JPH10275640A - 接続端子 - Google Patents
接続端子Info
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- JPH10275640A JPH10275640A JP7983597A JP7983597A JPH10275640A JP H10275640 A JPH10275640 A JP H10275640A JP 7983597 A JP7983597 A JP 7983597A JP 7983597 A JP7983597 A JP 7983597A JP H10275640 A JPH10275640 A JP H10275640A
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- Japan
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- connection
- spring
- terminal
- connection conductor
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な操作で接続導体の接続及び接続解除が
できて接続ばらつきによる接続不良の発生しない接続端
子を提供すること。 【解決手段】 ばね端子1と、このばね端子1が装着さ
れてばね端子1とともに接続導体Wを狭持する導電板2
と、を備えた接続端子であって、ばね端子1は、接続導
体Wの接続及び接続解除のための操作部11aが形成さ
れ、導電板2に対して進退する方向に弾性変位する可動
側ばね部11と、この可動側ばね部11を弾性変形状態
にて係止するとともに可動側ばね部11とともに導電板
2を狭持する固定側12から立設された導電板狭持部1
3と、を有し、導電板狭持部13には導電板2に向けて
の接続導体Wの挿入をおこなう導体挿入孔13aを形成
する。
できて接続ばらつきによる接続不良の発生しない接続端
子を提供すること。 【解決手段】 ばね端子1と、このばね端子1が装着さ
れてばね端子1とともに接続導体Wを狭持する導電板2
と、を備えた接続端子であって、ばね端子1は、接続導
体Wの接続及び接続解除のための操作部11aが形成さ
れ、導電板2に対して進退する方向に弾性変位する可動
側ばね部11と、この可動側ばね部11を弾性変形状態
にて係止するとともに可動側ばね部11とともに導電板
2を狭持する固定側12から立設された導電板狭持部1
3と、を有し、導電板狭持部13には導電板2に向けて
の接続導体Wの挿入をおこなう導体挿入孔13aを形成
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導体接続部におい
て端子ねじ等を使用することなく、ばね端子を使用して
電気的接続を行う接続端子に関する。
て端子ねじ等を使用することなく、ばね端子を使用して
電気的接続を行う接続端子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばブレーカー装置などの、電
気負荷を開閉する開閉装置を有する電気機器の、外部電
線が接続される端子装置と開閉装置との間を、より線な
どの接続導体である内部電線によって電気的接続をする
には、例えば、図7に示す構造によってなされている。
このような端子装置は、一般に、接続導体Wは、端子装
置を構成している導電板Taに溶接Mにより接続されて
いる。すなわち、上記のような電気機器は、端子装置へ
の通電電流が大きく、従って、端子装置が大型化すると
ともに接続導体の導体断面積も大きくなる。そのため、
一般の電気的接続にて行われているはんだ付けによる接
続では、はんだを溶融させて接続したあとのはんだの冷
却時間が長くなり、作業時間短縮のため、溶接による接
続が多く採用されている。
気負荷を開閉する開閉装置を有する電気機器の、外部電
線が接続される端子装置と開閉装置との間を、より線な
どの接続導体である内部電線によって電気的接続をする
には、例えば、図7に示す構造によってなされている。
このような端子装置は、一般に、接続導体Wは、端子装
置を構成している導電板Taに溶接Mにより接続されて
いる。すなわち、上記のような電気機器は、端子装置へ
の通電電流が大きく、従って、端子装置が大型化すると
ともに接続導体の導体断面積も大きくなる。そのため、
一般の電気的接続にて行われているはんだ付けによる接
続では、はんだを溶融させて接続したあとのはんだの冷
却時間が長くなり、作業時間短縮のため、溶接による接
続が多く採用されている。
【0003】また一方、内部の接続部分にスペースの余
裕があるときは、ねじによる接続が行われる場合があ
る。
裕があるときは、ねじによる接続が行われる場合があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ねじによる接続は、ねじの締め付け力のばらつきや長期
にわたる通電電流の入切の繰り返しによる、ねじのゆる
みが安全面で大きな問題となることがあり、また、溶接
による接続は、溶接条件の不具合などによる接続不良の
発生が信頼性の面で問題となり、その結果、作業管理の
手間を要するものであった。
ねじによる接続は、ねじの締め付け力のばらつきや長期
にわたる通電電流の入切の繰り返しによる、ねじのゆる
みが安全面で大きな問題となることがあり、また、溶接
による接続は、溶接条件の不具合などによる接続不良の
発生が信頼性の面で問題となり、その結果、作業管理の
手間を要するものであった。
【0005】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、簡単な操作で接続導体の
接続及び接続解除ができて接続ばらつきによる接続不良
の発生しない接続端子を提供することにある。
で、その目的とするところは、簡単な操作で接続導体の
接続及び接続解除ができて接続ばらつきによる接続不良
の発生しない接続端子を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の接続端子は、ばね端子と、このばね
端子が装着されてばね端子とともに接続導体を狭持する
導電板と、を備えた接続端子であって、ばね端子は、接
続導体の接続及び接続解除のための操作部が形成され、
導電板に対して進退する方向に弾性変位する可動側ばね
部と、この可動側ばね部を弾性変形状態にて係止すると
ともに該可動側ばね部とともに前記導電板を狭持する固
定側から立設された導電板狭持部と、を有し、導電板狭
持部には導電板に向けての接続導体の挿入をおこなう導
体挿入孔を形成している。これにより、接続導体が、導
電板に対して進退する方向に弾性変位する可動側ばね部
とこの可動側ばね部を弾性変形状態にて係止するととも
に該可動側ばね部とともに前記導電板を狭持する固定側
から立設された導電板狭持部とを有するばね端子と、導
電板とに狭持されるものとなる。
に、請求項1記載の接続端子は、ばね端子と、このばね
端子が装着されてばね端子とともに接続導体を狭持する
導電板と、を備えた接続端子であって、ばね端子は、接
続導体の接続及び接続解除のための操作部が形成され、
導電板に対して進退する方向に弾性変位する可動側ばね
部と、この可動側ばね部を弾性変形状態にて係止すると
ともに該可動側ばね部とともに前記導電板を狭持する固
定側から立設された導電板狭持部と、を有し、導電板狭
持部には導電板に向けての接続導体の挿入をおこなう導
体挿入孔を形成している。これにより、接続導体が、導
電板に対して進退する方向に弾性変位する可動側ばね部
とこの可動側ばね部を弾性変形状態にて係止するととも
に該可動側ばね部とともに前記導電板を狭持する固定側
から立設された導電板狭持部とを有するばね端子と、導
電板とに狭持されるものとなる。
【0007】また、請求項2記載の接続端子は、請求項
1記載の可動側ばね部は、前記導電板との対向面に、接
続導体が側方から押圧されたときの接続導体の移動を規
制する凸部が設けられ、この凸部と対向する導電板の対
向面には該凸部に対応する凹部を形成している。これに
より、可動側ばね部の導電板との対向面に、接続導体が
側方から押圧されたときの接続導体の移動を規制する凸
部が設けられるものとなる。
1記載の可動側ばね部は、前記導電板との対向面に、接
続導体が側方から押圧されたときの接続導体の移動を規
制する凸部が設けられ、この凸部と対向する導電板の対
向面には該凸部に対応する凹部を形成している。これに
より、可動側ばね部の導電板との対向面に、接続導体が
側方から押圧されたときの接続導体の移動を規制する凸
部が設けられるものとなる。
【0008】また、請求項3記載の接続端子は、請求項
1又は2記載の可動側ばね部は、前記導電板狭持部にて
前記の変位範囲が規制されるようなしている。これによ
り、可動側ばね部の変位範囲が導電板狭持部にて規制さ
れるものとなる。
1又は2記載の可動側ばね部は、前記導電板狭持部にて
前記の変位範囲が規制されるようなしている。これによ
り、可動側ばね部の変位範囲が導電板狭持部にて規制さ
れるものとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の接続端子の一実施
の形態を図1乃至図6に基づいて具体的に説明する。
の形態を図1乃至図6に基づいて具体的に説明する。
【0010】図1は、本発明の接続端子の斜視図であ
る。図2は、その側面図で、(a)は導電板断面図、
(b)はばね端子側面図である。図3は、図1に示す接
続端子による接続作業の説明図である。図4は、図1に
示す接続端子による接続手順の説明図で、(a)は導電
板挿入時、(b)は接続導体挿入時、(c)は接続状態
を示す。図5は、図1に示す接続端子の導電板狭持部に
よる可動側ばね部の変位規制の説明図である。図6は、
図1に示す接続端子の使用状態の説明図である。
る。図2は、その側面図で、(a)は導電板断面図、
(b)はばね端子側面図である。図3は、図1に示す接
続端子による接続作業の説明図である。図4は、図1に
示す接続端子による接続手順の説明図で、(a)は導電
板挿入時、(b)は接続導体挿入時、(c)は接続状態
を示す。図5は、図1に示す接続端子の導電板狭持部に
よる可動側ばね部の変位規制の説明図である。図6は、
図1に示す接続端子の使用状態の説明図である。
【0011】この接続端子は、ばね端子1と、このばね
端子1が装着されてばね端子1とともに接続導体Wを狭
持する導電板2と、を備えたものである。ばね端子1
は、ばね用リン青銅などのばね性を有する導電金属材料
にて、可動側ばね部11と導電板狭持部13が立設され
た固定側12とを有し、金型を用いて抜き及び折曲加工
などを行う板金加工にて形成されている。
端子1が装着されてばね端子1とともに接続導体Wを狭
持する導電板2と、を備えたものである。ばね端子1
は、ばね用リン青銅などのばね性を有する導電金属材料
にて、可動側ばね部11と導電板狭持部13が立設され
た固定側12とを有し、金型を用いて抜き及び折曲加工
などを行う板金加工にて形成されている。
【0012】可動側ばね部11は、接続導体Wの接続及
び接続解除のための操作部11aが長手方向縁端に立設
して形成され、導電板2に対して進退する方向に弾性変
位するよう固定側12から延設されて固定側12に対向
するよう略へ字状に、上記変位によって集中して曲げ応
力が発生しない所定の曲率半径をもって、折曲部11b
が折曲され形成されている。また、可動側ばね部11
は、短手方向の両縁端は折曲部11bより幅広になって
おり、後述する導電板狭持部13、13の係止部13b
に当接するとともに、操作部11aを押圧し可動側ばね
部11を変位させたときの変位範囲を規制する変位規制
部13cに当接する当接部11cが形成され、また、接
続導体Wを接続したときの導電板2との対向面に、接続
導体Wが側方から押圧されたときの接続導体Wの移動を
規制する凸部11dが、可動側ばね部11の上記折曲部
分に隣接して可動側ばね部11を横切るように設けられ
ている。
び接続解除のための操作部11aが長手方向縁端に立設
して形成され、導電板2に対して進退する方向に弾性変
位するよう固定側12から延設されて固定側12に対向
するよう略へ字状に、上記変位によって集中して曲げ応
力が発生しない所定の曲率半径をもって、折曲部11b
が折曲され形成されている。また、可動側ばね部11
は、短手方向の両縁端は折曲部11bより幅広になって
おり、後述する導電板狭持部13、13の係止部13b
に当接するとともに、操作部11aを押圧し可動側ばね
部11を変位させたときの変位範囲を規制する変位規制
部13cに当接する当接部11cが形成され、また、接
続導体Wを接続したときの導電板2との対向面に、接続
導体Wが側方から押圧されたときの接続導体Wの移動を
規制する凸部11dが、可動側ばね部11の上記折曲部
分に隣接して可動側ばね部11を横切るように設けられ
ている。
【0013】導電板狭持部13は、可動側ばね部11を
弾性変形状態にて係止するとともに可動側ばね部11と
ともに導電板2を狭持するもので、固定側12から立設
されている。この導電板狭持部13には、導電板2に向
けての接続導体Wの挿入をおこなう導体挿入孔13aが
略一面全体にわたって設けられており、従ってフレーム
状をなして、フレームの基端と対向する前記当接部13
bと、フレームどうしの対向片の一方には前記変位規制
部13cとが形成されている。また、この導電板狭持部
13は、固定側12からの立設位置の一方の点Pが上記
折曲部11bに隣接し、導電板狭持部13の横幅が可動
側ばね部11の長手方向の長さと略同一寸法をもって形
成されている。
弾性変形状態にて係止するとともに可動側ばね部11と
ともに導電板2を狭持するもので、固定側12から立設
されている。この導電板狭持部13には、導電板2に向
けての接続導体Wの挿入をおこなう導体挿入孔13aが
略一面全体にわたって設けられており、従ってフレーム
状をなして、フレームの基端と対向する前記当接部13
bと、フレームどうしの対向片の一方には前記変位規制
部13cとが形成されている。また、この導電板狭持部
13は、固定側12からの立設位置の一方の点Pが上記
折曲部11bに隣接し、導電板狭持部13の横幅が可動
側ばね部11の長手方向の長さと略同一寸法をもって形
成されている。
【0014】上記のばね端子1の板金加工は、まず、ば
ね性を有する導電金属による板材を所定の展開形状に打
ち抜き、次いで操作部11aが略垂直に折曲された後、
固定側12に対して可動側11が大略L字状をなすよう
に折曲部11bを所定のアール形状に折曲する。そし
て、その後可動側ばね部11を、固定側12に対し可動
側11が大略ヘ字状をなすように折曲部11bをさらに
弾性変形させ、金型内にて保持した状態にて導電板狭持
部13、13を折曲し、当接部13bに当接部11cを
当接させて係止する。
ね性を有する導電金属による板材を所定の展開形状に打
ち抜き、次いで操作部11aが略垂直に折曲された後、
固定側12に対して可動側11が大略L字状をなすよう
に折曲部11bを所定のアール形状に折曲する。そし
て、その後可動側ばね部11を、固定側12に対し可動
側11が大略ヘ字状をなすように折曲部11bをさらに
弾性変形させ、金型内にて保持した状態にて導電板狭持
部13、13を折曲し、当接部13bに当接部11cを
当接させて係止する。
【0015】導電板2は、ばね端子1が装着されてばね
端子1とともに接続導体Wを狭持するもので、図6に示
すように、ブレーカー装置などの電気機器の外部電線が
接続される端子装置を構成する端子板Taや、開閉装置
Dの入出力用の端子板Tbとして構成される。そして、
所定の厚さ寸法の導電性金属の板材料にて、ばね端子1
の導体挿入孔13に対応する所定の幅寸法をもって、ば
ね端子1の可動側ばね部11との対向面側には上記の凸
部11dに対応する凹部2aを有して形成されている。
端子1とともに接続導体Wを狭持するもので、図6に示
すように、ブレーカー装置などの電気機器の外部電線が
接続される端子装置を構成する端子板Taや、開閉装置
Dの入出力用の端子板Tbとして構成される。そして、
所定の厚さ寸法の導電性金属の板材料にて、ばね端子1
の導体挿入孔13に対応する所定の幅寸法をもって、ば
ね端子1の可動側ばね部11との対向面側には上記の凸
部11dに対応する凹部2aを有して形成されている。
【0016】以上説明した接続端子は、より線などによ
る接続導体Wと導電板2とを接続する場合、図3に示す
ように、たとえばラジオペンチなどの先端の細い挟み工
具TOを用い、ばね端子1の固定側12と操作部11a
とを挟んで矢印A方向に押圧する。そして、まず、図4
(a)に示すように、導電板2を導体挿入孔13aに所
定位置まで挿入する。そして、図4(b)に示すよう
に、接続導体Wを導体挿入孔13aから、可動側ばね部
11と導電板2との間に狭持されるように挿入する。こ
のとき、挟み工具TOが導体挿入孔13aとは離れた位
置にて可動側ばね部11を押圧しているため、導電板
2、接続導体Wは容易に導体挿入孔13aへ挿入でき
る。その後、挟み工具TOによる固定側12と操作部1
1aとの押圧を解除すると、図4(c)に示すように、
接続導体Wが可動側ばね部11にて押圧されて導電板2
へ圧接される。このとき、接続導体Wは、側方から押圧
されて可動側ばね部11と導電板2との間に沿って移動
するが、凸部11dにてその移動が規制され、所定の押
圧力にて長期間にわたって安定して圧接される。
る接続導体Wと導電板2とを接続する場合、図3に示す
ように、たとえばラジオペンチなどの先端の細い挟み工
具TOを用い、ばね端子1の固定側12と操作部11a
とを挟んで矢印A方向に押圧する。そして、まず、図4
(a)に示すように、導電板2を導体挿入孔13aに所
定位置まで挿入する。そして、図4(b)に示すよう
に、接続導体Wを導体挿入孔13aから、可動側ばね部
11と導電板2との間に狭持されるように挿入する。こ
のとき、挟み工具TOが導体挿入孔13aとは離れた位
置にて可動側ばね部11を押圧しているため、導電板
2、接続導体Wは容易に導体挿入孔13aへ挿入でき
る。その後、挟み工具TOによる固定側12と操作部1
1aとの押圧を解除すると、図4(c)に示すように、
接続導体Wが可動側ばね部11にて押圧されて導電板2
へ圧接される。このとき、接続導体Wは、側方から押圧
されて可動側ばね部11と導電板2との間に沿って移動
するが、凸部11dにてその移動が規制され、所定の押
圧力にて長期間にわたって安定して圧接される。
【0017】なお、導電板2には、ばね端子1の可動側
ばね部11との対向面側には上記の凸部11dに対応す
る凹部2aが形成されているので、接続導体Wが小さい
断面積を有するより線の場合でも凸部11dが導電板2
の対向面に当接して接続導体Wを押圧する押圧力が低下
することもなく、確実に圧接される。
ばね部11との対向面側には上記の凸部11dに対応す
る凹部2aが形成されているので、接続導体Wが小さい
断面積を有するより線の場合でも凸部11dが導電板2
の対向面に当接して接続導体Wを押圧する押圧力が低下
することもなく、確実に圧接される。
【0018】また、挟み工具TOを用いて固定側12と
操作部11aとを挟んで押圧するときの押圧の範囲は、
図5に示すように、可動側ばね部11の導電板2に対し
て進退する方向の変位範囲が導電板狭持部13に設けた
変位規制部13cに当接部11cが当接することにて規
制されている。従って、折曲部11bには、ばね性を有
する導電金属材料のばね応力限界以上の過大な曲げ応力
が加わらないこととなっている。
操作部11aとを挟んで押圧するときの押圧の範囲は、
図5に示すように、可動側ばね部11の導電板2に対し
て進退する方向の変位範囲が導電板狭持部13に設けた
変位規制部13cに当接部11cが当接することにて規
制されている。従って、折曲部11bには、ばね性を有
する導電金属材料のばね応力限界以上の過大な曲げ応力
が加わらないこととなっている。
【0019】以上説明した接続端子によると、接続導体
Wが、導電板2に対して進退する方向に弾性変位する可
動側ばね部11と、この可動側ばね部11を弾性変形状
態にて係止するとともに可動側ばね部11とともに導電
板2を狭持する固定側12から立設された導電板狭持部
13と、を有するばね端子1と、導電板2とに狭持され
るものとなるので、簡単な操作で接続導体Wの接続及び
接続解除ができて接続ばらつきによる接続不良の発生し
ないものとなる。また、可動側ばね部11の導電板2と
の対向面に、接続導体Wが側方から押圧されたときの接
続導体Wの移動を規制する凸部11dが設けられるもの
となるので、接続導体Wは、凸部11dにて移動が規制
され、以て、所定の押圧力にて長期間にわたって安定し
て圧接される。また、可動側ばね部11の変位範囲が導
電板狭持部13にて規制されるものとなるので、折曲部
11bには、ばね性を有する導電金属材料のばね応力限
界以上の過大な曲げ応力が加わらないこととなり、以
て、接続作業のしかたのばらつきによる接続不良の発生
しないものとなる。
Wが、導電板2に対して進退する方向に弾性変位する可
動側ばね部11と、この可動側ばね部11を弾性変形状
態にて係止するとともに可動側ばね部11とともに導電
板2を狭持する固定側12から立設された導電板狭持部
13と、を有するばね端子1と、導電板2とに狭持され
るものとなるので、簡単な操作で接続導体Wの接続及び
接続解除ができて接続ばらつきによる接続不良の発生し
ないものとなる。また、可動側ばね部11の導電板2と
の対向面に、接続導体Wが側方から押圧されたときの接
続導体Wの移動を規制する凸部11dが設けられるもの
となるので、接続導体Wは、凸部11dにて移動が規制
され、以て、所定の押圧力にて長期間にわたって安定し
て圧接される。また、可動側ばね部11の変位範囲が導
電板狭持部13にて規制されるものとなるので、折曲部
11bには、ばね性を有する導電金属材料のばね応力限
界以上の過大な曲げ応力が加わらないこととなり、以
て、接続作業のしかたのばらつきによる接続不良の発生
しないものとなる。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の接続端子は、接続導体
が、導電板に対して進退する方向に弾性変位する可動側
ばね部と、この可動側ばね部を弾性変形状態にて係止す
るとともに該可動側ばね部とともに前記導電板を狭持す
る固定側から立設された導電板狭持部と、を有するばね
端子と、導電板とに狭持されるものとなるので、簡単な
操作で接続導体の接続及び接続解除ができて接続ばらつ
きによる接続不良の発生しないものとなる。
が、導電板に対して進退する方向に弾性変位する可動側
ばね部と、この可動側ばね部を弾性変形状態にて係止す
るとともに該可動側ばね部とともに前記導電板を狭持す
る固定側から立設された導電板狭持部と、を有するばね
端子と、導電板とに狭持されるものとなるので、簡単な
操作で接続導体の接続及び接続解除ができて接続ばらつ
きによる接続不良の発生しないものとなる。
【0021】また、請求項2記載の接続端子は、請求項
1記載のものの効果に加え、可動側ばね部の導電板との
対向面に、接続導体が側方から押圧されたときの接続導
体の移動を規制する凸部が設けられるものとなるので、
接続導体は、凸部にて移動が規制され、以て、所定の押
圧力にて長期間にわたって安定して圧接される。
1記載のものの効果に加え、可動側ばね部の導電板との
対向面に、接続導体が側方から押圧されたときの接続導
体の移動を規制する凸部が設けられるものとなるので、
接続導体は、凸部にて移動が規制され、以て、所定の押
圧力にて長期間にわたって安定して圧接される。
【0022】また、請求項3記載の接続端子は、請求項
1又は2記載のものの効果に加え、可動側ばね部の変位
範囲が導電板狭持部にて規制されるものとなるので、折
曲部には、ばね性を有する導電金属材料のばね応力限界
以上の過大な曲げ応力が加わらないこととなり、以て、
接続作業のしかたのばらつきによる接続不良の発生しな
いものとなる。
1又は2記載のものの効果に加え、可動側ばね部の変位
範囲が導電板狭持部にて規制されるものとなるので、折
曲部には、ばね性を有する導電金属材料のばね応力限界
以上の過大な曲げ応力が加わらないこととなり、以て、
接続作業のしかたのばらつきによる接続不良の発生しな
いものとなる。
【図1】本発明の接続端子の斜視図である。
【図2】図1に示す接続端子の側面図で、(a)は導電
板断面図、(b)はばね端子側面図である。
板断面図、(b)はばね端子側面図である。
【図3】図1に示す接続端子による接続作業の説明図で
ある。
ある。
【図4】図1に示す接続端子による接続手順の説明図
で、(a)は導電板挿入時、(b)は接続導体挿入時、
(c)は接続状態を示す。
で、(a)は導電板挿入時、(b)は接続導体挿入時、
(c)は接続状態を示す。
【図5】図1に示す接続端子の導電板狭持部による可動
側ばね部の変位規制の説明図である。
側ばね部の変位規制の説明図である。
【図6】図1に示す接続端子の使用状態の説明図であ
る。
る。
【図7】従来例の説明図である。
1 ばね端子 11 可動側ばね部 11a 操作部 11d 凸部 13 導電板狭持部 13a 導体挿入孔 2 導電板 2a 凹部
Claims (3)
- 【請求項1】 ばね端子と、このばね端子が装着されて
ばね端子とともに接続導体を狭持する導電板と、を備え
た接続端子であって、 ばね端子は、接続導体の接続及び接続解除のための操作
部が形成され、導電板に対して進退する方向に弾性変位
する可動側ばね部と、この可動側ばね部を弾性変形状態
にて係止するとともに該可動側ばね部とともに前記導電
板を狭持する固定側から立設された導電板狭持部と、を
有し、導電板狭持部には導電板に向けての接続導体の挿
入をおこなう導体挿入孔が形成されたことを特徴とする
接続端子。 - 【請求項2】 前記可動側ばね部は、前記導電板との対
向面に、接続導体が側方から押圧されたときの接続導体
の移動を規制する凸部が設けられ、この凸部と対向する
導電板の対向面には該凸部に対応する凹部が形成された
ことを特徴とする請求項1記載の接続端子。 - 【請求項3】 前記可動側ばね部は、前記導電板狭持部
にて前記の変位範囲が規制されるようなしたことを特徴
とする請求項1又は2記載の接続端子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7983597A JPH10275640A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 接続端子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7983597A JPH10275640A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 接続端子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10275640A true JPH10275640A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=13701279
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7983597A Withdrawn JPH10275640A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 接続端子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10275640A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009043711A (ja) * | 2007-07-04 | 2009-02-26 | Weidmueller Interface Gmbh & Co Kg | 接続装置、接続装置からなる構成、及び、構造要素上に接続装置を組み立てるための方法 |
-
1997
- 1997-03-31 JP JP7983597A patent/JPH10275640A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009043711A (ja) * | 2007-07-04 | 2009-02-26 | Weidmueller Interface Gmbh & Co Kg | 接続装置、接続装置からなる構成、及び、構造要素上に接続装置を組み立てるための方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040601 |