JP2002128171A - ディスクパッケージ - Google Patents

ディスクパッケージ

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JP2002128171A
JP2002128171A JP2000324306A JP2000324306A JP2002128171A JP 2002128171 A JP2002128171 A JP 2002128171A JP 2000324306 A JP2000324306 A JP 2000324306A JP 2000324306 A JP2000324306 A JP 2000324306A JP 2002128171 A JP2002128171 A JP 2002128171A
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JP
Japan
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disk
plate portion
package
plate
storage
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JP2000324306A
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English (en)
Inventor
Tatsuichi Ito
達一 伊藤
Takayuki Watai
孝幸 渡井
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Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収納ディスクに生じる得る損傷を極力防止で
きるディスクパッケージを提供する。 【解決手段】 第1プレート部1のディスク収納凹部1
aの深さ寸法がディスクDの厚さ寸法よりも大きく、し
かも、ディスク収納後に第2プレート部2を第1プレー
ト部1に結合した状態では、センターホールDaを通じ
て第1プレート部1の挿入穴1cに挿入された位置決め
凸部2cによって収納ディスクDの位置決めがなされる
ため、外部から衝撃及び振動等を原因として収納ディス
クDに揺動や回転を生じても、ディスク支持凸部1bと
の接触部分を除くディスク下面やレーベルが設けられて
いるディスク上面に擦り傷を生じることがなく、収納デ
ィスクDに生じる得る損傷を回避して収納ディスクDの
美観を良好に維持して商品価値の低下を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD,DVD等の
再生専用ディスクや、CD−R,DVD−R等の追記型
ディスクや、CD−RW,DVD−RW等の書換型ディ
スクや、これら以外の各種ディスクの包装容器として用
いられるディスクパッケージに関する。
【0002】
【従来の技術】特許第2741668号公報にはこの種
のディスクパッケージが開示されている。同公報に開示
されたディスクパッケージは下板と上板とがヒンジを介
して連なるように構成されており、下板には、ディスク
の外周に沿う位置決めリブとディスクの中央下面部を支
える段丘部が形成され、一方、上板には、前記リブが係
止する溝とディスク弾圧面が形成されている。また、下
板と上板には、これら各板を着脱自在に係合するための
凹凸係合部が形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のディスクパッケ
ージでは、ディスク上面に接してディスクを段丘部に弾
圧することによりディスクの妄動を防ぐための弾圧面が
上板に形成されているが、このパッケージ構造では収納
ディスクへの揺動や回転を完全に防ぐに足りる弾圧力を
確保し難いことから、輸送時や搬送時や店頭陳列時等に
受ける衝撃及び振動によって収納ディスクに揺動や回転
を生じると、ディスク上面に接している弾圧面によって
レーベルが設けられているディスク上面に擦り傷を生
じ、ディスクの美観及び商品価値を損ねる不具合があ
る。
【0004】本発明は前記事情に鑑みて創作されたもの
で、収納ディスクに生じる得る損傷を極力防止できるデ
ィスクパッケージを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のディスクパッケージは、収納ディスクの厚
さ寸法よりも大きな深さ寸法を有するディスク収納凹部
と、ディスク収納凹部の底面中央に設けられ収納ディス
クのクランピングエリアを支持可能なディスク支持凸部
と、ディスク支持凸部の上面に設けられた位置決め凸部
用の挿入穴とを有する第1プレート部と、収納ディスク
のセンターホールを通じて第1プレート部の挿入穴に挿
入可能な位置決め凸部を有し、第1シートのディスク収
納凹部を閉塞可能な第2プレート部とを備え、第1プレ
ート部と第2プレート部の結合状態を維持するために第
1プレート部と第2プレート部の一方には嵌合凸部が形
成され、他方には嵌合凸部が着脱自在に嵌合し得る嵌合
孔または嵌合凹部が形成されていることをその特徴とす
る。
【0006】ディスクをパッケージするときには、第1
プレート部のディスク収納凹部にディスクを挿入し、ク
ランピングエリアをディスク支持凸部に載置する。続い
て、第2プレート部の位置決め凸部をディスクのセンタ
ーホールを通じて第1プレート部の挿入穴に挿入すると
共に嵌合凸部を第1プレート部の嵌合孔に押し込む。
【0007】ディスク収納後に第2プレート部を第1プ
レート部に結合した状態では、ディスク収納凹部が第2
プレート部によって閉塞されると共に、センターホール
を通じて第1プレート部の挿入穴に挿入された位置決め
凸部によって収納ディスクの位置決めがなされる。
【0008】第1プレート部のディスク収納凹部の深さ
寸法がディスクの厚さ寸法よりも大きく、しかも、ディ
スク収納後に第2プレート部を第1プレート部に結合し
た状態では、センターホールを通じて第1プレート部の
挿入穴に挿入された位置決め凸部によって収納ディスク
の位置決めがなされるため、外部から衝撃及び振動等を
原因として収納ディスクに揺動や回転を生じても、ディ
スク支持凸部との接触部分を除くディスク下面やレーベ
ルが設けられているディスク上面に擦り傷を生じること
がない。
【0009】本発明の前記目的とそれ以外の目的と、構
成特徴と、作用効果は、以下の説明と添付図面によって
明らかとなる。
【0010】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]図1〜図7は本
発明の第1実施形態を示すもので、図中の符号1は第1
プレート部、2は第2プレート部、Dはディスクであ
る。
【0011】ディスクDはCD,DVD等の再生専用デ
ィスクや、CD−R,DVD−R等の追記型ディスク
や、CD−RW,DVD−RW等の書換型ディスクや、
これら以外の各種ディスクであり、図2に示すように、
ディスク中心にセンターホールDaを有し、その周囲に
クランピングエリアDbを有している。また、クランピ
ングエリアDbの下面側にはスタックリングDc(図4
参照)が形成されている。
【0012】第1プレート部1と第2プレート部2のそ
れぞれはポリエステルや塩化ビニル等の熱可塑性樹脂を
材料として真空成形法によって形成されている。具体的
には、樹脂シートを加熱軟化させて型に密着させ、型の
排気孔から空気を排出させて樹脂シートを型に密着さ
せ、冷却してから成形品を取り出す成形法によって形成
されている。
【0013】ちなみに、第1プレート部1及び第2プレ
ート部2は上面から見た形状がそれぞれ矩形で、且つ、
全体がほぼ均一な厚みを有しており、その厚さ寸法は1
mm以下、好ましくは0.3mm〜0.5mmである。
【0014】第1プレート部1には、上面から見た形状
が円形のディスク収納凹部1aが設けられている。この
ディスク収納凹部1aの深さ寸法はディスクDの厚みよ
りも大きく、且つ、直径はディスクDの外径よりも大き
い。また、ディスク収納凹部1aの底面1a1は、断面
V字形或いはU字形の山と谷が周方向で交互に並び、且
つ、山と谷が放射状に配された蛇腹状の面から成る。さ
らに、ディスク収納凹部1aの底面1a1の中央には、
ディスクDのクランピングエリアDbを、詳しくは、ク
ランピングエリアDbのスタックリングDcよりも内側
部分を接触状態で支持可能な円錐台形状または円柱形状
のディスク支持凸部1bが設けられている。このディス
ク支持凸部1bの高さ寸法はディスク収納凹部1aの深
さ寸法よりも小さく、ディスク収納凹部1aの深さ寸法
とディスク支持凸部1bの高さ寸法との差はディスクD
の厚さ寸法よりも大きい。さらにまた、ディスク支持凸
部1bの上面中央には、逆円錐台形状または円柱形状の
挿入穴1cが設けられている。さらにまた、第1プレー
ト部1の4隅には、第2プレート部2を第1プレート部
1に結合するときに用いられる嵌合孔1dがそれぞれ設
けられている。
【0015】第2プレート部2の外周には、外側に向か
って傾く壁面部2aが連続して垂設されている。ちなみ
に、第2プレート部2の壁面部2aを除く下面形は第1
プレート部1の上面形よりも僅かに大きく、第2プレー
ト部2を第1プレート部1に結合したときにディスク収
納凹部1aを閉塞することができる。また、壁面部2a
の一辺には2本のスリット2a1が設けられていて、ス
リット間部分2bは第2プレート部2を第1プレート部
1から外すときの取っ手として用いられる。さらに、第
2プレート部2の下面には、第1プレート部1の挿入穴
1cに挿入可能な円錐台形状の位置決め凸部2cが設け
られている。この位置決め凸部2cはディスク収納凹部
1aに収納されたディスクDの位置決めを行うためのも
ので、図面例のものでは位置決め凸部2cの最大外径は
ディスクDのセンターホールDaの径よりも大きく、第
1プレート部1の挿入穴1cに挿入した状態ではその外
面が収納ディスクDのセンターホールDaの内周に接し
得る。さらにまた、第2プレート部2の下面の4隅に
は、第2プレート部2を第1プレート部1に結合すると
きに嵌合孔1dに嵌合し得る嵌合凸部2dがそれぞれ設
けられている。嵌合凸部2dの少なくとも先端部の外径
は嵌合孔1dの外径よりも僅かに大きく形成されてお
り、嵌合凸部2dは第2プレート部2を第1プレート部
1に結合するときに嵌合孔1dに圧入ぎみに押し込まれ
て第1プレート部1と第2プレート部2の結合状態を維
持する。
【0016】ちなみに、厚さ寸法が約1.2mmのディ
スクDを収納対象とする場合、第1プレート部1の高さ
寸法は3.5mm程度で、第2プレート部2の高さ寸法
は5mm程度である。
【0017】ディスクDをパッケージするときには、図
4に示すように、第1プレート部1のディスク収納凹部
1aにスタックリングDcが下を向くようにしてディス
クDを挿入し、クランピングエリアDbのスタックリン
グDcよりも内側部分をディスク支持凸部1bに載置す
る。続いて、図5に示すように、第2プレート部2の位
置決め凸部2cをディスクDのセンターホールDaを通
じて第1プレート部1の挿入穴1cに挿入すると共に嵌
合凸部2dを第1プレート部1の嵌合孔1dに押し込
む。
【0018】ディスク収納後に第2プレート部2を第1
プレート部1に結合した状態では、ディスク収納凹部1
aが第2プレート部2によって閉塞されると共に、セン
ターホールDaを通じて第1プレート部1の挿入穴1c
に挿入された位置決め凸部2cによって収納ディスクD
の位置決めがなされる。
【0019】第1プレート部1のディスク収納凹部1a
の深さ寸法がディスクDの厚さ寸法よりも大きく、且
つ、ディスク収納凹部1aの深さ寸法とディスク支持凸
部1bの高さ寸法との差がディスクDの厚さ寸法よりも
大きいため、収納ディスクDのディスク支持凸部1bと
接触している部分を除く下面はディスク収納凹部1aの
底面1a1に接しておらず、且つ、ディスクDの上面は
第2プレート部2にも接していない。
【0020】ディスク収納後に第2プレート部2を第1
プレート部1に結合して構成されたパッケージ品から収
納ディスクDを取り出すときには、第2プレート部2の
スリット間部分2bを指先で把持して第2プレート部2
を第1プレート部1から引き離せばよい。取り出したデ
ィスクDを再びパッケージするときの作業は前述と同じ
である。
【0021】前述のディスクパッケージによれば、第1
プレート部1のディスク収納凹部1aの深さ寸法がディ
スクDの厚さ寸法よりも大きく、しかも、ディスク収納
後に第2プレート部2を第1プレート部1に結合した状
態では、センターホールDaを通じて第1プレート部1
の挿入穴1cに挿入された位置決め凸部2cによって収
納ディスクDの位置決めがなされるため、外部から衝撃
及び振動等を原因として収納ディスクDに揺動や回転を
生じても、ディスク支持凸部1bとの接触部分を除くデ
ィスク下面やレーベルが設けられているディスク上面に
擦り傷を生じることがなく、収納ディスクDに生じる得
る損傷を回避して収納ディスクDの美観を良好に維持し
て商品価値の低下を防止できる。
【0022】また、ディスクDのセンターホールDaを
通じて挿入穴1cに挿入された位置決め凸部2cの外面
が収納ディスクDのセンターホールDaの内周に接して
いるので、当該接触によって収納ディスクDに揺動や回
転を生じることを抑制して、収納ディスクDのディスク
支持凸部1bとの接触部分に擦り傷を生じることをも防
止することができる。
【0023】さらに、第1プレート部1のディスク収納
凹部1aの底面1a1が、断面V字形或いはU字形の山
と谷が周方向で交互に並び、且つ、山と谷が放射状に配
された蛇腹状の面から成るので、第1プレート部1の厚
さを薄くしてもディスク収納凹部1aの底面1a1に高
い強度を確保することができ、これによりディスク収納
凹部1a及び第1プレート部1に変形を生じることを防
止して、変形を原因として収納ディスクDにダメージが
加わることを回避することができる。
【0024】さらにまた、第1プレート部1と第2プレ
ート部2のそれぞれが真空成形法によって形成されてい
るので、射出成形法等によってパッケージを形成する場
合に比べて、パッケージ単価を大きく低減することがで
きる。
【0025】さらにまた、パッケージ品自体に余計が突
出部分等がなく、しかも、後述のように積み重ねたとき
の高さを小さくできることから、薄いフィルムを用いて
パッケージ品を10枚単位や20枚単位等で包装するこ
とが極めて容易であり、包装後のフィルムが搬送時等に
おいて破れてしまうことも未然に防止できる。
【0026】さらにまた、前記のパッケージ品は第2プ
レート部2の外周に設けられた壁面部2aを利用して、
図6に示すように横向き姿勢で、且つ、互いが係合した
状態で積み重ねることができる。積み重ね時には下側の
パッケージ品の上部が上側のパッケージ品の壁面部2a
の内側に入り込んで第1プレート部1の下面に接するた
め、積み重ねたときの高さは第2プレート部2の高さ寸
法の倍数値よりも小さくなる。依って、店頭における陳
列が容易であると共に、小さな売場面積でより多くのパ
ッケージ品を陳列して販売することができる。
【0027】尚、前述の説明では、第1プレート部1の
4隅に嵌合孔1dをそれぞれ設けたものを例示したが、
嵌合孔1dの代わりに図7(A)に示すような嵌合凹部
1d’を第1プレート部1に設けてもよい。この場合
も、嵌合凸部2dの少なくとも先端部の外径を嵌合凹部
1d’の内径よりも僅かに大きく形成しておけば、図7
(B)に示すように嵌合凸部2dを嵌合凹部1d’に圧
入ぎみに押し込むことができる。勿論、嵌合凸部2dの
先端部の外径を他の部分の外径よりも大きくし、且つ、
嵌合凹部1d’の開口側の内径を嵌合凸部2dの先端部
の外径よりも僅かに小さくし他の部分をそれよりも大き
くしておけば、嵌合凸部2dと嵌合凹部1d’との嵌合
をパチン嵌合とすることができる。
【0028】また、前述の説明では、嵌合凸部と嵌合凹
部の個数を4個としたものを例示したが、嵌合凸部と嵌
合凹部の個数は3以下でも5以上であっても構わない。
【0029】さらに、前述の説明では、円錐台形状の位
置決め凸部2cの最大外径をディスクDのセンターホー
ルDaの径よりも大きくすることによりその外面を収納
ディスクDのセンターホールDaの内周に接触させるよ
うにしたものを例示したが、位置決め凸部2cの基部に
段差を形成してこの段差を収納ディスクDのセンターホ
ールDaの上面側近傍部分に接触させるようにして、収
納ディスクDに揺動や回転を生じることを抑制するよう
にしてもよい。
【0030】さらにまた、前述の説明では、ディスク収
納凹部1aの底面1a1を蛇腹状としたものを例示した
が、図8に示すように断面V字形或いはU字形の複数本
の溝を放射状に有する面を底面1a2として用いても前
記の強度向上の効果を同様に得ることができる。
【0031】[第2実施形態]図9〜図17は本発明の
第2実施形態を示すもので、図中の符号11は第1プレ
ート部、12は第2プレート部、Dはディスクである。
図9から分かるように第1プレート部11と第2プレー
ト部12は屈曲可能な折り曲げ部CLを介して連なって
いる。
【0032】ディスクDはCD,DVD等の再生専用デ
ィスクや、CD−R,DVD−R等の追記型ディスク
や、CD−RW,DVD−RW等の書換型ディスクや、
これら以外の各種ディスクであり、図2に示したよう
に、ディスク中心にセンターホールDaを有し、その周
囲にクランピングエリアDbを有している。また、クラ
ンピングエリアDbの下面側にはスタックリングDc
(図12参照)が形成されている。
【0033】第1プレート部11,第2プレート部12
及び折り曲げ部CLはポリエステルや塩化ビニル等の熱
可塑性樹脂を材料として真空成形法によって一体に形成
されている。具体的には、樹脂シートを加熱軟化させて
型に密着させ、型の排気孔から空気を排出させて樹脂シ
ートを型に密着させ、冷却してから成形品を取り出す成
形法によって一体に形成されている。
【0034】ちなみに、第1プレート部11及び第2プ
レート部12は上面から見た形状がそれぞれ矩形で、且
つ、全体がほぼ均一な厚みを有しており、その厚みは1
mm以下、好ましくは0.3mm〜0.5mmである。
折り曲げ部CLは第1プレート部11の一辺と第2プレ
ート部12の一辺を繋ぐように設けられ、その厚みは第
1プレート部11及び第2プレート部12の厚みよりも
若干小さい。
【0035】第1プレート部11には、上面から見た形
状が円形のディスク収納凹部11aが設けられている。
このディスク収納凹部11aの深さ寸法はディスクDの
厚みよりも大きく、且つ、直径はディスクDの外径より
も大きい。また、ディスク収納凹部11aの底面11a
1は、断面V字形或いはU字形の山と谷が周方向で交互
に並び、且つ、山と谷が放射状に配された蛇腹状の面か
ら成る。さらに、ディスク収納凹部11aの底面11a
1の中央には、ディスクDのクランピングエリアDb
を、詳しくは、クランピングエリアDbのスタックリン
グDcよりも内側部分を接触状態で支持可能な円錐台形
状または円柱形状のディスク支持凸部11bが設けられ
ている。このディスク支持凸部11bの高さ寸法はディ
スク収納凹部11aの深さ寸法よりも小さく、ディスク
収納凹部11aの深さ寸法とディスク支持凸部11bの
高さ寸法の差はディスクDの厚さ寸法よりも大きい。さ
らにまた、ディスク支持凸部11bの上面中央には、逆
円錐台形状または円柱形状の挿入穴11cが設けられて
いる。さらにまた、第1プレート部11の4隅には、第
2プレート部12を第1プレート部11に結合するとき
に用いられる嵌合孔11dがそれぞれ設けられている。
さらにまた、第1プレート部11の折り曲げ部CLと対
向する辺の中央には、第2プレート部12を第1プレー
ト部11から外すときに指先が挿入され得る切り欠き1
1eが設けられている。
【0036】第2プレート部12の折り曲げ部CLと対
向する辺の中央には、第1プレート部11の切り欠き1
1eを覆う張出部12aが設けられている。この張出部
12aは第2プレート部12を第1プレート部11から
外すときの取っ手として用いられる。また、第2プレー
ト部12の第1プレート部11の上面と向き合う面に
は、第1プレート部11の挿入穴11cに挿入可能な円
錐台形状の位置決め凸部12bが設けられている。この
位置決め凸部12bはディスク収納凹部11aに収納さ
れたディスクDの位置決めを行うためのもので、図面例
のものでは位置決め凸部12bの最大外径はディスクD
のセンターホールDaの径よりも大きく、第1プレート
部11の挿入穴11cに挿入した状態ではその外面が収
納ディスクDのセンターホールDaの内周に接し得る。
さらに、第2プレート部12の第1プレート部11の上
面と向き合う面の4隅には、第2プレート部12を第1
プレート部11に結合するときに嵌合孔11dに嵌合し
得る嵌合凸部12cがそれぞれ設けられている。嵌合凸
部12cの少なくとも先端部の外径は嵌合孔11dの外
径よりも僅かに大きく形成されており、嵌合凸部12c
は第2プレート部12を第1プレート部11に結合する
ときに嵌合孔11dに圧入ぎみに押し込まれて第1プレ
ート部11と第2プレート部12の結合状態を維持す
る。
【0037】ちなみに、厚さ寸法が約1.2mmのディ
スクDを収納対象とする場合、第1プレート部11の高
さ寸法は3.0mm程度である。
【0038】ディスクDをパッケージするときには、第
1プレート部11のディスク収納凹部11aにスタック
リングDcが下を向くようにしてディスクDを挿入し、
クランピングエリアDbのスタックリングDcよりも内
側部分をディスク支持凸部11bに載置する。続いて、
図12に示すように、折り曲げ部CLを屈曲させて第2
プレート部12を第1プレート部11に向かって倒し、
第2プレート部12の位置決め凸部12bをディスクD
のセンターホールDaを通じて第1プレート部11の挿
入穴11cに挿入すると共に嵌合凸部12cを第1プレ
ート部11の嵌合孔11dに押し込む。
【0039】ディスク収納後に第2プレート部12を第
1プレート部11に結合した状態では、ディスク収納凹
部11aが第2プレート部12によって閉塞されると共
に、センターホールDaを通じて第1プレート部11の
挿入穴11cに挿入された位置決め凸部12bによって
収納ディスクDの位置決めがなされる。
【0040】第1プレート部11のディスク収納凹部1
1aの深さ寸法がディスクDの厚さ寸法よりも大きく、
且つ、ディスク収納凹部11aの深さ寸法とディスク支
持凸部11bの高さ寸法との差がディスクDの厚さ寸法
よりも大きいため、収納ディスクDのディスク支持凸部
11bと接触している部分を除く下面はディスク収納凹
部11aの底面11a1に接しておらず、且つ、ディス
クDの上面は第2プレート部12にも接していない。
【0041】ディスク収納後に第2プレート部12を第
1プレート部11に結合して構成されたパッケージ品か
ら収納ディスクDを取り出すときには、第2プレート部
12の張出部12aを切り欠き11eを通じて指先で把
持して第2プレート部12を第1プレート部11から引
き離せばよい。取り出したディスクDを再びパッケージ
するときの作業は前述と同じである。
【0042】前述のディスクパッケージによれば、第1
プレート部11のディスク収納凹部11aの深さ寸法が
ディスクDの厚さ寸法よりも大きく、しかも、ディスク
収納後に第2プレート部12を第1プレート部11に結
合した状態では、センターホールDaを通じて第1プレ
ート部11の挿入穴11cに挿入された位置決め凸部1
2bによって収納ディスクDの位置決めがなされるた
め、外部から衝撃及び振動等を原因として収納ディスク
Dに揺動や回転を生じても、ディスク支持凸部11bと
の接触部分を除くディスク下面やレーベルが設けられて
いるディスク上面に擦り傷を生じることがなく、収納デ
ィスクDに生じる得る損傷を回避して収納ディスクDの
美観を良好に維持して商品価値の低下を防止できる。
【0043】また、ディスクDのセンターホールDaを
通じて挿入穴11cに挿入された位置決め凸部12bの
外面が収納ディスクDのセンターホールDaの内周に接
しているので、当該接触によって収納ディスクDに揺動
や回転を生じることを抑制して、収納ディスクDのディ
スク支持凸部11bとの接触部分に擦り傷を生じること
をも防止することができる。
【0044】さらに、第1プレート部11のディスク収
納凹部11aの底面11a1が、断面V字形或いはU字
形の山と谷が周方向で交互に並び、且つ、山と谷が放射
状に配された蛇腹状の面から成るので、第1プレート部
11の厚さを薄くしてもディスク収納凹部11aの底面
11a1に高い強度を確保することができ、これにより
ディスク収納凹部11a及び第1プレート部11に変形
を生じることを防止して、変形を原因として収納ディス
クDにダメージが加わることを回避することができる。
【0045】さらにまた、第1プレート部11,第2プ
レート部12及び折り曲げ部CLが真空成形法によって
一体形成されているので、射出成形法等によってパッケ
ージを形成する場合に比べて、パッケージ単価を大きく
低減することができる。
【0046】さらにまた、パッケージ品自体に余計が突
出部分等がなく、しかも、積み重ねたときの高さを小さ
くできることから、薄いフィルムを用いてパッケージ品
を10枚単位や20枚単位等で包装することが極めて容
易であり、包装後のフィルムが搬送時等において破れて
しまうことも未然に防止できる。
【0047】第1実施形態のパッケージ品のように横向
き姿勢で、且つ、互いが係合した状態で積み重ねる場合
には、図13に示すように、第1プレート部11のディ
スク支持凸部11bの下面側に現れる環状凹部に挿入可
能な環状凸部12dまたは複数の凸部を第2プレート部
12の第1プレート部11と向き合わない面に設けてお
くとよい。積み重ね時には下側のパッケージ品の凸部は
上側のパッケージ品の凹部に挿入される。このようにす
れば、店頭における陳列が容易になると共に、小さな売
場面積でより多くのパッケージ品を陳列して販売するこ
とができる。
【0048】尚、前述の説明では、第1プレート部11
の4隅に嵌合孔11dをそれぞれ設けたものを例示した
が、嵌合孔11dの代わりに図15に示すような嵌合凹
部11d’を第1プレート部11に設けてもよい。この
場合も、嵌合凸部12cの少なくとも先端部の外径を嵌
合凹部11d’の内径よりも僅かに大きく形成しておけ
ば、嵌合凸部12cを嵌合凹部11d’に圧入ぎみに押
し込むことができる。勿論、嵌合凸部12cの先端部の
外径を他の部分の外径よりも大きくし、且つ、嵌合凹部
11d’の開口側の内径を嵌合凸部12cの先端部の外
径よりも僅かに小さくし他の部分をそれよりも大きくし
ておけば、嵌合凸部12cと嵌合凹部11d’との嵌合
をパチン嵌合とすることができる。
【0049】また、前述の実施形態では、嵌合凸部と嵌
合凹部の個数を4個としたものを例示したが、嵌合凸部
と嵌合凹部の個数は3以下でも5以上であっても構わな
い。
【0050】さらに、前述の説明では、円錐台形状の位
置決め凸部12bの最大外径をディスクDのセンターホ
ールDaの径よりも大きくすることによりその外面を収
納ディスクDのセンターホールDaの内周に接触させる
ようにしたものを例示したが、位置決め凸部12bの基
部に段差を形成してこの段差を収納ディスクDのセンタ
ーホールDaの上面側近傍部分に接触させるようにし
て、収納ディスクDに揺動や回転を生じることを抑制す
るようにしてもよい。
【0051】さらにまた、前述の説明では、ディスク収
納凹部11aの底面11a1を蛇腹状としたものを例示
したが、図16に示すように断面V字形或いはU字形の
複数本の溝を放射状に有する面を底面11a2として用
いても前記の強度向上の効果を同様に得ることができ
る。
【0052】さらにまた、図17に示すように、第1プ
レート部11と第2プレート部12の折り曲げ部近傍部
分に孔11f,12eを設けておけば、パッケージ品を
棒状フックにぶら下げた状態で陳列して販売することも
可能である。
【0053】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
外部から衝撃及び振動等を原因として収納ディスクに揺
動や回転を生じても、ディスク支持凸部との接触部分を
除くディスク下面やレーベルが設けられているディスク
上面に擦り傷を生じることがなく、収納ディスクに生じ
る得る損傷を回避して収納ディスクの美観を良好に維持
して商品価値の低下を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すパッケージの斜視
【図2】収納対象となるディスクの斜視図
【図3】図1に示したパッケージの縦断面図
【図4】ディスク収納方法の説明図
【図5】ディスク収納方法の説明図
【図6】パッケージ品を積み重ねた状態を示す図
【図7】図1に示したパッケージの変形例を示す図
【図8】図1に示したパッケージの他の変形例を示す図
【図9】本発明の第2実施形態を示すパッケージの斜視
【図10】図9に示したパッケージの縦断面図
【図11】図9に示したパッケージを閉じた状態を示す
斜視図
【図12】ディスク収納方法の説明図
【図13】図9に示したパッケージの変形例を示す図
【図14】図13に示したパッケージ品を積み重ねた状
態を示す図
【図15】図9に示したパッケージの他の変形例を示す
【図16】図9に示したパッケージのさらに他の変形例
を示す図
【図17】図9に示したパッケージのさらに他の変形例
を示す図
【符号の説明】
D…ディスク、Da…センターホール、Db…クランピ
ングエリア、1…第1プレート部、1a…ディスク収納
凹部、1a1…底面、1b…ディスク支持凸部、1c…
挿入穴、1d…嵌合孔、1d’…嵌合凹部、1…第1プ
レート部、1a…ディスク収納凹部、1a1…溝、1b
…ディスク支持凸部、1c…挿入穴、1d…嵌合孔、2
…第2プレート部、2a…壁面部、2c…位置決め凸
部、2d…嵌合凸部、11…第1プレート部、11a…
ディスク収納凹部、11a1…底面、11b…ディスク
支持凸部、11c…挿入穴、11d…嵌合孔、11d’
…嵌合凹部、12…第2プレート部、12b…位置決め
凸部、12c…嵌合凸部、12d…環状凸部、CL…折
り曲げ部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納ディスクの厚さ寸法よりも大きな深
    さ寸法を有するディスク収納凹部と、ディスク収納凹部
    の底面中央に設けられ収納ディスクのクランピングエリ
    アを支持可能なディスク支持凸部と、ディスク支持凸部
    の上面に設けられた位置決め凸部用の挿入穴とを有する
    第1プレート部と、 収納ディスクのセンターホールを通じて第1プレート部
    の挿入穴に挿入可能な位置決め凸部を有し、第1シート
    のディスク収納凹部を閉塞可能な第2プレート部とを備
    え、 第1プレート部と第2プレート部の結合状態を維持する
    ために第1プレート部と第2プレート部の一方には嵌合
    凸部が形成され、他方には嵌合凸部が着脱自在に嵌合し
    得る嵌合孔または嵌合凹部が形成されている、ことを特
    徴とするディスクパッケージ。
  2. 【請求項2】 第2プレート部の位置決め凸部の外面
    は、位置決め凸部を収納ディスクのセンターホールを通
    じて第1プレート部の挿入穴に挿入したときに、収納デ
    ィスクのセンターホールの内周またはその上面側近傍部
    分に接し得る、 ことを特徴とする請求項1に記載のディスクパッケー
    ジ。
  3. 【請求項3】 第1プレート部のディスク収納凹部の底
    面は、強度向上用の複数の溝を放射状に有する、 ことを特徴とする請求項1または2に記載のディスクパ
    ッケージ。
  4. 【請求項4】 ディスク収納凹部の底面は、山と谷が周
    方向で交互に並ぶ蛇腹状の面から成る、 ことを特徴とする請求項3に記載のディスクパッケー
    ジ。
  5. 【請求項5】 第1プレート部と第2プレート部は屈曲
    可能な折り曲げ部を介して連なっている、 ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のデ
    ィスクパッケージ。
  6. 【請求項6】 第1プレート部と第2プレート部の少な
    くとも一方には、ディスク収納後に第1プレート部と第
    2プレート部を結合して成るパッケージ品を積み重ねる
    ときに、パッケージ品相互を着脱自在に係合するための
    係合手段が設けられている、 ことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のデ
    ィスクパッケージ。
  7. 【請求項7】 前記係合手段は、第2プレート部の外周
    に垂設され外側に向かって傾く壁面部から成り、パッケ
    ージ品を積み重ねるときに下側のパッケージ品の壁面部
    の上部は上側のパッケージ品の壁面部の内側に入り込
    む、 ことを特徴とする請求項6に記載のディスクパッケー
    ジ。
  8. 【請求項8】 前記係合手段は、第1プレート部の下面
    に設けられた凹部と、第2プレート部の第1プレート部
    と向き合わない側の面に設けられ凹部に挿入可能な凸部
    とから成り、パッケージ品を積み重ねるときに下側のパ
    ッケージ品の凸部は上側のパッケージ品の凹部に挿入さ
    れる、 ことを特徴とする請求項6に記載のディスクパッケー
    ジ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016037289A (ja) * 2014-08-05 2016-03-22 藤森工業株式会社 収納ケース
CN114803110A (zh) * 2022-04-12 2022-07-29 安徽理工大学 一种用于物流运输箱的卸货机构及其使用方法

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