JPH10279801A - ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物 - Google Patents

ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物

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JPH10279801A
JPH10279801A JP8170997A JP8170997A JPH10279801A JP H10279801 A JPH10279801 A JP H10279801A JP 8170997 A JP8170997 A JP 8170997A JP 8170997 A JP8170997 A JP 8170997A JP H10279801 A JPH10279801 A JP H10279801A
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JP
Japan
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polyphenylene sulfide
sulfide resin
parts
resin composition
weight
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Application number
JP8170997A
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English (en)
Inventor
Shoichi Wakatake
昌一 若竹
Joshin Kuwata
浄伸 桑田
Masa Matsuda
政 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ポリフェニレンスルフィド樹脂が本来有する優
れた難燃性、耐熱性、流動性を損なうことなく、耐トラ
ッキング性にも優れたポリフェニレンスルフィド樹脂を
提供することを課題とする。 【解決手段】(A)ポリフェニレンスルフィドを100
重量部に対して、(B)アルキレンテレフタルアミド単
位を含有する結晶性コポリアミド40〜100重量部
(C)オレフィン系エラストマを1〜20重量部および
(D)トリアジン骨格含有化合物2〜8重量部からなる
ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐トラッキング性
などの電気特性に優れたポリフェニレンスルフィド樹脂
組成物に関するものであり、電気、電子部品、あるいは
自動車電装部品などの電気機器部品用途に特に有用に適
用されるほか、種々の広い分野に適用される。
【0002】
【従来の技術】ポリフェニレンスルフィド樹脂は優れた
耐熱性、難燃性、剛性、耐薬品性、電気絶縁性、耐湿熱
性などエンジニアリングプラスチックとしては好適な性
質を有している。また流動性に優れていることから、射
出成形用を中心として各種電気部品、機械部品および自
動車部品などの用途に使用されている。
【0003】しかしながら、ポリフェニレンスルフィド
樹脂は、ポリアミド樹脂等の他のエンジニアプラスチッ
クに比べ、耐トラッキング性が大きく劣るとの欠点を有
している。そのため、ポリフェニレンスルフィド樹脂は
高い耐熱性、剛性、電気絶縁性、難燃性、耐湿熱性と言
った電機部品材料としての優れた特性を有しているにも
関わらず、比較的高い電圧下に晒されるような用途への
適用は制限されているのが実情である ポリフェニレンスルフィド樹脂の耐トラッキング性改良
の試みはこれまでにもなされており、例えば特開昭64
−69658号公報には、長鎖アルコールまたは短鎖ポ
リアルコールと長鎖カルボン酸からなる脂肪族飽和エス
テルと無機充填材、補強材をポリフェニレンスルフィド
樹脂に配合することにより、耐トラッキング性が向上す
ることが開示されている。また、特公平7−59666
号公報には、ガラス繊維強化ポリフェニレンスルフィド
樹脂に水酸化マグネシウムおよびタルクを配合すること
により耐トラッキング性が向上することが開示されてい
るが、いずれも無機充填材を多量に配合することから、
比重が高いばかりか、流動性に劣り、靱性が低く、薄肉
成形の電機部品への適用は難しい。
【0004】一方、特開平5−271542号公報に
は、ポリフェニレンスルフィド樹脂に水酸化マグネシウ
ムおよびポリアミドを配合することにより耐トラッキン
グ性が向上することが開示されているものの、多量の水
酸化マグネシウムを配合することから、流動性、靱性に
劣る。またポリアミドの配合量が多いとポリフェニレン
スルフィド樹脂の本来もつ特性である難燃性、耐熱性、
寸法安定性が損なわれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、ポリ
フェニレンスルフィド樹脂が本来有する優れた難燃性、
耐熱性、寸法安定性、良流動性、などの諸特性を大きく
損なうことなく、耐トラッキング性にも優れたポリフェ
ニレンスルフィド樹脂組成物を提供することを課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の状況に鑑み本発明
者らは、上記課題を解決すべく、樹脂組成物について鋭
意検討した。すなわち本発明は、(1)(A)ポリフェ
ニレンスルフィドを100重量部に対して、(B)アル
キレンテレフタルアミド単位を含有する結晶性コポリア
ミド40〜100重量部(C)オレフィン系エラストマ
を1〜20重量部および(D)トリアジン骨格含有化合
物2〜8重量部からなるポリフェニレンスルフィド樹脂
組成物、(2)結晶性コポリアミド(B)が下記(I)
【化3】 で表されるヘキサメチレンテレフタルアミド単位下記
(II)
【化4】 で表されるヘキサメチレンアジパミド単位からなり、
(I)/(II)の重量比が30/70〜60/40で
ある結晶性コポリアミドである上記(1)記載のポリフ
ェニレンスルフィド樹脂組成物、(3)オレフィン系エ
ラストマ(C)が、ポリオレフィン系エラストマ、ジエ
ン系エラストマから選ばれた少なくとも1種以上である
上記(1)または(2)記載のポリフェニレンスルフィ
ド樹脂組成物、(4)トリアアジン骨格含有化合物
(D)がメラミンシアヌレートである上記(1)〜
(3)のいずれか記載のポリフェニレンスルフィド樹脂
組成物、(5)さらに(E)有機シラン化合物をPPS
樹脂100重量部に対して0.1〜5重量部配合してな
る上記(1)〜(4)記載のいずれか記載のポリフェニ
レンスルフィド樹脂組成物、および(6)上記(1)〜
(5)のいずれか記載のポリフェニレンスルフィド樹脂
組成物を射出成形して得られる成形体であって、電気機
器部品用の成形体である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明で使用するポリフェニレン
スルフィド樹脂組成物とは、下記構造式で示される繰り
返し単位
【化5】 を含む重合体であり、好ましくは70モル%以上、より
好ましくは90モル%以上を含む重合体であり、上記繰
り返し単位が70モル%未満では、耐熱性が損なわれる
ので好ましくはない。またポリフェニレンスルフィド樹
脂はその繰り返し単位の30モル%未満を、下記の構造
を有する繰り返し単位等で構成されたものであってもよ
い。
【0008】
【化6】 本発明で用いられるポリフェニレンスルフィド樹脂の溶
融粘度は、溶融混練りが可能であれば特に制限はない
が、通常5〜2000Pa・S(320℃、せん断速度
1000sec-1)のものが使用され、10〜300P
a・Sの範囲がより好ましく、特に20〜100Pa・
Sのポリフェニレンスルフィド樹脂が好適である。ま
た、本発明のポリフェニレンスルフィド樹脂組成物にお
いてポリフェニレンスルフィド樹脂として、全灰分量が
1.0重量%以下、より好ましくは0.8重量%以下、
特に好ましくは0.5重量%以下のポリフェニレンスル
フィド樹脂が好適である。
【0009】なお、全灰分量は150℃で1時間乾燥し
た樹脂5gをルツボに入れ、540℃、6時間燃焼させ
た残差重量を測定し、乾燥後の樹脂(5g)に対する残
差重量の割合を算出したものである。
【0010】かかるポリフェニレンスルフィド樹脂は通
常公知の方法すなわち特公昭45―3368号公報に記
載される比較的分子量の小さな重合体を得る方法あるい
は特公昭52―12240号公報や特開昭61―733
2号公報に記載される比較的分子量の大きな重合体を得
る方法などによって製造できる。本発明において上記の
ように得られたポリフェニレンスルフィド樹脂を空気中
加熱による架橋/高分子量化、窒素などの不活性ガス雰
囲気下あるいは減圧下での熱処理有機溶媒、熱水、酸水
溶液などによる洗浄、酸無水物基、エポキシ基、イソシ
アネート基などの官能基含有化合物による活性化などの
種々の処理をした上で使用することも可能である。有機
溶媒で洗浄する場合、用いる有機溶媒としては、PPS
を分解する作用を有しないものであれば特に制限はな
く、例えば、N−メチルピロリドン、ジメチルホルムア
ルデヒド、ジメチルアセトアミド、1、3−ジメチルイ
ミダゾリジノン、ヘキサメチルホスホラスアミド、ピペ
ラジノン類などの含窒素極性溶媒、ジメチルスルホキシ
ド、ジメチルスルホン、スルホランなどのスルホキシド
・スルホン系溶媒、アセトン、メチルエチルケトン、ジ
エチルケトン、アセトフェノンなどのケトン系溶媒、ジ
メチルエーテル、ジプロピルエーテル、ジオキサン、テ
トラヒドロフランなどのエーテル系溶媒、クロロホル
ム、塩化メチレン、トリクロロエチレン、2塩化エチレ
ン、パークロルエチレン、モノクロルエタン、ジクロル
エタン、テトラクロルエタン、パークロルエタン、クロ
ルベンゼンなどのハロゲン系溶媒、メタノール、エタノ
ール、プロパノール、ブタノール、ペンタノール、エチ
レングリコール、プロピレングリコール、フェノール、
クレゾール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレン
グリコールなどのアルコール・フェノール系溶媒、及び
ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素系
溶媒などが挙げられる。洗浄温度についても特に制限は
なく、通常、常温〜300℃程度程度が選択される。酸
水溶液で洗浄する場合、用いる酸としてはポリフェニレ
ンスルフィド樹脂を分解する作用を有しないものであれ
ば特に制限はなく、例えば、塩酸、酢酸、硫酸、リン
酸、珪酸、炭酸及びプロピル酸などが挙げられる。ま
た、酸無水物基、エポキシ基、イソシアネート基などの
官能基含有化合物による活性化などの種々の処理を施し
た上で使用することも可能である。
【0011】本発明の(B)結晶性コポリアミドはアル
キレンテレフタルアミド単位を含有する結晶性のコポリ
アミドであり、炭素数2〜10の炭化水素鎖を有するジ
アミン残基とテレフタル酸残基からなるアルキレンテレ
フタルアミド単位であることが好ましく、なかでもヘキ
サメチレンテレフタルアミド単位が好ましい。
【0012】本発明で用いる結晶性コポリアミドはアル
キレンテレフタルアミド単位以外のポリアミド形成性単
量体残基を含有せしめることができ、かかる残基として
は、脂肪族あるいは脂環族ジアミンと脂肪族あるいは脂
環族ジカルボン酸から誘導されるアミド単位、およびラ
クタム、アミノカルボン酸から誘導されるアミド単位等
が挙げられる。
【0013】なかでもヘキサメチレンアジパミド単位が
好ましい。
【0014】本発明で最も好ましく用いられるのは
(I)ヘキサメチレンテレフタルアミド単位および(I
I)ヘキサメチレンアジパミド単位から成形される共重
合ポリアミドであり、(I)/(II)の共重合比率が
重量比で30/70〜59/41のもの(以下、6T/
66コポリアミドという)が加工温度、耐熱性の点から
好ましく、特に40/60〜59/41の範囲にあるも
のが好ましい。
【0015】ここで用いられるコポリアミドの重合度に
ついては特に制限が無く、通常1%硫酸溶液の25℃に
おける相対粘度(ηr)が1.5から5.0、好ましく
は2.0〜3.5の範囲にあるものが好適である。
【0016】本発明のコポリアミド樹脂の製造方法は特
に制限されないが、通常の溶融重合、ヘキサメチレンジ
アミンとテレフタル酸の塩(6T塩)とヘキサメチレン
ジアミンとアジピン酸の塩(66塩)の水溶液を150
〜320℃で加熱し、プレポリマーを作り、これをさら
に融点以下の温度で固相重合する方法あるいは溶融押出
機で高重合度化する方法、6T塩と66塩を融点以下の
温度で直接固相重合する方法などが簡便で適している。
【0017】かかるコポリアミド樹脂の配合割合は、靭
性、難燃性、流動性の点から該ポリフェニレンスルフィ
ド樹脂100重量部に対して、40〜100重量部の範
囲であり、好ましくは50〜90重量部の範囲である。
【0018】本発明のコポリアミド樹脂にはその特性を
損なわない限りにおいて添加剤たとえば粘度調整材、顔
料、酸化防止剤、結晶核剤、耐熱剤などを添加できる。
【0019】本発明で用いる(C)成分のオレフィン系
エラストマーとしてはポリオレフィン系エラストマーお
よびジエン系エラストマーなどが挙げられ、これらは1
種以上で用いることができる。ポリオレフィン系エエラ
ストマー、ジエン系エラストマーは未変性のものであっ
ても変性させたものでもよい。
【0020】好適な未変性ポリオレフィン系エラストマ
ーとしては、エチレン、プロピレン、1−ブテン、1−
ペンテン、4−メチルペンテン1、イソブチレンなどの
α−オレフィン、1、4−ヘキサジエンジシクロペンタ
ジエン、2、5−ノルボルナジエン、5−(1’−プロ
ベニル)−2−ノルボルネンなどの非共役ジエンの少な
くとも1種をラジカル重合して得られるポリオレフィン
を挙げることができる。
【0021】また、好適な未変性ジエン系エラストマー
としてはビニル系芳香族炭化水素と共役ジエンとからな
るA−B型またはA−B−A`型のブロック共重合体で
あり末端ブロックAおよびA`は同一でも異なってもよ
く、かつ芳香族部分が単環でも多環でもよいビニル系芳
香族炭化水素から誘導された熱可塑性単独重合体または
共重合体が挙げられ、かかるビニル系芳香族炭化水素の
例としては、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルト
ルエン、ビニルキシレン、エチルビニルキシレン、ビニ
ルナフタレンおよびそれらの混合物などが挙げられる。
中間重合体ブロックBは共役ジエン系炭化水素からな
り、例えば1,3−ブタジエン、2,3−ジメチルブタ
ジエン、イソプレン、1,3−ペンタジエンおよびそれ
らの混合物などが挙げられる。本発明で用いるブロック
共重合弾性体には上記ブロック共重合体の中間重合体ブ
ロックBが水添処理を受けたものも含まれる。
【0022】未変性エラストマーの好適な具体例として
は、エチレン/プロピレン共重合体、エチレン/ブテン
−1共重合体、エチレン/プロピレン/ジシクロペンタ
ジエン共重合体、エチレン/プロピレン/5−エチリデ
ン−2−ノルボルネン共重合体、未水添または水添ポリ
ブタジエン、未水添または水添スチレン/イソプレン/
スチレントリブロック共重合体、未水添または水添スチ
レン/ブタジエン/スチレントリブロック共重合体など
が挙げられる。
【0023】また変性エラストマーとしては、上記未変
性エラストマーにカルボン酸基、カルボン酸エステル
基、カルボン酸金属塩基、カルボン酸無水物基、イミド
基などのうち少なくとも1種の官能基を有する単量体成
分(以下、官能基含有成分と称する)を導入して得られ
る変性エラストマーである。
【0024】官能基含有成分の例を挙げると、アクリル
酸、メタアクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン
酸、クロトン酸、メチルマレイン酸、メチルフマル酸、
メサコン酸、シトラコン酸、グルタコン酸およびこれら
カルボン酸の金属塩、マレイン酸水素メチル、イタコン
酸水素メチル、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、
アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、ア
クリル酸ヒドロキシエチル、メタアクリル酸メチル、メ
タアクリル酸2−エチルヘキシル、メタアクリル酸ヒド
ロキシエチル、メタアクリル酸アミノエチル、マレイン
酸ジメチル、イドビシクロ−(2,2,1)−5−ヘプ
テン−2,3−ジカルボン酸,エンドビシクロ−(2,
2,1)−5−ヘプテン−2,3−ジカルボン酸無水
物、マレイミド、N−エチルマレイミド、N−ブチルマ
レイミド、N−フェニルマレイミド、アクリル酸グリシ
ジル、メタクリル酸グリシジル、エタクリル酸グリシジ
ル、イタコン酸グリシジル、シトラコン酸グリシジルな
どである。
【0025】これらの官能基含有成分を導入する方法
は、特に制限なく、共重合せしめたり、未変性エラスト
マーにラジカル開始剤を用いてグラフト導入するなどの
方法を用いることができる。官能基含有成分の導入量は
変性エラストマー全体に対して通常、0.001〜40
モル%、好ましくは0.01〜35モル%の範囲内であ
るのが適当である。
【0026】本発明で有用な変性エラストマーの具体例
としてはエチレン/グリシジルメタクリレート共重合
体、エチレン/ビニルアセテート/グリシジルメタクリ
レート共重合体、エチレン/メタクリル酸メチル/グリ
シジルメタクリレート共重合体、エチレン/グリシジル
アクリレート共重合体、エチレン/グリシジルエーテル
共重合体、エチレン/プロピレン−g−無水マレイン酸
共重合体、エチレン/プロピレン/1,4−ヘキサジエ
ン−g−無水マレイン酸共重合体、エチレン/プロピレ
ン/ジシクロペンタジエン−g−無水マレイン酸共重合
体、(“g”はグラフトを表す、以下同じ)エチレン/
プロピレン/2,5−ノルボルナジエン−g−無水マレ
イン酸共重合体、エチレン/プロピレン−g−N−フェ
ニルマレイミド共重合体、エチレン/ブテン−1−g−
N−フェニルマレイミド共重合体、水添スチレン/ブタ
ジエン/スチレン−g−無水マレイン酸共重合体、水添
スチレン/イソプレン/スチレン−g−無水マレイン酸
共重合体、エチレン/プロピレン−g−メタクリル酸グ
リシジル共重合体、エチレン/ブテン−1−g−メタク
リル酸グリシジル共重合体、エチレン/プロピレン/
1,4−ヘキサジエン−g−メタクリル酸グリシジル共
重合体、エチレン/プロピレン/ジシクロペンタジエン
−g−メタクリル酸グリシジル共重合体、水添スチレン
/ブタジエン/スチレン−g−メタクリル酸グリシジル
共重合体、エチレン/アクリル酸共重合体、エチレン/
メクリル酸共重合体およびこれら共重合体中のカルボン
酸部分の一部または全てをナトリウム、リチウム、カリ
ウム、亜鉛、カルシウムとの塩としたもの、エチレン/
アクリル酸メチル共重合体、エチレン/アクリル酸エチ
ル共重合体、エチレン/メタクリル酸メチル共重合体、
エチレン/メタクリル酸エチル共重合体、エチレン/ア
クリル酸エチル−g−無水マレイン酸共重合、エチレン
/メタクリル酸メチル−g−無水マレイン酸共重合、エ
チレン/アクリル酸エチル−g−マレイミド共重合、エ
チレン/アクリル酸エチル−g−N−フェニルマレイミ
ド共重合体およびこれらの共重合体の部分ケン化物など
を挙げることができる。
【0027】かかるポリオレフィン系エラストマーおよ
びジエン系エラストマー樹脂の配合割合は、靭性、流動
性、機械的強度の点から該ポリフェニレン樹脂100重
量部に対して、1〜20重量部の範囲であり、好ましく
は1〜10重量部、特に好ましくは3〜10重量部の範
囲である。
【0028】本発明で用いる(D)成分のトリアジン骨
格含有化合物としてはメラミンなどのトリアジン化合物
を含有する化合物、あるいはトリアジン化合物とシアヌ
ル酸、イソシアヌル酸との反応生成物等が挙げられる。
なかでもメラミンシアヌレートが好ましい。メラミンシ
アヌレートとは、メラミン(化7参照)とシアヌル酸と
の反応生成物である。なお、シアヌル酸は化8で表され
るように2つの互変異性体が考えられ、化学的には通常
エノール型をシアヌル酸、ケト型をイソシアヌル酸と呼
ぶが、本発明で用いるシアヌル酸という名称はエノール
型だけを意味するのではなく、エノール型およびケトン
型の両方を含む。
【0029】
【化7】
【化8】
【0030】メラミンシアヌレートは反応式 で表されるように、塩基であるメラミンと酸であるシア
ヌル酸とが中和反応し、生成した有機化合物の付加塩と
する。すなわち、メラミン水溶液とシアヌル酸水溶液を
混合すると、直ちに白色の沈殿が生じ、その沈殿物を洗
浄後、乾燥することにより白色微粉末のメラミンシアヌ
レートが得られる。しかし、本発明のメラミンシアヌレ
ートは、その製造方法について特に限定されるものでは
ない。
【0031】本発明の目的のために用いられるメラミン
シアヌレートは、必ずしも完全に純粋な物である必要は
なく、極めて少量の未反応物や不純物等を含有していて
も使用可能である。またメラミンシアヌレートの形状
は、平均粒径200μ以下の微粉末が好ましい。平均粒
径が200μを越えると、ポリマーへの均一分散が困難
になり、機械的特性の低下が著しい。
【0032】かかるメラミンシアヌレートの配合割合
は、難燃性、靭性の点から該ポリフェニレンスルフィド
樹脂100重量部に対して、2〜8重量部の範囲であ
る。
【0033】本発明で用いる(E)有機シラン化合物の
配合量はウエルド強度の向上効果、流動性の点からPP
S樹脂100重量部に対して0.1〜5重量部であるこ
とが好ましく、特に好ましくは0.3〜3重量部であ
る。好ましい有機シラン化合物はエポキシ基含有アルコ
キシシラン化合物、アミノ基含有アルコキシシラン化合
物、ウレイド基含有アルコキシシラン化合物、イソシア
ネート基含有アルコキシシラン化合物、メルカプト基含
有アルコキシシラン化合物から選ばれる1種または2種
以上が挙げられる。
【0034】本発明のPPS樹脂組成物には、本発明の
効果を損なわない範囲で離型剤、酸化防止剤、熱安定
剤、滑剤、結晶核剤、紫外線吸収剤、着色剤、難燃剤な
どの通常の添加剤および少量の他種ポリマーを添加する
ことができる。例えば離型剤としては、ポリエチレン、
ポリプロピレン等のポリオレフィン、またはモンタン酸
ワックス類、またはステアリン酸リチウム、ステアリン
酸アルミ等の金属石鹸、エチレンジアミン・ステアリン
酸・セバシン酸重縮合物などを挙げることができる。ま
た結晶核剤としてはポリエーテルエーテルケトン樹脂、
タルク等を挙げることができる。
【0035】本発明のPPS樹脂組成物の製造方法は特
に制限はないが、原料の混合物を単軸あるいは2軸の押
出機、バンバリーミキサー、ニーダーおよびミキシング
ロールなどの通常公知の溶融混合機に供給して280〜
380℃の温度で混練りする方法などを代表例として挙
げることができる。原料の混合順序に特に制限はない。
また、少量添加剤成分については、他の成分を上記の方
法などで混練りしペレット化した後、成形前に添加する
こともできる。
【0036】本発明の樹脂組成物は、射出成形、押出成
形、ブロー成形、トランスファー成形、真空成形など一
般に熱可塑性樹脂の公知の成形方法により成形される。
特に射出成形用途には好適な樹脂組成物である。本発明
のPPS樹脂組成物の成形体は、発電機、電動機、変圧
器、変流器、電圧調整器、整流器、インバーター、継電
器、電力用接点、開閉器、機遮断機、ナイフスイッチ、
他極ロッド、電機部品キャビネット、ライトソケット、
各種端子板、プラグ、パワーモジュールなどの電機機器
部品用途に特に適している他、センサー、LEDラン
プ、コネクター、抵抗器、リレーケース、小型スイッ
チ、コイルボビン、コンデンサー、バリコンケース、光
ピックアップ、発振子、変成器、プリント基板、チュー
ナー、スピーカー、マイクロフォン、ヘッドフォン、小
型モーター、磁気ヘッドベース、半導体、液晶、FDD
キャリッジ、FDDシャーシ、モーターブラッシュホル
ダー、パラボラアンテナ、コンピューター関連部品等に
代表される電子部品、VTR部品、テレビ部品、アイロ
ン、ヘアードライヤー、炊飯器部品、電子レンジ部品、
音響製品、オーデイ オ・レーザーデイスク・コンパクト
デイスク等の音声機器部品、照明部品、冷凍庫部品、エ
アコン部品、タイプライター部品、ワードプロセッサー
部品等に代表される家庭、事務電機製品部品;オフィス
コンピューター関連部品、電話器関連部品、ファクシミ
リ関連部品、複写機関連部品、洗浄用治具、モーター部
品、ライター、タイプライターなどに代表される機械関
連部品:顕微鏡、双眼鏡、カメラ、時計等に代表される
光学機器、精密機械関連部品;オルタネーターターミナ
ル、オルタネーターコネクター、ICレギュレーター、
ライトデイヤー用ポテンシオメーターベース、排気ガス
バルブ等の各種バルブ、燃料関係・排気系・吸気系各種
パイプ、エアーインテークノズルスノーケル、インテー
クマニホールド、燃料ポンプ、エンジン冷却水ジョイン
ト、キャブレターメインボデイー、キャブレタースペサ
ー、排気ガスセンサー、冷却水センサー、油温センサ
ー、ブレーキパットウエアーセンサー、スロットルポジ
ションセンサー、クランクシャフトポジションセンサ
ー、エアーフローメーター、ブレーキパッド磨耗センサ
ー、エアコン用サーモスタットベース、暖房用風フロー
コントロールバルブ、ラジエーターモーター用ブラッシ
ュホルダー、ウオーターポンプインペラー、タービンベ
イン、ワイパーモーター関係部品、デユストリビュータ
ー、スタータースイッチ、スターターリレー、トランス
ミッション用ワイヤーハーネス、ウインドウオッシャー
ノズル、エアコンパネルスイッチ基盤、燃料関係電磁気
弁用コイル、ヒューズ用コネクター、ホーンターミナ
ル、電装部品絶縁板、ステップモーターローター、ラン
プソケット、ランプリフレクター、ランプハウジング、
ブレーキピストン、ソレノイドボビン、エンジンオイル
フィルター、点火装置ケース等の自動車・車両関連部品
等々、各種用途に適用できる。
【0037】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説
明する。なお実施例および比較例の中で述べられる引張
特性、ウエルド強度、加熱減量は次の方法で測定評価し
た。
【0038】(1)伸び :ASTM D638 (2)燃焼性 :UL−94の垂直燃焼試験を厚さ1
/32インチの成形試験片につ いて行った。
【0039】(3)熱変形温度 :ASTM D648
(18.6kg/cm2 ) (4)耐トラッキング性:組成物をドライブレンドし、
これを40mmφ単軸押出機に てペレタイズし
た。最大型締め圧力75tの射出成形幾を用いて得られ
たペレット からASTM1号試験片を射出成形し
た。この試験片を用い、IEC112法に従 って
比較トラッキング指数(CTI)を測定した。
【0040】(5)比 重 :ASTM1号ダンベ
ルを用いて水中置換法により測定した。
【0041】(6)下限圧 :上記のASTM1号
ダンベルを射出成形する際、充填不良を起こ さな
いために必要な最低射出圧力を成形下限圧とした。成形
下限圧が低いほど流動 性が優れていることにな
る。
【0042】(7)ウエルド強度:両端にゲートを有
し、試験片中央部付近にウエルドラインを有す る
ASTM4号ダンベル片を、型締力75トンの射出成型
機を用いてシリンダー温 度320℃、型締温度1
35℃の条件で成形し、歪速度5mm/min、支点間
距 離64mmの条件で引張強度測定を行った。
【0043】実施例1 ポリフェニレンスルフィド樹脂(東レ製L3340)、
半芳香族ナイロン(東レ製HT301:N66/6T共
重合ナイロン ηr:2.3)、エラストマー(住友化
学製ボンドファーストE)ならびにメラミンシアヌレー
トを表1に示す割合で撹拌機で均一にドライブレンドし
た後、φ45mm口径の二軸押出機で320℃の押出し
温度で溶融混練りペレタイズした。ここで得られたペレ
ットを乾燥した後、型締力75tの射出成形機を用いて
シリンダ温度320℃、金型温度135℃の条件で成形
した。 得られた試験片について測定した物性を表1に
示す。ポリフェニレンスルフィド樹脂が本来有する優れ
た難燃性、耐熱性、良流動性などの諸特性を損なうこと
なく、耐トラッキング性に優れ、靱性も改良されている
ことがわかる。
【0044】実施例2 実施例1の配合処方に有機シラン化合物(γ−グリシド
キシプロピルトリメトキシシラン)を加え、表1に示す
割合でブレンドし、実施例1と同様の方法で溶融混練、
ペレタイズ、成形、物性評価を行った。ウエルド強度が
向上している。
【0045】実施例3、4 ポリフェニレンスルフィド樹脂、エラストマーの種類を
変えて、実施例1と同様にして、表1に示す割合でドラ
イブレンド、溶融混練、ペレタイズ、成形、物性評価を
行った。その結果を表1に示す。
【0046】比較例1 実施例1で用いたポリフェニレンスルフィド樹脂をφ4
5mm口径の二軸押出機で320℃の押出し温度押し出
しペレタイズした。ここで得られたペレットを乾燥した
後、型締力75tの射出成形機を用いてシリンダ温度3
20℃、金型温度135℃の条件で成形した。 得られ
た試験片について測定した物性を表2に示す。
【0047】比較例2 実施例1で用いた半芳香族ナイロンを比較例1と同様の
方法でペレタイズ、成形、物性評価を行った。測定した
物性を表2に示す。
【0048】比較例3 実施例1で用いたポリフェニレンスルフィド樹脂、半芳
香族ナイロンを実施例1と同様にして、表2に示す割合
でドライブレンド、溶融混練、ペレタイズ、成形、物性
評価を行った。その結果を表2に示す。
【0049】耐トラキング性が改良されるものの、ポリ
フェニレンスルフィド樹脂が本来有する難燃性が損なわ
れる。
【0050】比較例4 実施例1で用いたポリフェニレンスルフィド樹脂、と水
酸化マグネシウムを実施例1と同様にして、表2に示す
割合でドライブレンド、溶融混練、ペレタイズ、成形、
物性評価を行った。
【0051】耐トラキング性は優れているものの、流動
性に劣り、また靱性に乏しいことから薄肉成形の電機部
品への適用が難しい。また比重が高く軽量化要求には適
さない。
【0052】比較例5 実施例1で用いたポリフェニレンスルフィド樹脂、エラ
ストマーを実施例1と同様にして、表2に示す割合でド
ライブレンド、溶融混練、ペレタイズ、成形、物性評価
を行った。
【0053】耐トラキング性は優れているものの、流動
性に劣り、また靱性に乏しいことから薄肉成形の電機部
品への適用が難しい。また比重が高く軽量化要求には適
さない。
【0054】
【表1】
【0055】
【表2】
【0056】
【発明の効果】本発明のポリフェニレンスルフィド樹脂
組成物は、ポリフェニレンスルフィド樹脂が本来有する
優れた難燃性、耐熱性、流動性を損なうことなく、耐ト
ラッキング性にも優れたポリフェニレンスルフィド樹脂
である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)ポリフェニレンスルフィドを100
    重量部に対して、(B)アルキレンテレフタルアミド単
    位を含有する結晶性コポリアミド40〜100重量部
    (C)オレフィン系エラストマを1〜20重量部および
    (D)トリアジン骨格含有化合物2〜8重量部からなる
    ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物。
  2. 【請求項2】結晶性コポリアミド(B)が下記(I) 【化1】 で表されるヘキサメチレンテレフタルアミド単位下記
    (II) 【化2】 で表されるヘキサメチレンアジパミド単位からなり、
    (I)/(II)の重量比が30/70〜60/40で
    ある結晶性コポリアミドである請求項1記載のポリフェ
    ニレンスルフィド樹脂組成物。
  3. 【請求項3】オレフィン系エラストマ(C)が、ポリオ
    レフィン系エラストマ、ジエン系エラストマから選ばれ
    た少なくとも1種以上である請求項1または2記載のポ
    リフェニレンスルフィド樹脂組成物。
  4. 【請求項4】トリアアジン骨格含有化合物(D)がメラ
    ミンシアヌレートである請求項1〜3のいずれか記載の
    ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物。
  5. 【請求項5】さらに(E)有機シラン化合物をPPS樹
    脂100重量部に対して0.1〜5重量部配合してなる
    請求項1〜4記載のいずれか記載のポリフェニレンスル
    フィド樹脂組成物。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれか記載のポリフェニ
    レンスルフィド樹脂組成物を射出成形して得られる成形
    体であって、電気機器部品用の成形体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013046682A1 (ja) 2011-09-30 2013-04-04 東レ株式会社 ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物、その製造方法、およびその成形体
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