JP4024410B2 - 回路遮断器用の電気接続機構、該機構を備えた電気接続組立体、回路遮断器および回路遮断器用の外部フレーム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、軸線方向の引き出しによって分離する電気開閉装置、特にプラグ差込位置とプラグ抜取位置および引き出し位置との間で固定外部フレームに対して移動できるように構成された引き出し可能な回路遮断器のための電気接続機構。
【0002】
【従来の技術】
接続端子と回路遮断器端子との間の電気的な接続は、従来、スペーサによって分離された一対の指要素と、この指要素を前記スペーサに向かって付勢する柔軟な付勢手段とを備えたプラグ差込接点とによって行われる。
【0003】
一対の指要素は、スペーサの一方の側で互いに対向する端部が回路遮断器の端子をクランプする第1組の顎を形成するとともに、スペーサの他方の側で互いに対向する一対の端部がフレームに設けた接続端子の内側部分をクランプし、一方の組の顎の開き動作が、てこの作用によって他方の組の顎を閉じる動作を生じさせる。
【0004】
したがって、このように形成された2組の顎は同じ機能を有しない。組立動作の第1段階は実際、開閉装置が引き出された位置において、その後面および外部フレームの後部壁の内面の両方に接近しつつ行われる。この位置においては、プラグ差込接点は、固定顎と呼ばれる一方の組の顎によって、作業者に対して自由に接近可能な固定端子と呼ばれる対応する端子に固定される。
【0005】
第2段階においては、回路遮断器は軸線方向の移動によってハウジング状に形成された外部フレームの空洞内に挿入されるが、この軸線方向の移動は、まだ自由な状態にあるプラグ差込顎と呼ばれる顎と、それらに対向する端子のプラグ差込端子と呼ばれる顎とが互いに接近する並進運動を生じさせる。プラグ差込を成し遂げるために用いられる動きは、プラグ差込端子の突出部分をプラグ差込顎間に挿入して後者を強制的に開く動きである。
【0006】
固定顎の間に固定端子が存在することによって、固定顎は互いに接近することができない。固定顎と固定端子との間の接触は、対応するアームのためのピボットの役割を成し遂げ、かつプラグ差込顎を分離する動きは、スペーサ位置における柔軟な付勢手段の力に対抗する指要素の分離を生じさせる。
【0007】
柔軟な付勢手段は、差込位置において、プラグ差込顎とプラグ差込端子と間の恒久的な接触に必要な力を提供する。反対に、プラグ抜取が行われるときには、回路遮断器の引き出し動作は、固定顎と固定端子との間の分離ではなくて、プラグ差込顎と対応する端子との分離を生じさせなければならない。
【0008】
本発明は、より詳しくは固定端子、すなわち電気開閉装置が外へ引き出されるときにプラグ差込接点がその上に残らなければならず、その結果として抜き取りが行われるときに端子上へのプラグ差込接点の固定に貢献する手段を備える端子、に対する固定顎の固定に関する。
【0009】
従来、この固定のためにボルトのような補助的な固定要素が用いられるが、このボルトは、米国A‐4,160,142号に記載されるように、端子のボディ内に形成された孔およびプラグ差込接点のフレームと協動する。この解決方法は組立および分解動作を複雑なものとする。
【0010】
しかしながら、プラグ差込接点は、定期的に検査されて必要ならば交換されるべき摩耗部分と考えられる。したがってこのタイプの装置においては、このようなメンテナンス作業が複雑なものとなる。結局、補助的な固定部品の存在は部品の数を増やし、余分なコストを生じさせる。
【0011】
したがって、例えばフランスA‐2,583,217号に記載されているように、固定端子上の固定顎を閉じるために、プラグ差込接点に柔軟な付勢手段を用いることが提案されている。この柔軟な付勢手段は、プラグ差込接点によって支えられたばねであって、2組の顎が部分的に開いた状態の中間位置に2つの指要素を復帰させる。
【0012】
作業者はプラグ差込顎の端部を操作してこれらの端部を互いに接近させ、てこの効果によって固定顎を開き、次いで固定端子の突出部分上に固定顎を係合させる。係合による固定は、固定顎の1つに設けたノッチと、対応する端子の一方の端部に設けられた対になって結合する形の係合端部との間の、正方向の協動によって達成される。
【0013】
本発明は、抜き取りが行われるときに固定顎との協動によって、固定端子の輪郭が端子上にプラグ差込接点を保持することに貢献する、後者のタイプの固定に関する。後者のタイプの把持においては、プラグ差込接点の寸法設計は、いくつかの両立しない要求条件を満足しなければならない。
【0014】
まず第1に、バネが顎上に負荷する力は把持顎による把持を可能とするように十分強くなければならないが、作業者がプラグ差込顎の端部を操作してプラグ差込接点を開くことを可能とするように十分に弱くなければならない。
【0015】
さらに、実際、固定顎が対応する端子に一旦嵌合させられると、プラグ差込顎は全くプラグ差込端子に芯合わせされない。この芯合わせの欠点は、プラグ差込接点による把持、固定フレームと回路遮断器および後者を並進案内するシステムの製造公差、またはこれらの部品のある程度の摩耗に起因している。
【0016】
この芯合わせ問題を克服するため、フランスA‐2,624,660号には、差込み位置においてプラグ差込接点が固定端子に対して斜めの位置を取ることができるように、プラグ差込接点および固定端子を形成するという提案がなされている。
【0017】
しかしながら、動きの制御は、プラグ差込接点と固定顎との間で作動する多数の可動部品を必要とする。固定端子上へのプラグ差込接点の取付けは複雑になり、かつ固定端子からのプラグ差込接点の分離はプラグ差込接点が完全に分解されることを要求するので、上述したメンテナンスの容易さと相容れない。
【0018】
また、米国A−4,160,142号に記載されたこのタイプの装置においては、プラグ差込接点の重複は、開閉装置の各電極のために用いられる。用いられるプラグ差込接点の正確な数の選択は、開閉装置の用途に従う条件に応じて、特に定格電流に追従してなされる。
【0019】
しかしながら、一つおよび同一の接続モジュール上のプラグ差込接点の近接は、プラグ差込が行われるときに、特に芯合わせに欠陥が存在すると機械的な相互作用のリスクを引き起こす。 互いに分離されたプラグ差込接点に対して通常の接続モジュールが用いられる場合、このことはモジュールの小型化にとって有害である。
【0020】
また、米国A4,160,152号に記載された一般的なタイプの第1の構造は、プラグ差込接点に対する非常に簡単な接近を許す利点を有し、かつ作業者が後者を取り扱うときに作業者に接点が滑動していないことの保証を与える。しかしながらこの構造は、回路遮断器が取り扱いの容易でない重い装置であるため、プラグ差込接点に対してノックの追加の危険を引き起こす。例えばFR‐A‐2,583,217に記載された第2のタイプの構造は、先の構造に対して反対の利点および欠点を呈する。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上のような問題点を考慮してなされたものであり、一方ではプラグ差込顎の端部に対する簡単な圧力の負荷による、プラグ差込接点および把持端子の固定および分離を可能とし、さらにはプラグ差込接点と固定端子との間の限られた振幅の回動を可能とする、シンプルでかつ安価な回路遮断器の電気接続機構等を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】
この問題は、本発明による、軸線方向の引き出しによって分離する開閉装置、特にプラグ差込式回路遮断器(20)のための電気接続機構であって、少なくとも一つの固定端子(40)とプラグ差込接点(50)とを備え、前記固定端子(40)は、前記引き出しの軸線と平行に配置されるように構成された軸線(E‐E)に沿って延びる突出部分(42)を有し、この突出部分(42)は、その自由端が位置する側に接触面(44)を画成し、この接触面(44)は、前記軸線(E−E)に対して垂直な軸線(A−A)を有する扇形円柱部分の外形に正確に追従して180度より大きい開き角度(α)を有し、前記プラグ差込接点(50)は、固定顎(55)とプラグ差込顎(54)とを有し、前記固定顎(55)は接触面(51)を有し、この接触面(51)は、当該プラグ差込接点(50)が前記固定端子(40)の円柱部分の軸線(A−A)回りに回動することを可能にする一方、当該プラグ差込接点(50)によって前記固定端子(40)に負荷される力の合力の絶対値が当該プラグ差込接点(50)となす角度によって相対的に左右されないことを確実なものとするように前記固定端子(40)の接触面(44)と協動する、凹形ないし中空状、特に円筒状若しくは多角形状断面が真っ直ぐに延びる形状をなし、前記プラグ差込顎(54)は、その間への電気プラグ差込端子(22)の挿入によって当該プラグ差込端子(22)と協動するように構成されている、ことを特徴とする回路遮断器用の電気接続機構、によって解決される。
【0023】
接触面の円柱状の形状は、プラグ差込状態において、プラグ差込接点によって端子上に負荷される力がプラグ差込接点がなす角度によっては左右されないことを確実なものとする。このことは、プラグ差込が行われるときに、特にプラグ差込の最中にプラグ差込端子が固定端子と完全に整列しない場合に、例えばプラグ差込接点が端子から分離され若しくは端子に対して移動することの危険性を減少させる。
【0024】
さらに、この形状は、差し込み位置において、プラグ差込接点と端子との接触状態がプラグ差込接点の端子に対する角度には左右されないことの保証を可能とする。最終的に、開き角度が180度よりも大きいという事実が、抜き取りが行われる際にプラグ差込接点が固定端子に確実に保持されることを可能とする。
【0025】
端子の構造は、材料の単一ブロックによって形成することができ、非常にシンプルである。この形状は、押出成形による少ない費用での製造を可能とする。端子に対するプラグ差込接点の角度オフセットがプラグ差込接点を開く傾向、および接触力を増やす結果をもはや有しない限りにおいて、端子およびプラグ差込接点の接触表面の摩耗はより少なく、これらの部品の寿命を延長させる。
【0026】
有利には、円柱部分の両側部が円柱部分の軸線と平行な溝を介して突出部分の中央部分に一定の幾何学的関係で接続されて、プラグ差込接点の円柱部分の軸線回りの回動を制限するように構成されたストッパを形成する。
【0027】
有利には、固定端子が、円柱の軸線に沿って各プラグ差込接点の位置決めを可能とする位置決め手段を備えるが、この位置決め手段は円柱部分の軸線に対して垂直に配置された少なくとも一つの位置決め縁部とすることができる。
【0028】
上記のような構成による、端子の円柱部分の軸線回りの回動におけるプラグ差込接点の正確な案内は、プラグ差込が行われるときの機械的相互干渉の危険なしに、プラグ差込接点が互いに非常に接近して位置することを可能にする。
【0029】
少なくともいくつかの固定端子が、それらの円柱部分の軸線が同軸となるように互いに延長方向に並べられて配置される場合には、横方向に位置決めする手段の存在が案内の際の追加の安全性を提供する。
【0030】
少なくともいくつかの固定端子が、それらの円柱部分の軸線が平行であって同軸ではないように配置される場合には、ストッパ手段によるプラグ差込接点の潜在的な回動振幅の制限が追加の安全を提供する。
【0031】
また、以上のような電気接続組立体を備えた一体な組立体が、開閉装置の小型で簡単な性質の大幅な向上を可能にする。
【0032】
単一の電極に対するプラグ差込接点の多重性が接点の数の増加を可能とし、したがって接続のグロ―バル抵抗が減少する。その結果、等しい容積の単一の端子と比較した場合、接続部分に生じる熱によって浪費される電力が減少する。
【0033】
本発明の多数の端子を有する接続モジュールの使用によって、接続容積単位あたりの浪費電力を大幅に減少させることが可能となる。接続モジュールの形状が、押出成形および導電性材料、好ましくは銅の単一ブロックを切断することによる非常に単純な製造を可能にする。少数の部品で高い性能を発揮する、非常に単純な構造のプラグ差込接点が得られる。
【0034】
先に定義された扇形円柱部分を有した端子の案内に関するプラグ差込接点の回動による効果は、従来のプラグ差込接点においてもすでに認識されている。しかしながら、その効果は、本発明の端子と協動するように構成されたプラグ差込接点が、その固定顎の部分に凹形若しくは空洞、特に端子の接触面の半径と等しいか若しくは大きい半径の円柱の輪郭に追従する形状、または多角形状の真っ直ぐな断面を有する固定顎を備えるときに強められる。
【0035】
そのような構造によって、プラグ差込接点の回動の案内はより正確であり、特に多数の端子を有する接続モジュール(電気接続組立体)の場合、プラグ差込接点をお互いにより接近させて配置することが可能である。それに加えて、プラグ差込およびプラグ抜取が行われるときの接点部品の摩耗が最小となる。
【0036】
さらに、プラグ差込状態の間、固定顎は円柱部分の接触面の端子の端部に接近した部分と協動するが、プラグ抜取状態においては、固定顎は円柱部分の接触面の端子の自由端から遠く離れた部分と協動することができる。固定顎と固定端子との間の効果的な接触領域の可動性によって、プラグ差込の可逆性が成し遂げられることを可能にする。換言すれば、それは、プラグ抜取状態の間にプラグ差込接点が固定端子から引きはがされるのを妨げることに寄与する。
【0037】
本発明による固定端子は、回路遮断器に、または外部フレームの後部壁の内側部分に位置決めすることができる。
【0038】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。まず図1に示したように、固定外部フレーム10は、プラグイン遮断器20を支持する平行6面体状のハウジングとして形成されている。このフレーム10は、遮断器の挿入および抜き取りを可能にする開口14が設けられる正面パネルと、前記開口14と対向する後部壁12とを形成している。この後部壁12に取り付けられた接続モジュール(電気接続組立体)30は、図2に示すように、ハウジングを外部、特に(図示されない)外部母線に対して電気的に接続するための部分31と、回路遮断器20の接続端子22を電気的に接続するための一つ若しくは複数の固定端子40を支持した、これ以降接続モジュール部と呼ばれる部分32とを備えている。
【0039】
前記回路遮断器20の各電極はいくつかの電気端子22を備えているが、これらの電気端子22は、プラグ差込状態においては、対応する接続モジュール30の接続端子40にプラグ差込接点50を介して電気的に接続される。
【0040】
接続モジュール部32の端子40は固定端子であり、このことは、回路遮断器20がフレームから抜き取られるとプラグ差込接点50が端子40に固定され、かつプラグの差し込み及び抜き取りが行われるときにそれらが残らなければならないということを意味する。
【0041】
図2及び図3に示すように、各モジュール部32は、壁12および前記部分31への固定のための基部33と、引き出し方向の軸線と平行な軸線に沿って延びる突出部分42とを備えている。この突出部分42の自由端は、堅固な扇形円柱状に形成されている。図3に示すように、接触表面44は、このようにして前記突出部分42の軸線E‐Eに対して垂直な軸線A−A回りの扇形円柱の輪郭に正確に従い、かつ図5に示すように180度より大きな開き角度αを有するように形成される。
【0042】
この扇形円柱部分の両側部は、円柱の軸線と平行な溝46を介して突出部分42の中央部分にそれぞれ一定の幾何学的関係で接続されている。この扇形円柱部分は、その軸線方向の端部に、円柱の軸線A−Aに対して垂直な一対の端面(位置決め縁部)48を形成している。
【0043】
図2に示すように、前記プラグ差込接点50は、スペーサ59を支持するフレーム56を備えている。複数組の基本指状部分52が前記フレーム56内に配置され、かつ各組の基本指状部分52は前記スペーサ59の両側部に指を備えている。各指状部分52の外側の壁は、その長手方向の両端部に一対の端縁53を備えている。
【0044】
一つ若しくは複数のばね58は、その両端部が前記端縁53間で圧縮されるとともに、その中央部分が前記フレーム56の端部57によって圧縮されている。このようにして指状部分の組は、スペーサ59の一方の側にプラグ差込顎54を、他方の側に固定顎55を形成している。
【0045】
図2は、端子40の円柱状接触表面44と接触する前記固定顎55を示している。この接触は、各指52にとって円柱部分の軸線A−A(図3)と平行な一つ若しくは複数の創成ラインに沿って形成される。軸線A−Aに対して垂直な平面で考えると、その接触は点接触若しくはほぼ点接触である。
【0046】
図3に示すように、接続モジュール部32は、押出成形されてノッチ49およびその軸方向端部で区分された同一材料ブロック内にいくつかの固定端子40を備えている。図6は、各プラグ差込接点50の前記フレーム56の一対の端部が、どのようにノッチ49の位置決め側縁48(図3)と協動し、かつプラグ差込接点50を軸線A−A方向(図3)に位置決めし固定するかを示している。
【0047】
回路遮断器20の対応する端子22は絶縁端子、若しくは、例えば接続モジュールの円柱部分同士の平行な軸線間の離隔距離に対応した離隔距離を有するとともに接続モジュールと等しい高さを有したU字型断面の端子であっても良い。
【0048】
このタイプの接続モジュールは、調整試験を実施するときに効果的に用いられるプラグ差込接点の数を、特に定格電流および組立に耐える電気力学に応じて選択することを可能とする。異なる接続の可能性は、図4(a)乃至(c)に描かれている。
【0049】
プラグ差込接点の数および位置はまた、回路遮断器の選択によって決定される。実際、回路遮断器上および接続モジュール上における接触のために、多くの接点を有することの真に強制的な理由はない。実際、異なる回路遮断器においては、多数の端子を有した接続モジュール30をその後部壁12に設けたシングルタイプの外部フレームを、異なる回路遮断器のために用いることができる。
【0050】
その幾つかの回路遮断器は、少数の端子22または制限された数のプラグ差込接点のプラグ差込を可能にする端子を有するが、その他のものはより多数のプラグ差込接点の接続を可能にする。したがってこの構造は、シングルタイプの外部フレームにとって、大きな使用の柔軟性が得られることを可能にする。
【0051】
図3乃至図5から明らかなように、一つの軸線A−Aに沿った端子の数を変えることができ、かつ要求条件および寸法に応じて自由に選択することができる。同様に、列の数も変えることができる。接続モジュールはまた、図5に示されるように単一の端子だけを備えることができる。そして、縁部48はプラグ差込接点50と協動し、その位置決めを容易にするとともに軸線A−Aに沿った動きを制限するための役に立つ。
【0052】
プラグ差込動作は、以下の様に実行される。
【0053】
第1段階においては、開閉装置(回路遮断器)は引き出された位置、すなわち外部フレーム10から完全に引き出された位置にある。それゆえに、回路遮断器20の端子22への、および外部フレーム10の後部壁12の内側表面への接近は自由である。この位置において、作業者はプラグ差込接点50のプラグ差込顎54をつかんで後者を互いに接近させ、ばね58の付勢力に抗して固定顎55を開いて接続端子40の円柱部分をクランプする。プラグ差込接点50は、円柱部分の軸線A−A回りに回動することができる。
【0054】
端子40の扇形円柱部分の180度より大きい開き角度αは、各固定顎に対して一定な接触力の合力によって、プラグ差込接点が大きな角度で回動することを確実なものとする。特に図2から明らかなように、この回動はストッパ46によって正確に制限される。
【0055】
全ての中間角度位置においてばね58の付勢力は一定であり、それはプラグ差込接点と端子との間の接触力の合力の絶対値が、プラグ差込接点の角度位置によって相対的に左右されないということを意味する。
【0056】
第2段階において、回路遮断器20を図2に矢印Eで示す軸線方向の動きによって外部フレームの空洞内に挿入すると、プラグ差込顎54と対抗するプラグ差込端子22とが互いに接近する。端子22がプラグ差込顎54と接触すると、プラグ差込顎54のテーパ形状は、プラグを差し込む状態の間、軸線A−A回りに回動するプラグ差込接点の案内を可能とし、固定端子40と、接点の中間軸およびプラグ差込端子22間にあり得るいかなる芯ずれをも補償する。
【0057】
プラグ差込端子22がプラグ差込顎54間に挿入されるとき、それは後者54が開くことを強制する。固定顎55と固定端子40とが接触すると、指52を徐々に分離する動きがばね58の力に抗してスペーサの位置に生じる。プラグ差込の間、プラグ差込端子22とプラグ差込顎54との間の摩擦が、固定顎55と固定端子40との間の接点に、引き出し軸線E‐Eに沿った合力がゼロでない成分を有し前記摩擦力の合力と等しくかつ後者と反対向きの力を発生させる。接触領域の点は溝46から十分に離れている。
【0058】
プラグ差し込み状態において、ばね58はプラグ差込顎54とプラグ差込端子22との間の恒久的な接触に必要な力を提供する。固定顎55の位置における接触力の合力の絶対値は、プラグ差込動作の第2段階の終わりにおいて、第1段階の終わりにおけるそれより大きい。
【0059】
好ましくは、プラグ差込接触部の寸法、特にスペーサ59と固定顎55との寸法は、プラグ差込状態において、垂直断面A−A、すなわち軸線方向E‐Eに対して直角な半径の終端において考えた場合に、接触点すなわち電気的および機械的な接触領域の中心、および各顎上の接触力の合力が軸線E‐E及び軸線A−Aに対して垂直となるように選択される。
【0060】
これとは反対に、プラグ抜取が行われるとき、回路遮断器の動きはプラグ差込端子22とプラグ差込顎54との間の摩擦を生じさせ、端子40上にプラグ差込方向の力を発生させる。そして、固定端子40の扇形円柱部分の180度超える開き角度αは、プラグ差込接点50が固定端子40上に保持されることを可能とする。
【0061】
実際、プラグ差込接点50と端子40との間の接触点は、当該接触点における接触面44の法線が矢印E方向のゼロでない正の成分を有するような領域において、接触面44の溝46に最も近い部分に移動することができる。固定顎55上への端子40の反力の合力は、プラグ差込の軸線方向の大きい成分と、プラグ差込の軸線に対して垂直な方向の小さい成分とを有するので、固定顎55の開きが生じないことを保証する。したがって、プラグ差込端子22と分離するのはプラグ差込顎54である。
【0062】
それゆえ明らかなことには、検討される異なった状態に応じて、固定顎55と固定端子40との間の効果的な接触領域は扇形円柱の接触面44上を移動し、かつこれらの領域は全ての状態において機械的な接触を提供するとともに、プラグ差込状態において電気的な接触を提供する。
【0063】
プラグ差込接点50の固定顎55自身が凹形の接触面51を有するとき、この移動はより良好に制御される。図2に示した実施例がこの場合であって、固定顎55の接触面51は扇形円柱部分に追従して接触面44と同じ半径を有する。
【0064】
接触面44の半径よりわずかに大きい半径の扇形円柱部分に応じて固定顎55を形成することは容易に想到し得るが、このことはある種の適用にとって、プラグ差込およびプラグ抜取が行われるときの接触点の必要な可動性を損なうことなく、点接触がより良好に行われることを可能とする。
【0065】
また、固定顎55のために他の形状の中空表面(凹面)、例えば特定半径の扇形円柱部分に接する多角形状の表面を想到することができるが、それは接触点の数を増やすことを可能とする。
【0066】
記載された実施形態はいかなるタイプの限定的な性質をも提示せず、かつ本発明のために要求される保護は、全ての変更態様および請求の範囲に含まれるすべての代替物をカバーする。例えば、接続モジュール30の2つの部分31および32を一体化して単一の材料ブロックとすることができる。
【0067】
接続モジュールの共通なベース上に個々の固定端子を固定することもまた可能である。接続モジュールを壁12上に異なった方法で、例えば部分31の位置で、若しくはフレームの後部壁12の内部を経由して固定することもできる。プラグ差込接点の構造も異ならせることができる。すなわち、例えば各指について回動軸を有形にし、または異なるばねを設けることもできる。
【0068】
組立体の構造を反転できることが思い出されなければならない。その場合、固定端子が回路遮断器に固定的に取り付けられ、かつ接続端子がフレームの後部壁に固定的に取り付けられたプラグ差込端子となる。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、一方ではプラグ差込顎の端部に対する簡単な圧力の負荷による、プラグ差込接点および把持端子の固定および分離を可能とし、さらにはプラグ差込接点と固定端子との間の限られた振幅の回動を可能とする、シンプルでかつ安価な回路遮断器の電気接続機構等を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回路遮断器用の電気接続機構を備えた電気接続組立体(接続モジュール)および外部フレームの一実施形態を示す分解斜視図。
【図2】図1に示す電気接続組立体と回路遮断器との関係を示す水平断面図。
【図3】図1に示す電気接続組立体における、複数の固定端子を有した接続モジュール部の斜視図。
【図4】一つ若しくは複数のプラグ差込接点と協動する接続モジュールの各パターンを示す斜視図。
【図5】図1に示す電気接続組立体における、単一の固定端子を有した接続モジュール部の斜視図。
【図6】図1に示す電気接続組立体において、図3に示す接続モジュールを用いた場合の、図3の軸線A−A及び軸線E−Eに沿った断面図。
【符号の説明】
10 外部フレーム
20 回路遮断器
22 プラグ差込端子
30 接続モジュール(電気接続組立体)
32 接続モジュール部
40 固定端子
42 突出部分
44 接触面
46 溝
48 位置決め縁部(位置決め手段)
50 プラグ差込接点
51 接触面
54 プラグ差込顎
55 固定顎
Claims (8)
- 軸線方向の引き出しによって分離する開閉装置、特にプラグ差込式回路遮断器(20)のための電気接続機構であって、少なくとも一つの固定端子(40)とプラグ差込接点(50)とを備え、
前記固定端子(40)は、前記引き出しの軸線と平行に配置されるように構成された軸線(E‐E)に沿って延びる突出部分(42)を有し、この突出部分(42)は、その自由端が位置する側に接触面(44)を画成し、この接触面(44)は、前記軸線(E−E)に対して垂直な軸線(A−A)を有する扇形円柱部分の外形に正確に追従して180度より大きい開き角度(α)を有し、
前記プラグ差込接点(50)は、固定顎(55)とプラグ差込顎(54)とを有し、
前記固定顎(55)は接触面(51)を有し、この接触面(51)は、当該プラグ差込接点(50)が前記固定端子(40)の円柱部分の軸線(A−A)回りに回動することを可能にする一方、当該プラグ差込接点(50)によって前記固定端子(40)に負荷される力の合力の絶対値が当該プラグ差込接点(50)となす角度によって相対的に左右されないことを確実なものとするように前記固定端子(40)の接触面(44)と協動する、凹形ないし中空状、特に円筒状若しくは多角形状断面が真っ直ぐに延びる形状をなし、
前記プラグ差込顎(54)は、その間への電気プラグ差込端子(22)の挿入によって当該プラグ差込端子(22)と協動するように構成されており、
前記固定端子(40)は、前記円柱部分の軸線に沿って各プラグ差込接点の位置決めを可能とする位置決め手段(48)を備え、この位置決め手段(48)が、前記円柱部分の軸線(A−A)に対して垂直に配置された少なくとも一つの位置決め縁部を備える、ことを特徴とする回路遮断器用の電気接続機構。 - 前記プラグ差込接点(50)はフレーム(56)を備え、このフレーム(56)は、前記固定端子(40)の位置決め手段(48)と協動して当該プラグ差込接点(50)を軸線(A−A)方向に位置決めし固定するように構成された端部を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の電気接続機構。
- 前記固定端子(40)の円柱部分は、その両側面が前記円柱部分の軸線(A−A)と平行な溝(46)を介して前記突出部分の中心部分に一定の幾何学的関係で接続され、前記プラグ差込接点(50)の前記円柱部分の軸線(A−A)回りの回動を制限するように構成されたストッパを形成することを特徴とする請求項1または2に記載の電気接続機構。
- 請求項1に記載の電気接続機構を複数備え、これらの電気接続機構の固定端子(40)が互いに電気的に接続されていることを特徴とする電気接続組立体。
- 少なくともいくつかの固定端子(40)は、それらの円柱部分の軸線(A−A)が同軸となるように互いに延長方向に並べられて配置されることを特徴とする請求項4に記載の電気接続組立体。
- 少なくともいくつかの固定端子(40)は、それらの円柱部分の軸線(A−A)が平行であって同軸ではないように配置されることを特徴とする請求項4に記載の電気接続組立体。
- 少なくとも一つの、請求項1に記載の電気接続機構または請求項4に記載の電気接続組立体を備えたことを特徴とする電気回路遮断器(20)。
- 少なくとも一つの、請求項1に記載の電気接続機構または請求項4に記載の電気接続組立体を備えたことを特徴とするプラグ差込式多電極型の回路遮断器(20)用の外部フレーム(10)。
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