JPS5852232Y2 - 束線の結束具 - Google Patents

束線の結束具

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Publication number
JPS5852232Y2
JPS5852232Y2 JP18307081U JP18307081U JPS5852232Y2 JP S5852232 Y2 JPS5852232 Y2 JP S5852232Y2 JP 18307081 U JP18307081 U JP 18307081U JP 18307081 U JP18307081 U JP 18307081U JP S5852232 Y2 JPS5852232 Y2 JP S5852232Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
metal wire
binding tool
holding
straight
Prior art date
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Expired
Application number
JP18307081U
Other languages
English (en)
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JPS5888350U (ja
Inventor
源治 肌勢
Original Assignee
株式会社 大同製鋲所
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Publication date
Application filed by 株式会社 大同製鋲所 filed Critical 株式会社 大同製鋲所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は環状に巻回して束状となした針金等の金属線(
東線)を結束し、かつ前記金属線を順序よく取り出すた
めに用いる東線の結束具に関するものである。
従来、環状に巻回して束状となした金属線(東線)を結
束するには、第3図に示す如く束線31の数個所をバイ
ンド線32・・・・・・で括っていたが、金属線33の
使用の都度、前記バインド線32・・・・・・を解き、
使用後において再び該バインド線32・・・・・・で前
記束線31を括る必要があるため、実用上極めて使い勝
手が悪い欠点があった。
このような欠点を解消し、前記金属線33を順序よく取
り出すために従来、第4図に示す如き結束具34が既に
案出されている。
しかしながら、同図に示す結束具34は鋳物によって構
成されている関係上、コストが高くなる欠点があるうえ
、重量が大であるから束線31に対する付帯重量が著し
く増加し、持ち運びに際しては極めて不便であった。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、針金等の金属線を順序よく取
り出すことができるのは勿論のこと、安価かつ軽量であ
って、持ち運びやすい東線の結束具を提供することにあ
る。
すなわち本考案は、一本の針金等の金属線を折り曲げて
、中央に位置する小径の環部と、該環部から放射状に伸
びる少なくとも3つの直線部と、該直線部の各先端に設
けた鉤状の保持部とを形成し、前記複数の保持部のうち
の少なくとも1つの保持部に前記金属線で引掛片を一体
形成することにより、上述した所期の目的を達成しよう
とするものである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図は本考案に係る東線の結束具を示す斜視図で、同
図中、1は針金等の金属線2を環状に巻回し、かつ束状
となした東線、3は該束線1を保持する結束具である。
該結束具3は前記金属線2よりも線径の大なる一本の針
金等の金属線(鋼線)を折り曲げて形成したものである
すなわち、一本の金属線を折り曲げて、前記束線1の中
央に位置する小径の環部4と、この環部4から120°
等間隔で放射状に伸びる直線部5,6.7と、これら各
直線部5,6.7の各先端に設けた鉤状の保持部8,9
.10と、前記保持部9に連設した引掛片11とを一体
形成したものである。
これを更に詳述すると、長尺の一本の金属線を用いて、
まず鉤状の保持部8を形成し、該保持部8につづいて直
線部5を形成して、該直線部5の基端5aを環状に丸め
て環部4を形成し、該環部4につづいて他の直線部6a
を形成し、この直線部6aの先端に鉤状の保持部9を形
成すると共に、該保持部9に略ループ状の引掛片11を
形威し、この引掛片11にU字状連設部12を介して隣
設する他の引掛片11を形成し、さらに、この引掛片1
1に保持部9を介して前記直線部6aと平行で間部6a
に隣設する直線部6bを形成し、この直線部6bの先端
を前記環部4内を通して、この環部4内を通った部分に
つづいて更に他の直線部7を形成し、該直線部7の先端
を鉤状に丸めて保持部10を形成することにより、第1
図に示す如き結束具3を構成したものである。
要するに前記各要素8,5,4,6 a 、9,11,
12,11.9゜6 b 、7.10を一本の金属線で
この順に形成したものである。
而して上記構成の結束具3で束線1を保持するには、前
記各鉤状の保持部8,9.10内に束線1の3個所を嵌
め合い、かつ、前記束線1における金属線2の先端を前
記環部4を通して導出しておくのである。
また持ち運びに際しては、前記束線1を作業者が直接手
で握るか、或いは第2図に示す如く前記束線1を垂直に
して結束具3の引掛片11を作業者AのバンドBに引っ
掛けて持ち運ぶのである。
さらに、前記金属線2の使用に際しては、前記環部4か
ら導出させた同金属線2の先端を必要長さだけ順次引っ
張って使用に供するのである。
さらにまた、前記束線1の保管等に際しては、U字状連
設部12を釘等に引っ掛けて保管することもできる。
上記構成から明らかなように、本考案に係る結束具3は
一本の針金等の金属線によって構成したものであるから
、その製造コストが安価であり、しかも軽量であるので
束線1に対する付帯重量の増加が少なく、持ち運びやす
い効果がある。
また、保持部9に引掛片11を一体形成したので、この
引掛片11を作業者AのバンドBに引っ掛けて持ち運ん
だり、この状態で作業を継続することができるので、作
業性の向上を図ることができる効果がある。
さらに中央に位置する小径の環部4を形成しているので
、前記金属線2をこの環部4内から順次必要長さだけ順
序よく取り出すことができるのは勿論である。
さらにまた、前記保持部8,9.10を引き伸ばしたり
、折り曲げたりすることにより、巻径の若干異なる他の
束線1を保持することができるので、東線に対する対応
範囲が従来の鋳物によるものと比較して大となり、その
うえ、前記保持部8,9.10を折り曲げる簡単な操作
で以って前記束線1を容易に保持することができる等の
諸種の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る東線の結束具を示す斜視図、第2
図は同結束具の持ち運び使用状態の一例を示す部分図、
第3図および第4図は従来例の平面視図である。 4・・・・・・環部、5,6.7・・・・・・直線部、
8,9.10・・・・・・保持部、11・・・・・・引
掛片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一本の針金等の金属線を折り曲げて、中央に位置する小
    径の環部4と、該環部4から放射状に伸びる少なくとも
    3つの直線部5,6.7と、該直線部5.6.7の各先
    端に設けた鉤状の保持部8,9.10とを形成し、前記
    複数の保持部8,9.10のうちの少なくとも1つの保
    持部9に前記金属線で引掛片11を一体形成したことを
    特徴とする東線の結束具。
JP18307081U 1981-12-08 1981-12-08 束線の結束具 Expired JPS5852232Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18307081U JPS5852232Y2 (ja) 1981-12-08 1981-12-08 束線の結束具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18307081U JPS5852232Y2 (ja) 1981-12-08 1981-12-08 束線の結束具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5888350U JPS5888350U (ja) 1983-06-15
JPS5852232Y2 true JPS5852232Y2 (ja) 1983-11-28

Family

ID=29982007

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18307081U Expired JPS5852232Y2 (ja) 1981-12-08 1981-12-08 束線の結束具

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Publication number Publication date
JPS5888350U (ja) 1983-06-15

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