少することにより、PD3の受光量が減って光電流が減少し、差動増幅器の他方の端子に印加される電位が低下する。すると、差動増幅器の出力が増加し、LD2の出力光が増加するという帰還作用が働く。なお、複数の素子を含む差動増幅器の動作速度は、単体トランジスタの動作速度より遅く、例えば、同一のトランジスタをn段直列にした構成の増幅器の動作速度は単体のトランジスタの1/nが最高の動作速度となる。
図3は図1の差動回路のTr5をフォトトランジスタで構成した例である。すなわち、図1のPD3とTr5を一体としたフォトトランジスタ9で置き換えた構成である。この場合も、入力信号は、入力駆動回路1で振幅設定及びレベル設定が行なわれ、Tr4に入力されると、Tr4がONとなり、このTr4に電流が流れてLD2が発振し発光する。LD2の出力光の一部はフォトトランジスタ9により受光され、これによりフォトトランジスタ9がONする。フォトトランジスタ9に電流が流れることにより、相対的にTr4に流れる電流が減少して、LD2の発光出力も減少するという帰還メカニズムが生じる。
しかし、現在市販されているフォトトランジスタは、一般的に接合容量が大きく、高速動作には不適である。さらに、Tr4とで差動回路を構成するに際し、Tr4の特性とほぼ合致するベース−コレクタ電流特性が必要となるが、そのようなトランジスタの選択範囲は極めて狭いものとなる。また、この図3の回路の場合、応答速度は数μs単位が限界で、LD2に対し、数ns単位で発生する光出力の緩和振動を抑制するための帰還には、不十分である。
図4は、図1の基本構成に従来のAPC回路を付加した例である。すなわち、PD3の出力を内部に積分回路をもつAPC回路10で受け、このAPC回路10により変調電流及びバイアス電流を帰還制御するものである。APC回路10による制御では、数ms〜数sの時定数をもってLD2の光出力を帰還制御する。そして、図1で説明した本発明による基本構成で、数ns〜数μsの時定数をもってLD2の光出力を高速で帰還制御するということと併せて、二重の帰還作用により、LD2の光出力を短周期でも長周期でも安定化することが可能となる。
なお、APC回路10の帰還を付加するに際して、Tr4に流れるバイアス電流の電流源6をTr4の手前でインダクタ(コイル)を介して分流させ、バイアス電流と変調電流を別々に帰還制御する。インダクタを介在させるのは、変調信号成分がバイアス電流の電流源に流れ込まないようにするためである。すなわち、Tr4から見て、バイパス電流の電流源6を負荷として見えなくするためである。
上述した基本構成及び変形例から種々の形態の応用例が考えられ、以下に、図5〜図16に種々の回路形態を示す。なお、これらの回路形態は、大きく分けると、シリーズ駆動とシャント駆動に大別することができる。シリーズ駆動とは、図5〜図10に示すように、LDと駆動トランジスタ(図1のTr4に相当するもので、以下、駆動Trという)を直列接続したもので、駆動Trのベースに伝送信号を入力して駆動Trをオン−オフし、LDに流れる電流を直接的にスイッチングする方法である。シャント駆動とは、図11〜図16に示すように、LDと駆動Trとを並列接続したもので、駆動Trのベースに伝送信号を入力して駆動Trをオン−オフし、LDに流れ電流を間接的にスイッチングする方法である。また、PDに発生する電流値(モニタ電流)による制御信号を帰還させる対象によって、帰還トランジスタ(図1のTr5に相当するもので、以下、帰還Trという)の接続構成が異なってくる。これらを表1(図番で表示)にまとめると、次のようになる。
表1に示すように、制御信号の帰還対象として、(1)LDのみに帰還、(2)帰還Trのみに帰還、(3)LDと帰還Trの直列回路に帰還、(4)電源に帰還、(5)信号源に帰還、が考えられる。なお、シャント駆動では、LDと帰還Trが並列接続されていることから、(2)と(3)はシリーズ駆動に限られる。なお、図5〜図16に示す回路図のシンボルマークで、白抜きのダイオードをLD、網掛けのダイオードをPD、トランジスタについては、ベースに伝送信号が入力(INと表示)されるものを駆動Tr、PDからの制御信号が入力されるものを帰還Tr、長方形のマークを抵抗、三角形のマークを差動増幅器、その他、電源、電流源の表示は図1で説明したのと同様とする。なお、トランジスタはnpn型とpnp型は、一般の表示形式を用いて表示してある。
(1)LDのみに帰還を施す回路例
この回路は、LDに並列に帰還Trを接続することにより構成され、シリーズ駆動においては、図8(A)、図8(B)、図10(A)が該当し、シャント駆動においては、図14(A)、図14(B)、図16(A)、図16(B)が該当する。この回路は、LDに並列に接続される帰還Trのコレクタ−エミッタ間をLDのバイパス電流路とし、これに流れる電流に帰還を施すものである。
この回路は、LDに並列に帰還Trを接続することにより構成され、シリーズ駆動においては、図8(A)、図8(B)、図10(A)が該当し、シャント駆動においては、図14(A)、図14(B)、図16(A)、図16(B)が該当する。この回路は、LDに並列に接続される帰還Trのコレクタ−エミッタ間をLDのバイパス電流路とし、これに流れる電流に帰還を施すものである。
すなわち、LDの光出力が小さくなれば、PDに生じる光電流が減少し、帰還Trに流れる電流が減少する。帰還Trの電流が減少すると相対的にLDの電流が増えるので、LDの光出力が大きくなる。反対にLDの光出力が大きくなれば、PDに生じる光電流が増大し、帰還Trに流れる電流が増大する。帰還Trの電流が増大すると相対的にLDの電流が減少するので、LDの光出力が小さくなる。
シリーズ駆動で、図8(A)と(B)とは、帰還Trがpnp型とnpn型の違いによるものである。また、図8(A)、(B)は、LDがコレクタ側に接続されたコレクタ出力であるのに対し、図10(A)は、LDがエミッタ側に接続されたエミッタ出力である。また、シャント駆動で、図14(A)と(B)とは、帰還Trがnpn型とpnp型の違いによるものであり、図16(A)と(B)との違いも同様である。さらに、図14(A)、(B)は、電流源が駆動Trのコレクタ側に接続されたコレクタ出力であるのに対し、図16(A)、(B)は、電流源が駆動Trのエミッタ側に接続されたエミッタ出力である。
(2)駆動Trのみに帰還を施す回路例
この回路は、駆動Trに並列に帰還Trを接続することにより構成され、シリーズ駆動の図9(A)、図9(B)が該当する。シャント駆動においては、LDと駆動Trが並列に接続されているので、LDに帰還を施す場合と同じになる。駆動Trに並列に接続される帰還Trは、一種の可変抵抗として扱うことができ、帰還Trのコレクタ−エミッタ間に流れる電流が増減することにより、駆動Trとの並列回路全体に流れる電流が増減され、LDの電流が増減する。
この回路は、駆動Trに並列に帰還Trを接続することにより構成され、シリーズ駆動の図9(A)、図9(B)が該当する。シャント駆動においては、LDと駆動Trが並列に接続されているので、LDに帰還を施す場合と同じになる。駆動Trに並列に接続される帰還Trは、一種の可変抵抗として扱うことができ、帰還Trのコレクタ−エミッタ間に流れる電流が増減することにより、駆動Trとの並列回路全体に流れる電流が増減され、LDの電流が増減する。
すなわち、LDの光出力が小さくなれば、PDに生じる光電流が減少し、帰還Trに流れる電流が増大する。駆動Trの電流は一定としても、帰還Trの電流が増大するとLDに流れ込む電流も増大するので、LDの光出力が大きくなる。反対にLDの光出力が大きくなれば、PDに生じる光電流が増加し、帰還Trに流れる電流が減少する。帰還Trの電流が減少するとLDの電流も減少するので、LDの光出力が小さくなる。なお、図9(A)と(B)との違いは、帰還Trがpnp型とnpn型の違いによるものである。
(3)LDと駆動Trの直列回路に帰還を施す回路例
この回路は、LDと駆動Trの直列回路に帰還Trを並列接続することにより構成され、シリーズ駆動の、図7(A)、図7(B)、図10(B)、図10(C)が該当する。シャント駆動においては、LDと駆動Trが並列に接続されているので該当しない。この回路は、図1で説明した基本構成例に相当するもので、直列接続されたLDと駆動Trに並列に帰還Trを接続し、帰還Trに流れる電流を増減することにより、LDと駆動Trの直列回路側の電流が増減され、すなわち、LDの電流が増減される。
この回路は、LDと駆動Trの直列回路に帰還Trを並列接続することにより構成され、シリーズ駆動の、図7(A)、図7(B)、図10(B)、図10(C)が該当する。シャント駆動においては、LDと駆動Trが並列に接続されているので該当しない。この回路は、図1で説明した基本構成例に相当するもので、直列接続されたLDと駆動Trに並列に帰還Trを接続し、帰還Trに流れる電流を増減することにより、LDと駆動Trの直列回路側の電流が増減され、すなわち、LDの電流が増減される。
すなわち、LDの光出力が小さくなれば、PDに生じる光電流が減少し、帰還Trに流れる電流が減少する。帰還Trの電流が減少すると、相対的にLDと駆動Trの直列回路側に流れ込む電流が増大するので、LDの光出力が大きくなる。反対にLDの光出力が大きくなれば、PDに生じる光電流が増大し、帰還Trに流れる電流は増大する。帰還Trの電流が増大すると、相対的にLDと駆動Trの直列回路側に流れ込む電流が減少するので、LDの光出力が小さくなる。なお、図7(A)と(B)との違いは、帰還Trがpnp型とnpn型の違いによるものであり、図10(B)と(C)とは実質同じ回路といえるものである。また、図7は駆動Trのコレクタ側にLDが接続されたコレクタ出力であるのに対し、図10は、LDが駆動Trのエミッタ側に接続されたエミッタ出力である。
(4)電源に帰還を施す回路例
この回路は、前述のLDとTrの直列回路に帰還を施すものに類似するが、LDと駆動Trの電源に帰還Trを接続することにより構成され、シリーズ駆動においては、図9(C)、図9(D)、図9(E)が該当し、シャント駆動においては、図13(A)、図13(B)、図13(C)、図15(A)、図15(B)が該当する。この回路は、電源の電流を帰還Trにより直接又は間接的に制御し、この結果、LDに流れる電流を制御するというもので、他の回路に比べて応答時間(帰還ループ時間)が長くなってしまう。このため、他の回路構成と比べて、帰還速度は劣るが、帰還量を大きくすることができる。
この回路は、前述のLDとTrの直列回路に帰還を施すものに類似するが、LDと駆動Trの電源に帰還Trを接続することにより構成され、シリーズ駆動においては、図9(C)、図9(D)、図9(E)が該当し、シャント駆動においては、図13(A)、図13(B)、図13(C)、図15(A)、図15(B)が該当する。この回路は、電源の電流を帰還Trにより直接又は間接的に制御し、この結果、LDに流れる電流を制御するというもので、他の回路に比べて応答時間(帰還ループ時間)が長くなってしまう。このため、他の回路構成と比べて、帰還速度は劣るが、帰還量を大きくすることができる。
すなわち、LDの光出力が小さくなれば、PDに生じる光電流が減少し、帰還Trに流れる電流を増大させるように制御する。帰還Trの電流が増大すると、LDと駆動Trの直列又は並列回路に流れる電流も増大するので、LDの光出力が大きくなるように作用する。反対にLDの光出力が大きくなれば、PDに生じる光電流が増加し、帰還Trに流れる電流を減少させるように制御する。帰還Trの電流が減少すると、LDと駆動Trの直列又は並列回路に流れ込む電流も減少するので、LDの光出力が小さくなるように作用する。
シリーズ駆動で、図9(C)、(D)に対して、図9(E)は電源負荷抵抗に帰還Trを並列に接続しているが、帰還Trが一種の可変抵抗として作用させている。すなわち、帰還Trに流れる電流で抵抗側に流れる電流を調整し、この抵抗の両端に生じる電位を調整し、LDに流れる電流が制御するものである。シャント駆動では、図13が、電流源が駆動Trのコレクタ側に接続されたコレクタ出力であるのに対し、図15は、電流源が駆動Trのエミッタ側に接続されたエミッタ出力である。また、シャント駆動で、図13(A)に対して、図13(B)、(C)及び図15(A)、(B)は電流源に並列に帰還Trを接続しているが、帰還Trに流れる電流を電流源にプラスして、LDの電流を増減させるものである。また、帰還Trがpnp型とnpn型の違いにより、回路構成が一部異なる。
(5)信号源に帰還を施す回路例
この回路は、伝送信号を差動増幅器を介して駆動Trに入力し、この差動増幅器に帰還を施すようにしたもので、シリーズ駆動においては、図5(A)、図5(B)、図6(A)、図6(B)が該当し、シャント駆動においては、図11(A)、図11(B)、図12が該当する。この回路は、差動増幅器の一方の入力を伝送信号とし、他方の入力をPDに発生する電流による制御信号としたもので、この差動増幅器の差信号に基づいて駆動Trを駆動するようにしたものである。
この回路は、伝送信号を差動増幅器を介して駆動Trに入力し、この差動増幅器に帰還を施すようにしたもので、シリーズ駆動においては、図5(A)、図5(B)、図6(A)、図6(B)が該当し、シャント駆動においては、図11(A)、図11(B)、図12が該当する。この回路は、差動増幅器の一方の入力を伝送信号とし、他方の入力をPDに発生する電流による制御信号としたもので、この差動増幅器の差信号に基づいて駆動Trを駆動するようにしたものである。
すなわち、シリーズ駆動において、LDの光出力が小さくなれば、PDに生じる光電流が減少し、帰還信号の電位が低下する。帰還信号の電位が低下すると差動増幅器の出力が増加し、駆動Trの電流を増大させ、LDの光出力が大きくなる。反対にLDの光出力が大きくなれば、PDに生じる光電流が増加し、帰還信号の電位が増加する。帰還信号の電位が増加すると差動増幅器の出力が低下し、駆動Trの電流を減少させ、LDの光出力が小さくなるという帰還が働く。
また、シャント駆動においては、LDの光出力が小さくなると、帰還信号の電位が上昇するようにされていて、差動増幅器の出力が低下し、駆動Trの電流を減少させ、相対的にLDの光出力が大きくなる。反対にLDの光出力が小さくなると、帰還信号の電位が低下するようにされていて、差動増幅器の出力が増加し、駆動Trの電流を増大させ、相対的にLDの光出力が小さくなる。
なお、図5(A)と(B)とは、駆動Trがnpn型とpnp型の違いによるものであり、図6(A)と(B)も同様である。また、図5は、駆動Trのコレクタ側にLDを接続したコレクタ出力であるのに対し、図6は、駆動Trのエミッタ側にLDを接続したエミッタ出力である。図11(A)は、電流源が駆動Trのコレクタ側に接続されたコレクタ出力であるのに対し、図12は、電流源が駆動Trのエミッタ側に接続されたエミッタ出力であり、また、図11(B)はコレクタ出力とエミッタ出力の併用型である。
以上、LDの光出力に対して電流負帰還を施すことができる各種の回路例を説明したが、これらの回路を用いることにより、従来のAPC回路による帰還ループの時定数に対して、1/3以下の時定数とすることができる。なお、本発明について、バイポーラ形のトランジスタを用いた例で説明したが、電界効果とランジスタを用いても同様な動作、機能を行なわせることができることは明白である。また、本発明は、上述した種々の回路の基本構成を逸脱しない範囲で、さらに部分的な構成の変更を含むものである。
1…LD駆動回路、2…半導体レーザ(LD2)、3…フォトダイオード(PD3)、4…駆動トランジスタ(Tr4)、5…帰還トランジスタ(Tr5)、6…電流源、7…バイアス電圧源、8…抵抗、9…フォトトランジスタ、10…APC回路。
Claims (8)
- 半導体レーザに直列に接続された駆動トランジスタと、半導体レーザの光出力の一部を受光するフォトダイオードを備えた半導体レーザ駆動回路であって、
前記半導体レーザに帰還トランジスタが並列に接続され、前記帰還トランジスタに流れる電流を前記フォトダイオードで発生する電流により制御することを特徴とする半導体レーザ駆動回路。 - 半導体レーザに直列に接続された駆動トランジスタと、半導体レーザの光出力の一部を受光するフォトダイオードを備えた半導体レーザ駆動回路であって、
前記半導体レーザと前記駆動トランジスタの直列回路に帰還トランジスタが並列に接続され、前記帰還トランジスタに流れる電流を前記フォトダイオードで発生する電流により制御することを特徴とする半導体レーザ駆動回路。 - 半導体レーザに直列に接続された駆動トランジスタと、半導体レーザの光出力の一部を受光するフォトダイオードを備えた半導体レーザ駆動回路であって、
前記駆動トランジスタに帰還トランジスタが並列に接続され、前記帰還トランジスタに流れる電流を前記フォトダイオードで発生する電流により制御することを特徴とする半導体レーザ駆動回路。 - 半導体レーザに直列に接続された駆動トランジスタと、半導体レーザの光出力の一部を受光するフォトダイオードを備えた半導体レーザ駆動回路であって、
前記半導体レーザと前記駆動トランジスタの直列回路に帰還トランジスタが直列に接続され、前記帰還トランジスタに流れる電流を前記フォトダイオードで発生する電流により制御することを特徴とする半導体レーザ駆動回路。 - 半導体レーザに直列に接続された駆動トランジスタと、半導体レーザの光出力の一部を受光するフォトダイオードを備えた半導体レーザ駆動回路であって、
前記駆動トランジスタは差動増幅器により駆動され、前記差動増幅器に駆動信号と前記フォトダイオードで発生する電流による制御信号が入力されることを特徴とする半導体レーザ駆動回路。 - 半導体レーザに並列に接続された駆動トランジスタと、半導体レーザの光出力の一部を受光するフォトダイオードを備えた半導体レーザ駆動回路であって、
前記半導体レーザと前記駆動トランジスタの並列回路に帰還トランジスタが並列に接続され、前記帰還トランジスタに流れる電流を前記フォトダイオードで発生する電流により制御することを特徴とする半導体レーザ駆動回路。 - 半導体レーザに並列に接続された駆動トランジスタと、半導体レーザの光出力の一部を受光するフォトダイオードを備えた半導体レーザ駆動回路であって、
前記半導体レーザと前記駆動トランジスタの並列回路に帰還トランジスタが直列に接続され、前記帰還トランジスタに流れる電流を前記フォトダイオードで発生する電流により制御することを特徴とする半導体レーザ駆動回路。 - 半導体レーザに並列に接続された駆動トランジスタと、半導体レーザの光出力の一部を受光するフォトダイオードを備えた半導体レーザ駆動回路であって、
前記駆動トランジスタは差動増幅器により駆動され、前記差動増幅器に駆動信号と前記フォトダイオードで発生する電流による制御信号が入力されることを特徴とする半導体レーザ駆動回路。
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