JP3027272U - 直径調節リール - Google Patents

直径調節リール

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JP3027272U
JP3027272U JP1995001440U JP144095U JP3027272U JP 3027272 U JP3027272 U JP 3027272U JP 1995001440 U JP1995001440 U JP 1995001440U JP 144095 U JP144095 U JP 144095U JP 3027272 U JP3027272 U JP 3027272U
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とよ 友田
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とよ 友田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 必要な直径のリールを簡単に製作することが
出来ると共に、必要に応じてその直径をある程度調節す
ることが出来る。 【構成】 たわみ易いプラスチックを用いて、帯状の基
板1を作成し、表裏の両側にそれぞれ円形凸部2及び円
形凹部3を設けると共に、結束具4を通す穴5も両側に
設けておく。基板1を必要な長さに切断して、円径凸部
2を円形凹部3に挿入して、直径調節リール6を完成す
る。これにケーブル類7を巻きつけて、結束具4を穴5
に通してケーブル類7を固定する。又必要に応じて、円
径凸部2の挿入長さを調節して、直径調節リール6の直
径を調節する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はケーブルやテープを巻きつけて保持するリールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種のリールは直径の大小や巻幅の大小により多数製作されていて、そ の中から適当なリールを選んで使用していたので、本考案のように直径を簡単に 調節するようなリールは製作されていなかつた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
例えば本体と端末機を電線で継いでいるような場合、本体と端末機の距離を長 くしたい場合には電線を切断し、中間に不足分の電線を接続することは容易に出 来るが、光ファィバーの場合には特殊な機具を必要とし、簡単に接続が出来ない 。従って当初に光ファイバーの長さを予定している長さより少し長くしておいて 、本体と端末機を接続しておく。
【0004】 使用に当つては端末機の設置場所を変更したりなどした場合、当然光ファイバ ーがたるんできて、作業に支障をきたす。このような場合にはリールに巻きつけ て整理し、他の光ファイバーや電線類とからまないようにする必要がある。
【0005】 本体と端末機の距離が非常に接近してくると、リールの大きさが大き過ぎると リールを設置する空間が無くなる場合がある。このような場合、光ファイバーや 電線類を使用中のリールからとりはづし、直径の小さいリールに巻き直す必要が ある。これは大変な難工事で手数がかかりすぎるという問題点を有していた。
【0006】 従ってこのような場合にリールの直径を必要な寸法に簡単に縮小することが出 来ると共に、上記と逆の場合には必要に応じて直径を拡大することも可能な直径 調節リールを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
軟質でたわみ易いプラスチックを用いて帯状の基板を作製し、基板の表面の両 側に連続した円形凸部を設け、基板の裏面に円形凸部の真下に達続した円形凹部 を設ける。また両側に結束具を通す断続的な穴を設けておく。
【0008】 この基板を必要な長さに切断し表面の円形凸部が外周になるように円形に曲げ て、円形凸部を裏面の円形凹部に挿入することにより、必要な直径のリールが完 成する。
【0009】 次にケーブル類を必要な回数だけこのリールに巻きつけて、結束具を一方の穴 に通し、ケーブル類を越えて他方の穴に結束具を通して基板の内周で固定する。 尚束具を通す穴は、基板が上下に重っている連結部を含せて2〜3回箇所用いる とよい。
【0010】 またリールの直径を変更する場合には先づ結束具を取りはづす。直径を縮小す る場合には円形凸部の挿入長さを長くして必要な直径に縮小する。又直径を拡大 する場合には、円形凸部の挿入長さを短くして、必要な直径に拡大する。但し直 径を拡大する場令には当初に切断した基板の長さにより、おのづから制限がある 。また当然のことながら、リールの直径の増減により、ケーブル類の巻数も増減 する。
【0011】
【作用】
通常本体の設置場所は固定されているか、端末機の位置をときどき変更して使 用される場合には、本体と端末機の距離に応じて、ケーブル類の長さを予定して いる長さより少し長くしておく。
【0012】 ケーブル類を本考案の直径調節リールに巻きつけておく,本体と端末機の距離 が短くなれば、結束具をはづして、直径調節リールに、ケーブル類を巻きつけて 、たるみをなくし結束具で固定するか、又は円形凸部の挿入長さを短くして、直 径調節リールの直径を拡大する。端末機との距離が長くなれば、直径調節リール からケーブル類を適当な長さだけほどいて、結束具で固定するか、又は円形凸部 の挿入長さを長くして、直径調節リールの直径を小さくして、ケーブル類を巻き 直す。
【0013】 前途のように適当な直径のリールを簡単に作成することができると共に、リー ルを設置する空間か少なくなった場合には、円形凸部の挿入長さを長くして、直 径調節リールの直径を小さくし、ケーブル類の巻数を増やせばよい。
【0014】 また、リールを設置する空間が極端に小さくなった場合には図3に示すように 、直径の異なる複数の直径調節リールを同心円状に配置することもできる。
【0015】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明する。本体と端末機をつなぐケーブル類7 を巻きつけて保持するリールに関するものであるが、ケーブル類7とは光ファイ バー、電線テープ及びパイプ等を総称している。
【0016】 図1は直径調節リール6の連結部の断面図である。軟質でたわみ易いプラスチ ックを用いて帯状の基板1を作成し、基板1の表面の両側に連続した円形凸部2 を設け、基板1の裏面には円形凸部2の真下に連続した円形凹部3を設けると共 に、結束具4を通すための穴5を基板1の両側に断続的にあける。又この穴5の 形状は円、四角又は長穴でもよい。
【0017】 この基板1を必要な長さに切断し、表面の円形凸部2が外周になるように円形 に曲げて、円形凸部2を裏面の円形凹部3に挿入するこにより直径調節リール6 を完成する。
【0018】 その後ケーブル類7を直径調節リール6の基板1の外周に必要な回数だけ巻き つけ、一方の穴5に結束具4を通して、ケーブル類7の上部を越えて他方の穴5 に結束具4を通して基板1の内周で固定する。尚基板1の形状は図1に示すよう に外周側が凹になっていると巻きやすい。結束に使用する穴5は基板1が上下に 重なっている連結部にある穴5を使用するが、これは円形凸部2の抜け止めにも 役立つ。その外に直径調節リール6の直径の大きさにより1〜2箇所結束する。 本図では結束具として針金を使用した図面になっているが、その他の方法として 電線を束ねるために用いるプラスチック製のループ状の結束具等を用いてもよい 。
【0019】 図2は直径調節リール6を完成した場合の正面図であり、円形凸部2を円形凹 部3に挿入した状態を示している。ケーブル類7を巻いた状能で示すと、円形の 破線が多数現れるので消略し、巻き初めと、巻き終りの位置のみを示した。基板 1も同様に図が複雑になるので簡略化し、穴5も消略した。図3も同様に簡略化 した。詳細は図1、図4及び図5に示した。
【0020】 また直径調箭リール6にケーブル類7を1本巻きつけた図になっているが、場 合によっては数本巻きつけることも可能であり、光ファイバーのように黒色で同 色のものを多数用いる場合には、混同を避けるため、色わけした直径調節リール 6を用いることも出来る。
【0021】 通常本体の設置場所は固定されているが、端末機の位置をときどき変更して使 用される場合には、その都度ケーブル類7の相対的な長さを調節する必要がある 。端末機との距離が短くなった場合にはケーブル類7はたるんでくるので、結束 具4をはづし巻数を増加して、結束具4を元のように固定する場合もあるが、連 結部の結束具4をはずし、他の結束具4をゆるめて、円形凸部2の挿入長さを短 くし、直径調節リール6の直径を拡大して、元のように結束具4で固定すれば、 ケーブル類7のたるみを簡単に無くすことが出来る。
【0022】 上記と逆に端末機との距離が長くなった場合には、ケーブル類7をほどく方法 もあるが、円形凸部2の挿入長さを長くして、直径調節リール6の直径を縮小し て、ケーブル類7をくり出して訓節することも出来る。
【0023】 またリールを設置する空間が極端に小さくなった場合には、図3に示すように 、直径の異る大径直径調節リール8と、小径直径調節リール9を同心円状に配置 することにより解決することも出来る。図3は大小2箇の直径調節リールを使用 した例を示してあるが、数箇配置することも当然可能である。
【0024】 図4は基板1の平面図で表面を示す。図5は同じく基板1の底面図で裏面を示 す。
【0025】
【考案の効果】
本考案は上述のとうり構成されているので、必要な寸法のリールを簡単に作製 することが出来ると共に、必要に応じて直径をある程度自由に調節可能にする効 果を奉する。
【図面の簡単な説明】
【図1】直径調節リールの連結部の断面図である。
【図2】直径調節リールを完成した場合の正面図であ
る。
【図3】大径直径調節リールと、小径直径調節リールを
同心円状に配置した平面図である。
【図4】基板の平面図である。
【図5】基板の底面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 円形凸部 3 円形凹部 4 結束具 5 穴 6 直径調節リール 7 ケーブル類 8 大径直径調節リール 9 小径直径調節リール
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年6月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軟質でたわみ易いプラスチックを用い
    て、帯状の基板(1)を作成し、基板(1)の表面の両
    側には連続した円形凸部(2)を設け、基板(1)の裏
    面には円形凸部(2)の真下に連続した円形凹部(3)
    を設けると共に結束具(4)を通すための穴(5)を基
    板(1)の両側に断続的にあける。この基板(1)を必
    要な長さに切断し、表面の円形凸部(2)が外周になる
    ように円形に曲げて、円形凸部(2)を裏面の円形凹部
    (3)に挿入することにより、直径調節リール(6)を
    完成する。その後ケーブル類(7)をこの直径調節リー
    ル(6)の基板(1)の外周に必要な回数だけ巻きつ
    け、一方の穴(5)に結束具(4)を通しケーブル類
    (7)の上部を越えて他方の穴(5)に結束具(4)を
    通して、基板(1)の内周で固定する。結束に使用する
    穴(5)は基板(1)が上下に重つている連結部にある
    穴(5)を使用するが、その外に直径調節リール(6)
    の直径の大きさにより1〜2箇所結束する、従つて必要
    に応じて円径凸部(2)を円形凹部(3)に挿入する長
    さを調節することにより、直径調箭リール(6)の直径
    を、必要な寸法に簡単に調節することが出来ることを特
    長とする直径調節リール。
JP1995001440U 1995-01-29 1995-01-29 直径調節リール Expired - Lifetime JP3027272U (ja)

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