JP7475293B2 - 結束具及びそれを用いた結束方法 - Google Patents

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Description

本発明は、被結束物に巻回して結束する可撓性を有する結束具及びそれを用いた結束方法に関するものである。
従来より、複数の物体(被結束物)を結束するために、被結束物に針金を巻回した後に、針金の基端及び先端の両端を捩るといった結束方法が多用されている(たとえば、特許文献1参照。)。
特開2001-9751号公報
ところが、上記従来の結束方法では、針金の両端を捩って結束しているために、結束部分にゆるみが生じやすく、強固に被結束物を結束させることが困難であった。
そこで、請求項1に係る本発明では、被結束物に巻回して結束する可撓性を有する結束具において、被結束物に巻回するために直線状に伸延させた巻回部と、巻回部の先端に形成し、巻回部の基端を挿通させるとともに巻回部を中途で折り返すための環状部と、環状部の内側に形成し、環状部で折り返すとともに再び被結束物に巻回させた巻回部の基端を折り曲げて引っ掛けるための突起部とを有することにした。
また、請求項2に係る本発明では、前記請求項1に係る本発明において、1本の針金の基端側を直線状に伸延させて巻回部とし、先端側を環状に折り曲げて環状部を形成するとともに、先端が環状部の内側に位置するように先端側を折り返し、折り返した部分から環状部の基端までを捩って環状部の内側に突起部を形成することにした。
また、請求項3に係る本発明では、可撓性を有する結束具を用いて被結束物を結束する結束方法において、直線状に伸延させた巻回部の先端に環状部を形成するとともに、環状部の内側に突起部を形成した結束具を用い、巻回部を被結束物に巻回した後に、環状部に巻回部の基端を挿通させ、環状部で巻回部を中途で折り返し、その後、巻回部を再び被結束物に巻回した後に、突起部に巻回部の基端を折り曲げて引っ掛けることにした。
そして、本発明では、以下に記載する効果を奏する。
すなわち、本発明では、直線状に伸延させた巻回部の先端に環状部を形成するとともに、環状部の内側に突起部を形成した結束具を用い、巻回部を被結束物に巻回した後に、環状部に巻回部の基端を挿通させ、環状部で巻回部を中途で折り返し、その後、巻回部を再び被結束物に巻回した後に、突起部に巻回部の基端を折り曲げて引っ掛けることにしているために、被結束物を強固に結束させることができる。
特に、1本の針金の基端側を直線状に伸延させて巻回部とし、先端側を環状に折り曲げて環状部を形成するとともに、先端が環状部の内側に位置するように先端側を折り返し、折り返した部分から環状部の基端までを捩って環状部の内側に突起部を形成することにした場合には、既存の針金を用いて結束具を容易に製造することができる。
本発明に係る結束具を示す説明図。 本発明に係る結束具を用いた結束方法を示す説明図。
以下に、本発明に係る結束具及びそれを用いた結束方法の具体的な構成について図面を参照しながら説明する。
図1及び図2に示すように、結束具1は、複数の被結束物2,3に巻回して結束するために使用されるものであり、直線状に伸延させた可撓性を有する巻回部4の先端に環状部5を形成するとともに、環状部5の内側に突起部6を形成している。
巻回部4は、被結束物2,3に巻回するために直線状に伸延させて形成している。なお、巻回部4は、被結束物2,3に巻回するために可撓性を有しており、直線状に伸延できればよく、直線形状が保持されるものではない。
環状部5は、巻回部4の先端に形成されており、巻回部4の基端を挿通させるとともに巻回部4を中途で折り返すために環状に形成している。なお、環状部5は、変形可能に可撓性を有していることが望ましいが、形状が固定されていてもよい。
突起部6は、環状部5の内側に形成されており、環状部5で折り返すとともに再び被結束物2,3に巻回させた巻回部4の基端を折り曲げて引っ掛けるために突起状に形成している。なお、突起部6は、形状が保持される程度に可撓性を有していることが望ましいが、形状が固定されていてもよい。
この結束具1は、1本の針金から製造することができる。
すなわち、1本の針金の基端側を直線状に伸延させて巻回部4とする。
次に、1本の針金の先端側を環状に折り曲げて環状部5を形成する。
次に、1本の針金の先端が環状部5の内側に位置するように先端側を折り返し部7で折り返す。
最後に、折り返した部分(折り返し部7)から環状部5の基端までを捩って捩り部8を形成して、環状部5の内側に1本の針金の先端からなる突起部6を形成する。
これにより、1本の針金から結束具1を製造することができるが、結束具1の製造方法や形状はこれに限定されるものではない。
この結束具1を用いることで被結束物2,3を結束することができる。
すなわち、まず、図2(a)に示すように、結束具1の環状部5を被結束物2,3に押さえつけながら、巻回部4を被結束物2,3に巻回し、その後、環状部5に巻回部4の基端を挿通させる。
次に、図2(b)に示すように、環状部5で巻回部4を中途で折り返す。
次に、図2(c)に示すように、巻回部4を再び被結束物2,3に前回とは逆向きに巻回する。
次に、図2(d)に示すように、突起部6に巻回部4の基端を折り曲げて引っ掛ける。
これにより、結束具1で被結束物2,3を結束することができるが、結束時に巻回部4の基端を突起部6や捩り部8などに巻回してもよく、突起部6を環状部5や捩り部8などに巻回してもよい。
以上に説明したように、結束具1は、被結束物2,3に巻回するために直線状に伸延させた巻回部4と、巻回部4の先端に形成し、巻回部4の基端を挿通させるとともに巻回部4を中途で折り返すための環状部5と、環状部5の内側に形成し、環状部5で折り返すとともに再び被結束物2,3に巻回させた巻回部4の基端を折り曲げて引っ掛けるための突起部6とを有する構成となっている。
そして、結束具1の巻回部4を被結束物2,3に巻回した後に、環状部5に巻回部4の基端を挿通させ、環状部5で巻回部4を中途で折り返し、その後、巻回部4を再び被結束物2,3に巻回した後に、突起部6に巻回部4の基端を折り曲げて引っ掛ける構成となっている。
そのため、上記構成の結束具1及びそれを用いた結束方法では、被結束物2,3を強固に結束させることができる。
また、上記結束具1は、1本の針金の基端側を直線状に伸延させて巻回部4とし、先端側を環状に折り曲げて環状部5を形成するとともに、先端が環状部5の内側に位置するように先端側を折り返し、折り返した部分から環状部5の基端までを捩って環状部5の内側に突起部6を形成した構成となっている。
そのため、上記構成の結束具1では、既存の針金を用いて容易に製造することができる。
1 結束具 2,3 被結束物
4 巻回部 5 環状部
6 突起部 7 折り返し部
8 捩り部

Claims (3)

  1. 被結束物に巻回して結束する可撓性を有する結束具において、
    被結束物に巻回するために直線状に伸延させた巻回部と、
    巻回部の先端に形成し、巻回部の基端を挿通させるとともに巻回部を中途で折り返すための環状部と、
    環状部の内側に形成し、環状部で折り返すとともに再び被結束物に巻回させた巻回部の基端を折り曲げて引っ掛けるための突起部と、
    を有することを特徴とする結束具。
  2. 1本の針金の基端側を直線状に伸延させて巻回部とし、先端側を環状に折り曲げて環状部を形成するとともに、先端が環状部の内側に位置するように先端側を折り返し、折り返した部分から環状部の基端までを捩って環状部の内側に突起部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の結束具。
  3. 可撓性を有する結束具を用いて被結束物を結束する結束方法において、
    直線状に伸延させた巻回部の先端に環状部を形成するとともに、環状部の内側に突起部を形成した結束具を用い、
    巻回部を被結束物に巻回した後に、環状部に巻回部の基端を挿通させ、環状部で巻回部を中途で折り返し、その後、巻回部を再び被結束物に巻回した後に、突起部に巻回部の基端を折り曲げて引っ掛けることを特徴とする結束方法。
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