JPH10280695A - パイプブラケット用振れ止め金具 - Google Patents
パイプブラケット用振れ止め金具Info
- Publication number
- JPH10280695A JPH10280695A JP9096671A JP9667197A JPH10280695A JP H10280695 A JPH10280695 A JP H10280695A JP 9096671 A JP9096671 A JP 9096671A JP 9667197 A JP9667197 A JP 9667197A JP H10280695 A JPH10280695 A JP H10280695A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- fitting
- locking
- pipe bracket
- bracket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
- Details Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】パイプブラケットＰの下面に係止するＵ字
ボルト１と、パイプブラケットＰの上面に載置したケー
ブルラックＱに係止する係止金具２とからなる。係止金
具２は、親桁Ｑ１上面に係止する係止部３と、パイプＰ
１上面に圧着する圧着部４とを帯状金具を屈曲して一体
に設ける。圧着部４は、Ｕ字ボルト１を連結する略水平
な連結片５と、この連結片５から略垂直に屈曲してパイ
プＰ１の上面に圧接支持する屈曲支持片６とを有する。 【効果】従来の振れ止め金具と比べて極めて高い強度を
有し、装着作業が容易で確実に連結できる。
ボルト１と、パイプブラケットＰの上面に載置したケー
ブルラックＱに係止する係止金具２とからなる。係止金
具２は、親桁Ｑ１上面に係止する係止部３と、パイプＰ
１上面に圧着する圧着部４とを帯状金具を屈曲して一体
に設ける。圧着部４は、Ｕ字ボルト１を連結する略水平
な連結片５と、この連結片５から略垂直に屈曲してパイ
プＰ１の上面に圧接支持する屈曲支持片６とを有する。 【効果】従来の振れ止め金具と比べて極めて高い強度を
有し、装着作業が容易で確実に連結できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に発電所、ダム
等の建築工事現場において、パイプブラケットにケーブ
ルラックを支持固定する際に、パイプブラケットとケー
ブルラックとの相互を係止連結するパイプブラケット用
振れ止め金具に関する。
等の建築工事現場において、パイプブラケットにケーブ
ルラックを支持固定する際に、パイプブラケットとケー
ブルラックとの相互を係止連結するパイプブラケット用
振れ止め金具に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、発電所やダム等の建築工事現場に
おいて、ケーブルラックを支持固定する支持材としてパ
イプブラケットが用いられることがある。このパイプブ
ラケットは、例えば図５に示すように、壁面に設けたレ
ールＲに沿って支持用のパイプＰ１をスライド自在に連
結する連結具Ｐ２を備えたもので、このパイプＰ１の上
にケーブルラックＱを載置する。このとき、ケーブルラ
ックＱとパイプブラケットＰとを連結固定するために、
パイプブラケットＰ用の振れ止め金具Ｓが使用されてい
る。この振れ止め金具Ｓは、パイプの下面に重合する係
止金具Ｓ１と、この係止金具１からケーブルラックＱの
親桁Ｑ１上部に係止する一対のフック部Ｓ２とを有する
ものであった。
おいて、ケーブルラックを支持固定する支持材としてパ
イプブラケットが用いられることがある。このパイプブ
ラケットは、例えば図５に示すように、壁面に設けたレ
ールＲに沿って支持用のパイプＰ１をスライド自在に連
結する連結具Ｐ２を備えたもので、このパイプＰ１の上
にケーブルラックＱを載置する。このとき、ケーブルラ
ックＱとパイプブラケットＰとを連結固定するために、
パイプブラケットＰ用の振れ止め金具Ｓが使用されてい
る。この振れ止め金具Ｓは、パイプの下面に重合する係
止金具Ｓ１と、この係止金具１からケーブルラックＱの
親桁Ｑ１上部に係止する一対のフック部Ｓ２とを有する
ものであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の振れ
止め金具Ｓは、一対のフック部Ｓ２の長さを個々に調整
して連結するものなので、施工時の振れ止め金具Ｓの位
置決めに手間を要する不都合があった。すなわち、これ
ら一対のフック部Ｓ２を均等に緊締しなければ、振れ止
め金具Ｓの緊締力が次第に弱まるおそれがある。しか
も、係止金具Ｓ１は、帯状の金属板を屈曲して形成して
いるので、この係止金具Ｓ１の両端にフック部Ｓ２の緊
締力が必要以上に加わると、この係止金具Ｓ１が変形す
るおそれもあり、取扱い上の不都合もある。
止め金具Ｓは、一対のフック部Ｓ２の長さを個々に調整
して連結するものなので、施工時の振れ止め金具Ｓの位
置決めに手間を要する不都合があった。すなわち、これ
ら一対のフック部Ｓ２を均等に緊締しなければ、振れ止
め金具Ｓの緊締力が次第に弱まるおそれがある。しか
も、係止金具Ｓ１は、帯状の金属板を屈曲して形成して
いるので、この係止金具Ｓ１の両端にフック部Ｓ２の緊
締力が必要以上に加わると、この係止金具Ｓ１が変形す
るおそれもあり、取扱い上の不都合もある。
【０００４】そこで、本発明は上述の課題を解消すべく
創出されたもので、従来の振れ止め金具と比べて極めて
高い強度を有し、装着作業が容易で、確実に連結できる
パイプブラケット用振れ止め金具の提供を目的とする。
創出されたもので、従来の振れ止め金具と比べて極めて
高い強度を有し、装着作業が容易で、確実に連結できる
パイプブラケット用振れ止め金具の提供を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべく
本発明の第１の手段は、パイプブラケットＰのパイプＰ
１下面に係止するＵ字ボルト１と、このＵ字ボルト１に
連結され、パイプブラケットＰのパイプＰ１上面に載置
したケーブルラックＱの親桁Ｑ１に係止する係止金具２
とからなり、この係止金具２は、親桁Ｑ１上面に係止す
る係止部３と、パイプＰ１上面に圧着する圧着部４とを
帯状金具を屈曲して一体に設けてあり、更に圧着部４
は、Ｕ字ボルト１を挿通する挿通孔５Ａを開穿した略水
平な連結片５と、この連結片５から略垂直に屈曲してパ
イプＰ１の上面に圧接支持する屈曲支持片６とを有する
ことにある。
本発明の第１の手段は、パイプブラケットＰのパイプＰ
１下面に係止するＵ字ボルト１と、このＵ字ボルト１に
連結され、パイプブラケットＰのパイプＰ１上面に載置
したケーブルラックＱの親桁Ｑ１に係止する係止金具２
とからなり、この係止金具２は、親桁Ｑ１上面に係止す
る係止部３と、パイプＰ１上面に圧着する圧着部４とを
帯状金具を屈曲して一体に設けてあり、更に圧着部４
は、Ｕ字ボルト１を挿通する挿通孔５Ａを開穿した略水
平な連結片５と、この連結片５から略垂直に屈曲してパ
イプＰ１の上面に圧接支持する屈曲支持片６とを有する
ことにある。
【０００６】第２の手段において、係止金具２の屈曲支
持片６は、パイプＰ１の外径に対応した切欠部６Ａを屈
曲支持片６の圧接部に設けたことにある。
持片６は、パイプＰ１の外径に対応した切欠部６Ａを屈
曲支持片６の圧接部に設けたことにある。
【０００７】第３の手段において、係止金具２の屈曲支
持片６は、正面略山形状の切欠部６Ａを屈曲支持片６の
圧接部に設けたことを課題解消のための手段とする。
持片６は、正面略山形状の切欠部６Ａを屈曲支持片６の
圧接部に設けたことを課題解消のための手段とする。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施例を詳細に説明する。
実施例を詳細に説明する。
【０００９】本発明振れ止め金具の主な構成は、パイプ
ブラケットＰのパイプＰ１下面に係止するＵ字ボルト１
と、ケーブルラックＱに係止する係止金具２とから成
る。
ブラケットＰのパイプＰ１下面に係止するＵ字ボルト１
と、ケーブルラックＱに係止する係止金具２とから成
る。
【００１０】Ｕ字ボルト１は、パイプＰ１下面に係止す
ると共に、係止金具２の上方に突出するＵ字ボルト１両
端を、連結ナット７で係止金具２にネジ止めして連結す
る（図１参照）。
ると共に、係止金具２の上方に突出するＵ字ボルト１両
端を、連結ナット７で係止金具２にネジ止めして連結す
る（図１参照）。
【００１１】係止金具２は、パイプブラケットＰのパイ
プＰ１上面に載置したケーブルラックＱの親桁Ｑ１に係
止するものである。この係止金具２は、更に、親桁Ｑ１
上面に係止する係止部３と、パイプＰ１上面に圧着する
圧着部４とを設けてある（図２参照）。この係止金具２
は、帯状金具を屈曲して一体に設けたもので、図示例で
は、親桁Ｑ１の上側面に沿った係止部３からパイプＰ１
に向けて側面略Ｌ字形状の圧着部４を屈曲延長している
（図３参照）。
プＰ１上面に載置したケーブルラックＱの親桁Ｑ１に係
止するものである。この係止金具２は、更に、親桁Ｑ１
上面に係止する係止部３と、パイプＰ１上面に圧着する
圧着部４とを設けてある（図２参照）。この係止金具２
は、帯状金具を屈曲して一体に設けたもので、図示例で
は、親桁Ｑ１の上側面に沿った係止部３からパイプＰ１
に向けて側面略Ｌ字形状の圧着部４を屈曲延長している
（図３参照）。
【００１２】この圧着部４は、連結片５と屈曲支持片６
とを有している。連結片５は、略水平な板片でＵ字ボル
ト１を挿通する挿通孔５Ａを開穿している。また、屈曲
支持片６は、この連結片５から略垂直に屈曲したもの
で、パイプＰ１の上面に圧接支持するものである（図３
参照）。
とを有している。連結片５は、略水平な板片でＵ字ボル
ト１を挿通する挿通孔５Ａを開穿している。また、屈曲
支持片６は、この連結片５から略垂直に屈曲したもの
で、パイプＰ１の上面に圧接支持するものである（図３
参照）。
【００１３】図１、図２に示す屈曲支持片６は、パイプ
Ｐ１の外径に対応した切欠部６Ａを屈曲支持片６の圧接
部に設けている。このように、屈曲支持片６の切欠部６
ＡがパイプＰ１の外径に対応することで、屈曲支持片６
のパイプＰ１に対する接触面積が広くすることができる
（図２参照）。
Ｐ１の外径に対応した切欠部６Ａを屈曲支持片６の圧接
部に設けている。このように、屈曲支持片６の切欠部６
ＡがパイプＰ１の外径に対応することで、屈曲支持片６
のパイプＰ１に対する接触面積が広くすることができる
（図２参照）。
【００１４】また、図４に示す屈曲支持片６は、正面略
山形状の切欠部６Ａを屈曲支持片６の圧接部に設けてい
る。このような切欠部６Ａによると、パイプＰ１の外径
が異なっても、一つのタイプの屈曲支持片６で、常に安
定した支持ができる。
山形状の切欠部６Ａを屈曲支持片６の圧接部に設けてい
る。このような切欠部６Ａによると、パイプＰ１の外径
が異なっても、一つのタイプの屈曲支持片６で、常に安
定した支持ができる。
【００１５】
【発明の効果】本発明は、上述の如く構成したことによ
り、当初の目的を達成する。
り、当初の目的を達成する。
【００１６】すなわち、請求項１により、帯状金具を屈
曲して一体に設けた係止金具２において、連結片５から
略垂直に屈曲した屈曲支持片６がパイプＰ１の上面に圧
接支持するから、従来の振れ止め金具Ｓと比較して、係
止金具２全体の強度を極めて高めることができる。した
がって、係止金具２の連結片５にＵ字ボルト１を強固に
連結しても、係止金具２が変形するおそれはなくった。
曲して一体に設けた係止金具２において、連結片５から
略垂直に屈曲した屈曲支持片６がパイプＰ１の上面に圧
接支持するから、従来の振れ止め金具Ｓと比較して、係
止金具２全体の強度を極めて高めることができる。した
がって、係止金具２の連結片５にＵ字ボルト１を強固に
連結しても、係止金具２が変形するおそれはなくった。
【００１７】請求項２により、屈曲支持片６のパイプＰ
１に対する接触面積が広くなり、確実な固定が可能にな
る。また、使用時における屈曲支持片６のガタ付きも防
止できる。しかも、切欠部６Ａにより、本発明振れ止め
金具の位置決めが容易になり取り付け時の作業性も向上
した。
１に対する接触面積が広くなり、確実な固定が可能にな
る。また、使用時における屈曲支持片６のガタ付きも防
止できる。しかも、切欠部６Ａにより、本発明振れ止め
金具の位置決めが容易になり取り付け時の作業性も向上
した。
【００１８】更に、請求項３の切欠部６Ａによると、パ
イプＰ１の外径が異なっても、常に安定した支持が可能
になる。
イプＰ１の外径が異なっても、常に安定した支持が可能
になる。
【００１９】このように、本発明によると、従来の振れ
止め金具と比べて極めて高い強度を有し、装着作業が容
易で、確実に連結できるなどといった種々の効果を奏す
るものである。
止め金具と比べて極めて高い強度を有し、装着作業が容
易で、確実に連結できるなどといった種々の効果を奏す
るものである。
【図１】本発明の一実施例を示す使用状態の斜視図。
【図２】本発明の一実施例を示す使用状態の正面図。
【図３】本発明の一実施例を示す使用状態の側面図。
【図４】本発明の他の実施例を示す使用状態の正面図。
【図５】従来の振れ止め金具の使用状態を示す斜視図。
Ｐ パイプブラケット Ｐ１ パイプ Ｐ２ 連結具 Ｑ ケーブルラック Ｑ１ 親桁 Ｒ レール Ｓ 振れ止め金具 １ Ｕ字ボルト ２ 係止金具 ３ 係止部 ４ 圧着部 ５ 連結片 ５Ａ 挿通孔 ６ 屈曲支持片 ６Ａ 切欠部 ７ 連結ナット
Claims (3)
- 【請求項１】 パイプブラケットのパイプ下面に係止す
るＵ字ボルトと、このＵ字ボルトに連結され、パイプブ
ラケットのパイプ上面に載置したケーブルラックの親桁
に係止する係止金具とからなり、この係止金具は、親桁
上面に係止する係止部と、パイプ上面に圧着する圧着部
とを帯状金具を屈曲して一体に設けてあり、更に圧着部
は、Ｕ字ボルトを挿通する挿通孔を開穿した略水平な連
結片と、この連結片から略垂直に屈曲してパイプの上面
に圧接支持する屈曲支持片とを有することを特徴とする
パイプブラケット用振れ止め金具。 - 【請求項２】 前記係止金具の屈曲支持片は、パイプの
外径に対応した切欠部を屈曲支持片の圧接部に設けた請
求項１記載のパイプブラケット用振れ止め金具。 - 【請求項３】 前記係止金具の屈曲支持片は、正面略山
形状の切欠部を屈曲支持片の圧接部に設けた請求項１記
載のパイプブラケット用振れ止め金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9096671A JPH10280695A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | パイプブラケット用振れ止め金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9096671A JPH10280695A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | パイプブラケット用振れ止め金具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10280695A true JPH10280695A (ja) | 1998-10-20 |
Family
ID=14171277
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9096671A Pending JPH10280695A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | パイプブラケット用振れ止め金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10280695A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100619136B1 (ko) | 2005-04-20 | 2006-08-31 | 주식회사 진우씨스템 | 덕트 지지장치 |
| KR101349697B1 (ko) * | 2013-10-22 | 2014-01-10 | 아이에스(주) | 케이블 분배기 |
| KR101484616B1 (ko) * | 2014-01-29 | 2015-01-22 | 박인철 | 풀림방지 기능과 접지구조가 구비된 파이프 스텐션 |
| KR101535054B1 (ko) * | 2014-07-30 | 2015-07-08 | 김태훈 | 풀림방지 기능과 접지구조가 구비된 길이조절 가능한 파이프 스텐션 |
| JP2015156304A (ja) * | 2014-02-20 | 2015-08-27 | 星和電機株式会社 | 照明器具支持構造 |
| CN112412066A (zh) * | 2020-11-11 | 2021-02-26 | 李红君 | 一种钢结构安装用辅助装置 |
-
1997
- 1997-03-31 JP JP9096671A patent/JPH10280695A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100619136B1 (ko) | 2005-04-20 | 2006-08-31 | 주식회사 진우씨스템 | 덕트 지지장치 |
| KR101349697B1 (ko) * | 2013-10-22 | 2014-01-10 | 아이에스(주) | 케이블 분배기 |
| KR101484616B1 (ko) * | 2014-01-29 | 2015-01-22 | 박인철 | 풀림방지 기능과 접지구조가 구비된 파이프 스텐션 |
| JP2015156304A (ja) * | 2014-02-20 | 2015-08-27 | 星和電機株式会社 | 照明器具支持構造 |
| KR101535054B1 (ko) * | 2014-07-30 | 2015-07-08 | 김태훈 | 풀림방지 기능과 접지구조가 구비된 길이조절 가능한 파이프 스텐션 |
| CN112412066A (zh) * | 2020-11-11 | 2021-02-26 | 李红君 | 一种钢结构安装用辅助装置 |
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