JP3814121B2 - 光ディスクの収納容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種光ディスクを収納するための光ディスク用収納容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
光ディスクには、再生専用ディスク・追記型ディスク・書換型ディスク等の種々のものが存在する。これら光ディスクは、通常、光ディスクのセンターホールに嵌合可能な部分を有する開閉可能なプラスチックケースに収納される。光ディスクは、この収納ケースに収納された状態のまま輸送され、また販売のために展示される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の収納ケースには1つの収納ケースに2〜4枚の光ディスクを収納するようにしたものもあるが、基本的には、1つの嵌合部分に1枚の光ディスクのセンターホールを嵌め込んで収納する構造にある。このため、収納枚数の増加に伴って嵌合部分の数も増加し、結果として収納ケースの厚みが大きくなってしまうという不具合がある。また、収納ケースの厚みの割に収納枚数が少ないことから、輸送に際して収納ケースをまとめて梱包すると、枚数の割に梱包物の大きさと重量が増してしまう不具合がある。
【0004】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、複数枚の光ディスクをコンパクトに収納できる光ディスクの収納容器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1では、中心部にセンターホールが形成され且つ前記センターホールと同心の環状凸部が形成された複数の光ディスクを収納するための収納容器において、前記光ディスクのセンターホールに挿入可能な柱状部を備えた底板と、内側に柱状部が配置されるように底板を被装可能なケーシングと、前記柱状部に光ディスクを挿入した際に該光ディスクの前記環状凸部より内側に当接し且つ該光ディスクを底板方向に押圧する押圧部材とを備え、前記ケーシングは、一端側が開口し且つ他端側が閉鎖した筒状体からなるとともに、該筒状体の閉鎖面の縁部には外側に向かって突出した凸部を備え、前記底板は、柱状部の形成されていない面側にケーシングの前記凸部と係合する係合部を備え、前記ケーシングの閉鎖面の中央部には前記柱状部の上端が貫通する中央孔が形成され、該中央孔の内縁部には中央孔の内側且つ底板方向に向かって前記押圧部材がケーシングと一体となって形成されており、該押圧部材は、光ディスクの環状凸部より内側に当接することにより弾性変形し、光ディスクに対する弾性復帰力により該光ディスクを底板方向に押圧することを特徴とするものを提案する。
【0006】
本発明によれば、センターホールに柱状部を挿通させることにより複数の光ディスクを底板上に積み重ねて収納できる。また、押圧部材が光ディスクの環状凸部より内側を底板方向に押圧するので、光ディスクの上下動を抑えると共に、光ディスクの記録面が隣り合う光ディスクと衝突することがない。これにより、複数の光ディスクを安全に収納できる。このように、本発明に係る光ディスクの収納容器によれば、複数の光ディスクをコンパクトに且つ安全に収納できる。また、本発明によれば、ケーシングに凸部が形成され且つ底板には該凸部と係合する係合部が形成されているので、複数のディスク収納容器を積み重ねた際に前記凸部と係合部が係合する。したがって、複数のディスク収納容器に光ディスクを納めてこれらを積み重ねれば大量の光ディスクをさらにコンパクトに収納できる。
【0007】
また、請求項2では、請求項1記載の光ディスクの収納容器において、前記底板は、前記柱状部に光ディスクを挿入した際に該光ディスクの前記環状凸部が当接する凸面を有することを特徴とするものを提案する。
【0008】
本発明によれば、底板に光ディスクの環状凸部と当接する凸面が形成されているので、光ディスクの記録面の保護を確実に行うことができるので、光ディスクのさらに安全な収納が可能となる。
【0011】
さらに、請求項では、請求項1又は2記載の光ディスクの収納容器において、前記ケーシングは、筒状体の直径が閉鎖面から開口面に向かって大きく形成されていることを特徴とするものを提案する。
【0012】
本発明によれば、筒状体の直径が非一様に形成されているので、ケーシングの強度が向上する。また、一方のケーシングの開口部に他方のケーシングの閉鎖部を挿入することにより複数のケーシングのみを積み重ねることができるので、例えば収納容器の製造過程などにおいて狭い保管場所であっても大量のケーシングを保管できる。
【0013】
さらに、請求項では、請求項1乃至3何れか1項記載の光ディスクの収納容器において、前記ケーシングは、筒状体の開口部側における外周面が外側に張り出した張出部を備えていることを特徴とするものを提案する。
【0014】
本発明によれば、筒状体の直径が非一様に形成されているので、ケーシングの強度が向上する。特に、収納容器の製造時など複数のケーシングのみを重ねて保管する際における強度に優れたものとなる。
【0016】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態に係る光ディスクの収納容器について図面を参照して説明する。図1は光ディスクの外観斜視図、図2は図1におけるA−A’線拡大断面図、図3は光ディスクの収納容器の外観斜視図、図4は光ディスクの収納容器の分解斜視図、図5は光ディスクの収納容器の断面図である。
【0017】
この光ディスクの収納容器(以下「収納容器」と言う。)では、図1に示すような光ディスク10を複数収納する。光ディスク10は、音楽用CD・CD−ROM・記録可能なCD−R・書換可能なCD−RWなどの各種CDや、DVD−VIDEO・DVD−RAM・DVD−RW・DVD+RWなど各種DVDなどである。ここで、光ディスク10は、記録方式・サイズ・片面/両面方式などの種類は問わない。本実施の形態では、光ディスク10として複数(例えば50枚)のCD−Rを収納するものとする。
【0018】
光ディスク10は、ポリカーボネートなどの基板に情報記録層が形成されており、片面側はラベル面11となっている。光ディスク10の中心部には、センターホール12が形成されている。また、センターホール12の周縁部には、再生装置又は記録装置などにおいて駆動機構が挟持するためのクランプ部13を備えている。クランプ部13は、ラベル面11の内側に形成されている。このクランプ部13は、通常、前記基板が露出してなる。光ディスク10の前記ラベル面11とは反対側の面には、図2に示すように、クランプ部13の周縁部にスタックリング14が形成されている。このスタックリング14は、光ディスク10の中心に対して断面半円状で環状に突出形成されている。このスタックリング14により、複数の光ディスク10を積み重ねても光ディスク10の記録層が互いに接触しないので、該接触による損傷を防止できる。
【0019】
収納容器100は、図3乃至図5に示すように、中心部に支柱110が立設した底板120と、支柱110を覆うように配置されたケーシング130と、支柱110と係合する蓋140とを備えている。
【0020】
支柱110は、光ディスク10のセンターホール12に挿入可能な直径を有している。支柱110は、中空構造を有している。支柱110は、その上端部に前記蓋140と係合するネジ溝が形成されたネジ部111を備えている。支柱110の下部には、円板状の基台112が一体に形成されている。支柱110は、底板120の中央部に形成された孔に底面側から挿入して該底板120に付設されている。基台112の底面中央部には、後述する蓋140の軸部143の上端と係合するように凹部113が形成されている。
【0021】
底板120は、外縁部にリム121を備えている。リム121の内側上面にはケーシング130の下縁部が係合する溝部122が形成されている。底板120の中心部には挿通孔(図示省略)が形成されている。この挿通孔には、前述したように底面側から支柱110が挿入されている。挿通孔の周辺における上面は、僅かに突出した凸面124が形成されている。凸面124は、挿入された支柱110の基台112の上面と面一になっている。この凸面124は、図6の拡大断面図に示すように、支柱110に光ディスク10を挿入した際にスタックリング14が該凸面124に当接するように、スタックリング14より直径が大きく形成されている。
【0022】
底板120の底面側には、収納容器100を積み重ねた際にケーシング130の上面周縁部と係合する一対の環状の凸部125及び126が形成されている。すなわち、図7に示すように、複数の収納容器100を積み重ねると、外側凸部125と内側凸部126の間にケーシング130の上面周縁部が係合する。凸部125及び126の底面はリム121の底面とほぼ同一面となっている。
【0023】
ケーシング130は、プラスチック等の材料からなり、底面側に向かって直径が大きくなる上面閉鎖の筒状体をなしている。ケーシング130の下縁部には、外側に向かって突出したリブ131が形成されている。ケーシング130は、上面周縁部に凸部132を備えている。ケーシング130は、凸部132の外側周縁部から周面に亘って滑らかに曲線を描いている。また、ケーシング130は、凸部132の内側周縁部から上面に亘って滑らかな曲線を描いている。換言すると、凸部132の上端面を基準にすれば、ケーシング130の上面中央部には凹部が形成されている。この凸部132は、前述したように、複数の収納容器100を積み重ねた際に底板120の凸部125及び126の間に係合する。
【0024】
ケーシング130の上面中央部には、中心に支柱110の上端が配置されるように形成された中央孔133が形成されている。また、中央孔133の外側には、蓋140と係合する環状のリム134が突出している。さらに、ケーシング130は、支柱110に挿入された光ディスク10を底面方向に押圧する複数の押圧片135を中央孔133の内側に備えている。押圧片135はケーシング130と一体に形成されている。押圧片135は中央孔133の縁部との接続部136を弾性変形させることにより、光ディスク10に対して弾性復帰力を作用させる。ここで、光ディスク10と当接する押圧片135は、図8の上面図及び図9の拡大断面図に示すように、スタックリング14よりも内側において光ディスク10と当接するように配置されている。このようにスタックリング14よりも内側を底面方向に押圧しているので、積み重ねて収納された光ディスク10の記録面が互いに衝突することがない。
【0025】
ケーシング130の底面側約1/3は、周面が外側に僅かに張り出した張出部137が形成されている。すなわち、張出部137の上端には段差が形成されている。この張出部137により、ケーシング130の強度が向上する。特に、収納容器100の製造時などにおいて多量のケーシング130を保管する際には、図10に示すように、一のケーシング130の内側に他のケーシング130を被装するように積み重ねる。このとき、一のケーシング130のリブ131が前記張出部137と係合するので、ケーシング130を安定して積み重ねることができるとともにケーシング130の破損を防止できる。
【0026】
蓋140は、図9の外観斜視図及び図10の断面図に示すように、外縁部に形成されたリム141と、底面側にネジ孔142が形成された軸部143を備えている。ネジ孔142は、支柱110のネジ部111と螺合する。さらに、蓋140の底面側には、軸部143からリム141に亘って放射状に複数形成された補強用のリブ144と、軸部143を中心として環状に形成された環状凸部145が形成されている。蓋140の高さは、支柱110と係合してケーシング130の上面に配置された際に、上面がケーシング130の凸部132の上面と一致するように形成されている。また、軸部143の上端は、前述したように、支柱110の底面中央に形成された凹部113と係合する形状となっている。さらに、環状凸部145は、リム141の底面よりも下方に突出する高さとなっている。この環状凸部145は、図9に示すように、例えば光ディスク10の厚みが大きい場合など押圧片135が蓋140側に弾性変形した際に、該押圧片135に当接する。これにより、押圧片135の破損及び光ディスク10がケーシング130の上部内面に衝突することを防止する。
【0027】
このような収納容器100では、図11の断面図に示すように、複数の光ディスク10のセンターホール12を支柱110に挿入した状態で収納する。具体的には、支柱110に光ディスク110を挿入した後に、ケーシング130を下縁部が底板120の溝部122と係合するように被装する。そして、蓋140を支柱110のネジ部111と螺合させてケーシング130と底板120を一体に保持する。このとき、ケーシング130の押圧片135が光ディスク10を底面方向に押圧するので、収納容器100内において光ディスク10が押圧片135と底板120の間に確実に挟持された状態になる。したがって、本実施の形態に係る収納容器100によれば、複数の光ディスク10をコンパクトに且つ安全に収納できる。
【0028】
また、この収納容器100では、押圧片135がスタックリング14よりも内側を底面方向に押圧しているので、積み重ねて収納された光ディスク10の記録面が互いに衝突することがない。特に、押圧片135による押圧力のバランスが悪くなっても、押圧片135に接する光ディスク10が傾いて、その記録面が該光ディスク10の下にある光ディスク10に接することを防止できる。
【0029】
さらに、この収納容器100を複数積み重ねると、ケーシング130の凸部132が底板120の底面に形成された凸部125及び凸部126の間に係合するとともに、蓋140の軸部143と支柱110の底面に形成された凹部113が係合するので、安定した積み重ねが可能となる。これにより、輸送や展示などを安定して実施することができる。
【0030】
なお、本実施の形態では、光ディスク10を底面方向に押圧する手段として、板バネの一種である押圧片135を用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。他の形状の板バネ・ゴム・ワッシャーなど他の弾性部材を用いてもよい。例えば、図14の拡大断面図に示すように、環状のゴム138を中央孔134の周縁部であって内側の面に付設してもよい。
【0031】
また、本実施の形態では、蓋140の底面に環状凸部145を設けることにより押圧片135の過度な変形を防止していたが、この環状凸部145を設けなくてもよい。
【0032】
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施形態に係る光ディスクの収納容器について図面を参照して説明する。図15は光ディスクの収納容器の分解斜視図である。なお、本実施の形態では、第1の実施の形態と同様の光ディスクを収納する。また、図中、第1の実施の形態と同様の構成については同一の符号を付した。
【0033】
この収納容器200は、第1の実施の形態と同様に、中心部に支柱110が立設した底板120と、支柱110を覆うように配置されたケーシング230と、支柱110と係合する蓋240とを備えている。ここで、支柱110及び底板120の構造については第1の実施の形態に係るものと同様なので、ここでは説明を省略する。
【0034】
ケーシング230は、プラスチック等の材料からなり、底面側に向かって直径が大きくなる上面閉鎖の筒状体をなしている。ケーシング230の下縁部には、外側に向かって突出したリブ231が形成されている。ケーシング230は、上面周縁部に凸部232を備えている。ケーシング230は、凸部232の外側周縁部から周面に亘って滑らかに曲線を描いている。また、ケーシング230は凸部232の内側周縁部から上面に亘って滑らかな曲線を描いている。換言すると、凸部232の上端面を基準にすれば、ケーシング230の上面中央部には凹部が形成されている。この凸部232は、前述したように、複数の収納容器200を積み重ねた際に底板120の凸部125及び126の間に係合する。
【0035】
ケーシング230の上面中央部には、中心に支柱110の上端が配置されるように形成された中央孔233が形成されている。また、中央孔233の外側には、蓋240と係合する環状のリム234が突出している。本実施の形態に係るケーシング230が第1の実施の形態に係るケーシング130と異なる点は、押圧片が形成されていない点にある。すなわち、本実施の形態に係る収納容器200では、第1の実施の形態に係る押圧片135に相当するものを、後述する蓋240に設けている。
【0036】
ケーシング230の底面側約1/3は、周面が外側に僅かに張り出した張出部235が形成されている。すなわち、張出部235の上端には段差が形成されている。この張出部235により、ケーシング230の強度が向上する。特に、収納容器200の製造時などにおいて多量のケーシング230を保管する際には、一のケーシング230の内側に他のケーシング230を被装するように積み重ねる。このとき、一のケーシング230のリブ231が前記張出部235と係合するので、ケーシング230を安定して積み重ねることができるとともにケーシング230の破損を防止できる。
【0037】
蓋240は、図16の外観斜視図及び図17の断面図に示すように、外縁部に形成されたリム241と、底面側にネジ孔242が形成された軸部243を備えている。ネジ孔242は、支柱110のネジ部111と螺合する。さらに、蓋240の底面側には軸部243からリム141に亘って放射状に複数形成された補強用のリブ244が形成されている。
【0038】
本実施の形態に係る蓋240が第1の実施の形態に係る蓋140と異なる点は、支柱110に挿入された光ディスク10を底面方向に押圧する複数の押圧片245を備えている点にある。押圧片245は、プラスチック等からなる板状部材を鉤状に屈曲形成している。すなわち、押圧片245は板バネを構成しているので弾性を有している。光ディスク10と当接する押圧片245は、スタックリング14よりも内側において光ディスク10と当接するように、外側から内側に傾斜して配置されている。このようにスタックリング14よりも内側を底面方向に押圧しているので、積み重ねて収納された光ディスク10の記録面が互いに衝突することがない。特に、押圧片245による押圧力のバランスが悪くなっても、押圧片245に接する光ディスク10が傾いて、その記録面が該光ディスク10の下にある光ディスク10に接することを防止できる。
【0039】
このような収納容器200では、第1の実施の形態と同様に。複数の光ディスク10のセンターホール12を支柱110に挿入した状態で収納する。具体的には、支柱110に光ディスク10を挿入した後に、ケーシング230を下縁部が底板120の溝部122と係合するように被装する。そして、蓋240を支柱110のネジ部111と螺合させてケーシング230と底板120を一体に保持する。このとき、蓋240の押圧片245が光ディスク10を底面方向に押圧するので、収納容器200内において光ディスク10が押圧片245と底板120の間に確実に挟持された状態になる。したがって、本実施の形態に係る収納容器200によれば、複数の光ディスク10をコンパクトに且つ安全に収納できる。
【0040】
また、この収納容器200では、押圧片245がスタックリング14よりも内側を底面方向に押圧しているので、積み重ねて収納された光ディスク10の記録面が互いに衝突することがない。特に、押圧片245による押圧力のバランスが悪くなっても、押圧片245に接する光ディスク10が傾いて、その記録面が該光ディスク10の下にある光ディスク10に接することを防止できる。
【0041】
なお、本実施の形態では、光ディスク10を底面方向に押圧する手段として、板バネの一種である押圧片245を用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば他の形状の板バネ・ゴム・ワッシャーなど他の弾性部材を用いてもよい。
【0042】
以上、第1及び第2の実施の形態では、収納容器100,200は、ケーシング130,230及び蓋140,240をそれぞれ備えているが、ケーシングと蓋とを一体に形成するようにしてもよい。この場合には、蓋の紛失等を防止できるという点で有利である。
【0043】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、センターホールに柱状部を挿通させることにより複数の光ディスクを底板上に積み重ねて収納できる。また、押圧部材が光ディスクの環状凸部より内側を底板方向に押圧するので、光ディスクの上下動を抑えると共に、光ディスクの記録面が隣り合う光ディスクと衝突することがない。これにより、複数の光ディスクを安全に収納できる。このように、本発明に係る光ディスクの収納容器によれば、複数の光ディスクをコンパクトに且つ安全に収納できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る光ディスクの外観斜視図
【図2】図1におけるA−A’線拡大断面図
【図3】第1の実施の形態に係る光ディスクの収納容器の外観斜視図
【図4】第1の実施の形態に係る光ディスクの収納容器の分解斜視図
【図5】第1の実施の形態に係る光ディスクの収納容器の断面図
【図6】第1の実施の形態に係る光ディスクの収納容器の拡大断面図
【図7】第1の実施の形態に係る複数の光ディスクの収納容器を積み重ねる様子を説明する図
【図8】第1の実施の形態に係るケーシングの拡大上面図
【図9】第1の実施の形態に係る光ディスクの収納容器の拡大断面図
【図10】第1の実施の形態に係るケーシングを積み重ねる様子を説明する図
【図11】第1の実施の形態に係る蓋の外観斜視図
【図12】第1の実施の形態に係る蓋の断面図
【図13】第1の実施の形態に係る光ディスクの収納容器に複数の光ディスクを収納したの断面図
【図14】第1の実施の形態に係る光ディスクの収納容器の他の例の拡大断面図
【図15】第2の実施の形態に係る光ディスクの収納容器の分解斜視図
【図16】第2の実施の形態に係る蓋の外観斜視図
【図17】第2の実施の形態に係る蓋の断面図
【図18】第2の実施の形態に係る光ディスクの収納容器の拡大断面図
【符号の説明】
10…光ディスク、12…センターホール、13…クランプ部、14…スタックリング、100,200…光ディスクの収納容器、110…支柱、111…ネジ部、120…底板、125,126…凸部、130,230…ケーシング、132,232…凸部、135…押圧片、140,240…蓋、245…押圧片

Claims (5)

  1. 中心部にセンターホールが形成され且つ前記センターホールと同心の環状凸部が形成された複数の光ディスクを収納するための収納容器において、
    前記光ディスクのセンターホールに挿入可能な柱状部を備えた底板と、
    内側に柱状部が配置されるように底板を被装可能なケーシングと、
    前記柱状部に光ディスクを挿入した際に該光ディスクの前記環状凸部より内側に当接し且つ該光ディスクを底板方向に押圧する押圧部材とを備え、
    前記ケーシングは、一端側が開口し且つ他端側が閉鎖した筒状体からなるとともに、該筒状体の閉鎖面の縁部には外側に向かって突出した凸部を備え、
    前記底板は、柱状部の形成されていない面側にケーシングの前記凸部と係合する係合部を備え、
    前記ケーシングの閉鎖面の中央部には前記柱状部の上端が貫通する中央孔が形成され、該中央孔の内縁部には中央孔の内側且つ底板方向に向かって前記押圧部材がケーシングと一体となって形成されており、
    該押圧部材は、光ディスクの環状凸部より内側に当接することにより弾性変形し、光ディスクに対する弾性復帰力により該光ディスクを底板方向に押圧する
    ことを特徴とする光ディスクの収納容器。
  2. 前記底板は、前記柱状部に光ディスクを挿入した際に該光ディスクの前記環状凸部が当接する凸面を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の光ディスクの収納容器。
  3. 前記ケーシングは、筒状体の直径が閉鎖面から開口面に向かって大きく形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の光ディスクの収納容器。
  4. 前記ケーシングは、筒状体の開口部側における外周面が外側に張り出した張出部を備えている
    ことを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の光ディスクの収納容器。
  5. 前記柱状部に着脱自在に係合してケーシングと底板とを一体に保持する蓋体を備えた
    ことを特徴とする請求項1乃至4何れか1項記載の光ディスクの収納容器。
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