JPH06201070A - スプリンクラー用配管の固定装置 - Google Patents

スプリンクラー用配管の固定装置

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JPH06201070A
JPH06201070A JP34780792A JP34780792A JPH06201070A JP H06201070 A JPH06201070 A JP H06201070A JP 34780792 A JP34780792 A JP 34780792A JP 34780792 A JP34780792 A JP 34780792A JP H06201070 A JPH06201070 A JP H06201070A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
force
mounting
fixing device
screwed
bracket
Prior art date
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Pending
Application number
JP34780792A
Other languages
English (en)
Inventor
Norito Tazaki
範人 田崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06201070A publication Critical patent/JPH06201070A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 支持金具の固定状態における安定度が向上さ
せられるスプリンクラー用配管の固定装置の提供。 【構成】 所定間隔をおいて平行に設けられた天井材保
持金具C,C 間より長い長さを有しその中間部にてスプリ
ンクラー用配管を支持する支持金具1 と、雌ねじを刻設
した螺合部10と天井材保持金具に係止する係止部13と支
持金具が挿通する挿通部8 とからなる2個の取付金具7,
7 と、取付金具の螺合部に螺合される固定用ボルト12
と、を備えたスプリンクラー用配管の固定装置におい
て、取付金具7を、螺合部10と係止部13が所定間隔をお
いて略平行に位置し、かつ挿通部8 がこれらと略直交的
に位置するよう板材にて折曲形成し、挿通部8 を含む平
面内に螺合部10の雌ねじの中心軸を位置させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、天井裏に配設される
スプリンクラー用配管の固定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】天井裏に配設される消火用等のスプリン
クラー用配管は、主管から分岐継手を介して複数の枝管
を分岐させ、その枝管の末端にスプリンクラーヘッドを
取着することにより、消火用水をスプリンクラーヘッド
に導く。このようなスプリンクラー用配管は、従来、図
3に示すような固定装置によって固定されていた。
【0003】図において、C は天井材保持金具で、天井
裏に、所定間隔をおいて平行に設けられている。D は支
持金具で、天井材保持金具C,C 間より長い長さを有し、
その中間部にてスプリンクラー用配管を支持する。この
支持金具D は、断面コ字状をなしており、後述する取付
金具により天井材保持金具C,C に固定される。
【0004】スプリンクラー用配管は、鋼管を長さ30
〜60cm位に切断した直管S と屈曲したエルボ継手E を
適宜つなぎ合わせてなる前述した枝管と、末端のスプリ
ンクラーヘッドH と、これらを接続するスプリンクラー
ヘッド取付管(以下、取付管と称する)T よりなる。こ
の取付管T は直管状のものが一般的である。なお、枝管
から末端のスプリンクラーヘッドH までの配管は、巻き
出し配管と通称されている。
【0005】スプリンクラー用配管 (詳しくは取付管T)
の支持金具D への支持は、例えば、図示した固定金具K
を用いて行う。固定金具K は、細長の板材を大略U字状
に折曲したもので、支持金具D を挟持する一対の挟持片
Ka,Ka とそれらを連結する連結片Kbとを有する。挟持片
Kaは、その先端近傍を略半円形状に形成した引掛部Kcを
有する。連結片Kbには、止めねじKdを螺合している。こ
の固定金具K は、連結片Kbが支持金具D に接するように
して挟持片Ka,Ka が支持金具D を挟持した状態で、挟持
片Kaの引掛部Kcに取付管T を引っ掛けて止めねじKdを締
めることにより、取付管T を支持金具D に引き付けて固
定する。
【0006】15,15 は取付金具で、雌ねじを刻設した螺
合部15b と天井材保持金具C に係止する係止部15c と支
持金具D が挿通する開口部15d を設けた挿通部15a とを
有し、螺合部15b と係止部15c が対向するようコ字状を
なしている。15e は螺合部15b の雌ねじに螺合される固
定用ボルトである。
【0007】この取付金具15による支持金具D の取り付
けは、次のように行われる。まず、天井材保持金具C,C
に渡された支持金具D の先端を、取付金具15の挿通部15
a の開口部15d に挿通する。次に、取付金具15の係止部
15c を、天井材保持金具C の縁部に下方から当接させ
る。そして、螺合部15b の雌ねじに固定用ボルト15e を
締め付けた場合、支持金具D には下方への力が加わり、
係止部15c 、詳しくは係止部15c と挿通部15a の境界線
L には上方への力がかかる。この力のバランスで、支持
金具D は固定される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
スプリンクラー用配管の固定装置は、支持金具D の固定
状態における安定度に若干の不安が残るものであった。
すなわち、取付金具D の固定用ボルト15e が力を加える
方向に対して、その力がかかる係止部15c と挿通片15a
の境界線の位置が外れているため、固定用ボルト15e の
締め付け能力が十分に生かされていない。つまり、係止
部15c は挿通部15a に片持ち支持された状態であるた
め、固定用ボルト15e の締め付け力を増大させても係止
部15c が変形していくのである。
【0009】本発明は上記事由に鑑みてなしたもので、
その目的とするところは、支持金具の固定状態における
安定度が向上させられるスプリンクラー用配管の固定装
置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のスプリンクラー用配管の固定装置
は、所定間隔をおいて平行に設けられた天井材保持金具
間より長い長さを有しその中間部にてスプリンクラー用
配管を支持する支持金具と、雌ねじを刻設した螺合部と
天井材保持金具に係止する係止部と支持金具が挿通する
挿通部とからなる2個の取付金具と、取付金具の螺合部
に螺合される固定用ボルトと、を備えたスプリンクラー
用配管の固定装置において、前記取付金具を、固定用ボ
ルトが力を加える箇所と力のかかる箇所とが力の加わる
方向の直線上にあるよう形成した構成としている。
【0011】また、請求項2記載のスプリンクラー用配
管の固定装置は、請求項1記載の取付金具を、螺合部と
係止部が所定間隔をおいて略平行に位置し、かつ挿通部
がこれらと略直交的に位置するよう板材にて折曲形成
し、挿通部を含む平面内に螺合部の雌ねじの中心軸を位
置させた構成としている。
【0012】
【作用】請求項1記載の構成によれば、取付金具の固定
用ボルトが力を加える箇所とその力のかかる箇所とが力
の加わる方向の直線上にあるので、固定用ボルトの締め
付け能力を十分に生かすことができる。
【0013】請求項2記載の構成によれば、取付金具が
板材を折曲して形成できるので、請求項1記載の作用を
もたらすものが簡単形状でもって実現できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1及び図2に基
づいて説明する。本発明のスプリンクラー用配管の固定
装置は、支持金具1 と、2個の取付金具7,7 と、固定用
ボルト12を主要構成部材としており、特に、2個の取付
金具7,7 を改善したものである。なお、この実施例は、
可撓管F を用いた巻き出し配管に使用される。
【0015】支持金具1 は、所定間隔をおいて平行に設
けられた天井材保持金具C,C 間より長い長さを有し、そ
の中間部にてスプリンクラー用配管を支持する。スプリ
ンクラー用配管は、可撓管F と、末端のスプリンクラー
ヘッドH と、これらを接続する屈曲したベンド管からな
るスプリンクラーヘッド取付管(以下、取付管と称す
る)B を含む。この支持金具1 は、具体的には、対向片
2,2 と連結片3 にて断面コ字状をなしており、後述する
取付金具7,7 により天井材保持金具C,C に固定される。
連結片3 は、その中間部に、取付管B を挿通するための
挿通孔4 を有し、これに連通する円筒状の固定金具5 を
取着している。固定金具5 は、取付管B を挿通して固定
するもので、側面にはバーリング加工が施されその内方
に雌ねじ6が刻設されている。この固定金具5 は、挿通
孔4 に連通するよう、支持金具1 に軸方向の一端がかし
められるか又は溶接される。
【0016】取付金具7,7 は、雌ねじを刻設した螺合部
10と天井材保持金具に係止する係止部13が所定間隔をお
いて略平行に位置し、かつ支持金具1 が挿通する開口部
9 を設けた挿通部8 がこれらと略直交的に位置するよう
1枚の板材にて折曲形成される。螺合部10は、後述する
雌ねじの位置を確保するために、同一平面内に突出部11
を延設している。また、開口部9 は、螺合部10及び突出
部11の裏面から始まり、挿通部8 の全長さより短い寸法
となるよう設定することが好ましい。つまり、支持金具
1 を挿通したとき、対向片2,2 の端面が開口部9 の下方
端面に当接するようにするのである。そして、挿通部8
を含む平面内に中心軸が位置するよう、螺合部10の雌ね
じが刻設される。これにより、後述する固定用ボルト12
が力を加える箇所と力のかかる箇所とが力の加わる方向
の直線上にあるよう形成できるのである。この突出部11
は、開口部9 よりやや小さい寸法でもって略対応する形
状であり、従って取付金具7,7 は、螺合部10及び突出部
11をそのままにして挿通部8 を折曲することとなる。
【0017】固定用ボルト12,12 は、取付金具7,7 の螺
合部10に刻設した雌ねじに螺合される。
【0018】取付金具7,7 による支持金具1 の取り付け
は、以下のように行われる。まず、図2に示すように、
天井材保持金具C,C 間に渡された支持金具1 の両端に、
取付金具7 の挿通片8 の開口部9 を挿通する。この場
合、前述したように、対向片2,2 の端面が開口部9 の下
方端面に当接する方向とする。次に、取付金具7 の係止
部13を、天井材保持金具C の縁部に下方から当接させ
る。そして、螺合部10に螺合させている固定用ボルト12
を締めると、支持金具1 には下方への力が加わり、係止
部13には上方への力がかかる。この力のバランスで、支
持金具1 は固定される。
【0019】ところで、固定用ボルト12を締めるときに
係止部13にかかる力は、詳しくは係止部13と挿通片8 の
境界線L にかかるものである。本発明においては、挿通
部8を含む平面内に中心軸が位置するように、換言すれ
ば、固定用ボルト12が力を加える箇所と力のかかる箇所
とが力の加わる方向の直線上にあるように、螺合部10の
雌ねじが刻設されているので、その境界線L も挿通部8
を含む平面内に位置する。従って、係止部13が変形する
惧れは殆どなく、固定用ボルト12の締め付け力が無駄な
く境界線L に伝わり、その締め付け力を十分に生かすこ
とができる。また、固定用ボルト12が力を加えるときに
その力がかかる所とは、特定の点や線等に限るものでは
ない。要は、固定用ボルト12の締め付け力が無駄なく伝
わる範囲に力のかかる所があればよいのである。
【0020】なお、この実施例では、開口部9 を螺合部
10及び突出部11の裏面から始まり、挿通部8 の全長さよ
り短い寸法となるよう設定したもので説明したが、開口
部9を挿通部8 の全長さに等しいものにしてもよい。こ
の場合、取付金具7 の強度は若干低下するものの、それ
を補強するのにリブ等を施せばよい。また、取付金具7
は、1枚の板材から形成されるものに限られず、2個以
上の部材を組み合わせてもよい。
【0021】
【発明の効果】請求項1記載のスプリンクラー用配管の
固定装置は、取付金具の固定用ボルトが力を加える箇所
とその力のかかる箇所とが力の加わる方向の直線上にあ
るので、固定用ボルトの締め付け能力を十分に生かすこ
とができ、従って、支持金具の固定状態における安定度
が向上させられる。
【0022】請求項2記載のスプリンクラー用配管の固
定装置は、取付金具が板材を折曲して形成できるので、
請求項1記載の作用をもたらすものが簡単形状でもって
実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】その要部を示す側面図である。
【図3】従来例を示す斜視図である。
【図4】その要部を示す側面図である。
【符号の説明】
1 支持金具 5 固定金具 7 取付金具 8 取付金具の挿通部 9 取付金具の開口部 10 取付金具の螺合部 12 固定用ボルト 13 取付金具の係止部 H スプリンクラーヘッド B スプリンクラーヘッドの取付管 C 天井材保持金具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔をおいて平行に設けられた天井
    材保持金具間より長い長さを有しその中間部にてスプリ
    ンクラー用配管を支持する支持金具と、雌ねじを刻設し
    た螺合部と天井材保持金具に係止する係止部と支持金具
    が挿通する挿通部とからなる2個の取付金具と、取付金
    具の螺合部に螺合される固定用ボルトと、を備えたスプ
    リンクラー用配管の固定装置において、前記取付金具
    を、固定用ボルトが力を加える箇所と力のかかる箇所と
    が力の加わる方向の直線上にあるよう形成したことを特
    徴とするスプリンクラー用配管の固定装置。
  2. 【請求項2】 前記取付金具は、螺合部と係止部が所定
    間隔をおいて略平行に位置し、かつ挿通部がこれらと略
    直交的に位置するよう板材にて折曲形成し、挿通部を含
    む平面内に螺合部の雌ねじの中心軸を位置させた請求項
    1記載のスプリンクラー用配管の固定装置。
JP34780792A 1992-12-28 1992-12-28 スプリンクラー用配管の固定装置 Pending JPH06201070A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100192490A1 (en) * 2009-02-02 2010-08-05 Kyung Kun Chang Assembly for pipe finishing work
JP2012237863A (ja) * 2011-05-11 2012-12-06 Kawamura Electric Inc テンションメンバ固定具

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