JPH0950736A - 断路器 - Google Patents

断路器

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JPH0950736A
JPH0950736A JP7202062A JP20206295A JPH0950736A JP H0950736 A JPH0950736 A JP H0950736A JP 7202062 A JP7202062 A JP 7202062A JP 20206295 A JP20206295 A JP 20206295A JP H0950736 A JPH0950736 A JP H0950736A
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JP
Japan
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contact
disconnector
fixed
end point
stopper
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7202062A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Fujisawa
浩昭 藤沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Publication of JPH0950736A publication Critical patent/JPH0950736A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】主回路部が、1対の絶縁碍子の各頂部に固定さ
れた1対の固定接触子と,該1対の固定接触子を橋絡す
る可動接触子とを備え、可動接触子が一方の固定接触子
の近傍に設けられた回動中心まわりに回動して他方の固
定接触子に摺動接離するように構成される断路器を、断
路器の閉成時に固定,可動接触子の接触深さを常に一定
となし得る構造のものとする。 【構成】断路器を、断路器閉成時の可動接触子の回動終
点位置を規制する終点規制構造を主回路部に備えたもの
とする。終点規制構造は、例えば、可動接触子の回動中
心から遠方の側の固定接触子の構成部材もしくは該固定
接触子と一体的に用いられる部材中に、あるいはこれら
の部材とは別の部材10により、あるいは可動接触子に
形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高電圧回路を開閉す
る気中式の断路器であって、主回路部が、1対の絶縁碍
子の各頂部に固定された1対の固定接触子と,該1対の
固定接触子を橋絡する可動接触子とを備え、可動接触子
が一方の固定接触子の近傍に設けられた回動中心まわり
に回動して他方の固定接触子に摺動接離するように構成
される断路器に関する。
【0002】
【従来の技術】図7および図8にこの種断路器の一例を
示す。大地電位にある共通ベース金具7に1対の絶縁碍
子6,6が固定され、各絶縁碍子6,6の頂部にそれぞ
れ金具4,5を介して固定接触子2,3が固定されてい
る。固定接触子2,3は、この例では、ともに銅板を折
り曲げて形成され、いずれも主回路端子を兼ねている。
固定接触子2には通常主回路の電源側電線が接続され、
固定接触子3には負荷側電線が接続される。これら固定
接触子2,3を橋絡する可動接触子1は、幅方向の両縁
を外方へ折り曲げて剛性を増した2枚の銅板を対向さ
せ、固定接触子2,3を形成する板材の幅よりもやや短
い間隔片を介して圧縮ばね11,12により対向状態を
保持させてなるもので、圧縮ばね11,12に抗して固
定接触子2,3を狭ませ、ピン9を紙面の前後方向に通
してピン9まわりに回動可能としている。図は断路器の
閉成状態を示しているが、開成時には、フック金具8に
図示されない絶縁操作棒先端のフックを引っ掛け、図の
1点鎖線の位置まで可動接触子1を開く。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】主回路がこのように構
成される断路器では、手動閉成時の可動接触子と固定接
触子との接触深さ(挿入量)が操作員により異なる一
方、閉成後の可動接触子の位置の確認が目視により行わ
れるため、断路器が人身の安全のために地上からある高
さに設置されていると、確認結果が不確実となり、固
定,可動接触子の接触深さが十分か否かに常に懸念がつ
きまとっていた。
【0004】本発明の目的は、断路器の閉成時に、固
定,可動接触子の接触深さを常に一定となし得る断路器
を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、請求項1に記載のごとく、本発
明が対象とした、主回路部が冒頭記載のように構成され
る断路器を、断路器閉成時の可動接触子の回動終点位置
を規制する終点規制構造を主回路部に備えたものとす
る。
【0006】この終点規制構造は、請求項2に記載のご
とく、可動接触子の回動中心から遠方側の固定接触子と
ほぼ同位置に、かつ該固定接触子の構成部材もしくは該
固定接触子に一体化されている部材とは別の部材を用い
て形成されるもの、あるいは請求項3に記載のごとく、
可動接触子の回動中心から遠方側の固定接触子の構成部
材もしくは該固定接触子に一体化されている部材に形成
されるもの、あるいは請求項4に記載のごとく、可動接
触子に形成されるもの、のいずれであってもよい。
【0007】
【作用】終点規制構造は、可動接触子を正常な閉成終点
位置に停止させるストッパ機能をもつ構造であるから、
この構造を主回路部に備えた断路器とすることにより、
いずれの操作員も可動接触子を回動不能となる位置まで
回動させれば常に正常な閉成状態を確保することができ
る。なお、前述では、断路器の開閉が手動操作により行
われる場合を例示したが、可動接触子の中間位置に連結
した絶縁棒を介して空気操作により開閉する空気操作断
路器であっても、リンクのがた等により、空気操作器側
での調整では正常な閉成位置を精度良く確保できない懸
念が存在する場合には、ピストンストロークに余裕をも
たせた操作シリンダを用い、操作シリンダに空気を送り
込むパイロット弁の押しボタンを十分長時間押すことに
より、正常な閉成状態を確保することができる。
【0008】そして、この終点規制構造を、請求項2記
載のように、可動接触子の回動中心から遠方側の固定接
触子とほぼ同位置に、かつ該固定接触子の構成部材もし
くは該固定接触子に一体化されている部材とは別の部材
を用いて形成するようにすると、既存の構成部材を変更
することなく終点規制構造を形成することができ、すで
に納入,使用中の断路器にこの別部材を追加することに
より、接触信頼性の向上した断路器とすることができ
る。
【0009】また、終点規制構造を、請求項3記載のよ
うに、可動接触子の回動中心から遠方側の固定接触子の
構成部材もしくは該固定接触子に一体化されている部材
に形成するか、あるいは請求項4記載のように、可動接
触子に形成するようにすると、断路器の構成部材の数を
増やすことなく、従って断路器のコスト上昇を実質的に
伴うことなく終点規制を行うことができる。
【0010】
【実施例】図1および図2に本発明の第1の実施例を示
す。これらの図において、図6と同一の部材には同一符
号を付して説明を省略する。可動接触子1の回動中心か
ら遠方の側の固定接触子2を絶縁碍子6の頂部に固定し
ているL字状の金具4の絶縁碍子6側の面にL字状のス
トッパ10が一方の面を重ねて金具4とともに絶縁碍子
6の頂面に共締めされ、終点規制構造がストッパ10に
より形成されている。このL字状のストッパ10は、図
1のP矢視図である図2に示すように、水平方向の幅L
1 が可動接触子1の閉成状態での幅L0 より大きく形成
されている。ストッパ10の材質は硬さと靱性とを備え
る必要があり、この実施例では銅としている。
【0011】断路器の閉成時に可動接触子1をピン9ま
わり反時計方向に回動させて図の位置へもたらすと、可
動接触子1の先端部がストッパ10の上縁10aをスト
ッパ面として受け止められて回動が停止し、可動接触子
1と固定接触子2との所定の接触深さが確保される。
この実施例による接点規制構造は、断路器本来の構成部
材とは別の部材を用いて形成するものであるので、特に
納入,使用中の断路器に適用して接触信頼性を向上させ
るのに適している。
【0012】図3および図4に本発明の第2の実施例を
示す。この実施例は、終点規制構造を、可動接触子1の
回動支点から遠方の側の固定接触子2を絶縁碍子6の頂
部に固定している金具4に形成する場合の金具4の構造
を示すもので、固定接触子2を取り付けている面の幅を
絶縁硝子6の頂点近傍で広くしてストッパ面4aを形成
したものである。この終点規制構造では、ストッパ面が
断路器本来の構成部材中に形成されるので、部材数が増
さず、終点規制構造を、断路器のごとく僅かのコスト上
昇を伴うのみで形成することができる。
【0013】図5および図6に本発明の第3の実施例を
示す。この実施例は、終点規制構造を可動接触子1内に
形成する場合の可動接触子1の構造を示すもので、可動
接触子1の回動支点寄りの端部をL字状に折り曲げてス
トッパ面1aを形成したものである。この構造では、断
路器の閉成時にストッパ面1aが可動接触子1とともに
移動して固定接触子3の下面側から固定接触子3に近づ
き、固定接触子3の下面で受け止められる。なお、この
構造では、可動接触子1を構成する板材の幅が端部で広
くなるが、板材の板取りを考慮することにより、端材を
生じることなく板取りができるので、終点規制構造を、
断路器のごとく僅かのコスト上昇を伴うのみで形成する
ことができる。
【0014】
【発明の効果】本発明では、主回路部が冒頭記載のよう
に構成される断路器を以上の構造としたので、以下に記
載する効果が得られる。請求項1の構造では、断路器
を、可動接触子の閉成動作終点位置を規制する終点規制
構造を主回路部に備えたものとしたので、可動接触子の
開閉操作が入力,動力のいずれにより行われる場合に
も、可動接触子を終点位置まで回動させることにより、
常に正常な閉成状態を確保することができ、断路器の接
触信頼性を向上させることができる。
【0015】請求項2の構造では、終点規制構造を、断
路器本来の構成部材とは別の部材で形成するので、特に
納入,使用中の断路器に適用して断路器の接触信頼性を
向上させることができる。請求項3の構造では、終点規
制構造を、可動接触子の回動中心から遠方側の固定接触
子の構成部材もしくは該固定接触子に一体化されている
部材に形成するので、断路器の部材数を増やすことな
く、従って断路器のごく僅かのコスト上昇を伴うのみで
終点規制構造を形成することができる。
【0016】請求項4の構造では、終点規制構造を、可
動接触子に形成するので、請求項3と同様の効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す断路器側面図
【図2】図1における要部のP矢視拡大図
【図3】本発明の第2の実施例を示す断路器側面図
【図4】図3における要部のP矢視拡大図
【図5】本発明の第3の実施例を示す断路器側面図
【図6】図5における要部のP矢視拡大図
【図7】従来の断路器の主回路部の構造例を示す側面図
【図8】図7のA−A線に沿う断面拡大図
【符号の説明】
1 可動接触子 1a ストッパ面 2 固定接触子 3 固定接触子 4 金具 4a ストッパ面 5 金具 6 碍子(絶縁碍子) 8 ピン 10 ストッパ 10a ストッパ面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主回路部が、1対の絶縁碍子の各頂部に固
    定された1対の固定接触子と,該1対の固定接触子を橋
    絡する可動接触子とを備え、可動接触子が一方の固定接
    触子の近傍に設けられた回動中心まわりに回動して他方
    の固定接触子に摺動接離するように構成される断路器に
    おいて、断路器閉成時の可動接触子の回動終点位置を規
    制する終点規制構造を主回路部に備えていることを特徴
    とする断路器。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のものにおいて、終点規制
    構造が、可動接触子の回動中心から遠方側の固定接触子
    とほぼ同位置に、かつ該固定接触子の構成部材もしくは
    該固定接触子に一体化されている部材とは別の部材を用
    いて形成されることを特徴とする断路器。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のものにおいて、終点規制
    構造が、可動接触子の回動中心から遠方側の固定接触子
    の構成部材もしくは該固定接触子に一体化されている部
    材に形成されることを特徴とする断路器。
  4. 【請求項4】請求項1に記載のものにおいて、終点規制
    構造が、可動接触子に形成されることを特徴とする断路
    器。
JP7202062A 1995-08-08 1995-08-08 断路器 Withdrawn JPH0950736A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20031125