JPH087363Y2 - 光ケーブルの接続部 - Google Patents

光ケーブルの接続部

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Publication number
JPH087363Y2
JPH087363Y2 JP1985022663U JP2266385U JPH087363Y2 JP H087363 Y2 JPH087363 Y2 JP H087363Y2 JP 1985022663 U JP1985022663 U JP 1985022663U JP 2266385 U JP2266385 U JP 2266385U JP H087363 Y2 JPH087363 Y2 JP H087363Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
fiber core
optical
cable
connecting portion
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1985022663U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61140305U (ja
Inventor
裕一 小原
一美 井田
幹夫 小粥
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Original Assignee
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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Publication date
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  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば電力線を含む複合ケーブルに用いる
のに適した光ケーブルの接続に関するものである。
【0002】
【従来技術】
光ケーブルの接続部は、一般に、光フアイバー芯線の
余長を含むので大型化する傾向にある。例えば直径が12
5μmの光フアイバー芯線に曲げによる静疲労を与えな
いように歪みを0.18%以下にするために通常40mmの曲率
をもたせて余長を維持しているので、接続部の直径は10
0mm以上の大きさになる。このように光ケーブルの接続
部が大型化すると可撓性がなくなる上に海底用電力ケー
ブルと複合化する場合には、光ケーブルの接続部を含ん
だ複合ケーブルの製造が困難になる。このため、従来で
は複合ケーブルの余長が光ケーブルの長さによって支配
され、その長尺化が困難であった。
【0003】
【考案の目的】
そこで本考案の目的は、外径を大きくすることなく、
且つ所定の余長をもって光フアイバー芯線を接続するこ
とができる光ケーブルの接続部を提供することにある。
【考案の構成】
【0004】 本考案の光ケーブルの接続部は、中心テンションメン
バーとそのまわりに沿って設けられた複数本の光フアイ
バー芯線とを含むケーブルコアと前記ケーブルコアの上
に設けられたシースとを有する2つの光ケーブルを接続
する接続部において、前記2つの光ケーブルの中心テン
ションメンバーの接続部分と光フアイバー芯線の接続部
分と前記2つの光ケーブルのシースに跨って設けられた
外部補強パイプと前記外部補強パイプの内径よりもやや
小さく且つ前記光ケーブルの外径以下の外径を有し前記
中心テンションメンバーが貫通する複数のガイドとから
成り、前記光フアイバー芯線は接続部内で直線状に案内
されつつ前記ガイドの外周に設けられた切欠きを貫通し
てたるみ余長取りされ、且つ前記光フアイバー芯線のた
るみ余長は接続部の長さの5%以下であることを特徴と
している。
【0005】
【作用】
このように、接続部内で光フアイバー芯線にたるみを
付与することができるようにガイドの外周に光フアイバ
ー芯線が貫通する切欠きを設け、光フアイバー芯線はル
ープ取りすることなく、このガイドの外周の切欠きを通
して接続部の長さの5%以下で接続部内で直線状に配置
されて余長取りされているので、接続部の外径が極めて
小さくできる。加えて前記ガイドの外径も外部補強パイ
プの内径よりもやや小さく且つ光ケーブルの外径以下の
外径になっているので、この点からも接続部の外径を小
さく抑えることができる。 このように接続部の外径を極めて小さくできるので、
光ケーブルの可撓性を損なうことがなく、複合ケーブル
を長尺化することもできる。
【0006】
【実施例】
本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明すると、
第1図は本考案に係る光ケーブルの接続部10を示し、接
続すべき2つの光ケーブル12は中心テンションメンバー
14とそのまわりに沿って撚合された複数本の光フアイバ
ー芯線16とを含むケーブルコア18と、このケーブルコア
18の上に設けられたシース20とを有している。 尚、ケーブルコア18は図示していないが中心テンショ
ンメンバー14と光フアイバー芯線16との撚合せ体の上に
コアラップで抑え巻きされ、更にその上にラッピングシ
ースが設けられている。
【0007】 本考案の光ケーブルの接続部10は、2つの光ケーブル
の中心テンションメンバー14を接続スリーブで接続して
形成された接続部分14aと、光フアイバー芯線16を融着
接続し、その上に透明スリーブをかぶせて形成された接
続部分16aと、これら2つの光ケーブルのシース20に跨
って設けられた、例えばアルミニウム製の外部補強パイ
プ22と、この外部補強パイプ22の外周に設けられて外部
補強パイプ22とシース20との隙間を閉じる熱収縮性チュ
ーブ24と、外部補強パイプ22の内径よりもやや小さい外
径を有し、且つ光ケーブル12の外径以下の外径を有して
いて中心テンションメンバー14が中心を貫通して中心決
めする複数のガイド26とから成っている。 そして光フアイバー芯線16は第2図に示すように、接
続部10内で直線状に案内されつつガイド26の外周に設け
られた切欠き26aを貫通してたるみ余長取りされ、且つ
この光フアイバー芯線16のたるみ余長は、接続部10の長
さ、すなわちシース20が剥離された長さの5%以下であ
る。
【0008】 光フアイバーを融着接続する際に長さの不揃いが1cm
程度であるので10心以下の光ケーブルであれば1cm程度
の余長があれば充分であるが、これを複合ケーブル内に
入れる場合には複合ケーブルの外径が10cm以下であれば
余長は通常約2cmあれば充分である。従って接続部10の
長さが660mmであれば余長は約3cmでよい。これは接続部
の長さの約5%に相当し、従って余長は接続部の長さの
5%以下が適当である。尚、ガイド26はその切欠き26a
内の光フアイバー芯線16の余長を維持するためにその外
周にリング28を取付けるのが好ましい。
【0009】 このように外部補強パイプ22は光ケーブル12のシース
20に直接かぶせられているので、接続部10の外径は光ケ
ーブル12とほぼ同じ径を有するための接続部10が大型化
することがない。加えて接続部10の外径が光ケーブル12
の外径とほぼ同じであるということは、この接続部10が
光ケーブル12とほぼ同じ可撓性を有していることを意味
し、従ってこの接続部を有する光ケーブルを集合撚りす
ることができる。 本考案の具体的実施例では、光ケーブルの外径は約11
mm、外部補強パイプの内径は約12.5mmであり、ガイドの
外径は7mmであった。 光フアイバー芯線の余長を接続部の長さの5%にした
ところ光ケーブルの曲げ、引張に対してその伝送損失の
増加は0dBであった。
【0010】
【考案の効果】 本考案によれば、上記のように、光ケーブルの接続部
内で光フアイバー芯線にたるみを付与することができる
ようにガイドの外周に光フアイバー芯線が貫通する切欠
きを設け、光フアイバー芯線をループ取りすることな
く、このガイドの外周の切欠きを通して接続部の長さの
5%以下で接続部内で直線状に配置してたるみをもたせ
て余長取りしているので、接続部の外径を極めて小さく
することができる。加えて、前記ガイドも、その外径が
外部補強パイプの内径よりやや小さく、且つ光ケーブル
外径以下の外径になっているので、この点からも光ケー
ブルの接続部は大型化することがない。このように接続
部の外径の大型化を防止できるので、この接続部に可撓
性も付与することができ、また光ケーブルの接続部が可
撓性を有すると、この接続部を有する光ケーブルを複合
ケーブル内に入れることもできるので、複合ケーブルを
長尺化することができる実益がある。
【0011】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る光ケーブルの接続部の縦断面図である。
【図2】 本考案に用いられるガイドの拡大正面図である。
【符号の説明】
10……光ケーブルの接続部 12……光ケーブル 14……中心テンションメンバー 14a……中心テンションメンバーの接続部分 16……光フアイバー芯線 16a……光フアイバー芯線の接続部分 18……ケーブルコア 20……シース 22……外部補強パイプ 26……ガイド 26a……切欠き
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−69638(JP,A) 特開 昭55−62415(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中心テンションメンバーとそのまわりに沿
    って設けられた複数本の光フアイバー芯線とを含むケー
    ブルコアと前記ケーブルコアの上に設けられたシースと
    を有する2つの光ケーブルを接続する接続部において、
    前記2つの光ケーブルの中心テンションメンバーの接続
    部分と光フアイバー芯線の接続部分と前記2つの光ケー
    ブルのシースに跨って設けられた外部補強パイプと前記
    外部補強パイプの内径よりもやや小さく且つ前記光ケー
    ブルの外径以下の外径を有し前記中心テンションメンバ
    ーが貫通する複数のガイドとから成り、前記光フアイバ
    ー芯線は接続部内で直線状に案内されつつ前記ガイドの
    外周に設けられた切欠きを貫通してたるみ余長取りさ
    れ、且つ前記光フアイバー芯線のたるみ余長は接続部の
    長さの5%以下であることを特徴とする光ケーブルの接
    続部。
JP1985022663U 1985-02-21 1985-02-21 光ケーブルの接続部 Expired - Lifetime JPH087363Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985022663U JPH087363Y2 (ja) 1985-02-21 1985-02-21 光ケーブルの接続部

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JP1985022663U JPH087363Y2 (ja) 1985-02-21 1985-02-21 光ケーブルの接続部

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61140305U JPS61140305U (ja) 1986-08-30
JPH087363Y2 true JPH087363Y2 (ja) 1996-03-04

Family

ID=30515169

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985022663U Expired - Lifetime JPH087363Y2 (ja) 1985-02-21 1985-02-21 光ケーブルの接続部

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JP (1) JPH087363Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5269638A (en) * 1975-12-08 1977-06-09 Hitachi Cable Ltd Method and apparatus for connecting optical cables
JPS5562415A (en) * 1978-11-01 1980-05-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Containing method for surplus length of core of optical fiber cable

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61140305U (ja) 1986-08-30

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