JPH10279627A - 塩素化塩化ビニル系樹脂の製造方法 - Google Patents

塩素化塩化ビニル系樹脂の製造方法

Info

Publication number
JPH10279627A
JPH10279627A JP9090615A JP9061597A JPH10279627A JP H10279627 A JPH10279627 A JP H10279627A JP 9090615 A JP9090615 A JP 9090615A JP 9061597 A JP9061597 A JP 9061597A JP H10279627 A JPH10279627 A JP H10279627A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vinyl chloride
weight
cpvc
chlorination
pvc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9090615A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Sakai
拓 酒井
Mikio Shimizu
幹雄 清水
Keiji Fukuda
啓二 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokuyama Sekisui Co Ltd
Original Assignee
Tokuyama Sekisui Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokuyama Sekisui Co Ltd filed Critical Tokuyama Sekisui Co Ltd
Priority to JP9090615A priority Critical patent/JPH10279627A/ja
Publication of JPH10279627A publication Critical patent/JPH10279627A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
    • C08F8/18Introducing halogen atoms or halogen-containing groups
    • C08F8/20Halogenation
    • C08F8/22Halogenation by reaction with free halogens
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 生産性の高いCPVCの製造方法を提供す
る。 【解決手段】 塩化ビニル系単量体の重合転化率が70
重量%以上90重量%以下の塩化ビニル系重合体を、光
照射下で水懸濁方法により塩素化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塩素化塩化ビニル
系樹脂の製造方法に関し、詳しくは生産性の高い塩素化
塩化ビニル系樹脂の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】塩素化塩化ビニル系樹脂(以下「CPV
C」という)は、通常塩化ビニル系樹脂(以下「PV
C」という)を後塩素化して得られる。
【0003】CPVCは、PVCの長所といわれる優れ
た特性をそのまま保有し、かつPVCの欠点といわれる
性質が改良されているので、有用な樹脂として多方面の
用途に使用されている。即ち、CPVCは、PVCの長
所といわれる優れた難燃性、耐候性、耐薬品性などを保
有し、さらにPVCよりも熱変形温度が20〜40℃も
高いため、PVCの使用可能な上限温度が60〜70℃
付近であるのに対して、CPVCは100℃近くでも使
用可能であり、耐熱パイプ、耐熱継手、耐熱バルブなど
に好適に使用されている。
【0004】しかしながら、上述したように、CPVC
はPVCより熱変形温度が高いため、PVCより高温で
加熱溶融しなければ成形加工することができない。とこ
ろが、CPVCは一般に熱安定性(初期着色性、耐熱安
定性)等が悪く、このように高い温度で加工しようとす
れば着色が著しく、分解してしまうこともある。そのた
め熱変形温度が高いにも関わらず、PVCと同等の低い
温度で成形加工しなければならない。従って、CPVC
の成形加工はPVCと較べて困難であり、十分にゲル化
させることができず、成形体の衝撃強度が劣るという問
題点があった。
【0005】このため、熱安定性に優れなおかつ加工性
も優れるCPVCを製造する方法が数多く提案されてい
る。例えば、特開昭58−103507号公報には塩化
ビニル単量体の重合転化率が40〜70重量%のPVC
を原料として用い、酸素濃度が1000ppm以下の塩
素ガスを使用して塩素化反応を行う製造方法が提案され
ている。しかしながら、このような製造方法では、単量
体の重合転化率がまだ十分でなく生産性の悪いものとな
っており、又熱安定性も十分とはいえない等の問題点が
あった。
【0006】又、例えば、特開昭61−250047号
公報には、CPVCにポリヒドロキシカルボン酸を添加
する方法、特開昭64−6002号公報には、ニトリロ
三酢酸を添加して熱安定性を改善する方法が開示されて
いる。しかしながら、このような方法では、添加設備等
の設備費用や添加剤の費用等コストのかかるものであっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決するものであって、塩化ビニル系単量体の重合転
化率が70重量%以上90重量%以下のPVCを原料と
することによって重合生産性、及び後塩素化後の乾燥工
程での乾燥効率の向上を図り、良好な熱安定性を保持し
たCPVCが得られる製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の塩素化塩化ビニ
ル系樹脂の製造方法は、塩化ビニル系単量体の重合転化
率が70重量%以上90重量%以下の塩化ビニル系重合
体を、光照射下で水懸濁方法により塩素化することを特
徴とする。
【0009】本発明で用いられる塩化ビニル系重合体
は、例えば、以下の製造方法により得られる。重合器に
塩化ビニル系単量体、水性媒体、分散剤を投入し、更に
重合開始剤を投入する。この時水性媒体/塩化ビニル系
単量体の重量比率は1.0〜2.0が好ましい。重合器
は特には制約されず、一般的に用いられるものでよい。
【0010】次いで、所定の重合温度に昇温して重合反
応を行う。塩化ビニル系単量体の重合転化率が70重量
%以上90重量%以下の所定の割合に達した後、冷却、
排ガス、脱モノマ−の処理を行い、PVCを含むスラリ
−を得る。
【0011】上記塩化ビニル系単量体の重合転化率が7
0重量%未満では、従来の方法と変わらずその製造コス
ト、及びCPVCの乾燥効率の向上は認められない。重
合転化率が90重量%を超えると、PVC重合末期の重
合速度低下に伴い、生産性が低下し、更に熱安定性が大
きく低下する。上記重合転化率のより好ましい範囲は7
2重量%以上85重量%以下である。
【0012】上記塩化ビニル系単量体とは、塩化ビニル
単量体単独、又は塩化ビニル単量体と共重合可能な他の
単量体との混合物のことをいう。上記塩化ビニルと共重
合可能な他の単量体としては、酢酸ビニル、プロピオン
酸ビニル等のビニルエステル;(メタ)アクリル酸メチ
ル、(メタ)アクリル酸エチル等の(メタ)アクリル酸
エステル;エチレン、プロピレン等のオレフィン;無水
マレイン酸;アクリロニトリル;スチレン;塩化ビニリ
デンなど公知の単量体が例示されるが、、これらに限定
されるものではない。
【0013】上記分散剤としては一般に塩化ビニルの懸
濁重合に使用されるものが好適に用いられる。このよう
な分散剤としては、例えば、メチルセルロース、エチル
セルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシ
プロピルメチルセルロース等水溶性セルロース類;部分
ケン化ポリビニルアルコール、ポリエチレンオキサイ
ド、アクリル酸重合体、ゼラチン等の水溶性高分子;ソ
ルビタンモノラウレ−ト、ポリオキシエチレンソルビタ
ンモノラウレ−ト等の水溶性乳化剤などが挙げられ、こ
れらは単独で用いられてもよく、2種以上が併用されて
もよい。上記分散剤の使用量としては、塩化ビニル系単
量体の重量に対して0.01〜0.2重量%が好まし
い。
【0014】上記重合開始剤としては一般に塩化ビニル
の懸濁重合に使用される油溶性の開始剤が好適に用いら
れる。このような重合開始剤としては、例えば、ジ−2
−エチルヘキシルパーオキシジカーボネート、ジエトキ
シエチルパーオキシジカーボネート、α−クミルパーオ
キシネオデカーネート、t−ブチルパーオキシネオデカ
ーネート、t−ブチルパーオキシピバレ−ト、t−ブチ
ルパーオキシ−3,5,5−トリメチルヘキサノエ−
ト、アセチルシクロヘキシルスルホニルパ−オキサイ
ド、2,4,4−トリメチルペンチル−2−パ−オキシ
フェノキシアセテ−ト、ラウロイルパ−オキサイド等が
挙げられ、これらは単独で用いられてもよく、2種以上
が併用されてもよい。上記重合開始剤の使用量として
は、塩化ビニル系単量体の重量に対して0.001〜2
重量%が好ましい。
【0015】さらに、塩化ビニル系単量体の重合に通常
使用される重合調整剤、連鎖移動剤、pH調整剤、帯電
防止剤、架橋剤、安定剤、充填剤、酸化防止剤、スケ−
ル防止剤等が添加されてもよい。
【0016】本発明においては、上記の方法によって得
られたPVCを、塩素化してCPVCを製造する。塩素
化反応は光照射下で水懸濁方法により行う。この方法で
は、水懸濁状態のPVCに塩素を導入し、これに光を照
射して反応を促進する方法である。さらに、添加剤とし
て、例えば過酸化物等の触媒が用いられてもよい。
【0017】本発明で用いられる塩素としては公知の製
造方法により得られるものが用いられる。例えば、塩酸
と二酸化マンガンから製造するウエルドン法、塩化水素
を塩化銅等の触媒を用いて空気で酸化して製造するディ
−コン法、食塩水を電気分解して製造する電解法等の何
れであってもよい。
【0018】本発明で用いられる塩素としては、塩素中
の酸素濃度が500ppm以下のものが好ましく、より
好ましくは100ppm以下である。塩素中の酸素濃度
が500ppmを超えると得られるCPVCの熱安定性
が低下する。そして100ppm以下では、より良好な
熱安定性を有するCPVCを得ることができる。本発明
で得られるCPVCの塩素含有量は特に限定されない
が、62〜70重量%とするのが好ましい。
【0019】次に請求項2記載の発明(本発明2とい
う)を説明する。本発明2の製造方法では、前記の方法
によって得られた重合転化率が70重量%以上90重量
%以下のPVCを、光照射下で水懸濁により塩素化する
際に、その反応温度を0℃以上60℃以下の比較的に低
温度とすることを特徴とする。上記反応温度は、好まし
くは40℃以上60℃以下である。塩素化時の反応温度
が60℃を超えると熱安定性の向上が見られず、0℃未
満では媒体である水の凝固点以下となり、懸濁状態とな
らず、製造できないからである。本発明2においては、
上記製造条件以外は本発明と同様である。
【0020】本発明2ののCPVCの製造方法を採用す
ることにより、原料PVCの高い生産性とともに、CP
VCの乾燥能力も高く、且つ、熱安定性を向上させたC
PVCが得られる。
【0021】次に請求項3記載の発明(本発明3とい
う)を説明する。本発明3の製造方法では、前記の方法
で得られた重合転化率が70重量%以上90重量%以下
のPVCを、光照射下で水懸濁方法により塩素化する
際、反応開始からCPVCの塩素含有率が62重量%と
なるまでは反応温度を0℃以上60℃以下の比較的低温
度とし、それ以降の何れかの時点で反応温度を60℃を
超え85℃以下の比較的高温度とすることを特徴とす
る。
【0022】塩素化時の反応温度は反応開始時からCP
VCの塩素含有率が62重量%となるまで(以下、第1
段階という)は本発明2の製造方法と同様の理由により
0℃以上60℃以下であり、好ましくは40℃以上60
℃以下である。CPVCの塩素含有率が62重量%未満
で反応温度を60℃以上に上昇させると熱安定性の低下
が認められるので、反応温度を上昇させる時点は62重
量%を超えて64重量%以下が好ましい。CPVCの塩
素含有率が62重量%を超えて(以下、第2段階とい
う)反応温度を上昇させるが、60℃未満では生産性の
向上が見られず、85℃を超えると熱安定性の低下が見
られる。本発明3においては、上記製造条件以外は本発
明と同様である。
【0023】本発明3の製造方法では、原料PVCの高
い生産性とともに、CPVCの生産性、乾燥能力も高
く、且つ、熱安定性を向上させたCPVCが得られる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に実施例を掲げて本発明を詳
しく説明するが、本発明はこれら実施例のみに限定され
るものではない。
【0025】(実施例1) 〔PVCの製造〕600リットルのステンレス製重合器
にイオン交換水264kg、ケン化度72モル%の部分
ケン化ポリビニルアルコール176g、重量平均分子量
430万のポリエチレンオキサイド22gを仕込み、減
圧にして重合器内の空気を除き、塩化ビニル単量体22
0kgを仕込んだ。ジ−2−エチルヘキシルパーオキシ
ジカーボネート154gを圧入した後、ジャケットを加
熱し、重合器内の温度を69℃に昇温し重合反応をおこ
ないPVCを得た。塩化ビニル単量体の重合転化率は7
2重量%であり、PVCの平均重合度は700であっ
た。
【0026】〔CPVCの製造〕内容積300リットル
のグラスライニング製反応器に、イオン交換水160k
gと上記PVC40kgを投入し、70℃に昇温した。
次いで、塩素ガスを通気し、水銀ランプを照射し塩素化
反応を行った。塩素含有量が64.5重量%に達した時
点で水銀ランプを消灯し、塩素ガスの供給を停止し、塩
素化反応を終了した。次いで、窒素ガスを通気して、未
反応塩素を除去し、得られたCPVCスラリ−を水洗に
より塩酸を除去し、脱水、乾燥して粉末状のCPVCを
得た。得られたCPVCの生産性、乾燥能力及び熱安定
性を表1に示す。
【0027】(実施例2、比較例1、2)表1に示すよ
うに塩化ビニル単量体の重合転化率の異なるPVCを製
造したこと以外は実施例1と同様にして、CPVCを得
た。得られたCPVCの生産性、乾燥能力及び熱安定性
を表1に示す。
【0028】(実施例3〜5)塩化ビニル単量体の重合
転化率72重量%〜85重量%、平均重合度700のP
VCを得た後、塩素化反応温度を50〜60℃としたこ
と以外は実施例1と同様にして、CPVCを得た。得ら
れたCPVCの生産性、乾燥能力及び熱安定性を表1に
示す。
【0029】(実施例6、7、比較例3)塩化ビニル単
量体の重合転化率72重量%、85重量%、平均重合度
700のPVCを得た後、塩素化反応の第1段階を表1
に示す温度に設定し、塩素含有率が62重量%を超えた
時点で昇温し第2段階として表1に示す温度に設定して
行いCPVCを得た。得られたCPVCの生産性、乾燥
能力及び熱安定性を表1に示す。
【0030】尚上記実施例及び比較例で得られたCPV
Cの物性及びPVC、CPVCの生産性評価を以下の通
り行った。 〔試験片の作成〕CPVC100重量部、ブチルステア
レ−ト0.5重量部、MBS樹脂10重量部、加工助剤
0.5重量部、及びマレ−ト錫系安定剤2重量部からな
る配合物を2本の8インチロールに供給し、190℃で
3分間混練して厚さ0.5mmのシートを得た。
【0031】〔物性評価〕上記配合物及びシ−トにつき
下記の物性評価を行い、その結果を表1に示す。 (1)初期着色性 上記シ−トを185℃で予熱3分間、150kg/cm
2 で4分間、2mmの厚さにプレス成形し、その初期着
色性をJIS−K7103に準拠しイエロ−インデック
ス(以下YIと記す)を指標として測定した。
【0032】(2)老化熱安定性 上記シ−トをギヤオ−ブン中で200℃の温度で加熱
し、黒化するまでの時間(分)を測定した。 (3)動的熱安定性 ラボプラストミル(東洋精機社製)を使用し、上記配合
物60gを、試験温度200℃、予熱3分、回転数60
rpmで混練し、分解する迄の時間(分)を測定した。
【0033】〔生産性評価〕以下の項目について評価
し、その結果を表1に示す。 (1)原料PVC生産性 原料PVCの1バッチの生産量を、同じ大きさの重合容
器、同一仕込み量にて、仕込み操作から、減圧、昇温、
重合を経て、脱ガス、冷却開放迄の工程に要した時間で
割ったもの(kg/hr)を指標とした。 (2)CPVC生産性 CPVCの1バッチの生産量を、同じ大きさの反応容
器、同一仕込み量にて、仕込み操作から、減圧、昇温、
塩素化反応を経て、脱塩素冷却開放迄の工程に要した時
間で割ったもの(kg/hr)を指標とした。 (3)CPVC乾燥能力 CPVC乾燥能力は流動層式乾燥装置にて乾燥を行った
とき、その樹脂の揮発分が0.1重量%以下となる処理
量を単位時間当たりの吐出量(kg/hr)で表した。
【表1】
【0034】
【発明の効果】本発明のCPVCの製造方法は、上述の
通りであり、原料PVCを生産性良く製造し、これを原
料として生産性、乾燥能力に優れ、かつ熱安定性も良好
なCPVCを製造することができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塩化ビニル系単量体の重合転化率が70
    重量%以上90重量%以下の塩化ビニル系重合体を、光
    照射下で水懸濁方法により塩素化することを特徴とする
    塩素化塩化ビニル系樹脂の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記塩素化時の反応温度が0℃以上60
    ℃以下であることを特徴とする請求項1記載の塩素化塩
    化ビニル系樹脂の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記塩素化が反応開始時から得られる塩
    素化塩化ビニル系樹脂の塩素含有率が62重量%となる
    迄の反応温度が0℃以上60℃以下であり、それ以降の
    何れかの時点で塩素化の反応温度が60℃を超え85℃
    以下であることを特徴とする請求項1記載の塩素化塩化
    ビニル系樹脂の製造方法。
JP9090615A 1997-04-09 1997-04-09 塩素化塩化ビニル系樹脂の製造方法 Pending JPH10279627A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9090615A JPH10279627A (ja) 1997-04-09 1997-04-09 塩素化塩化ビニル系樹脂の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9090615A JPH10279627A (ja) 1997-04-09 1997-04-09 塩素化塩化ビニル系樹脂の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10279627A true JPH10279627A (ja) 1998-10-20

Family

ID=14003402

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9090615A Pending JPH10279627A (ja) 1997-04-09 1997-04-09 塩素化塩化ビニル系樹脂の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10279627A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013069542A1 (ja) 2011-11-07 2013-05-16 株式会社カネカ 塩素化塩化ビニル系樹脂の製造方法
WO2014157346A1 (ja) 2013-03-29 2014-10-02 株式会社カネカ 塩素化塩化ビニル系樹脂の製造方法及び製造装置
WO2014178374A1 (ja) 2013-05-02 2014-11-06 株式会社カネカ 塩素化塩化ビニル系樹脂の製造方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013069542A1 (ja) 2011-11-07 2013-05-16 株式会社カネカ 塩素化塩化ビニル系樹脂の製造方法
US9056959B2 (en) 2011-11-07 2015-06-16 Kaneka Corporation Method for producing chlorinated vinyl chloride resin
WO2014157346A1 (ja) 2013-03-29 2014-10-02 株式会社カネカ 塩素化塩化ビニル系樹脂の製造方法及び製造装置
KR20150046000A (ko) 2013-03-29 2015-04-29 가부시키가이샤 가네카 염소화 염화비닐계 수지의 제조 방법 및 제조 장치
US9399687B2 (en) 2013-03-29 2016-07-26 Kaneka Corportion Method and apparatus for producing chlorinated vinyl chloride-based resin
WO2014178374A1 (ja) 2013-05-02 2014-11-06 株式会社カネカ 塩素化塩化ビニル系樹脂の製造方法
JP5668183B1 (ja) * 2013-05-02 2015-02-12 株式会社カネカ 塩素化塩化ビニル系樹脂の製造方法
US9944762B2 (en) 2013-05-02 2018-04-17 Kaneka Corporation Method for producing chlorinated polyvinyl chloride resin

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2008062526A1 (fr) Résines de chlorure de vinyle chlorées et leur procédé de fabrication
KR101765842B1 (ko) 염화비닐계 중합체의 제조방법
JP2001151815A (ja) 塩素化塩化ビニル系樹脂の製造方法
JP4728701B2 (ja) 塩素化塩化ビニル系樹脂の製造方法
JP5891242B2 (ja) 塩素化塩化ビニル系樹脂の製造方法
JPH10279627A (ja) 塩素化塩化ビニル系樹脂の製造方法
JP4338703B2 (ja) 塩素化塩化ビニル系樹脂の製造方法
US3583956A (en) Vinyl chloride polymers
JPH1135627A (ja) 塩素化塩化ビニル系樹脂の製造方法
JP3863279B2 (ja) 塩素化塩化ビニル系樹脂の製造方法
JP2000119333A (ja) 塩素化塩化ビニル系樹脂の製造方法
JP3164743B2 (ja) 塩素化塩化ビニル系樹脂の製造方法
JPH1129613A (ja) 塩素化塩化ビニル系樹脂の製造方法
US3627853A (en) Chlorination of vinyl chloride block copolymers
JP2000344830A (ja) 塩素化塩化ビニル系樹脂の製造方法
JP4610877B2 (ja) 塩素化塩化ビニル系樹脂の製造方法
JPH1143509A (ja) 塩素化塩化ビニル系樹脂の製造方法
JPH10251333A (ja) 塩素化塩化ビニル系樹脂の製造方法
JP2818101B2 (ja) 塩素化塩化ビニル系樹脂の製造方法
JPH1112318A (ja) 塩素化塩化ビニル系樹脂の製造方法
JPH11209425A (ja) 塩素化塩化ビニル系樹脂の製造方法
JP3652832B2 (ja) 塩素化塩化ビニル系樹脂の製造方法
JP3601156B2 (ja) 塩化ビニル系重合体の製造方法
JPS6333762B2 (ja)
JP3802668B2 (ja) 塩素化塩化ビニル系樹脂の製造方法