JP2003128915A - ポリアリーレンサルファイド樹脂組成物 - Google Patents

ポリアリーレンサルファイド樹脂組成物

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JP2003128915A
JP2003128915A JP2001321926A JP2001321926A JP2003128915A JP 2003128915 A JP2003128915 A JP 2003128915A JP 2001321926 A JP2001321926 A JP 2001321926A JP 2001321926 A JP2001321926 A JP 2001321926A JP 2003128915 A JP2003128915 A JP 2003128915A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂本来の優れた特性を大きく損なうことな
く、耐トラッキング性を大きく向上せしめたポリアリー
レンサルファイド樹脂組成物の提供する。 【解決手段】 (a)ポリアリーレンサルファイド樹脂
100重量部に対し、(b)非繊維状充填材を100〜
200重量部含有する樹脂組成物であって、(b)非繊
維状充填材の25〜85重量%がタルクであり、残部が
タルク以外の非繊維状充填材であるポリアリーレンサル
ファイド樹脂組成物である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気部品として有
効に用いられる、電気特性、特に耐トラッキング性に優
れたポリアリーレンサルファイド樹脂組成物に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ポリアリーレンサルファイド樹脂は、優
れた耐熱性、難燃性、剛性、耐薬品性、電気絶縁性およ
び耐湿熱性などを有することから、エンジニアリングプ
ラスチックとして好適な性質を有しており、射出成形用
を中心として、各種電気・電子部品、機械部品および自
動車部品などの用途に広く使用されている。
【0003】しかしながら、ポリアリーレンサルファイ
ド樹脂は、ナイロン6やナイロン66樹脂およびポリブ
チレンテレフタレート樹脂などの他の結晶性汎用エンジ
ニアリングプラスチックに比べて耐トラッキング性に劣
る難点を有しており、高電圧下での使用が制限される場
合があった。
【0004】この観点からポリアリーレンサルファイド
樹脂にタルクを配合して耐トラッキング性等の電気特性
を向上させる試みはこれまでにもなされているが(例え
ば特開昭54−162752号、特開昭59−1316
53号、特開昭62−151461号など)、十分に高
い耐トラッキング性が得られるには至っていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した従
来技術における問題点の解決を課題として検討した結果
達成されたものである。
【0006】したがって、本発明の目的は、ポリアリー
レンサルファイド樹脂が有する優れた特性、すなわち耐
熱性、難燃性、剛性、耐薬品性および耐湿熱性などを大
きく損なうことなく、耐トラッキング性が飛躍的に向上
したポリアリーレンサルファイド樹脂組成物を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成するために鋭意検討した結果、(a)ポリアリ
ーレンサルファイド樹脂100重量部に対し、(b)非
繊維状充填材を100〜200重量部含有する樹脂組成
物であって、(b)非繊維状充填材の25〜85重量%
がタルクであり、残部がタルク以外の非繊維状充填材で
あるポリアリーレンサルファイド樹脂組成物が優れた耐
トラッキング性を示すことを見出し本発明に到達した。
【0008】本発明では更に(c)繊維状充填材を50
〜200重量部含有することが好ましい。また、(b)
非繊維状充填材の25〜85重量%がタルクであり、非
繊維状充填材の残部がアルカリ土類金属炭酸塩であるこ
ともまた、優れた耐トラッキング性を得る上で好まし
い。更に(b)非繊維状充填材として用いられるタルク
及び他の非繊維状充填材を予め混合機にて混合したの
ち、これと(a)ポリアリーレンサルファイド樹脂、そ
の他の原料をドライブレンドし、続いて溶融混練するこ
とにより、より優れた耐トラッキング性を有するポリア
リーレンサルファイド樹脂組成物が得られる。
【0009】かかる方法により、比較トラッキング指数
が450V以上の耐トラッキング性に極めて優れたポリ
アリーレンサルファイド樹脂組成物が得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明で使用する(a)ポリアリ
ーレンサルファイド樹脂とは、下記構造式で示される繰
り返し単位
【0011】
【化1】 を70モル%以上、好ましくは90モル%以上を含む重
合体であり、上記繰り返し単位が70モル%未満では、
耐熱性が損なわれる傾向にある。また、ポリアリーレン
サルファイド樹脂は、その繰り返し単位の30モル%以
下を、下記の構造式を有する繰り返し単位などで構成す
ることが可能である。
【0012】
【化2】 これらポリアリーレンサルファイド樹脂の代表例として
は、ポリフェニレンサルファイド、ポリフェニレンスル
フィドスルホン、ポリフェニレンスルフィドケトン、こ
れらのランダム共重合体、ブロック共重合体およびそれ
らの混合物などが挙げられ、中でもポリフェニレンサル
ファイドが特に好ましい。
【0013】かかるポリアリーレンサルファイド樹脂
は、通常公知の方法、つまり特公昭45−3368号公
報に記載される比較的分子量の小さな重合体を得る方法
あるいは特公昭52−12240号公報や特開昭61−
7332号公報に記載される比較的分子量の大きな重合
体を得る方法などによって製造することができる。
【0014】本発明においては、上記のようにして得ら
れたポリアリーレンサルファイド樹脂を、空気中加熱に
よる架橋/高分子量化、窒素などの不活性ガス雰囲気下
あるいは減圧下での熱処理、有機溶媒、熱水、酸水溶液
などによる洗浄、酸無水物、アミン、イソシアネート、
官能基含有ジスルフィド化合物などの官能基含有化合物
による活性化などの種々の処理を施した上で使用するこ
とももちろん可能である。
【0015】ポリアリーレンサルファイド樹脂を加熱に
より架橋/高分子量化する場合の具体的方法としては、
空気、酸素などの酸化性ガス雰囲気下あるいは前記酸化
性ガスと窒素、アルゴンなどの不活性ガスとの混合ガス
雰囲気下で、加熱容器中で所定の温度において希望する
溶融粘度が得られるまで加熱を行う方法を例示すること
ができる。この場合の加熱処理温度としては、通常15
0〜280℃の範囲が選択され、好ましくは200〜2
70℃であり、処理時間としては、通常0.5〜100
時間の範囲が選択され、好ましくは2〜50時間である
が、この両者をコントロールすることによって目標とす
る粘度レベルを得ることができる。加熱処理の装置は通
常の熱風乾燥機でもまた回転式あるいは撹拌翼付の加熱
装置であってもよいが、効率よくしかもより均一に処理
する場合は、回転式あるいは撹拌翼付の加熱装置を用い
るのがより好ましい。
【0016】ポリアリーレンサルファイド樹脂を窒素な
どの不活性ガス雰囲気下あるいは減圧下で熱処理する場
合の具体的方法としては、窒素などの不活性ガス雰囲気
下あるいは減圧下で、加熱処理温度150〜280℃、
好ましくは200〜270℃、加熱時間0.5〜100
時間、好ましくは2〜50時間の条件で加熱処理する方
法を例示することができる。加熱処理の装置は、通常の
熱風乾燥機でもまた回転式あるいは撹拌翼付の加熱装置
であってもよいが、効率よくしかもより均一に処理する
場合は、回転式あるいは撹拌翼付の加熱装置を用いるの
がより好ましい。
【0017】ポリアリーレンサルファイド樹脂を有機溶
媒で洗浄する場合の具体的方法としては、以下の方法を
例示することができる。すなわち、洗浄に用いる有機溶
媒としては、ポリアリーレンサルファイド樹脂を分解す
る作用などを有しないものであれば特に制限はなく、例
えばN−メチルピロリドン、ジメチルホルムアミド、ジ
メチルアセトアミドなどの含窒素極性溶媒、ジメチルス
ルホキシド、ジメチルスルホンなどのスルホキシド・ス
ルホン系溶媒、アセトン、メチルエチルケトン、ジエチ
ルケトン、アセトフェノンなどのケトン系溶媒、ジメチ
ルエーテル、ジプロピルエーテル、テトラヒドロフラン
などのエーテル系溶媒、クロロホルム、塩化メチレン、
トリクロロエチレン、2塩化エチレン、ジクロルエタ
ン、テトラクロルエタン、クロルベンゼンなどのハロゲ
ン系溶媒、メタノール、エタノール、プロパノール、ブ
タノール、ペンタノール、エチレングリコール、プロピ
レングリコール、フェノール、クレゾール、ポリエチレ
ングリコールなどのアルコール・フェノール系溶媒、お
よびベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水
素系溶媒などが挙げられる。これらの有機溶媒のなかで
も、特にN−メチルピロリドン、アセトン、ジメチルホ
ルムアミドおよびクロロホルムなどの使用が好ましい。
また、これらの有機溶媒は、1種類または2種類以上の
混合で使用される。有機溶媒による洗浄の方法として
は、有機溶媒中にポリアリーレンサルファイド樹脂を浸
漬せしめるなどの方法があり、必要により適宜撹拌また
は加熱することも可能である。有機溶媒でポリアリーレ
ンサルファイド樹脂を洗浄する際の洗浄温度については
特に制限はなく、常温〜300℃程度の任意の温度が選
択できる。洗浄温度が高くなるほど洗浄効率が高くなる
傾向があるが、通常は常温〜150℃の洗浄温度で十分
な効果が得られる。なお、有機溶媒洗浄を施されたポリ
アリーレンサルファイド樹脂は、残留している有機溶媒
を除去するため、水または温水で数回洗浄することが好
ましい。
【0018】ポリアリーレンサルファイド樹脂を熱水で
処理する場合の具体的方法としては、以下の方法を例示
することができる。すなわち、熱水洗浄によるポリアリ
ーレンサルファイド樹脂の好ましい化学的変性の効果を
発現するために、使用する水は蒸留水あるいは脱イオン
水であることが好ましい。熱水処理の操作は、通常、所
定量の水に所定量のポリアリーレンサルファイド樹脂を
投入し、常圧であるいは圧力容器内で加熱、撹拌するこ
とにより行われる。ポリアリーレンサルファイド樹脂と
水との割合は、水の多いほうが好ましいが、通常、水1
リットルに対し、ポリアリーレンサルファイド樹脂20
0g以下の浴比が選択される。
【0019】ポリアリーレンサルファイド樹脂を酸処理
する場合の具体的方法としては、以下の方法を例示する
ことができる。すなわち、酸または酸の水溶液にポリア
リーレンサルファイド樹脂を浸漬せしめるなどの方法が
あり、必要により適宜撹拌または加熱することも可能で
ある。用いられる酸はポリアリーレンサルファイド樹脂
を分解する作用を有しないものであれば特に制限はな
く、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸などの脂肪族飽和
モノカルボン酸、クロロ酢酸、ジクロロ酢酸などのハロ
置換脂肪族飽和カルボン酸、アクリル酸、クロトン酸な
どの脂肪族不飽和モノカルボン酸、安息香酸、サリチル
酸などの芳香族カルボン酸、シュウ酸、マロン酸、コハ
ク酸、フタル酸、フマル酸などのジカルボン酸、および
硫酸、リン酸、塩酸、炭酸、珪酸などの無機酸性化合物
などが挙げられる。これらの酸のなかでも、特に酢酸、
塩酸がより好ましく用いられる。酸処理を施されたポリ
アリーレンサルファイド樹脂は、残留している酸または
塩などを除去するため、水または温水で数回洗浄するこ
とが好ましい。また、洗浄に用いる水は、酸処理による
ポリアリーレンサルファイド樹脂の好ましい化学的変性
の効果を損なわない意味で、蒸留水または脱イオン水で
あることが好ましい。
【0020】本発明で用いられるポリアリーレンサルフ
ァイド樹脂の溶融粘度は、溶融混練が可能であれば特に
制限はないが、通常0.5〜5,000Pa・s(31
0℃、せん断速度1,000/秒)のものが使用され、
2〜100Pa・sの範囲が好ましく、2〜80Pa・
sの範囲がより好ましい。溶融粘度が小さすぎると機械
物性が低下する傾向にあり、また大きすぎると流動性が
低下する傾向にある。
【0021】次に本発明で(b)非繊維状充填材として
用いられるタルクについて説明する。純粋なタルクは、
化学式 3MgO・4SiO2・H2O で表される化学
的に安定な珪酸塩化合物である。通常はその他の不純物
も含んでおり、その種類・量はタルク原石の産地によっ
て異なるが、本発明で用いられるタルクとしては、それ
らの点で特に限定されるものではない。
【0022】また、本発明で用いられるタルクの平均粒
子径にも特に制限はなく、通常平均粒径0.1〜30μ
mのものが用いられ、より優れた耐トラッキング性を得
る意味では1〜12μmのものがより好ましい。
【0023】本発明において用いられる、タルク以外の
非繊維状充填材としては、球状、不定形、板状など、繊
維状以外であれば如何なる形態のものであってもよい。
かかるタルク以外の非繊維状充填材の具体例としては、
ワラステナイト、ゼオライト、セリサイト、マイカ、カ
オリン、クレー、パイロフィライト、ベントナイト、ア
スベスト、アルミナシリケートなどの珪酸塩、酸化珪
素、酸化マグネシウム、アルミナ、酸化ジルコニウム、
酸化チタン、酸化鉄などの金属化合物、炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウム、ドロマイトなどの炭酸塩、硫酸
カルシウム、硫酸バリウムなどの硫酸塩、水酸化カルシ
ウム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウムなどの
水酸化物、ガラスビーズ、セラミックビーズ、窒化ホウ
素、炭化珪素、グラファイト、カーボンブラックおよび
シリカなどの非繊維状充填剤が挙げられ、これらは中空
であってもよく、さらにはこれら充填剤を2種類以上併
用することも可能である。また、これら充填材をイソシ
アネート系化合物、有機シラン系化合物、有機チタネー
ト系化合物、有機ボラン系化合物およびエポキシ化合物
などのカップリング剤で予備処理して使用することは、
より優れた機械的強度を得る意味において好ましい。
【0024】中でも炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム、ドロマイトなどのアルカリ土類金属炭酸塩が特に好
ましく用いられる。なお、タルク以外の非繊維状充填材
は、1種の使用でも2種以上の併用でもよい。
【0025】本発明は、(a)ポリアリーレンサルファ
イド樹脂100重量部に対し、(b)非繊維状充填材を
100〜200重量部、より好ましくは100〜150
重量部含有する樹脂組成物である。更に(b)非繊維状
充填材の25〜85重量%、好ましくは45〜85重量
%、更に好ましくは60〜80重量%がタルクであり、
残部がタルク以外の非繊維状充填材であるポリアリーレ
ンサルファイド樹脂組成物である。
【0026】(b)非繊維状充填材の配合量が100重
量部未満では十分な耐トラッキング性が得られず、一方
200重量部以上配合してもより優れた耐トラッキング
性が得られないばかりか、樹脂組成物の溶融流動性が悪
化するため適していない。また、(b)非繊維状充填材
中のタルク含有量が25重量%未満でも、85重量%を
越える範囲でも、十分な耐トラッキング性が得られな
い。
【0027】本発明においては、タルクとその他の非繊
維状充填材を特定割合で併用することが重要である。即
ち、タルクとその他の非繊維状充填材とを本発明で特定
した割合で併用することにより、それぞれ単独で配合す
る場合では得られない特異的に優れた耐トラッキング性
が得られ、また強度的にも優れたポリアリーレンサルフ
ァイド樹脂組成物が得られるものである。このように格
段に優れた耐トラッキング性及び機械的強度が得られる
ことは、従来の耐トラッキング性向上技術検討では見出
されていなかったものである。
【0028】かかる本発明の方法により、比較トラッキ
ング指数が450Vを上回る、優れた耐トラッキング特
性が得られる。なお、本発明における比較トラッキング
指数の測定は、IEC 112(A液)の方法に従って
測定されたものである。
【0029】本発明のポリアリーレンサルファイド樹脂
組成物には、所望に応じて、(c)繊維状充填剤をさら
に配合して用いることもできる。かかる(c)繊維状充
填剤の具体例としては、ガラス繊維、炭素繊維、チタン
酸カリウィスカ、酸化亜鉛ウィスカ、硼酸アルミウィス
カ、アラミド繊維、アルミナ繊維、炭化珪素繊維、セラ
ミック繊維、アスベスト繊維、石コウ繊維、金属繊維な
どが例示できる。
【0030】これら繊維状充填剤を2種類以上併用する
ことも可能である。また、これら充填材をイソシアネー
ト系化合物、有機シラン系化合物、有機チタネート系化
合物、有機ボラン系化合物およびエポキシ化合物などの
カップリング剤で予備処理して使用することは、より優
れた機械的強度を得る意味において好ましい。
【0031】本発明のポリアリーレンサルファイド樹脂
組成物は、本発明の効果を損なわない範囲において、さ
らに他の樹脂をブレンドして用いてもよい。かかるブレ
ンド可能な樹脂には特に制限はないが、その具体例とし
ては、ナイロン6,ナイロン66,ナイロン610、ナ
イロン11、ナイロン12、芳香族系ナイロンなどのポ
リアミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレン
テレフタレート、ポリシクロヘキシルジメチレンテレフ
タレート、ポリナフタレンテレフタレートなどのポリエ
ステル樹脂、ポリスルホン、ポリフェニレンオキシド、
ポリカーボネート、ポリエーテルスルホン、ポリエーテ
ルイミド、環状オレフィンコポリマー、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリテトラフルオロエチレン、カルボ
キシル基やカルボン酸エステル基や酸無水物無水物基や
エポキシ基などの官能基を有するオレフィン系コポリマ
ー、ポリオレフィン系エラストマー、ポリエーテルエス
テルエラストマー、ポリエーテルアミドエラストマー、
ポリアミドイミド、ポリアセタールおよびポリイミドな
どが挙げられる。
【0032】また、本発明のポリアリーレンサルファイ
ド樹脂組成物には、本発明の効果を損なわない範囲にお
いて、チオエーテル系化合物、エステル系化合物、有機
リン化合物などの可塑剤、カオリン、有機リン化合物な
どの結晶核剤、ポリオレフィン系化合物、シリコーン系
化合物、長鎖脂肪族エステル系化合物、長鎖脂肪族アミ
ド系化合物などの離型剤、ヒンダードフェノール系化合
物、ヒンダードアミン系化合物などの酸化防止剤、熱安
定剤、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニ
ウム、ステアリン酸リチウムなどの滑剤、紫外線防止
剤、着色剤、難燃剤および発泡剤などの通常の添加剤を
添加することができる。
【0033】さらに、本発明のポリアリーレンサルファ
イド樹脂組成物には、本発明の効果を損なわない範囲に
おいて、機械的強度、靱性などの向上を目的に、エポキ
シ基、アミノ基、イソシアネート基、水酸基、メルカプ
ト基およびウレイド基の中から選ばれた少なくとも1種
の官能基を有するアルコキシシランを添加してもよい。
かかる化合物の具体例としては、γ−グリシドキシプロ
ピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルト
リエトキシシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘ
キシル)エチルトリメトキシシランなどのエポキシ基含
有アルコキシシラン化合物、γ−メルカプトプロピルト
リメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリエトキ
シシランなどのメルカプト基含有アルコキシシラン化合
物、γ−ウレイドプロピルトリエトキシシラン、γ−ウ
レイドプロピルトリメトキシシシラン、γ−(2−ウレ
イドエチル)アミノプロピルトリメトキシシランなどの
ウレイド基含有アルコキシシラン化合物、γ−イソシア
ナトプロピルトリエトキシシラン、γ−イソシアナトプ
ロピルトリメトキシシラン、γ−イソシアナトプロピル
メチルジメトキシシラン、γ−イソシアナトプロピルメ
チルジエトキシシラン、γ−イソシアナトプロピルエチ
ルジメトキシシラン、γ−イソシアナトプロピルエチル
ジエトキシシラン、γ−イソシアナトプロピルトリクロ
ロシランなどのイソシアナト基含有アルコキシシラン化
合物、γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルメチル
ジメトキシシラン、γ−(2−アミノエチル)アミノプ
ロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメ
トキシシランなどのアミノ基含有アルコキシシラン化合
物、およびγ−ヒドロキシプロピルトリメトキシシラ
ン、γ−ヒドロキシプロピルトリエトキシシランなどの
水酸基含有アルコキシシラン化合物などが挙げられる。
【0034】かかるシラン化合物の好適な添加量は、ポ
リフェニレンスルフィド樹脂100重量部に対し、0.
05〜5重量部の範囲が選択される。
【0035】本発明のポリフェニレンスルフィド樹脂組
成物の調製方法には特に制限はないが、原料の混合物を
単軸あるいは2軸の押出機、バンバリーミキサー、ニー
ダーおよびミキシングロールなど通常公知の溶融混合機
に供給して、280〜380℃の温度で混練する方法な
どを代表例として挙げることができる。原料の混合順序
にも特に制限はなく、全ての原材料を配合後上記の方法
により溶融混練する方法、一部の原材料を配合後上記の
方法により溶融混練し、さらに残りの原材料を配合し溶
融混練する方法、あるいは一部の原材料を配合後単軸あ
るいは2軸の押出機により溶融混練中にサイドフィーダ
ーを用いて残りの原材料を混合する方法などのいずれの
方法を用いてもよい。また、少量添加剤成分について
は、他の成分を上記の方法などで混練しペレット化した
後、成形前に添加して成形に供することももちろん可能
である。
【0036】なかでも、(b)非繊維状充填材として用
いられるタルク及び他の非繊維状充填材を予め、ヘンシ
ェルミキサーなどの混合機にて混合したのち、これと
(a)ポリアリーレンサルファイド樹脂、その他の原料
をドライブレンドし、続いて上記方法にて溶融混練する
ことは、よりすぐれた耐トラッキング性を得る上で特に
好ましい方法である。
【0037】このようにして得られる本発明のポリアリ
ーレンサルファイド樹脂組成物は、射出成形、押出成
形、ブロー成形、トランスファー成形など各種成形に供
することが可能であるが、特に射出成形用途に適してい
る。
【0038】また本発明の樹脂組成物は、特に高い電圧
のかかる電気部品用途に適しており、その他用途として
は、例えばセンサー、LEDランプ、コネクター、ソケ
ット、抵抗器、リレーケース、スイッチ、コイルボビ
ン、コンデンサー、バリコンケース、光ピックアップ、
発振子、各種端子板、変成器、プラグ、プリント基板、
チューナー、スピーカー、マイクロフォン、ヘッドフォ
ン、小型モーター、磁気ヘッドベース、パワーモジュー
ル、半導体、液晶、FDDキャリッジ、FDDシャー
シ、モーターブラッシュホルダー、パラボラアンテナ、
コンピューター関連部品などに代表される電気・電子部
品;VTR部品、テレビ部品、アイロン、ヘアードライ
ヤー、炊飯器部品、電子レンジ部品、音響部品、オーデ
ィオ・レーザーディスク(登録商標)・コンパクトディ
スクなどの音声機器部品、照明部品、冷蔵庫部品、エア
コン部品、タイプライター部品、ワードプロセッサー部
品などに代表される家庭、事務電気製品部品;オフィス
コンピューター関連部品、電話器関連部品、ファクシミ
リ関連部品、複写機関連部品、洗浄用治具、モーター部
品、ライター、タイプライターなどに代表される機械関
連部品:顕微鏡、双眼鏡、カメラ、時計などに代表され
る光学機器、精密機械関連部品;水道蛇口コマ、混合水
栓、ポンプ部品、パイプジョイント、水量調節弁、逃が
し弁、湯温センサー、水量センサー、水道メーターハウ
ジングなどの水廻り部品;バルブオルタネーターターミ
ナル、オルタネーターコネクター,ICレギュレータ
ー、ライトディヤー用ポテンシオメーターベース、排気
ガスバルブなどの各種バルブ、燃料関係・排気系・吸気
系各種パイプ、エアーインテークノズルスノーケル、イ
ンテークマニホールド、燃料ポンプ、エンジン冷却水ジ
ョイント、キャブレターメインボディー、キャブレター
スペーサー、排気ガスセンサー、冷却水センサー、油温
センサー、スロットルポジションセンサー、クランクシ
ャフトポジションセンサー、エアーフローメーター、ブ
レーキパッド摩耗センサー、エアコン用サーモスタット
ベース、暖房温風フローコントロールバルブ、ラジエー
ターモーター用ブラッシュホルダー、ウォーターポンプ
インペラー、タービンベイン、ワイパーモーター関係部
品、デュストリビューター、スタータースイッチ、スタ
ーターリレー、トランスミッション用ワイヤーハーネ
ス、ウィンドウォッシャーノズル、エアコンパネルスイ
ッチ基板、燃料関係電磁気弁用コイル、ヒューズ用コネ
クター、ホーンターミナル、電装部品絶縁板、ステップ
モーターローター、ランプソケット、ランプリフレクタ
ー、ランプハウジング、ブレーキピストン、ソレノイド
ボビン、エンジンオイルフィルター、点火装置ケース、
車速センサー、ケーブルライナーなどの自動車・車両関
連部品、その他の各種用途が例示できる。
【0039】
【実施例】以下に実施例を示し、本発明をさらに具体的
に説明するが、本発明はこれら実施例の記載に限定され
るものではない。
【0040】[比較トラッキング指数(CTI)の測
定]比較トラッキング指数(CTI)の測定は、IEC
112(A液)に記載された方法に従って行った。即
ち、電極を試料にあて、交流電圧印加のもとで電極間に
電解液を30秒毎に滴下する。滴下数が50滴でトラッ
キング破壊に至らない最大の電圧を比較トラッキング指
数(CTI)とする。この値が高いほど耐トラッキング
性に優れていると言える。詳細な測定条件は下記の通
り。
【0041】装置:トラッキングレジスタンステスター
(東京精電(株)社製) 電極:白金 電極圧着荷重:1±0.05N 試料の大きさ:15×15mm2以上 試料の厚さ :3mm 電解液の種類(A液):0.1±0.002重量%塩化
アンモニウム水溶液 電解液の滴下量:20mm3/1滴 電解液の滴下間隔:30±5秒 印加電圧:100〜600V間で25V間隔 周波数:48〜60Hz 判定方法:過電流リレーにて、0.5A、2秒でトリッ
プしたとき [衝撃強度の測定]ASTM D256に記載された方
法に準じて測定を行った。具体的には次の様に測定を行
った。樹脂組成物ペレットを、シリンダー温度330℃
に設定した住友−ネスタール社製射出成形機(SG75
−HIPRO・MIII)に供給し、射出圧力=成形下限
圧力+5kgf/cm2ゲージ圧にて射出成形を行い、幅1
2.7mm×厚み3.1mm×長さ64mmのノッチ付
き試験片を得た。この試験片を用い、23℃、相対湿度
50%の雰囲気下、アイゾット衝撃試験器を用い、衝撃
強度の測定を行った。
【0042】[実施例、比較例で使用した原材料] PPS樹脂:東レ株式会社製ポリフェニレンスルフィド
樹脂 M2900 タルク:竹原化学工業(株)社製“ハイトロン” 炭酸カルシウム:丸尾カルシウム(株)社製“カルファ
イン”200M ガラス繊維:旭ファイバーグラス社製、03JAFT5
23 ポリエチレン:三井化学社製、PE7000FP [実施例1、比較例1、2]PPS樹脂とタルクおよび
/または炭酸カルシウム、ガラス繊維、ポリエチレンと
を表1に示す割合で一括ドライブレンドし、スクリュー
型2軸押出機(池貝PCM−30)を用いて溶融混練、
ペレタイズを行った。
【0043】このペレットを用いて比較トラッキング指
数(CTI)測定用の成形片(80×80×3mm)及
び衝撃強度測定用試験片を成形した。成形には、住友−
ネスタール社製射出成形機(SG75−HIPRO・M
III)を用いた。評価結果を表1に示す。
【0044】実施例1及び比較例1、2との対比から、
タルクと炭酸カルシウムを併用することで、それぞれ単
独で用いるより、優れた耐トラッキング性(CTI)、
衝撃強度が得られることがわかる。
【0045】[実施例2]タルクと炭酸カルシウムを予
めヘンシェルミキサーにて30分混合した後、これとP
PS樹脂、ガラス繊維、ポリエチレンを実施例1と同様
の割合で混合し、実施例1と同様にして溶融混練、ペレ
タイズ、CTI、衝撃強度評価を行った。
【0046】タルクと炭酸カルシウムを予めヘンシェル
ミキサーにて混合することにより、更に優れた耐トラッ
キング性(CTI)、衝撃強度が得られることがわか
る。
【0047】
【表1】
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のポリアリ
ーレンサルファイド樹脂組成物は、電気特性、特に耐ト
ラッキング性が著しく高められたものであり、電気部品
用途を中心として、各種機械部品および自動車部品など
の用途に広く使用することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01R 13/46 301 H01R 13/46 301B Fターム(参考) 4F070 AA13 AA58 AB09 AB24 AC13 AC15 AC16 AC22 AC27 AC28 AC52 AC90 AD01 AD02 AD06 AE01 AE22 FA01 FA07 FC05 FC06 4J002 CN011 DA017 DA026 DA036 DA067 DE017 DE066 DE076 DE086 DE096 DE107 DE116 DE136 DE146 DE147 DE187 DE236 DG046 DG056 DG057 DJ006 DJ007 DJ016 DJ027 DJ036 DJ046 DJ056 DK006 DK007 DL006 DL007 DM007 FA016 FA047 FA067 FA086 FB076 FB077 FB086 FB087 FB096 FB097 FB166 FB167 GC00 GL00 GM00 GN00 GQ00 5E087 KK04 RR34

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)ポリアリーレンサルファイド樹脂
    100重量部に対し、(b)非繊維状充填材を100〜
    200重量部含有する樹脂組成物であって、(b)非繊
    維状充填材の25〜85重量%がタルクであり、残部が
    タルク以外の非繊維状充填材であることを特徴とするポ
    リアリーレンサルファイド樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 更に(c)繊維状充填材を50〜200
    重量部含有することを特徴とする請求項1記載のポリア
    リーレンサルファイド樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 (b)非繊維状充填材の25〜85重量
    %がタルクであり、非繊維状充填材の残部がアルカリ土
    類金属炭酸塩であることを特徴とする請求項1、2いず
    れかに記載のポリアリーレンサルファイド樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 比較トラッキング指数が450V以上で
    ある、請求項1〜3いずれかに記載のポリアリーレンサ
    ルファイド樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 (b)非繊維状充填材として用いられる
    タルク及び他の非繊維状充填材を予め混合機にて混合し
    たのち、これと(a)ポリアリーレンサルファイド樹
    脂、その他の原料をドライブレンドし、続いて溶融混練
    することにより請求項1〜4のいずれかに記載のポリア
    リーレンサルファイド樹脂組成物を製造することを特徴
    とする、ポリアリーレンサルファイド樹脂組成物の製造
    方法。
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