JPH10274154A - 可変容量圧縮機 - Google Patents

可変容量圧縮機

Info

Publication number
JPH10274154A
JPH10274154A JP9080554A JP8055497A JPH10274154A JP H10274154 A JPH10274154 A JP H10274154A JP 9080554 A JP9080554 A JP 9080554A JP 8055497 A JP8055497 A JP 8055497A JP H10274154 A JPH10274154 A JP H10274154A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pin
variable displacement
pair
displacement compressor
rotor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9080554A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4007637B2 (ja
Inventor
Shinji Nakamura
慎二 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanden Corp
Original Assignee
Sanden Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanden Corp filed Critical Sanden Corp
Priority to JP08055497A priority Critical patent/JP4007637B2/ja
Priority to EP98105775A priority patent/EP0869281B1/en
Priority to US09/049,997 priority patent/US6158968A/en
Priority to DE69808359T priority patent/DE69808359T2/de
Publication of JPH10274154A publication Critical patent/JPH10274154A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4007637B2 publication Critical patent/JP4007637B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B27/00Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
    • F04B27/08Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
    • F04B27/10Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis having stationary cylinders
    • F04B27/1036Component parts, details, e.g. sealings, lubrication
    • F04B27/1054Actuating elements
    • F04B27/1072Pivot mechanisms

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な組み立てによってロータとアーム部材
とを結合できること。 【解決手段】 斜板4と、該斜板4の揺動運動により直
線往復運動するピストン5と、前記斜板4に設けられて
いるアーム部材13と、前記駆動軸3とともに回転する
よう設けたロータ9とを含み、該ロータ9及び前記アー
ム部材13が相互に結合されており、前記ロータ9及び
前記アーム部材13はこれらの他方に設けたピン11
と、一方で該ピン11を挟むよう結合している係合手段
129a,129bとを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の空調装置
に用いられる可変容量圧縮機に属する。
【0002】
【従来の技術】図13に従来技術1として示す従来の可
変容量圧縮機1は、ハウジング2と、駆動軸3と、斜板
4と、ピストン5と、シュー6とを有している。
【0003】ハウジング2は、フロントハウジング20
と、筒形状のハウジング本体21と、シリンダヘッド2
2とによって構成されている。フロントハウジング20
は略漏斗形状を呈しており、このフロントハウジング2
0には、ラジアルニードルベアリング200、スラスト
ニードルベアリング201、及び軸シール部材202が
設けられている。
【0004】ハウジング本体21は略円筒状であり、そ
の片側にシリンダブロック23を一体に有している。こ
のハウジング本体21は、その一方の開口端をフロント
ハウジング20により閉塞されており、他方の開口端を
弁板装置24を介在させてシリンダヘッド22により閉
塞されている。シリンダブロック23は中心孔230及
びシリンダボア231を有している。中心孔230はシ
リンダブロック23の中心部に形成され、その中にラジ
アルニードルベアリング232が配置されている。シリ
ンダボア231はシリンダブロック23の外周部に、中
心孔230を取り囲むようにして、等間隔に複数個が形
成されている。シリンダヘッド22には、吸入室22
0、及び吐出室221が形成されている。
【0005】上述したフロントハウジング20は図示し
ない第1のボルトによってハウジング本体21に固定さ
れ、シリンダヘッド22は図示しない第2のボルトによ
って弁板装置24を介在させてハウジング本体21に固
定されている。これにより、フロントハウジング20、
ハウジング本体21、及びシリンダヘッド22は、一体
化され、ハウジング2を構成している。第1のボルト
は、ハウジング本体21の内周壁面の近傍で、シリンダ
ボア231の中心線と平行に延在し、且つ隣り合うシリ
ンダボア231間を通るように成っている。
【0006】駆動軸3はラジアルニードルベアリング2
00,232を介して、フロントハウジング20及びシ
リンダブロック23に回転自在に支持され、ハウジング
2の中心部に位置している。駆動軸3の先端部はフロン
トハウジング20の先端から圧縮機外部へと突出してお
り、この突出部分に電磁クラッチ(図示せず)を介し
て、例えば、エンジン(図示せず)からの力が伝達され
るように成っている。
【0007】斜板4は駆動軸3にその軸方向に移動自在
に装着された球面ブッシュ8を介在させて駆動軸3に対
する傾斜角度を可変に駆動軸3に装着されている。この
斜板4は駆動軸3に固定されたロータ9に屈曲自在に連
結されている。これにより、斜板4は駆動軸3と共に回
転するように成っている。
【0008】また、斜板4と球面ブッシュ8の間には駆
動軸3に装着されたコイルスプリング10が介在されて
いる。斜板4はコイルスプリング10によりその傾斜角
度が小さくなる方へ付勢されている。
【0009】駆動軸3に固定されているロータ9はアー
ム部材13によって斜板4に連結されている。ロータ9
に結合されるアーム部材13の一端側には長孔13aが
形成されている。長孔13aはロータ9に設けられてい
るピン11に係合している。ハウジング本体21、フロ
ントハウジング20及びシリンダブロック23によって
囲まれている空間はクランク室15となっている。クラ
ンク室15には斜板4及びロータ9が位置している。
【0010】各ピストン5は、ピストン部50、ロッド
部51、及びシュー受部52を有している。ピストン部
50はシリンダボア231内に摺動自在に挿入されてい
る。ロッド部は51は、ピストン部50とシュー受部5
2とを連結している。シュー受部52は窪んでいるシュ
ー受面52aを有し、ここで一対のシュー6をそれらの
間に斜板4を挟むようにして摺動自在に保持している。
【0011】シュー6はそれぞれピストン5のシュー受
部52上に摺動自在に配置され、斜板4を摺動自在に挟
持する。これにより、シュー6は、斜板4が駆動軸3と
共に回転することによって行う揺動運動の中から、往復
直線運動のみをシュー受部52に伝達し、ピストン5を
シリンダボア231内で往復直線運動させるように成っ
ている。
【0012】図14は従来技術2として、可変容量圧縮
機の他の従来例を示しており、可変容量圧縮機500を
その長軸方向に沿って切断した断面図である。
【0013】可変容量圧縮機500はハウジング501
を有している。ハウジング501は略円筒状のシリンダ
ブロック502と、このシリンダブロック502の一端
側の開口部を閉塞する略円盤状のフロントハウジング5
03とを有している。シリンダブロック502及びフロ
ントハウジング503の中央部分には夫々にピン挿入孔
502a,503aが形成されている。貫通孔502
a,503aにはベアリング507,508によって回
転可能に支持された駆動軸509が挿通されている。ま
た、シリンダブロック502とフロントハウジング50
3との間に構成されるクランク室510内には、駆動軸
509に取付けられたロータ511が配置されている。
【0014】斜板513にはアーム部材512が設けら
れている。アーム部材512には長孔512aが形成さ
れている。ロータ511にはピン511aが設けられて
おり、このピン511aを介してアーム部材512が結
合されている。斜板513の内壁面514は、駆動軸5
09に当接しており、斜板513が駆動軸509に対し
て摺動可能となっている。即ち、斜板513はピン51
1aとアーム部材512とがヒンジ機構によって駆動軸
509に対する傾斜角が変化するようになっている。ま
た、斜板513には球連結によって複数のピストンロッ
ド515が連結された揺動板516が、ベアリング51
7を介して装着されている。
【0015】シリンダブロック502には駆動軸509
を取り囲むようにして、複数のシリンダボア522が所
定の間隔をあけて形成されている。ピストンロッド51
5はシリンダボア522内に配置された複数のピストン
523に一対一に球連結されている。
【0016】更に、クランク室510内には駆動軸50
9と平行なガイド棒524が配置されている。ガイド棒
524は一端をシリンダブロック502に、他端をフロ
ントハウジング503にそれぞれ回動可能に支持されて
いる。ガイド棒524は揺動板516の周端部分に形成
されている挟持部525によって挟持され、これによっ
て揺動板516は回転(自転)を阻止され揺動運動のみ
を行なう。
【0017】一方、図13の紙面においてシリンダブロ
ック502の右端面には、弁板装置530を介してシリ
ンダヘッド531が配設されている。シリンダヘッド5
31には吸入室532及び吐出室533とが、それぞれ
形成されている。弁板装置530には、吸入口534及
び吐出口535がそれぞれ形成されている。さらに、シ
リンダブロック502には、吸入室532及び吐出室5
33に隔壁531aを介して隔離されて空間542に容
量制御弁540が設けられている。
【0018】即ち、シリンダヘッド531にはクランク
室510に連通する吸入室532及び吐出室533以外
の空間542を備えている。この空間542には容量制
御弁540が埋設されている。空間542は吐出ガスを
クランク室510へ導入し流量を調整してクランク室5
10の圧力を制御することによって、揺動板516の傾
斜角度を変え吐出容量を変化させるものである。
【0019】駆動509が図示しないエンジンにより回
転駆動され、かつ空間542のガス圧が容量制御弁54
0の作動により適当な値に設定されると、容量制御弁5
40のガス圧力に従って、駆動軸509の軸上を左方向
又は右方向に移動して、容量制御弁540のガス圧に対
応した位置を確立する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術1及び従来技術2により説明した可変容量圧縮機1、
500では、ロータ9、511に結合されるアーム部材
13,512の一端側には長孔13a,512aが形成
されており、長孔13a,512aにはロータ9,51
1に設けられているピン11,511aが係合するよう
に構成されているため組み立て工程が複雑となってしま
うという問題がある。
【0021】また、長孔13a,512aを加工して形
成しなければならないため、加工工数が増大してしまう
という問題がある。
【0022】また、この種の圧縮機においては、圧縮・
吸入工程により、斜板4、513側と圧縮側に逆の力が
作用し回転力が発生する。図13に示した駆動軸3と斜
板4の中央部に存在する球面ブッシュ8や図14に示し
た駆動軸509を覆っている円筒スリーブ555は回転
力を支持しているが、可動性が求められる球面ブッシュ
8や円筒スリーブ555に過大な力がかかることは好ま
しくない。
【0023】しかし、長孔13a,512aを使う接合
方法では支持力を強化するため、長孔の幅を広げるなど
の方法しかとれず加工上の限界がある。
【0024】それ故に発明の課題は、簡易な組み立てに
よってロータとアーム部材とを結合でき、しかも長孔を
加工するような工程を必要としない圧縮機を提供するこ
とにある。
【0025】また、本発明の他の課題は、長孔を使用せ
ずに支持力を強化するように構成した圧縮機を提供する
ことにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、複数の
シリンダボアを有するハウジングと、該ハウジングの中
心部に回転自在に配置された駆動軸と、該駆動軸に傾斜
させて装着され、前記駆動軸と共に回転するよう前記ハ
ウジングのクランク室に配した斜板と、前記複数のシリ
ンダボア内にそれぞれ摺動自在に挿入された複数のピス
トンと、前記斜板と前記ピストンとを連結し、前記斜板
の揺動運動を直線往復運動に変換して前記各ピストンに
伝達する部材と、前記斜板に設けられているアーム部材
と、前記駆動軸に前記駆動軸とともに回転するよう設け
たロータとを含み、該ロータ及び前記アーム部材が相互
に係合されている可変容量圧縮機において、前記アーム
部材は前記斜板に連設したアーム係合部を有し、前記ロ
ータは前記アーム係合部に対向しているロータ係合部を
有し、前記アーム係合部及び前記ロータ係合部のいずれ
か一方の前記係合部は他方の前記係合部を挟み込むよう
所定間隔をもって一対が互いに対向しており、前記他方
の前記係合部に設けたピンと、前記ピンの軸方向の両端
部分である一対のピン連結部を移動可能に係合させるよ
う前記一方の前記係合部に設けた係合手段を有している
ことを特徴とする可変容量圧縮機が得られる。
【0027】
【作用】本発明の可変容量圧縮機では、ロータとアーム
部材とを相互に係合し、ロータとアーム部材とには、こ
れららのうちの他方の係合部に設けたピンと、このピン
を軸方向の両端側で挟む一方の係合部に係合手段を設け
た構成としたことから、ことから、ロータとアーム部材
との組み立て結合構造が簡略化される。
【0028】また、係合手段を溝部としたのでピンのピ
ン連結部が溝部で移動できるものであることから斜板と
ロータとが回転するによって斜板を揺動するものであ
る。
【0029】
【発明の実施の形態】図1は本発明の可変容量圧縮機の
第1の実施の形態例を示している可変容量圧縮機の縦断
面図、図2は図1に示す可変容量圧縮機のロータとアー
ム部材との結合部分を分解状態で示す斜視図である。
【0030】なお、本発明の第1の実施の形態を説明す
るにあたって、図7に示した従来技術1と同じ構成、及
び同じ部分には同じ符号を付して、本発明の要部となる
構成部分を除く部分の説明を省略する。
【0031】図1及び図2を参照して、斜板4に連結さ
れているアーム部材13はロータ9に結合されている。
アーム部材13の一端側に設けられているアーム係合部
113には両端部分に一対のピン連結部11a,11b
を有する棒形状のピン11がが設けられている。一対の
ピン連結部11a,11bはアーム係合部113の互い
に対向する一対の板厚面113c,113dに、かつ板
厚面113c,113dのそれぞれから直角方向に突出
するようにして設けられている。
【0032】一方、アーム係合部113に対向している
ロータ9の先端部分には一対のピン連結部11a,11
bのそれぞれに係合する係合手段をもつ一対のロータ係
合部119a,119bが所定間隔をもって対向するよ
うに形成されている。一対のロータ係合部119a,1
19bの互いに対向する内面のそれぞれには一対のピン
連結部11a,11bを係合させるように溝部(係合手
段)129a、129bが形成されている。これらの溝
部129a、129bは平面断面で見ると半円形状に形
成されて溝である。各溝部129a、129bには一対
のピン連結部11a,11bのそれぞれが一対一に係合
するものであって、一対のピン連結部11a,11bの
それぞれは各溝部129a、129bに係合した状態に
おいて各溝部129a、129bを移動可能とするよう
に遊嵌状態で係合している。
【0033】図2に示したように、一対のロータ係合部
119a,119bの板厚方向の寸法をL寸法とした場
合、各溝部129a、129bの板厚方向の寸法はL寸
法に相当する寸法となっている。これらの溝部129
a、129bの板厚方向の寸法Lは従来技術1及び2で
説明したアーム部材13,512の長孔13a,512
aの軸方向の寸法とほぼ同じ寸法になっている。
【0034】各溝部129a、129bには一対のピン
連結部11a,11bを一対一に係合させることによっ
てアーム部材13とロータ9とが結合され、トルク伝達
をピン11と溝部129a,129bとによって行うこ
とから斜板4の平行移動が可能となる。
【0035】一対のロータ係合部119a,119bは
これらの間に一対のピン連結部11a,11bを挟むよ
うにして連結し、溝部129a、129bにより移動す
る軌道が規制されながら斜板4の所定動作を促すもので
ある。
【0036】なお、この実施の形態例では、アーム係合
部113の一対の板厚面113c,113dを貫通する
ピン挿入孔(後述する)を形成して、このピン挿入孔に
一本のピン11を圧入手段などによって嵌め込み、アー
ム係合部113に保持することができる。
【0037】図3は図1に示した可変容量圧縮機におけ
る第2の実施の形態例として、ロータ9とアーム部材1
3とが結合している状態を一部断面して示した平面図で
ある。
【0038】図3を参照して第2の実施の形態例におけ
るアーム係合部113にはその一対の板厚面113c,
113dを貫通しているピン挿入孔113bが形成され
ている。ピン挿入孔113bには二本のピン11が一対
の板厚面113c,113dのそれぞれからピン挿入孔
113bに嵌め込まれている。二本のピン11のそれぞ
れにはこれらの軸方向の中間部分にピン挿入孔113b
の径寸法よりも大きい寸法でピン11の外周面から外側
へのびているフランジ部11c,11dが形成されてい
る。
【0039】二本のピン11のそれぞれはピン挿入孔1
13bに所定量が挿入されると、フランジ部11c,1
1dがアーム係合部113の板厚面113c,113d
のそれぞれ突き当たりそれ以上の挿入が阻止される。こ
のとき、フランジ部11c,11dの外側に一対の溝部
129a,129bに係合する一対のピン連結部11
a,11bが所定寸法で一対の板厚面113c,113
dの外へ突出した状態となる。
【0040】この状態で、一対のピン連結部11a,1
1bを一対の溝部129a,129bに係合することに
よってアーム係合部113と一対のロータ結合部119
a,119bとを相互に係合する。このとき、一対のロ
ータ係合部119a,119bの互いに対向している内
面とアーム係合部113の一対の板厚面113c,11
3dとの間である対向面間にはフランジ部11c,11
dが挟まれている。
【0041】上述した係合構成によっても、アーム部材
13とロータ9とが結合され、トルク伝達をピン11と
溝部129a,129bとによって行うことから斜板4
の平行移動が可能となる。一対のロータ係合部119
a,119bは一対のピン連結部11a,11bを挟
み、溝部129a、129bにより移動する軌道が規制
されながら斜板4の所定動作を促すものである。
【0042】図4は図1に示した可変容量圧縮機に基づ
く第3の実施の形態例として、ロータ9とアーム部材1
3とが結合している状態を一部断面して示した平面図で
ある。
【0043】図4を参照して第3の実施の形態例におい
て、アーム係合部113にはその一対の板厚面113
c,113dを貫通しているピン挿入孔113bが形成
されている。ピン挿入孔113bには一本のピン11が
圧入手段などによって嵌め込まれている。一本のピン1
1の軸方向の中間部分にはピン挿入孔113bの径寸法
よりも大きい寸法で一本のピン11の2か所にワッシャ
ー11e,11fが設けられている。
【0044】一本のピン11はピン挿入孔113bに所
定量が挿入されると、ワッシャー11e,11fがアー
ム係合部113の一対の板厚面113c,113dにそ
れぞれ突き当たりそれ以上の挿入が阻止される。このと
き、ワッシャー11e,11fの外側で一対の溝部12
9a,129bに係合する一対のピン連結部11a,1
1bのそれぞれが所定寸法で突出した状態となる。
【0045】この状態で、ピン連結部11a,11bを
一対の溝部129a,129bに係合することによっ
て、アーム係合部113とロータ係合部119a,11
9bとを係合する。このとき、一対のロータ係合部11
9a,119bの互いに対向している内面とアーム係合
部113の一対の板厚面113c,113dとの間には
ワッシャー11e,11fが挟まれている。
【0046】上述した係合構成によっても、アーム部材
13とロータ9とが結合され、トルク伝達をピン11と
溝部129a,129bとによって行うことから斜板4
の平行移動が可能となる。一対のロータ係合部119
a,119bは一本のピン11を挟み、溝部129a、
129bにより移動する軌道が規制されながら斜板4の
所定動作を促すものである。
【0047】図5(A)は図1に示した可変容量圧縮機
における第4の実施の形態例として、ロータ9とアーム
部材13とが結合している状態を一部断面して示した平
面図である。図5(B)は第4の実施の形態例に採用し
たピン11と、このピン11に嵌め込まれる一方のキャ
ップ部材142とを示した分解斜視図である。
【0048】図5を参照して第4の実施の形態例におい
て、アーム係合部113にはその一対の板厚面113
c,113dを貫通しているピン挿入孔113bが形成
されている。ピン挿入孔113bには一本のピン11が
嵌め込まれている。一本のピン11の軸方向の両端部分
の一対のピン連結部11a,11bはアーム係合部11
3の板厚面113c,113dから外へのびている。こ
れらのピン連結部11a,11bはピン11の径寸法よ
りも小さい径寸法に形成されている。
【0049】一対のピン連結部11a,11bにはこれ
らの端面を除く部分を覆うように一対のキャップ部材1
41,142が設けられている。一対のキャップ部材1
41,142は一対のピン連結部11a,11bの周囲
を覆い、かつ一対の溝部129a,129bにそれぞれ
一対一に嵌め込まれるキャップ連結部141a,141
bと、一対のロータ係合部119a,119bの内面及
びアーム係合部113の一対の板厚面113c,113
d間に挟まれるようにキャップ連結部141a,141
bの一方端に連設されているキャップフランジ部141
c,141dとを有している。キャップフランジ部14
1c,141dはピン挿入孔113bの径寸法よりも大
きい径寸法となっている。
【0050】この第4の実施の形態例では、ます、ピン
11をピン挿入孔113bの所定位置に挿入する。そし
てピン連結部11a,11bのそれそれにキャップ部材
141,142を一対一に嵌め込む。その後、キャップ
連結部141a,141bを一対の溝部129a,12
9bに係合する。
【0051】ピン連結部11a,11bを一対の溝部1
29a,129bに係合することによって、アーム係合
部113とロータ係合部119a,119bとが係合す
る。
【0052】上述した結合構成によっても、アーム部材
13とロータ9とが結合され、トルク伝達をピン11と
溝部129a,129bとによって行うことから斜板4
の平行移動が可能となる。一対のロータ係合部119
a,119bは一本のピン11を挟むようにして溝部1
29a、129bにより移動する軌道が規制されながら
斜板4の所定動作を促すものである。
【0053】図6は図1に示した可変容量圧縮機に基づ
く第5の実施の形態例として、ロータ9とアーム部材1
3とが結合した状態を一部断面して示した平面図であ
る。なお、この実施の形態例は、図3に示したロータ9
とアーム部材13との結合構造が逆の関係に構成されて
いるものである。
【0054】図6を参照して第5の実施の形態例におけ
るアーム部材13は一端側に係合手段をもつ一対のアー
ム係合部117a,117bを有している。アーム部材
13には一対のアーム係合部117a,117bが互い
に所定間隔をもって一体に形成されている。一対のアー
ム係合部117a,117bの互いに対向する内面のそ
れぞれには溝部(係合手段)117c、117dが形成
されている。溝部117c、117dは平面から見ると
半円形状の溝に形成されている部分である。
【0055】一方、一対のアーム係合部117a,11
7bに対向するロータ9のロータ係合部119には一端
部分にピン連結部11a,11bを有する棒形状の一対
のピン11がそれぞれ設けられている。一対のピン連結
部11a,11bにはロータ係合部119の互いに対向
する一対の板厚面119c,119dに、かつ板厚面1
19c,119dのそれぞれから直角方向に突出するよ
うにして一対のピン連結部11a,11bが設けられて
いる。
【0056】一対のアーム係合部117a,117bの
各溝部117c、117dには一対のピン連結部11
a,11bのそれぞれが一対一に係合するものである。
一対のピン連結部11a,11bのそれぞれは各溝部1
17c、117dに係合した状態において各溝部117
c、117dを移動可能とするように遊嵌状態で係合し
ている。
【0057】各溝部117c、117dには一対のピン
連結部11a,11bを一対一に係合させることによっ
て、アーム部材13とロータ9とが結合され、斜板4の
平行移動が可能となる。
【0058】さらに、ロータ係合部119には一対の板
厚面119c,119dを貫通しているピン挿入孔11
9gが形成されている。ピン挿入孔119gには二本の
ピン11が一対の板厚面119c,119dのそれぞれ
から嵌め込まれている。二本のピン11のそれぞれに
は、これらの軸方向の中間部分にピン挿入孔119gの
径寸法よりも大きい寸法でピン11の外周面から外側へ
のびているフランジ部11c,11dが形成されてい
る。
【0059】二本のピン11のそれぞれは、ピン挿入孔
119gに所定量が挿入されると、フランジ部11c,
11dがロータ係合部119の一対の板厚面119c,
119dにそれぞれ突き当たりそれ以上の挿入が阻止さ
れる。このとき、フランジ部11c,11dの外側で一
対の溝部117c,117dに係合する一対のピン連結
部11a,11bが所定寸法で突出した状態となる。
【0060】この状態で、一対のピン11a,11bの
先端部分を一対の溝部117c,117dに係合するこ
とによって、ロータ係合部119とアーム係合部117
a,117bの溝部117c,117dとを係合する。
このとき、一対のロータ係合部119の板厚面119
c,119d及びアーム係合部117a,117bの一
対の内面間にはフランジ部11c,11dが挟まれてい
る。
【0061】上述した係合構成によっても、アーム部材
13とロータ9とが結合され、トルク伝達をピン11と
溝部117c,117dとによって行うことから斜板4
の平行移動が可能となる。アーム係合部117a,11
7bは一対のピン11a,11bを挟むようにして溝部
117c,117gにより移動する軌道が規制されなが
ら斜板4の所定動作を促すものである。
【0062】なお、第5の実施の形態による可変容量圧
縮機は、図1、図4及び図5に示したアーム係合部11
3とロータ連結部119aとの結合構成にも当然適用で
きることは上述した説明においての容易であることか
ら、これらを適用するための説明は省略する。
【0063】図7乃至図8及び図8(B)は第6乃至8
の実施の形態例を示している。図7に示す第6の実施の
形態例、図8(A)及び図8(B)に示す第7の実施の
形態例、及び図9(A),図9(B)に示す第8の実施
の形態例は、図3に示した第2の実施の形態例とピン1
1の形状が異なる例を示している。
【0064】なお、図7乃至図8及び図8(B)に示す
第6乃至8の実施の形態例では、ロータ9とアーム部材
13との結合構造のほとんどが図3に示した第2の実施
の形態例の構成と同様であるため、同じ部分には同じ符
号を付して要部以外の構成の説明を省略する。
【0065】図7に示す第6の実施の形態例における可
変容量圧縮機のアーム係合部113にはその一対の板厚
面113c,113dのそれぞれからアーム係合部11
3の幅方向の中央に向けて一対のピン挿入孔153a,
153bが形成されている。一対のピン挿入孔113b
には二本のピン11が一対の板厚面113c,113d
のそれぞれからピン挿入孔113bに一対一に嵌め込ま
れている。二本のピン11のそれぞれは一対の板厚面1
13c,113dの外にのびている一対のピン連結部1
1a,11bを有している。一対のピン連結部11a,
11bの先端面には半球形状の半球面11m,11nが
形成されている。
【0066】アーム係合部113の幅方向の寸法は、一
対のロータ係合部119a,119b間の寸法よりも小
さい寸法に設定されている。
【0067】二本のピン11はピン挿入孔113bに所
定量が挿入されると、一対のピン挿入孔153a,15
3bの底面に突き当たりそれ以上の挿入が阻止される。
このとき、一対のピン連結部11a,11bが所定寸法
で一対の板厚面113c,113dの外へ突出した状態
となる。
【0068】この状態で、一対のピン連結部11a,1
1bの先端部分を一対の溝部129a,129bに係合
することによって、アーム係合部113と一対のロータ
結合部119a,119bとを相互に係合する。このと
き、一対のロータ係合部119a,119bの互いに対
向している内面とアーム係合部113の一対の板厚面1
13c,113dとの間である対向面間は離間してい
る。
【0069】上述した係合構成によって、アーム部材1
3とロータ9とが結合され、トルク伝達をピン11の半
球面11m、11nと半円形状の溝部129a,129
bとによって行うことから斜板4の平行移動が可能とな
る。一対のロータ係合部119a,119bは一対のピ
ン連結部11a,11bを離間して挟み、溝部129
a、129bにより移動する軌道が規制されながら斜板
4の所定動作を促すものである。
【0070】したがって図3に示したピン11のフラン
ジ部11c,11dを必要とせず、ピン11の半球面1
1m、11nと溝部129a,129bとが面接触から
線接触となりトルク伝達を行う。
【0071】図8(A)及び図8(B)は図7に示した
第6の実施の形態例における可変容量圧縮機の一対のロ
ータ係合部119a,119bと一対のピン連結部11
a,11bの先端面とが異なっている第7の実施の形態
例を示している。
【0072】第7の実施の形態例における可変容量圧縮
機では、一対のロータ係合部119a,119bに形成
されている溝部129a,129bが図8(A)の平面
で見ると、溝部129a,129bの互いに対向してい
る内壁面が溝部129a,129bの底面側へ狭くなる
ように傾斜している傾斜面159a,159bによって
略クサビ形状に形成されている。一対のピン連結部11
a,11bの先端には溝部129a,129bの傾斜面
159a,159bの傾斜面部分に当接するように先細
な円弧面11pが形成されている。
【0073】図9(A)及び図9(B)は図8に示した
第7の実施の形態例における可変容量圧縮機の一対のロ
ータ係合部119a,119bと一対のピン連結部11
a,11bの先端面とが異なっている第8の実施の形態
例を示している。
【0074】第8の実施の形態例における可変容量圧縮
機では、一対のロータ係合部119a,119bに形成
されている溝部129a,129bが図9(A)の平面
で見ると、溝部129a,129bの互いに対向してい
る内壁面のうち一方面が溝部129a,129bの底面
側へ傾斜している傾斜面159a,159bとなってお
り、他方の内壁面がピン11の軸方向に対して平行な平
坦面160a,160bに形成されている。
【0075】一対のピン連結部11a,11bの先端に
は溝部129a,129bの傾斜面159a,159b
及び平坦面160a,160bに当接するように先細な
円弧面11pが形成されている。
【0076】図8(A)及び図8(B)、図9(A)及
び図9(B)に示した第7及び第8の実施の形態例にお
いては、トルク伝達側のピン11の先端部と溝部129
a,129bとの結合構成によって、がたつきを抑制す
るとともにノイズの発生を防止するものである。
【0077】図10は図1に示した可変容量圧縮機に基
づく第9の実施の形態例を示している。図11はロータ
9とアーム部材13とが結合した状態を分解した状態で
示した斜視図である。この実施の形態例は、図7に示し
たロータ9とアーム部材13との結合構造が逆の関係に
構成されているものである。なお、第9の実施の形態例
においては、図6で説明したロータ9とアーム部材13
との部分の説明で付した符号と同様な符号を用いて各構
成要素を説明する。
【0078】図10及び図11を参照して、第9の実施
の形態例におけるアーム部材13は一端側に係合手段を
もつ一対のアーム係合部117a,117bを有してい
る。アーム部材13には一対のアーム係合部117a,
117bが互いに所定間隔をもって一体に形成されてい
る。一対のアーム係合部117a,117bの互いに対
向する内面のそれぞれには溝部(係合手段)117c、
117dが形成されている。溝部117c、117dは
平面から見ると半円形状の溝に形成されている部分であ
る。
【0079】一方、一対のアーム係合部117a,11
7bに対向するロータ9のロータ係合部119には一端
部分にピン連結部11a,11bを有する棒形状の一対
のピン11がそれぞれ設けられている。一対のピン連結
部11a,11bにはロータ係合部119の互いに対向
する一対の板厚面119c,119dに、かつ板厚面1
19c,119dのそれぞれから直角方向に突出するよ
うにして一対のピン連結部11a,11bが設けられて
いる。
【0080】一対のアーム係合部117a,117bの
各溝部117c、117dには一対のピン連結部11
a,11bのそれぞれが一対一に係合するものである。
一対のピン連結部11a,11bのそれぞれは各溝部1
17c、117dに係合した状態において各溝部117
c、117dを移動可能とするように遊嵌状態で係合し
ている。
【0081】各溝部117c、117dには一対のピン
連結部11a,11bを一対一に係合させることによっ
て、アーム部材13とロータ9とが結合され、斜板4の
平行移動が可能となる。
【0082】ロータ係合部119にはその一対の板厚面
119c,119dのそれぞれからロータ係合部119
の幅方向の中央に向けて図7に示した一対のピン挿入孔
(ピン挿入孔153a,153b)が形成されている。
一対のピン挿入孔には二本のピン11が一対の板厚面1
19c,119dのそれぞれからピン挿入孔に一対一に
嵌め込まれている。二本のピン11のそれぞれは一対の
板厚面119c,119dの外にのびている一対のピン
連結部11a,11bを有している。一対のピン連結部
11a,11bの先端面には半球形状の半球面11m,
11nが形成されている。
【0083】アーム係合部113の幅方向の寸法は、一
対のロータ係合部119a,119b間の寸法よりも小
さい寸法に設定されている。
【0084】一対のピン連結部11a,11bの先端部
分を一対の溝部117c,117dに係合することによ
って、一対のアーム係合部117a,117bとロータ
結合部119とを相互に係合する。このとき、一対のロ
ータ係合部119の一対の板厚面119c,119dと
アーム係合部117a,117bとの対向面間は離間し
ている。
【0085】上述した係合構成によって、アーム部材1
3とロータ9とが結合され、トルク伝達をピン11の半
球面11m、11nと半円形状の溝部117a,117
bとによって行うことから斜板4の平行移動が可能とな
る。ロータ係合部119は一対のピン連結部11a,1
1bを離間して挟み、溝部117a、117bにより移
動する軌道が規制されながら斜板4の所定動作を促すも
のである。
【0086】したがって図3に示したピン11のフラン
ジ部11c,11dを必要とせず、ピン11の半球面1
1m、11nと溝部129a,129bとが面接触から
線接触となりトルク伝達を行う。
【0087】図12は図1に示した可変容量圧縮機と構
成が異なる可変容量圧縮機に図1に示したロータ9と斜
板4との結合構成をもつものの第10の実施の形態例を
示している。この第10の実施の形態例における可変容
量圧縮機は、図1で示した可変容量圧縮機のうち球面ブ
ッシュ8が存在しない構成であって、斜板4の中央部に
軸貫通孔411が形成されており、軸貫通孔411に駆
動軸3が挿通してるものである。
【0088】このような可変容量圧縮機は、特公平1−
25900号公報「斜板式可変容量圧縮機」や特公平2
−31234号公報「斜板式可変容量圧縮機」などに開
示さされている構成のものに本発明を応用できるもので
ある。
【0089】なお、図7乃至図8、図12に示した各実
施の形態例は第5及び第10の実施の形態例として示し
たロータ9とアーム部材13との結合構造が逆の関係に
構成されているものにも適応できることはいうまでもな
い。
【0090】また、従来技術2として図8に示した斜板
513及びロータ511をもつ可変容量圧縮機において
も、本発明を適用することができることはいうまでもな
い。
【0091】
【発明の効果】以上、各実施の形態例によって説明した
ように、本発明の可変容量圧縮機によれば、ロータのロ
ータ係合部及びアーム部材のアーム係合部を相互に結合
し、ロータ係合部及びアーム係合部にはこれらのうち他
方に設けたピンと、一方でピンを挟むように係合させた
結合手段とを有していることから、アーム部材とロータ
とをピン連結部と結合手段とによって組み立てできるの
で組み立てが容易にで、かつ従来のように長孔を加工す
るような工程を必要としないため加工工数を低減できる
可変容量圧縮機を提供することができる。
【0092】また、一対のピン連結部の先端には溝部の
傾斜面に当接するように先細な円弧面としたことから、
トルク伝達側のピンの先端部と溝部との結合構成によっ
て、がたつきを抑制するとともにノイズの発生を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による可変容量圧縮
機の縦断面図である。
【図2】図1に示したロータとアーム部材との結合部分
を示す斜視図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態による可変容量圧縮
機のロータとアーム部材との結合部分を結合した状態を
示した一部断面の平面図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態による可変容量圧縮
機のロータとアーム部材との結合部分を結合した状態を
示した一部断面の平面図である。
【図5】本発明の第4の実施の形態による可変容量圧縮
機のロータとアーム部材との結合部分を結合した状態を
示し、(A)はロータとアーム部材との結合部分を一部
断面した平面図、(B)は第4の実施の形態例に採用し
たピンと、このピンに嵌め込まれる一方のキャップ部材
とを示した分解斜視図である。
【図6】本発明の第5の実施の形態による可変容量圧縮
機のロータとアーム部材との結合部分を結合した状態を
示した一部断面の平面図である。
【図7】本発明の第6の実施の形態による可変容量圧縮
機のロータとアーム部材との結合部分を結合した状態を
示した一部断面の平面図である。
【図8】(A)は図7に示した第6の実施の形態例にお
ける可変容量圧縮機の一対のロータ係合部と一対のピン
連結部の先端面とが異なる第7の実施の形態例を示した
一部断面の平面図、(B)は(A)のピンの一部を示し
た斜視図である。
【図9】(A)は図8に示した可変容量圧縮機の一対の
ロータ係合部と一対のピン連結部の先端面とが異なって
いる第8の実施の形態例を示す一部断面の平面図、
(B)は(A)のピンの一部を示した斜視図である。
【図10】図1に示した可変容量圧縮機に基づく第9の
実施の形態例の可変容量圧縮機を示す縦断面図である
【図11】図10に示したロータとアーム部材とが結合
した状態を分解した状態で示した斜視図である。
【図12】本発明の可変容量圧縮機の第10の実施の形
態例を示す縦断面図である。
【図13】従来技術1の可変容量圧縮機を示す縦断面図
である。
【図14】従来技術2の可変容量圧縮機を示す縦断面図
である。
【符号の説明】
1,500 可変容量圧縮機 2,501 ハウジング 3,509 駆動軸 4,513 斜板 5,523 ピストン 6 シュー 9,511 ロータ 11,511a ピン 11a,11b ピン連結部 11c,11d フランジ部 11e,11f ワッシャー 13,512 アーム部材 13a,512a 長孔 20,503 フロントハウジング 21 ハウジング本体 22,531 シリンダヘッド 23,502 シリンダブロック 113,117a,117b アーム係合部 113b,119g ピン挿入孔 117c,117d,129a,129b 溝部 119,119a,119b ロータ係合部 141,142 キャップ部材 141a,141b キャップ連結部 141c,141d キャップフランジ部 231,522 シリンダボア
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年10月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のシリンダボアを有するハウジング
    と、該ハウジングの中心部に回転自在に配置された駆動
    軸と、該駆動軸に傾斜させて装着され、前記駆動軸と共
    に回転するよう前記ハウジングのクランク室に配した斜
    板と、前記複数のシリンダボア内にそれぞれ摺動自在に
    挿入された複数のピストンと、前記斜板と前記ピストン
    とを連結し、前記斜板の揺動運動を直線往復運動に変換
    して前記各ピストンに伝達する部材と、前記斜板に設け
    られているアーム部材と、前記駆動軸に前記駆動軸とと
    もに回転するよう設けたロータとを含み、該ロータ及び
    前記アーム部材が相互に係合されている可変容量圧縮機
    において、 前記アーム部材は前記斜板に連設したアーム係合部を有
    し、前記ロータは前記アーム係合部に対向しているロー
    タ係合部を有し、前記アーム係合部及び前記ロータ係合
    部のいずれか一方の前記係合部は他方の前記係合部を挟
    み込むよう所定間隔をもって一対が互いに対向してお
    り、前記他方の前記係合部に設けたピンと、前記ピンの
    軸方向の両端部分である一対のピン連結部を移動可能に
    係合させるよう前記一方の前記係合部に設けた係合手段
    を有していることを特徴とする可変容量圧縮機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の可変容量圧縮機におい
    て、前記係合手段は前記ピン連結部を移動可能に係合さ
    せる溝部であることを特徴とする可変容量圧縮機。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の可変容量圧縮機におい
    て、前記ピン連結部の先端が半球面であり、前記溝部は
    該半球面を当接させる半円面を有していることを特徴と
    する可変容量圧縮機。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の可変容量圧縮機におい
    て、前記ピン連結部の先端が先細な円弧面であり、前記
    溝部は該円弧面を当接させるよう互いに対向する内壁面
    が傾斜している傾斜面を有していることを特徴とする可
    変容量圧縮機。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の可変容量圧縮機におい
    て、前記ピン連結部の先端が先細な円弧面であり、前記
    溝部は該円弧面を当接させるよう互いに対向する内壁面
    の一方が傾斜している傾斜面と、他方が前記ピン連結部
    の軸に平行な平坦面をとなっていることを特徴とする可
    変容量圧縮機。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の可変容量圧縮機におい
    て、前記ピンを前記他方の前記係合部に形成したピン挿
    入孔に保持したことを特徴とする可変容量圧縮機。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の可変容量圧縮機におい
    て、前記ピンは一対を有し、前記他方の前記係合部に形
    成したピン挿入孔に前記一対のピンが保持されているこ
    とを特徴とする可変容量圧縮機。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の可変容量圧縮機におい
    て、前記ピンが前記他方の前記係合部に形成したピン挿
    入孔に保持されており、前記ピンは前記一方及び他方の
    前記係合部の対向面間に介在されるフランジ部を有して
    いることを特徴とする可変容量圧縮機。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の可変容量圧縮機におい
    て、前記ピンが前記他方の前記係合部に形成したピン挿
    入孔に保持されており、前記ピンは前記一方及び他方の
    前記係合部の対向面間に介在されるワッシャーを有して
    いることを特徴とする可変容量圧縮機。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の可変容量圧縮機におい
    て、前記係合手段は前記ピン連結部を移動可能に係合さ
    せる溝部であり、前記ピン連結部にはキャップ部材が設
    けられており、該キャップ部材は前記ピン連結部の外周
    面及び前記溝部の内面間に介在されているキャップ連結
    部と、前記前記一方及び他方の前記係合部の対向面間に
    介在されているキャップフランジ部とを有していること
    を特徴とする可変容量圧縮機。
JP08055497A 1997-03-31 1997-03-31 可変容量圧縮機 Expired - Fee Related JP4007637B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08055497A JP4007637B2 (ja) 1997-03-31 1997-03-31 可変容量圧縮機
EP98105775A EP0869281B1 (en) 1997-03-31 1998-03-30 Fluid displacement apparatus with variable displacement mechanism
US09/049,997 US6158968A (en) 1997-03-31 1998-03-30 Fluid displacement apparatus with variable displacement mechanism
DE69808359T DE69808359T2 (de) 1997-03-31 1998-03-30 Fluidverdrängungsanlage mit Einrichtung zu veränderlicher Verdrängung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08055497A JP4007637B2 (ja) 1997-03-31 1997-03-31 可変容量圧縮機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10274154A true JPH10274154A (ja) 1998-10-13
JP4007637B2 JP4007637B2 (ja) 2007-11-14

Family

ID=13721572

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08055497A Expired - Fee Related JP4007637B2 (ja) 1997-03-31 1997-03-31 可変容量圧縮機

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6158968A (ja)
EP (1) EP0869281B1 (ja)
JP (1) JP4007637B2 (ja)
DE (1) DE69808359T2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002349430A (ja) * 2001-05-22 2002-12-04 Nippon Soken Inc 可変容量式圧縮機
JP2008128134A (ja) * 2006-11-22 2008-06-05 Sanden Corp 斜板式可変容量圧縮機
JP2009504981A (ja) * 2005-08-18 2009-02-05 ヴァレオ コンプレッサ ヨーロッパ ゲーエムベーハー アキシャルピストンコンプレッサ
JP2011501027A (ja) * 2007-10-19 2011-01-06 ダウォン テクニカル カレッジ 容量可変型斜板式圧縮機

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6139283A (en) * 1998-11-10 2000-10-31 Visteon Global Technologies, Inc. Variable capacity swash plate type compressor
JP2000283028A (ja) * 1999-03-26 2000-10-10 Toyota Autom Loom Works Ltd 可変容量型圧縮機
US6470761B1 (en) * 1999-11-09 2002-10-29 Sanden Corporation Connecting link between the rotor and the CAM plate of a variable displacement swash plate compressor
KR100318772B1 (ko) 1999-12-16 2001-12-28 신영주 가변용량 사판식 압축기
DE10190754D2 (de) * 2000-03-03 2003-02-27 Luk Fahrzeug Hydraulik Hubkolbenmaschine
JP2002147348A (ja) 2000-11-08 2002-05-22 Sanden Corp 容量可変型斜板式圧縮機
JP4332294B2 (ja) 2000-12-18 2009-09-16 サンデン株式会社 片頭斜板式圧縮機の製造方法
US6860188B2 (en) * 2003-06-20 2005-03-01 Visteon Global Technologies, Inc. Variable displacement compressor hinge mechanism
JP4103806B2 (ja) * 2003-11-14 2008-06-18 株式会社豊田自動織機 可変容量圧縮機
JP4062265B2 (ja) * 2004-02-24 2008-03-19 株式会社豊田自動織機 可変容量圧縮機
US7455009B2 (en) * 2006-06-09 2008-11-25 Visteon Global Technologies, Inc. Hinge for a variable displacement compressor
JP2008064057A (ja) * 2006-09-08 2008-03-21 Calsonic Kansei Corp 可変容量圧縮機
WO2014064709A1 (en) * 2012-10-26 2014-05-01 Ulaganathan Mothinath Rotary internal combustion engine
JP6179438B2 (ja) 2014-03-28 2017-08-16 株式会社豊田自動織機 容量可変型斜板式圧縮機
JP6179439B2 (ja) 2014-03-28 2017-08-16 株式会社豊田自動織機 容量可変型斜板式圧縮機
JP6191527B2 (ja) 2014-03-28 2017-09-06 株式会社豊田自動織機 容量可変型斜板式圧縮機
JP6194837B2 (ja) 2014-03-28 2017-09-13 株式会社豊田自動織機 容量可変型斜板式圧縮機
JP6194836B2 (ja) 2014-03-28 2017-09-13 株式会社豊田自動織機 容量可変型斜板式圧縮機
JP6287483B2 (ja) * 2014-03-28 2018-03-07 株式会社豊田自動織機 容量可変型斜板式圧縮機
JP7028402B2 (ja) * 2018-02-28 2022-03-02 サンデン・オートモーティブコンポーネント株式会社 可変容量圧縮機

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4175915A (en) * 1978-04-27 1979-11-27 General Motors Corporation Drive shaft lug for variable displacement compressor
US4293170A (en) * 1979-11-21 1981-10-06 General Electric Company Thrust bearing assembly
US4425837A (en) * 1981-09-28 1984-01-17 General Motors Corporation Variable displacement axial piston machine
JPS60175783A (ja) * 1984-02-21 1985-09-09 Sanden Corp 容量可変型斜板式圧縮機
US4553905A (en) * 1984-05-09 1985-11-19 Diesel Kiki Co., Ltd. Variable capacity wobble plate compressor with high stability of capacity control
JPH0733822B2 (ja) * 1986-09-03 1995-04-12 株式会社日立製作所 可変容量形圧縮機
JPS63205473A (ja) * 1987-02-19 1988-08-24 Sanden Corp 斜板式可変容量圧縮機
JPS6477771A (en) * 1987-09-18 1989-03-23 Hitachi Ltd Variable delivery compressor
US4836090A (en) * 1988-01-27 1989-06-06 General Motors Corporation Balanced variable stroke axial piston machine
JP2892718B2 (ja) * 1989-11-17 1999-05-17 株式会社日立製作所 可変容量形圧縮機
US5055004A (en) * 1990-05-23 1991-10-08 General Motors Corporation Stroke control assembly for a variable displacement compressor
JP2979687B2 (ja) * 1991-03-26 1999-11-15 株式会社豊田自動織機製作所 容量可変型斜板式圧縮機
JPH0550083U (ja) * 1991-12-05 1993-07-02 サンデン株式会社 容量可変型斜板式圧縮機
JPH05172052A (ja) * 1991-12-18 1993-07-09 Sanden Corp 可変容量斜板式圧縮機
JPH05312144A (ja) * 1992-05-08 1993-11-22 Sanden Corp 可変容量斜板式圧縮機
JPH06264865A (ja) * 1993-03-12 1994-09-20 Sanden Corp 容量可変型斜板式圧縮機
JP3422186B2 (ja) * 1995-11-24 2003-06-30 株式会社豊田自動織機 可変容量圧縮機

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002349430A (ja) * 2001-05-22 2002-12-04 Nippon Soken Inc 可変容量式圧縮機
JP2009504981A (ja) * 2005-08-18 2009-02-05 ヴァレオ コンプレッサ ヨーロッパ ゲーエムベーハー アキシャルピストンコンプレッサ
JP2008128134A (ja) * 2006-11-22 2008-06-05 Sanden Corp 斜板式可変容量圧縮機
JP2011501027A (ja) * 2007-10-19 2011-01-06 ダウォン テクニカル カレッジ 容量可変型斜板式圧縮機

Also Published As

Publication number Publication date
EP0869281A3 (en) 1999-03-03
EP0869281B1 (en) 2002-10-02
JP4007637B2 (ja) 2007-11-14
EP0869281A2 (en) 1998-10-07
US6158968A (en) 2000-12-12
DE69808359T2 (de) 2003-06-18
DE69808359D1 (de) 2002-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10274154A (ja) 可変容量圧縮機
JP4976731B2 (ja) 可変容量圧縮機
JP4794274B2 (ja) 可変容量圧縮機
EP0911522B1 (en) Swash plate type compressor
JP4451323B2 (ja) リンク機構およびこれを用いた可変容量圧縮機
JP2003193966A (ja) 可変容量型斜板式圧縮機の駆動軸と斜板アセンブリとの結合構造
JP2000265947A (ja) 可変容量斜板式圧縮機のカム機構
JP4649230B2 (ja) リンク機構および可変容量圧縮機
EP0945616A2 (en) Swash plate type compressor having an improved torque transmission mechanism between a shaft and a swash plate
JPH0599137A (ja) 可変容量圧縮機
JP2713759B2 (ja) 可変容量型斜板式圧縮機
JP2001295755A (ja) 可変容量圧縮機のガイドピン及び可変容量圧縮機
JP2001041153A (ja) 可変容量型圧縮機
JPH04279776A (ja) 可変容量圧縮機
JPH11117866A (ja) 圧縮機
KR100792495B1 (ko) 사판식 압축기에서의 구동축과 사판의 연결구조
JPH087102Y2 (ja) 可変容量型斜板式圧縮機における斜板構造
JPH04228924A (ja) 等速継手及びその継手を用いたアキシャルピストンポンプ・モータ装置
JPH0599135A (ja) 球面対偶継手
JPH10205438A (ja) 可変容量圧縮機
JPH08135568A (ja) 往復動型圧縮機
KR100715261B1 (ko) 가변 용량형 사판식 압축기
JPH089433Y2 (ja) 可変容量型斜板式圧縮機の斜板
JP2008184920A (ja) 可変容量圧縮機
JP2003336657A (ja) 軸継手およびスクロール圧縮機

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060802

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060731

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061002

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070313

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20070425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070523

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070723

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070815

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070828

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100907

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100907

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110907

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120907

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120907

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130907

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130907

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees