JPH1028197A - 複合機におけるコピーモード/ファクシミリ送信モードの切り替え方法 - Google Patents

複合機におけるコピーモード/ファクシミリ送信モードの切り替え方法

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JPH1028197A
JPH1028197A JP8179480A JP17948096A JPH1028197A JP H1028197 A JPH1028197 A JP H1028197A JP 8179480 A JP8179480 A JP 8179480A JP 17948096 A JP17948096 A JP 17948096A JP H1028197 A JPH1028197 A JP H1028197A
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JP
Japan
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mode
copy
key
facsimile transmission
transmission mode
Prior art date
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Application number
JP8179480A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Endo
洋之 遠藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コピーとファクシミリ(FAX)との複合機
において、コピーモード設定時にFAX送信開始用の操
作がなされても、FAX送信を開始可能にする。 【解決手段】 コピーモード設定時に、予め設定された
桁数nを越える番号Nがキー入力された後スタートキー
が押された場合には、FAX送信要求があったと判断し
て自動的にFAX送信モードに切り替え、FAX送信を
開始する。なお、コピーモード設定時に、0番を先頭に
キー入力された後、あるいは短縮キー及び電話番号登録
済みの短縮番号キー又は電話番号登録済みのワンタッチ
キーが押された後、スタートキーが押された場合には、
FAX送信要求があったと判断して自動的にFAX送信
モードに切り替えてもよい。また、FAX送信モードに
切り替える前に、FAX送信モードで良いのかどうかを
問い合わせるとよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コピーとファク
シミリとの複合機におけるコピーモード/ファクシミリ
送信モードの切り替え方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コピーとファクシミリとの複合機には、
操作部上に設けられている所定のキーの操作によってコ
ピーモード/ファクシミリ送信モードの切り替えを行な
うようにしたものがある。
【0003】このような複合機では、コピーモードに設
定されている時に、原稿台に原稿がセットされた状態で
スタートキーが押された場合には、その原稿を自動給送
してその画像を読み取って用紙上にコピーする。また、
ファクシミリ送信モードに設定されている時に、原稿台
に原稿がセットされている状態で相手先の電話番号がキ
ー入力された後スタートキーが押された場合には、その
原稿を自動給送してその画像を読み取り、その画像デー
タを相手先にファクシミリ送信する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の複合機では、ファクシミリ送信を開始させる
ための操作がなされた場合でもコピーを行なってしまう
場合がある。例えば、この複合機を複数のユーザが共用
し、あるユーザのキー操作によってコピーモードに設定
されている時に、他のユーザがこのモードを変更せずに
ファクシミリ送信を行なおうとした場合を想定する。
【0005】この場合、ユーザが原稿台に原稿をセット
して電話番号をキー入力すると、複合機ではその電話番
号をコピー枚数として扱う。その結果、ユーザはスター
トキーを押した場合には、コピーがスタートしてしまう
ため、あわててストップキーを押してコピーを停止させ
ようとする。もちろん、コピーモード時とファクシミリ
送信モード時では、操作部上の表示内容に差があるた
め、ユーザはこれを見ていれば上記のような間違いを発
生させずに済むが、現実には間違えるユーザは多い。
【0006】この発明は上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、コピーとファクシミリとの複合機におい
て、コピーモードに設定されている時に誤ってファクシ
ミリ送信を開始させるための操作がなされた場合でも、
ファクシミリ送信を開始できるようにすることを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、コピーとフ
ァクシミリとの複合機において、上記の目的を達成する
ため、以下の(1)〜(4)に示すコピーモード/ファ
クシミリ送信モードの切り替え方法を提供する。
【0008】(1)コピーモードに設定されている時
に、予め設定された桁数を越える番号がキー入力された
後にスタートキーが押された場合には、ファクシミリ送
信要求があったと判断して自動的にファクシミリ送信モ
ードに切り替える。 (2)コピーモードに設定されている時に、0番を先頭
にキー入力された後にスタートキーが押された場合に
は、ファクシミリ送信要求があったと判断して自動的に
ファクシミリ送信モードに切り替える。
【0009】(3)コピーモードに設定されている時
に、短縮キー及び電話番号登録済みの短縮番号キーが押
された後にスタートキーが押された場合には、ファクシ
ミリ送信要求があったと判断して自動的にファクシミリ
送信モードに切り替える。 (4)コピーモードに設定されている時に、電話番号登
録済みのワンタッチキーが押された後にスタートキーが
押された場合には、ファクシミリ送信要求があったと判
断して自動的にファクシミリ送信モードに切り替える。
【0010】さらに、(1)〜(4)に示したコピーモ
ード/ファクシミリ送信モードの切り替え方法におい
て、自動的にファクシミリ送信モードに切り替える前
に、ファクシミリ送信モードで良いのかどうかを問い合
わせることが望ましい。
【0011】この発明のコピーモード/ファクシミリ送
信モードの切り替え方法を用いた複合機は、コピーモー
ドに設定されている時に、予め設定された桁数を越える
番号又は0番(市外局番または外線番号等)を先頭にキ
ー入力された後、あるいは短縮キー及び電話番号登録済
みの短縮番号キー又は電話番号登録済みのワンタッチキ
ーが押された後、スタートキーが押された場合には、フ
ァクシミリ送信要求があったと判断して自動的にファク
シミリ送信モードに切り替えるため、コピーモードに設
定されている時に誤ってファクシミリ送信を開始させる
ための操作がなされた場合でも、ファクシミリ送信を開
始することができる。
【0012】さらに、自動的にファクシミリ送信モード
に切り替える前に、ファクシミリ送信モードで良いのか
どうかを表示部等を用いて問い合わせてユーザに確認さ
せるようにすれば、誤ってファクシミリ送信モードに切
り替わってしまうことがなくなり、誤判断によるファク
シミリ送信の実施を防止することもできる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図2は、この発明の一実
施例である複合機の一例を示すブロック構成図である。
【0014】この複合機は、コピー機能とファクシミリ
(FAX)機能を有しており、CPU1,ROM2,R
AM3,画像処理部4,表示部5,プロッタ制御部6,
スキャナ制御部7,及び操作部キー入力部8,NCU9
を備えている。CPU1は、装置全体を統括的に制御す
る中央処理装置である。ROM2は、CPU1を動作さ
せるための制御プログラムを格納している読み出し専用
メモリである。
【0015】RAM3は、CPU1によるデータ処理用
のワークメモリ等に使用する読み書き可能なメモリであ
る。画像処理部4は、画像データに対して所定の画像処
理を施し、その画像データを補正する。表示部5は、オ
ペレーション(操作)用の各種情報を表示する。
【0016】プロッタ制御部6は、図示しないプロッタ
を制御し、用紙上に画像データに応じた画像形成を行な
わせる。スキャナ制御部7は、図示しないスキャナを制
御し、原稿台上の原稿を自動給送してその画像を読み取
らせる。
【0017】操作部キー入力部8は、コピー/FAX切
り替えキー8aを含む各種キーを備えている。なお、こ
のコピー/FAX切り替えキー8aの操作によって設定
モードをコピーモード又はFAX送信モードに切り替え
ることができる。NCU9は、公衆回線等の通信回線を
接続し、遠隔地のファクシミリ装置やFAX機能を有す
る電子装置との通信を制御する網制御装置である。
【0018】図1は、この複合機のCPU1による請求
項1に対応する処理を示すフローチャートである。CP
U1は、コピー/FAX切り替えキー8aの操作によっ
てコピーモードに設定されると、コピー部数入力待ちの
状態となる。
【0019】このコピー部数入力待ちの状態で、操作部
キー入力部8上の図示しない10キー(テンキー)によ
って番号(コピー部数)がキー入力された後、あるいは
イニシャルのコピー部数(1部)のままで、操作部キー
入力部8上の図示しないスタートキーが押された場合に
は、コピー要求があったと判断してコピー動作を開始す
る。
【0020】ここで、もしユーザがFAX送信モードに
設定されていると勘違いをしていた場合には、ユーザは
電話番号等の宛先指定を行なうはずである。そこで、ユ
ーザが10キーによって番号Nをキー入力した場合に、
CPU1はそのキー入力された番号Nが予め設定された
桁数nを越える(N>n)か否かの判断を行なう。
【0021】そして、N>nであった場合には、スター
トキーが押された時にFAX送信要求があった(ユーザ
がFAX送信モードと勘違いしてFAX送信を開始させ
るためのオペレーションを行なった)と判断して自動的
にFAX送信モードに切り替え、FAX送信を開始す
る。ここで、Nはユーザが10キーによって入力する番
号の桁数、nはマシン別の設定可能なコピー部数の最大
桁数である。但し、nは上記最大桁数以上であれば、各
マシン毎に任意に設定可能とする。
【0022】このように、コピーモードが設定されてい
る時に、予め設定された桁数を越える番号がキー入力さ
れた後スタートキーが押された場合、FAX送信要求が
あったと判断して自動的にFAX送信モードに切り替え
ることにより、ユーザがFAX送信モードと勘違いして
オペレーションを行なってしまった場合でも、FAX送
信を開始することができる。
【0023】図3は、この複合機のCPU1による請求
項2に対応する処理を示すフローチャートである。CP
U1は、コピーモード設定時にユーザによって10キー
入力がなされると、その先頭キーの番号が「0(市外局
番または外線番号等)」か否かを判断する。そして、
「0」であった場合には、スタートキーが押された時に
FAX送信要求があったと判断して自動的にFAX送信
モードに切り替え、FAX送信を開始する。
【0024】このように、コピーモードが設定されてい
る時に、0番を先頭にキー入力された後スタートキーが
押された場合、FAX送信要求があったと判断して自動
的にFAX送信モードに切り替えることにより、上述と
同様にユーザがFAX送信モードと勘違いしてオペレー
ションを行なってしまった場合でも、FAX送信を開始
することができる。
【0025】図4は、この複合機のCPU1による請求
項3に対応する処理を示すフローチャートである。CP
U1は、コピーモード設定時にユーザによって10キー
入力ではなく短縮キーが押された場合、相手先の電話番
号(FAX番号)が登録されている短縮番号キー(例え
ば10キーのうちの2桁の番号に対応するキー)が押さ
れたか否かを判断する。そして、上記短縮番号キーが押
された場合は、スタートキーが押された時にFAX送信
要求があった(ユーザが短縮送信操作を行なった)と判
断して自動的にFAX送信モードに切り替え、FAX送
信を開始する。
【0026】このように、コピーモードが設定されてい
る時に、短縮キー及び電話番号登録済み短縮番号キーが
押された後スタートキーが押された場合、FAX送信要
求があったと判断して自動的にFAX送信モードに切り
替えることにより、上述と同様にユーザがFAX送信モ
ードと勘違いしてオペレーションを行なってしまった場
合でも、FAX送信を開始することができる。
【0027】図5は、この複合機のCPU1による請求
項4に対応する処理を示すフローチャートである。CP
U1は、コピーモード設定時にユーザによって10キー
入力ではなくワンタッチキーが押された場合、そのキー
に対して相手先の電話番号(FAX番号)が登録されて
いるかどうかを判断する。そして、電話番号登録がなさ
れていれば、スタートキーが押された時にFAX送信要
求があった(ユーザがワンタッチ送信操作を行なった)
と判断して自動的にFAX送信モードに切り替え、FA
X送信を開始する。
【0028】このように、コピーモードが設定されてい
る時に、電話番号登録済みワンタッチキーが押された後
スタートキーが押された場合、FAX送信要求があった
と判断して自動的にFAX送信モードに切り替えること
により、上述と同様にユーザがFAX送信モードと勘違
いしてオペレーションを行なってしまった場合でも、F
AX送信を開始することができる。
【0029】図6はこの複合機のCPU1による請求項
5に対応する処理を示すフローチャートであり、図1の
処理に新たな処理を追加している。CPU1は、予め設
定された桁数nを越える番号Nがキー入力された後にス
タートキーが押された時に、FAX送信モードで良いの
かどうかの問い合わせ情報を表示部5に表示してユーザ
に確認させ、ユーザによって操作部キー入力部8上の図
示しないYESキーが押された場合に、FAX送信要求
があったと判断して自動的にFAX送信モードに切り替
え、FAX送信を開始する。
【0030】このように、自動的にFAX送信モードに
切り替える前に、FAX送信モードで良いのかどうかを
問い合わせてユーザに確認させることにより、誤ってF
AX送信モードに切り替わってしまうことがなくなり、
誤判断によるFAX送信の実施を防止することもでき
る。なお、上述したようなFAX送信モードで良いのか
どうかを問い合わせる処理を図3〜図5の処理に追加す
ることもできる。
【0031】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の複
合機におけるコピーモード/ファクシミリ送信モードの
切り替え方法によれば、コピーモードに設定されている
時に誤ってファクシミリ送信を開始させるための操作が
なされた場合でも、ファクシミリ送信を開始することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2のCPU1による請求項1に対応する処理
を示すフロー図である。
【図2】この発明の一実施例である複合機の一例を示す
ブロック構成図である。
【図3】図2のCPU1による請求項2に対応する処理
を示すフロー図である。
【図4】同じく請求項3に対応する処理を示すフロー図
である。
【図5】同じく請求項4に対応する処理を示すフロー図
である。
【図6】同じく請求項5に対応する処理を示すフロー図
である。
【符号の説明】
1:CPU(中央処理装置) 2:ROM 3:RAM 4:画像処理部 5:表示部 6:プロッタ制御部 7:スキャナ制御部 8:操作部キー入力部 8a:コピー/FAX切り替えキー 9:NCU(網制御装置)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コピーとファクシミリとの複合機におい
    て、コピーモードに設定されている時に、予め設定され
    た桁数を越える番号がキー入力された後にスタートキー
    が押された場合には、ファクシミリ送信要求があったと
    判断して自動的にファクシミリ送信モードに切り替える
    ことを特徴とするコピーモード/ファクシミリ送信モー
    ドの切り替え方法。
  2. 【請求項2】 コピーとファクシミリとの複合機におい
    て、コピーモードに設定されている時に、0番を先頭に
    キー入力された後にスタートキーが押された場合には、
    ファクシミリ送信要求があったと判断して自動的にファ
    クシミリ送信モードに切り替えることを特徴とするコピ
    ーモード/ファクシミリ送信モードの切り替え方法。
  3. 【請求項3】 コピーとファクシミリとの複合機におい
    て、コピーモードに設定されている時に、短縮キー及び
    電話番号登録済みの短縮番号キーが押された後にスター
    トキーが押された場合には、ファクシミリ送信要求があ
    ったと判断して自動的にファクシミリ送信モードに切り
    替えることを特徴とするコピーモード/ファクシミリ送
    信モードの切り替え方法。
  4. 【請求項4】 コピーとファクシミリとの複合機におい
    て、コピーモードに設定されている時に、電話番号登録
    済みのワンタッチキーが押された後にスタートキーが押
    された場合には、ファクシミリ送信要求があったと判断
    して自動的にファクシミリ送信モードに切り替えること
    を特徴とするコピーモード/ファクシミリ送信モードの
    切り替え方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の
    コピーモード/ファクシミリ送信モードの切り替え方法
    において、自動的にファクシミリ送信モードに切り替え
    る前に、ファクシミリ送信モードで良いのかどうかを問
    い合わせることを特徴とするコピーモード/ファクシミ
    リ送信モードの切り替え方法。
JP8179480A 1996-07-09 1996-07-09 複合機におけるコピーモード/ファクシミリ送信モードの切り替え方法 Pending JPH1028197A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6169606B1 (en) 1997-01-17 2001-01-02 Nec Corporation Facsimile-copy combined apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6169606B1 (en) 1997-01-17 2001-01-02 Nec Corporation Facsimile-copy combined apparatus

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