JPH0223058Y2 - - Google Patents

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JPH0223058Y2
JPH0223058Y2 JP1984105332U JP10533284U JPH0223058Y2 JP H0223058 Y2 JPH0223058 Y2 JP H0223058Y2 JP 1984105332 U JP1984105332 U JP 1984105332U JP 10533284 U JP10533284 U JP 10533284U JP H0223058 Y2 JPH0223058 Y2 JP H0223058Y2
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JP
Japan
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cable
wire
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coated
cables
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JP1984105332U
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JPS6122138U (ja
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Ropes Or Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は可動装置等に接続する束線の構造に関
する。
可動装置及びコネクタ等に接続するケーブルは
屈曲性に富んだものが要求されており、特にケー
ブルが複数のケーブルを束ねた束線のような屈曲
性に劣るものゝ場合にはその対策が要望されてい
る。
〔従来の技術〕
以下従来の技術について、第2図乃至第4図を
参照して説明する。
第2図は可動装置にケーブルを接続した状態を
示す斜視図、第3図は束線をコネクタに接続した
状態を示す斜視図、第4図a,bは可撓性ケーブ
ル及び束線の構造を示す断面図である。
第2図に示す如く、装置1には機能上或いは保
守上の要求から矢印A−Bの如く回動しなければ
ならない場合が有る。斯かる場合には装置1に接
続したケーブル2も屈曲せざるを得ず、又第3図
に示す如きコネクタ3に接続したケーブル2も同
様に屈曲性が要求される。
本来複数の被覆ケーブルを1本に束ねた構造の
束線は屈曲性に乏しく、斯かる束線を可動装置等
に接続した場合には装置の動作を阻害し、又、繰
り返し屈曲することで断線等束線自体をも傷付け
ることがあり、特に装置1の回動頻度が大で従つ
てケーブル2の屈曲回数が多いような場合には第
4図a,bに示す如き屈曲性を配慮したケーブル
が使用されて来た。
即ち、第4図aに示す如く、所定径の細線4を
所定本数纒めて被覆した細線ケーブル5を用いる
ものである。更にこのケーブルを所要本数纒め合
成樹脂等の皮膜6で被覆して構成している。そし
てこの被覆ケーブル7の屈曲性を向上する為に、
前記細線径を従来より若干細くし、前記断面積の
減少分細線本数を増加するようにしたものがあ
る。
第4図bに示すものは、前記線径を従来より若
干細くした細径ケーブル5′を所要本数束ねた後、
合成樹脂等の皮膜で被覆せず、糸8或いはバンド
9等で包縛し束線10を構成したものである。
尚、上記した束線10の包縛方法は一般に第3
図に示す如く、複数のケーブルを纒めて構成した
ケーブル2を所定長毎に糸8或いは合成樹脂製の
バンド9でリング状に包縛するようにして行つて
いる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
然し乍ら、上記したケーブル7の場合は特別注
文品となる為に高価になり、一方束線10の場合
は細径ケーブルが特注品である他、屈曲性が前記
ケーブル7に劣り、ケーブルの仕上がり径が大き
くなつて、屈曲部が1個所に集中する傾向が有
る。この為にその部分で断線等の障害が発生する
問題点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記問題点を解決する為のものであつ
て、複数本の細線を束ねて被覆した被覆ケーブル
を複数本束ねた束線に於いて、全ての被覆ケーブ
ルの可撓性を要する部分の被覆を所定長剥離して
除去し除去部に可撓性を有するチユーブを被覆し
て固定して成るようにしたものである。
〔作用〕
上記手段に依り、低価格で屈曲部の集中しない
長寿命の束線を得ることが出来る。
〔実施例〕
以下本考案の可撓束線の一実施例を第1図を参
照して説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す要部斜視図で
ある。
図に於いて、11は可撓束線、12はチユーブ
である。全図を通じて同一部分には同一符号を付
して示した。
本実施例の可撓束線11の構成要素たるケーブ
ルは、従来から一般的に用いられている所要本数
の細線ケーブル5を一纒めにして合成樹脂等の皮
膜6で被覆した被覆ケーブル7を使用する。
図に於いては、コネクタ3に可撓束線11を接
続した状態を示すが、可撓束線11は所要本数の
被覆ケーブル7を1本に纒め所定長毎に糸8或い
は合成樹脂製のバンド9等でリング状に包縛する
ようにして構成している。
本考案に於いては、斯かる構成の束線の可撓性
を向上する為に、束線に構成する前に予め全数の
被覆ケーブル7の可撓部分の皮膜6を所定長(寸
法L)剥離する。然る後、所要本数の被覆ケーブ
ル7を一纒めにして束ね、剥離長(寸法L)より
若干長い例えばビニールの如き可撓性を有するチ
ユーブ12に前記束線を挿通して、剥離部分をチ
ユーブ12で被覆する。そしてチユーブ12の両
端部12a及び12bを糸8或いは合成樹脂製の
バンド9等で被覆ケーブル7の皮膜6の部分に包
縛固定する。
斯くて束線の細線ケーブル5は同部分に於いて
全数所定長皮膜6から解放されて、極めて容易に
屈曲自在となる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案の可撓束線を装置
或いはコネクタ等に使用することに依り、所定部
分に於いて無理無く屈曲が自在となつて、ケーブ
ルの損傷が防止出来、又一般に用いられている被
覆ケーブルを使用する為に安価である等の効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は可撓束線の要部斜視図、第2図は可動
装置にケーブルを接続した状態を示す斜視図、第
3図は束線をコネクタに接続した状態を示す斜視
図、第4図a,bは可撓性ケーブル及び束線の構
造を示す断面図である。 図に於いて、2はケーブル、4は細線、5は細
線ケーブル、6は皮膜、7は被覆ケーブル、8は
糸、9はバンド、10は束線、11は可撓束線、
12はチユーブである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数本の細線を束ねて被覆した被覆ケーブルを
    複数本束ねた束線に於いて、 前記全ての被覆ケーブルの可撓性を要する部分
    の被覆を所定長剥離して除去し、 該除去部に可撓性を有するチユーブを被覆して
    固定したことを特徴とする束線。
JP10533284U 1984-07-12 1984-07-12 束線 Granted JPS6122138U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10533284U JPS6122138U (ja) 1984-07-12 1984-07-12 束線

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10533284U JPS6122138U (ja) 1984-07-12 1984-07-12 束線

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6122138U JPS6122138U (ja) 1986-02-08
JPH0223058Y2 true JPH0223058Y2 (ja) 1990-06-22

Family

ID=30664661

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10533284U Granted JPS6122138U (ja) 1984-07-12 1984-07-12 束線

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JP (1) JPS6122138U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5966814U (ja) * 1982-10-28 1984-05-04 昭和電線電纜株式会社 フラツトケ−ブル

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6122138U (ja) 1986-02-08

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