JPH04271222A - ケーブル引止め具 - Google Patents

ケーブル引止め具

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Publication number
JPH04271222A
JPH04271222A JP3053400A JP5340091A JPH04271222A JP H04271222 A JPH04271222 A JP H04271222A JP 3053400 A JP3053400 A JP 3053400A JP 5340091 A JP5340091 A JP 5340091A JP H04271222 A JPH04271222 A JP H04271222A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
cylindrical body
groove
retainer
retaining
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3053400A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Sano
裕昭 佐野
Yoshinobu Kitayama
北山 佳延
Hiroki Ishikawa
弘樹 石川
Shigeru Tanaka
茂 田中
Shigeru Tomita
茂 冨田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP3053400A priority Critical patent/JPH04271222A/ja
Publication of JPH04271222A publication Critical patent/JPH04271222A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバケーブル等
の、側圧に弱いケーブルの屋外引止め具の構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】加入者光通信網を構築するには、局から
配線区画へ延びる線ケーブル、配線区画内で配線網を形
成する配線ケーブル、配線ケーブルと加入者端末を結ぶ
光屋外線、屋内における光屋内線と多種類のケーブルが
必要となる。従来の光屋外線などの屋外光ケーブルは、
例えば、「研究実用化報告」第33巻第3号第531〜
534頁に記載されているように、張力を分担する鋼線
と、光ケーブルを含む本体を撚り合わせて構成されてお
り、引止めにはこの鋼線を固定して、撚りに起因する摩
擦によりケーブルを引き止めていた。
【0003】図5は、上記文献に記載された引止め構造
の説明図である。(A)図は、引止め部の形状の概略図
であり、11は光ケーブル、12は支持線、13は引止
め具、14は電柱等の引止め部である。この種のケーブ
ルは、2つの部分が撚り合わされた構造のため、(B)
図に示したように、光ファイバ心線15の周りに鋼線1
6を配置し、支持線17とともに、だるま形にPVCで
結合した断面構造のケーブルを採用した場合には、断面
積が3×6.5mmと大きく、搬送ドラムが巻量の問題
から大型化するといった問題があった。
【0004】また、このようなケーブルでは、ドラムへ
の巻き付け時に局所的に強い側圧が加わり、側圧に弱い
光ケーブルでは信頼性上の問題が生じる。局所的な側圧
による異常が発生したか否かをケーブル布設後に検査を
する必要であるが、光ケーブルの後方散乱測定等では異
常点が多すぎて判別できないといった問題があった。
【0005】一方、より細径で、上述した測定上の問題
が出にくい高対称性のケーブルとして、光コードが開発
されている。
【0006】近年、高強度繊維技術の発達にともなって
開発されたケブラーや高延伸ポリエチレン等を、光ファ
イバと一緒にケーブル中に収納することにより、ケーブ
ルに充分な強度を与え得る繊維が得られつつあり、例え
ば、その一例が「昭和61年度電子通信学会総合全国大
会講演論文集」第9分冊中の論文番号2121に発表さ
れている。このようにして、光コードの構造を用いた鋼
線を用いない屋外ケーブルも実用化されつつある。
【0007】ところが、この種のケーブルを電柱や家屋
等に引き止めたりする場合に、鋼線がないから、従来の
鋼線引止め具を用いることができず、この種のケーブル
を懸架するための引止め具としては、有効な引止め方法
がなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の問題
点を解決するためになされたもので、側圧に弱い通信ケ
ーブル等に、外傷や大きな側圧を与えることのない、ケ
ーブル引止め具を提供することを目的とするものである
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ケーブル引止
め具において、曲線状のケーブル挿入溝を有する筒状体
と、該筒状体の外側に嵌合する外筒からなるケーブル挿
入体を有することを特徴とするものである。
【0010】外筒に切り込みを設けることができる。
【0011】
【作用】本発明のケーブル引止め具は、曲線状に刻まれ
た筒状体の表面に設けられた溝にケーブルをはめ込み、
その外側にさらに、外筒を被せることにより、ケーブル
をこの溝中に固定することができる。
【0012】この筒状体と外筒からなる挿入体を、引止
め箇所に公知の種々の方法により引き止めることができ
る。
【0013】このような構造であるため、光ケーブルと
引止め具の接触面積が大きく、引止めのために必要な摩
擦力が得られる。また、この摩擦力を分担する面積が大
きいため、ケーブルに加わる側圧が分散され、局所的な
損失増などのトラブルが生じることはない。
【0014】さらに、溝付きの外筒を取り外せば引止め
具は容易にケーブルから分離でき、引止め具の設置箇所
を自由に変更することができる。
【0015】
【実施例】図1は、本発明のケーブル引止め具の第1実
施例の説明図である。図中、1はケーブル、2は筒状体
、3は外筒、4は溝、5は固定具、6は支持ワイヤーで
ある。筒状体2には一方向に向けて、螺旋状の溝4が刻
まれている。この実施例では、筒状体2は、外径25m
m、長さ200mmで、溝4は、幅2mm、深さ1.8
mmで、断面U字形に刻んである。筒状体2の材質は、
ポリアセタール樹脂を用いたが、これに限られるもので
はない。筒状体2の片端には、固定具5としてワイヤー
を筒状体2の樹脂成型時に埋め込んだ。固定具5により
、筒状体2は、電柱、家屋、他のケーブル等に固定する
ことができる。
【0016】この筒状体2の溝4に、最外層が塩化ビニ
ール樹脂により被覆された直径2mmのケーブルをはめ
込み、外径32mm、内径24mmの円筒に、幅1.8
mmの切り込みを長手方向に入れた塩化ビニールの外筒
3を、切り込みを広げながらケーブルを通した上で筒状
体2にかぶせた。外筒3により、ケーブルは溝4内に固
定される。
【0017】引止め具の固定具5を支持ワイヤー6によ
り電柱に固定した状態で、ケーブルに20kgの荷重を
かけてみたが、ケーブルがずれることはなく、良好な引
止め特性が確認できた。試験荷重の20kgは、ケーブ
ル布設時にかかる可能性のある張力である。
【0018】図2は、本発明のケーブル引止め具の第2
実施例の説明図である。図中、図1と同様な部分には同
じ符号を付して説明を省略する。この実施例では、溝4
の巻き方向が、筒状体の途中で反転するように形成され
ている。筒状体の材質、外径、長さ、溝の形状は、図1
と同様である。
【0019】固定具5は、第1実施例と同様、片端に設
けられている。ケーブルが巻き付けられている部分は、
筒状体2の外周の1/2(角度180度)とした。ケー
ブルが巻き付けられている部分が120度以下では、ケ
ーブルに20kgの荷重をかけた場合に、ケーブルがわ
ずかにすべることを確認したためである。180度の巻
き付け角で、直径2mmの塩化ビニール樹脂被覆ケーブ
ルを埋め込み、第1実施例と同様の外筒でケーブルを押
さえ、固定した。
【0020】この引止め具の固定具を電柱に固定した状
態で荷重を加えた結果、30kgの荷重をかけても全く
動かず、良好な引止め特性が確認できた。
【0021】荷重付加試験終了後、外筒をはずし、ケー
ブルを取りだしたが、ケーブルに外傷はなく、引止め具
が強力に引き止めるだけでなく、ケーブルを傷つけるこ
となくケーブルを引き止めることができることを示して
いる。
【0022】第2実施例の引止め具については、溝が反
転しているため、この反転部でケーブルは曲がり方向が
変わり、すべりを押さえる効果がある。このため、引止
め荷重が高くなったためと考えられる。
【0023】上述したいずれの実施例についても、筒状
体の両端付近の溝は、その軌跡を調整して、引止め具の
筒状体の軸方向にケーブルを引き出せる構造とした。こ
れは、筒状体の端末でケーブルが小さく曲げられ応力が
集中して外傷や障害を起こすのを防ぐためである。
【0024】図3は、本発明のケーブル引止め具の第3
実施例の説明図である。図中、図1と同様な部分には同
じ符号を付して説明を省略する。この実施例は、第2実
施例の引止め具における固定具の形状に特色がある。固
定具5は、中央に固定環5aを有し、その両端において
、筒状体2の両端に結合されたもので、固定環5aに支
持ワイヤー6を接続することにより支持される。したが
って、引止め具の方向が自由に変わり、ケーブルに無理
な力が加わらない利点がある。この場合支持具5は、ケ
ーブル1を筒状体2の溝に挿入して外筒4で固定した後
、筒状体2の両端にボルト止めされる。ボルト止めに限
られるものではなく、ワイヤーや軸等、筒状体の両端と
支持具との結合構造は、適宜の固定構造が採用できる。
【0025】図4は、本発明のケーブル引止め具の第4
実施例の説明図である。図中、図1と同様な部分には同
じ符号を付して説明を省略する。この実施例は、第3実
施例の機能をさらに高めたものである。筒状体2と外筒
3が円弧状に成型されているため、引止め具からのケー
ブルの出る方向の自由度が非常に高い利点がある。ケー
ブルが引止め具の180度以外の方向に張られる場合は
、この実施例のような曲がりを有する構造が、ケーブル
に無理な力をかけないために有効である。
【0026】また、特に、引止め力を要する用途には、
筒状体にゴムなど弾性体を用いることができる。また溝
の内面にスリットを刻んだり、凹凸をつけることも有効
である。第1実施例において、溝内に幅1mmのスリッ
トを10mmおきに、溝と垂直な方向で設けることによ
り、引止め力が20%以上増加することが確認されてい
る。
【0027】さらに、この固定具における支持ワイヤー
との接合強度を200kg以下にしておくことは有効で
ある。布設したケーブルを車両などが引っかけた場合、
引き止めてある建造物、例えば、電柱や家屋の破損を防
ぐことができるからである。
【0028】この強度に限界を持たせる機能は、筒状体
に持たせるのではなく、固定具の強度として付与してお
くのが有効であり、上述した各実施例については、固定
具の一部に設けた固定環の強度を適当なものとすること
により達成できる。
【0029】従来の引止め方法では、建築物の増設や撤
去に伴う引止め箇所の変更が困難であったが、本発明の
ケーブル引止め具は、引止め箇所の変更が自在であるか
ら、ケーブルの布設ルートの変更など布設状態変更の自
由度が大きく改善されたケーブル引止め具であるという
ことができる。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のケーブル引止め具によれば、通信ケーブルに外傷や大
きな側圧を与えることなく、ケーブルからの取り外し、
再取り付けが可能で、特に側圧に弱い細径光ケーブル等
に適用すると有用である。
【0031】さらに、引止め箇所の変更や移動などが生
じた場合に有効な固定方法であり、例えば、ケーブル引
止め箇所付近の建造物の増設などの件数が、増加しつつ
ある現在、本発明のケーブル引止め具の有用性は高まる
ものと思われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のケーブル引止め具の第1実施例の説明
図である。
【図2】本発明のケーブル引止め具の第2実施例の説明
図である。
【図3】本発明のケーブル引止め具の第3実施例の説明
図である。
【図4】本発明のケーブル引止め具の第4実施例の説明
図である。
【図5】従来のケーブル引止め具の1例の説明図である
【符号の説明】
1  ケーブル 2  筒状体 3  外筒 4  溝 5  固定具 6  支持ワイヤー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  曲線状のケーブル挿入溝を有する筒状
    体と、該筒状体の外側に嵌合する外筒からなるケーブル
    挿入体を有することを特徴とするケーブル引止め具。
JP3053400A 1991-02-25 1991-02-25 ケーブル引止め具 Pending JPH04271222A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3053400A JPH04271222A (ja) 1991-02-25 1991-02-25 ケーブル引止め具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3053400A JPH04271222A (ja) 1991-02-25 1991-02-25 ケーブル引止め具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04271222A true JPH04271222A (ja) 1992-09-28

Family

ID=12941780

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3053400A Pending JPH04271222A (ja) 1991-02-25 1991-02-25 ケーブル引止め具

Country Status (1)

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JP (1) JPH04271222A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007206150A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Chugoku Electric Power Co Inc:The ドロップ光ファイバケーブル引込線支持具およびドロップ光ファイバケーブル引込線支持方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007206150A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Chugoku Electric Power Co Inc:The ドロップ光ファイバケーブル引込線支持具およびドロップ光ファイバケーブル引込線支持方法
JP4553204B2 (ja) * 2006-01-31 2010-09-29 中国電力株式会社 ドロップ光ファイバケーブル引込線支持方法

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