JPH10288711A - 引込線引留具 - Google Patents
引込線引留具Info
- Publication number
- JPH10288711A JPH10288711A JP9699897A JP9699897A JPH10288711A JP H10288711 A JPH10288711 A JP H10288711A JP 9699897 A JP9699897 A JP 9699897A JP 9699897 A JP9699897 A JP 9699897A JP H10288711 A JPH10288711 A JP H10288711A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- optical fiber
- winding
- pulling
- anchor
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- Pending
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- Electric Cable Installation (AREA)
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 光ファイバケーブルを引込線として引留する
場合に、光ファイバを小さい曲率で曲げることなく、か
つ引込線に強い張力を作用させることなく、引込線を確
実に留めることができる引込線引留具を提供する。 【解決手段】 引込線の支持線8cを挟み込むはね止め
部12と、支持線を巻き付ける巻付け部13と、支持線
を挟み込んで巻き付ける耳片部15とを有し、支持線を
巻き付けて引留めする引込線引留具10。光ファイバー
線8a,8bを巻き付ける光ファイバ巻付部16を有す
る。この光ファイバ巻付部は、光ファイバー線の性能を
保持する曲率で形成された胴部16aと、胴部の端部に
半径方向に突出して設けられ胴部に巻き付けた光ファイ
バー線の外れを防止する鍔部16bとからなる。
場合に、光ファイバを小さい曲率で曲げることなく、か
つ引込線に強い張力を作用させることなく、引込線を確
実に留めることができる引込線引留具を提供する。 【解決手段】 引込線の支持線8cを挟み込むはね止め
部12と、支持線を巻き付ける巻付け部13と、支持線
を挟み込んで巻き付ける耳片部15とを有し、支持線を
巻き付けて引留めする引込線引留具10。光ファイバー
線8a,8bを巻き付ける光ファイバ巻付部16を有す
る。この光ファイバ巻付部は、光ファイバー線の性能を
保持する曲率で形成された胴部16aと、胴部の端部に
半径方向に突出して設けられ胴部に巻き付けた光ファイ
バー線の外れを防止する鍔部16bとからなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に電柱等から家
屋内に引き込む電話線や光ケーブルを引留めるために利
用される引込線引留具に関する。
屋内に引き込む電話線や光ケーブルを引留めるために利
用される引込線引留具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の引込線引留具は、例えば実公平3
−47399号、実公平4−7631号等に開示されて
いる。実公平3−47399号の引込線引留具は、図3
に示すように、耳片7の下面7aのレベルが、第2巻付
け部6の上面6aのレベルに支持線dの直径を加えた値
より僅かに高い位置と、第2巻付け部6の上面6aのレ
ベルより僅かに低い位置との間にあることを特徴として
おり、これにより、支持線dを第2巻付け部6の上面6
aから耳片7の下面7aへの誘導作業が容易となり、特
に冬期時の屋外作業の能率を向上することができる。な
お、この図でbはリングであり、建造物に固定されてい
る引留用フックeに係合させるようになっている。
−47399号、実公平4−7631号等に開示されて
いる。実公平3−47399号の引込線引留具は、図3
に示すように、耳片7の下面7aのレベルが、第2巻付
け部6の上面6aのレベルに支持線dの直径を加えた値
より僅かに高い位置と、第2巻付け部6の上面6aのレ
ベルより僅かに低い位置との間にあることを特徴として
おり、これにより、支持線dを第2巻付け部6の上面6
aから耳片7の下面7aへの誘導作業が容易となり、特
に冬期時の屋外作業の能率を向上することができる。な
お、この図でbはリングであり、建造物に固定されてい
る引留用フックeに係合させるようになっている。
【0003】また、実公平4−7631号の引込線引留
具は、図4に示すように、耳片7の下方付近に設けられ
て底板部3から上方に凸出した第3ガイド5を備え、か
つ第3ガイド5の第1巻付け部4に対向している起立面
が、上方にいくにつれて第1巻付け部4に近付く方向に
傾斜しており、しかも、耳片7の下面7aと第2巻付け
部6の上面6aとが、ほぼ同一レベルになっている。こ
の引込線引留具は、第2ガイドの耳片7の下方付近に、
底板部3から上方に凸出した第3ガイド5を有するの
で、一方の耳片7の下面を通った支持線dが他方の耳片
7の下面を通って、更に第3ガイド5で曲げられる。し
たがって、引留力を著しく増大させることができる。ま
た、耳片7の下面7aと第2巻付け部6の上面6aと
が、ほぼ同一レベルになっているので、支持線dを第2
巻付け部6の上面6aから耳片7の下面7aへの誘導作
業が容易となり、冬期時の屋外作業の能率を向上させる
ことができる。なお、図4において、1は第1ガイドで
ある。
具は、図4に示すように、耳片7の下方付近に設けられ
て底板部3から上方に凸出した第3ガイド5を備え、か
つ第3ガイド5の第1巻付け部4に対向している起立面
が、上方にいくにつれて第1巻付け部4に近付く方向に
傾斜しており、しかも、耳片7の下面7aと第2巻付け
部6の上面6aとが、ほぼ同一レベルになっている。こ
の引込線引留具は、第2ガイドの耳片7の下方付近に、
底板部3から上方に凸出した第3ガイド5を有するの
で、一方の耳片7の下面を通った支持線dが他方の耳片
7の下面を通って、更に第3ガイド5で曲げられる。し
たがって、引留力を著しく増大させることができる。ま
た、耳片7の下面7aと第2巻付け部6の上面6aと
が、ほぼ同一レベルになっているので、支持線dを第2
巻付け部6の上面6aから耳片7の下面7aへの誘導作
業が容易となり、冬期時の屋外作業の能率を向上させる
ことができる。なお、図4において、1は第1ガイドで
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の引留具
では、図5に示す光ファイバケーブルを引留する場合に
問題があった。すなわち、光ファイバケーブルは、互い
に連結したプラスチック材で被覆された光ファイバ8
a、保護線8b及び支持線8cからなり、光ファイバ8
aを2本の保護線8bの間に配置して光ファイバ8aの
破損を防ぐようになっている。支持線8cは金属線であ
り、比較的太く(例えば直径0.5mm程度)、配線時
の固定や引留に用いるようになっている。従来の引留具
にかかる光ファイバケーブルを引き留めする場合には、
図3及び図4に示すように、支持線8cのみを光ファイ
バケーブルから部分的に引き裂き(剥離させ)、支持線
8cのみを引留具に巻き付ける。しかし、支持線8cの
みを引留具に巻き付けた時、光ファイバの方(8aと8
b)にたるみができ、部分的に小さい曲率で曲がって光
ファイバの性能が低下したり、捩じれや引張りにより破
損させることがある問題点があった。
では、図5に示す光ファイバケーブルを引留する場合に
問題があった。すなわち、光ファイバケーブルは、互い
に連結したプラスチック材で被覆された光ファイバ8
a、保護線8b及び支持線8cからなり、光ファイバ8
aを2本の保護線8bの間に配置して光ファイバ8aの
破損を防ぐようになっている。支持線8cは金属線であ
り、比較的太く(例えば直径0.5mm程度)、配線時
の固定や引留に用いるようになっている。従来の引留具
にかかる光ファイバケーブルを引き留めする場合には、
図3及び図4に示すように、支持線8cのみを光ファイ
バケーブルから部分的に引き裂き(剥離させ)、支持線
8cのみを引留具に巻き付ける。しかし、支持線8cの
みを引留具に巻き付けた時、光ファイバの方(8aと8
b)にたるみができ、部分的に小さい曲率で曲がって光
ファイバの性能が低下したり、捩じれや引張りにより破
損させることがある問題点があった。
【0005】この問題点を回避するために、図6に例示
する引込線引留具が従来用いられていた。この引込線引
留具は、コの字状断面を有する細長い雌テーパ部材9a
と、その内側に嵌まる細長い雄テーパ部材9bとからな
り、雌テーパ部材9aの内面に沿って引込線d(8a〜
8c)を配し、雄テーパ部材9bを雌テーパ部材9aの
内面に沿って内側に嵌めることにより、その間に引込線
dを挟んで留めるようになっている。
する引込線引留具が従来用いられていた。この引込線引
留具は、コの字状断面を有する細長い雌テーパ部材9a
と、その内側に嵌まる細長い雄テーパ部材9bとからな
り、雌テーパ部材9aの内面に沿って引込線d(8a〜
8c)を配し、雄テーパ部材9bを雌テーパ部材9aの
内面に沿って内側に嵌めることにより、その間に引込線
dを挟んで留めるようになっている。
【0006】しかし、この引込線引留具では、雄テーパ
部材9bを雌テーパ部材9aの内面に沿って押し込む際
に、引込線dを引き擦り、強く引っ張って引込線の線材
(例えば光ファイバ8a)を破損させてしまうことがあ
った。
部材9bを雌テーパ部材9aの内面に沿って押し込む際
に、引込線dを引き擦り、強く引っ張って引込線の線材
(例えば光ファイバ8a)を破損させてしまうことがあ
った。
【0007】本発明はかかる問題点を解決するために創
案されたものである。すなわち、本発明の目的は、図5
に示す光ファイバケーブルを引込線として引留する場合
に、光ファイバを小さい曲率で曲げることなく、かつ引
込線に強い張力を作用させることなく、引込線を確実に
留めることができる引込線引留具を提供することにあ
る。
案されたものである。すなわち、本発明の目的は、図5
に示す光ファイバケーブルを引込線として引留する場合
に、光ファイバを小さい曲率で曲げることなく、かつ引
込線に強い張力を作用させることなく、引込線を確実に
留めることができる引込線引留具を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、引込線
の支持線を挟み込むはね止め部と、支持線を巻き付ける
巻付け部と、支持線を挟み込んで巻き付ける耳片部とを
有し、支持線を巻き付けて引留めする引込線引留具にお
いて、光ファイバー線を巻き付ける光ファイバ巻付部を
有し、該光ファイバ巻付部は、光ファイバー線の性能を
保持する曲率で形成された胴部と、該胴部の端部に半径
方向に突出して設けられ胴部に巻き付けた光ファイバー
線の外れを防止する鍔部とからなる、ことを特徴とする
引込線引留具が提供される。
の支持線を挟み込むはね止め部と、支持線を巻き付ける
巻付け部と、支持線を挟み込んで巻き付ける耳片部とを
有し、支持線を巻き付けて引留めする引込線引留具にお
いて、光ファイバー線を巻き付ける光ファイバ巻付部を
有し、該光ファイバ巻付部は、光ファイバー線の性能を
保持する曲率で形成された胴部と、該胴部の端部に半径
方向に突出して設けられ胴部に巻き付けた光ファイバー
線の外れを防止する鍔部とからなる、ことを特徴とする
引込線引留具が提供される。
【0009】上記本発明の構成によれば、光ファイバケ
ーブルを引き留めする場合には、支持線8cのみを光フ
ァイバケーブルから部分的に引き裂き(剥離させ)、引
込線引留具のはね止め部、巻付け部及び耳片部に従来と
同様に支持線を巻き付けて引留めすることにより、支持
線8cを確実に引き留めすることができる。また、光フ
ァイバの方(8aと8b)のたるみ分を、光ファイバ巻
付部の胴部に巻き付けることにより、光ファイバー線を
性能を保持できる曲率に保持したままで、鍔部により光
ファイバー線の外れを防止して留めることができる。従
って、光ファイバの性能を低下させることなく、光ファ
イバの方(8aと8b)のたるみをなくし、たるみに起
因する捩じれや引張りによる破損を確実に防止すること
ができる。
ーブルを引き留めする場合には、支持線8cのみを光フ
ァイバケーブルから部分的に引き裂き(剥離させ)、引
込線引留具のはね止め部、巻付け部及び耳片部に従来と
同様に支持線を巻き付けて引留めすることにより、支持
線8cを確実に引き留めすることができる。また、光フ
ァイバの方(8aと8b)のたるみ分を、光ファイバ巻
付部の胴部に巻き付けることにより、光ファイバー線を
性能を保持できる曲率に保持したままで、鍔部により光
ファイバー線の外れを防止して留めることができる。従
って、光ファイバの性能を低下させることなく、光ファ
イバの方(8aと8b)のたるみをなくし、たるみに起
因する捩じれや引張りによる破損を確実に防止すること
ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面を参照して説明する。なお、各図において、共通
する部分には同一の符号を付して重複した説明を省略す
る。図1は、本発明の引込線引留具の使用状態を示す斜
視図である。また図2は、図1の構成図であり、(A)
は平面図、(B)は側面図、(C)は底面図を示してい
る。
を図面を参照して説明する。なお、各図において、共通
する部分には同一の符号を付して重複した説明を省略す
る。図1は、本発明の引込線引留具の使用状態を示す斜
視図である。また図2は、図1の構成図であり、(A)
は平面図、(B)は側面図、(C)は底面図を示してい
る。
【0011】図1及び図2に示すように、本発明の引込
線引留具10は、引込線dの支持線8cを挟み込むはね
止め部12と、支持線8cを巻き付ける巻付け部13、
14と、支持線8cを挟み込んで巻き付ける耳片部15
とを有し、支持線8cを巻き付けて引留めするようにな
っている。すなわち、この実施形態において、平板状の
本体11の片面にはね止め部12、巻付け部13、1
4、及び耳片部15が設けられており、金属線からなる
支持線8cをはね止め部12の支持線押え部12aに嵌
め込んで止め、頂部に鍔部13aを有する第1巻付け部
13に巻き付け、次いで頂部に頂板部14aを有する第
2巻付け部14に巻き付け、更に、頂板部14aと耳片
部15の間の凹部15aに支持線8cを挟み込んで巻き
付けることにより、支持線8cを確実にこの引込線引留
具10に引き留めることができる。
線引留具10は、引込線dの支持線8cを挟み込むはね
止め部12と、支持線8cを巻き付ける巻付け部13、
14と、支持線8cを挟み込んで巻き付ける耳片部15
とを有し、支持線8cを巻き付けて引留めするようにな
っている。すなわち、この実施形態において、平板状の
本体11の片面にはね止め部12、巻付け部13、1
4、及び耳片部15が設けられており、金属線からなる
支持線8cをはね止め部12の支持線押え部12aに嵌
め込んで止め、頂部に鍔部13aを有する第1巻付け部
13に巻き付け、次いで頂部に頂板部14aを有する第
2巻付け部14に巻き付け、更に、頂板部14aと耳片
部15の間の凹部15aに支持線8cを挟み込んで巻き
付けることにより、支持線8cを確実にこの引込線引留
具10に引き留めることができる。
【0012】なお、本発明は、図1及び図2に示した引
込線引留具10の構成に限定されず、図3及び図4に示
した引込線引留具であってもよく、更に公知の他の引留
具であってもよい。
込線引留具10の構成に限定されず、図3及び図4に示
した引込線引留具であってもよく、更に公知の他の引留
具であってもよい。
【0013】図1及び図2に示すように、本発明の引込
線引留具10は、光ファイバー線8aを巻き付ける光フ
ァイバ巻付部16を有している。この光ファイバ巻付部
16は、光ファイバー線8aの性能を保持する曲率で形
成された胴部16aと、胴部16aの端部に半径方向に
突出して設けられ胴部16aに巻き付けた光ファイバー
線8aの外れを防止する1対の鍔部16bとからなる。
この実施形態において胴部16aは円筒形であり、その
半径が光ファイバー線8aの性能を保持するように設定
されている。なお、胴部16aは円筒形以外の楕円形等
であってもよいが、その最も小さい曲率が光ファイバー
線8aの性能を保持するようになっている。
線引留具10は、光ファイバー線8aを巻き付ける光フ
ァイバ巻付部16を有している。この光ファイバ巻付部
16は、光ファイバー線8aの性能を保持する曲率で形
成された胴部16aと、胴部16aの端部に半径方向に
突出して設けられ胴部16aに巻き付けた光ファイバー
線8aの外れを防止する1対の鍔部16bとからなる。
この実施形態において胴部16aは円筒形であり、その
半径が光ファイバー線8aの性能を保持するように設定
されている。なお、胴部16aは円筒形以外の楕円形等
であってもよいが、その最も小さい曲率が光ファイバー
線8aの性能を保持するようになっている。
【0014】光ファイバ巻付部16は、図に示すよう
に、本体11のはね止め部12、巻付け部13、14、
及び耳片部15とは逆側に設けられているのがよい。ま
た、この光ファイバ巻付部16は、引込線引留具10の
本体11と一体に形成されているのがよいが、別体であ
ってもよい。
に、本体11のはね止め部12、巻付け部13、14、
及び耳片部15とは逆側に設けられているのがよい。ま
た、この光ファイバ巻付部16は、引込線引留具10の
本体11と一体に形成されているのがよいが、別体であ
ってもよい。
【0015】上述した本発明の構成により、光ファイバ
ケーブルを引き留めする場合には、支持線8cのみを光
ファイバケーブルから部分的に引き裂き(剥離させ)、
引込線引留具10のはね止め部12、巻付け部13、1
4及び耳片部15に従来と同様に支持線8cを巻き付け
て引留めすることにより、支持線8cを確実に引き留め
することができる。また、光ファイバの方(8aと8
b)のたるみ分を、光ファイバ巻付部16の胴部16a
に巻き付けることにより、光ファイバー線8aを性能を
保持できる曲率に保持したままで、鍔部16bにより光
ファイバー線の外れを防止して留めることができる。従
って、光ファイバ8aの性能を低下させることなく、光
ファイバの方(8aと8b)のたるみをなくし、たるみ
に起因する捩じれや引張りによる破損を確実に防止する
ことができる。
ケーブルを引き留めする場合には、支持線8cのみを光
ファイバケーブルから部分的に引き裂き(剥離させ)、
引込線引留具10のはね止め部12、巻付け部13、1
4及び耳片部15に従来と同様に支持線8cを巻き付け
て引留めすることにより、支持線8cを確実に引き留め
することができる。また、光ファイバの方(8aと8
b)のたるみ分を、光ファイバ巻付部16の胴部16a
に巻き付けることにより、光ファイバー線8aを性能を
保持できる曲率に保持したままで、鍔部16bにより光
ファイバー線の外れを防止して留めることができる。従
って、光ファイバ8aの性能を低下させることなく、光
ファイバの方(8aと8b)のたるみをなくし、たるみ
に起因する捩じれや引張りによる破損を確実に防止する
ことができる。
【0016】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できる
ことは勿論である。
れず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できる
ことは勿論である。
【0017】
【発明の効果】上述したように、本発明の引込線引留具
は、光ファイバケーブルを引込線として引留する場合
に、光ファイバを小さい曲率で曲げることなく、かつ引
込線に強い張力を作用させることなく、引込線を確実に
留めることができる等の優れた効果を有する。
は、光ファイバケーブルを引込線として引留する場合
に、光ファイバを小さい曲率で曲げることなく、かつ引
込線に強い張力を作用させることなく、引込線を確実に
留めることができる等の優れた効果を有する。
【図1】本発明の引込線引留具の使用状態を示す斜視図
である。
である。
【図2】図1の構成図である。
【図3】従来の引込線引留具の使用状態図である。
【図4】従来の別の引込線引留具の使用状態図である。
【図5】光ファイバケーブルの具体例である。
【図6】従来の更に別の引込線引留具の使用状態図であ
る。
る。
1 第1ガイド(巻付け部) 3 底板部 4 第1巻付け部 5 第3ガイド 6 第2巻付け部 7 耳片 8a 光ファイバ 8b 保護線 8c 支持線 9a 雌テーパ部材 9b 雄テーパ部材 10 引込線引留具 11 本体 12 はね止め部 12a 支持線押え部 13 第1巻付け部 13a 鍔部 14 第2巻付け部 14a 頂板部 15 耳片部 15a 凹部
Claims (1)
- 【請求項1】 引込線の支持線を挟み込むはね止め部
と、支持線を巻き付ける巻付け部と、支持線を挟み込ん
で巻き付ける耳片部とを有し、支持線を巻き付けて引留
めする引込線引留具において、光ファイバー線を巻き付
ける光ファイバ巻付部を有し、該光ファイバ巻付部は、
光ファイバー線の性能を保持する曲率で形成された胴部
と、該胴部の端部に半径方向に突出して設けられ胴部に
巻き付けた光ファイバー線の外れを防止する鍔部とから
なる、ことを特徴とする引込線引留具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9699897A JPH10288711A (ja) | 1997-04-15 | 1997-04-15 | 引込線引留具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9699897A JPH10288711A (ja) | 1997-04-15 | 1997-04-15 | 引込線引留具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10288711A true JPH10288711A (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=14179877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9699897A Pending JPH10288711A (ja) | 1997-04-15 | 1997-04-15 | 引込線引留具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10288711A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007178569A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Kita Nippon Electric Cable Co Ltd | 保護ケース付光ドロップケーブル引留具 |
JP2009106019A (ja) * | 2007-10-22 | 2009-05-14 | Kanefuji Sangyo Kk | ケーブル引留め具 |
JP2012234079A (ja) * | 2011-05-06 | 2012-11-29 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光ドロップケーブル、光ドロップケーブルの引き落とし構造 |
-
1997
- 1997-04-15 JP JP9699897A patent/JPH10288711A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007178569A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Kita Nippon Electric Cable Co Ltd | 保護ケース付光ドロップケーブル引留具 |
JP2009106019A (ja) * | 2007-10-22 | 2009-05-14 | Kanefuji Sangyo Kk | ケーブル引留め具 |
JP2012234079A (ja) * | 2011-05-06 | 2012-11-29 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光ドロップケーブル、光ドロップケーブルの引き落とし構造 |
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