JPH10273184A - 薄板状物品の収納ケース - Google Patents

薄板状物品の収納ケース

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JPH10273184A
JPH10273184A JP9158897A JP9158897A JPH10273184A JP H10273184 A JPH10273184 A JP H10273184A JP 9158897 A JP9158897 A JP 9158897A JP 9158897 A JP9158897 A JP 9158897A JP H10273184 A JPH10273184 A JP H10273184A
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JP
Japan
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article
plate
lid
intermediate plate
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JP9158897A
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English (en)
Inventor
Toshiro Kanbayashi
俊郎 神林
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S R L KK
Original Assignee
S R L KK
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  • Packaging For Recording Disks (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガラスプレートをケースから取り出す時、ワ
ンタッチで簡単に取り外しができ、落下等のトラブルに
対して、より安全な収納ケースを提供する。 【解決手段】収納ケース1は、ガラスプレートPを載置
する収納室Bを有するケース本体2と、第1ヒンジ部
3,中間板4,第2ヒンジ部5を介して連設された蓋体
6とから構成される。そして、中間板4に、ガラスプレ
ートPを挿入するソケット部7と、ソケット部7上方の
保持カバー14と、両脇に設けたストッパ爪15を一体
形成し、また、ストッパ15の上面が切欠き16上部に
当接する限界開度まで中間板4を回動可能とする切欠き
16を、ケース本体の両脇に刻設する。これにより、蓋
体を開くと、ソケット部が上側を向き、収納したガラス
プレートPも立ち上がり、薄板状物品をワンタッチで簡
単に取り出すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、病院ある
いは理化学研究所等の顕微鏡に使用されるガラスプレー
トや、音楽情報を収容したCDや各種の情報を収容した
CD−ROM等の薄板状物品を取り出し、収納し、保管
し、輸送するのに好適な収納ケースに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば病院等では、患者等の被検
査者から取り出した細胞組織をガラスプレート(スライ
ドガラス)に付着させて、顕微鏡で検査することが行わ
れているが、このガラスプレートを持ち運ぶための収納
ケースとしては、図9に示すようなものが使用されてい
た。これはガラスプレート101を収納する収納室10
2を設けた容器本体103と蓋体104とが、薄肉のヒ
ンジ部105を介して半透明のプラスチックで一体に形
成されたもので、ヒンジ部105で蓋体104を折曲げ
て容器本体103上に重ね合わせると、蓋体104に設
けた凸部106が容器本体103に設けた凹部107に
係合して、蓋体104を容器本体103上に重ね合わせ
た状態、つまり閉蓋状態に維持できるようにしたもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ガラスプレート収納ケースでは、ガラスプレートをケー
スより取り出すたび或いは収納するたびに、ガラスプレ
ートの端部を爪に引っかけて立ち上がらせる等の手だて
を採らなければならず、手間を要し、また取り外しの
時、誤ってガラスプレートを落下させるといったトラブ
ルも起こしかねなかった。
【0004】また、従来、音楽や映像等の記録媒体とし
て使用されるCDやCD−ROM等は、表裏面を指紋等
で汚すのを嫌うため端縁を持つようにされているが、こ
の種のケースは、底面中央部分に縮径ソケットが設けら
れていて、上下サイドに切り込みがあるだけであるた
め、取り外し操作が面倒であった。
【0005】本発明は、上記の課題に鑑み創案されたも
ので、薄板状物品の取り出し、収納がワンタッチで簡単
にできるとともに、落下等のトラブルに対して、より安
全な薄板状物品の保管・輸送に好適な薄板状物品の収納
ケースを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の薄板状物品の収納ケースにおいては、ケー
ス本体と、該ケース本体の一側部に第1ヒンジ部,中間
板,第2ヒンジ部を介して連設され、上方に回動する蓋
体と、前記中間板に取り付けられ、蓋体との連動で立ち
上がる薄板状物品保持用のソケット部とを備えている。
このソケット部は、ガラスプレート等の薄板状物品を収
納しやすいように、その薄板状物品の端部を挿入可能と
する受け口と、該受け口に挿入した薄板状物品を挟むよ
うに保持する保持カバーとで構成したり、また、CD−
ROM等の円盤薄板状物品を収納しやすいように、その
円盤薄板状物品の中央に設けた透孔を嵌め合わせて保持
する縮径部を備えた長尺のソケット部とすることができ
る。さらに、ガラスプレートは勿論、特に、CD−RO
M等に好適なように、その端部を挟み込むように保持す
る保持溝を備えた一対の保持片で構成し、この一対の保
持片の保持溝形成側を軟質合成樹脂で、その外側を硬質
合成樹脂で、二色成形により一体成形してもよい。保持
片の保持溝形成側、即ち、CD等が直接接触する部分を
軟質合成樹脂で形成することにより、それらCDやCD
−ROM等の表面を傷付けることはない。
【0007】また、本発明は、特にスライドガラス等の
薄板状物品の収納に好適なように、薄板状物品をソケッ
ト部と台座部により底面と隙間をあけて収納できる収納
室を設けたケース本体と、該ケース本体の一側部に第1
ヒンジ部,中間板,第2ヒンジ部を介して連設された蓋
体とからなる薄板状物品の収納ケースであって、前記蓋
体とケース本体には、蓋体をケース本体上に重ね合わせ
たときに互いに係合して閉蓋状態に維持する凸部と凹部
とを設け、前記中間板には、薄板状物品の先端を挿入可
能とするソケット部と、該ソケット部の上方に位置し、
収納した薄板状物品の先端を前記ソケット部と挟むよう
に形成された保持カバーと、前記中間板の両脇に設けら
れたストッパ爪とを設け、また、前記ケース本体のヒン
ジ部側下部両脇には、前記中間板のストッパ爪が装備さ
れる切欠きを設け、前記蓋体の開放時、第2ヒンジ部を
中心として蓋体が、次いで第1ヒンジ部を中心として中
間板がそれぞれ回動し、ストッパ爪の上部がケース本体
の切欠き上辺に当接する限界開度まで中間板を上側に回
動させて、ソケット部に収納した薄板状物品を立ち上げ
るようにしたことを特徴としている。
【0008】さらに、本発明は、特にCD−ROM等の
円盤状の薄板状物品の収納に好適なように、中央に透孔
を有するCD−ROM等の薄板状物品を収納する収納室
を設けたケース本体と、該ケース本体の一側部に第1ヒ
ンジ部,中間板,第2ヒンジ部を介して連設された蓋体
とからなる薄板状物品の収納ケースであって、前記中間
板には、その略中央に薄板状物品の透孔を嵌め合わせて
保持する縮径部を備えた長尺のソケット部を設けるとと
もに、その両脇にストッパ爪を設け、また、前記ケース
本体のヒンジ部側下部両脇には、前記中間板のストッパ
爪が装備される切欠きを設けて、前記蓋体の開放時、第
2ヒンジ部を中心として蓋体が、次いで第1ヒンジ部を
中心として中間板がそれぞれ回動し、ストッパ爪の上部
がケース本体の切欠き上辺に当接する限界開度まで中間
板を上側に回動させて、ソケット部に保持した薄板状物
品を立ち上げるようにしたことを特徴としている。
【0009】さらに又、本発明は、前記中間板に、薄板
状物品の端部を挟み込むように保持する保持溝を備えた
一対の保持片を設け、且つこの一対の保持片の保持溝形
成側を軟質合成樹脂で、その外側を硬質合成樹脂で、二
色成形により一体成形したソケット部を設けるようにし
てもよい。この軟質合成樹脂により、CD等を挟み込ん
で収納しても、その表面を傷めることはない。
【0010】上記構成を採用することにより、ガラスプ
レート等の薄板状物品をしまう時も、取り出す時も、た
だ単に蓋体を開くだけで薄板状物品が上側に持ち上がる
ため、楽な姿勢で、ワンタッチに簡単に、薄板状物品を
しまったり、取り出したりすることができる。
【0011】なお、これらの薄板状物品の収納ケース
は、通常、透明又は半透明のプラスチックにより形成さ
れるが、この素材に限定されるものではなく、同様の強
度をもつ素材であればよい。特に、二色成形する場合の
軟質および硬質の合成樹脂の素材としては、軟質合成樹
脂が、軟質のエラストマー、例えばブチルゴム系エラス
トマー,スチレン系エラストマー,ポリウレタンエラス
トマー,ポリアミドエラストマー等を、また、硬質合成
樹脂が、ポリアミド,ポリプロピレン,ポリカーボネー
ト,ポリイミド,ポリスチレン,ケーリジン等の硬質で
形状安定性に優れたものを用いることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
乃至図8に基づいて説明する。まず、図1乃至図4は第
1実施形態を示すもので、図1は本発明の収納ケースに
ガラスプレートを収納した状態を示す側面断面図、図2
は本発明の収納ケースにガラスプレートを収納した状態
を示す斜視図、図3は蓋体を開いた状態の第1,第2ヒ
ンジ部の部分側面図、図4は蓋体を閉じた状態の第1,
第2ヒンジ部の部分側面図である。
【0013】図1及び図2において、1は半透明の比較
的柔軟性に富む薄板状物品の保管・輸送用の収納ケース
であり、該収納ケース1はケース本体2と、該ケース本
体2の一側部に第1ヒンジ部3及び中間板4及び第2ヒ
ンジ部5を介して連設された蓋体6とを有している。そ
して、ケース本体2には、ガラスプレートP等の薄板状
物品をケース本体2の底面に触れないように、ガラスプ
レートPの先端側にソケット部7を、末端側に台座部8
をそれぞれ設けた収納室Bが形成されている。
【0014】蓋体6をケース本体2上に重ね合わせるこ
とにより、互いに係合して閉蓋状態に維持する凸部と凹
部は、3箇所ずつ設けられている。その少なくとも一つ
の凸部9,9は、蓋体6の前記ヒンジ部3,5と対向す
る辺の段差把手10a,10bの内側に、蓋体6の表面
から略直角に突出させた状態で形成されている。この凸
部9,9に係合する凹部11,11のための突起11
a,11a,11aは、ケース本体2に3つあり、該突
起11a,11a,11aの間の中央側の凹部(突起中
央11aの両側)は下に行くほど先細りの溝となるスロ
ープを形成している。
【0015】一方、他の2箇所の凸部と凹部は、ケース
本体2の中央の両脇に、凸部12,12がケース本体2
の表面から略直角に突出させた状態で形成され、また蓋
体6の両脇に、突起13a,13aを間隔をあけて形成
した凹部13,13が設けられている。なお、本実施の
形態においては、凹凸係合によって閉蓋状態を維持する
ようにしたが、蓋あるいはケース本体側に設けたフック
片を他方側に引っかけて止めるようにしたり、蓋の両サ
イドをケース本体の両サイドに押し当てて係合するよう
にしたり、その係合手段は種々考えられる。
【0016】そして、本発明の薄板状物品の収納ケース
は、次のような構成が付加されている。即ち、前記中間
板4には、ガラスプレートPの先端部を挿入可能とする
断面コ字状の受け口7aと、該受け口7aの上方にあ
り、ガラスプレートP先端(端部)を前記受け口7aと
挟むように形成された保持カバー7bとで構成されたソ
ケット部7が形成されており、また、前記中間板4の両
脇には、前方側に傾斜した長方形状のストッパ爪15,
15が備えられている。前記ケース本体2の第1及び第
2ヒンジ部3,5側の下部両脇には、前記中間板4のス
トッパ爪15,15が装備される長方形状の切欠き1
6,16が刻設されている。そして、前記蓋体6の開放
時、第2ヒンジ部5を中心として蓋体6が、次いで第1
ヒンジ部3を中心として中間板4が回動し、ストッパ爪
15,15の上部がケース本体2の切欠き16,16の
上辺に当接する限界開度まで、中間板4,ソケット部7
(受け口7a,保持カバー7b,7b)を上側に回動さ
せる。なお、図においては、切欠き16,16をケース
本体2の両脇外側に設けた例を示しているが、ケース本
体2の両脇内側に設けることもでき、或いは両脇の本体
部分に厚みがあれば、溝を掘って中間位置に設けること
もできる。
【0017】このように構成すると、ガラスプレートP
をケースにしまう時も、取り出す時も、蓋体6を開く
と、ソケット部7が上側に少し回動してガラスプレート
Pが立ち上がるので、ガラスプレートPをワンタッチで
簡単に収納・取り出しすることができる。また、この
際、ガラスプレートPは受け口7aと保持カバー7bの
間に、ちょうど挟まるようになっており、良好に作業す
ることができるので、落下等の危険はほとんどない。
【0018】なお、上記第1実施形態では、一つの薄板
状物品(ガラスプレート)を収納するケースについて説
明したが、本発明は複数の収納室を設けることにより、
複数の薄板状物品の収納にも同様に適用できる。また、
本実施の形態によれば、ガラスプレートに限らず、カセ
ットテープなどの収納ケースとしても好適である。
【0019】次に、図5及び図6は、本発明の第2実施
形態を示すもので、音楽,映像,文字等の各種情報を記
憶させたCD,CD−ROM等の円盤状物品の収納ケー
スとして好適なものである。図5はCD,CD−ROM
等の薄板状物品を収納して開放した状態を示す側面図、
図6はその斜視図である。
【0020】CD,CD−ROM等円盤状の薄板状物品
Qの収納ケース21は、中央に透孔を有するCD−RO
M等の収納室Bを設けたケース本体22と、該ケース本
体22の一側部に第1ヒンジ部23,中間板24,第2
ヒンジ部25を介して連設された蓋体26とで構成され
ている。そして、中間板24には、その略中央に薄板状
物品Qの透孔を嵌め合わせて保持する縮径部27aを備
えた長尺のソケット部27が設けられている。このソケ
ット部27は中間板24と一体に形成されたもので、薄
板状物品Qを保持するために必要な強度を有している。
【0021】また、中間板24の両脇にはストッパ爪2
8が一体に形成され、一方、このスットッパ爪28を装
備するための切欠き22aを、ケース本体22のヒンジ
部側下部両脇に設ける。そして、蓋体26の開放時、第
2ヒンジ部25を中心として蓋体26が、次いで第1ヒ
ンジ部23を中心として中間板24がそれぞれ回動し、
ストッパ爪28の上部がケース本体22の切欠き22a
上辺に当接する限界開度まで中間板24を上側に回動さ
せて、ソケット部27に保持した薄板状物品Qを立ち上
げるように構成している。
【0022】このように、CDを止める縮経部27aを
備えた長尺のソケット部27を、中間板24に取り付け
て、蓋体26の開放時にCD−ROM等の薄板状物品Q
を持ち上げれば、例えばCD−ROMの上下表面に触れ
ることなく、ワンタッチで簡単にCD−ROMの両サイ
ドを持って取り出し、かつ収納することができる。
【0023】次に、図7及び図8は、本発明の第3実施
形態を示すもので、第2実施形態と同様、音楽,映像,
文字等の各種情報を記憶させたCD,CD−ROM等の
円盤状物品の収納ケースとして好適なものである。図7
はCD,CD−ROM等の薄板状物品を収納して開放し
た状態を示す側面図、図8はその斜視図である。
【0024】CD,CD−ROM等円盤状の薄板状物品
Qの収納ケース31は、中央に透孔を有するCD−RO
M等の収納室Bを設けたケース本体32と、該ケース本
体32の一側部に第1ヒンジ部33,中間板34,第2
ヒンジ部35を介して連設された蓋体36とで構成され
ている。そして、中間板34には、薄板状物品Qの端部
を挟み込むように保持する保持溝37を備えた一対の保
持片38a,38aからなるソケット部38が設けられ
ている。
【0025】このソケット部38を形成する一対の保持
片38a,38aは、保持溝37の形成側(内側)を軟
質合成樹脂で、その外側を硬質合成樹脂で、二色成形に
より一体成形されている。このように、保持片38a,
38aの内側、即ち、CD等が直接接触する部分を軟質
合成樹脂で形成することにより、保持されたCDやCD
−ROM等はその表面が傷付けられることはない。ま
た、硬質合成樹脂部分も備えているため、薄板状物品Q
を保持するために必要な強度は十分である。
【0026】また、中間板34の両脇にはストッパ爪3
9が一体に形成され、一方、このスットッパ爪39を装
備するための切欠き32aを、ケース本体32のヒンジ
部側下部両脇に設ける。そして、蓋体36の開放時、第
2ヒンジ部35を中心として蓋体36が、次いで第1ヒ
ンジ部33を中心として中間板34がそれぞれ回動し、
ストッパ爪39の上部がケース本体32の切欠き32a
上辺に当接する限界開度まで中間板34を上側に回動さ
せて、ソケット部38に保持した薄板状物品Qを立ち上
げるように構成している。
【0027】このように、CDやCD−ROM等を保持
するソケット部38を、中間板34に取り付けて、蓋体
36の開放時にCD−ROM等の薄板状物品Qを持ち上
げれば、例えばCD−ROM等の表裏面に触れることな
く、ワンタッチで簡単にCD−ROM等の両サイドを手
に持って取り出し、かつ収納することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の薄板状物
品の収納ケースによれば、次のような効果を奏する。 (1)薄板状物品を収納ケースにしまう時も、取り出す
時も、ただ単に蓋体を開くだけでソケット部が上側に向
く(立ち上がる)ので、薄板状物品をワンタッチで簡単
に収納したり、取り出したりすることができる。 (2)CDやCD−ROM等の製品は劣化防止のため、
その表裏面には手で触れないことが要求されるが、本発
明のケースによれば、簡単に両サイドを持ち上げること
ができるので、表裏面に触れることなく収納・取り出し
ができる。 (3)蓋体を開いた時、薄板状物品はソケット部に支持
されているので、落下等のトラブルに対して、より安全
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の収納ケースにガラスプ
レートを収納した状態を示す側面断面図である。
【図2】同じく収納ケースにガラスプレートを収納して
開放した状態を示す斜視図である。
【図3】同じく蓋体を閉じた状態の第1,第2ヒンジ部
の部分側面図である。
【図4】同じく蓋体を開いた状態の第1,第2ヒンジ部
の部分側面図である。
【図5】本発明の第2実施形態の収納ケースにCD,C
D−ROM等の薄板状物品を収納して開放した状態を示
す側面図である。
【図6】同じく収納ケースにCD,CD−ROM等の薄
板状物品を収納して開放した状態を示す斜視図である。
【図7】本発明の第3実施形態の収納ケースにCD,C
D−ROM等の薄板状物品を収納して開放した状態を示
す側面図である。
【図8】同じく収納ケースにCD,CD−ROM等の薄
板状物品を収納して開放した状態を示す斜視図である。
【図9】従来のケースの斜視図である。
【符号の説明】
1 収納ケース 2 ケース本体 3 第1ヒンジ部 4 中間板 5 第2ヒンジ部 6 蓋体 7 ソケット部 7a 受け口 7b 保持カバー 8 台座部 9 凸部 10a,10b 段差把手 11 凹部 11a 突起 12 凸部 13 凹部 13a 突起 15 ストッパ爪 16 切欠き B 収納室 P ガラスプレート 21 収納ケース 22 ケース本体 22a 切欠き 23 第1ヒンジ部 24 中間板 25 第2ヒンジ部 26 蓋体 27 長尺のソケット部 27a 縮径部 28 ストッパ爪 31 収納ケース 32 ケース本体 32a 切欠き 33 第1ヒンジ部 34 中間板 35 第2ヒンジ部 36 蓋体 37 保持溝 38 ソケット部 38a 保持片 39 ストッパ爪 Q CD,CD−ROM等の薄板状物品

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース本体と、該ケース本体の一側部に
    第1ヒンジ部,中間板,第2ヒンジ部を介して連設さ
    れ、上方に回動する蓋体と、前記中間板に取り付けら
    れ、蓋体との連動で立ち上がる薄板状物品保持用のソケ
    ット部とを有する薄板状物品の収納ケース。
  2. 【請求項2】 前記ソケット部は、薄板状物品の端部を
    挿入可能とする受け口と、該受け口に挿入した薄板状物
    品を挟むように保持する保持カバーとからなる請求項1
    記載の薄板状物品の収納ケース。
  3. 【請求項3】 前記ソケット部は、CD−ROM等の円
    盤薄板状物品の中央に設けた透孔を嵌め合わせて保持す
    る縮径部を備えた長尺のソケット部である請求項1記載
    の薄板状物品の収納ケース。
  4. 【請求項4】 前記ソケット部は、薄板状物品の端部を
    挟み込むように保持する保持溝を備えた一対の保持片か
    らなり、この一対の保持片の保持溝形成側を軟質合成樹
    脂で、その外側を硬質合成樹脂で、二色成形により一体
    成形してなる請求項1記載の薄板状物品の収納ケース。
  5. 【請求項5】 薄板状物品をソケット部と台座部により
    底面と隙間をあけて収納できる収納室を設けたケース本
    体と、該ケース本体の一側部に第1ヒンジ部,中間板,
    第2ヒンジ部を介して連設された蓋体とからなる薄板状
    物品の収納ケースであって、 前記蓋体とケース本体には、蓋体をケース本体上に重ね
    合わせたときに互いに係合して閉蓋状態に維持する凸部
    と凹部とを設け、 前記中間板には、薄板状物品の先端を挿入可能とするソ
    ケット部と、該ソケット部の上方に位置し、収納した薄
    板状物品の先端を前記ソケット部と挟むように形成され
    た保持カバーと、前記中間板の両脇に設けられたストッ
    パ爪とを設け、 また、前記ケース本体のヒンジ部側下部両脇には、前記
    中間板のストッパ爪が装備される切欠きを設け、 前記蓋体の開放時、第2ヒンジ部を中心として蓋体が、
    次いで第1ヒンジ部を中心として中間板がそれぞれ回動
    し、ストッパ爪の上部がケース本体の切欠き上辺に当接
    する限界開度まで中間板を上側に回動させて、ソケット
    部に収納した薄板状物品を立ち上げるようにしたことを
    特徴とする薄板状物品の収納ケース。
  6. 【請求項6】 中央に透孔を有するCD−ROM等の薄
    板状物品を収納する収納室を設けたケース本体と、該ケ
    ース本体の一側部に第1ヒンジ部,中間板,第2ヒンジ
    部を介して連設された蓋体とからなる薄板状物品の収納
    ケースであって、 前記中間板には、その略中央に薄板状物品の透孔を嵌め
    合わせて保持する縮径部を備えた長尺のソケット部を設
    けるとともに、その両脇にストッパ爪を設け、 また、前記ケース本体のヒンジ部側下部両脇には、前記
    中間板のストッパ爪が装備される切欠きを設けて、 前記蓋体の開放時、第2ヒンジ部を中心として蓋体が、
    次いで第1ヒンジ部を中心として中間板がそれぞれ回動
    し、ストッパ爪の上部がケース本体の切欠き上辺に当接
    する限界開度まで中間板を上側に回動させて、ソケット
    部に保持した薄板状物品を立ち上げるようにしたことを
    特徴とする薄板状物品の収納ケース。
  7. 【請求項7】 中央に透孔を有するCD−ROM等の薄
    板状物品を収納する収納室を設けたケース本体と、該ケ
    ース本体の一側部に第1ヒンジ部,中間板,第2ヒンジ
    部を介して連設された蓋体とからなる薄板状物品の収納
    ケースであって、 前記中間板には、薄板状物品の端部を挟み込むように保
    持する保持溝を備えた一対の保持片からなり、且つこの
    一対の保持片の保持溝形成側を軟質合成樹脂で、その外
    側を硬質合成樹脂で、二色成形により一体成形したソケ
    ット部を設けるとともに、その両脇にストッパ爪を設
    け、 また、前記ケース本体のヒンジ部側下部両脇には、前記
    中間板のストッパ爪が装備される切欠きを設けて、 前記蓋体の開放時、第2ヒンジ部を中心として蓋体が、
    次いで第1ヒンジ部を中心として中間板がそれぞれ回動
    し、ストッパ爪の上部がケース本体の切欠き上辺に当接
    する限界開度まで中間板を上側に回動させて、ソケット
    部に保持した薄板状物品を立ち上げるようにしたことを
    特徴とする薄板状物品の収納ケース。
JP9158897A 1997-03-26 1997-03-26 薄板状物品の収納ケース Pending JPH10273184A (ja)

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