JPH10282344A - 巻付型光ファイバケーブルの巻付け方法 - Google Patents
巻付型光ファイバケーブルの巻付け方法Info
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- JPH10282344A JPH10282344A JP8809197A JP8809197A JPH10282344A JP H10282344 A JPH10282344 A JP H10282344A JP 8809197 A JP8809197 A JP 8809197A JP 8809197 A JP8809197 A JP 8809197A JP H10282344 A JPH10282344 A JP H10282344A
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- Japan
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Abstract
ケーブルを螺旋状に巻付ける作業を行うと、巻付機の重
さで架空線に伸びが生じ、巻付機を取り外した後に、巻
き付けた光ファイバケーブルに緩みが生じてしまうとい
う問題があった。 【解決手段】架設されている架空線20に巻付機40を
走行させて架空線20の外周に光ファイバケーブル30
を螺旋状に巻付けてなる巻付型光ファイバケーブルの巻
付け方法において、巻付機40の重量によって架空線2
0に生じる伸び以上の伸びを光ファイバケーブル30に
生じさせた状態で光ファイバケーブル30を架空線20
に巻付けることを特徴とする巻付型光ファイバケーブル
の巻付け方法である。
Description
ケーブルの巻付け方法に関するものである。
架空配電線等)の外周に光ファイバケーブルを螺旋状に
巻付けてなる巻付型光ファイバケーブルが知られてい
る。この巻付型光ファイバケーブルは、架設されている
架空線の外周に光ファイバケーブルを螺旋状に巻付ける
のみでよいので、実施が容易であるという利点がある。
光ファイバケーブルを螺旋状に巻付けるには、架設され
ている架空線に巻付機を走行させることによって行って
いる。巻付機は、ボビン巻きした光ファイバケーブル、
架空線を走行する走行ローラ、該走行ローラを駆動する
駆動装置等を備えており、約150kgと非常に重い。
重い巻付機を使用して、架空線の外周に光ファイバケー
ブルを螺旋状に巻付ける作業を行うと、巻付機の重さで
架空線に伸びが生じる。このように、伸びが生じた架空
線に光ファイバケーブルを螺旋状に巻き付けると、巻付
機を取り外した後に、光ファイバケーブルに緩みが生じ
てしまうという問題があった。すなわち、巻付機を取り
外すと、伸びが生じていた架空線の伸びが無くなるの
で、光ファイバケーブルが緩んでしまうものである。光
ファイバケーブルに緩みが生じると、風等によって光フ
ァイバケーブルに繰り返し振動等が生じ、このために光
ファイバケーブルが損傷するという問題があるので、光
ファイバケーブルの緩みを防止する必要がある。
した巻付型光ファイバケーブルの巻付け方法を提供する
ものであり、架設されている架空線に巻付機を走行させ
て架空線の外周に光ファイバケーブルを螺旋状に巻付け
てなる巻付型光ファイバケーブルの巻付け方法におい
て、巻付機の重量によって架空線に生じる伸び以上の伸
びを光ファイバケーブルに生じさせた状態で光ファイバ
ケーブルを架空線に巻付けることを特徴とする巻付型光
ファイバケーブルの巻付け方法である。
線に生じる伸び以上の伸びを光ファイバケーブルに生じ
させた状態で光ファイバケーブルを架空線に巻付ける
と、巻付機を取り外した後に架空線の伸びが無くなって
も、光ファイバケーブルが緩まない。すなわち、巻付機
を取外して架空線の伸びが無くなった際、光ファイバケ
ーブルの伸びも少なくなるが、光ファイバケーブルの伸
びは架空線の伸びよりも大きいので、光ファイバケーブ
ルには伸びを元に戻そうとする力、すなわち張力が残存
している状態となっている。このために、架空線の伸び
が無くなっても、光ファイバケーブルが緩まないもので
ある。なお、光ファイバケーブルに生じさせる伸びの上
限は、光ファイバケーブルに損傷を与えない範囲で適宜
選定するものである。
に説明する。図1は本発明に係る巻付型光ファイバケー
ブルの巻付け方法を実施するための説明図である。
線20例えば架空地線が架設されている。今、この架空
線20に光ファイバケーブル30を巻付ける場合につい
て説明する。まず、鉄塔10付近の架空線20に巻付機
40を取付ける。巻付機40には図示していないが、架
空線20上を走行するローラ、該ローラを駆動する駆動
装置、光ファイバケーブルを巻き付けたボビン等が搭載
されている。
行させることによって、架空線の外周に光ファイバケー
ブル30を螺旋状に巻き付けるのであるが、本発明にお
いては、光ファイバケーブル30に所定の張力を与えて
光ファイバケーブルを伸ばし、該伸ばした光ファイバケ
ーブル30を架空線の外周に螺旋状に巻き付けるように
したものである。光ファイバケーブル30を伸ばす量
は、巻付機40の重量によって架空線20に生じる伸び
以上とするものである。例えば巻付機40の重量によっ
て架空線20に生じる伸びがB%である場合、光ファイ
バケーブルにはB%以上の伸びを生じさせるものであ
る。図2に示すように、光ファイバケーブルにB%以上
の伸びを生じさせるには、A(kg)以上の張力を光フ
ァイバケーブル30に与えながら光ファイバケーブル3
0を巻き付ければよいものである。光ファイバケーブル
30にA(kg)以上の張力を与えるには、例えば光フ
ァイバケーブルを巻き付けたボビンにブレーキ力を加え
てボビンの回転を制御することによって行うものであ
る。なお、上記のように、光ファイバケーブル30に生
じさせる伸びの上限は、光ファイバケーブル30に損傷
を与えない範囲で適宜選定するものである。
mm2 の架空地線を架設し、該架空地線に総重量約15
0kgの巻付機を取付けて光ファイバケーブルを巻き付
けた。架空地線は約0.068%伸びるので、該伸びよ
り大きな伸び(0.07%)を光ファイバケーブルに与
えるために光ファイバケーブルに約7.8kgの張力を
加えながら光ファイバケーブル巻き付けた。その後巻付
機を取外した。その結果、光ファイバケーブルは緩むこ
となく架空地線に巻付いていた。
ァイバケーブルの巻付け方法は、架設されている架空線
に巻付機を走行させて架空線の外周に光ファイバケーブ
ルを螺旋状に巻付けてなる巻付型光ファイバケーブルの
巻付け方法において、巻付機の重量によって架空線に生
じる伸び以上の伸びを光ファイバケーブルに生じさせた
状態で光ファイバケーブルを架空線に巻付けることを特
徴とする巻付型光ファイバケーブルの巻付け方法である
ので、光ファイバケーブルは、架空線から巻付機を取外
した後も緩むことなく架空地線に巻付いている。したが
って光ファイバケーブルは風等による繰り返し振動を受
けることなく、光ファイバケーブルの損傷を防止するこ
とができる。
け方法の説明図。
図。
Claims (1)
- 【請求項1】 架設されている架空線に巻付機を走行さ
せて架空線の外周に光ファイバケーブルを螺旋状に巻付
けてなる巻付型光ファイバケーブルの巻付け方法におい
て、巻付機の重量によって架空線に生じる伸び以上の伸
びを光ファイバケーブルに生じさせた状態で光ファイバ
ケーブルを架空線に巻付けることを特徴とする巻付型光
ファイバケーブルの巻付け方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8809197A JP3155724B2 (ja) | 1997-04-07 | 1997-04-07 | 巻付型光ファイバケーブルの巻付け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8809197A JP3155724B2 (ja) | 1997-04-07 | 1997-04-07 | 巻付型光ファイバケーブルの巻付け方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10282344A true JPH10282344A (ja) | 1998-10-23 |
JP3155724B2 JP3155724B2 (ja) | 2001-04-16 |
Family
ID=13933207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8809197A Expired - Lifetime JP3155724B2 (ja) | 1997-04-07 | 1997-04-07 | 巻付型光ファイバケーブルの巻付け方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3155724B2 (ja) |
-
1997
- 1997-04-07 JP JP8809197A patent/JP3155724B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3155724B2 (ja) | 2001-04-16 |
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