JP3155731B2 - 架空線巻付け型又は縦添え型光ケーブルのジャンパー装置 - Google Patents
架空線巻付け型又は縦添え型光ケーブルのジャンパー装置Info
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- JP3155731B2 JP3155731B2 JP28889697A JP28889697A JP3155731B2 JP 3155731 B2 JP3155731 B2 JP 3155731B2 JP 28889697 A JP28889697 A JP 28889697A JP 28889697 A JP28889697 A JP 28889697A JP 3155731 B2 JP3155731 B2 JP 3155731B2
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- protective tube
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- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
又は架空送電線等)に巻き付けられた又は縦添えされた
光ケーブルの、架空線支持部におけるジャンパー装置に
関するものである。
図4に示す。図において、1は架空地線、3は架空地線
1の引留クランプ、5は鉄塔(アーム先端部又は頂部
等)、7は架空地線1に巻き付けられた光ケーブルであ
る。鉄塔5の両側の架空地線1には、補強線入り保護管
9の両端が端末固定金具11により固定されている。補
強線入り保護管9はこの状態でたるみを有している。架
空地線1に巻き付けられた光ケーブル7は補強線入り保
護管9の中を通って、鉄塔5の一方の側から他方の側へ
渡るようになっている。
に示すように補強線13に被覆したクロロプレンゴムで
パイプ部15を形成し、パイプ部15に光ケーブル7を
収容するための切り割り17を形成したものである。補
強線入り保護管9の中空部の内径は、その中で光ケーブ
ル7にたるみを持たせられるように、光ケーブル7の外
径よりかなり大きく設定されている。
入り保護管を上記のような構成にしておいても、作業者
のスキルがまちまちであるため、補強線入り保護管内の
光ケーブルに張力がかかった状態に施工されてしまう場
合がある。例えば架空線に荷重がかかり引留点が下がっ
ているときに、光ケーブルにたるみを入れずにジャンパ
ー装置を形成すると、荷重除去後に光ケーブルに張力が
かかり、極端な場合には光ケーブルが補強線入り保護管
から飛び出すことがある。また光ケーブルが補強線入り
保護管内にたるみのない状態で曲がりの内側を通るよう
に収納されると、補強線入り保護管の長さよりその中の
光ケーブルの長さの方が若干短くなるので、架空線の温
度変化や風による横振れ等により補強線入り保護管内の
光ケーブルに無理な張力がかかって、ロス増が発生しや
すい。
み、作業者のスキルによるバラツキをなくし、補強線入
り保護管内の光ケーブルに無理な張力がかからないよう
にした架空線巻付け型又は縦添え型光ケーブルのジャン
パー装置を提供することにある。
本発明は、架空線支持部の両側の架空線に、補強線入り
保護管の両端を、当該補強線入り保護管にたるみを持た
せた状態で固定し、前記補強線入り保護管の中に、架空
線に巻き付けられた又は縦添えされた光ケーブルのジャ
ンパー部を収納してなるジャンパー装置において、前記
補強線入り保護管の中の光ケーブルに、全長にわたって
又は長手方向に間欠的に、前記補強線入り保護管の断面
内における光ケーブルの位置を規制する保護チューブを
被せたことを特徴とするものである。
被せたものを補強線入り保護管に収納すると、補強線入
り保護管内での光ケーブルの位置が規制され、光ケーブ
ルは補強線入り保護管の軸線に沿って配置されるため、
施工時に補強線入り保護管の長さよりその中に収納され
た光ケーブルの長さの方が短くなることがなくなり、光
ケーブルに張力がかかるのを防止できる。
補強線入り保護管の中の光ケーブルに長手方向に間欠的
に保護チューブを被せ、保護チューブのない区間で光ケ
ーブルにたるみを持たせるようにすることが好ましい。
このようにすれば、光ケーブルに張力がかかるのをより
確実に防止できる。
参照して詳細に説明する。 〔実施形態1〕図1及び図2は本発明の一実施形態を示
す。図において、1は鉄塔(図示省略)に引き留められ
た架空地線である。鉄塔の両側に伸びる架空地線1には
補強線入り保護管9の両端が端末固定金具11により固
定されている。補強線入り保護管9はこの状態でたるみ
を有している。補強線入り保護管9は、補強線13に被
覆したクロロプレンゴムでパイプ部15を形成し、パイ
プ部15に長手方向の切り割り17を入れたものであ
る。
に巻き付けられた光ケーブル7のジャンパー部が、全長
にわたって保護チューブ19を被せられた状態で収納さ
れている。保護チューブ19はクロロプレンゴム製で、
内径が光ケーブル7の外径と実質的に同じで、外径が補
強線入り保護管9のパイプ部15の内径と実質的に同じ
になるように形成され、かつ長手方向に切り割り21を
入れてある。
記のような保護チューブ19を被せると、補強線入り保
護管9の断面内における光ケーブル7の位置が規制され
る。図示の例では光ケーブル7が保護チューブ19によ
ってパイプ部15の中心に保持されることになる。
9を被せた上で補強線入り保護管9に収納すると、作業
者のスキルに関係なく、光ケーブル7が補強線入り保護
管9のパイプ部15の中心を通るようになるため、補強
線入り保護管9の長さとその中の光ケーブル7の長さが
同じになる。その上、光ケーブル7は補強線入り保護管
9と一体化されるため、架空線の温度変化や風による横
振れ等があっても、光ケーブル7に無理な張力がかかる
ことがなくなる。
明の他の実施形態を示す。このジャンパー装置が実施形
態1と異なる点は、光ケーブル7に長手方向に間欠的に
保護チューブ19を被せたものを補強線入り保護管9に
収納したことと、保護チューブ19のない区間で光ケー
ブル7にたるみを持たせたことである。それ以外は実施
形態1と同じであるので、同一部分には同一符号を付し
てある。
ューブ19を被せるだけでも、実施形態1と同様の効果
を得ることができるが、この実施形態では、さらに保護
チューブ19のない区間で光ケーブル7にたるみを持た
せてあるため、補強線入り保護管9内の光ケーブル7に
張力がかかるのをより確実に防止できる。保護チューブ
19は、外径が補強線入り保護管9のパイプ部15の内
径と実質的に同じに形成され、補強線入り保護管9内で
長手方向に移動しないようになっているので、保護チュ
ーブ19のない区間で光ケーブル7にたるみができるよ
うに収納することは容易である。
架空地線に巻き付けられた光ケーブルのジャンパー装置
について説明したが、本発明はこれに限らず、架空地線
に縦添えされた光ケーブルのジャンパー装置や、架空送
電線に巻き付け又は縦添えされた光ケーブルのジャンパ
ー装置にも同様に適用可能である。また架空地線又は架
空送電線の耐張支持部だけでなく、懸垂支持部にも同様
に適用可能である。
ケーブルのジャンパー部に保護チューブを被せたものを
補強線入り保護管に収納する構成としたことにより、作
業者のスキルに関係なく、光ケーブルを補強線入り保護
管の断面内の所定位置に収納することができるため、補
強線入り保護管内の光ケーブルに無理な張力がかかるの
を防止できる。
示す一部切開側面図。
護管内の状態を示す(a)は段剥ぎ側面図、(b)は断
面図。
を示す、(a)は一部切開側面図、(b)は(a)のb
−b線における断面図、(c)は(a)のc−c線にお
ける断面図。
護管内の状態を示す(a)は段剥ぎ側面図、(b)は断
面図。
Claims (2)
- 【請求項1】架空線支持部の両側の架空線に、補強線入
り保護管の両端を、当該補強線入り保護管にたるみを持
たせた状態で固定し、前記補強線入り保護管の中に、架
空線に巻き付けられた又は縦添えされた光ケーブルのジ
ャンパー部を収納してなるジャンパー装置において、前
記補強線入り保護管の中の光ケーブルに、全長にわたっ
て又は長手方向に間欠的に、前記補強線入り保護管の断
面内における光ケーブルの位置を規制する保護チューブ
を被せたことを特徴とする架空線巻付け型又は縦添え型
光ケーブルのジャンパー装置。 - 【請求項2】補強線入り保護管の中の光ケーブルに長手
方向に間欠的に保護チューブが被せられ、保護チューブ
のない区間で光ケーブルにたるみを持たせてあることを
特徴とする請求項1記載の架空線巻付け型又は縦添え型
光ケーブルのジャンパー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28889697A JP3155731B2 (ja) | 1997-10-21 | 1997-10-21 | 架空線巻付け型又は縦添え型光ケーブルのジャンパー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28889697A JP3155731B2 (ja) | 1997-10-21 | 1997-10-21 | 架空線巻付け型又は縦添え型光ケーブルのジャンパー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11125756A JPH11125756A (ja) | 1999-05-11 |
JP3155731B2 true JP3155731B2 (ja) | 2001-04-16 |
Family
ID=17736195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28889697A Expired - Lifetime JP3155731B2 (ja) | 1997-10-21 | 1997-10-21 | 架空線巻付け型又は縦添え型光ケーブルのジャンパー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3155731B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4753305B2 (ja) * | 2006-03-29 | 2011-08-24 | 本田技研工業株式会社 | 電線内蔵ベルト |
-
1997
- 1997-10-21 JP JP28889697A patent/JP3155731B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11125756A (ja) | 1999-05-11 |
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