JPH10275032A - 電子機器の放熱構造 - Google Patents

電子機器の放熱構造

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JPH10275032A
JPH10275032A JP9078252A JP7825297A JPH10275032A JP H10275032 A JPH10275032 A JP H10275032A JP 9078252 A JP9078252 A JP 9078252A JP 7825297 A JP7825297 A JP 7825297A JP H10275032 A JPH10275032 A JP H10275032A
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heat pipe
fan
pipe
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Hiroshi Nakamura
博 中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、最小の部品点数により放熱ファンと
ヒートパイプを接続して、構成及び組み立て工数を著し
く簡素化するとともに、コストの低減化を図り、しかも
放熱ファンとヒートパイプとを低熱抵抗で接続できる、
生産性並びに経済性に優れた放熱効果の高い電子機器の
放熱構造を提供することを課題とする。 【解決手段】熱伝導材で構成された水平型放熱ファン1
1の構体11bにヒートパイプ止め金具12を取り付
け、この止め金具12によりヒートパイプ13を放熱フ
ァン11の構体11bに押し当てて、ヒートパイプ13
を放熱ファン11に直接固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動作時に内部損失
により発熱する回路素子と、この回路素子の熱を伝導す
るヒートパイプと、このヒートパイプの熱を放出する放
熱ファンとを筐体内に有してなる電子機器に適用される
電子機器の放熱構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ポータブルコンピュータ、携帯情報処理
端末等の携帯型電子機器に於いては、動作時に内部損失
により発熱するCPUチップ等の回路素子を筐体内の回
路基板に実装しており、これらの回路素子を効率よく冷
却するための放熱機構を必要とする。
【0003】この種機器に於いては、本体の小形化を図
るため、筐体内に、空冷ファン、ヒートシンク等の放熱
機構を実装するための十分なスペースを割くことができ
ず、ヒートシンクの表面積も狭くせざるを得ないことか
ら、キーボード下の板金をヒートシンク代わりにした
り、又は筐体内の狭い空間を利用して熱伝導体を介在し
放熱板を設ける等の放熱対策がとられる。
【0004】しかしながらこの種の放熱対策は放熱効果
に限界が生じ、CPUの性能をフルに発揮することがで
きない。そこで従来では動作時に発熱を伴うCPUチッ
プ等の近傍に温度センサを設けて、動作時に発熱を伴う
CPUチップ等の温度を測定し、その温度レベルによっ
て動作クロックレベルを下げることにより発熱部の温度
上昇を抑制する等の熱対策が採られる。
【0005】このようにポータブルコンピュータ、携帯
情報処理端末等の携帯型電子機器に於いて、従来では放
熱機構の許容される実装スペース面から十分な放熱効果
をもたせることができず、従って長時間に亘る高速CP
Uクロックによる高負荷の処理動作を継続できない等、
動作性能に影響を及ぼしていた。
【0006】この際の従来のポータブルコンピュータに
適用される、ヒートパイプと放熱ファンとを用いた放熱
構造を図9に示している。この図9に示す放熱構造は、
ヒートパイプ01に面接触したヒートシンク02に放熱
ファン04を捩子止め03により取り付けている。尚、
ヒートパイプ01とヒートシンク02も捩子止め03に
より、一体結合される。
【0007】しかしながら、このような従来の放熱構造
に於いては、構成部品点数が多くなることから、コスト
高を招くとともに、組み立てが繁雑化し、従って生産性
並びに経済性の面で問題があった。
【0008】更に、上記した従来の放熱構造に於いて
は、動作時に内部損失により発熱する回路素子の熱がヒ
ートパイプ01、及びヒートシンク02を介して、放熱
ファン04に導かれるため、構造上、熱抵抗が大きく、
従って熱の伝導効率(冷却効率)が悪いという問題があ
った。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
放熱構造に於いては、構成部品点数が多くなることか
ら、コスト高を招くとともに、組み立てが繁雑化し、従
って生産性並びに経済性の面で問題があった。更に、上
記した従来の放熱構造に於いては、動作時に内部損失に
より発熱する回路素子の熱がヒートパイプ、及びヒート
シンクを介して、放熱ファンに導かれるため、構造上、
熱抵抗が大きく、従って熱の伝導効率(冷却効率)が悪
いという問題があった。
【0010】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
動作時に内部損失により発熱する回路素子と、この回路
素子の熱を伝導するヒートパイプと、このヒートパイプ
の熱を放出する放熱ファンとを筐体内に有してなる電子
機器に於いて、構成部品点数を大幅に削減して、最小の
部品点数により放熱ファンとヒートパイプを接続でき、
これにより構成及び組み立て工数を著しく簡素化できる
とともにコストの低減化が図れ、しかも低熱抵抗で放熱
ファンとヒートパイプとを接続できる、生産性並びに経
済性の面で有利な構成をなす放熱効果の高い電子機器の
放熱構造を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、熱伝導材で構
成された水平型放熱ファンの構体にヒートパイプを直接
結合させる構造を特徴とする。即ち、本発明は、動作時
に内部損失により発熱する回路素子と、この回路素子の
熱を伝導するヒートパイプと、このヒートパイプの熱を
放出する放熱ファンとを筐体内に有してなる電子機器の
放熱構造に於いて、熱伝導材で構成された水平型放熱フ
ァンの構体にヒートパイプ止め金具を取り付け、前記止
め金具により前記ヒートパイプを前記放熱ファンの構体
に押し当てて、前記ヒートパイプを前記放熱ファンに直
接固定することを特徴とする(図1参照)。
【0012】また、本発明は、動作時に内部損失により
発熱する回路素子と、この回路素子の熱を伝導するヒー
トパイプと、このヒートパイプの熱を放出する放熱ファ
ンとを筐体内に有してなる電子機器の放熱構造に於い
て、熱伝導材で構成された水平型放熱ファンの構体一部
に、前記ヒートパイプの嵌挿孔と、この嵌挿孔に連通す
る切り割り溝(クランプ)とでなるヒートパイプ嵌挿部
とを設け、前記ヒートパイプ嵌挿部の嵌挿孔に前記ヒー
トパイプを嵌挿し、前記ヒートパイプ嵌挿部の切り割り
溝(クランプ)を締付け捩子(クランプ捩子)で締付け
ることにより、前記ヒートパイプを前記放熱ファンに直
接固定することを特徴とする(図2参照)。
【0013】また、本発明は、動作時に内部損失により
発熱する回路素子と、この回路素子の熱を伝導するヒー
トパイプと、このヒートパイプの熱を放出する放熱ファ
ンとを筐体内に有してなる電子機器の放熱構造に於い
て、熱伝導材で構成された水平型放熱ファンの構体一部
に、前記ヒートパイプの嵌挿孔と、この嵌挿孔と構体面
部との間に穿設された捩子孔とを設け、前記ヒートパイ
プ嵌挿部の嵌挿孔に前記ヒートパイプを嵌挿し、前記ヒ
ートパイプ嵌挿部の捩子孔より締付け捩子により前記ヒ
ートパイプを嵌挿孔に押し当てて、前記ヒートパイプを
前記放熱ファンに直接固定することを特徴とする(図3
参照)。
【0014】また、本発明は、動作時に内部損失により
発熱する回路素子と、この回路素子の熱を伝導するヒー
トパイプと、このヒートパイプの熱を放出する放熱ファ
ンとを筐体内に有してなる電子機器の放熱構造に於い
て、熱伝導材で構成された水平型放熱ファンの構体に、
前記ヒートパイプの嵌挿孔を設け、前記嵌挿孔に前記ヒ
ートパイプを嵌め込んで、又は圧入して、前記ヒートパ
イプを前記放熱ファンに直接固定することを特徴とする
(図4,図5参照)。
【0015】また、本発明は、動作時に内部損失により
発熱する回路素子と、この回路素子の熱を伝導するヒー
トパイプと、このヒートパイプの熱を放出する放熱ファ
ンとを筐体内に有してなる電子機器の放熱構造に於い
て、熱伝導材で構成された水平型放熱ファンの構体に、
前記ヒートパイプの嵌め込み溝を設け、前記嵌め込み溝
に前記ヒートパイプを嵌め込んで、前記ヒートパイプを
前記放熱ファンに直接固定することを特徴とする(図6
参照)。
【0016】上記したような本発明の放熱構造を用いる
ことにより、構成部品点数を大幅に削減でき、最小の部
品点数により放熱ファンとヒートパイプを接続できるこ
とから、構成及び組み立て工数を著しく簡素化できると
ともに、コストの低減化が図れ、しかも放熱ファンとヒ
ートパイプとを低熱抵抗で接続できる、生産性並びに経
済性に優れた放熱効果の高い電子機器の放熱構造が実現
できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の一実
施形態を説明する。図1は本発明の第1実施形態を説明
するための分解斜視図である。この第1実施形態は、熱
伝導材で構成された水平型放熱ファンの構体にヒートパ
イプ止め金具を取り付け、この止め金具によりヒートパ
イプを放熱ファンの構体に押し当てて、ヒートパイプを
放熱ファンに直接固定する放熱構造を特徴とする。
【0018】図1に於いて、11は水平型の放熱ファン
であり、11aはファン本体(羽根)、11bは熱伝導
材(熱伝導性の高い金属)で構成された当該水平型放熱
ファンの箱形構体、11cはこの構体11bのヒートパ
イプ取り付け側の面部に設けられたヒートパイプ嵌合溝
である。
【0019】12は上記水平型放熱ファンの構体11b
に、捩子止め14により取り付けられるヒートパイプ止
め金具であり、12aは当該金具のヒートパイプ当接面
部に設けられたヒートパイプ嵌合溝である。
【0020】13は動作時に内部損失により発熱する回
路素子の熱を伝導するヒートパイプである。上記ヒート
パイプ13は、その先端部分が、ヒートパイプ止め金具
12の捩子止め14による締め付けにより、放熱ファン
11のヒートパイプ嵌合溝11cとヒートパイプ止め金
具12のヒートパイプ嵌合溝12aとに嵌合し、放熱フ
ァン11とヒートパイプ止め金具12に挟まれた状態
で、水平型放熱ファンの構体11bに押し当てられる。
これによってヒートパイプ13が放熱ファン11に直接
固定される。
【0021】このようにして、最小の部品点数により放
熱ファン11とヒートパイプ13を接続できることか
ら、構成及び組み立て工数を著しく簡素化でき、製造コ
ストを低減できる。更に、放熱ファン11とヒートパイ
プ13とを低熱抵抗で接続できることから、放熱効果を
高めて、かつ放熱構造全体をコンパクトに構成できる。
【0022】図2は本発明の第2実施形態を説明するた
めの分解斜視図である。この第2実施形態は、熱伝導材
で構成された水平型放熱ファンの構体一部に、ヒートパ
イプの嵌挿孔と、この嵌挿孔に連通する切り割り溝とで
なるヒートパイプ嵌挿部とを設け、ヒートパイプ嵌挿部
の嵌挿孔にヒートパイプを嵌挿し、ヒートパイプ嵌挿部
の切り割り溝(クランプ)を締付け捩子(クランプ捩
子)で締付けることにより、ヒートパイプを放熱ファン
に直接固定する放熱構造を特徴とする。
【0023】図2に於いて、21は水平型の放熱ファン
であり、21aはファン本体(羽根)、21bは熱伝導
材(熱伝導性の高い金属)で構成された当該水平型放熱
ファンの箱形構体、21cはこの構体21bに形成され
た、ヒートパイプの嵌挿孔c1と、この嵌挿孔c1に連
通する切り割り溝(クランプ)c2とでなるヒートパイ
プ嵌挿部である。
【0024】22は上記水平型放熱ファンの構体21b
に形成されたヒートパイプ嵌挿部21cの切り割り溝c
2を締付ける、先端部が構体21bに螺合された締付け
捩子(クランプ捩子)である。
【0025】23は動作時に内部損失により発熱する回
路素子の熱を伝導するヒートパイプである。この第2実
施形態に於いては、ヒートパイプ23を構体21bのヒ
ートパイプ嵌挿部21cに嵌挿した後、締付け捩子(ク
ランプ捩子)22により、ヒートパイプ嵌挿部21cの
切り割り溝(クランプ)c2を締付ける。これにより、
ヒートパイプ23がヒートパイプ嵌挿部21c内で締め
付けられ、ヒートパイプ23が放熱ファン21に直接固
定される。
【0026】このようにして、最小の部品点数により放
熱ファン21とヒートパイプ23を接続できることか
ら、構成及び組み立て工数を著しく簡素化でき、製造コ
ストを低減できる。更に、放熱ファン21とヒートパイ
プ23とを低熱抵抗で接続できることから、放熱効果を
高め、かつ放熱構造全体をコンパクトに構成できる。
【0027】図3は本発明の第3実施形態を説明するた
めの分解斜視図である。この第3実施形態は、熱伝導材
で構成された水平型放熱ファンの構体一部に、ヒートパ
イプの嵌挿孔と、この嵌挿孔と構体面部との間に穿設さ
れた捩子孔とを設け、ヒートパイプ嵌挿部の嵌挿孔にヒ
ートパイプを嵌挿し、ヒートパイプ嵌挿部の捩子孔より
締付け捩子によりヒートパイプを嵌挿孔に押し当てて、
ヒートパイプを放熱ファンに直接固定する放熱構造を特
徴とする。
【0028】図3に於いて、31は水平型の放熱ファン
であり、31aはファン本体(羽根)、31bは熱伝導
材(熱伝導性の高い金属)で構成された当該水平型放熱
ファンの箱形構体、31cはこの構体31bに形成され
たヒートパイプの嵌挿孔、31dはこの嵌挿孔31cと
構体面部との間に穿設された捩子孔である。
【0029】32は上記水平型放熱ファンの構体31b
に設けられた捩子孔31dに螺合されたヒートパイプ締
め付け捩子である。33は動作時に内部損失により発熱
する回路素子の熱を伝導するヒートパイプである。
【0030】この第3実施形態に於いては、ヒートパイ
プ33を構体31bのヒートパイプ嵌挿孔31cに嵌挿
した後、締付け捩子32により、ヒートパイプ嵌挿孔3
1c内でヒートパイプ33を嵌挿孔31cに押し当て
て、ヒートパイプ33を放熱ファン31に直接固定す
る。
【0031】このようにして、最小の部品点数により放
熱ファン31とヒートパイプ33を接続できることか
ら、構成及び組み立て工数を著しく簡素化でき、製造コ
ストを低減できる。更に、放熱ファン31とヒートパイ
プ33とを低熱抵抗で接続できることから、放熱効果を
高め、かつ放熱構造全体をコンパクトに構成できる。
【0032】図4及び図5はそれぞれ本発明の第4実施
形態を説明するための断面図である。この第4実施形態
は、熱伝導材で構成された水平型放熱ファンの構体に、
ヒートパイプの嵌挿孔を設け、この嵌挿孔にヒートパイ
プを嵌め込んで、又は圧入して、ヒートパイプを放熱フ
ァンに直接固定する放熱構造を特徴とする。
【0033】図4及び図5に於いて、41は水平型の放
熱ファンであり、41aはファン本体(羽根)、41b
は熱伝導材(熱伝導性の高い金属)で構成された当該水
平型放熱ファンの構体、41cはこの構体41bに形成
されたヒートパイプの嵌挿孔、41dはこの嵌挿孔41
cと構体面部との間に穿設された捩子孔である。
【0034】43は動作時に内部損失により発熱する回
路素子の熱を伝導するヒートパイプである。この第4実
施形態に於いては、ヒートパイプ43を構体41bのヒ
ートパイプ嵌挿孔41cに嵌め込み、又は圧入して、ヒ
ートパイプ43を放熱ファン41に直接固定する。
【0035】この第4実施形態の変形例として、ヒート
パイプ43に放熱チューブを被せてヒートパイプ43を
構体41bのヒートパイプ嵌挿孔41cに圧入する手
段、又はヒートパイプ43を構体41bのヒートパイプ
嵌挿孔41cに緩挿して熱伝導接着材により構体41b
に固着する手段、又は、ヒートパイプ43に放熱グリス
を塗布してヒートパイプ43を構体41bのヒートパイ
プ緩挿孔41cに圧入する手段、又は、上記の手段に加
えて捩子孔41dに螺合した捩子を用いてヒートパイプ
43を構体41bのヒートパイプ緩挿孔41cに固定す
る手段等が実現可能である。
【0036】このようにして、最小の部品点数により放
熱ファン41とヒートパイプ43を接続できることか
ら、構成及び組み立て工数を著しく簡素化でき、製造コ
ストを低減できる。更に、放熱ファン41とヒートパイ
プ43とを低熱抵抗で接続できることから、放熱効果を
高め、かつ放熱構造全体をコンパクトに構成できる。
【0037】図6は本発明の第5実施形態を説明するた
めの斜視図である。この第5実施形態は、熱伝導材で構
成された水平型放熱ファンの構体に、ヒートパイプの嵌
め込み溝を設け、この嵌め込み溝にヒートパイプを嵌め
込んで、ヒートパイプを放熱ファンに直接固定すること
を特徴とする。
【0038】図6に於いて、51は水平型の放熱ファン
であり、51aはファン本体(羽根)、51bは熱伝導
材(熱伝導性の高い金属)で構成された当該水平型放熱
ファンの構体、51cはこの構体51bに形成されたヒ
ートパイプの嵌め込み溝である。
【0039】53は動作時に内部損失により発熱する回
路素子の熱を伝導するヒートパイプである。この第5実
施形態に於いては、ヒートパイプ53を構体51bのヒ
ートパイプ嵌め込み溝51cに嵌め込み、ヒートパイプ
53を放熱ファン51に直接固定する。
【0040】このようにして、最小の部品点数により放
熱ファン51とヒートパイプ53を接続できることか
ら、構成及び組み立て工数を著しく簡素化でき、製造コ
ストを低減できる。更に、放熱ファン51とヒートパイ
プ53とを低熱抵抗で接続できることから、放熱効果を
高め、かつ放熱構造全体をコンパクトに構成できる。
【0041】この第5実施形態の変形例として、ヒート
パイプ53に放熱チューブを被せてヒートパイプ53を
構体51bのヒートパイプ嵌め込み溝51cに嵌め込み
固定する手段、又は、ヒートパイプ53を構体51bの
ヒートパイプ嵌挿孔51cに嵌め込み熱伝導接着材によ
り構体51bに固定する手段等が実現可能である。
【0042】図7は本発明の第6実施形態を説明するた
めの分解斜視図である。この第6実施形態は、上記図1
に示す第1実施形態とほぼ同様の構成であるが、この実
施形態ではヒートパイプをファンの構体に固定する部分
のパイプ形状を変形し、ヒートパイプとファンの構体と
の接合面をより大きくして、ヒートパイプと放熱ファン
とをより低熱抵抗化して接続した構成を例示している。
【0043】図7に於いて、61は水平型の放熱ファン
であり、61aはファン本体(羽根)、61bは熱伝導
材(熱伝導性の高い金属)で構成された当該水平型放熱
ファンの構体、61cはこの構体61bのヒートパイプ
取り付け側の面部に設けられたヒートパイプ嵌合溝であ
る。ここではヒートパイプ63の先端形状に対応して円
形に曲折された嵌合溝を有している。
【0044】62は上記水平型放熱ファンの構体61b
に、捩子止め64により取り付けられるヒートパイプ止
め金具であり、62aは当該金具のヒートパイプ当接面
部に設けられたヒートパイプ嵌合溝である。ここではヒ
ートパイプ63の先端形状に対応して円形に曲折された
嵌合溝を有している。
【0045】63は動作時に内部損失により発熱する回
路素子の熱を伝導するヒートパイプであり、ここでは放
熱ファン61に固定される部分が円形に曲折されてい
る。この第6実施形態に於いては、ヒートパイプ止め金
具62の捩子止め64による締め付けで、ヒートパイプ
63が放熱ファン61のヒートパイプ嵌合溝61cとヒ
ートパイプ止め金具62のヒートパイプ嵌合溝62aと
に嵌合し、放熱ファン61とヒートパイプ止め金具62
に挟まれた状態で、水平型放熱ファンの構体61bに押
し当てられる。これによってヒートパイプ63が大きな
接合面積で放熱ファン61に直接固定される。
【0046】このようにして、最小の部品点数により放
熱ファン61とヒートパイプ63を接続できることか
ら、構成及び組み立て工数を著しく簡素化でき、製造コ
ストを低減できる。更に、放熱ファン61とヒートパイ
プ63とを低熱抵抗で接続できることから、放熱効果を
高め、かつ放熱構造全体をコンパクトに構成できる。
【0047】図8は本発明の第7実施形態を説明するた
めの分解斜視図である。この第7実施形態は、上記図2
に示す第2実施形態とほぼ同様の構成であるが、この実
施形態ではヒートパイプをファンの構体に固定するため
の、切り割り溝をもつヒートパイプ嵌挿部の締め付け構
造を異にする。
【0048】図8に於いて、71は水平型の放熱ファン
であり、71aはファン本体(羽根)、71bは熱伝導
材(熱伝導性の高い金属)で構成された当該水平型放熱
ファンの箱形構体、71cはこの構体71bに形成され
た、ヒートパイプの嵌挿孔c1と、この嵌挿孔c1に連
通する切り割り溝(クランプ)c2とでなるヒートパイ
プ嵌挿部である。71dは切り割り溝c2の開口端近傍
に当該切り割り溝c2と平行して設けられた凹状の溝部
であり、後述する緊締部材の締着に供される。
【0049】72は上記水平型放熱ファンの構体71b
に形成されたヒートパイプ嵌挿部71cの切り割り溝c
2を締付ける断面コ字状の緊締部材であり、折り曲げ端
部が互いに引き合う方向に偏移作用する弾性部材(例え
ば板状のバネ材)を用いて構成される。
【0050】この緊締部材72を、凹状の溝部71dを
用いて切り割り溝c2の開口端を跨ぎ構体71aに締着
することによって、切り割り溝c2に、その幅を狭める
方向の偏奇力が付与され、後述するヒートパイプが放熱
ファン71に直接固定される。
【0051】73は動作時に内部損失により発熱する回
路素子の熱を伝導するヒートパイプである。この第7実
施形態に於いては、ヒートパイプ73を構体71bのヒ
ートパイプ嵌挿部71cに嵌挿した後、凹状の溝部71
dを用いて、断面コ字状の緊締部材72を、切り割り溝
c2の開口端を跨ぎ構体71aに締着する。これによっ
て、切り割り溝c2に、その幅を狭める方向の偏奇力が
付与され、ヒートパイプ73が放熱ファン71に直接固
定される。
【0052】このようにして、最小の部品点数により放
熱ファン71とヒートパイプ73を接続できることか
ら、構成及び組み立て工数を著しく簡素化でき、製造コ
ストを低減できる。更に、放熱ファン71とヒートパイ
プ73とを低熱抵抗で接続できることから、放熱効果を
高め、かつ放熱構造全体をコンパクトに構成できる。
尚、上記した各実施形態に於ける部材は図示する形状の
ものに限るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範
囲で他の形状による部材が適用可能である。
【0053】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明の放熱構造
によれば、構成部品点数を大幅に削減でき、最小の部品
点数により放熱ファンとヒートパイプを接続できること
から、構成及び組み立て工数を著しく簡素化できるとと
もに、コストの低減化が図れ、しかも放熱ファンとヒー
トパイプとを低熱抵抗で接続できる、生産性並びに経済
性に優れた放熱効果の高い電子機器の放熱構造が提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を説明するための分解斜
視図。
【図2】本発明の第2実施形態を説明するための分解斜
視図。
【図3】本発明の第3実施形態を説明するための分解斜
視図。
【図4】本発明の第4実施形態を説明するための断面
図。
【図5】本発明の第4実施形態を説明するための断面
図。
【図6】本発明の第5実施形態を説明するための斜視
図。
【図7】本発明の第6実施形態を説明するための分解斜
視図。
【図8】本発明の第7実施形態を説明するための分解斜
視図。
【図9】従来のポータブルコンピュータに適用される、
ヒートパイプと放熱ファンとを用いた放熱構造を示す断
面図。
【符号の説明】
11…水平型の放熱ファン、 11a…ファン本体(羽根) 11b…構体、 11c…ヒートパイプ嵌合溝、 12…ヒートパイプ止め金具、 12a…ヒートパイプ嵌合溝、 13…ヒートパイプ、 21…水平型の放熱ファン、 21a…ファン本体(羽根) 21b…構体、 21c…ヒートパイプ嵌挿部、 22…締付け捩子(クランプ捩子)、 23…ヒートパイプ、 31…水平型の放熱ファン、 31a…ファン本体(羽根) 31b…構体、 31c…ヒートパイプの嵌挿孔、 31d…捩子孔、 32…締付け捩子、 33…ヒートパイプ、 41…水平型の放熱ファン、 41a…ファン本体(羽根) 41b…構体、 41c…ヒートパイプの嵌挿孔、 41d…捩子孔、 43…ヒートパイプ、 51…水平型の放熱ファン、 51a…ファン本体(羽根) 51b…構体、 51c…ヒートパイプの嵌め込み溝、 53…ヒートパイプ、 61…水平型の放熱ファン、 61a…ファン本体(羽根) 61b…構体、 61c…ヒートパイプ嵌合溝、 62…ヒートパイプ止め金具、 62a…ヒートパイプ嵌合溝、 63…ヒートパイプ、 71…水平型の放熱ファン、 71a…ファン本体(羽根) 71b…構体、 71c…ヒートパイプ嵌挿部、 72…緊締部材、 73…ヒートパイプ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動作時に発熱する回路素子と、この回路
    素子の熱を伝導するヒートパイプと、このヒートパイプ
    の熱を放出する放熱ファンとを有してなる電子機器に於
    いて、 熱伝導材で構成された放熱ファンの構体にヒートパイプ
    止め金具を取り付け、前記止め金具により前記ヒートパ
    イプを前記放熱ファンの構体に押し当てて、前記ヒート
    パイプを前記放熱ファンに直接固定した電子機器の放熱
    構造。
  2. 【請求項2】 動作時に発熱する回路素子と、この回路
    素子の熱を伝導するヒートパイプと、このヒートパイプ
    の熱を放出する放熱ファンとを有してなる電子機器に於
    いて、 熱伝導材で構成された放熱ファンの構体一部に、前記ヒ
    ートパイプの嵌挿孔と、この嵌挿孔に連通する切り割り
    溝とでなるヒートパイプ嵌挿部とを設け、前記ヒートパ
    イプ嵌挿部の嵌挿孔に前記ヒートパイプを嵌挿し、前記
    ヒートパイプ嵌挿部の切り割り溝を締付け捩子で締付け
    ることにより、前記ヒートパイプを前記放熱ファンに直
    接固定した電子機器の放熱構造。
  3. 【請求項3】 動作時に発熱する回路素子と、この回路
    素子の熱を伝導するヒートパイプと、このヒートパイプ
    の熱を放出する放熱ファンとを有してなる電子機器に於
    いて、 熱伝導材で構成された放熱ファンの構体一部に、前記ヒ
    ートパイプの嵌挿孔と、この嵌挿孔と構体面部との間に
    穿設された捩子孔とを設け、前記ヒートパイプ嵌挿部の
    嵌挿孔に前記ヒートパイプを嵌挿し、前記ヒートパイプ
    嵌挿部の捩子孔より締付け捩子により前記ヒートパイプ
    を嵌挿孔に押し当てて、前記ヒートパイプを前記放熱フ
    ァンに直接固定した電子機器の放熱構造。
  4. 【請求項4】 動作時に発熱する回路素子と、この回路
    素子の熱を伝導するヒートパイプと、このヒートパイプ
    の熱を放出する放熱ファンとを有してなる電子機器に於
    いて、 熱伝導材で構成された放熱ファンの構体に、前記ヒート
    パイプの嵌挿孔を設け、前記嵌挿孔に前記ヒートパイプ
    を嵌め込んで、前記ヒートパイプを前記放熱ファンに直
    接固定した電子機器の放熱構造。
  5. 【請求項5】 動作時に発熱する回路素子と、この回路
    素子の熱を伝導するヒートパイプと、このヒートパイプ
    の熱を放出する放熱ファンとを有してなる電子機器に於
    いて、 熱伝導材で構成された放熱ファンの構体に、前記ヒート
    パイプの嵌め込み部を設け、前記嵌め込み部に前記ヒー
    トパイプを嵌め込んで、前記ヒートパイプを前記放熱フ
    ァンに直接固定した電子機器の放熱構造。
  6. 【請求項6】 動作時に発熱する回路素子と、この回路
    素子の熱を伝導するヒートパイプと、このヒートパイプ
    の熱を放出する放熱ファンとを有してなる電子機器に於
    いて、 ヒートパイプの嵌挿孔と当該嵌挿孔に連通して構体面部
    を開口端とする切り割り溝とでなるヒートパイプ嵌挿部
    と、前記切り割り溝の開口端近傍に当該切り割り溝と平
    行して設けられた凹状の溝部とを設けてなる、熱伝導材
    で構成された放熱ファンの構体と、 前記凹状の溝部を用いて前記切り割り溝の開口端を跨ぎ
    前記構体に締着される断面コ字状の緊締部材とを具備
    し、 前記ヒートパイプ嵌挿部の嵌挿孔に前記ヒートパイプを
    嵌挿し、前記凹状の溝部を用いて前記構体に緊締部材を
    締着することにより、前記切り割り溝に幅を狭める方向
    の偏奇力を付与し、前記ヒートパイプを前記放熱ファン
    に直接固定することを特徴とした電子機器の放熱構造。
  7. 【請求項7】 放熱グリス、又は放熱シート、又は放熱
    チューブ、又は熱伝導接着材を用いて、ヒートパイプを
    放熱ファンに固定した請求項1又は2又は3又は4又は
    5記載の電子機器の放熱構造。
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