JP2011182108A - バースト型レーザ駆動回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】高速動作を妨げることなくレーザ消光時に低消費電力化を行うバースト型レーザ駆動回路を提供する。
【解決手段】変調回路10は、入力するバーストデータ信号DATAを増幅するn段のプリドライブ回路121〜12nと、n段目のプリドライブ回路12nの出力信号を送信イネーブル信号TX_ENがオンのとき通過させオフのとき遮断するゲート回路11と、該ゲート回路11の出力信号によってレーザ素子LDを駆動する出力バッファ回路13とを備え、かつプリドライブ回路、ゲート回路および前記出力バッファ回路はそれぞれ独立した電流源を備える。出力バッファ回路の電流源の電流を調整する制御電圧VCSMとバイアス回路20の電流源の電流を調整する制御電圧VCSBを、送信イネーブル信号のオン時に所定の電流を出力させる第1の値に切り替え、送信イネーブル信号のオフ時に所定の電流未満の電流を流し又は完全遮断させる第2の値に切り替える。
【選択図】図1

Description

本発明は、光通信の送信器に用いられるバースト型レーザ駆動回路に係り、特に高速動作を阻害することなく消費電力を低減させる技術に関する。
バースト型レーザ駆動回路(BLDD)では、バースト制御信号(以下、送信イネーブル信号と称する。)に応じてレーザ素子をオン/オフできることが大前提となる。図6は、超高速動作可能なバースト型レーザ駆動回路の構成例である。ここでは、高速動作で一般的な差動回路による構成を例示する。本発明も差動回路を前提にするが、原理は単相でも同様である。
このバースト型レーザ駆動回路は、アノード側端子LDAおよびカソード側端子LDKに高周波カット用のインダクタL1,L2が接続されたレーザ素子LD、差動のバーストデータ信号DATAを入力してレーザ素子LDにそのバーストデータに応じた変調信号を出力する変調回路10、レーザ素子LDにバイアス電流を供給するバイアス回路20、レーザ素子LDの出力光をモニタして、変調回路10に制御電圧VCSMを供給するとともにバイアス回路20に制御電圧VCSBを供給するAPC(Automatic Power Control)回路30からなる。なお、通常LDはTOSA(Transmitter Optical Sub-Assembly)やBOSA(Bi-directional Optical Sub-Assembly)など、光学サブモジュールに実装されるため、L1,L2や変調回路、バイアス回路はフレキシブル基板など分布定数回路を介して接続されることが多いが、ここでは省略して説明する。変調回路10、バイアス回路20、およびAPC回路30には、送信イネーブル信号TX_ENが入力している。この送信イネーブル信号TX_ENは、オン(High)はイネーブル(バーストオン:レーザ発光)を、オフ(Low)は非イネーブル(バーストオフ:レーザ消光)を示す。
変調回路10は、入力するバーストデータ信号DATAを送信イネーブル信号TX_ENのオン/オフに応じてゲーティングするゲート回路11、増幅用のn段のプリドライブ回路121〜12n、およびドライブ回路として機能する出力バッファ回路13から構成される。ゲート回路11、プリドライブ回路121〜12n、および出力バッファ回路13は、それぞれ電流源I11,I121〜12n,I13を備え、その各々がAPC回路30から出力する制御電圧VCSMによって、レーザ素子LDの出力光パワーが一定となるように制御される。バイアス回路20も、APC回路30から出力する制御電圧VCSBによって、レーザ素子LDの出力光パワーが一定となるように、制御される。
ゲート回路11は、図6に示したように変調回路10の入力部に配置されることが多いが、BLDDチップ(バースト型レーザ駆動回路IC)とは別の外付けICとして、バーストデータ信号DATAを出力するICとBLDDチップの間に挿入されることも多い。ゲート回路11は、論理的にはAND回路である。すなわち、送信イネーブル信号TX_ENがオフである場合はゲート回路11の出力がLowに固定され、オンである場合はバーストデータ信号DATAのHigh、およびLowが同じ論理で出力される。
図7は送信イネーブルTX_EN、およびゲート回路11の働きにより、如何にしてレーザの消光を実現せしめるかを説明するための図である。図7(a)に示す出力バッファ回路13は、トランジスタQ1〜Q3、抵抗R1〜R5からなり、トランジスタQ1,Q2のベースに差動のレーザ駆動信号(バーストデータ信号DATAに応じた信号)ISPB,ISPNが入力し、トランジスタQ3のベースに制御電圧VCSMが入力する。また、図7(b)に示すバイアス回路20は、トランジスタQ4〜Q6、抵抗R6〜R9に、図6に図示のインダクタL2を含み、トランジスタQ4,Q5のベースに差動の送信イネーブル信号の正相信号TX_EN_P、逆相信号TX_EN_Nが入力し、トランジスタQ6のベースに制御電圧VCSBが入力する。
送信イネーブル信号TX_ENがオンからオフになると、図7(a)に示す出力バッファ回路13は、ゲート回路11の働きにより、レーザ駆動信号ISPBがLowに、ISPNがHighに固定され、レーザ素子LDのアノード側端子LDAが低電位に、カソード側端子LDKが高電位に固定される。このようなレベル固定によりレーザ素子LDの電流経路が遮断される。また、このとき、図7(b)に示すバイアス回路20は、送信イネーブル信号の正相信号TX_EN_PがLowに固定され、逆相信号TX_EN_NがHighに固定されるので、バイアス電流経路がトランジスタQ4側からトランジスタQ5の側に切り替わり、レーザ素子LDのカソード側端子LDKがハイインピーダンスに設定される。このようにして、変調回路10とバイアス回路20の両方の遮断動作によってレーザの消光が実現される。
図8は、図6および図7で例示したバースト動作とは異なる方式によるバースト型レーザ駆動回路の実現方法例(非特許文献1)である。この例では、出力バッファ回路13とバイアス回路20の電流源電流そのものを、送信イネーブル信号TX_ENでオン/オフされるスイッチSW11,SW20を用いて、導通/遮断している。この方式ではゲート回路11が不要となる。
上記した従来の差動切換による方法では、レーザ素子LDのオン/オフで消費電流は基本的に変化しない。これは、電流源トランジスタが流す電流量で回路の消費電流量が決まるからであり、この電流量はAPC回路30が出力し続けている制御電圧VCSM,VCSBで決まってしまっているためである。この消費電流の問題は、例えば図8に示したように、電流源電流を遮断することで一応は改善できるが、遮断状態から通電状態に回復する過程で、回路の立ち上がりに一定の時間(遅延時間)が必要となる。これによる遅延はレーザ素子LDがオンになる立上がり時間Tonの延長をもたらすため、送信イネーブル信号TX_ENに対し高速応答させる際に問題となる。また、電流遮断が不充分な場合は、バーストオフ時にレーザ素子LDが発光してしまう危険がある。
差動切換と電流遮断を組合せた場合もバースト対応方法として考えられる。しかし、出力バッファ回路13だけでなく、プリドライブ回路121〜12nもバーストオフ時には電流遮断して省電力効果を高めようとすると、プリドライブ回路121〜12nは動作していないのであるから、ゲート回路11によるLow固定はもはや出力バッファ回路13へは伝達されない。一般に、プリドライブ回路121〜12nの電流よりも出力バッファ回路13の電流が大きいため、電流源を構成するトランジスタのサイズも出力バッファ回路13の電流源の方がプリドライブ回路121〜12nのそれより大きくなる。したがって、電流遮断は出力バッファ回路13のほうが難しくなる。プリドライブ回路121〜12nの電流遮断が充分であるのに、出力バッファ回路13の電流遮断が不充分となってしまった場合は、ゲート回路11によるLow固定が出力バッファ回路13まで伝達できないため、レーザ素子LDが発光してしまう危険を払拭できない。
本発明の目的は、このような従来構成の問題を解決するために、高速動作を妨げることなくレーザ消光時に低消費電力化を行えるバースト型レーザ駆動回路を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、入力したバーストデータ信号に応じてレーザ素子をバースト駆動する変調回路と、前記レーザ素子にバイアス電流を供給するバイアス回路とを備えるバースト型レーザ駆動回路において、前記変調回路は、入力するバーストデータ信号を増幅する複数段のプリドライブ回路と、該複数段のプリドライブ回路の内の最終段のプリドライブ回路の出力信号を送信イネーブル信号がオンのとき通過させオフのとき遮断するゲート回路と、該ゲート回路の出力信号に応じて前記レーザ素子をバースト駆動又は駆動停止する出力バッファ回路とを備え、かつ前記各プリドライブ回路、前記ゲート回路および前記出力バッファ回路はそれぞれ電流源を備え、前記出力バッファ回路の電流源の電流を調整する制御電圧および前記バイアス回路の電流源の電流を調整する制御電圧のうちの少なくとも一方を、前記送信イネーブル信号のオン時に所定の電流を出力させる第1の値に切り替え、前記送信イネーブル信号のオフ時に前記所定の電流未満の電流を流し又は完全遮断させる第2の値に切り替えるようにしたことを特徴とする。
請求項2にかかる発明は、請求項1に記載のバースト型レーザ駆動回路において、前記ゲート回路と前記出力バッファ回路の間に別のプリドライブ回路を挿入したことを特徴とする。
請求項3にかかる発明は、請求項2に記載のバースト型レーザ駆動回路において、前記別のプリドライブ回路の電流源を、電流量が大きな第1の電流源と電流量が小さく常時電流を流す第2の電流源の並列接続回路で構成し、前記第1の電流源を、前記送信イネーブル信号のオン時に所定の電流を出力させる第1の値に切り替え、前記送信イネーブル信号のオフ時に電流を遮断させる第2の値に切り替えるようにしたことを特徴とする。
請求項4にかかる発明は、請求項1、2又は3に記載のバースト型レーザ駆動回路において、前記バッファ回路の電流源を、電流量が大きな第3の電流源と電流量が小さく常時電流を流す第4の電流源の並列接続回路で構成し、前記第3の電流源を、前記送信イネーブル信号のオン時に所定の電流を出力させる第1の値に切り替え、前記送信イネーブル信号のオフ時に電流を遮断させる第2の値に切り替えるようにしたことを特徴とする。
請求項5にかかる発明は、請求項1、2、3又は4に記載のバースト型レーザ駆動回路において、前記ゲート回路の電流源を、電流量が大きな第5の電流源と電流量が小さく常時電流を流す第6の電流源の並列接続回路で構成し、前記第5の電流源を、前記送信イネーブル信号のオン時に所定の電流を出力させる第1の値に切り替え、前記送信イネーブル信号のオフ時に電流を遮断させる第2の値に切り替えるようにしたことを特徴とする。
請求項6にかかる発明は、請求項1,2,3,4又は5に記載のバースト型レーザ駆動回路において、前記第1の値をVh、前記第2の値をVSLとするとき、当該電流源の動作最低電圧Vonに対して、前記Vh,VSLを、Vh>VSLの関係に設定したことを特徴とする。
請求項7にかかる発明は、請求項6に記載のバースト型レーザ駆動回路において、当該電流源の動作最低電圧Vonに対して前記Vh,VSLを、Vh>Von≧VSLの関係に設定し、前記最低動作電圧Vonは、当該電流源を構成するトランジスタのベース・エミッタ間あるいはゲート・ソース間に閾値電圧を与える電圧であることを特徴とする。
本発明によれば、送信イネーブル信号のオン/オフに応じて高速にバースト型レーザ駆動回路の電力消費量を増/減できるので、例えばPON(Passive Optical Network)システムにおけるONU(Optical Network Unit)の省電力化に甚大な効力を発揮する。なぜなら、高速に電力をオン/オフできることで、PONシステムのプロトコルに依存した新たなスリープ制御信号が不要であり、従来の送信イネーブル信号TX_ENのみで電力制御が可能となるからである。追加の信号が不要であるため、コスト的に有利なだけでなく、レーザ素子が消光している時間は必ず低電力化されることで、理想的な省電力モードが実現できる。従来技術では、長い消光時間となる場合のみ電力削減ができるといった制約があったが、本発明を用いれば、このようなバースト通信ごとの省電力化に必要な回路設計が容易となり、安全で効果の高い省電力化を実現できるのである。
本発明の第1の実施例のバースト型レーザ駆動回路のブロック図である。 本発明の第2の実施例のバースト型レーザ駆動回路のブロック図である。 本発明の第3の実施例のバースト型レーザ駆動回路のブロック図である。 本発明の第3の実施例のバースト型レーザ駆動回路におけるゲート回路11、プリドライブ回路12n、出力バッファ回路13の回路図である。 本発明の第4の実施例のバースト型レーザ駆動回路におけるゲート回路11、プリドライブ回路12n、出力バッファ回路13の回路図である。 従来のバースト型レーザ駆動回路のブロック図である。 従来の出力バッファ回路とバイアス回路の回路図である。 従来の別のバースト型レーザ駆動回路のブロック図である。
本実施の形態の基本構成は、ゲート回路を出力バッファ回路の直前近くに配置し、多段プリドライブ回路と出力バッファ回路、およびバイアス回路の電流源の電流を送信イネーブル信号TX_ENに連動してオン/オフすることである。また、背景技術および図7(b)で説明したバイアス回路の差動スイッチも具備する。ゲート回路を出力バッファ回路の直前に配置する場合は、従来技術と異なり、ゲート回路は出力バッファを駆動するための充分な駆動能力が必要である。また、レーザ素子の消光時に、仮に多段プリドライブ回路や出力バッファ回路の電流遮断が不充分になったとしても、ゲート回路がLow固定のレベルを出力し続けるので、ゲート回路よりも入力側の信号やノイズは遮断され、出力バッファ回路の電流が流れてしまったとしても、出力バッファ回路のLowレベルが維持されるため、レーザ素子の消光は維持される。
<第1の実施例>
図1に本発明の第1の実施例のバースト型レーザ駆動回路を示す。本実施例では、変調回路10が、n段のプリドライブ回路121〜12n、ゲート回路11、および出力バッファ回路13を縦続接続して構成される。ゲート回路11は最終段のプリドライブ回路12nの後段に挿入され、ゲート回路11の出力側に出力バッファ回路13が接続され、出力バッファ回路13の出力側にレーザ素子LDがDC接続される。もちろん、レーザ素子LDへの接続はAC接続でも良いが、本発明の目的はレーザ素子LDの確実な消光と省電力モードの両立であるから、変調回路10とレーザ素子LDとの間に電流パスが存在するDC接続の構成で説明する。レーザ素子LDのカソード端子側LDKはコイルL2を介してバイアス回路20に接続される。
プリドライブ回路121〜12n、ゲート回路11、出力バッファ回路13、およびバイアス回路20はそれぞれ独立した電流源I121〜I12n,I11,I13を備える(バイアス回路20の電流源は図示せず)。APC回路30はレーザ素子LDの出力光パワーに応じて最適な変調振幅に制御するための制御電圧VCSMとバイアス電流に制御するためのVCSBを発生する。制御電圧VCSMは、プリドライブ回路121〜12n、ゲート回路11、出力バッファ回路13の電流源I121〜I12n,I11,I13に入力されるが、本実施例ではAPC回路30と各電流源I121〜I12n,I13との間に単極双投のスイッチSW1を挿入している。また、制御電圧VCSBはバイアス回路20の電流源に入力されるため、同様にその電流源とAPC回路30の間に単極双投のスイッチSW2を挿入している。
これらのスイッチSW1,SW2は、送信イネーブル信号TX_ENによって切り替わる。送信イネーブル信号TX_ENは、前記したように、オンのときバーストオン、すなわちレーザ発光となり、オフのときはバーストオフ、すなわちレーザ消光となる。送信イネーブル信号TX_ENがオンのときは、スイッチSW1は制御電圧VCSMを電流源I121〜I12n,I13に印加する側に、スイッチSW2は制御電圧VCSBをバイアス回路20の電流源に印加する側に切り替わる。送信イネーブル信号TX_ENがオフのときは、スイッチSW1,SW2は両方ともにプルダウン抵抗R01,R02を介して接地レベルへプルダウンされる側に切り替わる。プルダウン側に切り替わると、電流源の電流が遮断される。
また、ゲート回路11とバイアス回路20に入力される送信イネーブル信号TX_ENは差動信号化されている。送信イネーブル信号TX_ENがオンのときは、ゲート回路11では、そこに入力されるデータ信号がバッファされて出力バッファ回路13に出力される。バイアス回路20では、レーザ素子LDのカソード接続側LDKのトランジスタQ4がオンとなる。これらによりレーザ素子LDに電流が流れる状態となる。
送信イネーブル信号TX_ENがオフになると、図7(a)で示したように、出力バッファ回路13の差動入力信号ISPBがLowに差動入力信号ISNBがHighに固定される。また図7(b)で示したように、バイアス回路20の送信イネーブル信号の正相信号TX_EN_PがLowに、逆相信号TX_EN_NがHighに固定される。これらによりレーザ素子LDの電流パスが遮断される。
例えば、送信イネーブル信号TX_ENがオフになった場合、ゲート回路11とAPC回路30以外の回路電流は遮断され、バーストデータ信号DATAの入力があってもレーザ素子LDは発光しない。このとき、従来技術では、レーザ素子LDの発光時と同じ量の回路電流が流れ続けるか、あるいは一部の回路ブロックの電流が遮断されるかのどちらかであったが、本実施例ではほとんどの回路電流が遮断され、省電力効果が大きくなる。
なお、本実施例では、プリドライブ回路121〜12nの電流源I121〜I12nとゲート回路11の電流源I11、および出力バッファの電流源I13が、すべて同じ制御電圧VCSMで制御される形態を示したが、これらをそれぞれ異なる電圧で制御しても良い。
<第2の実施例>
図2に、本発明の第2の実施例のバースト型レーザ駆動回路を示す。第1の実施例との違いは、送信イネーブル信号TX_ENがオフのときに、スイッチSW1,SW2に接続されるプルダウン抵抗R01,R02を、定電圧VSL1、VSL2に置き換えた点である。スイッチSW1がVSL1側に切り替わったとき、電流源I121〜I12n,I13は遮断する。また、スイッチSW2がVSL2側に切り替わったとき、バイアス回路20の電流源が遮断する。電流源がオンとなり、電流を通電する制御電圧をVonとし、VSL1=VSL2=VSLとすると、Von>VSLなる関係となるようにVSLが設定される。よって、制御電圧VCSM,VCSBの値をVhとすると、Vh>Von>VSL>0Vの関係となる。つまり、電圧VSLは電圧Vonよりも低く、0Vよりも高い電圧である。
電圧Vonは、図7で示したように、電流源をトランジスタと抵抗素子の直列回路(Q3とR5,Q6とR9等)で構成した場合、トランジスタのベース・エミッタ間電圧Vbeが閾値電圧よりも大きくなるような電圧である。VSLをVonより僅かに低い電圧、つまりトランジスタのベース・エミッタ間電圧Vbeが閾値電圧よりも僅かに小さくなるような電圧に設定すれば、送信イネーブル信号TX_ENのオンに対する応答性の高速化が期待できる。これはレーザ素子が消光した状態から安定して発光するまでの立上がり時間Tonを短縮できることになり、通信の効率化に寄与できることになる。一方、発光から消光への切換時間(立下り時間Toff)は、ゲート回路11の働きとバイアス回路20の差動切替が支配的になるため、本発明のような電流遮断を実施しない場合と同等のToffを実現できる。このように、電圧VSLを、電流源トランジスタのベース・エミッタ間電圧Vbeが閾値電圧よりも僅かに低い電圧になるように設定することで、消光時の低電力化と高速起動が両立できる。
なお、本実施例では、ゲート回路11が出力バッファ回路13の直前に配置されるため、この電圧VSLをVonまたはそれより僅かに高くし電圧Vhのときの電流より小さい微小電流を流す状態にしても差し支えない。電流源の電流を完全に遮断したほうが省電力の効果は大きくなるのであるが、レーザ素子LDの立上がり時間Tonのより速い高速化が求められる場合には、マイルドに電流遮断したほうが有利であるからである。また、電流源を構成するトランジスタサイズが小さく電流量が比較的少ないプリドライブ回路121〜12nを使用する場合は、充分に電流遮断しても高速起動が可能であるため、このようなプリドライブ回路121〜12nの電流源は完全遮断し、出力バッファ回路13の電流源は完全遮断せずに微小電流を流す状態にする設計も可能である。
<第3の実施例>
図3に、本発明の第3の実施例のバースト型レーザ駆動回路を示す。第1および第2の実施例では、ゲート回路11によって出力バッファ回路13を駆動する必要があったため、ゲート回路11にも相応の駆動力が求められる課題があった。そこで、本実施例では、ゲート回路11と出力バッファ回路13の間に最終段のプリドライブ回路12nを挿入する構成とする。この場合、最終段のプリドライブ回路12nは、その電流源の電流を遮断してしまうと、従来技術と同じように、送信イネーブル信号TX_ENのオフ時にゲート回路11の出力を出力バッファ回路13に伝達できなくなる問題に陥ってしまうため、ゲート回路11と同様に、その電流源は送信イネーブル信号TX_ENのオン/オフによらず常時オンし続けるようにする。これにより、最終段のプリドライブ回路12nの電流源の電流は遮断されないため、第1および第2の実施例に比べて省電力効果が小さくなってしまう恐れがあるが、ゲート回路11の規模を小さくできるので、ゲート回路11自信の消費電流も削減でき、設計が容易となるメリットがある。
図4に本実施例におけるゲート回路11、プリドライブ回路12n、および出力バッファ回路13の詳細回路を示す。ゲート回路11はトランジスタQ7〜Q16、抵抗R10〜R16で構成されている。プリドライブ回路12nは、トランジスタQ17〜Q23、抵抗R17〜R23で構成されている。これらはあくまで例であって、回路方式はこの限りではない。端子INP,INNは前段のプリドライブ回路からの差動のバーストデータ信号DATAの入力端子である。端子IPB,INBは、差動化されレベル調整された送信イネーブル信号TX_ENの入力端子である。送信イネーブル信号TX_ENがオンのとき、端子IPBがHighとなる。ゲート回路11の電流源トランジスタQ12,Q15,Q16とプリドライブ回路12nの電流源トランジスタQ19,Q22,Q23のベースには常に制御電圧VCSMが与えられる。出力バッファ回路13への制御電圧VCSMのみが、送信イネーブル信号TX_ENのオン/オフによって切り替わるスイッチSW1を介して、VCSM、あるいはVSL1に切り替わる。なお、ゲート回路11の電流源トランジスタQ12,Q15,Q1には、一定の電圧VCSGが印加される場合もある。
<第4の実施例>
図5に、本発明の第4の実施例のバースト型レーザ駆動回路のゲート回路11、プリドライブ回路12n、および出力バッファ回路13を示す。本実施例は、第3の実施例におけるプリドライブ回路12nのトランジスタQ19,Q22,Q23と抵抗R21〜R23にからなる3個の電流源に、トランジスタQ24〜Q26と抵抗R24〜R26からなる3個の電流源をそれぞれ並列接続した例である。ここで、トランジスタQ19,Q22,Q23と抵抗R21〜R23にからなる3個の電流源の方が、トランジスタQ24〜Q26と抵抗R24〜R26からなる3個の電流源よりも大きな電流を流すことができるものとする。そして、大きな電流を流す電流源トランジスタQ19,Q22,Q23の制御端子をスイッチSW1に接続して、送信イネーブル信号TX_ENのオン/オフによってVCSM、あるいはVSL1に切り替える。また、小さな電流源トランジスタQ24〜Q26の制御端子には制御電圧VCSMが常時印加するようにする。
この構成ではプリドライブ回路12nの電流源の電流が送信イネーブル信号TX_ENのオン/オフによって増減するが、レーザ消光時にも電流源の電流が流れ続けるため、ゲート回路11のLow固定信号をプリドライブ回路12nによって出力バッファ回路13に伝達できる。ただし、プリドライブ回路12nの利得が小さいとLow固定の能力が劣るため、注意深い設計が必要である。
なお、電流が流れ続けることで電流源の起動の高速化が期待できるため、出力バッファ回路13にも同様に、制御電圧VCSMが常時印加する別の小電流用の電流源トランジスタと抵抗の直列回路をトランジスタQ3と抵抗R5の直列回路に並列接続してもよい。
さらに、ゲート回路11にも同様に、スイッチSW1で切り替えられる制御電圧VCSMをトランジスタQ12,Q15,Q16のベースに印加するとともに、トランジスタQ12,Q15,Q16と抵抗R14〜R16からなる3個の電流源に、トランジスタと抵抗からなる3個の小電流用の電流源をそれぞれ並列接続して、その各トランジスタに制御電圧VCSMが常時印加するようにしてもよい。
<その他の実施例>
なお、以上説明した実施例は、バイポーラプロセスによる回路を例に説明したが、もちろんCMOSプロセスによる回路においても本発明を適用可能である。また、第3、第4の実施例では、具体的な回路構成にて説明を行ったが、第1、第2の実施例で説明した動作が可能であれば他の回路構成を利用しても本発明の構成をなすことが可能である。
10:変調回路、11:ゲート回路、121〜12n:プリドライブ回路、13:出力バッファ回路
20:バイアス回路
30:APC回路

Claims (7)

  1. 入力したバーストデータ信号に応じてレーザ素子をバースト駆動する変調回路と、前記レーザ素子にバイアス電流を供給するバイアス回路とを備えるバースト型レーザ駆動回路において、
    前記変調回路は、入力するバーストデータ信号を増幅する複数段のプリドライブ回路と、該複数段のプリドライブ回路の内の最終段のプリドライブ回路の出力信号を送信イネーブル信号がオンのとき通過させオフのとき遮断するゲート回路と、該ゲート回路の出力信号に応じて前記レーザ素子をバースト駆動又は駆動停止する出力バッファ回路とを備え、かつ前記各プリドライブ回路、前記ゲート回路および前記出力バッファ回路はそれぞれ電流源を備え、
    前記出力バッファ回路の電流源の電流を調整する制御電圧および前記バイアス回路の電流源の電流を調整する制御電圧のうちの少なくとも一方を、前記送信イネーブル信号のオン時に所定の電流を出力させる第1の値に切り替え、前記送信イネーブル信号のオフ時に前記所定の電流未満の電流を流し又は完全遮断させる第2の値に切り替えるようにしたことを特徴とするバースト型レーザ駆動回路。
  2. 請求項1に記載のバースト型レーザ駆動回路において、
    前記ゲート回路と前記出力バッファ回路の間に別のプリドライブ回路を挿入したことを特徴とするバースト型レーザ駆動回路。
  3. 請求項2に記載のバースト型レーザ駆動回路において、
    前記別のプリドライブ回路の電流源を、電流量が大きな第1の電流源と電流量が小さく常時電流を流す第2の電流源の並列接続回路で構成し、前記第1の電流源を、前記送信イネーブル信号のオン時に所定の電流を出力させる第1の値に切り替え、前記送信イネーブル信号のオフ時に電流を遮断させる第2の値に切り替えるようにしたことを特徴とするバースト型レーザ駆動回路。
  4. 請求項1、2又は3に記載のバースト型レーザ駆動回路において、
    前記バッファ回路の電流源を、電流量が大きな第3の電流源と電流量が小さく常時電流を流す第4の電流源の並列接続回路で構成し、前記第3の電流源を、前記送信イネーブル信号のオン時に所定の電流を出力させる第1の値に切り替え、前記送信イネーブル信号のオフ時に電流を遮断させる第2の値に切り替えるようにしたことを特徴とするバースト型レーザ駆動回路。
  5. 請求項1、2、3又は4に記載のバースト型レーザ駆動回路において、
    前記ゲート回路の電流源を、電流量が大きな第5の電流源と電流量が小さく常時電流を流す第6の電流源の並列接続回路で構成し、前記第5の電流源を、前記送信イネーブル信号のオン時に所定の電流を出力させる第1の値に切り替え、前記送信イネーブル信号のオフ時に電流を遮断させる第2の値に切り替えるようにしたことを特徴とするバースト型レーザ駆動回路。
  6. 請求項1,2,3,4又は5に記載のバースト型レーザ駆動回路において、
    前記第1の値をVh、前記第2の値をVSLとするとき、前記Vh,VSLを、Vh>VSLの関係に設定したことを特徴とするバースト型レーザ駆動回路。
  7. 請求項6に記載のバースト型レーザ駆動回路において、
    当該電流源の動作最低電圧Vonに対して前記Vh,VSLを、Vh>Von≧VSLの関係に設定し、前記最低動作電圧Vonは、当該電流源を構成するトランジスタのベース・エミッタ間あるいはゲート・ソース間に閾値を与える電圧であることを特徴とするバースト型レーザ駆動回路。
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