JPH05227635A - ケーブル引止め具 - Google Patents

ケーブル引止め具

Info

Publication number
JPH05227635A
JPH05227635A JP4023038A JP2303892A JPH05227635A JP H05227635 A JPH05227635 A JP H05227635A JP 4023038 A JP4023038 A JP 4023038A JP 2303892 A JP2303892 A JP 2303892A JP H05227635 A JPH05227635 A JP H05227635A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
wedge
retainer
cable retainer
holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4023038A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3065769B2 (ja
Inventor
Hiroaki Sano
裕昭 佐野
Yoshinobu Kitayama
佳延 北山
Shigeru Tanaka
茂 田中
Shigeru Tomita
茂 冨田
Hiroyuki Akimoto
裕之 秋元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP4023038A priority Critical patent/JP3065769B2/ja
Publication of JPH05227635A publication Critical patent/JPH05227635A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3065769B2 publication Critical patent/JP3065769B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4439Auxiliary devices
    • G02B6/4471Terminating devices ; Cable clamps
    • G02B6/44785Cable clamps

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ファイバ等の側圧に弱い通信ケーブルに、
外傷や大きな側圧を与えることのない、ケーブル引止め
具を提供する。 【構成】 台板1のほぼ中央に設けられた円板(又は滑
車)2と円板の外周に向って台板の少なくとも2つの端
に設けられた楔保持具3,3’を具備し、ケーブル5を
前記引止め具に引込んだ後、楔4をケーブルと楔保持具
の間に嵌入してケーブルを固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバケーブルな
ど心材に側圧を加えることが好まれない通信線の引止め
具に関しするものであり、特に、外層被覆中に通信線が
ルースに収納されたケーブルの引止め具に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】加入者光通信網を構築するには、局から
配線区画へ延びる線ケーブル、配線区画内で配線網を形
成する配線ケーブル、配線ケーブルと加入者端末を結ぶ
光屋外線、屋内における光屋内線と多種類のケーブルが
必要となる。従来の光屋外線などの屋外光ケーブルは、
例えば、「研究実用化報告」第33巻第3号第531〜
544頁に記載されているように、張力を分担する鋼線
と、光ケーブルを含む本体を撚り合わせて構成されてお
り、引き止めにはこの銅線を固定して、撚りに起因する
摩擦によりケーブルを引き止めていた。
【0003】図6は、上記文献に記載された引止め構造
の説明図である。(A)図は、引止め部の形状の概略図
であり、21は光ケーブル、22は支持線、23は引止
め具、24は電柱等の引止め部である。この種のケーブ
ルは、2つの部分が撚り合わされた構造のため、(B)
図に示したように、光ファイバ心線25の周りに鋼線2
6を配置し、支持線27とともに、だるま形にPVCで
結合した断面構造のケーブルを採用した場合には、断面
積が3×6.5mmと大きく、巻量の問題から、搬送ド
ラムが大型化するといった問題があった。
【0004】また、このようなケーブルでは、ドラムへ
の巻き付け時に局所的に強い側圧が加わり、側圧に弱い
光ケーブルでは信頼性上の問題が生じる。局所的な側圧
による異常が発生したか否かをケーブル布設後に検査を
する必要であるが、光ケーブルの後方散乱測定等では異
常点が多すぎて判別できないといった問題があった。
【0005】一方、近年耐候性、耐側圧性に優れた加入
者用のための細径の光ケーブルとして、図5に示す如
く、内径約1mmのステンレス製の金属管にプラスチッ
クシースを被覆した外被28の中に光ファイバ心線29
をルースに収納したケーブルが開発された。
【0006】ところが、この種のケーブルを電柱や家屋
等に引き止めたりする場合に、鋼線がないから、従来の
鋼線引止め具を用いることができず、この種のケーブル
を懸架するための引止め具としては、有効なものがなか
った。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の問題
点を解決するためになされたもので、側圧に弱い通信ケ
ーブル等に、外傷や大きな側圧を与えることのない、ケ
ーブル引止め具を提供することを目的とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、外被内にルー
スに通信線を収納してなるケーブルの引止め具であっ
て、台板のほぼ中央に設けられた円板、円板に向って台
板の少なくとも2つの端に設けられた楔保持具及び楔保
持具に嵌合する楔とを具備し、ケーブルを引止め具に引
込んだ後、楔をケーブルと楔保持具の間に嵌入してケー
ブルを固定するケーブル引止め具である。
【0009】このとき、上記の円板を滑車におきかえた
引止め具はケーブル引込み上、好ましい。又、他の解消
手段として、
【0010】外被内にルースに通信線を収納してなるケ
ーブルの引止め具であって、中央部で滑らかに曲げられ
た断面がU字状の溝材、該溝材の両端近傍に楔止めが設
けられたケーブル保持具及び曲げ弾性を有する棒材の両
端に楔部を有するケーブル押え具とを具備し、ケーブル
をケーブル保持具の溝内に引込んだ後、ケーブル押え具
の楔部をケーブルと楔止めの間に嵌入してケーブルを固
定するケーブル引止め具である。
【0011】
【作用】本発明のケーブル引止め具は、外被内にルース
に通信線を収納してなるケーブルを2箇所で各反対方向
に作用する楔によって台板又はケーブル保持具に固定す
る。ここで、ケーブルが楔に対して引張る力あるいは反
対に押返えす力が加わったときは何れかの楔がケーブル
外被を締め付ける作用をするので常にケーブルを固定し
引止めることができる。
【0012】
【実施例】まず、本発明の引止め具が適用される光ファ
イバケーブルの一例を説明する。図5は、その断面図で
あり、29は光ファイバからなる通信線、28は内径約
1mm、厚さ約0.1mmのステンレス管の外周に耐候
性を高めるためのカーボン入りポリエチレンを被覆した
外被である。通信線は、例えば、コア径10μm、クラ
ッド径125μmのガラス製のシングルモード光ファイ
バに62.5μm厚の樹脂被覆を行って、直径が250
μmとしたものである。
【0013】(実施例1) 本発明の引止め具の第1の
実施例を図1に従って説明する。同図、(A)はケーブ
ルを固定した状態を示す図、同図(B)は(A)図のX
−X断面図である。図中、1は台板、2は円板、3は楔
保持具、4は楔、5はケーブルである。台板1は、電柱
や家屋等に取付けられ、その上にケーブルを固定して引
止めるものであり、台板1のほぼ中央に円板1、台板1
の端には円板の円周に向って2つの楔保持具3,3’が
設けられる。ケーブル5は、一方の楔保持具3、円板、
及び他の楔保持具3’を経て引込まれる。このケーブル
は、風等の影響を受けて、一方から他方へ引張られ移動
する場合があるので、これを防ぐためにケーブル5と楔
保持具3,3’の間に2つ割れの楔4を嵌入する。楔4
は摩擦が大きく、弾性があるゴム材が好ましい。楔4の
嵌合を確実にするため、図1(B)に示す如く、ケーブ
ル保持具3は断面をL字形としている。又、ケーブル5
が円板2から外れるのを防ぐため、円板の表面に図示し
ていないつばを設けることが好ましい。さらに、円板2
を滑車におきかえることによって、ケーブルを引込むと
きはケーブルに傷等がつき難く、又引込みやすい点で好
ましい。
【0014】図1で説明した実施例の引込み具について
評価試験を行った。光ファイバケーブルは、図5で説明
した構成であり、樹脂被覆した外径が250μmの光フ
ァイバからなる通信線19を用い、肉厚0.9mmのポ
リエチレンを被覆した外径3mmの外被のケーブルを試
作した。上述した光ケーブルを図1に示したケーブル引
止め具に取付けた。このケーブルに荷重を加えた結果、
20kgの荷重を加えてもケーブルは動かず、良好な引
き止め特性が確認できた。また、引き止め前、引き止め
後、および、引き止め中の荷重負荷時のいずれにおいて
も、光伝送損失の変化は認められなかった。
【0015】また、この評価試験の後、ケーブル引止め
具をはずし、ケーブルを引止め具から取り出したが、ケ
ーブルの外層被覆には、孔や破れなどケーブル内への浸
水や、ダストの侵入などの問題の生じ得る異常は見られ
なかった。
【0016】この結果から、本発明の引止め具が、ケー
ブルを引き止める能力が優れているだけでなく、ケーブ
ルの信頼性を損なうことなく、ケーブルを引き止めるこ
とができることが確認できた。
【0017】(実施例2) 図2,3は、本発明のケー
ブル引止め具の第2の実施例の説明図である。図2は、
ケーブルを引止め具に通した状態図、図3は図2のケー
ブルを固定するための押え具の説明図である。図2中、
11は溝材、12は楔止め、13は爪、14はケーブル
保持具である。又、図3中、15は棒材、16は楔部、
17は切り欠き、18はケーブル押え具である。ケーブ
ル保持具14は、電柱や家屋等に吊り具19で取付けら
れ、その中にケーブル5を固定して引止めるものであ
る。ケーブル保持具14は、U字形の溝材11のほぼ中
央部で滑らかに曲げられ、その両端近傍にはケーブルを
固定するための楔止め12が設けられる。ケーブル5が
溝材11の底部に引込まれた段階で、ケーブル押え具の
両端に設けられた楔部16を前記楔止め14に嵌合し、
ケーブルを保持具に固定する。
【0018】ここで、棒材15は剛性があり、かつ弾性
のある金属、プラスチック等で形成されており、ケーブ
ル押え具14を一旦湾曲させて両端の楔部16をケーブ
ル5と楔止め12の間に嵌合するように湾曲を開放す
る。楔部16は棒材15の弾性によって押付けられるの
でケーブルは固定される。従って、ケーブル押え具18
の長さは、楔止め16,16’の間隔より若干長くして
図4に示す如く、その中間部が浮上る位がよい。又、溝
材11と棒材15の中間部には夫々爪13と切り欠き1
7を設けることによってケーブル押え具18がケーブル
保持具14から簡単に外れないようにすることが好まし
い。上述のケーブル引止め具についても実施例1と同様
の評価試験を行った。20kgの荷重については全く問
題は起こらなかった。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のケーブル
引止め具によれば、外被中にルースに通信線を収納した
ケーブルを、通信線に側圧を加えることなく、引止める
ことができる効果がある。また、引止めに際して、ケー
ブルの外被に孔などの異常を生じさせないため、引止め
箇所の移動などを自由に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のケーブル引止め具の一例の説明図であ
り、同図(A)はケーブルを固定した状態図、同図
(B)は(A)図のX−X断面図である。
【図2】本発明のケーブル引止め具の他の例の説明図で
ある。
【図3】図2に示すケーブル引止め具に適用される押え
具の説明図である。
【図4】図3に示す押え具を適用する場合の説明図であ
る。
【図5】本発明のケーブル引止め具が適用される通信線
の一例の断面図である。
【図6】従来のケーブル引止め具の説明図である。
【符号の説明】
1:台板 2:円板 3,3’:楔保持具 4:楔 5:ケーブル 11:溝材 12:楔止め 13:爪 14:ケーブル保持具 15:棒材 16:楔部 17:切り欠き 18:ケーブル押え具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 茂 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内 (72)発明者 冨田 茂 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 秋元 裕之 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外被内にルースに通信線を収納してなる
    ケーブルの引止め具であって、台板のほぼ中央に設けら
    れた円板、円板に向って台板の少なくとも2つの端に設
    けられた楔保持具及び楔保持具に嵌合する楔とを具備
    し、ケーブルを引止め具に引込んだ後、楔をケーブルと
    楔保持具の間に嵌入してケーブルを固定することを特徴
    とするケーブル引止め具。
  2. 【請求項2】 円板を滑車におきかえたことを特徴とす
    る請求項1記載のケーブル引止め具。
  3. 【請求項3】 外被内にルースに通信線を収納してなる
    ケーブルの引止め具であって、中央部で滑らかに曲げら
    れた断面がU字状の溝材、該溝材の両端近傍に楔止めが
    設けられたケーブル保持具及び曲げ弾性を有する棒材の
    両端に楔部を有するケーブル押え具とを具備し、ケーブ
    ルをケーブル保持具の溝内に引込んだ後、ケーブル押え
    具の楔部をケーブルと楔止めの間に嵌入してケーブルを
    固定することを特徴とするケーブル引止め具。
JP4023038A 1992-02-10 1992-02-10 ケーブル引止め具 Expired - Fee Related JP3065769B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4023038A JP3065769B2 (ja) 1992-02-10 1992-02-10 ケーブル引止め具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4023038A JP3065769B2 (ja) 1992-02-10 1992-02-10 ケーブル引止め具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05227635A true JPH05227635A (ja) 1993-09-03
JP3065769B2 JP3065769B2 (ja) 2000-07-17

Family

ID=12099300

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4023038A Expired - Fee Related JP3065769B2 (ja) 1992-02-10 1992-02-10 ケーブル引止め具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3065769B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4877343A (en) * 1986-10-23 1989-10-31 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Serial printer having means for controlling print head in relation to carriage movement
JP2018524579A (ja) * 2015-06-19 2018-08-30 河海大学 分布型光ファイバーで水理構造物の浸透流の形態を検知する集積システム及びその方法
CN110285769A (zh) * 2019-07-12 2019-09-27 南京大学 一种用于分布式光纤应变传感的量程扩展装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4877343A (en) * 1986-10-23 1989-10-31 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Serial printer having means for controlling print head in relation to carriage movement
JP2018524579A (ja) * 2015-06-19 2018-08-30 河海大学 分布型光ファイバーで水理構造物の浸透流の形態を検知する集積システム及びその方法
CN110285769A (zh) * 2019-07-12 2019-09-27 南京大学 一种用于分布式光纤应变传感的量程扩展装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3065769B2 (ja) 2000-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU652504B2 (en) Restoration kit for communications cable
US6928217B2 (en) Fiber optic cable having a strength member
KR100727015B1 (ko) 변형 경감 조립체 및 변형 경감 방법
JPH05227635A (ja) ケーブル引止め具
JP4205523B2 (ja) ドロップ光ファイバケーブル
JP2000131571A (ja) 光ファイバケーブル
US8515236B2 (en) Fiber optic drop cable assembly for deployment on building walls
JP3854164B2 (ja) 光ファイバドロップケーブル
JP2933416B2 (ja) ケーブル引止め具
JP4388006B2 (ja) 光ケーブル
JP3773591B2 (ja) 単心光ファイバコード
EP0825465A1 (en) Optical fiber element for single core power cable
JP3245244B2 (ja) 光ファイバ保持構造
CN221218495U (zh) 一种镀设有锌铝镁层的智能缆索
JP3065774B2 (ja) ケーブル引止め具
JPH10288711A (ja) 引込線引留具
JP3749532B2 (ja) 光ファイバケーブルの分岐ダム
JPH0588056A (ja) 光フアイバケーブル
US20030021560A1 (en) Optical fiber ribbon and optical fiber cable
JPH06169515A (ja) ケーブル引止め具
JP2001051129A (ja) 光ファイバケーブルクロージャ
JP2004070230A (ja) 光ケーブル
JPH11211953A (ja) スパイラル管の装着治具
JPH04271222A (ja) ケーブル引止め具
JP2018180361A (ja) 光ファイバケーブル

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees