JP3164743B2 - 塩素化塩化ビニル系樹脂の製造方法 - Google Patents

塩素化塩化ビニル系樹脂の製造方法

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JP3164743B2 JP28120094A JP28120094A JP3164743B2 JP 3164743 B2 JP3164743 B2 JP 3164743B2 JP 28120094 A JP28120094 A JP 28120094A JP 28120094 A JP28120094 A JP 28120094A JP 3164743 B2 JP3164743 B2 JP 3164743B2
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    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、塩素化塩化ビニル系
樹脂の製造方法に関するものである。とくに、この発明
は、得られた塩素化塩化ビニル系樹脂がゲル化し易くて
加工が容易であるという特色を持った、塩素化塩化ビニ
ル系樹脂の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】塩素化塩化ビニル系樹脂(以下、これを
CPVCという)は、塩化ビニル系樹脂(以下、これを
PVCという)を塩素化して作られる。CPVCはPV
Cの長所と云われる特性を残し、PVCの欠点と云われ
る性質を改良したものとなっている。すなわち、CPV
CはPVCの持つ優れた耐候性、耐火炎性、耐薬品性を
そのまま残し、耐熱性が劣るというPVCの欠点を改良
したものとなっている。さらに具体的に云えば、PVC
は熱変形温度が低くて使用可能な上限温度が60〜70
℃付近であるために、熱水に対しては使用できないの
に、CPVCは熱変形温度がPVCよりも20〜40℃
も高くて、熱水に対しても使用できるものとなってい
る。従って、CPVCは耐熱パイプ、耐熱継手、耐熱バ
ルブなどを作るのに適している。
【0003】上述のように、CPVCはPVCよりも熱
変形温度が高い。従って、CPVCを加工して成形体と
するには、当然PVCよりも高い温度に加熱してゲル化
させなければならない。ところが、CPVCは高温に加
熱されると分解し易く、従ってこれを加熱してゲル化さ
せようとすると、分解して着色する傾向を示す。だか
ら、CPVCはPVCよりも加熱によってゲル化させる
ことが困難である。従って、CPVCから成形体を作る
ときには、CPVCを充分にゲル化させないで成形体と
することとなった。このため、CPVCの成形体はPV
Cよりも衝撃強度が劣る、という結果を招くこととなっ
た。その結果、CPVCはその利用を狭められることと
なった。そこでさらに低い温度に加熱してゲル化させる
ことができるように、CPVCのゲル化特性を改善する
ことが要望された。
【0004】CPVCのゲル化特性を改良しようとした
のではないが、PVCのゲル化特性を改良するのにPV
Cの懸濁重合工程において、懸濁剤として部分鹸化ポリ
酢酸ビニル又はその変性物を使用することが知られてい
る。例えば、特開昭56−81317号公報は、側鎖に
硫酸エステル、燐酸エステル又はこれらの塩を0.02
〜5モル%含み、鹸化度が60〜80モル%で、平均重
合度が600〜1500の変性ポリビニルアルコール
と、水溶性セルロース誘導体とを懸濁剤に使用して塩化
ビニル単量体を懸濁重合させると、得られたPVCが低
温でゲル化させ易いものになると記載している。また、
特公昭57−37162号公報は、側鎖に0.01〜5
モル%の疎水基と、0.02〜10モル%の陰イオン性
親水基とを含んだ鹸化度60〜90モル%の変性ポリビ
ニルアルコールを分散安定剤として用いて、塩化ビニル
単量体などのビニル系単量体を懸濁重合させると、ゲル
化させ易いPVCが得られると記載している。
【0005】しかし、これらの公報が記載している部分
鹸化ポリビニルアルコールは、鹸化度が60モル%以上
の大きいものである。そのために、性質がポリビニルア
ルコールに近く、従って水溶性のものである。従って、
このものを表すのに「変性ポリビニルアルコール」とい
う用語が用いられている。また、これらの公報は、懸濁
重合によるPVCの製造を述べるにとどまり、このPV
Cをさらに塩素化すると、得られたCPVCがどのよう
な性質を示すに至るかについては、全く記載していな
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、ゲル化特
性の良好なCPVCを提供しようとするものである。す
なわち、この発明は、PVCの持っている優れた特性を
そのまま保持していて、ゲル化特性が大幅に改良されて
おり、従って比較的低い温度に加熱して、充分にゲル化
させることのできるCPVCを提供しようとするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明者は、上記の課
題を解決するために、PVCの製造段階に立ち入って検
討を加えた。その結果、PVCを作るにあたって、特殊
な分散安定剤を使用して懸濁重合を行い、こうして得ら
れたPVCを従来方法で塩素化すると、得られたCPV
Cが低温でゲル化し易いものとなることを見出した。す
なわち、PVCの懸濁重合では、懸濁剤としてこれまで
色々なものが用いられたが、その中から水溶性の高分子
物を選んで用いることとし、同時に分散安定剤として鹸
化度の低い変性ポリ酢酸ビニルを用いることとし、これ
ら懸濁剤と分散安定剤の存在下に塩化ビニル単量体の懸
濁重合を行ってPVCを作り、このPVCを塩素化して
CPVCを作ると、このCPVCはゲル化特性の改良さ
れたものになることを見出した。上述の鹸化度の低い変
性ポリ酢酸ビニルは、分子の側鎖中にスルホン酸基のよ
うな陰イオン性親水基を含んだ重合度600のポリ酢酸
ビニルであり、鹸化度が20モル%であって、鹸化度が
低いために水に溶解しないで塩化ビニル単量体に溶解す
るものであった。これまで用いられて来た懸濁剤又は分
散安定剤は、多くは水に溶解し塩化ビニル単量体には溶
解しないものであったところ、上述の分散安定剤は塩化
ビニル単量体に溶解するものであるという点で、特異な
ものである。この発明は、このような知見を基礎として
その上に展開されたものである。
【0008】この発明は、側鎖に陰イオン性親水基又は
陽イオン性親水基を0.02〜15モル%含んでおり、
平均重合度が800以下で、鹸化度が30モル%以下の
部分鹸化ポリ酢酸ビニルの存在下で、水溶性高分子物を
懸濁剤として使用し、塩化ビニル単量体を水性媒体中に
懸濁させ、塩化ビニル単量体に溶解する重合開始剤を添
加し、塩化ビニル単量体を重合させて塩化ビニル系樹脂
を作り、その後この塩化ビニル系樹脂を塩素化すること
を特徴とする、塩素化塩化ビニル系樹脂の製造方法を要
旨とするものである。
【0009】この発明は、大きく分けると2工程から成
るものである。そのうちの先の工程はPVCを作る工程
であり、後の工程はPVCを塩素化してCPVCにする
工程である。この発明は、PVCを作る工程において従
来法と異なっており、特異な方法によって作ったPVC
を後の塩素化工程の原料に供するところに特徴を持って
おり、塩素化の工程は従来法と変わりがない。
【0010】そこで、まずこの発明におけるPVCの製
造工程を説明する。PVCの製造工程は、大体従来の懸
濁重合法を踏襲するものである。但し、この発明は、塩
化ビニル単量体(以下、これをVCと略称する)を水性
媒体中に懸濁させる際に、懸濁剤としてこれまで用いら
れて来た懸濁剤の中から水溶性高分子物を選んで用いる
ことを必要とし、また分散安定剤としてこれまでVCの
懸濁重合では用いられて来たことのないものを使用す
る。その分散安定剤は、親水性基を含み平均重合度の低
いポリ酢酸ビニルの部分鹸化物であるが、その鹸化度が
低くて30モル%以下であるために、水に溶解しないで
VCに溶解する性質を持っている。この点で上記の分散
安定剤は特異である。
【0011】この発明では、懸濁剤として上述のよう
に、水溶性高分子物を用いる。これまで、VCの懸濁重
合では、懸濁剤として大きく分けて高分子物と低分子物
とが使用されて来た。高分子物は、例えばポリビニルピ
ロリドンのようなものであり、低分子物はグリセリンモ
ノステアレートのようなものである。このうち、低分子
物は使用しても格別の効果がないので、この発明では高
分子物を選んで用いる。
【0012】使用することのできる高分子物は、セルロ
ース誘導体と合成高分子物とに分類できるが、そのうち
少なくとも1つを使用すれば足りる。セルロース誘導体
としては、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒド
ロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシブチルメ
チルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボ
キシメチルセルロース等を使用することができる。合成
高分子物としては、前述のポリビニルピロリドンのほ
か、ポリビニルアルコール、部分鹸化ポリビニルアルコ
ール、酢酸ビニル・マレイン酸共重合体、ポリアクリル
酸塩、高分子量のポリエチレングリコール、ポリプロピ
レングリコール等を使用することができる。これらは何
れも水溶性の懸濁剤である。
【0013】この発明では、懸濁剤として部分鹸化ポリ
ビニルアルコールを用いることができるが、それは鹸化
度が60モル%以上の高いものであるという点で、分散
安定剤として使用される部分鹸化ポリ酢酸ビニルと異な
っている。部分鹸化ポリビニルアルコールとしては、例
えば特開昭56−81317号公報の教える0.02〜
5モル%の硫酸エステル又は燐酸エステルを含んだ鹸化
度60〜80モル%の変性ポリビニルアルコールを使用
することができ、また特公昭57−37162号公報の
教える0.02〜10モル%の陰イオン性親水基、例え
ばカルボン酸基又はスルホン酸基と、0.01〜5モル
%の疎水基とを含んだ鹸化度60〜90モル%の変性ポ
リビニルアルコールを使用することもできる。これらは
何れも水溶性のものであるから、この発明で使用する分
散安定剤、すなわち鹸化度が30モル%以下の部分鹸化
ポリ酢酸ビニルとは異なっている。
【0014】この発明におけるPVCの製造工程では、
分散安定剤として、側鎖に0.02〜15モル%の陰イ
オン性親水基又は陽イオン性親水基を含み、平均重合度
が800以下で鹸化度が30モル%以下の部分鹸化ポリ
酢酸ビニル(以下、これをVAHと略称する)を用いる
ことが最大の特徴とされる。ここで、陰イオン性親水基
とは、スルホン酸基、カルボキシル基、燐酸基、又は硫
酸基などの総称であり、陽イオン性親水基とは、四級ア
ンモニウム塩基を示している。
【0015】上記のVAHは、次のような方法によって
作られる。第1の方法は、陰イオン性親水基又は陽イオ
ン性親水基を含んだビニル系化合物と酢酸ビニルとを共
重合し、得られた共重合体を部分鹸化する方法である。
陰イオン性親水基としてスルホン酸基を例に取って具体
的に述べると、ビニルスルホン酸ナトリウムと酢酸ビニ
ルとを共重合させて、ビニルスルホン酸ナトリウムを2
モル%含んだ平均重合度600の共重合体を作り、この
共重合体を20モル%鹸化してVAHを得る。第2の方
法は、部分鹸化したポリ酢酸ビニルに陰イオン性親水基
又は陽イオン性親水基を導入する方法である。この方法
は、例えば重合度が600、鹸化度が25モル%のポリ
酢酸ビニルに、クロルスルホン酸を反応させてスルホン
酸基の含有量を5モル%とする方法である。
【0016】上記第1の方法では、ビニル系化合物とし
て次のようなものを使用することができる。まず、スル
ホン酸基を導入しようとする場合には、ビニル系化合物
として、上述のビニルスルホン酸のほかに、アリルスル
ホン酸、メタクリルスルホン酸、スチレンスルホン酸、
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸等
を使用することができる。次に、カルボキシル基を導入
するには、ビニル系化合物としてアクリル酸、メタクリ
ル酸、コハク酸モノアクリロイルオキシエチルエステ
ル、フタル酸モノアクロイルオキシエチルエステル、コ
ハク酸モノメタクロイルオキシエチルエステル、フタル
酸モノメタクロイルオキシエチルエステル、等の分子中
に1個のカルボキシル基を有するもの、マレイン酸、フ
マール酸のように分子中に複数個のカルボキシル基を有
するものを用いることができる。燐酸基を導入するに
は、ビニル系化合物としてアシッドホスホキシエチル
(メタ)アクリレート、アシッドホスホキシプロピル
(メタ)アクリレート、3−クロロ−2−アシッドホス
ホキシプロピル(メタ)アクリレート等を用いることが
できる。カチオン性親水基を導入するには、ビニル系化
合物としてメタクリルアミドプロピルトリメチルアンモ
ニウムクロライド、アクリルアミド−3−メチルブチル
トリメチルアンモニウムクロライド、ジアリルジメチル
アンモニウムクロライド等を用いることができる。
【0017】上述の水溶性高分子物は、VCに対し0.
005〜0.2重量%用いるのが適しており、その中で
も0.01〜0.1重量%用いるのがさらに好適であ
る。また、VAHはVCに対し10〜5000ppm 用い
るのが適しており、その中でも100〜2000ppm の
範囲内で用いるのがさらに好適である。その理由は、V
AHの量が10ppm 未満では添加の効果が現れず、逆に
5000ppm を越えると得られるPVCの粒子が大きく
なり過ぎたり、重合反応が円滑に進行しなくなったりし
て、良好な結果が得られなくなるからである。
【0018】また、VAHに含まれる親水基の割合は
0.02〜15モル%の範囲内とするが、その中でも
0.1〜10モル%とすることが好ましい。上記の割合
を0.02〜15モル%とする理由は、親水基の割合が
15モル%を越えると、VAHがVCに溶解し難くなっ
てVCを懸濁重合させ難くなるからであり、逆に0.0
2未満では、親水基の効果が顕著に現れなくなるからで
ある。また、VAHは平均重合度を800以下とする
が、その中でも好ましいのは600〜50の範囲であ
る。平均重合度を800以下にする理由は、平均重合度
が800を越えると重合度の影響が強く現れ、親水基の
効果が現れにくくなるからである。また鹸化度を30モ
ル%以下にするがその理由は鹸化度が30モル%を越え
ると、VCに溶解しなくなるとともに水に溶解するよう
になり、VC中における親水基の効果が現れなくなるか
らである。
【0019】この発明におけるPVCの製造工程では、
懸濁重合を行うための媒体として水性媒体を使用する。
水性媒体としては脱イオン水が好適である。VCと水性
媒体との量比は、従来使用されて来た範囲と変わりない
が、大よその範囲は重量で1対1ないし1対3の範囲と
するのが適している。
【0020】この発明におけるPVCの製造工程では、
懸濁重合を行うために重合開始剤が用いられるが、その
重合開始剤はVCに溶解するものであることを必要とす
る。その重合開始剤は、これまでVCの懸濁重合に使用
されて来たものをそのまま用いることができる。例を挙
げると、ラウロイルパーオキサイド、α−クミルパーオ
キシネオデカノエート、t−ブチルパーオキシネオデカ
ノエートのような有機過酸化物であり、また2、2′−
アゾビスイソブチロニトリルのようなアゾ化合物であ
る。その使用量も、従来方法と変わりがない。
【0021】この発明におけるPVCの製造工程は、単
量体としてVCだけを用いた場合に限らず、VCと他の
単量体とを混合して用いて共重合体を作る場合にも適用
することができる。他の単量体としては、エチレン、プ
ロピレン、酢酸ビニル、アルキルビニルエーテル、アク
リル酸並びにそのエステルを用いることができる。
【0022】この発明におけるPVCの製造工程は、分
散安定剤として上記特殊なものを使用する以外は、従来
のVCの懸濁重合と同じように実施することができる。
すなわち、容器としてはオートクレーブを用い、初めこ
れに水性媒体例えば脱イオン水を入れ、次いでこれに懸
濁剤として水溶性高分子物と分散安定剤としてVAHと
を加えて攪拌したのち、オートクレーブ内を減圧脱気し
て酸素を除き、その後VCを入れてVCを水性媒体中に
分散させて懸濁状態としたのち、これに重合開始剤を加
える。その後、オートクレーブを加熱して内容物を数時
間高い温度に維持してVCの重合を行わせる。重合が進
行してオートクレーブ内にあるVCの圧力が低下した時
点で、オートクレーブを冷却して内容物の温度を下げ、
未反応のVCを回収し、内容物を取り出す。その後、脱
水し、乾燥してPVCを得る。
【0023】この発明では、上述のようにして得られた
PVCをその後塩素化する。塩素化の工程は従来法をそ
のまま踏襲して行うことができる。すなわち、塩素化は
PVCを懸濁した状態、溶剤に溶解した状態、固体状態
の何れの状態でも行うことができる。塩素化はPVCに
塩素を接触させることにより行う。
【0024】PVCを懸濁状態で塩素化する場合には、
懸濁重合によって得られたPVCを水性媒体から分離し
ないで、懸濁重合によって得られた懸濁物そのものの中
へ直接に塩素を吹き込んで塩素化を行うことができる。
また、上記の懸濁物からPVCを分離したのち、PVC
を再び別の水性媒体中に分散させて、この分散物中に塩
素を吹き込んで塩素化を行うこともできる。このとき、
紫外線を照射して塩素化を促進させることが好ましい。
また、水性媒体中にはアセトン、メチルエチルケトンの
ようなケトン類を少量加えてもよく、また必要に応じて
塩酸、トリクロロエチレン、四塩化炭素のような塩素系
溶剤を少量加えてもよい。
【0025】この発明における塩素化工程では、得られ
るCPVCの塩素含有率が60〜70重量%となるよう
にすることが好ましい。
【0026】
【発明の効果】この発明方法によれば、側鎖に陰イオン
性親水基又は陽イオン性親水基を0.02〜15モル%
含んでおり、平均重合度が800以下で鹸化度が30モ
ル%以下の部分鹸化ポリ酢酸ビニルの存在下で、水溶性
高分子物を懸濁剤として使用し、VCを水性媒体中に懸
濁させ、VCに溶解する重合開始剤を添加してVCを重
合させてPVCとし、次いでPVCを塩素化するので、
従来法と大きな差異がなくて容易にCPVCを得ること
ができ、また得られたCPVCは、従来のCPVCに比
べて劣るところがないだけでなく、熱安定性にすぐれて
いてゲル化温度が低いものとなっており、従って加工が
容易であって、この点で従来のCPVCの欠点を改良し
たものとなっている。
【0027】
【実施例】以下に実施例と比較例とを挙げて、この発明
方法のすぐれている所以を具体的に明らかにする。実施
例と比較例とにおいて、単に部というのは重量部を意味
している。また、そこでは得られたCPVCのゲル化温
度、熱安定性及び熱変形温度等の物性を測定している
が、その測定方法は次のとおりである。
【0028】まず、物性測定のために下記割合の配合物
を作った。 CPVC 100部 三塩基性硫酸鉛 3 二塩基性ステアリン酸鉛 1 MBS樹脂 10 ゲル化温度 Haak社製のプラストミルR−90を使用して、上記
配合物55gを回転数40rpmとし、温度を150℃
から毎分5℃の昇温速度で上昇させながら混練し、混練
トルクがピークになる時の温度をゲル化温度とした。 熱安定性 上記配合物を8インチロール2本からなる混練機に供給
し、ロール表面の温度を205℃として混練し、混練物
をロールに巻き付けた。巻き付け開始から30秒毎に巻
き付いたCPVCシートを切り返しながら、3分毎に少
量のシートを切り出して、シートの着色度を比較し、黒
褐色に変わるまでの時間で熱安定性を示した。 熱変形温度 上記の配合物を8インチロール2本からなる混練機に供
給し、190℃で3分間混練して厚さ0.5mmのシー
トを得た。このシートを重ね合わせ、195℃の温度と
150kg/cm2 の圧力の下に8分間プレス成形し
て、厚さ6.4mmのプレス板を作った。このプレス板
を試験片として、ASTM D 648に準拠し、負荷
荷重18.6kg/cm2 で熱変形温度を測定した。
【0029】
【実施例1】この実施例では、水溶性高分子物として部
分鹸化ポリビニルアルコールと、ヒドロキシメチルセル
ロースとを併用し、VAH中の陰イオン性親水基として
スルホン酸基を含んだ分散安定剤を用いた。 (VAHの製造)オートクレーブに酢酸ビニル100
部、メタノール50部およびビニルスルホン酸ナトリウ
ム1部を入れ、オートクレーブ内を窒素ガスで置換した
のち、オートクレーブを60℃に加熱し、重合開始剤と
して2、2′−アゾビスイソブチロニトリルのメタノー
ル2%溶液10部を注入し重合を開始させた。60℃に
5時間保持して重合を行わせたのち、30℃に冷却し、
次いで減圧下に未反応酢酸ビニルを回収したのち、重合
物のメタノール溶液を取り出した。このメタノール溶液
に10%のNaOHメタノール溶液10部を添加し、5
0℃に60分間保持して重合物を鹸化して、VAHを得
た。このVAHは、平均重合度が600、鹸化度が20
モル%で、陰イオン性親水基としてスルホン酸基を1.
5モル%含んでいた。 (PVCの製造)水溶性高分子物として用いた部分鹸化
ポリビニルアルコールは平均重合度が700、鹸化度が
72モル%のものであり、またヒドロキシプロピルメチ
ルセルロースはメトキシ基含有量が25重量%、ヒドロ
キシプロポキシ基含有量が10重量%のものであった。
PVCの製造の詳細は次のとおりである。内容積が21
6リットルの重合器に脱イオン水143部を入れ、次い
で懸濁剤として上記の部分鹸化ポリビニルアルコール
0.05部とヒドロキシプロピルメチルセルロース0.
02部とを加え、また分散安定剤としてVAH0.01
部を加え、重合器内の酸素を減圧して除いた後、VC1
00部、重合開始剤としてα−クミルパーオキシネオデ
カノエート0.017部、t−ブチルパーオキシネオデ
カノエート0.06部を添加した。次いで、重合器を5
8℃の温度に保持して重合を行い、重合器の内圧が7.
0kg/cm2 に達した時、未反応のVCを回収し、内
容物を取り出し、脱水してPVCを得てこれを乾燥し
た。こうして得られたPVCの重合収率は85%で、平
均重合度は1000であった。 (CPVCの製造)内容積が300リットルのグラスラ
イニング製反応槽に脱イオン水500部と、上で得たP
VC100部とを入れ、攪拌してPVCを水中に分散さ
せ、その後反応槽を加熱して槽内を70℃に保った。次
いで、反応槽内に窒素ガスを吹き込み槽内を窒素ガスで
置換した。その後、反応槽内に塩素ガスを吹き込み、水
銀ランプで槽内に紫外線を照射しながら、PVCの塩素
化を行った。槽内の塩酸濃度を測定して塩素化反応の進
行状況を検討しながら塩素化反応を続け、生成したCP
VCの塩素含有率が68.5重量%に達した時点で塩素
ガスの供給を停止し、塩素化反応を終了させた。その
後、槽内に窒素ガスを吹き込んで未反応塩素を除去し、
得られた分散物を水酸化ナトリウムで中和し、水で洗浄
し、脱水し乾燥して粉末状のCPVCを得た。得られた
CPVCの塩素含有率は68.5重量%であり、ゲル化
温度は185℃、熱安定性は28分、熱変形温度は14
0℃であった。このCPVCは、後に述べる比較例1の
CPVCと比較すると、ゲル化温度が低くて加工の容易
なものであった。
【0030】
【比較例1】実施例1において、分散安定剤としてのV
AHを用いないこととした以外は、実施例1と全く同様
に実施した。
【0031】得られたCPVCの塩素含有率は68.5
重量%であり、ゲル化温度は202℃であり、熱安定性
は25分であり、熱変形温度は137℃であった。
【0032】実施例1で得られたCPVCを比較例1で
得られたCPVCと比較すると、両者はPVCの製造工
程において、VAHすなわち側鎖に陰イオン性親水基を
含んだ部分鹸化ポリ酢酸ビニルを用いたかどうかの点で
異なるだけであり、塩素含有率が同じ68.5重量%で
あって、熱変形温度がそれぞれ140℃、137℃とい
うほぼ同じ値であり、熱安定性もそれぞれ28分と25
分であって大きく変わらないのに、両者はゲル化温度に
おいて185℃と202℃という17℃もの大きな差を
示している。これにより、側鎖に陰イオン性親水基を含
んだ部分鹸化ポリ酢酸ビニルのもたらす効果の顕著なこ
とが明らかとなる。
【0033】
【実施例2】実施例1のCPVCの製造において、CP
VCの塩素含有率が66.5重量%に達した時点で塩素
ガスの供給を停止することとした以外は、実施例1と全
く同様に実施した。
【0034】従って、この実施例ではCPVCの塩素含
有率が66.5重量%であった。このCPVCのゲル化
温度は168℃であり、熱安定性は20分であり、熱変
形温度は104℃であった。このCPVCは、次の比較
例2で得られたCPVCと比較すると、ゲル化温度が低
くて加工の容易なものであった。
【0035】
【比較例2】実施例2において、側鎖に陰イオン性親水
基を含有する部分鹸化ポリ酢酸ビニル系重合体を用いな
いこととした以外は、実施例2と全く同様に実施した。
【0036】従って、得られたCPVCの塩素含有率は
66.5重量%である。このCPVCのゲル化温度は1
88℃であり、熱安定性は21分であり、熱変形温度は
104℃であった。
【0037】実施例2で得られたCPVCを比較例2で
得られたCPVCと比較すると、両者は製造過程におい
て、側鎖に陰イオン性親水基を含有する部分鹸化ポリ酢
酸ビニル系重合体を用いたかどうかの点で異なるだけで
あり、塩素含有率が同じ66.5重量%であって、熱変
形温度がそれぞれ104℃、104℃という同じ値であ
り、熱安定性も20分と21分というほぼ同じ値を示し
ているのに、ゲル化温度において168℃と188℃で
あって、20℃にも達する大きな差異を示している。こ
れにより、側鎖に陰イオン性親水基を含有する部分鹸化
ポリ酢酸ビニル系重合体のもたらす効果の顕著なことが
明らかに認められる。
【0038】
【実施例3】この実施例においては、側鎖に陰イオン性
親水基を含有する部分鹸化ポリ酢酸ビニル系重合体とし
て、重合度300、鹸化度10モル%、親水基はビニル
スルホン酸ナトリウムを8モル%含有するものを用い
た。具体的には実施例1において、部分鹸化PVAの量
を0.04部とし、ヒドロキシメチルセルロースの量を
0.02部とし、上記の側鎖に陰イオン性親水基を含有
する部分鹸化ポリ酢酸ビニル系重合体を0.02部使用
した以外は、実施例1と全く同様に実施した。
【0039】得られたCPVCは、68.5重量%の塩
素含有率のものであり、ゲル化温度は188℃であり、
熱安定性は28分であり、熱変形温度は140℃であっ
た。このCPVCは前述の比較例1で得られたCPVC
に比べると、ゲル化温度が低くて、加工の容易なもので
あった。
【0040】
【実施例4】この実施例においては、側鎖に陰イオン性
親水基を含有するポリ酢酸ビニル系重合体として、重合
度500、鹸化度0モル%、親水基として2−アクリル
アミド−2−メチルプロパンスルホン酸ナトリウムを5
モル%含有するものを用いた。具体的には実施例1にお
いて、部分鹸化PVAの量を0.04部とし、ヒドロキ
シメチルセルロースの量を0.03部とし、上記の側鎖
に陰イオン性親水基を含有するポリ酢酸ビニル系重合体
を0.01部使用した以外は、実施例1と全く同様に実
施した。
【0041】得られたCPVCは、68.5重量%の塩
素含有率のものであり、ゲル化温度は180℃であり、
熱安定性は24分であり、熱変形温度は136℃であっ
た。このCPVCは上述のような塩素含有率と熱変形温
度を示すCPVCの中では、ゲル化温度が低くて加工の
容易なものであった。
【0042】
【実施例5】この実施例においては、側鎖に陽イオン性
親水基を含有するポリ酢酸ビニル系重合体として、重合
度500、鹸化度0モル%、親水基としてアクリルアミ
ド−3−メチルブチルトリメチルアンモニウムクロライ
ドを5モル%含有するものを用いた。具体的には実施例
1において、部分鹸化PVAの量を0.06部とし、ヒ
ドロキシメチルセルロースを使用せず、上記の側鎖に陽
イオン性親水基を含有するポリ酢酸ビニル系重合体を
0.01部使用した以外は、実施例1と全く同様に実施
した。
【0043】得られたCPVCは、68.5重量%の塩
素含有率のものであり、ゲル化温度は184℃であり、
熱安定性は26分であり、熱変形温度は138℃であっ
た。このCPVCは上述のような塩素含有率と熱変形温
度を示すCPVCの中では、ゲル化温度が低くて加工の
容易なものであった。
【0044】
【実施例6】この実施例においては、側鎖に陽イオン性
親水基を含有する部分鹸化ポリ酢酸ビニル系重合体とし
て、重合度500、鹸化度20モル%、親水基として、
ジアリルジメチルアンモニウムクロライドを10モル%
含有するものを用いた。具体的には実施例1において、
部分鹸化PVAを使用せず、ヒドロキシプロピルメチル
セルロースの量を0.06部とし、上記の側鎖に陽イオ
ン性親水基を含有する部分鹸化ポリ酢酸ビニル系重合体
を0.02部使用した以外は、実施例1と全く同様に実
施した。
【0045】得られたCPVCは、68.5重量%の塩
素含有率のものであり、ゲル化温度は182℃であり、
熱安定性は28分であり、熱変形温度は136℃であっ
た。このCPVCは上述のような塩素含有率と熱変形温
度を示すCPVCの中では、ゲル化温度が低くて加工の
容易なものであった。
【0046】
【比較例3】実施例1において、側鎖に陰イオン性親水
基を含有した部分鹸化ポリ酢酸ビニル系重合体の代わり
に、重合度500、親水基を全く含有しないポリ酢酸ビ
ニル系重合体を0.01部を使用することとした以外
は、実施例1と全く同様に実施した。
【0047】得られたCPVCは、68.5重量%の塩
素含有率のものであって、ゲル化温度200℃、熱安定
性は27分、熱変形温度は138℃であった。このCP
VCは、実施例で得られたCPVCのどれに比べてもゲ
ル化温度の高いものであった。
【0048】
【比較例4】実施例1において、側鎖に陰イオン性親水
基を含有した部分鹸化ポリ酢酸ビニル系重合体として、
重合度1400、鹸化度72モル%、親水基はアリルス
ルホン酸ナトリウムを2モル%含有したものを使用した
以外は、実施例1と全く同様に実施した。
【0049】得られたCPVCは、68.5重量%の塩
素含有率のものであって、ゲル化温度198℃、熱安定
性は28分、熱変形温度は138℃であった。このCP
VCは、実施例で得られたCPVCのどれに比べてもゲ
ル化温度の高いものであった。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側鎖に陰イオン性親水基又は陽イオン性
    親水基を0.02〜15モル%含んでおり、平均重合度
    が800以下で、鹸化度が30モル%以下の部分鹸化ポ
    リ酢酸ビニルの存在下で、水溶性高分子物を懸濁剤とし
    て使用し、塩化ビニル単量体を水性媒体中に懸濁させ、
    塩化ビニル単量体に溶解する重合開始剤を添加し、塩化
    ビニル単量体を重合させて塩化ビニル系樹脂を作り、そ
    の後この塩化ビニル系樹脂を塩素化することを特徴とす
    る、塩素化塩化ビニル系樹脂の製造方法。
  2. 【請求項2】 陰イオン性親水基がスルホン酸基、カル
    ボキシル基、燐酸基及び硫酸基から成る群から選ばれた
    ものであり、陽イオン性親水基が四級アンモニウム塩基
    であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
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