JPH075237U - 水平二点切断路器 - Google Patents

水平二点切断路器

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JPH075237U
JPH075237U JP3927493U JP3927493U JPH075237U JP H075237 U JPH075237 U JP H075237U JP 3927493 U JP3927493 U JP 3927493U JP 3927493 U JP3927493 U JP 3927493U JP H075237 U JPH075237 U JP H075237U
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JP
Japan
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movable contact
movable
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晃一 今岡
嘉英 米川
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Takaoka Electric Mfg Co Ltd
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Takaoka Electric Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 断路器が閉路状態における地震による固定接
触子と可動接触子の相対変位を防止し、安定的な接触状
態を保つようにする。 【構成】 固定接触子11の近傍に、可動接触子22の
投入方向に開口する凹部21aを有するストッパ板21
を配設し、可動接触子22にはストッパ板21の凹部2
1aに挿入されるストッパ棒20を設ける。地震により
固定接触子11と可動接触子22が相対変位しようとし
ても、ストッパ棒20がストッパ板21に引っかかり、
相対変位は発生しない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、水平二点切断路器に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2は、従来の水平二点切断路器の一例で、ベ−ス1の両端部には固定碍子2 が支持されており、この固定碍子2の頂部には、固定接触部3が配設されている 。ベ−ス1の中央部には、回転碍子4が回転可能に支持されており、この回転碍 子4の頂部には、先端部に可動接触子12を有するブレ−ド5が固着されている 。 図3は、固定接触部3の詳細を示すもので、固定碍子2上に固着された固定接 触子支え15には、支え14が取付けられている。この支え14には、上下に相 対向する固定接触子11が配置されており、加圧スプリング13によって、接触 圧を付与するようになっている。 水平二点切断路器を閉路操作する場合は、図2に示す開路状態において操作機 構(図中略)により回転碍子4を回動すると、ブレ−ド5が水平に回動し、可動 接触子12が固定接触子11内に投入され、図3に示す閉路状態となる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来の水平二点切断路器においては、閉路状態で負荷電流 が流れている時に、地震により、ベ−ス1と平行方向の力を受けると支持碍子2 と回転碍子4が振動して、固定接触子11と可動接触子12がベ−ス1と平行方 向に相対変位し、安定的な通電状態を保持できないばかりでなく、この変位量が 大きくなると、可動接触子12は固定接触子11から離脱し、負荷電流を遮断す る事となり、大きな事故となる。 そこで本考案は、地震による固定接触子と可動接触子のベ−スと平行方向の相 対変位を抑え、安定的な接触状態を保持すると共に接触離脱による事故を防止す るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案では、固定接触子の近傍に、可動接触子の投入方向に開口する凹部を有 するストッパ板を配設し、前記可動接触子に、前記ストッパ板の凹部に挿入され るストッパ棒を設ける。
【0005】
【作用】
上記のように構成された水平二点切断路器においては、閉路状態で、地震が発 生し、固定接触子と可動接触子が、ベ−スの平行方向に相対変位しようとしても 、ストッパ棒がストッパ板に引っかかるため、固定接触子と可動接触子の相対変 位は発生せず、安定的な接触状態を保つことができ、接触離脱による事故の発生 も防止できるので、電力を安定的に供給することができる。
【0006】
【実施例】
図1は本考案の実施例を示すもので、固定接触子11の近傍には、可動接触子 22の投入方向に開口する凹部21aを有するストッパ板21が配設される。ま た、可動接触子22には、ボルトなどで形成され、ストッパ板21の凹部21a に挿入されるストッパ棒20が取付けられる。 かかる本考案においては、水平二点切断路器の開路状態で閉路操作が行われる と、可動接触子22が固定接触子11に接触把持されるとともに、ストッパ板2 1の凹部21aにストッパ棒20が挿入される。従って、閉路状態で、地震によ り固定接触子11と可動接触子22がベ−ス1と平行方向に相対変位しようとし ても、ストッパ棒20がストッパ板21に引っかかるため、固定接触子11と可 動接触子22の相対変位は発生せず、安定的な接触状態を保持できる。
【0007】 なお、上記実施例では、ブレード5が捻回しないで可動接触子22が固定接触 子11に接触把持される、いわゆる直投式の水平二点切断路器について説明した が、ブレード5が捻回して可動接触子22が固定接触子11に接触把持される、 いわゆる捻回式の水平二点切断路器にも適用可能である。
【0008】
【考案の効果】
本考案によれば、前述したように、水平二点切断路器が閉路状態において、地 震が発生しても、スットパ棒がストッパ板に引っかかるため、固定接触子と可動 接触子の相対位置は変位せず、安定的な接触状態を保つことができ、接触離脱に よる事故の発生も防止できるので、電力を安定的に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す図である。
【図2】従来の水平二点切断路器の一例を示す図であ
る。
【図3】図2における固定接触部の詳細図である。
【符号の説明】
11 固定接触子 20 ストッパ棒 21 ストッパ板 21a 凹部 22 可動接触子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 閉路操作時に、可動接触子が上下に相対
    向する固定接触子間に投入され、この可動接触子と固定
    接触子との間で電気的接触を構成する水平二点切断路器
    において、前記固定接触子の近傍に、前記可動接触子の
    投入方向に開口する凹部を有するストッパ板を配設し、
    前記可動接触子に、前記ストッパ板の凹部に挿入される
    ストッパ棒を設けたことを特徴とする水平二点切断路
    器。
JP1993039274U 1993-06-25 1993-06-25 水平二点切断路器 Expired - Lifetime JP2601855Y2 (ja)

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JPH075237U true JPH075237U (ja) 1995-01-24
JP2601855Y2 JP2601855Y2 (ja) 1999-12-06

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0950736A (ja) * 1995-08-08 1997-02-18 Fuji Electric Co Ltd 断路器
JP2007005146A (ja) * 2005-06-24 2007-01-11 Nippon Kouatsu Electric Co 開閉器の可動電極部ストッパー構造

Cited By (3)

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JP4592514B2 (ja) * 2005-06-24 2010-12-01 日本高圧電気株式会社 開閉器の可動電極部ストッパー構造

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