JP2663911B2 - フィルムマウント保持機構 - Google Patents

フィルムマウント保持機構

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JP2663911B2
JP2663911B2 JP7086676A JP8667695A JP2663911B2 JP 2663911 B2 JP2663911 B2 JP 2663911B2 JP 7086676 A JP7086676 A JP 7086676A JP 8667695 A JP8667695 A JP 8667695A JP 2663911 B2 JP2663911 B2 JP 2663911B2
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惣一 池田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスライドフィルムマウン
トに収納されたスライドフィルム原稿の画像読取装置あ
るいはスライドフィルム映写機等のスライドフィルム原
稿保持機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のスライドフィルム原稿保
持機構は、図4に示すような構造が一般的であった。即
ち、スライドフィルム原稿42をマウント44に収めた
状態で、採光窓48が設けられた原稿載置部46に押え
バネ50を介して保持されるものである。
【0003】ところで、上記の従来例では、スライドフ
ィルム原稿42を(マウント44ごと)傾けて設置する
ことは考慮されていなかった。このため、スライドフィ
ルム原稿を傾けて設置しようとした場合、図5に示す様
に押えバネ50で保持できる範囲でマウント44の当接
部を変更して設置していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法ではスライドフィルム原稿の移動範囲が限定され、傾
けた際の位置出しが困難であるという問題がある。これ
は、実際にスライドフィルム原稿を傾けた状態で画像読
取り等の作業を行う場合や、間違ってスライドフィルム
原稿がマウントに傾いて収納されているものを補正する
必要が生じた場合などに、操作性が極めて悪い欠点とな
る。
【0005】さらに、図5のような場合には、スライド
フィルム原稿42の画像部分が採光窓48からはみ出し
てしまうため、画像読取りや映写等の作業が行えない問
題が生ずる。そこで、本発明はこの様な従来の問題点に
鑑みて成されたもので、スライドフィルム原稿を任意の
角度で、且つ、ある角度範囲において連続的に回転可能
なスライドフィルム原稿保持機構を提供する事を目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1のフィルムマウント保持機構は、採光窓(5)を有
した支持板(1)と、フィルム原稿(4)が取付けられる円弧
曲面状の凹部を有している原稿案内部材(2)と、支持板
(1)の採光窓(5)の外側に配置され、フィルムマウントを
支持板(1)に押さえ付けるバネとを有す。そして、フィ
ルムマウントの二つの角部が原稿案内部材(2)と接する
と、フィルム原稿(4)は採光窓(5)の位置にくることを特
徴とする。
【0007】
【作用】本発明は上記のように構成されているため、ス
ライドフィルムマウントの前記角部2ケ所が、支持部の
円弧曲面状の凹面に同時に接して摺動する事により、前
記円弧曲面状の凹面の中心若しくはその周辺をおおむね
の回転の中心として前記スライドフィルム原稿を回動さ
せることができる。
【0008】ここで、前記支持部は原稿載置部と一体に
設けられたものでも、別部材として付加されたものでも
良い。以下、実施例を通じ本発明をさらに詳しく説明す
る。
【0009】
【実施例】図1〜図3は、本発明の一実施例にかかるス
ライドフィルム原稿(マウント)保持機構を示してい
る。図において、採光窓5が設けられた原稿支持板1に
は、原稿案内板2が取り付けられ、原稿押さえバネ3に
よりマウント4に収納されたスライドフィルム原稿を原
稿支持板1に押さえ付けて保持する。
【0010】原稿案内板2は、マウント4の下部の隣り
合う二つの角部に外周部から同時に接する円弧曲面状の
凹面部を有しており、マウント4はその隣り合う2つの
角部を前記原稿案内板2の凹面部に接した状態で摺動す
る。これにより、マウント4は例えばマウント4’の状
態に移動し、スライドフィルム原稿が回動可能となる。
【0011】ここで、本実施例の原稿案内板2の円弧曲
面状の凹面部は、市販のスライドフィルムマウントの外
形サイズに対応させて設計されているが、凹面部の内周
は円弧曲面に限定されるものではなく、マウントがスム
ーズに摺動できるような曲面であればよい。また、本実
施例では採光窓5が円形に形成されているが、当該形状
に限定されるものではなく、従来の略四角形状の採光窓
を有する原稿保持部にも、前記原稿案内板2等を設ける
ことで簡単に製作できる利点がある。
【0012】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、スラ
イドフィルム原稿を回転可能に設置出来、スライドフィ
ルム原稿利用の自由度が広がる効果がある。また、複雑
な構造を必要としない為、製作に係るコストを低く抑え
ることが可能であり、さらには従来技術に対する簡単な
改造で作成できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図3】図2におけるA−A断面図である。
【図4】従来技術のスライドフィルム原稿保持機構を示
す正面図である。
【図5】従来技術のスライドフィルム原稿保持機構にて
原稿を傾けて保持した状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 原稿支持板 2 原稿案内板 3 原稿押さえバネ 4 スライドフィルムマウント 5 照明光採光窓

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルム原稿の画像を見るための採光窓
    を有した支持板と、 前記フィルム原稿が取付けられる円弧曲面状の凹部を有
    している原稿案内部材と、 前記支持板の採光窓の外側に配置され、フィルムマウン
    トを前記支持板に押さえ付けるバネとを有し、 前記原稿案内部材は、前記フィルムマウントの二つの角
    部が原稿案内部材と接すると、フィルム原稿が前記採光
    窓の位置にくるように配置されることを特徴とするフィ
    ルムマウント保持機構。
  2. 【請求項2】 前記採光窓が円形状であることを特徴と
    する請求項1に記載のフィルムマウント保持機構。
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