JPH062291A - ワイヤロープの端末処理装置 - Google Patents

ワイヤロープの端末処理装置

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JPH062291A
JPH062291A JP15691892A JP15691892A JPH062291A JP H062291 A JPH062291 A JP H062291A JP 15691892 A JP15691892 A JP 15691892A JP 15691892 A JP15691892 A JP 15691892A JP H062291 A JPH062291 A JP H062291A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire rope
rope
wire
end portion
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15691892A
Other languages
English (en)
Inventor
Masateru Nakano
政輝 中野
Nagamichi Shigetomi
修廸 繁富
Satoshi Yamamoto
諭 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd, Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
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Publication of JPH062291A publication Critical patent/JPH062291A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワイヤロープ端末部の結束作業を短時間で、
しかも容易に行なうことのできるワイヤロープの端末処
理装置を得る。 【構成】 ワイヤロープ1の端末部を結束する結束部材
が、一端に長孔3Aを備えるとともに、この長孔3Aに
係止される係止部3Bを他端に備えた帯状のバンド体3
からなり、ワイヤロープ1の端末部の所定位置にバンド
体3を巻きかけて、このバンド体3の長孔3Aに係止部
3Bを裏面側から挿通して引っ張り、バンド体3をワイ
ヤロープ1外周に密着させた後、上記の係止部3Bを長
孔3Aに沿って折曲げて、この係止部3Bを長孔3Aで
係止させるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータのワイヤロ
ープ端末部に取付けられるロープソケットを備えたワイ
ヤロープの端末処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば実開昭59−30067号
公報に記載されているように、ワイヤロープ端末部に巻
き付けられる細線と、ワイヤロープ端末部の各撚り線を
ループ状に折曲げた状態で収納するロープソケットと、
このロープソケット内で固化することによりワイヤロー
プの端末部を保持する金属部材とを有するワイヤロープ
の端末処理装置が提案されている。
【0003】この従来の端末処理装置では、ワイヤロー
プ端末部にロープソケットを取付ける際、まずワイヤロ
ープ端末部の所定位置に細線を何回も繰返し巻き付ける
作業、いわゆるシージングによりワイヤロープ端末部を
所定位置で結束し、これによって、ワイヤロープの各撚
り線が徐々にほぐれることを防止する。次いで、上記の
所定位置より端末側をほぐして各撚り線をそれぞれルー
プ状に折曲げてロープソケット内に挿入した後、このロ
ープソケット内に溶けた金属部材を流し込んで固化さ
せ、この固化された金属部材によりワイヤロープの端末
部を保持するようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のワイヤロープの端末処理装置では、ワイヤロープに
細線を何回も繰返し巻き付けて結束するようになってい
るが、このような細線の巻付作業には時間がかなり長く
かかるという問題があった。また、上記の細線に所定の
張力を加えながら規則正しく巻き付けなければならない
ことから、かなり煩雑な手間を要するという問題もあっ
た。
【0005】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、ワイヤロープ端
末部の結束作業を短時間で、しかも容易に行なうことの
できるワイヤロープの端末処理装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、ワイヤロープの端末部を所定位置で結束す
る結束部材と、前記ワイヤロープ端末部の各撚り線をル
ープ状に折曲げた状態で収納するロープソケットと、こ
のロープソケット内に流し込まれ、このロープソケット
内で固化することにより前記ワイヤロープの端末部を保
持する金属部材とを有するワイヤロープの端末処理装置
において、前記結束部材が、一端に長孔を備えるととも
にこの長孔に係止される係止部を他端に備えた帯状のバ
ンド体からなる構成にしてある。
【0007】
【作用】本発明は前記のように構成したので、ワイヤロ
ープの端末部を結束する際、このワイヤロープの所定位
置に帯状のバンド体を巻きかけて、このバンド体の一端
の長孔に、他端に備えられる係止部を挿通して引っ張
り、上記のバンド体をワイヤロープ外周に密着させた
後、上記の係止部を上記の長孔に沿って折曲げることに
よって係止部を長孔で係止させる。これによって、所定
の張力を加えながら細線を何回も繰返し巻き付ける従来
の場合と比べて、ワイヤロープの端末部の結束作業を短
時間で、しかも容易に行なうことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明のワイヤロープの端末処理装置
の実施例を図に基づいて説明する。図1は本発明のワイ
ヤロープの端末処理装置の一実施例を示す斜視図、図2
は図1の端末処理装置に備えられる結束部材の正面図、
図3は図2の結束部材の断面図、図4は図1に示すワイ
ヤロープおよび結束部材のA−A線に沿う断面図であ
る。
【0009】本実施例のワイヤロープの端末処理装置
は、図1に示すように、ワイヤロープ1の端末部の各撚
り線1aをループ状に折曲げた状態で収納するロープソ
ケット2と、ワイヤロープ1の所定位置、例えば端末か
ら140mmだけ中間側の位置に巻きかけられる帯状の
バンド体3と、ロープソケット2内に流し込まれ、この
ロープソケット2内で固化することによりワイヤロープ
1の端末部を保持する図示しない金属部材とからなって
いる。なお、上記のバンド体3により、ワイヤロープ1
の端末部を所定位置で結束する結束部材が構成されてい
る。
【0010】上述した帯状のバンド体3の一端には、こ
のバンド体3の長手方向と直交する方向に長孔3Aが延
設されるとともに、この長孔3Aより先端側の部分が折
り返されている。また、バンド体3の他端には、上記の
長孔3Aに係止される係止部3Bが備えられている。上
記の長孔3Aの長さ寸法a1は、上記の係止部3Bの幅
寸法bより少しだけ大きく設定され、長孔3Aの幅寸法
2は、バンド体3の板厚寸法tより少しだけ大きく設
定されている。また、長孔3Aおよび係止部3B間の距
離cは、ワイヤロープ1の外周の長さ寸法より少しだけ
短く設定されている。
【0011】この実施例にあっては、ワイヤロープ1の
端末部を結束する際、このワイヤロープ1の端末部をロ
ープソケット2に挿通した状態で、ワイヤロープ1の端
末から140mmだけ中間側の部分に帯状のバンド体3
を巻きかけて、このバンド体3の一端の長孔3Aに、他
端に備えられる係止部3Bをバンド体3の裏面側から表
面側に挿通して引っ張り、図4に示すようにバンド体3
をワイヤロープ1の外周に密着させた後、上記の係止部
3Bを長孔3Aに沿って折曲げることによって、この係
止部3Bを長孔3Aで係止させる。
【0012】その後、図1に示すように、上記のワイヤ
ロープ1の端末側をほぐして各撚り線1aをそれぞれル
ープ状に折曲げた後、図1に示す状態からロープソケッ
ト2の下端がバンド体3の中間部に位置するまで、ロー
プソケット2を上方に移動させることにより、上記のル
ープ状の各撚り線1aをロープソケット2内に収納す
る。次いで、ロープソケット2内に図示しない溶けた金
属部材を流し込んで固化させて、この固化した金属部材
によりワイヤロープ1の端末部を保持するようになって
いる。
【0013】このように構成した実施例では、所定の張
力を加えながら細線を何回も繰返しワイヤロープ1に巻
き付けて結束する従来の場合と比べて、このワイヤロー
プ1の端末部の結束作業を短時間で、しかも容易に行な
うことができる。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、ワ
イヤロープ端末部の結束を短時間で、しかも容易に行な
うことができ、したがって、ワイヤロープの端末処理作
業に係る労力の低減を図ることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワイヤロープの端末処理装置の一実施
例を示す斜視図である。
【図2】図1の端末処理装置に備えられる結束部材の正
面図である。
【図3】図2の結束部材の断面図である。
【図4】図1に示すワイヤロープおよび結束部材のA−
A線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 ワイヤロープ 1a 撚り線 2 ロープソケット 3 バンド体(結束部材) 3A 長孔 3B 係止部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤロープの端末部を所定位置で結束
    する結束部材と、前記ワイヤロープ端末部の各撚り線を
    ループ状に折曲げた状態で収納するロープソケットと、
    このロープソケット内に流し込まれ、このロープソケッ
    ト内で固化することにより前記ワイヤロープの端末部を
    保持する金属部材とを有するワイヤロープの端末処理装
    置において、前記結束部材が、一端に長孔を備えるとと
    もにこの長孔に係止される係止部を他端に備えた帯状の
    バンド体からなることを特徴とするワイヤロープの端末
    処理装置。
JP15691892A 1992-06-16 1992-06-16 ワイヤロープの端末処理装置 Pending JPH062291A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15691892A JPH062291A (ja) 1992-06-16 1992-06-16 ワイヤロープの端末処理装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP15691892A JPH062291A (ja) 1992-06-16 1992-06-16 ワイヤロープの端末処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH062291A true JPH062291A (ja) 1994-01-11

Family

ID=15638224

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JP15691892A Pending JPH062291A (ja) 1992-06-16 1992-06-16 ワイヤロープの端末処理装置

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JP (1) JPH062291A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101272183B1 (ko) * 2011-11-28 2013-06-07 한국해양과학기술원 계류용 와이어 로프와 소켓 연결방법
CN103556514A (zh) * 2013-11-13 2014-02-05 李理 一种股绳机的万向夹套

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101272183B1 (ko) * 2011-11-28 2013-06-07 한국해양과학기술원 계류용 와이어 로프와 소켓 연결방법
CN103556514A (zh) * 2013-11-13 2014-02-05 李理 一种股绳机的万向夹套
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