JP2001339821A - 円筒状巻き芯を有する光ユニット束 - Google Patents

円筒状巻き芯を有する光ユニット束

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JP2001339821A
JP2001339821A JP2000156109A JP2000156109A JP2001339821A JP 2001339821 A JP2001339821 A JP 2001339821A JP 2000156109 A JP2000156109 A JP 2000156109A JP 2000156109 A JP2000156109 A JP 2000156109A JP 2001339821 A JP2001339821 A JP 2001339821A
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optical unit
optical
optical cable
cylindrical core
unit bundle
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JP2000156109A
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English (en)
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Masahiro Kusakari
雅広 草刈
Yoshio Hashimoto
佳夫 橋本
Kazunaga Kobayashi
和永 小林
Suehiro Miyamoto
末広 宮本
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】既設のDV線(配電線)に螺旋状に絡めて布設
するコイル状に巻かれた光ケーブルから成る光ユニット
束であって、使用前の保管状態において光ユニット束の
型崩れを防ぎ、布設時には容易に光ユニット束から光ケ
ーブルを繰り出すことができる光ユニット束を提供する
ことを課題とする。 【解決手段】光ケーブル4の巻き始め端末4aが円筒状
巻き芯2に取付けられ、前記巻き芯に対してコイル状に
巻き付けた光ケーブル4の巻き終わり端末4bを、光ケ
ーブル4の巻き付け最外周を覆う保護カバ−6に取付け
て成る光ユニット束8において、円筒状巻き芯2を、適
度の剛性を有するシートを両端縁部2a、2bがオーバ
ラップするように丸めて構成した円筒状巻き芯を有する
光ユニット束。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、既に布設された電力
用の引き込み用ビニ−ル絶縁電線(以下、DV線とい
う)に、螺旋状に絡めて布設するコイル状に巻かれた光
ケーブルから成る光ユニット束に関するものであり、特
に、現場で使用するまでコイル状に巻かれた光ケーブル
の保形性を維持すると共に、使用に際しては光ケーブル
を容易に繰り出すことができる円筒状巻き芯を有する光
ユニット束に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、公衆通信網の光ファイバ化が推進
されており、個々の家屋まで通信用光ケーブルを配線し
た光通信網の実現が目指されているが、通常、配線用光
ケーブルは架空配電線網に並行して布設される。従っ
て、各家屋への引き落とし線としては、既に布設されて
いるDV線に通信用の光ドロップケーブルが追加布設さ
れることになるが、美観の問題、布設回数の問題、布設
スペースの問題等からこれらのケーブルを一束化するこ
とが主流になりつつある。しかしこの一束化した集合ケ
ーブルによる布設は、DV線と光ドロップケーブルの同
時新設の場合にしか適用できず、DV線が既に布設され
ている場合には不向きであった。そこで、図4に示した
ように、既設DV線を利用して光ドロップケーブルを布
設する方法が最近提案されている。この布設方法は、先
ず図4(a)に示した如く、コイル状に光ケーブル40
を巻いた光ユニット束42を既設DV線44にはめ込
み、光ケーブル40の巻き始め先端部を光ケーブル配線
用接続器46に接続し、その後、光ユニット束42をD
V線44に沿って家屋48側へ移動し、屋外光接続箱5
0の処で光ケーブル40を接続すれば、図4(b)に示
すように、DV線44に対し螺旋状に巻かれながら通信
用の光ケーブル40が布設されることになる。そして図
5(a)に示したコイル状に巻かれた光ケーブル40か
ら成る光ユニット束42は、ドラム巻きにしたものも考
えられるが、スムーズに光ユニット束42から光ケーブ
ル40を繰り出すためには、図5(b)に示すように、
内側をケーブルの巻き始め層とし、その層の上に適宜何
層かコイル状に巻き上げて、巻き終わり層を最外部とす
るのが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の光ユニット束4
2を、その荷姿を使用前において崩れないように保持す
るために、光ユニット束42の外周面をプラスチックフ
ィルム等で覆って外側から型崩れしないように支持した
ものや、或は結束紐で数カ所縛り付けたものが使用され
ていた。しかしながら、プラスチック製フィルムで覆っ
たものは、ある程度の保形性はあるが、保管中に外力等
の負荷が掛かるとすぐに型崩れを起こし、光ケーブルの
性能にも悪影響を及ぼしかねないという問題点があり、
また、結束紐で縛ったものは、フィルムで覆ったものよ
り更に保形性は悪く、かつ布設時には結束紐を除去する
ので作業中に型崩れしてしまう虞れもあった。本発明は
上記した光ユニット束が有する問題点に鑑みなされたも
のであって、使用前の保管状態において光ユニット束の
型崩れを防ぎ、布設時には容易に光ユニット束から光ケ
ーブルを繰り出すことができるようにすることが本発明
の技術課題である。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を達成するため
に、本発明は、光ケーブルの巻き始め端末が円筒状巻き
芯に取付けられ、前記巻き芯に対してコイル状に巻き付
けた光ケーブルの巻き終わり端末を、光ケーブルの巻き
付け最外周を覆う保護カバ−に取付けて成る光ユニット
束において、円筒状巻き芯を、適度の剛性を有するシー
トを両端縁部がオーバラップするように丸めて構成した
ものである。
【0005】
【作用】本発明によると、円筒状巻き芯が適度の剛性を
有するシートを両端縁部がオーバラップするように丸め
て構成されたものであるから、(即ち、上記シ−トを丸
め円筒状巻き芯とし、その両端縁部が貼着等で固定され
ていない構成であるから)巻き芯を小さく丸めるように
外部より力を加え巻き込むことにより、円筒状巻き芯の
外形円寸法を縮径することができ、円筒状巻き芯と光ケ
ーブル内周面との間に間隙が生じるから、円筒状巻き芯
を縮径状態で光ユニット束から引き出すことができる。
これにより、使用前の保管状態においては円筒状巻き芯
と保護カバ−により光ユニット束の型崩れを防ぐことが
でき、布設時において、光ケ−ブルの巻き始め端末を光
ケ−ブル配線用接続器に接続し、その後、光ユニット束
をDV線に沿って家屋側へ移動し、屋外光接続箱の処で
光ケ−ブルを接続する場合、円筒状巻き芯を取り外して
から光ユニット束をDV線にはめ込むことで、光ケ−ブ
ルを光ユニット束から容易に繰り出し、DV線に螺旋状
に絡めて布設することができる。或は、布設時におい
て、上記と反対に光ケ−ブルの巻き終り端末を光ケ−ブ
ル配線用接続器に接続する場合、上記円筒状巻き芯を縮
径して、光ユニット束から巻き始め端末を取り付けた上
記巻き芯を引き出しながら光ケ−ブルを繰り出し、DV
線に螺旋状に絡めて布設し、該DV線から円筒状巻き芯
を取り外すことができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図3に基づ
いて説明する。図1は本発明の円筒状巻き芯であって、
(a)は上面図、(b)はその側面図であり、図2は前
記円筒状巻き芯に光ケーブルをコイル状に巻き付けた後
にその最外層を保護カバ−で覆った保管状態での光ユニ
ット束であり、(a)は上面図、(b)はその側面図で
あり、図3は光ユニット束から円筒状巻き芯を取り出す
工程を説明するための工程説明図である。図1(a)に
示した巻き芯2は、適度な剛性を有するプラスチック製
或は金属製シートを丸めて円筒状となしたものであり、
そのシートの両端縁部2a、2bは図1(b)に示した
如く、オーバラップするように構成されている。このた
め、外から更に丸めるような外力が加わると、オーバラ
ップ領域が増えて、円筒状巻き芯2の外形円寸法が縮径
される。図2(b)に示したように、この円筒状巻き芯
2の外周面2cの一側端に光ケーブル4の巻き始め端末
4aを固定し、光ケーブル4を円筒状巻き芯2の外周面
2c上にコイル状に巻き始め、複数層を巻き付けた後、
巻き終わり端末4bを光ケーブル4の巻き付け最外層を
覆うプラスチック製のフィルム或は糊等から成る保護カ
バ−6の一端に固定すると、図2(a)に示されたよう
な使用前の保管状態の光ユニット束8が完成する。光ユ
ニット束8は外周部に保護カバ−6が、その中心部に円
筒状巻き芯2が挿入されているので、コイル状に巻かれ
た光ケーブル4の巻き形状は型崩れすることなく保持さ
れる。
【0007】この光ユニット束8をDV線にはめ込んで
光ユニット束8から光ケーブル4をスムーズに繰り出す
ためには、円筒状巻き芯2は繰り出しの障害となるの
で、光ケーブル4の内周面に挿入されている円筒状巻き
芯2を取り出す必要がある。そこで、次に図3に基づい
て円筒状巻き芯2の取り出す工程について説明する。先
ず、図3(a)に保管状態での円筒状巻き芯2が示され
ており、両端縁部2a、2bがなすオーバラップ量は少
ない。この状態から外力を加え、図3(b)に示すよう
に円筒状巻き芯2の外形円寸法を縮径させると、両端縁
部2a、2bがなすオーバラップ領域は増加し、円筒状
巻き芯2と光ケーブル内周面との間に間隙が生じる。こ
れにより図3(c)に示したように、円筒状巻き芯2を
円筒の軸心方向である、例えば矢印X方向に光ユニット
束8から引き出すことができる。円筒状巻き芯2を引き
出した後は、光ケーブル4の巻き始め端末4aを円筒状
巻き芯2から切り離し光ケ−ブル配線用接続器に接続
し、光ユニット束8をDV線にはめ込み、該光ユニット
束をDV線に沿って家屋側に移動すればよい。或は、光
ユニット束8をDV線にはめ込み、円筒状巻き芯2を巻
き込んで縮径して、上記円筒状巻き芯2を引き出しなが
ら光ケ−ブルをDV線に螺旋状に絡めて布設し、巻き始
め端末4aから円筒状巻き芯2を切り離し、該端末を家
屋の屋外光接続箱に接続すればよい。ところで、光ケー
ブル4の外周面は保護カバ−6で覆われているので、円
筒状巻き芯2が抜け出た後でも、大きな外力が加わるこ
とがなければ、布設時における光ユニット束8の形状が
直ちに崩れることはない。
【0008】
【発明の効果】以上の通り、本発明は、光ユニット束8
の使用前の保管状態においては、内側の光ケーブル4を
巻き付けるために利用した円筒状巻き芯2と外側の保護
カバ−6により型崩れを防ぐことができる。光ユニット
束8をDV線にはめ込んで光ケーブル4を繰り出すため
の巻き始め端末4aの取り出しは、上述の如く、外から
外力を加えて円筒状巻き芯2の外形円寸法を縮小すれ
ば、光ユニット束8から円筒状巻き芯2を容易に抜き出
すことができるので、この円筒状巻き芯2を光ケーブル
4の巻き始め端末4aより切り離し、光ケ−ブル配線用
接続箱に接続し、光ユニット束をDV線に沿って家屋側
に移動すれば、或は、光ケ−ブルの巻き始め端末を取り
付けた円筒状巻き芯を光ユニット束から引き出し、該巻
き芯をDV線に沿って家屋側に移動すれば、光ケーブル
4はスムーズに光ユニット束8より繰り出すことができ
る。また、布設時は円筒状巻き芯2がなくなるが、保護
カバ−6は存在しているので、大きな外力さえ加わらな
ければ、光ユニット束8の型崩れが直ちに起こるような
ことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の円筒状巻き芯であって、(a)はその
上面図、(b)は側面図である。
【図2】保管状態での光ユニット束であって、(a)は
その上面図、(b)は側面図である。
【図3】光ユニット束から円筒状巻き芯を取り出す工程
説明図である。
【図4】既設DV線を利用して光ドロップケーブルを布
設する方法を説明するための図であって、(a)は光ユ
ニット束を既設DV線にはめ込んだ図であり、(b)は
光ケーブルの布設完了図である。
【図5】コイル状に巻かれた光ケーブルから成る光ユニ
ット束であって、(a)はその上面図であり、(b)は
側面図である。
【符号の説明】
2・・・円筒状巻き芯 4・・・光ケーブル 6・・・保護カバ− 8・・・光ユニット束 40・・・光ケーブル 42・・・光ユニット束 44・・・DV線(電力線) 46・・・光ケーブル配線用接続器 48・・・家屋 50・・・屋外光接続箱
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02B 6/24 H01B 11/00 L // H01B 11/00 G02B 6/00 351 (72)発明者 小林 和永 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 (72)発明者 宮本 末広 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 Fターム(参考) 2H036 RA24 2H038 CA35 CA37 CA62 3F058 AA01 AB03 AC14 BB19 CA01 CA06 DA04 DB05 HA08 HB02 HB03 HB07 MA08 3F115 BA03 BA23 BA27

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ケーブルの巻き始め端末が円筒状巻き芯
    に取付けられ、前記巻き芯に対してコイル状に巻き付け
    た光ケーブルの巻き終わり端末を、光ケーブルの巻き付
    け最外周を覆う保護カバ−に取付けて成る光ユニット束
    において、円筒状巻き芯を、適度の剛性を有するシート
    を両端縁部がオーバラップするように丸めて構成したこ
    とを特徴とする円筒状巻き芯を有する光ユニット束。
JP2000156109A 2000-05-26 2000-05-26 円筒状巻き芯を有する光ユニット束 Pending JP2001339821A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008268461A (ja) * 2007-04-19 2008-11-06 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ケーブル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008268461A (ja) * 2007-04-19 2008-11-06 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ケーブル

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