JPH0982140A - 伝送ケーブル - Google Patents

伝送ケーブル

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Publication number
JPH0982140A
JPH0982140A JP23648095A JP23648095A JPH0982140A JP H0982140 A JPH0982140 A JP H0982140A JP 23648095 A JP23648095 A JP 23648095A JP 23648095 A JP23648095 A JP 23648095A JP H0982140 A JPH0982140 A JP H0982140A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core wire
cable
transmission cable
wire
coil
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP23648095A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Nakajima
淳一 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication of JPH0982140A publication Critical patent/JPH0982140A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 引張や圧縮に充分耐えられると共に小径化が
図れる伝送ケーブルを提供する。 【解決手段】 同軸ケーブル1の外側を鋼製の蜜なコイ
ル2で被覆し、圧縮力から保護した芯線を該芯線と平行
な複数の素線3で覆い、その外側を蜜な鋼製コイル4で
束ね、更に外側をナイロンコーディング層5で覆って、
芯線に引張荷重がかからないようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配管間走行ロボッ
トと管外操縦装置とを結ぶ信号伝送ケーブルに用いて好
適な伝送ケーブルに関する
【0002】
【従来の技術】従来の伝送ケーブルとして、図7から図
11に示すようなものがある。図7は、電気信号伝送ケ
ーブルとして一般に用いられている同軸ケーブルの構造
の一例を示す模式図である。これによれば、胴の内部導
体10は内部絶縁体11を介して外部導体12で覆わ
れ、またその外側のシース13で保護される。そして、
導体によって電気信号を伝送する。
【0003】図8は、光ファイバーケーブルの例であ
る。これによれば、光を通すプラスチック或いはガラス
製のコア20の外側はコーティング層21に取り巻か
れ、この内部を光信号が反射しながら伝わる。この外側
に内部ジャケット22,ケブラー糸23,外部ジャケッ
ト24が取り巻き、引張荷重がコア20にかからないよ
うに保護している。
【0004】図9から図11はワイヤーケーブルの断面
を示す。図9に示すように、芯31の周りに素線32を
巻き付けることによってストランド(素線をよったも
の)33を構成し、芯ストランド34の周りにストラン
ド33を巻き付けると図10のようなロープとなる。芯
となる綿ロープ35の外側に別の構造のスチール製スト
ランド36を巻き付けたものを図11に示す。このよう
な構造によって、非常に大きな引張強度を有している。
図10のように、芯ストランド34と外側のストランド
33が同一材のときは、外側の方が相対的に長さが長い
ので、芯側34に力がかかりやすい。また、図11のよ
うに、芯35が綿ロープだと、強度が小さいので、伸び
て、外側のスチール製ストランド36で引張を主に受け
持っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の伝送ケーブルにあっては、下記のような問題点があ
った。 充分な引張強度と信号伝送特性を併せ持つと共に、
小径に形成することが困難であった。 同軸ケーブルその他の電気配線ケーブルは導体とし
て良導体の胴を用い、これを被覆して用いるため、引張
強度を大きくできない。 光ファイバーケーブルの場合、光ファイバー自体が
引張強度や曲げ強度が小さいため、分厚い主にプラスチ
ック材のジャケットで被覆しており、外径が大きなわり
には、通常の電線程度の強度もない(図12の例参
照)。 引張強度の弱い芯材をスチールワイヤーで巻いたの
では、引張り荷重がかかったとき、芯材を先ず引き伸ば
す作用が働き、芯材を切断してしまう虞があった(図1
5の例参照)。
【0006】そこで、本発明の目的は、引張や圧縮に充
分耐えられると共に小径化が図れる伝送ケーブルを提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る伝送ケーブ
ルは、下記のように構成される。 芯線の外周に軸方向に平行な素線もしくはストラン
ドを周方向に配置し、その外周に蜜なコイルで束ねたこ
とを特徴とする。これによれば、芯線と同方向の素線,
ストランドが引張荷重を受け、且つ巻き付けていないの
で、引張の際伸びが少なく、芯線にかかる伸びや引張荷
重が小さくなる。また、外側のコイルで束ねたので、圧
縮を受けた時にも、平行素線やストランドをばらけない
ようにする。また、全体の曲げ半径が大きくなる。 芯線の外周に軸方向に平行な素線もしくはストラン
ドを周方向に配置し、その外周を素線もしくはストラン
ドで巻いたことを特徴とする。これによれば、芯線と同
方向の素線,ストランドが引張荷重を受け、且つ巻き付
けていないので、引張の際伸びが少なく、芯線にかかる
伸びや引張荷重が小さくなる。また、外側に巻いた素線
もしくはストランドにより、圧縮を受けた時にも、平行
素線やストランドをばらけないようにする。また、全体
の曲げ半径が大きくなる。 芯線の外周にZ巻きとS巻きを重ねて巻いたことを
特徴とする。これによれば、Z巻きとS巻きが引張荷重
を受け、芯線を保護する。 〜の伝送ケーブルに用いられる芯線であって、
信号伝送部外周に密着して蜜なコイルを配したことを特
徴とする。これによれば、蜜なコイルにより芯線が圧縮
から保護される。 〜の伝送ケーブルに用いられる芯線であって、
信号伝送部がコイル状に配され、その外周に密なコイル
を配したことを特徴とするこれによれば、蜜なコイルに
より芯線が圧縮から保護される。 〜の伝送ケーブルに用いられる芯線であって、
単に蜜なコイルを配して、中心部が空洞になっているこ
とを特徴とする。これによれば、芯線の伝送部がなくて
も制作可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る伝送ケーブル
の一実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。図1
乃至図3は引張強度補強法の異なった実施例の各々の構
造図で、図4乃至図6は芯線の面圧補強法の異なった実
施例の各々の構造図である。伝送ケーブルとしては、裸
の芯線を図1乃至図3のものと組み合わせた3通りと、
図4の芯線を図1乃至図3のものと組み合わせた3通り
と、図5の芯線を図1乃至図3のものと組み合わせた3
通りと、図6の芯線を図1乃至図3のものと組み合わせ
た3通り、との合計12通りのものが考えられる。
【0009】図1は、信号伝送部を有する芯線を該芯線
と平行な複数の素線3で覆い、その外側を蜜な鋼製コイ
ル4で束ね、更に外側をナイロンコーディング層5で覆
って、芯線に引張荷重がかからないようにした例であ
る。
【0010】図2は、図1の実施例における素線3の外
側に素線や(スチール)ストランドのZ巻きの層7で取
り巻き、更に外側をナイロンコーディング層5で覆っ
て、芯線に引張荷重がかからないようにした例である。
【0011】図3は、信号伝送部を有する芯線の外側に
素線や(スチール)ストランドのZ巻きの層7とS巻き
の層8とで取り巻き、更に外側をナイロンコーディング
層5で覆って、芯線に引張荷重がかからないようにした
例である。
【0012】図4は、信号伝送部を有する芯線としての
同軸ケーブル1の外側を鋼製の蜜なコイル2で被覆し、
圧縮力から芯線を保護するようにした例である。
【0013】図5は、図4の実施例におけるコイル2の
中に信号伝送部を有する芯線としての光ファイバー6を
弛ませて挿通し、圧縮力から芯線を保護するようにした
例である。
【0014】図6は、図4の実施例におけるコイル2の
みを芯線として、圧縮力から芯線を保護するようにした
例である。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、下
記のような効果が得られる。 許容伸び代や引張強度の異なる信号伝送ケーブルと
ワイヤーロープが一体化できる。 により、外径を大幅に小さくできる(一例とし
て、10φ→4φ)。 ケーブルの曲がり取りドラム径を小さくできる。 管間点検ロボットと管外操縦装置との連絡に使う
と、ケーブルの自重が軽く、ドラム巻取り量も増加でき
るので、より長距離走行が可能になる。 小口径用管内点検ロボットの場合、従来ケーブルが
太くて引いて走行出来なかった所へも適用可能となる。 ケーブル自体に走行抵抗軽減用の車両を一定間隔で
取り付ける必要がなく、即応性がある。 ロボット故障の時、ケーブルを引っ張って引き戻せ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る伝送ケーブルの引張強度補強法の
第1実施例の斜視図である。
【図2】同じく第2実施例の断面図である。
【図3】同じく第3実施例の断面図である。
【図4】本発明に係る伝送ケーブルの面圧補強法の第1
実施例の斜視図である。
【図5】同じく第2実施例の斜視図である。
【図6】同じく第3実施例の斜視図である。
【図7】従来の同軸ケーブルを示す模式図である。
【図8】同じく光ファイバーケーブルを示す模式図であ
る。
【図9】同じくワイヤーケーブルを示す断面図である。
【図10】同じくワイヤーケーブルを示す断面図であ
る。
【図11】同じくワイヤーケーブルを示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 同軸ケーブル 2 コイル 3 素線 4 鋼製コイル 5 ナイロンコーティング 6 光ファイバー 7 Z巻きの層 8 S巻きの層

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯線の外周に軸方向に平行な素線もしく
    はストランドを周方向に配置し、その外周に蜜なコイル
    で束ねたことを特徴とする伝送ケーブル。
  2. 【請求項2】 芯線の外周に軸方向に平行な素線もしく
    はストランドを周方向に配置し、その外周を素線もしく
    はストランドで巻いたことを特徴とする伝送ケーブル。
  3. 【請求項3】 芯線の外周にZ巻きとS巻きを重ねて巻
    いたことを特徴とする伝送ケーブル。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の伝送ケーブルに用いられ
    る芯線であって、信号伝送部外周に密着して蜜なコイル
    を配したことを特徴とする伝送ケーブル。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3の伝送ケーブルに用いられ
    る芯線であって、信号伝送部がコイル状に配され、その
    外周に密なコイルを配したことを特徴とする伝送ケーブ
    ル。
  6. 【請求項6】 請求項1〜3の伝送ケーブルに用いられ
    る芯線であって、単に蜜なコイルを配したもので、中心
    部が空洞になっていることを特徴とする伝送ケーブル。
JP23648095A 1995-09-14 1995-09-14 伝送ケーブル Withdrawn JPH0982140A (ja)

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JP23648095A JPH0982140A (ja) 1995-09-14 1995-09-14 伝送ケーブル

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030028288A (ko) * 2001-09-28 2003-04-08 윤희석 보강형 광 점퍼 코드
KR100478708B1 (ko) * 2002-06-27 2005-03-24 이우일 스프링 구조물을 이용한 광섬유 보호용 패키지
JP2009125889A (ja) * 2007-11-27 2009-06-11 Asante Inc 作業ロボット

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KR100478708B1 (ko) * 2002-06-27 2005-03-24 이우일 스프링 구조물을 이용한 광섬유 보호용 패키지
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