JP3171281B2 - 断路器の接触ばね保持装置 - Google Patents

断路器の接触ばね保持装置

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JP3171281B2
JP3171281B2 JP02977093A JP2977093A JP3171281B2 JP 3171281 B2 JP3171281 B2 JP 3171281B2 JP 02977093 A JP02977093 A JP 02977093A JP 2977093 A JP2977093 A JP 2977093A JP 3171281 B2 JP3171281 B2 JP 3171281B2
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武 矢沢
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気系統の接続変更
や電気機器の切り離しなどのために主回路を閉じたり開
いたりする断路器に関し、詳しくはブレード接触ばねの
脱落を防ぐための改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図2はこの発明の対象となる断路器の正
面図、図3はその側面図である。図において、取付ベー
ス1の前後に支持碍子2を介して端子板3及び4が各相
ごとに固定され、端子板3に通じる支点側接触子5と端
子板4に通じる受入側接触子6とを接続する可動ブレー
ド7により端子板3と4との間に通電路が形成される。
可動ブレード7はボルト8で支点側接触子5に回動自在
に支持されており、一端に操作レバー9を持つ開閉軸1
0の回動操作にプルバー11を介して連動し、通電路を
閉じたり開いたりする。
【0003】図4及び図5は図2及び図3における可動
ブレード7と支点側接触子5との接触部分を詳細に示す
拡大図で、図4は背面図、図5は側面図である。これら
の図で分かるように、可動ブレード7は支点側接触子5
及び受入側接触子6を両側から挟んで上下に2対あり、
左右各側の上下の可動ブレード7はこれらに跨がる短冊
状のブレードホルダ12により僅かの隙間を介して互い
に連結されている。ここで、ブレードホルダ12の両端
には可動ブレード7側に突出するホルダピン13(図
5)があり、このピン13が可動ブレード7にあけられ
た穴に嵌合して上記連結を達成している。
【0004】左右各側の上下の可動ブレード7の互いの
対向面には、ボルト8及びプルバー11の軸ピン14
(図5)が貫通する部分に半円ずつの溝が切り欠かれ、
これらが突き合わされてそれぞれの軸受穴を形成してい
る。なお、各可動ブレード7は両縁が僅かに折り曲げら
れてコ字形断面となっているが、上記軸受穴の付近は折
り曲げ縁部が削除されている。図4に示すように、可動
ブレード7及び支点側接触子5を貫通するボルト8のの
両端には短冊状のばね押さえ15がブレードホルダ12
と交差するように嵌め込まれ、各両端と可動ブレード7
との間には圧縮コイルばねからなる接触ばね16が挿入
されている。
【0005】接触ばね16はボルト8にら合するナット
17の締め込みにより圧縮され、可動ブレード7を支点
側接触子5に押圧してこれらの間に接触圧力を与える。
可動ブレード7には押し出し加工により支点側接触子5
に対する接触部となる凸部7aが押し出し加工により形
成されているが、接触ばね16は凸部7aの裏側の凹部
とブレードホルダ12に座ぐり加工により形成された凹
部とに両端が挿入されて位置決めされている。また、左
右両側のブレードホルダ12はボルト8に嵌め込まれた
圧縮コイルばね18を介してばね押さえ15から力を受
け、可動ブレード7から抜け出さないように押さえられ
ている。なお、可動ブレード7の受入側接触子6を挟む
側の端部には、上下の各対ごとに左右一対の接触ばね1
9(図2)が貫通ボルトで保持されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の断路
器において、ボルト8を支点に可動ブレード7を開閉操
作したとき、接触ばね16がばね押さえ15から外れて
脱落することがあった。その原因は、可動ブレード7が
回動する際、凸部7aと支点側接触子5との間の摩擦に
より上下の可動ブレード7,7間にブレードホルダ12
を支点とする僅かの開きが生じ、ばね押さえ15と可動
ブレード7との関係位置が微妙にずれるためと考えられ
る。そこで、この発明は、開閉操作時にばね押さえに多
少の位置ずれが生じても接触ばねの脱落が生じないよう
にした断路器の接触ばね保持装置を提供することを目的
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、ばね押さえの接触ばねと接する面に凸
部を設け、この凸部を前記接触ばねの中空部に嵌め込む
ものとする。
【0008】
【作用】ばね押さえの凸部を接触ばねの中空部にある長
さ嵌め込むことにより、接触ばねはこの凸部に保持され
容易には外れない。従来の座ぐり凹部はばね押さえの板
厚との関係であまり深くすることはできないが、凸部は
必要に応じて十分な長さを確保すること可能である。
【0009】
【実施例】図1はこの発明の実施例を示す断路器の背面
図である。図示実施例と図4の従来例との相違は、鉄板
製のばね押さえ15に鉄からなる円柱状の凸部15aが
例えば溶接により固定され、この凸部15aが接触ばね
16の中空部20に嵌め込まれている点である。その他
の構成は従来例と同じである。凸部15aの外径は中空
部20の内径により僅かに小さく、また長さは接触ばね
16の脱落の防止に十分な長さを持っている。この凸部
15aはプレス加工によりばね押さえ15に押し出し成
形してもよい。
【0010】
【発明の効果】この発明によれば、ばね押さえに凸部を
設けて接触ばねの中空部に嵌め込むことにより、ばね押
さえの位置ずれに対して接触ばねを良好に保持し、可動
ブレードの動きに融通を持たせて接触子に対する接触性
を高めながら、その開閉操作時の接触ばねの脱落を確実
に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す断路器の可動ブレード
と支点側接触子との接触部分の正面図である。
【図2】この発明の対象となる断路器の外観を示す平面
図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】図2の断路器の可動ブレードと支点側接触子と
の接触部分を拡大して示す正面図である。
【図5】図4の側面図である。
【符号の説明】
1 取付ベース 2 支持碍子 3 端子板 4 端子板 5 支点側接触子 6 受入側接触子 7 可動ブレード 15 ばね押さえ 15a 凸部 16 接触ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭55−53838(JP,U) 実開 昭60−9139(JP,U) 実開 昭59−195637(JP,U) 実開 昭54−38869(JP,U) 特公 昭40−6490(JP,B1) 実公 昭50−5003(JP,Y1) 実公 昭39−25328(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 31/02 H01H 31/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支点側接触子とその両側に接触する可動ブ
    レードとを貫通するボルトを支点にして前記可動ブレー
    ドが開閉操作され、前記ボルトで保持されたばね押さえ
    の両端と前記可動ブレードとの間にこの可動ブレードを
    前記支点側接触子に押圧する接触ばねが挿入された断路
    器において、 ばね押さえの接触ばねと接する面に凸部を設け、この凸
    部を前記接触ばねの中空部に嵌め込んだことを特徴とす
    る断路器の接触ばね保持装置。
JP02977093A 1993-01-26 1993-01-26 断路器の接触ばね保持装置 Expired - Fee Related JP3171281B2 (ja)

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JPH0950736A (ja) * 1995-08-08 1997-02-18 Fuji Electric Co Ltd 断路器

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