JPH10282594A - 立体画像記録媒体用ホルダの支持スタンド - Google Patents

立体画像記録媒体用ホルダの支持スタンド

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JPH10282594A
JPH10282594A JP8500797A JP8500797A JPH10282594A JP H10282594 A JPH10282594 A JP H10282594A JP 8500797 A JP8500797 A JP 8500797A JP 8500797 A JP8500797 A JP 8500797A JP H10282594 A JPH10282594 A JP H10282594A
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JP8500797A
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Inventor
Makoto Iwahara
誠 岩原
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 ベース台21と、このベース台21に傾
斜角度可変に取付けた傾斜フレーム22と、立体画像記
録媒体用ホルダ1を取付けるために傾斜フレーム22の
先端に回転可能に取付けたホルダ支持部材23とから立
体画像記録媒体用ホルダ1の支持スタンド20を構成し
た。 【効果】 所定の角度に傾斜させた位置から手元でさら
に傾斜を可変して立体画像を観察することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は立体画像記録媒体用
ホルダの支持スタンドに関する。
【0002】
【従来の技術】ところで、立体画像は、かまぼこ型のレ
ンズを並べたシリンドリカル凸レンズアレイ板を介し
て、それぞれ異なった角度から記録媒体に複数の画像を
投影し、それらの画像を記録媒体に記録していく。かま
ぼこ型のレンズの焦点位置に記録媒体を置いておくこと
により、所定の態様で撮影された1枚の画像はかまぼこ
型のレンズでその焦点に収束し記録媒体に1本の線とし
ての画像を記録することになる。たとえば、シリンドリ
カル凸レンズアレイ板にN枚のレンズが並べてあるとす
れば、記録媒体にN本の線としての画像が記録されるこ
とになる。上記記録をそれぞれ異なった角度から例えば
0.5゜おきにM回記録したとすれば、1枚のレンズ毎
にM本の線としての画像が記録され、記録媒体全体で
は、N×M本の線としての画像が記録されたことにな
る。また、N枚の画像が記録できるのは、立体画像に限
らない。例えば、同じ部位の時間経過のN枚の画像を記
録したものを観察すると、視点を移動することで映画の
ように時間経過の画像を流し見ることができる。これを
簡易動画と呼ぶことにする。この簡易動画は、立体画像
ではないのでシリンドリカル凸レンズアレイ板のレンズ
の長手方向を水平にして観察する。これは、観察者の左
右の目に異なる画像が同時に見えることを避けて簡易動
画を観察するためである。
【0003】そして、記録済みの記録媒体から立体画像
や簡易動画を再現するには、記録済みの記録媒体の表面
に記録したときと同じ特性のシリンドリカル凸レンズア
レイ板を重ね、記録済みの記録媒体にライトをあて、シ
リンドリカル凸レンズアレイ板の表面から記録済みの記
録媒体を観察することにより立体画像や簡易動画を認識
できるものである。記録済みの記録媒体がバックライト
を必要とするものであれば裏面からライトを当てて観察
する。そこで、立体画像や簡易動画を観察するために、
レンズとフィルムを正確な位置に収納するホルダが必要
になる。
【0004】立体画像記録媒体用ホルダとして、例えば
実公平3−50501号公報「フイルムホルダ」が知ら
れている。この技術は、同公報第3図に示される通り、
本体31(符号は公報に記載の番号を使用した。)と、
この本体31にレンチキュラ板32及びフィルムFを挿
入するための格納部31aを設け、この格納部31aを
覆う透明の密着板33を固定具34,34´を介して本
体31に固定し、密着板33の前面に調整部基板36を
設け、この調整部基板36上に微調整ツマミ37,3
8,39及び押えネジ40,40を設け、固定具34に
密着板33の端部を押し付けるためツマミネジ35を設
けて、レンチキュラ板32及びフィルムFを収納するも
のである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、立体画像は、
異なった角度から観察する必要性があるところから、上
記技術では、フイルムホルダを所定の場所に固定して、
観察者が目的の画像が観察できる位置に移動する必要が
あり、はなはだ不便である。また、目的の画像を観察す
るために、フイルムホルダを両手で保持して観察したの
では、長時間の観察には耐えることができず、十分な観
察の効果をあげることができない。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明者は、立体画像記録媒体用ホルダを所定の方
向に回転させるための機能を付加すればよいことに着目
し、立体画像記録媒体用ホルダのための支持スタンドを
発明するに至った。具体的には、請求項1は、それぞれ
異なった態様で撮影された複数の画像を記録した記録媒
体に、かまぼこ型のレンズを並べたシリンドリカル凸レ
ンズアレイ板を重ね立体画像を浮き上がらせるときに、
記録媒体とシリンドリカル凸レンズアレイ板とを挟持す
る立体画像記録媒体用ホルダを支持する支持スタンドに
おいて、この支持スタンドは、ベース台と、このベース
台に傾斜角度可変に取付けた傾斜フレームと、立体画像
記録媒体用ホルダを取付けるために傾斜フレームの先端
に回転可能に取付けたホルダ支持部材とから立体画像記
録媒体用ホルダの支持スタンドを構成した。
【0007】立体画像記録媒体用ホルダをベース台に対
し所定の角度に設定する。傾斜フレームの先端にホルダ
支持部材を回転可能に取付けて、立体画像記録媒体用ホ
ルダを回転する。従って、所定の角度に傾斜させた位置
から手元でさらに傾斜を可変して立体画像や簡易動画を
観察することができる。
【0008】請求項2は、傾斜フレームを、ベース台に
水平旋回可能に取付けたことを特徴とする。傾斜フレー
ムを、ベース台に水平旋回可能に取付けたので、立体画
像記録媒体用ホルダを所定の位置に旋回させて立体画像
や簡易動画を観察することができる。
【0009】請求項3は、立体画像記録媒体用ホルダ
を、傾斜フレームに少なくとも90゜回転可能に取付け
たことを特徴とする。立体画像記録媒体用ホルダを、傾
斜フレームに少なくとも90゜回転可能に取付けたの
で、支持スタンドに立体画像記録媒体用ホルダを取付け
たままで、縦と横を回転させて立体画像や簡易動画を1
台の支持スタンドで観察することができる。
【0010】請求項4は、傾斜フレームを旋回するため
の第1駆動部をベース台に設け、ホルダ支持部材を回転
するために第2駆動部を傾斜フレームに設け、これらの
第1・第2駆動部を制御ユニットで制御するようにした
ことを特徴とする。傾斜フレームを旋回するための第1
駆動部をベース台に設け、ホルダ支持部材を回転するた
めの第2駆動部を傾斜フレームに設け、これらの第1・
第2駆動部を制御ユニットで制御するようにしたので、
支持スタンドを遠隔操作が可能となり、離れた位置から
立体画像や簡易動画を観察できる。
【0011】請求項5は、立体画像記録媒体用ホルダの
リアパネルを支持したことを特徴とする。立体画像記録
媒体用ホルダのリアパネルのみを支持したので、立体画
像記録媒体用ホルダを取付けたままで、記録媒体の交換
をすることができる。
【0012】請求項6は、ホルダ支持部材にバックライ
トを備えたことを特徴とする。ホルダ支持部材にバック
ライトを備えたので、バックライトを当てて鮮明に立体
画像や簡易動画を表示させることができる。
【0013】請求項7は、それぞれ異なった態様で撮影
された複数の画像を記録した記録媒体に、かまぼこ型の
レンズを並べたシリンドリカル凸レンズアレイ板を重ね
立体画像を浮き上がらせるときに、記録媒体とシリンド
リカル凸レンズアレイ板とを挟持する立体画像記録媒体
用ホルダを支持する支持スタンドにおいて、この支持ス
タンドを、ベース台と、このベース台に傾斜角度可変に
取付けた傾斜フレームと、立体画像記録媒体用ホルダを
取付けるために傾斜フレームの先端に回転可能に取付け
たホルダ支持部材と、このホルダ支持部材を所定の位置
に止めるブレーキ機構とから立体画像記録媒体用ホルダ
の支持スタンドを構成した。支持スタンドは、ベース台
と、このベース台に傾斜角度可変に取付けた傾斜フレー
ムと、立体画像記録媒体用ホルダを取付けるために傾斜
フレームの先端に回転可能に取付けたホルダ支持部材
と、このホルダ支持部材を所定の位置に止めるブレーキ
機構とから構成したので、任意の位置にホルダ支持部材
を止めて立体画像や簡易動画を観察することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る支持スタンドに取付け
る立体画像記録媒体用ホルダの斜視図である。立体画像
記録媒体用ホルダ1は、フロントパネル2と、このフロ
ントパネル2に軸3を介して開閉自在に連結したリヤパ
ネル4と、軸3で同軸に支持したフィルム押え部材5か
らなる。フロントパネル2は、フロントパネル本体6
と、このフロントパネル本体6に取付けたシリンドリカ
ル凸レンズアレイ板7とからなり、フロントパネル本体
6は、開口部6aを備える。リヤパネル4は、透光性の
リヤパネル本体8と、このリヤパネル本体8に取り付け
た透光性弾性部材9とからなり、リヤパネル本体8は、
透光面8aを備える。
【0015】フィルム押え部材5は、軸3で同軸に支持
した支持部11と、この支持部11から延ばした押えア
ーム12と、この押えアーム12の先端に取り付けたフ
ィルム押え13と、リヤパネル本体8と押えアーム12
との間に掛け渡したトーションばね14とからなる。シ
リンドリカル凸レンズアレイ板7は、記録媒体16の孔
16a及び長孔16bに嵌合して位置決めするための位
置決めピン7a,7aを備え、透光性弾性部材9は、そ
の表面の滑りを改善するためのシート17を備える。1
3a,13aは、位置決めピン7a,7aの逃げ孔であ
る。なお、シリンドリカル凸レンズアレイ板7は、パネ
ル本体6に固定した立体画像を観察するための専用のレ
ンズ板であり、位置決めピン7a,7aに記録媒体16
の孔16a及び長孔16bに嵌合することで、記録媒体
16に記録したときのシリンドリカル凸レンズアレイ板
(不図示)との位置関係に再現されるものである。
【0016】図2は本発明に係る支持スタンド(第1実
施例)の斜視図である。支持スタンド20は、ベース台
21と、このベース台21に傾斜角度可変に取付けた傾
斜フレーム22と、この傾斜フレーム22の先端に回転
可能に取付けたホルダ支持部材23とからなる。
【0017】図3は本発明に係る支持スタンド(第1実
施例)の側面図である。ベース台21は、ベース台本体
25と、このベース台本体25に回転可能に取付けた回
転台26とからなる。ベース台本体25は、回転台26
を回転自在に支持するための軸受25aを備える。回転
台26は、傾斜フレーム22を回転自在に支持する支持
軸26aと、傾斜フレーム22を保持するためのストッ
パ部26b,26b(一方不図示)と、軸受25aに嵌
合する回転軸26cとからなる。
【0018】傾斜フレーム22は、2本の傾斜フレーム
本体27,27(一方不図示)と、これらの傾斜フレー
ム本体27,27を支えるフレームステイ28と、ホル
ダ支持部材23を所定の位置に止めるストッパ部材29
からなる。傾斜フレーム本体27は、一端に設けられ支
持軸26aに嵌合させた支持部27aと、他端に設られ
ホルダ支持部材23を回転可能に保持する保持部27b
と、フレームステイ28を連結する連結部27cとから
なる。コ字型のフレームステイ28は、両端部を連結部
27cに回転自在に取付けた両辺28a,28aと、こ
れらの両辺28a,28a(一方不図示)とつながる一
辺28bとからなり、一辺28bをストッパ部26b,
26b(一方不図示)に嵌合して傾斜フレーム本体27
を支えるものである。
【0019】ホルダ支持部材23は、ホルダ支持部本体
31と、このホルダ支持部本体31に回転可能に取付け
たホルダ支持枠32とからなる。ホルダ支持部本体31
は、ハウジング33と、このハウジング33に収納した
バックライトとしての蛍光灯34…(…は複数個を示
す。以下同じ。)と、ハウジング33の前面に取付けた
ガラス35と、このガラス35に取り付けた白色フィル
タ36とからなる。ホルダ支持枠32は、立体画像記録
媒体用ホルダ1を位置決めするコーナ枠32a…(2個
のみ図示)と、ホルダ支持部本体31に嵌合する回転部
32bとからなる。ハウジング33は、保持部27bに
回転自在に取付けるための回転軸33a,33a(一方
不図示)と、ホルダ支持部材23を回転するためのハン
ドル33bと、回転部32bを支持した支持部33cと
を備える。
【0020】図4は本発明に係る支持スタンド(第1実
施例)の正面図である。ベース台21は、ベース台本体
25に回転台26を回転可能に取付けたので、立体画像
記録媒体用ホルダ1は旋回可能であること示す。ホルダ
支持部材23は、ホルダ支持部本体31にホルダ支持枠
32を回転可能に取付けたので、立体画像記録媒体用ホ
ルダ1を回転可能に支持したことを示す。また、ホルダ
支持部材23は、傾斜フレーム22に対して回転可能に
取り付けたので、立体画像記録媒体用ホルダ1の角度を
可変できることを示す。
【0021】以上述べたの支持スタンド20の作用を次
に説明する。図5(a)〜(c)は本発明に係る支持ス
タンド(第1実施例)の作用説明図(前半)である。
(a)は、フレームステイ28を矢印の如くシフトす
ると、傾斜フレーム22は傾斜角θ1が小さくなること
を示す。傾斜角θ1の設定は、立体画像を観察するとき
にホルダ支持部材23の水平面に対する傾斜角θ1を初
期設定するものである。(b)は、ハンドル33bを矢
印の如く振ることにより、水平面に対する傾斜角θ2
を可変できることを示す。ホルダ支持部材23の重心
は、ハンドル33bにあるためハンドル33cから手を
離せば、ホルダ支持部材23は自然にストッパ部材29
に当り静止することを示す。(c)は、回転台26を矢
印の如く回転することで、ホルダ支持部材23が水平
旋回することを示す。
【0022】図6(a),(b)は本発明に係る支持ス
タンド(第1実施例)の作用説明図(後半)であり、観
察者(不図示)の側から支持スタンド20を説明するも
のである。(a)は、回転台26を矢印の如く回転さ
せると、立体画像記録媒体用ホルダ1は矢印に示す方
向に回転することを示す。立体画像記録媒体用ホルダ1
も矢印に示す方向に回転するので、正面に位置する観
察者(不図示)は移動することなく立体画像の観察が可
能であることを示す。(b)は、ホルダ支持枠32とと
もに矢印に示す如く立体画像記録媒体用ホルダ1を9
0゜回転したことを示す。この状態で矢印に示す如く
ホルダ支持部材23を回転すると、立体画像記録媒体用
ホルダ1も矢印に示す方向に回転するので、正面に位
置する観察者(不図示)は移動することなく、簡易動画
の観察が可能であることを示す。
【0023】図7は本発明に係る支持スタンド(第2実
施例)の側面図であり、第1実施例の支持スタンド20
の変形例を示す。なお、第1実施例で示した支持スタン
ド20と同一部品については符号を流用し詳細な説明は
省略する。支持スタンド40は、ベース台21と、この
ベース台21に傾斜角度可変に取付けた傾斜フレーム4
2と、この傾斜フレーム42の先端に回転可能に取付け
たホルダ支持部材23とからなる。傾斜フレーム42
は、傾斜フレーム本体43,43(一方不図示)と、こ
れらの傾斜フレーム本体43,43を支えるフレームス
テイ28と、一方の傾斜フレーム本体43とホルダ支持
部材23との間に掛け渡したトーションばね44とから
なる。傾斜フレーム本体43は、支持軸26aに嵌合さ
せた支持部43aと、ホルダ支持部材23を回転可能に
保持する保持部47bと、フレームステイ28を連結す
る連結部43cと、ホルダ支持部材23を止めるストッ
パ部43dとを備える。支持スタンド40は、ハンドル
33bを操作することでホルダ保持部材23を傾斜角θ
3に示す範囲で可変した後、ハンドル33bを離すこと
によりホルダ保持部材23を所定の位置に戻すようにし
たものである。
【0024】図8は本発明に係る支持スタンド(第3実
施例)の側面図であり、第1実施例の支持スタンド20
の変形例を示す。なお、第1実施例で示した支持スタン
ド20と同一部品については符号を流用し詳細な説明は
省略する。支持スタンド50は、ベース台21と、この
ベース台21に傾斜角度可変に取付けた傾斜フレーム2
2と、この傾斜フレーム22の先端に回転可能に取付け
たホルダ支持部材23と、これらの傾斜フレーム22と
ホルダ支持部材23との間に付加したブレーキ機構51
とからなる。
【0025】ブレーキ機構51は、ハウジング33の回
転軸33aに固定したつめ車52と、このつめ車52に
嵌合させたラチェット53と、このラチェット53を押
す圧縮ばね54と、ラチェット53を作動させるラチェ
ットレバー55とからなり、ラチェットレバー55をハ
ンドル33bに連動させたものである。支持スタンド5
0は、ブレーキ機構51を付加することで、ホルダ支持
部材23を任意の角度に保持することを可能にしたもの
である。
【0026】図9は本発明に係る支持スタンド(第4実
施例)の側面図であり、第1実施例の支持スタンド20
の変形例を示す。なお、第1実施例で示した立体画像記
録媒体用ホルダ1と同一部品については符号を流用し詳
細な説明は省略する。支持スタンド60は、ベース台2
1と、このベース台21に傾斜角度可変に取付けた傾斜
フレーム22と、この傾斜フレーム22の先端に回転可
能に取付けたホルダ支持部材23と、傾斜フレーム22
を水平旋回させるための第1駆動部61と、ホルダ支持
部材23を回転するための第2駆動部62と、これらの
第1・第2駆動部を制御する制御ユニット63とからな
る。
【0027】支持スタンド60は、ベース台21に傾斜
フレーム22を水平旋回させるための第1駆動部61を
設け、傾斜フレーム22にホルダ支持部材23を回転す
るために第2駆動部62を設け、これらの第1・第2駆
動部を制御する制御ユニット63を設けたので、支持ス
タンド60の遠隔操作が可能である。
【0028】図10は本発明に係る支持スタンド(第5
実施例)の斜視図であり、第1実施例の支持スタンド2
0の変形例を示す。なお、第1実施例で示した支持スタ
ンド20と同一部品については符号を流用し詳細な説明
は省略する。支持スタンド70は、ベース台21と、こ
のベース台21に傾斜角度可変に取付けた傾斜フレーム
22と、この傾斜フレーム22の先端に回転可能に取付
けたホルダ支持部材73とからなる。ホルダ支持部材7
3は、ホルダ支持部本体74と、このホルダ支持部本体
74に回転可能に取付けたホルダ支持枠75とからな
る。ホルダ支持枠75は、リヤパネル4のみを支持しフ
ロントパネル2を開閉可能に取付けたものである。従っ
て、支持スタンド70は、立体画像記録媒体用ホルダ1
を取付けたままで、記録媒体16の交換をすることがで
きる。また、支持スタンド70は、リヤパネル4のみを
支持する場合には、立体画像記録媒体用ホルダ1と支持
スタンド70を一体化することもできる。
【0029】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、それぞれ異なった態様で撮影された
複数の画像を記録した記録媒体に、かまぼこ型のレンズ
を並べたシリンドリカル凸レンズアレイ板を重ね立体画
像を浮き上がらせるときに、記録媒体とシリンドリカル
凸レンズアレイ板とを挟持する立体画像記録媒体用ホル
ダを支持する支持スタンドにおいて、この支持スタンド
は、ベース台と、このベース台に傾斜角度可変に取付け
た傾斜フレームと、立体画像記録媒体用ホルダを取付け
るために傾斜フレームの先端に回転可能に取付けたホル
ダ支持部材とから立体画像記録媒体用ホルダの支持スタ
ンドを構成したので、所定の角度に傾斜させた位置から
手元でさらに傾斜を可変して立体画像や簡易動画を観察
することができる。
【0030】請求項2は、傾斜フレームを、ベース台に
水平旋回可能に取付けたので、立体画像記録媒体用ホル
ダを所定の位置に旋回させて立体画像や簡易動画を観察
することができる。
【0031】請求項3は、立体画像記録媒体用ホルダ
を、傾斜フレームに少なくとも90゜回転可能に取付け
たので、支持スタンドに立体画像記録媒体用ホルダを取
付けたままで、縦と横を回転させて立体画像や簡易動画
を1台の支持スタンドで観察することができる。
【0032】請求項4は、傾斜フレームを旋回するため
の第1駆動部をベース台に設け、ホルダ支持部材を回転
するために第2駆動部を傾斜フレームに設け、これらの
第1・第2駆動部を制御ユニットで制御するようにした
ので、支持スタンドを遠隔操作が可能となり、離れた位
置から立体画像や簡易動画を観察できる。
【0033】請求項5は、立体画像記録媒体用ホルダの
リアパネルを支持したことを特徴とする。立体画像記録
媒体用ホルダのリアパネルのみを支持したので、立体画
像記録媒体用ホルダを取付けたままで、記録媒体の交換
をすることができる。
【0034】請求項6は、ホルダ支持部材にバックライ
トを備えたことを特徴とする。ホルダ支持部材にバック
ライトを備えたので、バックライトを当てて鮮明に立体
画像や簡易動画を表示させることができる。
【0035】請求項7は、それぞれ異なった態様で撮影
された複数の画像を記録した記録媒体に、かまぼこ型の
レンズを並べたシリンドリカル凸レンズアレイ板を重ね
立体画像を浮き上がらせるときに、記録媒体とシリンド
リカル凸レンズアレイ板とを挟持する立体画像記録媒体
用ホルダを支持する支持スタンドにおいて、この支持ス
タンドを、ベース台と、このベース台に傾斜角度可変に
取付けた傾斜フレームと、立体画像記録媒体用ホルダを
取付けるために傾斜フレームの先端に回転可能に取付け
たホルダ支持部材と、このホルダ支持部材を所定の位置
に止めるブレーキ機構とから立体画像記録媒体用ホルダ
の支持スタンドを構成した。支持スタンドは、ベース台
と、このベース台に傾斜角度可変に取付けた傾斜フレー
ムと、立体画像記録媒体用ホルダを取付けるために傾斜
フレームの先端に回転可能に取付けたホルダ支持部材
と、このホルダ支持部材を所定の位置に止めるブレーキ
機構とから構成したので、任意の位置にホルダ支持部材
を止めて立体画像や簡易動画を観察することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る支持スタンドに取付ける立体画像
記録媒体用ホルダの斜視図
【図2】本発明に係る支持スタンド(第1実施例)の斜
視図
【図3】本発明に係る支持スタンド(第1実施例)の側
面図
【図4】本発明に係る支持スタンド(第1実施例)の正
面図
【図5】本発明に係る支持スタンド(第1実施例)の作
用説明図(前半)
【図6】本発明に係る支持スタンド(第1実施例)の作
用説明図(後半)
【図7】本発明に係る支持スタンド(第2実施例)の側
面図
【図8】本発明に係る支持スタンド(第3実施例)の側
面図
【図9】本発明に係る支持スタンド(第4実施例)の側
面図
【図10】本発明に係る支持スタンド(第5実施例)の
斜視図
【符号の説明】
1…立体画像記録媒体用ホルダ、4…リヤパネル、7…
シリンドリカル凸レンズアレイ板、16…記録媒体、2
0,40,50,60,70…支持スタンド、21…ベ
ース台、22…傾斜フレーム、23,73…ホルダ支持
部材、34…バックライト(蛍光灯)、51…ブレーキ
機構、61…第1駆動部、62…第2駆動部、63…制
御ユニット。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ異なった態様で撮影された複数
    の画像を記録した記録媒体に、かまぼこ型のレンズを並
    べたシリンドリカル凸レンズアレイ板を重ね立体画像を
    浮き上がらせるときに、前記記録媒体と前記シリンドリ
    カル凸レンズアレイ板とを挟持する立体画像記録媒体用
    ホルダを支持する支持スタンドにおいて、 この支持スタンドは、ベース台と、このベース台に傾斜
    角度可変に取付けた傾斜フレームと、立体画像記録媒体
    用ホルダを取付けるために前記傾斜フレームの先端に回
    転可能に取付けたホルダ支持部材とからなることを特徴
    とした立体画像記録媒体用ホルダの支持スタンド。
  2. 【請求項2】 前記傾斜フレームを、ベース台に水平旋
    回可能に取付けたことを特徴とする請求項1記載の立体
    画像記録媒体用ホルダの支持スタンド。
  3. 【請求項3】 前記立体画像記録媒体用ホルダを、傾斜
    フレームに少なくとも90゜回転可能に取付けたことを
    特徴とする請求項1又は請求項2記載の立体画像記録媒
    体用ホルダの支持スタンド。
  4. 【請求項4】 前記傾斜フレームを旋回するための第1
    駆動部をベース台に設け、前記ホルダ支持部材を回転す
    るために第2駆動部を傾斜フレームに設け、これらの第
    1・第2駆動部を制御ユニットで制御するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載の
    立体画像記録媒体用ホルダの支持スタンド。
  5. 【請求項5】 前記立体画像記録媒体用ホルダのリアパ
    ネルを支持したことを特徴とする請求項1〜請求項4の
    いずれか1項記載の立体画像記録媒体用ホルダの支持ス
    タンド。
  6. 【請求項6】 前記ホルダ支持部材は、バックライトを
    備えたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか
    1項記載の立体画像記録媒体用ホルダの支持スタンド。
  7. 【請求項7】 それぞれ異なった態様で撮影された複数
    の画像を記録した記録媒体に、かまぼこ型のレンズを並
    べたシリンドリカル凸レンズアレイ板を重ね立体画像を
    浮き上がらせるときに、前記記録媒体と前記シリンドリ
    カル凸レンズアレイ板とを挟持する立体画像記録媒体用
    ホルダを支持する支持スタンドにおいて、 この支持スタンドは、ベース台と、このベース台に傾斜
    角度可変に取付けた傾斜フレームと、立体画像記録媒体
    用ホルダを取付けるために前記傾斜フレームの先端に回
    転可能に取付けたホルダ支持部材と、このホルダ支持部
    材を所定の位置に止めるブレーキ機構とからなることを
    特徴とする立体画像記録媒体用ホルダの支持スタンド。
JP8500797A 1997-04-03 1997-04-03 立体画像記録媒体用ホルダの支持スタンド Pending JPH10282594A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004198971A (ja) * 2002-12-20 2004-07-15 Namco Ltd 立体視用表示装置及び立体視用表示方法

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