JPH10276946A - 電気掃除機の集塵部満杯検知装置 - Google Patents
電気掃除機の集塵部満杯検知装置Info
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- JPH10276946A JPH10276946A JP9087799A JP8779997A JPH10276946A JP H10276946 A JPH10276946 A JP H10276946A JP 9087799 A JP9087799 A JP 9087799A JP 8779997 A JP8779997 A JP 8779997A JP H10276946 A JPH10276946 A JP H10276946A
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Abstract
塵袋の満杯の警報を受けることができる。 【解決手段】 タービン発電機10で発生した電圧によ
り、出力される出力電流を出力電流検出回路21で検出
し、出力電流が予め定めた基準値より小さい場合に、そ
の小さい出力が時定数回路22で保持されたとき、満杯
表示ON/OFF回路23を動作し、応じてLED点滅
用発振回路24を点滅発振し、LEDドライバ回路25
により、表示LED26を点滅点灯する。
Description
なったかどうかを報知又は表示する電気掃除機の集塵部
満杯検知装置に関する。
を模式図的に示したものである。外郭本体1の後半部2
には、吸引力を発生させるためのファン・モータ3が、
その外周を気密パッキング4で保持されて配置されてい
る。ファン・モータ3で発生した吸引力(負圧)によ
り、吸気口5に接続された吸気路の先端に配備された清
掃用ノズルより、塵埃を含んだ空気が吸引され、塵埃の
粒子は本体1の前半部6に配した集塵袋7に収納され、
空気は空気透過性の集塵袋7を通過して排気口8より大
気中に排気される。ここで、集塵袋7に塵埃が満杯とな
ると、袋は目詰まりに起こし、空気透過性が失われて、
吸気口5側にファン・モータ3の吸引力(負圧)は伝わ
らず、電気掃除機としては清掃能力が大幅に低下し、如
何にファン・モータ3に電力を供給し続けても清掃は期
待し得ない状況となり、一旦清掃を中断して、集塵袋7
に満杯に蓄積した塵埃を除去する必要がある。
塵袋にゴミが満杯になり、これを検知すると、使用者に
報知するために図6に示す如き“機械的センサ兼インジ
ゲータ”が採用されている。この動作を概略説明する
と、集塵袋が目詰まりすると、図5で示された集塵袋7
後部空間は無負荷(大量の外気を吸引しない状態)に近
い状態で、高速回転するファン・モータ3の負圧により
真空度が高まる。この空間に細いパイプ様の経路で図6
に示す装置が接続されている。一部に透明な窓43を持
つシリンダー状の気密パイプ外郭41の一端に、前記の
負圧を導入する連結パイプ42、他端にピストン様に摺
動可能にスプリング45で附勢された表示器44が内蔵
されている〔図6の(a)参照〕。
部空間の負圧も低い場合には、スプリング45で附勢さ
れて表示器44は図6の(b)のように左端に押圧され
ていて、窓43には表示器44がハッチングされた状態
で覗かれる。この状況ではイジケータは「空」を表示し
ている。集塵袋7で目詰まりすると、スプリング45に
打ち勝って負圧により表示器44は連続パイプ42側
(図では右端)に吸引され、窓43の「満杯」部位に移
動し、「満杯」を表示する。
的センサ兼インジケータ」は、本来の電気掃除機の清掃
するという機能とは無関係な機能部品であり、生産コス
トも高くつく。さらに、その動作原理上、電気掃除機の
外郭本体部に配置せざるを得ない制約がある。実際に清
掃中の使用者は、清掃用のノズル部(例えば床用ブラ
シ)か、手元の操作部等を見ながら清掃しているので、
清掃中に電気掃除機の外郭本体部を振り返って、それも
小さな「インジゲータ窓」を覗き込まねばならぬ不自由
さ、不自然さがある。
ものであって、わさわざ電気掃除機本来の機能に無関係
な「機械的センサ兼インジケータ」の構造を廃し、「ゴ
ミ・センサ機能」の回路の一部を改良するのみで、生産
コストの低減を図るとともに、使用者が清掃中に後を振
り向いて覗き込まないでも、「ゴミ・センサ」表示灯に
注目しているだけで、集塵袋の満杯の警報を受けること
ができる電気掃除機の集塵部満杯検知装置を提供するこ
とを目的とする。
集塵部満杯検知装置は、吸引力により吸い込まれたゴミ
を収容する集塵部と、吸引力に応答して回転する風車
と、この風車の回転力により回転して電圧を発生する発
電機とを備える電気掃除機において、前記発電機の発生
電圧により出力される出力電流が予め設定した基準値よ
りも低下したか否かを検出する出力電流検出部と、この
出力電流検出部が基準値よりも低い出力電流を検出した
ときに前記集塵部にゴミがほぼ満杯になったことを報知
する報知部とを備えている。
明をさらに詳細に説明する。図2は、この発明の一実施
形態電気掃除機に使用されるタービン発電機を示す図で
ある。このタービン発電機10は、掃除機の操作部30
に設けられており、外気圧が吸込圧によって吸気孔11
より吸い込まれると、タービン羽根車12が回転し、こ
のタービン羽根車12の回転により発電機10が回転し
て電圧を発生し、得られた電圧が同じく操作部30に設
けられた発光器13、受光器14を含むゴミセンサ回路
部15等の電源電圧として利用される。この実施形態電
気掃除機の特徴は、タービン発電機で発生する電圧によ
り、出力される出力電流を出力電流検出回路で検知し
て、集塵袋満杯を表示する点にある。なお、タービン発
電機10は、操作部30ではなく、清掃用ノズル部や接
続管中継部に設けていてもよい。
検知回路を示す回路ブロック図である。この集塵袋満杯
検知回路は、タービン発電機10と、このタービン発電
機10の出力電流を検出する出力電流検出回路21と、
時定数回路22と、満杯表示ON/OFF回路23と、
LED点滅用発振回路24と、LEDドライブ回路25
と、ゴミ表示と満杯表示を兼用する表示LED26と、
ゴミセンサ表示停止回路27とを備えている。なお、図
3はタービン発電機の負圧と出力電流の相関を示す特性
図である。
の場合、集塵袋7の空気透過性は高く、清掃用ノズル部
の負圧(吸引力)も高く清掃能力は大である。この状況
下では高い負圧値Aに対応して、タービン発電機10の
出力電流値も高い値aを発生している。これに対し、集
塵袋7に塵埃が満杯に蓄積し、集塵袋7の空気透過性が
低下すると、いくらファン・モータ3が高速に回転して
も、集塵袋7後部空間の負圧が高まるばかりで、肝心の
清掃用ノズル部には伝わらず、従って負圧(吸引力)も
低下して高い値を取り得なくなる。この低い負圧値Bに
対応して、タービン発電機10の出力電流値も低い値b
しか発生し得なくなる。この状態の低い出力電流値bを
閾値として出力電流検出回路21で出力電流を閾値より
大か小かを判定することにより、集塵袋の満杯状態を判
定して、ゴミ満杯表示回路23をONさせ、LED点滅
用発振回路24を起動させ、LEDドライブ回路25に
て、ゴミ・センサと兼用の表示LED26を点滅点灯さ
せて、集塵袋の満杯を使用者に警報する。但し、集塵袋
満杯以外にも清掃用ノズルを空中に上げ、大量の空気が
容易に清掃用ノズルに流入した結果、清掃用ノズル部の
負圧が一時的に低下する場合もあるので、時定数回路2
2で必要且つ十分な時間(例えば15秒程度)閾値以下
の電流値が検出し続けられることをもって、集塵袋7の
満杯と判定する配慮をして、一時的に清掃用ノズルを空
中に持ち上げた際の誤動作は防止している。なお、ゴミ
センサ表示停止回路27はかかる状況では最早清掃能力
を失っているので、一時的にゴミセンサ表示機能をスト
ップさせるための配慮で設けられている。図4は、図1
の回路の具体的接続を示す回路接続図である。
の+出力が加えられ、またゴミセンサの+Vccとなる。
端子P2 はタービン発電機の−入力が接続される。端子
P3はゴミセンサのGNDに接続される。また、端子P
4 、端子P5 はゴミセンサに接続される。この回路にお
いて、タービン発電機の電圧出力が端子P1 、P2 に加
えられると、ツェナー素子ZD1 、ダイオードD1 、D
2 及び抵抗R1 を通じて電流が流れる。出力電流が大で
抵抗R1 の両端電圧が約0.6Vに達すると、トランジ
スタQ1 がONしてコンデンサC2 の電荷を放電する。
R1 の両端電圧が約0.6Vに達しない場合は、トラン
ジスタQ1 がONせず、コンデンサC2 が充電されて約
1.2Vに達すると、トランジスタQ2 がONし、これ
によりトランジスタQ3 、Q 4 がOFFする。トランジ
スタQ3 がOFFすると、トランジスタQ8 がONし
て、端子P5 に接続されるゴミセンサ(図示せず)入力
をGNDとする。この結果、ゴミセンサは動作停止す
る。
コンデンサC4 が充電されてトランジスタQ5 のベース
が約0.6Vに達すると、トランジスタQ5 がONし、
トランジスタQ6 がOFFする。続いて、コンデンサC
3 が充電され、トランジスタQ6 のベースが約0.5V
に達すると、トランジスタQ6 がONし、トランジスタ
Q5 がOFFする。再度コンデンサC4 が充電されてト
ランジスタQ5 のベースが約0.6Vに達するとトラン
ジスタQ5 がONし、トランジスタQ6 がOFFする。
つまり、マルバイブレータであるLED点滅信号発振回
路24は発振する。トランジスタQ6 がOFFの間、ト
ランジスタQ7 がONして、端子P4 以降に接続される
ゴミセンサのLED26を発光させる。トランジスタQ
6 がONの間、逆にトランジスタQ7 がOFFして、L
ED26を消灯する。これにより、LED26はLED
点滅信号発振回路24の発振動作に応じて点滅する。こ
の点滅は、集塵部7の満杯を報知している。LED26
はゴミセンサのものと兼用せず、個別に用いてもよい。
て電圧を発生する発電機の発生電圧により出力される出
力電流が、予め設定した基準値よりも低下したか否かを
検出する出力電流検知部と、この出力電流検出部が基準
値よりも低い出力電流を検出した時に、集塵部にゴミが
ほぼ満杯になったことを報知する報知部とを備えるの
で、集塵満杯検知装置を操作部あるいはノズル部に配す
ることができ、コスト低減ができ、かつ満杯表示を掃除
をしながら見ることができる。
知回路を示すブロック図である。
用されるタービン発電機を示す図である。
示す特性図である。
例を示す回路接続図である。
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】吸引力により吸い込まれたゴミを収容する
集塵部と、吸引力に応答して回転する風車と、この風車
の回転力により回転して電圧を発生する発電機とを備え
る電気掃除機において、 前記発電機の発生電圧により出力される出力電流が予め
設定した基準値よりも低下したか否かを検出する出力電
流検出部と、この出力電流検出部が基準値よりも低い出
力電流を検出したときに前記集塵部にゴミがほぼ満杯に
なったことを報知する報知部とを備えたことを特徴とす
る電気掃除機の集塵部満杯検知装置。 - 【請求項2】前記出力電流検出部は、出力電流が予め設
定した基準値よりも低下したことが所定時間継続した場
合に出力を出す時定数回路を含むものである請求項1記
載の電気掃除機の集塵部満杯検知装置。 - 【請求項3】前記報知部は、ゴミセンサの表示素子と兼
用するものである請求項1又は請求項2記載の電気掃除
機の集塵部満杯検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9087799A JPH10276946A (ja) | 1997-04-07 | 1997-04-07 | 電気掃除機の集塵部満杯検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9087799A JPH10276946A (ja) | 1997-04-07 | 1997-04-07 | 電気掃除機の集塵部満杯検知装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10276946A true JPH10276946A (ja) | 1998-10-20 |
Family
ID=13925038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9087799A Pending JPH10276946A (ja) | 1997-04-07 | 1997-04-07 | 電気掃除機の集塵部満杯検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10276946A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6611549B1 (en) | 1998-09-22 | 2003-08-26 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Frequency switching method, voltage controlled oscillator using same and receiver for spread spectrum communication using same |
US9693667B2 (en) | 2004-05-12 | 2017-07-04 | Cube Investments Limited | Central vacuum cleaning system control subsytems |
JP2019042050A (ja) * | 2017-08-31 | 2019-03-22 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 電気掃除機 |
-
1997
- 1997-04-07 JP JP9087799A patent/JPH10276946A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6611549B1 (en) | 1998-09-22 | 2003-08-26 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Frequency switching method, voltage controlled oscillator using same and receiver for spread spectrum communication using same |
US9693667B2 (en) | 2004-05-12 | 2017-07-04 | Cube Investments Limited | Central vacuum cleaning system control subsytems |
US10582824B2 (en) | 2004-05-12 | 2020-03-10 | Cube Investments Limited | Central vacuum cleaning system control subsystems |
US11503973B2 (en) | 2004-05-12 | 2022-11-22 | Cube Investments Limited | Central vacuum cleaning system control subsystems |
JP2019042050A (ja) * | 2017-08-31 | 2019-03-22 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 電気掃除機 |
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