JPH10278115A - 枝管ライニング材及び管ライニング工法 - Google Patents

枝管ライニング材及び管ライニング工法

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JPH10278115A
JPH10278115A JP10015979A JP1597998A JPH10278115A JP H10278115 A JPH10278115 A JP H10278115A JP 10015979 A JP10015979 A JP 10015979A JP 1597998 A JP1597998 A JP 1597998A JP H10278115 A JPH10278115 A JP H10278115A
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pipe lining
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JP10015979A
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Takao Kamiyama
隆夫 神山
Yasuhiro Yokoshima
康弘 横島
Shigeru Endo
茂 遠藤
Hiroyuki Aoki
啓之 青木
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YOKOSHIMA KK
Shonan Plastic Manufacturing Co Ltd
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Shonan Plastic Manufacturing Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/16Devices for covering leaks in pipes or hoses, e.g. hose-menders
    • F16L55/179Devices for covering leaks in pipes or hoses, e.g. hose-menders specially adapted for bends, branch units, branching pipes or the like
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/26Pigs or moles, i.e. devices movable in a pipe or conduit with or without self-contained propulsion means
    • F16L55/265Pigs or moles, i.e. devices movable in a pipe or conduit with or without self-contained propulsion means specially adapted for work at or near a junction between a main and a lateral pipe

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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本管の口径に拘らず、枝管のライニング終了
と同時に穿孔保護部材を枝管開口部周縁に取り付けるこ
とができる枝管ライニング材を提供すること。 【構成】 管状樹脂吸着材に未硬化の液状硬化性樹脂を
含浸せしめて成る硬化性樹脂含浸部1Aの一端に鍔部1
Bを形成して成る枝管ライニング材1において、前記鍔
部1Bに隣接する硬化性樹脂含浸部1Aの内周面を保護
する円筒状の穿孔保護部材3を鍔部1Bに取り付ける。
本発明によれば、枝管ライニング材1の鍔部1Bに穿孔
保護部材3を予め取り付けたため、本管の口径に拘ら
ず、枝管ライニング材1を用いた枝管のライニングが終
了すると同時に穿孔保護部材3が枝管開口部周縁に取り
付くこととなり、穿孔作業時のカッターによる枝管ライ
ニング材の損傷が穿孔保護部材3によって確実に防がれ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、老朽化した枝管の
内周面のライニングに供される枝管ライニング材と該枝
管ライニング材と本管ライニング材を用いて施工される
管ライニング工法に関する。
【0002】
【従来の技術】地中に埋設された下水管等の管路が老朽
化した場合、該管路を地中から掘出することなくその内
周面にライニングを施して当該管路を補修する管ライニ
ング工法が提案され、既に実用に供されている。
【0003】上記管ライニング工法は、その外周面が気
密性の高いフィルムで被覆された可撓性の樹脂吸着材に
未硬化の液状硬化性樹脂を含浸せしめて成る管ライニン
グ材を流体圧によって管路内に反転挿入した後、該管ラ
イニング材を管路の内周面に押圧し、その状態を保った
まま管ライニング材を加熱等してこれに含浸された硬化
性樹脂を硬化させることによって、硬化した管ライニン
グ材で管路の内周面をライニングして該管路を補修する
工法である。
【0004】ところで、上記管ライニング工法は下水管
等の本管に合流する枝管に対しても同様に適用すること
ができるが、本発明者等は端部に鍔部を有する枝管ライ
ニング材を用いて枝管をライニングする枝管ライニング
工法を先に提案した。この枝管ライニング工法は、枝管
ライニング材の鍔部を本管の枝管開口部周縁に密着させ
た状態で該枝管ライニング材を流体圧によって枝管内に
本管側から地上に向かって反転挿入してこれを枝管の内
壁に密着させ、その状態を保ったまま枝管ライニング材
を加熱等してこれに含浸された硬化性樹脂を硬化させる
ようにした工法である。
【0005】而して、上記枝管ライニング工法によって
枝管に対するライニングが施工された後、前記工法によ
って本管に対するライニングが本管ライニング材を用い
て行われると、枝管の本管への開口部(枝管開口部)が
本管ライニング材によって塞がれるため、本管ライニン
グ材の孔あけ作業が必要になる。
【0006】ところで、口径がφ800m/m以下の本
管内には人が入ることができないため、本管内に導入さ
れた穿孔ロボットを地上で遠隔操作しながらカッターを
駆動して本管ライニング材の枝管開口部を塞ぐ部分を孔
あけする必要があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、穿孔ロ
ボットの遠隔操作による本管ライニング材の穿孔作業に
は熟練を要し、枝管ライニング材の鍔部やそれ以外の部
分をカッターによって傷付けてしまうことがあり、傷付
いた部分から地下水が浸入する等の問題が発生してい
た。特に、枝管の本管への接続状況等によってはカッタ
ーによる枝管ライニング材の損傷は不可避であった。
【0008】そこで、枝管ライニング後の枝管ライニン
グ材の鍔部に隣接する部分の内周を保護部材で保護する
ことが考えられた。
【0009】ところが、人が入ることができない口径φ
800m/m以下の本管の場合には、この本管に人が入
って枝管開口部に保護部材を取り付けることができない
という問題があった。
【0010】従って、本発明の目的とする処は、本管の
口径に拘らず、枝管のライニング終了と同時に穿孔保護
部材を枝管開口部周縁に取り付けることができる枝管ラ
イニング材及び穿孔作業時のカッターによる枝管ライニ
ング材の損傷を防ぐことができる管ライニング工法を提
供することにある。
【0011】又、本管ライニング材の被穿孔部分(枝管
開口部を塞ぐ部分)は本管の内壁に沿った円弧曲面状を
成しているため、カッターの孔あけ切削深さが本管及び
枝管の口径によって異なり、又、枝管開口部周辺の切削
ポイントによっても異なるため、カッターの枝管ライニ
ング材内への侵入量が大きくなることがあった。このた
め、枝管ライニング材の内周面を保護するための保護部
材の高さが20m/m〜100m/mも必要となること
があり、このような高さの高い保護部材を枝管内に押し
込むことが必要であった。
【0012】しかしながら、保護部材は金属等の硬質材
で構成されているために変形せず、又、図16に示すよ
うに枝管111は本管110に対して所定角度θ(例え
ば、θ=45°,60°)傾斜して接続されていたり、
図17に示すように枝管211が45°,60°,90
°エルボ230を介して本管210に接続されている場
合には、高さの高い保護部材を枝管ライニング材内に完
全に押し込むことは事実上不可能であった。
【0013】従って、本発明の目的とする処は、本管及
び枝管の口径や枝管の本管への接続状況に拘らず、カッ
ターによる損傷を受けることがない枝管ライニング材及
び該枝管ライニング材を傷付けることなく本管ライニン
グ材の穿孔を行うことができる管ライニング工法を提供
することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、流体圧によって枝管内に本管側から地上
に向かって反転挿入されるライニング材であって、管状
樹脂吸着材に未硬化の液状硬化性樹脂を含浸せしめて成
る硬化性樹脂含浸部の一端に鍔部を形成して成る枝管ラ
イニング材において、前記鍔部に隣接する硬化性樹脂含
浸部の内周面を保護する円筒状の穿孔保護部材を鍔部に
取り付けたことを特徴とする。
【0015】又、本発明は、管状樹脂吸着材に未硬化の
液状硬化性樹脂を含浸せしめて成る硬化性樹脂含浸部の
一端に鍔部を形成し、該鍔部に隣接する硬化性樹脂含浸
部の内周面を保護する円筒状の穿孔保護部材を鍔部に取
り付けて成る枝管ライニング材を用いて枝管のライニン
グを行った後、管状樹脂吸着材に未硬化の液状硬化性樹
脂を含浸せしめて成る本管ライニング材を用いて本管の
ライニングを行い、本管内に導入された穿孔ロボットの
カッターを駆動して本管ライニング材の枝管開口部を塞
ぐ部分を孔あけすることを特徴とする。
【0016】従って、本発明によれば、枝管ライニング
材の鍔部に穿孔保護部材を予め取り付けたため、本管の
口径に拘らず、枝管ライニング材を用いた枝管のライニ
ングが終了すると同時に穿孔保護部材が枝管開口部周縁
に取り付くこととなり、穿孔作業時のカッターによる枝
管ライニング材の損傷が穿孔保護部材によって確実に防
がれる。
【0017】更に、本発明は、前記穿孔保護部材は枝管
ライニング終了後に本管内に突出するようにしたことを
特徴とする。
【0018】従って、本発明によれば、枝管のライニン
グが施工された後においては、枝管ライニング材の鍔部
に取り付けられた穿孔保護部材は本管側に突出するた
め、本管ライニング材の穿孔に必要なカッターのストロ
ークを確保することができるとともに、穿孔保護部材の
枝管内への侵入量を小さく抑えることができ、本管及び
枝管の口径や枝管の本管への接続状況に拘らず、カッタ
ーによって枝管ライニング材を傷付けることなく本管ラ
イニング材の穿孔を行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0020】<実施の形態1>図1は本発明の実施の形
態1に係る枝管ライニング材の断面図、図2は穿孔保護
部材の断面図である。
【0021】図1に示す枝管ライニング材1は、管状樹
脂吸着材に未硬化の液状硬化性樹脂を含浸せしめて成る
硬化性樹脂含浸部1Aの一端を外側へ折り返して硬化し
た鍔部1Bを形成し、硬化性樹脂含浸部1Aの外面全体
と鍔部1Bの硬化性樹脂含浸部1Aの外面に連繋する一
部(内周面)を気密性の高いプラスチッフィルム2で被
覆するとともに、鍔部1Bの外面(図1の下面)に円筒
状の穿孔保護部材3を取り付けて構成されている。尚、
該枝管ライニング材1の硬化性樹脂含浸部1Aのエンド
部はプラスチックフィルム2によって気密的に密閉され
ている。
【0022】上記管状樹脂吸着材はポリエステル、ポリ
プロピレン、アクリル等の不織布で構成されており、こ
れに含浸される未硬化の液状硬化性樹脂としては不飽和
ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ビニールエステル樹
脂等の熱硬化性樹脂が使用される。又、前記プラスチッ
クフィルム2はインフレーション法によって単層又は多
層のシームレスのチューブ状に成形され、その材質とし
ては、ポリウレタン、ポリエチレン、ナイロン、エチレ
ンビニールアルコール、アドマー、アイオノマー、塩化
ビニール等が選定される。そして、このプラスチックフ
ィルム2は、熱溶着、ボンディング又はコーティングに
よって硬化性樹脂含浸部1Aの樹脂吸着材外面全体と鍔
部1Bの樹脂吸着材内周面に被着される。
【0023】又、枝管ライニング材1の鍔部1Bは管状
樹脂吸着材の一端を外側へ折り返し、その部分に不飽和
ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ビニールエステル樹
脂、フェノール樹脂、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂等
の熱硬化性樹脂を含浸させて予め硬化させることによっ
て構成され、これは後述の本管10(図3参照)の曲率
に略等しい円弧曲面状に湾曲した形状に成形されてい
る。
【0024】更に、前記穿孔保護部材3はステンレス
(SUS)等の金属によって構成され、図2に詳細に示
すように、その外周の中間高さ位置にはフランジ3aが
鍔部1Bの形状に沿って円弧曲面状に形成され、このフ
ランジ3aには複数の円孔3a−1が穿設されている。
そして、この穿孔保護部材3は、そのフランジ3aを鍔
部1Bの外面(図1の下面)に当接せしめ、該フランジ
3aに穿設された複数の円孔3a−1及び鍔部1Bに挿
通するボルト4と該ボルト4に螺合するナット5によっ
て締め付けられて鍔部1Bの外面に図1に示すように取
り付けられている。このとき、穿孔保護部材のフランジ
3aよりも下側の高さh1 の部分(以下、突出部と称
す)3bが鍔部1Bの下方に突出し、フランジ3aより
も上側の高さh2 の部分(以下、保護部と称す)3cが
反転前の硬化性樹脂含浸部1Aの外面を部分的に覆って
これを保護している。尚、穿孔保護部材3の突出部3
b、保護部3cの高さh1 ,h2 は何れも10m/m〜
50m/mに設定されている。
【0025】次に、本発明に係る管ライニング工法を図
3乃至7に基づいて説明する。尚、図3乃至図7は本発
明に係る管ライニング工法をその工程順に示す断面図で
ある。
【0026】図3において、10は本管、11は本管1
0に合流する小径の枝管であって、本発明に係る管ライ
ニング工法においては、前記枝管ライニング材1を用い
て枝管のライニングを行った後、後述の本管ライニング
材6を用いて本管10のライニングを行い、最後に本管
ライニング材6の枝管開口部を塞ぐ部分の孔あけを行
う。
【0027】先ず、枝管11のライニングについて説明
する。
【0028】枝管11のライニングは図1に示した枝管
ライニング材1を用いてなされるが、枝管ライニング材
1は不図示の作業用ロボットを用いて本管10内に導入
され、図3に示すように、その鍔部1Bが本管10の枝
管開口部周縁に密着された状態で、エアー圧等の流体圧
によって硬化性樹脂含浸部1Aが枝管11内に本管10
側から地上に向かって反転挿入される。
【0029】そして、枝管ライニング材1の硬化性樹脂
含浸部1Aの枝管11内への反転挿入が枝管11の全長
に亘って終了すると、該枝管ライニング材1の内部に流
体圧を作用させて硬化性樹脂含浸部1Aを枝管11の内
壁に押圧したまま、該硬化性樹脂含浸部1Aを加熱して
これに含浸された熱硬化性樹脂を硬化させる。すると、
硬化した枝管ライニング材1によって枝管11の内周面
にライニングが施されて該枝管11が補修される。
【0030】而して、枝管11のライニングが終了した
状態では、図3に示すように、枝管ライニング材1の鍔
部1Bに取り付けられた穿孔保護部材3の突出部3bが
本管10内に突出し、同穿孔保護部材3の保護部3cは
鍔部1Bの内周面と硬化性樹脂含浸部1Aの内周面の鍔
部1Bに連なる部分を部分的に覆って保護する。
【0031】以上のように枝管11に対するライニング
が終了すると、次に本管10に対してライニングが施工
される。
【0032】即ち、図4に示すように、本管ライニング
材6をエアー圧等の流体圧によって反転させながら本管
10内に挿入するが、本管ライニング材6は、その外周
面が気密性の高いプラスチックフィルム7で被覆された
管状樹脂吸着材に未硬化の液状硬化性樹脂を含浸せしめ
て構成されている。尚、プラスチックフィルム7と管状
樹脂吸着材及び液状硬化性樹脂としては、枝管ライニン
グ材1に用いられたものと同様のものが使用される。
【0033】而して、図5に示すように、本管ライニン
グ材6の本管10内への反転挿入が本管10の全長に亘
って終了すると、本管ライニング材6の内部に流体圧を
作用させて該本管ライニング材6を本管10の内壁に押
圧したまま、この本管ライニング材6を任意の加熱手段
によって加熱してこれに含浸された熱硬化性樹脂を硬化
させる。すると、硬化した本管ライニング材6によって
本管10の内周面にライニングが施されて該本管10が
補修され、枝管11の鍔部1Bは本管ライニング材6に
接合されて両者が一体化される。
【0034】ところで、以上のようにして本管10の内
周面が本管ライニング材6によってライニングされる
と、本管10の枝管開口部(枝管11が本管10に開口
する部分)が本管ライニング材6によって塞がれるた
め、図6に示すように本管ライニング材6の枝管開口部
を塞ぐ部分を孔あけして枝管11と本管10とを連通さ
せる必要がある。
【0035】即ち、図6に示すように、本管ライニング
材6の穿孔作業に際しては本管10内に穿孔ロボット1
2が導入されるが、該穿孔ロボット12は、油圧で駆動
されてそのヘッド12aが図6の矢印a方向に進退し、
且つ、b方向に回転可能であって、これには牽引ロープ
13,14が連結されており、上部にはモニター用のT
Vカメラ15が設置されている。又、この穿孔ロボット
12のヘッド12aには油圧シリンダ16が取り付けら
れており、該油圧シリンダ16の図示矢印c方向に上下
動するロッド16aには油圧モータ17が支持されてい
る。そして、油圧モータ17の出力軸17aには穿孔保
護部材3の口径よりも小さな外径を有するカッター18
が取り付けられており、このカッター18は上下面及び
外周面に切削歯が形成されており、その上面中心部には
リーマ18aが取り付けられている。
【0036】而して、穿孔ロボット12に設置された前
記TVカメラ15と枝管11内に導入されたTVカメラ
19によって本管10内と枝管11内を地上でそれぞれ
モニタリングしながら、牽引ロープ13又は14を引っ
張ることによって穿孔ロボット12を本管10内で移動
させてカッター18を所定位置に位置決めする。その
後、油圧モータ17を駆動してカッター18を回転駆動
しながら、油圧シリンダ16を駆動して油圧モータ17
とカッター18を上方へ移動させれば、本管ライニング
材6の枝管開口部を塞ぐ部分(穿孔保護部材3によって
囲まれた部分)がカッター18によって切削されるが、
このとき、枝管ライニング材1の鍔部1Bの内周と硬化
性樹脂含浸部1Aの内周面の一部は金属製の穿孔保護部
材3によって覆われて保護されているため、これらの部
分がカッター18によって傷付くことがなく、傷付いた
部分から地下水等が本管10内に浸入する等の不具合が
発生することがない。
【0037】以上のように、本実施の形態においては、
枝管ライニング材1の鍔部1Bに穿孔保護部材3を予め
取り付けたため、本管10の口径に拘らず(本管10の
口径がφ800m/m以下であっても)、枝管ライニン
グ材1を用いた枝管11のライニングが終了すると同時
に穿孔保護部材3が枝管11の開口部周縁に取り付くこ
ととなり、前述のように穿孔作業時のカッター18によ
る枝管ライニング材1の損傷が穿孔保護部材3によって
確実に防がれる。
【0038】ところで、本実施の形態においては、枝管
11のライニングが施工された後においては、枝管ライ
ニング材1の鍔部1Bに取り付けられた穿孔保護部材3
の突出部3bは本管10内に長さh1 だけに突出するた
め、本管ライニング材6の穿孔に必要なカッター18の
必要ストロークを確保しつつ、穿孔保護部材3の保護部
3cの枝管ライニング材1内への侵入量h2 を突出部3
bの突出量h1 分だけ小さく抑えることができる。この
結果、本管10及び枝管11の口径や枝管11の本管1
0への接続状況に拘らず、カッター18によって枝管ラ
イニング材1を傷付けることなく本管ライニング6の穿
孔を行うことができる。
【0039】而して、上述のようにカッター18によっ
て本管ライニング材6の枝管開口部を完全に切除すれ
ば、図7に示すように枝管11が本管10に開口して両
者が連通せしめられ、前述のように穿孔保護部材3によ
ってカッター18による枝管ライニング材1への傷付き
が確実に防がれるため、枝管ライニング材1の損傷部分
から本管10内への地下水等の浸入が確実に防がれる。
【0040】尚、本管10の口径がφ800m/m以上
であるために該本管10の中に人が入れる場合には、穿
孔保護部材3を枝管11のライニングが終了した後に本
管10側から枝管ライニング材1の鍔部1Bに取り付け
るようにしても良い。又、図8に示すように、枝管ライ
ニング材1の鍔部1Bに複数の円孔8を穿設すれば、本
管ライニング材6の硬化時に該本管ライニング材6から
染み出た液状硬化性樹脂が円孔6に流入して硬化するた
め、枝管ライニング材1の鍔部1Bと本管ライニング材
6とが一層強固に接合一体化される。
【0041】<実施の形態2>次に、本発明の実施の形
態2を添付図面に基づいて説明する。
【0042】図9は本発明の実施の形態2に係る枝管ラ
イニング材の断面図であり、本図においては図1に示し
たと同一要素には同一符号を付しており、以下、それら
についての説明は省略する。
【0043】図9に示す本実施の形態に係る枝管ライニ
ング材1においても、鍔部1Bの外面(図9において下
面)にはステンレス(SUS)製の穿孔保護部材23が
複数のボルト4とナット5によって取り付けられている
が、該穿孔保護部材23はフランジ23aと一体に形成
された保護部23cの内周に該保護部23cとは別体に
構成された突出部23bが溶着されている。又、反転前
の硬化性樹脂含浸部1Aの鍔部1Bに近い外周面には気
密性の高い引き剥しチューブ9の一端が引き剥し可能に
仮接着されている。尚、ここでは説明を省略するが、引
き剥しチューブ9は枝管ライニング材1の枝管11内へ
の反転挿入をエアー圧によって行う場合に使用されるも
のである。
【0044】ところで、穿孔保護部材23のフランジ2
3aは鍔部1Bの形状に沿って円弧曲面状に成形され、
その内周部に一体に形成された保護部23cの高さは1
0m/m〜50m/mに設定されている。又、保護部2
3cの内周に溶着された突出部23bは下方に向かって
絞られたレデューサ構造を有しており、その下面はフラ
ットに成形され、フランジ23aよりも下方へ10m/
m〜50m/mだけ突出している。
【0045】次に、本実施の形態に係る枝管ライニング
材1を用いて施工される管ライニンク工法の要点を図1
0及び図11に基づいて説明する。尚、図10及び図1
1は管ライニング工法を説明するための本管及び枝管の
縦断面図であり、これらの図においては図3乃至図7に
示したと同一要素には同一符号を付しており、以下、そ
れらについての説明は省略する。
【0046】本実施の形態に係る枝管ライニング材1を
用いて枝管11のライニングを施工した後、本管ライニ
ング材6を用いて本管10のライニングを行った後の状
態を図10に示すが、枝管ライニング材1の鍔部1Bに
取り付けられた穿孔保護部材23の保護部23cは鍔部
1Bの内周面と硬化性樹脂含浸部1Aの内周の鍔部1B
に連なる一部を部分的に覆って保護しており、突出部2
3bは本管10内に所定量(10m/m〜50m/m)
だけ突出している。
【0047】ところで、図10に示すように本管10の
内周面が本管ライニング材6によってライニングされる
と、本管10の枝管開口部(枝管11が本管10に開口
する部分)が本管ライニング材6によって塞がれるた
め、図11に示すように本管ライニング材6の枝管開口
部を塞ぐ部分を孔あけして枝管11と本管10とを連通
させる必要がある。
【0048】即ち、図11に示すように、本管ライニン
グ材6の穿孔作業に際しては本管10内に穿孔ロボット
12が導入されるが、該穿孔ロボット12の先端には駆
動モータ27が支持されており、該駆動モータ27の出
力軸27aには円錐状のカッター28が取り付けられて
いる。
【0049】上記カッター28は円錐形の切削歯の頂部
にリーマ28aを取り付けて構成され、その最大径は穿
孔保護部材23の突出部23bの先端径と同等若しくは
それよりも大きく設定されている。
【0050】従って、本管10内と枝管11内にそれぞ
れ導入された不図示のTVカメラによって本管10内と
枝管11内を地上でそれぞれモニタリングしながら、遠
隔操作によって駆動モータ27を駆動してカッター28
を回転駆動しながらこれを上動させれば、本管ライニン
グ材6の枝管開口部を塞ぐ部分(穿孔保護部材23によ
って囲まれた部分)がカッター28によって切削される
が、図11に示すようにカッター28が穿孔保護部材2
3の突出部23bの先端に当接した時点で突出部23b
がストッパーとなってカッター28のそれ以上の上方へ
のストロークを阻止するため、カッター28の切削スト
ロークが小さく抑えられ、このとき本管ライニング材6
への穿孔が同時に終了する。
【0051】而して、本実施の形態においても、枝管ラ
イニング材1の鍔部1Bの内周と硬化性樹脂含浸部1A
の内周面の一部は金属製の穿孔保護部材23によって覆
われて保護されているため、これらの部分がカッター2
8によって傷付くことがなく、傷付いた部分から地下水
等が本管10内に浸入する等の不具合が発生することが
ない。
【0052】又、枝管ライニング材1の鍔部1Bに取り
付けられた穿孔保護部材23の突出部23bは本管10
内に所定量だけ突出するため、本管ライニング材6の穿
孔に必要なカッター28のストロークを確保しつつ、穿
孔保護部材23の保護部23cの枝管ライニング材1内
への侵入量を突出部23bの突出量分だけ小さく抑える
ことができ、従って、本管10及び枝管11の口径や枝
管11の本管10への接続状況に拘らず、カッター28
によって枝管ライニング材1を傷付けることなく本管ラ
イニング材6の穿孔を行うことができる。
【0053】<実施の形態3>次に、本発明の実施の形
態3を図12乃至図14に基づいて説明する。
【0054】図12は本発明の実施の形態3に係る枝管
ライニング材の断面図であり、本図においては図1に示
したと同一要素には同一符号を付しており、以下、それ
らについての説明は省略する。
【0055】図12に示す本実施の形態に係る枝管ライ
ニング材1においても、鍔部1Bの外面(図12におい
ては下面)には金属(SUS)製の穿孔保護部材33が
複数のボルト4とナット5によって取り付けられている
が、該穿孔保護部材33はフランジ33aの内周部に円
筒状の保護部33cを一体に形成して構成されている。
【0056】上記穿孔保護部材33のフランジ33aは
鍔部1Bの形状に沿って円弧曲面状に成形され、その内
周部に一体に形成された前記保護部33cの高さは10
m/m〜50m/mに設定されている。
【0057】次に、本実施の形態に係る上記枝管ライニ
ング材1を用いて施工される管ライニング工法の要点を
図13に基づいて説明する。尚、図13は管ライニング
工法を説明するための本管及び枝管の縦断面図であり、
本図においては図6に示したと同一要素には同一符号を
付しており、以下、それらについての説明は省略する。
【0058】本実施の形態に係る枝管ライニング材1を
用いて枝管11のライニングを施工した後、本管ライニ
ング材6を用いて本管10のライニングを行い、本管ラ
イニング材6の枝管開口部を塞ぐ部分をカッター38に
よって孔あけしている状態を図13に示すが、本実施の
形態では、前記実施の形態1,2とは異なり、穿孔保護
部材33が本管10内に突出しない(つまり、穿孔保護
部材33には実施の形態1,2に係る穿孔保護部材3,
23における突出部3b,23bに相当するものが存在
しない)。
【0059】又、前記カッター38は、図14の半裁断
面図に示すように、ワイヤーブラシ38aを上下2枚の
円板状サンディングディスク38bで挟持するととも
に、頂部にリーマ38cを取り付けて構成されている。
【0060】而して、本管ライニング材6の孔あけは、
枝管11内に導入されたカメラ19によって枝管11内
を地上でモニタリングしながらカッター38を駆動して
なされるが、カッター38のワイヤーブラシ38aは硬
化した樹脂製の本管ライニング材6を切削することはで
きるが、金属(SUS)製の穿孔保護部材33を切削す
ることができないため、穿孔保護部材33がカッター3
8によって削られることがなく、枝管ライニング材1の
損傷が穿孔保護部材33によって一層確実に保護され
る。
【0061】又、TVカメラ19によって枝管11内が
地上でモニタリングされるため、カッター38のワイヤ
ーブラシ38aが穿孔保護部材33に強く押し付けられ
て曲がるという不具合が発生することがない。
【0062】尚、本実施の形態においても、枝管ライニ
ング材1の鍔部1Bに穿孔保護部材33を予め取り付け
たため、本管10の口径に拘らず(本管10の口径がφ
800m/m以下であっても)、枝管ライニング材1を
用いた枝管11のライニングが終了すると同時に穿孔保
護部材33が枝管11の開口部周縁に取り付くこととな
り、穿孔作業時のカッター38による枝管ライニング材
1の損傷が穿孔保護部材33によって確実に防がれる。
【0063】ところで、以上説明した枝管ライニング材
1においては、硬化性樹脂含浸部1Aの一端を外側へ折
り返して硬化した鍔部1Bを一体に形成したが、図15
に示すように硬化性樹脂含浸部1Aとは別体の鍔部材1
B’を硬化性樹脂含浸部1Aの一端にバンド9にて締め
付けて取り付けるようにしても良い。この場合、鍔部材
1B’には穿孔保護部材33を例えば接着等の方法で取
り付ければ良い。
【0064】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、枝管ライニング材の鍔部に穿孔保護部材を予め
取り付けたため、本管の口径に拘らず、枝管ライニング
材を用いた枝管のライニングが終了すると同時に穿孔保
護部材が枝管開口部周縁に取り付くこととなり、穿孔作
業時のカッターによる枝管ライニング材の損傷が穿孔保
護部材によって確実に防がれるという効果が得られ
る。。
【0065】更に、本発明によれば、枝管のライニング
が施工された後において穿孔保護部材が本管側に突出す
るようにしたため、本管ライニング材の穿孔に必要なカ
ッターのストロークを確保することができるとともに、
穿孔保護部材の枝管内への侵入量を小さく抑えることが
でき、本管及び枝管の口径や枝管の本管への接続状況に
拘らず、カッターによって枝管ライニング材を傷付ける
ことなく本管ライニング材の穿孔を行うことができると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る枝管ライニング材
の断面図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る枝管ライニング材
の穿孔保護部材の詳細断面図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係る管ライニング工法
を示す断面図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係る管ライニング工法
を示す断面図である。
【図5】本発明の実施の形態1に係る管ライニング工法
を示す断面図である。
【図6】本発明の実施の形態1に係る管ライニング工法
を示す断面図である。
【図7】本発明の実施の形態1に係る管ライニング工法
を示す断面図である。
【図8】本発明の実施の形態1に係る枝管ライニング材
の変形例を示す断面図である。
【図9】本発明の実施の形態2に係る枝管ライニング材
の断面図である。
【図10】本発明の実施の形態2に係る管ライニング工
法を説明するための本管及び枝管の縦断面図である。
【図11】本発明の実施の形態2に係る管ライニング工
法を説明するための本管及び枝管の縦断面図である。
【図12】本発明の実施の形態3に係る枝管ライニング
材の断面図である。
【図13】本発明の実施の形態3に係る管ライニング工
法を説明するための本管及び枝管の縦断面図である。
【図14】本発明の実施の形態3に係る管ライニング工
法に用いられるカッターの半裁断面図である。
【図15】本発明に係る枝管ライニング材の変形例を示
す断面図である。
【図16】枝管の本管への接続形態を示す模式的断面図
である。
【図17】枝管の本管への接続形態を示す模式的断面図
である。
【符号の説明】
1 枝管ライニング材 1A 硬化性樹脂含浸部 1B 鍔部 1B’ 鍔部材 3,23,33 穿孔保護部材 4 ボルト 5 ナット 6 本管ライニング材 8 円孔(孔) 9 引き剥しチューブ 10 本管 11 枝管 12 穿孔ロボット 15,19 TVカメラ 18,28,38 カッター 38a ワイヤーブラシ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29L 9:00 23:00 (72)発明者 神山 隆夫 神奈川県平塚市代官町31番27号株式会社湘 南合成樹脂製作所内 (72)発明者 横島 康弘 茨城県結城郡石下町大字篠山175−3有限 会社 横島内 (72)発明者 遠藤 茂 茨城県つくば市花畑2−12−4株式会社ゲ ット内 (72)発明者 青木 啓之 埼玉県所沢市林1丁目194−4株式会社オ ール内

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体圧によって枝管内に本管側から地上
    に向かって反転挿入されるライニング材であって、管状
    樹脂吸着材に未硬化の液状硬化性樹脂を含浸せしめて成
    る硬化性樹脂含浸部の一端に鍔部を形成して成る枝管ラ
    イニング材において、 前記鍔部に隣接する硬化性樹脂含浸部の内周面を保護す
    る円筒状の穿孔保護部材を鍔部に取り付けたことを特徴
    とする枝管ライニング材。
  2. 【請求項2】 前記硬化性樹脂含浸部の一端を折り返し
    て硬化させることによって前記鍔部を一体に形成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の枝管ライニング材。
  3. 【請求項3】 前記硬化性樹脂含浸部の一端にこれとは
    別体の鍔部材を取り付けることによって前記鍔部を形成
    したことを特徴とする請求項1記載の枝管ライニング
    材。
  4. 【請求項4】 前記穿孔保護部材は枝管ライニング終了
    後に本管内に突出することを特徴とする請求項1記載の
    枝管ライニング材。
  5. 【請求項5】 前記鍔部に複数の孔を穿設したことを特
    徴とする請求項1記載の枝管ライニング材。
  6. 【請求項6】 前記硬化性樹脂含浸部の鍔部に近い外表
    面に引き剥しチューブを仮接着したことを特徴とする請
    求項1記載の枝管ライニング材。
  7. 【請求項7】 前記穿孔保護部材は金属で構成されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の枝管ライニング材。
  8. 【請求項8】 前記穿孔保護部材はボルトとナットによ
    って鍔部に取り付けられることを特徴とする請求項1又
    は7記載の枝管ライニング材。
  9. 【請求項9】 前記穿孔保護部材の枝管ライニング終了
    後に本管内に突出する先端部の高さを10m/m〜50
    m/mに設定したことを特徴とする請求項4記載の枝管
    ライニング材。
  10. 【請求項10】 前記穿孔保護部材の枝管ライニング終
    了後に鍔部に隣接する硬化性樹脂含浸部の内周面を保護
    する部分の長さを10m/m〜50m/mに設定したこ
    とを特徴とする請求項1,4,7,8又は9記載の枝管
    ライニング材。
  11. 【請求項11】 前記穿孔保護部材の枝管ライニング終
    了後に本管内に突出する先端部の端面をフラットにした
    ことを特徴とする請求項4又は9記載の枝管ライニング
    材。
  12. 【請求項12】 前記穿孔保護部材の枝管ライニング終
    了後に本管内に突出する先端部の内径を硬化性樹脂含浸
    部の口径よりも小さく設定したことを特徴とする請求項
    4,9又は11記載の枝管ライニング材。
  13. 【請求項13】 前記穿孔保護部材の枝管ライニング終
    了後に本管内に突出する先端部をレデューサ構造とした
    ことを特徴とする請求項4,9,11又は12記載の枝
    管ライニング材。
  14. 【請求項14】 管状樹脂吸着材に未硬化の液状硬化性
    樹脂を含浸せしめて成る硬化性樹脂含浸部の一端に鍔部
    を形成し、該鍔部に隣接する硬化性樹脂含浸部の内周面
    を保護する円筒状の穿孔保護部材を鍔部に取り付けて成
    る枝管ライニング材を用いて枝管のライニングを行った
    後、管状樹脂吸着材に未硬化の液状硬化性樹脂を含浸せ
    しめて成る本管ライニング材を用いて本管のライニング
    を行い、本管内に導入された穿孔ロボットのカッターを
    駆動して本管ライニング材の枝管開口部を塞ぐ部分を孔
    あけすることを特徴とする管ライニング工法。
  15. 【請求項15】 前記穿孔保護部材は枝管ライニング終
    了後に本管内に突出することを特徴とする請求項14記
    載の管ライニング工法。
  16. 【請求項16】 前記穿孔保護部材を金属で構成し、前
    記穿孔ロボットのカッターを少なくともワイヤーブラシ
    を含んで構成したことを特徴とする請求項14記載の管
    ライニング工法。
  17. 【請求項17】 前記カッターによる本管ライニング材
    の孔あけは、枝管内に導入されたTVカメラによって枝
    管内を地上でモニタリングしながらなされることを特徴
    とする請求項16記載の枝管ライニング工法。
  18. 【請求項18】 本管内と枝管内にそれぞれ導入された
    TVカメラによって本管内と枝管内を地上でモニタリン
    グしながら前記穿孔ロボットを遠隔操作することを特徴
    とする請求項14記載の管ライニング工法。
  19. 【請求項19】 前記枝管ライニング材の穿孔保護部材
    を枝管のライニングが終了した後に本管側から鍔部に取
    り付けることを特徴とする請求項14記載の管ライニン
    グ工法。
  20. 【請求項20】 前記穿孔ロボットのカッターは、前記
    穿孔保護部材の口径よりも小さな外径を有し、その上下
    両面に切削歯を有することを特徴とする請求項14記載
    の管ライニング工法。
  21. 【請求項21】 前記穿孔ロボットのカッターは、前記
    穿孔保護部材の口径と同等若しくはそれよりも大きな最
    大径を有する円錐状に成形されていることを特徴とする
    請求項14記載の管ライニング工法。
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