JP3052060B2 - コンパクトディスクトレー - Google Patents

コンパクトディスクトレー

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JP3052060B2
JP3052060B2 JP8113625A JP11362596A JP3052060B2 JP 3052060 B2 JP3052060 B2 JP 3052060B2 JP 8113625 A JP8113625 A JP 8113625A JP 11362596 A JP11362596 A JP 11362596A JP 3052060 B2 JP3052060 B2 JP 3052060B2
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/02Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon
    • G11B33/04Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon modified to store record carriers
    • G11B33/0405Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon modified to store record carriers for storing discs
    • G11B33/0411Single disc boxes
    • G11B33/0422Single disc boxes for discs without cartridge
    • G11B33/0427Single disc boxes for discs without cartridge comprising centre hole locking means

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  • Packaging For Recording Disks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンパクトディ
スクを保持すべくコンパクトディスク用ケース内に収容
されているコンパクトディスクトレーに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年のコンパクトディスク(音楽や所謂
ファミコンのソフト)のレンタルショップのなかには、
コンパクトディスクが収納されたコンパクトディスク用
ケースを展示する際に、前記ケースを閉状態に維持する
保持具(盗難検知用のタグを取り外し不能に貼付してあ
る)を取り付けているところがある。
【0003】このようなショップでは、保持具が付いた
ままでコンパクトディスク用ケースを店外に持ち出そう
とすると、店の出入口で検知できるようなゲートシステ
ムを設けてあり、したがって客がコンパクトディスクを
借りる場合には、店員に保持具を特殊なキーにより外し
てもらわなければならないようになっている。つまり、
上記レンタルショップでは、保持具とゲートシステムと
の組み合わせによりコンパクトディスクの盗難を防止し
ているのである。
【0004】しかしながら、従来の保持具は、少なくと
もコンパクトディスク用ケースが開くのを押さえる部材
と、コンパクトディスクケースが閉じた状態を維持する
ためのキー対応部が必要であり、このため器具自体が大
がかりなもの(例えば、我社で開発し出願した特願平8
−12789号)となり、このため高コストとなると共
に大きな専有空間を有するものとなっていた。よって、
前記保持具の使用により店の金銭的負担が大きくなり、
また、一定のスペースに多くのコンパクトディスクを展
示することができないという問題があった。
【0005】近年、上記ゲートシステムを使用するコン
パクトディスクのレンタルショップにおいて、ゲート
システムとの組み合わせにより盗難を有効に防止でき、
安価で且つ一定の空間に多くのコンパクトディスクを
展示できる、従来の保持具にかわる手段の開発が望まれ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明で
は、ゲートシステムとの組み合わせにより盗難を有効
に防止でき、安価で且つ一定の空間に多くのコンパク
トディスクを展示できる手段となり得るコンパクトディ
スクトレーを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、コンパクト
ディスク9の中央孔に嵌入される円形状の凸部を有した
トレー本体1と、コンパクトディスク9の凸部からの取
り外しを防止すべく前記凸部に取り付けられる抜止め部
材4とを具備したコンパクトディスクトレイであって、
前記凸部には、その中央部に設けられた長孔32と、前
記凸部における長孔32の回りに設けられた複数の押し
込み可能な突起31とを具備し、抜止め部材4は、コン
パクトディスク9の中央孔よりも大きな板材40と、前
記板材40に形成された貫通孔41と、前記板材40の
裏面中央に垂設され且つ下端に細長い掛かり部42aを
有するフック部42とから構成され、凸部に対して抜止
め部材4が取り外し不能なときには、突起31が貫通孔
41に嵌入状態となっていると共に長孔32から挿入さ
れた掛かり部42aが凸部の裏面と係止状態となってお
り、凸部から抜止め部材4を取り外すときには、キーK
の爪部K2によって全ての突起31を押し込んで板材4
0を回動可能にし、その後板材40を回動させて掛かり
部42aと凸部の裏面との係止を解くことにより行われ
【0008】このコンパクトディスクトレー自身の機能
及び上記ゲートシステムとの併用における機能について
は発明の実施の形態の欄で明らかにする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に従って説明する。
【0010】図1は、コンパクトディスクトレーTRを
コンパクトディスク用ケースCにセットした状態を示す
ものであり、図中、符号9はコンパクトディスクを、符
号Kはキーを、それぞれ示している。なお、この実施形
態では、コンパクトディスク用ケースCに対してコンパ
クトディスクトレーTRが容易に取り外せない手段(図
示せず)を施してある。ここで、ケースCからトレーT
Rを取り外すことがない場合は接着してもよい。
【0011】コンパクトディスク用ケースCは、図1や
図2に示すように、本体C1の一辺部分に対して蓋体C
2の一辺部分を揺動自在に取り付けて成る従来のものと
同様のものである。なお、本体C1及び蓋体C2は共に
透明の合成樹脂により構成してある。
【0012】コンパクトディスクトレーTRは、図1に
示すように、トレー本体1と、保持具2とから成り、前
記保持具2は同図に示すように、トレー本体1に一体的
に成形された係止部3と、前記係止部3に係止された状
態でコンパクトディスク9を抜け止め状態にする抜止め
部材4とから構成してある。
【0013】トレー本体1は、図1や図3に示すよう
に、表面側にはコンパクトディスク9が収容される凹部
10が形成されていると共にその中央部には僅かに突出
させた突出部11を形成してあり、また、図6に示すよ
うに、裏面側にはその隅に盗難検知用のタグ(図示せ
ず)を貼付するための領域Eを形成してある。なお、盗
難検知用のタグを貼付するための位置を、本体C1の底
面とすることもできる。
【0014】上記した係止部3は、図3や図4に示すよ
うに、突出部11にスリットを形成することにより構成
された90°間隔の弾性変形片30と、各弾性変形片3
0の変形端上面に設けられた突起31と、突出部11の
中央に形成された長孔32とから構成されている。
【0015】抜止め部材4は、図3に示すように、コン
パクトディスク9の中央孔90よりも大きな円形板材4
0と、前記円形板材40に形成された突起31が嵌入さ
れる貫通孔41と、前記円形板材40の裏面中央に垂設
され且つ下端に細長い掛かり部42aを具備させてある
フック部42とから構成されている。なお、掛かり部4
2aは長孔32に挿入できる大きさに設定してあり、長
孔32に対して掛かり部42aを下方に貫通突出させた
状態から円形板材40を回転させて、長孔32と掛かり
部42aとを平面視でクロスさせ且つ突起31が貫通孔
41に嵌入させることにより、図3に示すように、抜止
め部材4が係止部3に対して抜け止め状態となるものと
してある。
【0016】キーKは、図1に示すように、円柱状の保
持部K1と、これの下端面に設けた爪部K2とから成る
もので、前記爪部K2を貫通孔41に差し込むことによ
り上記した弾性変形片30を図5に示すように、弾性変
形させることができるようにしてある。これにより、円
形板材40の回動が可能となり、抜止め部材4の係止部
3への抜け止め状態が解除できる。
【0017】上記したように、このコンパクトディスク
トレーTRにコンパクトディスク9をセットした場合、
キーKを使用しない限り、前記コンパクトディスク9を
に取り外すことができない。
【0018】ここで、このコンパクトディスクトレーT
Rを収納したコンパクトディスク用ケースCを、従来の
技術の欄で示したゲートシステムを有するショップで使
用すると以下に示すような効果を発揮させることができ
る。
【0019】即ち、トレー本体1の裏面にある領域Eに
盗難検知用のタグを貼付すると共にコンパクトディスク
用ケースCに収容し、保持具2によってコンパクトディ
スク9を取り外し不能にした状態でショップ内に展示す
る。このようにして展示された場合、コンパクトディス
ク9は保持具2によりケースCから取り外せないので、
コンパクトディスク用ケースCごとコンパクトディスク
9を店外に持ち出そうとするが、この場合には、ゲート
システムが領域Eに貼付された盗難検知用のタグを検知
する。したがって、前記持ち出し行為は阻止でき、盗難
は防止される。また、このコンパクトディスクトレーT
Rは従来のトレーと比較すると、抜止め部材を付加した
程度のものであるから、大きくならず且つ低コストで製
造できる。よって、安価で且つ一定の空間に多くのコン
パクトディスクを展示できる。
【0020】なお、実際のコンパクトディスク9の貸出
は、客がゲート部に持参してきたコンパクトディスク用
ケースCを盗難検知用のタグがゲートシステムで反応し
ない貸出用袋に入れるようにして行うか、又は、キーK
によりコンパクトディスク9をトレーTRから取り外
し、普通の袋に入れて行う。
【0021】上記実施形態のトレーTRにおける保持具
2の構成にかえて図7や図8に示すものが採用できる。
この保持具2は、同図に示すように、係止部3は雌ネジ
部材で構成され、抜止め部材4はキー掛け部45を有し
た円盤部及び雄ネジ部材から構成されるものとしてあ
る。
【0022】また、上記実施形態のトレーTRにおける
保持具2の構成にかえて図9や図10に示すものが採用
できる。この保持具2は、同図に示すように、係止部3
は周溝35を有するものと、抜止め部材4は前記周溝3
5に圧入される周突起46やキー掛け部47をを有する
ものとしてある。
【0023】要するに、係止部3と抜止め部材4との係
止によりコンパクトディスク9がトレーTRに対して抜
け止め状態になり、係止部3に対する抜止め部材4の係
止の解除がキーKのみでできる構成であればよいのであ
る。
【0024】
【発明の効果】この発明は上記構成を有するものである
から以下の効果を奏する。
【0025】発明の実施の形態の欄に記載した内容から
も明らかなように、ゲートシステムとの組み合わせに
より盗難を有効に防止でき、安価で且つ一定の空間に
多くのコンパクトディスクを展示できる手段となり得る
コンパクトディスクトレーを提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態であるコンパクトディスク
トレーをコンパクトディスク用ケースにセットした状態
を示し、更に、コンパクトディスク、キー等を示してい
る斜視図。
【図2】前記コンパクトディスクトレーにコンパクトデ
ィスクをセットした状態を示す斜視図。
【図3】前記コンパクトディスクトレーに設けた保持具
の断面図。
【図4】前記コンパクトディスクトレーに設けた係止部
の斜視図。
【図5】前記係止部の弾性変形片をキーにより押し込ん
だ状態を示す断面図。
【図6】前記コンパクトディスクトレーの裏面側を示す
図。
【図7】前記保持具の他の形態を示す斜視図。
【図8】図7に示した保持具にキーをセットした状態を
示す平面図。
【図9】前記保持具の他の形態を示す斜視図。
【図10】図9に示した保持具にキーをセットする途中
の段階を示す平面図。
【符号の説明】
1 トレー本体 2 保持具 3 係止部 4 抜止め部材 9 コンパクトディスク 90 中央孔

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンパクトディスク9の中央孔に嵌入さ
    れる円形状の凸部を有したトレー本体1と、コンパクト
    ディスク9の凸部からの取り外しを防止すべく前記凸部
    に取り付けられる抜止め部材4とを具備したコンパクト
    ディスクトレイであって、前記凸部には、その中央部に
    設けられた長孔32と、前記凸部における長孔32の回
    りに設けられた複数の押し込み可能な突起31とを具備
    し、抜止め部材4は、コンパクトディスク9の中央孔よ
    りも大きな板材40と、前記板材40に形成された貫通
    孔41と、前記板材40の裏面中央に垂設され且つ下端
    に細長い掛かり部42aを有するフック部42とから構
    成され、凸部に対して抜止め部材4が取り外し不能なと
    きには、突起31が貫通孔41に嵌入状態となっている
    と共に長孔32から挿入された掛かり部42aが凸部の
    裏面と係止状態となっており、凸部から抜止め部材4を
    取り外すときには、キーKの爪部K2によって全ての突
    起31を押し込んで板材40を回動可能にし、その後板
    材40を回動させて掛かり部42aと凸部の裏面との係
    止を解くことにより行われることを特徴とするコンパク
    トディスクトレー。
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