JPH0677137U - 断路器の接触部 - Google Patents

断路器の接触部

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JPH0677137U
JPH0677137U JP2200793U JP2200793U JPH0677137U JP H0677137 U JPH0677137 U JP H0677137U JP 2200793 U JP2200793 U JP 2200793U JP 2200793 U JP2200793 U JP 2200793U JP H0677137 U JPH0677137 U JP H0677137U
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JP
Japan
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contact
finger
butt
finger contact
disconnector
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Pending
Application number
JP2200793U
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Inventor
尚 梅田
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Takaoka Electric Mfg Co Ltd
Original Assignee
Takaoka Electric Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィンガコンタクト及びバットコンタクトに
塵埃や酸化皮膜が形成されても、閉路操作時にこれを除
去することにより、フィンガコンタクト、バットコンタ
クト間の接触不良に起因する不具合を防止する。 【構成】 フィンガコンタクト4aの内側に、断路器の
開路時には伸長して、フィンガコンタクト4aとバット
コンタクト4bとの正規最終接触位置となるフィンガコ
ンタクト4aの接触面を覆い、かつ閉路動作時にはバッ
トコンタクト4bにより押され、フィンガコンタクト4
aの接触面を摺動接触して縮小する伸縮部材30を設け
る。また、フィンガコンタクト4aの内面で、かつ正規
最終接触位置よりも先端部側に硬板24を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は水平一点切断路器の接触部に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の水平一点切断路器は図3に示すように、ベ−ス1の両端には一対の支柱 2a,2bが、各々このベ−ス1に対して垂直に起立して回転可能に支持される 。支柱2a,2bの上端には接触座3a,3bが固着されており、先端部にフィ ンガコンタクト4a及びバットコンタクト4bをそれぞれ有するブレ−ド5a, 5bの基端部が、接触座3a,3bに片持梁状に支持される。外部電線(図示せ ず)が接続される端子台6a,6bを有する接触蓋7a,7bは、接触座3a, 3bに電気的に接続されかつ支柱2a,2bの軸心を中心にして回転可能に形成 される。 支柱2a,2b間は操作リンク8により連結されるとともに、支柱2aには駆 動機構9aを介して、操作ロッド9の一端が接続される。操作ロッド9の他端に は操作装置10が接続される。
【0003】 次に、かかる断路器の動作を説明する。図3における実線は断路器の開路状態 を示している。この状態から断路器を閉路操作するときには、操作装置10を駆 動する。この駆動力は操作ロッド9に伝達され、さらに駆動機構9aを介して支 柱2aに伝達されて、この支柱2aが時計方向に回動する。 この結果、ブレ−ド5aが支柱2aと一体となって時計方向に回動するととも に、この支柱2aの回転は操作リンク8によって支柱2bに伝達されて、支柱2 bが半時計方向に回動する。従って、ブレ−ド5a及び5bは各々反対方向に観 音扉式に水平に回動し、フィンガコンタクト4a及びバットコンタクト4bが互 いに接触するとともに、ブレ−ド5a及び5bが一直線となる状態になったとき に、操作装置10が停止して、閉路動作が終了する。図3における二点鎖線はこ の閉路状態を示すもので、この状態においては、端子台6aから、接触蓋7a、 接触座3a、ブレ−ド5a、フィンガコンタクト4a、バットコンタクト4b、 ブレ−ド5b、接触座3b、接触蓋7bを経て、端子台6bに至る電流経路が形 成される。
【0004】 一方、開路操作については、上記閉路操作と全く逆の操作をすればよいので、 その説明は省略する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の水平一点切断路器においては、フィンガコンタクト4a、バットコ ンタクト4b間の接触不良に起因する不具合が発生する場合がある。この原因は 、断路器の開放状態では、フィンガコンタクト4a及びバットコンタクト4bが 互いに接触せず、気中に露出した状態にあり、この状態が長期間に亘った場合に は、フィンガコンタクト4a、バットコンタクト4bの表面に塵埃が付着したり 、酸化皮膜が形成され、この状態で閉路操作されたときには、フィンガコンタク ト4a、バットコンタクト4b間で接触不良となるからである。 そこで本考案は、フィンガコンタクト及びバットコンタクトに塵埃が付着した り、酸化皮膜が形成されても、閉路操作の際にこれを除去することにより、フィ ンガコンタクト、バットコンタクト間の接触不良に起因する不具合を防止するよ うにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案では、フィンガコンタクトの内側に、断路器の開路時には伸長して、フ ィンガコンタクトとバットコンタクトとの正規最終接触位置となるフィンガコン タクトの接触面を覆い、かつ閉路動作時にはバットコンタクトにより押されフィ ンガコンタクトの接触面を摺動接触して縮小する伸縮部材を設ける。また、フィ ンガコンタクトの内面で、かつ正規最終接触位置よりも先端部側に硬板を設ける 。
【0007】
【作用】 上記のように構成された本考案の水平一点切断路器においては、操作装置によ って閉路操作が行われ、フィンガコンタクトとバットコンタクトが接触を開始す ると、バットコンタクトの接触面は、フィンガコンタクトの硬板上を摺動する。 フィンガコンタクトの接触面は、正規最終接触位置を覆ってある伸縮部材をバ ットコンタクトが押すことにより、伸縮部材が接触面を摺動する。これにより正 規最終接触時では、フィンガコンタクト及びバットコンタクトの接触面は塵埃や 酸化皮膜が削られて除去された後であるため、良好な接触状態になる。
【0008】
【実施例】
図1及び図2は本考案の接触部の一例で、図1は閉路動作途中の状態を、図2 は閉路状態を示す。 ブレ−ド5aに連結された支え23には、フィンガコンタクト4aがスプリン グ22及びピン21により取付けられており、スプリング22はフィンガコンタ クト4aに接触圧を付与する。支え23には、ばね31及びばね31の先端部に 取付けられた断面コ字状の第1の硬板32からなる伸縮部材30が設けられる。 すなわち、伸縮部材30は開路時ではばね31が伸長してフィンガコンタクト4 aとバットコンタクト4bとの正規最終接触位置となるフィンガコンタクト4a の接触面を第1の硬板32が完全に覆い、かつ閉路動作時にはバットコンタクト 4bにより第1の硬板32が押されてばね31が縮小し、第1の硬板32がフィ ンガコンタクト4aの接触面を摺動するように形成される。 また、フィンガコンタクト4aの内面で、かつ前記正規最終接触位置よりも先 端部側に第2の硬板24が固着される。 なお、第1の硬板32及び第2の硬板24は例えば耐弧金属などにより形成さ れ、フィンガコンタクト4a及びバットコンタクト4bよりも硬い材質とする。
【0009】 次に、上記実施例の動作を説明する。 断路器の閉路操作時には、フィンガコンタクト4a及びバットコンタクト4b が互いに接触開始後、バットコンタクト4bの接触面は第2の硬板24を摺動す ることにより、バットコンタクト4bの接触面に付着した塵埃や酸化皮膜が削ら れて除去される。この後、バットコンタクト4bは第1の硬板32を押すので、 ばね31が縮小して第1の硬板32がフィンガコンタクト4aの接触面を摺動す ることにより、フィンガコンタクト4aの接触面に付着した塵埃や酸化皮膜が削 られて除去される。 従って、正規最終接触時ではフィンガコンタクト4a及びバットコンタクト4 bの接触面は塵埃や酸化皮膜が削られて除去された後であるため、良好な接触状 態となる。
【0010】
【考案の効果】
本考案によれば、断路器の閉路操作の際にバットコンタクトの接触面は、フィ ンガコンタクトの正規最終接触位置よりも先端部側に設けられた硬板上を摺動し 、フィンガコンタクトの接触面は、正規最終接触位置を覆ってある伸縮部材をバ ットコンタクトが押すことにより、接触面を伸縮部材が摺動する。 従って、正規最終接触時ではフィンガコンタクト及びバットコンタクトの接触 面は塵埃や酸化皮膜が削られて除去された後であるため良好な接触状態となり、 接触不良に起因する不具合を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すもので、閉路動作途中
の状態を示す図である。
【図2】その閉路状態を示す図である。
【図3】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
4a フィンガコンタクト 4b バットコンタクト 5a,5b ブレ−ド 21 ピン 22 スプリング 23 支え 24 第2の硬板 30 伸縮部材 31 ばね 32 第1の硬板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部にフィンガコンタクト及びバット
    コンタクトを有するブレ−ドがそれぞれ取り付けられた
    一対の支柱をベースの両端に回転可能に支持し、前記支
    柱を往復回動させて前記フィンガコンタクト及び前記バ
    ットコンタクトを接離することにより、閉路あるいは開
    路操作をする水平一点切断路器において、 前記フィンガコンタクトの内側に、断路器の開路時には
    伸長して前記フィンガコンタクトと前記バットコンタク
    トとの正規最終接触位置となるフィンガコンタクトの接
    触面を覆い、かつ閉路動作時には前記バットコンタクト
    により押され前記フィンガコンタクトの接触面を摺動接
    触して縮小する伸縮部材を設け、 前記フィンガコンタクトの内面で、かつ前記正規最終接
    触位置よりも先端部側に硬板を設けた、 ことを特徴とする断路器の接触部。
JP2200793U 1993-04-05 1993-04-05 断路器の接触部 Pending JPH0677137U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2200793U JPH0677137U (ja) 1993-04-05 1993-04-05 断路器の接触部

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2200793U JPH0677137U (ja) 1993-04-05 1993-04-05 断路器の接触部

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0677137U true JPH0677137U (ja) 1994-10-28

Family

ID=12070953

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2200793U Pending JPH0677137U (ja) 1993-04-05 1993-04-05 断路器の接触部

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JP (1) JPH0677137U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0950736A (ja) * 1995-08-08 1997-02-18 Fuji Electric Co Ltd 断路器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0950736A (ja) * 1995-08-08 1997-02-18 Fuji Electric Co Ltd 断路器

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