JPH10278903A - パッケージング容器の搬送装置 - Google Patents

パッケージング容器の搬送装置

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JPH10278903A
JPH10278903A JP10088896A JP8889698A JPH10278903A JP H10278903 A JPH10278903 A JP H10278903A JP 10088896 A JP10088896 A JP 10088896A JP 8889698 A JP8889698 A JP 8889698A JP H10278903 A JPH10278903 A JP H10278903A
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JP
Japan
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cassette
packaging container
flap
conveyor
packaging
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Pending
Application number
JP10088896A
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English (en)
Inventor
Anders Delen
デレン アンデルス
Lars Braendstroem
ブランドストロム ラルス
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Tetra Laval Holdings and Finance SA
Original Assignee
Tetra Laval Holdings and Finance SA
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B61/00Auxiliary devices, not otherwise provided for, for operating on sheets, blanks, webs, binding material, containers or packages
    • B65B61/28Auxiliary devices, not otherwise provided for, for operating on sheets, blanks, webs, binding material, containers or packages for discharging completed packages from machines
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B43/00Forming, feeding, opening or setting-up containers or receptacles in association with packaging
    • B65B43/42Feeding or positioning bags, boxes, or cartons in the distended, opened, or set-up state; Feeding preformed rigid containers, e.g. tins, capsules, glass tubes, glasses, to the packaging position; Locating containers or receptacles at the filling position; Supporting containers or receptacles during the filling operation
    • B65B43/54Means for supporting containers or receptacles during the filling operation
    • B65B43/56Means for supporting containers or receptacles during the filling operation movable stepwise to position container or receptacle for the reception of successive increments of contents

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
  • Closing Of Containers (AREA)
  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)
  • Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)
  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 充填機械の加工ステーションの間でパッケー
ジング容器をカセットに入れて搬送する装置において、
パッケージング容器の体積を一時的に減少させるように
した、信頼性の高いコンベヤ装置を提供する。 【解決手段】 コンベヤ11に連結されたカセット15
によって移動されるパッケージング容器1はボリューム
フラップ17を含む。このボリュームフラップは非作動
位置と作動位置との間を枢動可能とされており、コンベ
ヤ11の移動によってカセットを取囲む作動リング18
がコンベヤに沿って延在するガイド25と係合して、下
方の非作動位置から上方の作動位置へ変位されることに
より、ボリュームフラップ17を作動させるようになっ
ている。作動位置とされたフラップは、その一部がカセ
ット内部に侵入してその自由空間を減少させ、カセット
内に位置するパッケージング容器を安定化させるととも
に、所望の体積容量を与えるようにされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無端ベルトコンベ
ヤに対して一端で連結された多数のカセットを含み、充
填機械の加工ステーションの間でパッケージング容器を
搬送する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種の食品、特に例えばミルクやジュー
スなどの液体食品のためのパッケージング容器は、しば
しばパッケージング積層材から作られており、この積層
材は紙およびプラスチックの両方の層を含んでおり、所
望の形状に折畳まれて封止される。パッケージング容器
はまたしばしばプラスチックで作られた部品、例えば端
壁または開口構造部、を備えている。これらの従来の技
術形式の多くのものに共通して、パッケージング積層材
はまず最初にスリーブすなわちチューブとして形成さ
れ、しかる後このチューブはその材料を折畳んで密封す
ることにより、または射出モールド成形などで予め形成
されている端壁を付加することによって端壁を備えられ
る。チューブ状またはスリーブ形状の恐らく予め形成さ
れているパッケージング容器ブランクから充填および密
封されたパッケージング容器を形成する機械は、欧州特
許EP413927明細書により知られており、その特
許明細書は本明細書において参照される。この典型的な
機械は多数のカセットを備えたコンベヤを含み、パッケ
ージング容器はカセットに入れられて異なるステーショ
ン、例えば所望量の内容物を各々のパッケージング容器
に充填する充填ステーション、充填サイクル時には開口
されている各個のパッケージング容器の端部を密封する
密封ステーション、そして密封したパッケージング容器
の端部を折畳み、恐らく最終的に形成する最終折畳みス
テーション、の間を充填に備えた状態で運ばれる。
【0003】例えば上述したような充填機械において、
各個のパッケージング容器はプラスチック/紙積層材で
作られたチューブ状すなわちスリーブ形状のケーシング
を含み、このパッケージング容器は各端部に射出モール
ド成形されたプラスチック製の端壁を備えている。チュ
ーブ状ケーシングおよび端壁を形成した後、その後にパ
ッケージング容器の上端部を構成するようになされる射
出モールド成形された端壁を下方へ向けてパッケージン
グ容器がコンベヤのカセット内に置かれて、未だ密封さ
れていない底端部を通して充填が行われる。所望内容物
を充填した後、底端部の密封および最終形成が行われ、
その後パッケージング容器はコンベヤから取出されて転
倒され、開口構造物を備えたその上端部が上方へ向けら
れる。
【0004】従来技術の上述した形式の充填機械に使用
されるカセットは、実質的に平行な壁面を有するパッケ
ージング容器を簡単に挿入および取出しできるようにす
ることを意図しており、カセット形状の残る部分は関連
するパッケージング容器の横断面形状、すなわち丸また
は四角の形状に適合されている。各個のパッケージング
容器はそれがカセットに載置されるときには既に一方の
端壁が備えられていて、この比較的剛性な端壁の寸法が
カセットの内側の自由面積部分を定めるため、端壁から
間隔を隔てた位置のパッケージング容器のケーシング部
分は可撓性であるのでカセットによって完全に安定化さ
れることができない。このことは、射出モールド成形さ
れた端壁がケーシング部分の横断面よりも僅かに大きな
面積部分を有する或る種の形式のパッケージング容器の
場合に強調されることになり、この結果としてパッケー
ジング容器はカセット内部で十分に固定されないことに
なり、これによりカセットが密封および最終折畳みステ
ーションに達したときに正しい位置に信頼できる状態で
位置決めされず、密封を不完全にし、および(または)
最終折畳み作業に失敗する危険性を生む。
【0005】密封されたパッケージング容器内の空気量
を最小限に抑えるために、出発点としてその密封作動時
においてパッケージング容器の体積が減少されるように
する周知の技術がしばしば使用される。この結果、パッ
ケージング容器内の液体レベルは上昇し、これは同時に
側面の僅かな内方へ向かう凹みを生じる。パッケージン
グ容器がその後に開かれると、空気が再びパッケージン
グ容器に侵入されるようになされ、側面は元々の状態に
なるように外方へ膨らみ、この結果として液体レベルが
再び低下し、最初の内容量の注ぎ出しが容易化される。
この技術は一般的であり、小容量のパッケージング容器
の充填および密封に簡単に適用できるが、密封および閉
じサイクルの間に比較的迅速にステーション間を移動さ
せるパッケージングにおいては、満足できる状態でこの
体積の縮小化を実現することが困難とされていた。周知
の技術は、各カセットに多数のばねを配置して含み、こ
のばねがカセット内部に侵入してその自由面積部分を制
限するようにするものである。しかしながら、ばねの可
撓性により精度が悪く、また密封作動に関連した所望の
安定性および体積縮小化を保証できない。何故なら、ば
ねはパッケージング容器の取扱いによる、またパッケー
ジング容器に充填された内容物の液体圧力による影響を
受けるからである。さらに、カセット内へのパッケージ
ング容器の挿入およびカセットからのパッケージング容
器の取出しに関連して、ばねは開位置へ作動的に移動さ
れねばならない。これは圧縮空気作動式の作動手段およ
び関連する電子制御装置も含んでいる比較的複雑で高価
な作動装置を必要とすることが示されている。このよう
な設計および構造はその機械を一層高価にし、また比較
的故障を生じ易くすることに加えて、運転費用も現在の
装置によって増大することが示されている。
【0006】したがって作動ステーションの間でパッケ
ージング容器を搬送する装置であって、その装置が例え
ば一方でカセット内に載置されたパッケージング容器を
安定化し、他方で自由面積部分を縮小し、これによりパ
ッケージング容器の閉じおよび密封に関連してそのパッ
ケージング容器の体積を縮小させる手段(device)を含
んでいる装置を実現することが、この技術分野で一般に
要求されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の一
つの目的は、パッケージング容器の搬送および処理時に
カセット内に位置されるパッケージング容器に作用し、
安定化させるための可動装置を備えたカセットを含み、
これまで知られている上述で概要を説明した欠点のな
い、パッケージング容器用の簡単で費用効果のよいコン
ベヤ装置を実現することである。
【0008】本発明の他の目的は、カセット内に位置す
る対称的な容器を安定化させ、また充填機械を通る搬送
路の一部においてパッケージング容器の体積を一時的に
減少させるための作動装置を有するカセットを含む、パ
ッケージング容器用の信頼性の高いコンベヤ装置を実現
することである。
【0009】本発明のさらに他の目的は、充填機械に固
定的に配置されている簡単な構造によって二つの位置の
間を移動可能な、枢動可能に配置された装置を有するカ
セットを含んでいるパッケージング容器用のコンベヤ装
置を実現することである。
【0010】本発明のさらに他の目的は、作動可能な体
積装置を有するカセットを含み、各カセットはそのカセ
ット自体に作用する固定手段を含むと共に、固定された
作動装置によって移動可能とされているパッケージング
容器用のコンベヤ装置を実現することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述および他の目的は、
前置きとして開示した形式の装置に、各カセットがボリ
ュームフラップを含み、充填機械に固定的に配置されて
いる作動装置によってこのボリュームフラップが非作動
位置と作動位置との間を移動可能とされ、フラップが作
動位置においてカセットの一部の自由面積部分を縮小さ
せるという特徴を与える本発明によって達成される。
【0012】本発明の好ましい実施例は、従属請求項に
記載されるような特徴をさらに与えられる。
【0013】
【利点】非作動位置と作動位置との間を作動的に移動可
能であるとともに固定可能であるボリュームフラップを
各カセットに備えることによって、カセット内の自由面
積部分の再現可能な拘束、およびその結果としてのカセ
ット内に位置するパッケージング容器に対する作用が本
発明によって保証される。充填機械のフレームに固定的
に配置された作動装置によって作動されるようになされ
た各カセット周囲に配置されている作動リングに助成さ
れて行われる非作動位置および作動位置におけるフラッ
プのそれぞれ移動および固定は、従来技術と比較して構
造的に簡単な、したがって安価な解決法を与える。
【0014】本発明の装置の一つの好ましい実施例が、
本発明を理解するための本質的な詳細部分だけを示す添
付図面の概略図を参照して以下に非常に詳細に説明され
る。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による装置が充填
時および密封時に取扱うことを意図する形式の従来技術
のパッケージング容器を斜視図で示す。このパッケージ
ング容器1は、例えばプラスチック、紙および多分アル
ミニウム箔を含んでいる積層材で作られたケーシング2
を有する。その底端部(図2A)において、ケーシング
2は複数の底部パネル4を備えており、これらのパネル
は折曲げ線によってケーシングから形成されてこのよう
な幾何学形状を与えられ、一緒に折畳んで熱密封するこ
とによってパッケージング容器の液密底部3を形成する
ようにされる。ケーシング2の底端部には、以下に非常
に詳細に説明されるように底端部を一緒に密封するため
の多数の密封パネル5も備えられている。
【0016】図1に示されたパッケージング容器1は上
端部に端壁6を含んでおり、この端壁はケーシング2の
上端部に射出モールド成形されて、上端部に対して液密
状態に連結される。端壁6は当然ながら他のいずれかの
適当な方法、例えばケーシング2が予め作られた端壁を
上端部に備える、ことで作ることができる。端壁6は引
張りリング8の突出した開口構造部7をさらに含み、こ
の引張りリング8により開口構造部7が開口されてパッ
ケージング容器の内容物を好ましく注ぎ出すことができ
るようにされている。図1および図2Cから明白となる
ように、パッケージング容器の底部3は実質的に正方形
であり、パッケージング容器の上端部に位置する端壁6
は強力に丸められた角隅部を有する。パッケージング容
器の上端部はその底端部よりも僅かに大きい横断面を有
し、この非対称性はパッケージング容器の取扱いおよび
支持に或る種の難しさを生み出す。本発明による装置は
このような難点を解消することを目的とする。
【0017】図1のパッケージング容器は、倒立され、
しかも未だ底部を密封されていない状態で、すなわちパ
ッケージング容器が所望の内容物を充填されて端部をシ
ールされるようになされるべきときに位置される状態
で、図2A〜図2Cに示されている。充填作業が終了し
た後、底部パネル4はそれ自体知られている方法で折畳
まれ、これによって密封パネル5は互いに当接され、パ
ッケージング容器の底部3上に延在される密封フィン9
(図2B)を形成するよう熱密封される。パッケージン
グ容器1を製造するパッケージ積層材は熱可塑材の外層
を含んでいることから、熱密封作業はそれを加熱して圧
接することで実施できるが、当然ながら他の方法を使用
することも可能である。幾何学的理由から、底部パネル
4は折畳まれることで底部3から突出した二つの相対す
る実質的に三角形の平坦な角隅フラップ10を形成し、
またこれらの角隅フラップは底部3の密封および密封フ
ィン9の平坦化の後に底部3の中心へ向けて折畳まれ
て、その下側に位置する底部パネルに対して密封され、
これにより実質的に平坦な正方形のパッケージング容器
底部3が形成される(図2C)。この最終折畳みすなわ
ち最終成形の後、パッケージング容器は充填され、液密
状態に密封され、これによりさらなる搬送および客への
販売に備えられる。
【0018】図3は本発明の装置を示している。この装
置は、例えば前述で説明した形式のパッケージング容器
1を製造するそれ自体は周知の充填機械の一部を構成し
ている。この形式の充填機械は例えば欧州特許EP41
3927明細書に記載されており、その充填機械の他の
部分に関する更なる情報を得るために、この欧州特許E
P413927明細書が参照される。本発明の装置は、
この機械の別の構成部分によって図2Aに示した形状を
与えられたパッケージング容器を取扱うことを意図して
おり、また本発明の装置により、そのパッケージング容
器は充填、端部密封および最終成形された後、取出しお
よび配送に備えられるように機械を通して搬送される。
したがって本発明のこの装置は無端コンベヤ11を含
み、この無端コンベヤは原動機(図示せず)により二つ
の間隔を隔てた折返しローラー12の間の往復路部分を
段階的に前進駆動される。このローラーは機械フレーム
13に回転可能に軸支されており、また当然ながら残る
部品もこのフレームに対して直接または間接的に連結さ
れる。無端コンベヤ11のコンベヤまたはチェーンは多
数の相互に連結されているアンカー部材14を含んでお
り、各々のアンカー部材はパッケージング容器1を受入
れるようにされたカセット15を支持している。アンカ
ー部材14、したがってカセット15はレール16に沿
って移動可能とされており、原動機(図示せず)によっ
てこのコンベヤは二つの隣接するカセット15の間隔距
離に等しい距離を毎回駆動される。カセット15の高さ
はケーシング2自体の高さに実質的に等しく、すなわち
カセット内に載置された後はパッケージング容器1の底
部パネル4および密封パネル5はカセットの外側に突出
するのであり、これは底部3の折畳みおよび密封が行え
るようにする初期条件である。
【0019】一端において各カセットは二つのボリュー
ムフラップ17を備えており、これらのボリュームフラ
ップは作動位置すなわち閉じ位置(図4A)と、非作動
位置すなわち開口位置(図4B)との間を、カセット1
5を取囲む作動リング18によって可動とされる。ボリ
ュームフラップ17はカセット15のスロットに枢動可
能に支持され、作動位置ではスロットを通して部分的に
突出して(図面では見られない)、カセット15内の自
由空間すなわち横断面積部分を制限するようになす。ボ
リュームフラップ17の両方の位置を定めるために、ボ
リュームフラップは作動リング18と協働する凹部1
9,20を備えている。さらに詳しくは、作動リングは
それが例えばその上方位置に位置されたときにボリュー
ムフラップ17の上側の凹部19と協働して、作動リン
グ18の作動位置を定めるだけでなく、カセット15の
内側からのいずれかの作用によってボリュームフラップ
17が非作動位置へ向かって移動するのを防止する。同
じ方法で、作動リング18は下方へ変位することにより
ボリュームフラップ17を開口位置へ向けて作動し、こ
の移動の終了時にボリュームフラップ17の下端に位置
されている凹部20と係合する。したがって作動リング
18は固定装置としても作用し、以下にさらに詳細に説
明する。
【0020】図3から明白となるように、コンベヤ11
は図で右側へ段階的に移動されるように配置されている
上側の部分を有する。コンベヤ11の左端位置にはパッ
ケージング容器1の送り込みステーション21が備えら
れている。この送り込みステーションは概略的にしか図
示されていないが、最初は端壁6を上側にしてパッケー
ジング容器1をカセット15に送り込むためのガイドレ
ールまたはベルトで構成されている。コンベヤ11の上
側の端部には、まず最初に(コンベヤの時計方向の移動
において見た場合に)充填ステーション22が配置さ
れ、この充填ステーションはカセット15内に位置する
各個のパッケージング容器に所望量の内容物を供給する
ための充填ノズル23を含む。コンベヤ11の上側部分
に沿ってその後方に作動装置24が配置されており、こ
の作動装置は、カセット15の作動リング18と協働し
てその作動リングを下方位置(図4B)から上方位置
(図4A)へ移動させるためにコンベヤに対して傾いた
ガイド25を含んでおり、すなわちカセット15が作動
装置24を通り、作動リング18がガイド25に接触す
ると図3で明白となるように作動リング18が次第に持
ち上げられるようにするために、コンベヤに対して傾い
たガイド25を含んでいる。
【0021】作動装置24の後方には閉じステーション
26が配置されており、この閉じステーションは同様に
フレーム13に対して連結され、一方にパッケージング
容器の底部パネル4を折畳むための折畳み装置27を、
また他方にパッケージング容器の横方向の密封フィン9
を密封するための密封装置28を備えている。折畳み装
置27および密封装置28の両装置ともそれ自体は周知
の形式のものであり、例えば前述した欧州特許明細書に
示されている形式のものとされ得る。
【0022】閉じステーション26の後方に本発明の装
置は折畳みレール29を示しており、この折畳みレール
はコンベヤ11の右側の折返しローラーのまわりでカセ
ットの上側端部の僅かな距離だけ外側を延在している。
折畳みレールは角隅フラップ10に係合して作用するよ
うに意図されており、また折畳みレール29の一部に沿
って加熱装置30および圧接装置31の両装置が備えら
れており、これらの装置は以下に非常に詳細に説明する
ようにパッケージング容器1の端部を閉じるための周知
の形式のものである。加熱装置30は高温空気形式のも
のであるのが好ましく、高温空気をパッケージング容器
における底部パネルまたは角隅フラップ10の所望箇所
に向けて導いて加熱するためのノズルを含む。圧接装置
31は往復駆動形式のものであり、角隅フラップ10に
作用して閉じ状態(図2C)となるフラップを含む。圧
接装置31の直後に付加的に固定された作動装置32が
備えられ、この作動装置はガイド33を有しており、こ
のガイド33はガイド25と同じであるが反対方向に傾
いており、カセット15の作動リング18と接触するこ
とによって作動リングをカセットの外方端部からアンカ
ー部材14へ向かう方向へ移動させる、すなわちボリュ
ームフラップ17が作動位置から非作動位置へ向かって
枢動されるようにする。作動装置32の直後に最終送り
出しステーション34が備えられており、この送り出し
ステーションは送り込みステーション21と同様に設計
されることができ、また例えば充填し密封されたパッケ
ージング容器1をコンベヤ11のカセット15から送り
出すためのガイドまたはベルトを含む。
【0023】本発明の装置が作動されるとき、図2Aに
示された形式のパッケージング容器ブランクが給送され
る。先に説明したように、本発明の装置はそれ自体周知
の充填機械の一部に含まれるのであり、この充填機械の
図示されていない部分がそれ自体周知の方法で紙/プラ
スチック積層材の平坦ブランクを取り上げてパッケージ
ング容器1を作っているのであり、このブランクは折畳
まれてチューブ状にされるとともに射出モールド成形さ
れてパッケージング容器1の上側端壁6を形成されてい
る。その後パッケージング容器1は射出モールド成形さ
れた上側端壁6を有する状態で、まず最初に送り込みス
テーション21を経て、該ステーションに一時的に整合
されて配置されているカセット15へ給送される。カセ
ットの両ボリュームフラップ17はこの時開いた状態に
あり、したがってカセット15の内部へフラップの一部
分が侵入することはない。したがって、カセットの自由
面積部分はカセット15の全高にわたって一様に大き
く、これはパッケージング容器1の端壁6がボリューム
フラップ17を通過できるようにする初期条件である。
何故なら、前述したように、端壁6はパッケージング容
器の残りの部分よりも(特にパッケージング容器1の底
端部と比較して)僅かに大きい面積(横断面積寸法)を
有するからである。端壁6を有するパッケージング容器
がカセットの底部に達したならば、コンベヤ11は1段
階前進して、次の空のカセット15は次のパッケージン
グ容器1を装填されるようにされる。
【0024】パッケージング容器を有すカセット15が
複数の前進高を経て送り込みステーション21から充填
ステーション22へ移動されると、それ自体周知の方法
で所望量の内容物を充填ノズル23を経て関連するパッ
ケージング容器へ充填するように順々に作動される。充
填が完了した後、更なる段階的なパッケージング容器の
移動が図3の右側へ向かって行われ、カセット15は作
動装置24を通過される。ガイド25がこの時点で適当
なすべり面を有する作動リング18と接触し、カセット
15の連続した移動によってその作動リングはその下方
位置からその上方位置へ向かって次第に移動される。換
言すれば、ボリュームフラップ17が開いた位置から閉
じた位置へ徐々に作動することによって、作動リング1
8は図4Bに示す位置から図4Aに示す位置へ移動され
る。この時点で、ボリュームフラップ17は内方へ向か
って枢動し、これにより作動位置においてボリュームフ
ラップはフラップスロットを通して部分的に延在して、
カセット内部に位置されているパッケージング容器1の
ケーシングと接触するようになされ、ケーシングは部分
的に圧縮されてパッケージング容器内の液体レベルが僅
かに上昇されると同時に、ケーシング2の底端部が安定
状態にされて、定められた僅かに平坦状の形状を与えら
れる。ボリュームフラップ17は作動位置に保持され
る。何故ならボリュームフラップは作動リング18がそ
の上側凹部19に係合することでその位置に固定される
からである。
【0025】コンベヤ11の更なる移動が関連するカセ
ット15を閉じステーション26に与え、これによりカ
セットから外方へ突出しているパッケージング容器1の
部分(底部パネル4および密封パネル5)が折畳み装置
27の作用を受けて、図2Bに示される状態に折畳まれ
るのであり、その後密封装置28が作動され、密封フィ
ン9の相互に当接される密封パネル5が熱可塑材の密封
性を使用して液密状態に密封される。またこれは超音波
密封によって行うことも好ましい。密封した後、パッケ
ージング容器は再び解放され、図2Bに示す状態、すな
わち形成された実質的に平坦状の角隅フラップ10が横
方向に突出した状態で、閉じステーション26から給送
される。パッケージング容器の前進が継続されることで
角隅フラップ10は折畳みレール29によって捉えら
れ、この折畳みレールは角隅フラップを上方へ向かって
徐々に折畳み、角隅フラップはパッケージング容器に対
して長手方向に延在されるようになされる。加熱装置3
0により高温空気が角隅フラップの内側に給送され、そ
こに位置する熱可塑材層が軟化され、これにより折畳み
レール29に補助された付加的な折畳みによって角隅フ
ラップは圧接装置31によりパッケージング容器の他の
底部パネル4に密着され、この圧接装置はそれ自体周知
の方法で角隅フラップを圧接するのであり、それらをパ
ッケージング容器の底部に押圧して、そこに密着させる
ようにする。
【0026】最終折畳みすなわち最終形成が完了した
後、この関連するパッケージング容器1は送り出しステ
ーション34へ移動され、圧接装置31と送り出しステ
ーション34との間に位置するガイド33がガイド25
と同じ方法で作動リング18と接触して、作動リングを
カセット15に沿って軸線方向へ、しかし反対方向に、
すなわち図4Aに示される作動位置からボリュームフラ
ップ17が開いた位置で配置される図4Bに示される非
作動位置へ、移動させる。この時点で、ボリュームフラ
ップ17はカセット15のフラップスロットから出るよ
うに移動し、カセットの面積部分はその全高にわたって
一様な寸法になり、これにより送り出しステーション3
4は仕上げられたパッケージング容器をカセットから取
出すように移動して、箱詰め(複数詰めパック)または
配送のためにさらに搬送できるようにする。空となった
カセット15はこの時点でコンベヤ11の下側の走行路
に沿って移動され、再び送り込みステーション21へ戻
されてこのサイクルが繰り返される。
【0027】前述したよう、ボリュームフラップ17が
カセット内に侵入してその自由面積部分を制限するとい
う事実は、パッケージング容器が密封時および最終形成
時に安定化されるようにするだけでなく、パッケージン
グ容器内の液体レベルを上昇させて、これが底部密封と
本質的に関連するようにさせる。何故なら、パッケージ
ング容器内に閉じ込められた空気量がこれにより減少さ
れるからである。別の表現をすれば、これはパッケージ
ング容器が理論的に可能とされる以上に少量の内容物を
充填でき、これはパッケージング容器の閉じおよび密封
後にそのパッケージング容器の可撓性の壁部が多少とも
内方へ向かって凹みを生じるようにさせる。パッケージ
ング容器が消費者により開かれると、空気の侵入が液体
レベルの低下をもたらし、パッケージング容器の壁部は
再び外方へ向かって膨らみを生じて、消費者にとって最
初の内容量の注ぎ出しがかなり容易とされるようにす
る。パッケージング容器内の空気量の減少は、製品の品
質向上をもたらす。何故なら、或る種の製品の場合に、
パッケージング容器内に閉じ込められた空気が悪影響を
及ぼすからである。したがって、本発明の装置は複数の
利点を実現し、この装置は従来技術の同様装置に比べて
設計および構造がかなり簡単であり、これは一層信頼で
きる機能を与えるだけでなく、これまで可能とされたよ
りも装置をかなり低価格で製造できるようにする。
【0028】本発明は、上述し、図面に示したことに限
定されると考えるべきでなく、特許請求の範囲の欄に記
載された範囲から逸脱せずに多くの変更がなしえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置が取扱うことを意図する形式のそ
れ自体周知のパッケージング容器の斜視図。
【図2A】下端部が未密封状態の図1のパッケージング
容器を示す斜視図。
【図2B】下端部が密封される途中の段階にあるパッケ
ージング容器を示す部分斜視図。
【図2C】下端部の密封が終了したパッケージング容器
を示す部分斜視図。
【図3】本発明は本発明の装置を備えた充填機械の一部
を示す平面図。
【図4A】ボリュームフラップが閉じ位置にある状態で
の各個のカセットを示す立面図。
【図4B】ボリュームフラップが作動位置にある状態で
の図4Aに示したカセットを示す立面図。
【符号の説明】
1 パッケージング容器 2 ケーシング 3 底部 4 底部パネル 5 密封パネル 6 端壁 7 開口構造部 8 引張りリング 9 密封フィン 10 角隅フラップ 11 コンベヤ 12 折返しローラー 13 フレーム 14 アンカー部材 15 カセット 17 ボリュームフラップ 18 作動リング 19,20 凹部 21 送り込みステーション 22 充填ステーション 23 充填ノズル 24 作動装置 25 ガイド 26 閉じステーション 27 折畳み装置 28 密封装置 29 折畳みレール 30 加熱装置 31 圧接装置 32 作動装置 33 ガイド 34 送り出しステーション

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端ベルトコンベヤ(11)に連結され
    た多数のカセット(15)を含み、充填機械の加工ステ
    ーション(21,22,26,34)の間でパッケージ
    ング容器(1)を搬送する装置であって、各々のカセッ
    ト(15)は充填機械に固定配備された作動装置(2
    4,32)によって非作動位置と作動位置との間を移動
    可能とされたボリュームフラップ(17)を含み、該フ
    ラップ(17)は作動位置においてカセット(15)の
    一部の自由面積部分を減少させることを特徴とするパッ
    ケージング容器の搬送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された装置であって、ボ
    リュームフラップ(17)がカセット(15)の凹部に
    枢動可能に取付けられており、作動位置において該ボリ
    ュームフラップの一部が凹部を通って延在して、カセッ
    ト内の自由空間を制限することを特徴とするパッケージ
    ング容器の搬送装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載された装
    置であって、各々のカセット(15)が少なくとも一つ
    ボリュームフラップ(17)を担持していることを特徴
    とするパッケージング容器の搬送装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項3に記載された装
    置であって、カセットを取囲む作動リング(18)がボ
    リュームフラップ(17)を作動位置および非作動位置
    の間で作動させるために配備されていることを特徴とす
    るパッケージング容器の搬送装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載された装置であって、コ
    ンベヤ(11)の一部に沿って延在し、コンベヤの移動
    によって作動リング(18)を下方の非作動位置から上
    方の作動位置へ変位させるように配置されている第一ガ
    イド(25)を前記作動装置(24,32)が含んでい
    ることを特徴とするパッケージング容器の搬送装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5までのいずれか一
    項またはそれ以上に記載された装置であって、パッケー
    ジング容器(1)をカセット(15)へ送り込むステー
    ション(21)、パッケージング容器に充填するステー
    ション(22)、パッケージング容器の端部を閉じて密
    封するステーション(26)、および充填してシールし
    たパッケージング容器をカセットから送り出すステーシ
    ョン(34)の間でパッケージング容器(1)をコンベ
    ヤ(11)が移動させることを特徴とするパッケージン
    グ容器の搬送装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載された装置であって、ボ
    リュームフラップ(17)の作動装置(24)が送り込
    むステーション(21)と端部を閉じて密封するステー
    ション(26)との間に配置されていることを特徴とす
    るパッケージング容器の搬送装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7までのいずれか一
    項またはそれ以上に記載された装置であって、ボリュー
    ムフラップ(17)を作動位置から非作動位置へ移動さ
    せる第二作動装置が端部を閉じて密封するステーション
    (26)と送り出すステーション(34)との間でコン
    ベヤ(11)に沿って配置されていることを特徴とする
    パッケージング容器の搬送装置。
JP10088896A 1997-04-02 1998-04-01 パッケージング容器の搬送装置 Pending JPH10278903A (ja)

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EP0884243B1 (en) 2002-07-31
ATE221490T1 (de) 2002-08-15
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